JPH11500194A - 足場装置 - Google Patents

足場装置

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JPH11500194A
JPH11500194A JP8524860A JP52486096A JPH11500194A JP H11500194 A JPH11500194 A JP H11500194A JP 8524860 A JP8524860 A JP 8524860A JP 52486096 A JP52486096 A JP 52486096A JP H11500194 A JPH11500194 A JP H11500194A
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レクベン、ニルス・クリスティアン
オルセン、テリエ
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ミリョスティラス・アクシェセルスカープ
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Abstract

(57)【要約】 足場装置は、足場の枠組を形成する、垂直方向に配置された筒状部材(9)と、制御された気候および作業条件を確実にする遮蔽場所を提供する複数のシート部材(3)とからなっている。シート部材(3)は、取付および支持装置(8)によって垂直な筒状部材(9)に取り付けられ、支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】 足場装置 この発明は、足場装置に関し、より詳しくは、足場や足場などの構造物の側面 や頂部を保護し、遮蔽する足場装置に関する。 現場、例えば、ビル、容器、タンクなどのような大きな対象物の建築現場、ま たは、それらの維持、修理やペンキ塗り活動における現場においては、仮の気候 や遮へい場所を提供することがしばしば望まれる。特に、冬季には、低温、風や 湿度(雨、霧)からの保護を提供することが重要である。さらに、稠密な領域( 都市)におけるビルの建築や管理の際には、傍らを通る交通手段や歩行者を、落 下物、ダスト、油、ビル壁の表面処理(サンドブローイング)によって生じる騒 音による事故から守ることも要求される。 したがって、足場とともにこのような保護、遮へい装置を提供するために、多 くの手段や装置が利用され、使用されることが提案されて来た。 組立足場構造物に沿って延びるポリエチレンシートや塩化ビニールの布帛のよ うな吊り覆いの提供の場合における、種々の手段や装置が殆ど既に知られている 。足場構造物に布帛を取り付ける多くの方法、このような布帛の取付手段や拡布 手段は、作業現場の適切な囲いの問題や使用する覆い材料の大きさ、形状や状態 に対する柔軟性の要請を扱う莫大な特許刊行物によって知られている。 かくして、ドイツ特許第4125664号には、足場と組み合わせた、フック 装置によって水平方向に伸びる筒状の足場部材に取り付けられた複数の覆い用シ ートが開示されている。耐候性で埃防止の丈夫な構造物を提供するために、少な くともその側面には、弾力性のある“密閉”を提供する剛体枠の中に、波形のプ レートにより並べて配列される要素の簡単な重複により取り付けられた波形シー トとして提供される。 開示されている遮蔽装置については、3つの大きな不利益がある。第1に、水 平に伸びる足場用パイプに対するフック装置による遮蔽シートの取付のために、 垂直方向におけるシート間の適切な密閉を、隣接の波形シートとの重複によって 確実にすることはできない。 第2に、遮蔽用波形シートの使用、複雑な剛体枠組装置およびフックの取付は 、サンドや他の表面処理剤による表面の適切な清掃を可能とせず、このような処 理剤の高度の回収は不可能である。 最後に、記載されている遮蔽装置は、パネルを相互連結する垂直方向を向いて いる遮蔽用リップがこれらの間の最大許容角度位置を制限するので、専ら、平ら な対象物の遮蔽用に設計されている。 かくして、一方では、経済性、品質および維持作業や表面処理を行う間隔、そ して、他方では、環境的様相やそれへの影響という複雑な要請に応じる装置や手 段は、今まで知られていない。かくして、上記で要請される保護態様の外に、さ らに、ダストや使用する清掃用剤の収集、ろ過、このような材料などの再利用の 可能性を提供する足場装置を提供することが望ましい。 したがって、上記欠点を回避し、制御された気候と作業環境を確実にする、新 しい、改善された足場装置を提供することがこの発明の目的である。 装置の組立と撤去のための特別の(重い)装置を必要としない、簡単な構造で 軽量の足場装置を提供することを他の目的としている。 さらに、他の目的は、容易な解体と組立、足場部材と、手動要素や容易かつ確 実な解体用および組立用装置や取付用および支持用装置からなる必要な補助装置 の現場から現場への移動性を提供することである。 この発明による足場装置のこれらの目的や他の目的および特徴は、請求の範囲 の請求項1−10に記載された足場装置によって遭遇できるだろう。 この発明は、次の説明と図1〜6の図面によって説明され、より明らかにされ るであろう。 図1は、この発明による足場装置の概略斜視図である。 図2は、足場装置に使用可能なシート部材を図1の線I−Iに沿って概略的に 示している。 図3は、シート取付および支持装置に結合されたシート部材の斜視図である。 図4は、図3に示される取付および支持装置の垂直方向の断面図である。 図5は、図3に示される取付および支持装置の水平方向の断面図である。 図6は、2枚のシート部材間の密閉結合を図5の線A−Aに沿って示す水平方 向の断面図である。 対象物の“気密”閉じ込めの原理は、図1の線I−Iに沿う断面図に例示され ている。 シート部材3が設けられている従来の足場枠組2によって取り囲まれている貯 蔵容器1は、設備されたエアコンディショニング装置5の遮蔽場所を提供する補 助的な側壁7として延びる屋根6をさらに備え、この補助的な側壁7は、周囲の 安全性を増大するために、耐火性布帛(シート)として提供されるのが有利であ る。 図3は、2対のシート部材3(この図では下部の対3,3’のみが示されてい る。)を相互結合するシート取付および支持装置8が取り付けられた、足場枠組 の部分を形成する垂直な筒状部材9を示す斜視図である。 取付および支持装置8は、図4に垂直方向の断面として示され、1枚の下部シ ート部材3と1枚の上部シート部材3”を含んでいる。さらに、この取付および 支持装置は、その他端に螺子付固着具24よってブラケット12を支持している 、垂直な筒状部材にその一端に取り付けられた締付装置すなわち組合せカップリ ング10を有している。固着具24の軸の周りのねじり硬さを増すために、ヨー クプレート11がブラケット12と垂直な筒状部材9の間に配置されている。ヨ ークプレート11は、溶接、接着または機械的な固着(図示されない)のような 適当な固着手段によってブラケット12にしっかりと固着される。 図5において、ブラケット12が、枢軸結合13,13’によって2個のリン クアーム14,14’を支持していることが理解されるであろう。このリンクア ームには、その外側端部に凹部19が設けられ、この凹部19がシート部材3を 支持するために利用されている。凹部19は、この凹部を上部凹部28と下部凹 部に分けている橋状要素23で互いに連結された、間隔を置いた2個の接合壁2 1,21からなっている。橋状要素23には、スロット20が形成されている。 楔状要素15は、それが適切に係合する場合に、この楔状要素をしっかりと保持 しかつロックするために、シート部材に対向する接合壁と堅い接合をさせるよう に、スロット20と一方の接合壁とに対応して使用される。外側の接合壁21に は、その内側面に密封要素26,27の設けられていることが理解されるだろう 。この特徴は、楔状要素15が係合する場合に、シート部材が前記壁と密封接合 にもって来られることを提供する。 図3に見られるように、下部凹部29は上部凹部28よりも大きな深さを有し ている。この特徴は、シート部材3が設置される場合に絶対に必要である。新し いシート部材が設置される場合に、このシート部材の上端は凹部29との係合に 簡単にもって来られる。それから、シート部材は、シート部材の下端に配置され た取付および支持装置の上部凹部と係合するに充分な高さに持ち上げられる(図 示されない)。この段階によって、シート部材は自己懸架される。この特徴は、 複数のシート部材が連続作業によって設置されることができ、続いて、楔状要素 15の係合からなるロック作業を行うことを可能にする。かくして、この特徴は 、要素の取り扱いにより迅速かつ容易な組立および解体工程に貢献し、それらの ロックは、別の作業クルーによりまたは同じ作業クルーによる継続作業として、 2つの別の作業として行われる。 リンクアーム14,14’の枢軸結合13,13’は、シート部材3,3’の 広い範囲の相互の角度位置での相互結合を可能にする。シート部材3,3’間に もたらされる間隙は、シート部材の端部に形成される凹所18に係合することに なる膨出側部17を有する、垂直に伸びる密封要素16によって被覆されること ができる。この密封要素16は、プラスチックやゴムのような弾性を有する材料 から形成されるのが好ましいが、適当なシート材料を使用することができる。 図6は、上部シート部材3”と下部シート部材間の密封結合を示している。こ の結合は、上部シート部材3”の下部に取り付けられた密封用プレート要素24 からなっている。この密封用プレート要素24には、密封用要素25がその内側 面に設けられ、シート部材3の外側にしっかりと接合することとなる。 シート部材は、フォーム材料から作られた少なくとも一つの層と、硬い平滑な 表面を有する少なくとも一つの層とからなる、サンドイッチ構造とすることが有 利である。外面は、ガラス繊維、適当な樹脂材料、鋼またはアルミニウムの材料 から作ることができる。シート部材は、シート部材に良好な強度と取り扱いの性 質を与える、アルミニウムから作られるフレーム構造によって取り囲まれるのが 有利である。 シート部材は、要求される性質の理想的な組合せを提供する、新しく出現した 材料であるアルミニウムまたはアルミニウム合金のフォームから作られるのが好 ましい。この材料の固有の性質は、軽量で、断熱および遮音に優れ、製造工程に おいて、製品に新しくかつ望ましい特徴を加えることをより増進することができ る。シート部材に平滑な表面と補強された周縁を提供する外に、消火用ガスで充 填された独立気泡の形の80%までの多孔性を有する足場用シートを提供するた めに、フォームを製造する工程において、例えば窒素や他の消火用ガスを適用す ることが可能である。このようなガスは、シート部材の崩壊(溶解)をもたらす 維持管理現場において可能な火災の際に解放され、解放されたガスによる即席の 消火効果ににより大火災の危険を減少させるだろう。 上述の、この発明による足場装置の特別の具体例は、今まで知られた商業的に 使用されている足場に比して、数多くの利益を提供する。シート部材の取付およ び支持装置は、良好な密封特性を維持しながら、容易かつ迅速な組立および解体 作業を提供する。 対象物の完全な気密化のために、例えば、貯蔵タンク、橋梁、パイプなどの実 際の維持管理は、冬季(モンスーン季節)にさえも確実な“現場”を実現するこ とができる。 a) 制御された温度と空気湿度によりベンキ塗りの“間隔”が延びること、 b) 吹付け剤(サンド)が容易に回収でき、処理された(消費された)サン ドや適用された表面処理剤(サンドブラストには低湿度で、ペンキ塗り作業には 高湿度)の厳しい減少を表すいくらかのものの回収、 c) 低圧状態を作り出す可能性により、消費された材料の殆ど100%の収 集、 d) 容易に撤去できるとともに維持管理の場所へ容易に輸送できる、補助的 な空調装置を含めた軽量なモジュールによる足場装置の高度の柔軟性と移動性、 e) フォーム層を有するシート部材の使用、すなわち、低い熱伝達性を有す るシート部材は、遮蔽構造内で設計された温度を得るために要求されるエネルギ の減少に貢献し、かくして、より小さな装置を使用することができ、エネルギの コストも減少するだろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月11日 【補正内容】 明細書(全文補正) 足場装置 この発明は、足場装置に関し、より詳しくは、足場や足場などの構造物の側面 や頂部を保護し、遮蔽する足場装置に関する。 現場、例えば、ビル、容器、タンクなどのような大きな対象物の建築現場、ま たは、それらの維持、修理やペンキ塗り活動における現場においては、仮の気候 や遮へい場所を提供することがしばしば望まれる。特に、冬季には、低温、風や 湿度(雨、霧)からの保護を提供することが重要である。さらに、稠密な領域( 都市)におけるビルの建築や管理の際には、傍らを通る交通手段や歩行者を、落 下物、ダスト、油、ビル壁の表面処理(サンドブローイング)によって生じる騒 音による事故から守ることも要求される。 したがって、足場とともにこのような保護、遮へい装置を提供するために、多 くの手段や装置が利用され、使用されることが提案されて来た。 組立足場構造物に沿って延びるポリエチレンシートや塩化ビニールの布帛のよ うな吊り覆いの提供の場合における、種々の手段や装置が殆ど既に知られている 。足場構造物に布帛を取り付ける多くの方法、このような布帛の取付手段や拡布 手段は、作業現場の適切な囲いの問題や使用する覆い材料の大きさ、形状や状態 に対する柔軟性の要請を扱う莫大な特許刊行物によって知られている。 かくして、ドイツ特許第4125664号には、足場と組み合わせた、フック 装置によって水平方向に伸びる筒状の足場部材に取り付けられた複数の覆い用シ ートが開示されている。耐候性で埃防止の丈夫な構造物を提供するために、少な くともその側面には、弾力性のある“密閉”を提供する剛体枠の中に、波形のプ レートにより並べて配列される要素の簡単な重複により取り付けられた波形シー トとして提供される。 開示されている遮蔽装置については、3つの大きな不利益がある。第1に、水 平に伸びる足場用パイプに対するフック装置による遮蔽シートの取付のために、 垂直方向におけるシート間の適切な密閉を、隣接の波形シートとの重複によって 確実にすることはできない。 第2に、遮蔽用波形シートの使用、複雑な剛体枠組装置およびフックの取付は 、サンドや他の表面処理剤による表面の適切な清掃を可能とせず、このような処 理剤の高度の回収は不可能である。 最後に、記載されている遮蔽装置は、パネルを相互連結する垂直方向を向いて いる遮蔽用リップがこれらの間の最大許容角度位置を制限するので、専ら、平ら な対象物の遮蔽用に設計されている。 特開平1−187256号公報には、枠組の隣接するポストがリンク部を有す る横側の枠本体とピンによって相互結合される、平行に配置された直立の枠組か らなる足場装置が開示されている。この枠本体は直方体の形で、吸音材料を充填 されることができる。 この足場装置の目的は、支柱の使用を含まない装置として、組立と撤去を簡単 にすることである。このことは、通常、支柱によって支えられる力に耐えること のできる横側の枠本体によって、直立の枠組を相互結合することによって得られ る。かくして、枠本体は、足場装置の構造的強度の実質的な部分を構成し、した がって、足場における力を支えることのできるように、リンクによって垂直なポ ストに連結される。 枠本体は構造的な力を受けるために設計されているので、これらは全く重く、 取り扱いと組立および解体作業に多くの労力が要求される。さらに、この足場装 置は、特に、湾曲した対象物において作業を行う場合に、制御された気候と作業 環境を提供しない。 オーストラリア特許A−573869号には、垂直方向に延びる足場枠とこの 足場枠に装着された平らな保護パネルを有する足場組立体が開示されている。こ の保護パネルは足場枠の予定位置に固着された複数のブラケットによって枠に装 着され、このブラケットは枠と保護パネルの間に延び、枠に対して保護パネルを 配置し、支持する支持部が設けられている。このような解決手段は、保護パネル が開放メッシュパネルを含み、足場内の制御された気候の提供に関係ないばかり か、ここには湾曲した対象物を気密化できることについて説明されていない。 かくして、一方では、経済性、品質および維持作業や表面処理を行う間隔、そ して、他方では、環境的様相やそれへの影響という複雑な要請に応じる装置や手 段は、今まで知られていない。かくして、上記で要請される保護態様の外に、さ らに、ダストや使用する清掃用剤の収集、ろ過、このような材料などの再利用の 可能性を提供する足場装置を提供することが望ましい。 したがって、上記欠点を回避し、制御された気候と作業環境を確実にする、新 しい、改善された足場装置を提供することがこの発明の目的である。 装置の組立と撤去のための特別の(重い)装置を必要としない、簡単な構造で 軽量の足場装置を提供することを他の目的としている。 さらに、他の目的は、容易な解体と組立、足場部材と、手動要素や容易かつ確 実な解体用および組立用装置や取付用および支持用装置からなる必要な補助装置 の現場から現場への移動性を提供することである。 この発明による足場装置のこれらの目的や他の目的および特徴は、請求の範囲 の請求項1−9に記載された足場装置によって遭遇できるだろう。 この発明は、次の説明と図1〜6の図面によって説明され、より明らかにされ るであろう。 図1は、この発明による足場装置の概略斜視図である。 図2は、足場装置に使用可能なシート部材を図1の線I−Iに沿って概略的に 示している。 図3は、シート取付および支持装置に結合されたシート部材の斜視図である。 図4は、図3に示される取付および支持装置の垂直方向の断面図である。 図5は、図3に示される取付および支持装置の水平方向の断面図である。 図6は、2枚のシート部材間の密閉結合を図5の線A−Aに沿って示す水平方 向の断面図である。 対象物の“気密”閉じ込めの原理は、図1の線I−Iに沿う断面図に例示され ている。 シート部材3が設けられている従来の足場枠組2によって取り囲まれている貯 蔵容器1は、設備されたエアコンディショニング装置5の遮蔽場所を提供する補 助的な側壁7として延びる屋根6をさらに備え、この補助的な側壁7は、周囲の 安全性を増大するために、耐火性布帛(シート)として提供されるのが有利であ る。 図3は、2対のシート部材3(この図では下部の対3,3’のみが示されてい る。)を相互結合するシート取付および支持装置8が取り付けられた、足場枠組 の部分を形成する垂直な筒状部材9を示す斜視図である。 取付および支持装置8は、図4に垂直方向の断面として示され、1枚の下部シ ート部材3と1枚の上部シート部材3”を含んでいる。さらに、この取付および 支持装置は、その他端に螺子付固着具24よってブラケット12を支持している 、垂直な筒状部材にその一端に取り付けられた締付装置すなわち組合せカップリ ング10を有している。固着具24の軸の周りのねじり硬さを増すために、ヨー クプレート11がブラケット12と垂直な筒状部材9の間に配置されている。ヨ ークプレート11は、溶接、接着または機械的な固着(図示されない)のような 適当な固着手段によってブラケット12にしっかりと固着される。 図5において、ブラケット12が、枢軸結合13,13’によって2個のリン クアーム14,14’を支持していることが理解されるであろう。このリンクア ームには、その外側端部に凹部19が設けられ、この凹部19がシート部材3を 支持するために利用されている。凹部19は、この凹部を上部凹部28と下部凹 部に分けている橋状要素23で互いに連結された、間隔を置いた2個の接合壁2 1,21からなっている。橋状要素23には、スロット20が形成されている。 楔状要素15は、それが適切に係合する場合に、この楔状要素をしっかりと保持 しかつロックするために、シート部材に対向する接合壁と堅い接合をさせるよう に、スロット20と一方の接合壁とに対応して使用される。外側の接合壁21に は、その内側面に密封要素26,27の設けられていることが理解されるだろう 。この特徴は、楔状要素15が係合する場合に、シート部材が前記壁と密封接合 にもって来られることを提供する。 図3に見られるように、下部凹部29は上部凹部28よりも大きな深さを有し ている。この特徴は、シート部材3が設置される場合に絶対に必要である。新し いシート部材が設置される場合に、このシート部材の上端は凹部29との係合に 簡単にもって来られる。それから、シート部材は、シート部材の下端に配置され た取付および支持装置の上部凹部と係合するに充分な高さに持ち上げられる(図 示されない)。この段階によって、シート部材は自己懸架される。この特徴は、 複数のシート部材が連続作業によって設置されることができ、続いて、楔状要素 15の係合からなるロック作業を行うことを可能にする。かくして、この特徴は 、要素の取り扱いにより迅速かつ容易な組立および解体工程に貢献し、それらの ロックは、別の作業クルーによりまたは同じ作業クルーによる継続作業として、 2つの別の作業として行われる。 リンクアーム14,14’の枢軸結合13,13’は、シート部材3,3’の 広い範囲の相互の角度位置での相互結合を可能にする。シート部材3,3’間に もたらされる間隙は、シート部材の端部に形成される凹所18に係合することに なる膨出側部17を有する、垂直に伸びる密封要素16によって被覆されること ができる。この密封要素16は、プラスチックやゴムのような弾性を有する材料 から形成されるのが好ましいが、適当なシート材料を使用することができる。 図6は、上部シート部材3”と下部シート部材間の密封結合を示している。こ の結合は、上部シート部材3”の下部に取り付けられた密封用プレート要素24 からなっている。この密封用プレート要素24には、密封用要素25がその内側 面に設けられ、シート部材3の外側にしっかりと接合することとなる。 シート部材は、フォーム材料から作られた少なくとも一つの層と、硬い平滑な 表面を有する少なくとも一つの層とからなる、サンドイッチ構造とすることが有 利である。外面は、ガラス繊維、適当な樹脂材料、鋼またはアルミニウムの材料 から作ることができる。シート部材は、シート部材に良好な強度と取り扱いの性 質を与える、アルミニウムから作られるフレーム構造によって取り囲まれるのが 有利である。 シート部材は、要求される性質の理想的な組合せを提供する、新しく出現した 材料であるアルミニウムまたはアルミニウム合金のフォームから作られるのが好 ましい。この材料の固有の性質は、軽量で、断熱および遮音に優れ、製造工程に おいて、製品に新しくかつ望ましい特徴を加えることをより増進することができ る。シート部材に平滑な表面と補強された周縁を提供する外に、消火用ガスで充 填された独立気泡の形の80%までの多孔性を有する足場用シートを提供するた めに、フォームを製造する工程において、例えば窒素や他の消火用ガスを適用す ることが可能である。このようなガスは、シート部材の崩壊(溶解)をもたらす 維持管理現場において可能な火災の際に解放され、解放されたガスによる即席の 消火効果ににより大火災の危険を減少させるだろう。 上述の、この発明による足場装置の特別の具体例は、今まで知られた商業的に 使用されている足場に比して、数多くの利益を提供する。シート部材の取付およ び支持装置は、良好な密封特性を維持しながら、容易かつ迅速な組立および解体 作業を提供する。 対象物の完全な気密化のために、例えば、貯蔵タンク、橋梁、パイプなどの実 際の維持管理は、冬季(モンスーン季節)にさえも確実な“現場”を実現するこ とができる。 a) 制御された温度と空気湿度によりベンキ塗りの“間隔”が延びること、 b) 吹付け剤(サンド)が容易に回収でき、処理された(消費された)サン ドや適用された表面処理剤(サンドブラストには低湿度で、ペンキ塗り作業には 高湿度)の厳しい減少を表すいくらかのものの回収、 c) 低圧状態を作り出す可能性により、消費された材料の殆ど100%の収 集、 d) 容易に撤去できるとともに維持管理の場所へ容易に輸送できる、補助的 な空調装置を含めた軽量なモジュールによる足場装置の高度の柔軟性と移動性、 e) フォーム層を有するシート部材の使用、すなわち、低い熱伝達性を有す るシート部材は、遮蔽構造内で設計された温度を得るために要求されるエネルギ の減少に貢献し、かくして、より小さな装置を使用することができ、エネルギの コストも減少するだろう。 (補正された)請求の範囲 1. 足場の枠組を形成するために、垂直に配置され、相互に結合された複数の 筒状部材(9)と、装置に組込まれる複数の遮蔽用シート部材(3)とからなり 、垂直な筒状部材間(9)を延びるシート部材(3)が、取付および支持手段( 8)を介して垂直な筒状部材(9)にのみ取り付けられ、支持されている足場装 置において、前記の取付および支持手段(8)が、その他端に螺子付固着具(2 4)の提供によってブラケット(12)を支持している、垂直な筒状部材(9) の一端に取り付けられた締付装置すなわち組合せカップリング(10)を有し、 前記ブラケット(12)には、その外側端部に、シート部材(3)を支持する取 付および支持手段(8)を有する、少なくとも1個のアーム(14,14’)が 枢軸結合(13,13’)によって設けられていることを特徴とする足場装置。 2. 前記シート部材(3)の取付および支持手段(8)が、シート部材(3) を懸架し、締め付けるのに役立つ、凹部(19,28,29)と楔手段(15) とからなることを特徴とする請求項1記載の装置。 3. 前記凹部(19,28,29)が、密閉要素(26,27)に設けられた 少なくとも1個の接合壁(21)からなることを特徴とする請求項2記載の装置 。 4. 前記固着具(24)の軸に対する組合わせカップリング(10)のねじり 硬さが、その一端で垂直な筒状部材(9)によって懸架され、その他端でブラケ ット(12)に固着されているヨークプレート(11)の提供によって増強され ていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の装置。 5. 前記シート部材(3)には、密閉要素(16)を支持するために適用され る垂直方向端部の凹所(18)が設けられ、その密閉要素(16)が断面球状側 部(17)を有するシート材料からなることを特徴とする請求項1から4のいず れか1項記載の装置。 6. 前記シート部材(3)には、上部シート部材と下部シート部材との間に水 平方向に延びる間隙を密閉するのに役立つ、上部シート部材の下端を越え て突出する密閉用プレート要素(24)が設けられていることを特徴とする請求 項1から5のいずれか1項記載の装置。 7. 前記シート部材(3)は、少なくとも一面が平滑な表面を示す単一の一体 部材であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の装置。 8. 前記シート部材が、アルミニウムまたはアルミニウム合金のフォームシー トとして提供されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の装置 。 9. 前記シート部材は、少なくとも1層がフォーム材で作られ、少なくとも一 つの硬くて平滑な表面を有するサンドイッチ構造物として提供されることを特徴 とする請求項1から7のいずれか1項記載の装置。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 足場の枠組を形成する、垂直に配置され、相互に結合された複数の筒状部 材(9)と、装置に組込まれる複数の遮蔽用シート部材(3)とからなる足場装 置において、垂直な筒状部材間(9)を延びるシート部材(3)が垂直な筒状部 材(9)にのみ取り付けられ、支持されていることを特徴とする足場装置。 2. 前記取付および支持手段(8)が、その他端に例えば螺子付固着具(24 )の提供によってブラケット(12)を支持している、垂直な筒状部材(9)の 一端に取り付けられた締付装置すなわち組合せカップリング(10)を有し、前 記ブラケット(12)には、その外側端部に取付および支持手段を有する好まし くは2個のアーム(14,14’)が設けられていることを特徴とする請求項1 記載の装置。 3. 前記アーム(14,14’)が枢軸結合(13,13’)Iよってブラケ ット(12)に結合されていることを特徴とする請求項2記載の装置。 4. 前記アーム(14,14’)の外側端部におけるシート部材(3)の取付 および支持手段(8)が、シート部材(3)を懸架し、締め付けるのに役立つ、 凹部(19,28,29)と楔手段(15)とからなることを特徴とする請求項 2または3のいずれかに記載の装置。 5. 前記凹部(19,28,29)が、密閉要素(26,27)に設けられた 少なくとも1個の接合壁(21)からなることを特徴とする請求項4記載の装置 。 6. 前記固着具(24)に対する締付装置すなわち組合わせカップリング(1 0)のねじり硬さが、その一端で垂直な筒状部材(9)によって懸架され、その 他端でブラケット(12)に固着されているヨークプレート(11)の提供によ って増強されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項記載の装置 。 7. 前記シート部材(3)には、密閉要素(16)を支持するために適用され る垂直方向端部の凹所(18)が設けられ、その密閉要素(16)が膨出側部( 17)を有するシート材料からなることを特徴とする請求項1から6 のいずれか1項記載の装置。 8. 前記シート部材(3)には、上部シート部材と下部シート部材との間の水 平方向に延びる間隙を密閉するのに役立つ、上部シート部材の下端を越えて突出 する密閉用プレート要素(24)が設けられていることを特徴とする請求項1か ら7のいずれか1項記載の装置。 9. 前記シート部材(3)が、(少なくとも一面が)平滑な表面を示す単一の 一体部材であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の装置。 10. 前記シート部材がアルミニウム(アルミニウム合金)のフォームシート として提供されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の装 置。
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