JPH114978A - かみそり - Google Patents
かみそりInfo
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- JPH114978A JPH114978A JP17657197A JP17657197A JPH114978A JP H114978 A JPH114978 A JP H114978A JP 17657197 A JP17657197 A JP 17657197A JP 17657197 A JP17657197 A JP 17657197A JP H114978 A JPH114978 A JP H114978A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade body
- blade
- mounting portion
- razor
- body mounting
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主に髭を剃るためのかみそりであって、かみ
そり本体の刃体装着部の表面に皮膚が接触していても円
滑に髭剃りを行うことができるかみそりを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ホルダ−１の前部に刃体装着部を有し、
刃体２は該刃体装着部によって刃体の両側から挾まれる
ように且つ刃先縁１１が露出するように装着されてお
り、前記刃体装着部はその下縁５から上部にかけて徐々
に厚みが増すようにほぼ逆三角形状に厚みが変化し、刃
体装着部の上部の最大肉厚部分に、断面が円弧状の複数
の溝９が垂直方向に設けられており、刃体装着部表面の
下縁から刃体装着部の最大肉厚部分表面にかけての刃体
装着部表面はへこんだ曲面に形成されていることを特徴
とする。
そり本体の刃体装着部の表面に皮膚が接触していても円
滑に髭剃りを行うことができるかみそりを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 ホルダ−１の前部に刃体装着部を有し、
刃体２は該刃体装着部によって刃体の両側から挾まれる
ように且つ刃先縁１１が露出するように装着されてお
り、前記刃体装着部はその下縁５から上部にかけて徐々
に厚みが増すようにほぼ逆三角形状に厚みが変化し、刃
体装着部の上部の最大肉厚部分に、断面が円弧状の複数
の溝９が垂直方向に設けられており、刃体装着部表面の
下縁から刃体装着部の最大肉厚部分表面にかけての刃体
装着部表面はへこんだ曲面に形成されていることを特徴
とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務上使用される
理美容用のかみそりに関する。
理美容用のかみそりに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の業務用かみそりの刃体は、刃体装
着部の挾着板部によって両側から挾着されており、挾着
板部の表面は滑らかな平面あるいは内向きに円弧状にへ
こんだ曲面に形成され、刃体装着部がその下縁から上部
にかけて徐々に厚みが増して行く逆三角形状の頂角は２
０度の小さい角度であった。
着部の挾着板部によって両側から挾着されており、挾着
板部の表面は滑らかな平面あるいは内向きに円弧状にへ
こんだ曲面に形成され、刃体装着部がその下縁から上部
にかけて徐々に厚みが増して行く逆三角形状の頂角は２
０度の小さい角度であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の業務用かみそり
が前述したような構成である理由は、使用中に刃体装着
部の表面が皮膚に接触することにより抵抗が大きくなっ
て、使用者がすぐに疲労するのでそれを防止するためで
ある。しかしながら、従来品はかみそりをかなり寝かせ
て使用するときにも挾着板部の表面が皮膚に接触しない
から、非常に不安定な状態で髭を剃ることになる。かみ
そりをかなり寝かせて髭剃りをするときは手首を曲げて
使用しなければならないので、非常に不安定な状態で髭
剃りをすることになるのである。
が前述したような構成である理由は、使用中に刃体装着
部の表面が皮膚に接触することにより抵抗が大きくなっ
て、使用者がすぐに疲労するのでそれを防止するためで
ある。しかしながら、従来品はかみそりをかなり寝かせ
て使用するときにも挾着板部の表面が皮膚に接触しない
から、非常に不安定な状態で髭を剃ることになる。かみ
そりをかなり寝かせて髭剃りをするときは手首を曲げて
使用しなければならないので、非常に不安定な状態で髭
剃りをすることになるのである。
【０００４】そこで、かみそりをかなり寝かせて使用す
るときには、刃体装着部の表面を皮膚に接触させて安定
させることが必要である。本発明は、かみそりを寝かせ
て使用した場合に安定した髭剃りが可能で、使用中に挾
着板部の表面が皮膚に触れた場合にも、円滑に髭剃りを
することができるかみそりを提供することを目的とす
る。
るときには、刃体装着部の表面を皮膚に接触させて安定
させることが必要である。本発明は、かみそりを寝かせ
て使用した場合に安定した髭剃りが可能で、使用中に挾
着板部の表面が皮膚に触れた場合にも、円滑に髭剃りを
することができるかみそりを提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、ホルダ
−の前部に刃体装着部を有し、刃体は該刃体装着部によ
って刃体の両側から挾まれるように且つ刃先縁が露出す
るように装着されており、前記刃体装着部はその下縁か
ら上部にかけて徐々に厚みが増すようにほぼ逆三角形状
に厚みが変化し、刃体装着部の上部の最大肉厚部分に、
断面が円弧状の複数の溝が垂直方向に設けられており、
刃体装着部表面の下縁から刃体装着部の最大肉厚部分表
面にかけての刃体装着部表面はへこんだ曲面に形成され
ていることを特徴とする。
−の前部に刃体装着部を有し、刃体は該刃体装着部によ
って刃体の両側から挾まれるように且つ刃先縁が露出す
るように装着されており、前記刃体装着部はその下縁か
ら上部にかけて徐々に厚みが増すようにほぼ逆三角形状
に厚みが変化し、刃体装着部の上部の最大肉厚部分に、
断面が円弧状の複数の溝が垂直方向に設けられており、
刃体装着部表面の下縁から刃体装着部の最大肉厚部分表
面にかけての刃体装着部表面はへこんだ曲面に形成され
ていることを特徴とする。
【０００６】請求項２の発明の構成は、ホルダ−の前部
に刃体装着部を有し、刃体は該刃体装着部によって刃体
の両側から挾まれるように且つ刃先縁が露出するように
装着されており、前記刃体装着部はその下縁から上部に
かけて徐々に厚みが増すようにほぼ逆三角形状に厚みが
変化し、刃体装着部の上部の最大肉厚部分に、断面が円
弧状の複数の溝が垂直方向に設けられており、刃体装着
部がその下縁から上部にかけて徐々に厚みが増して行く
ほぼ逆三角形状によって決定される三角形の頂角は２３
度〜３０度であることを特徴とする。
に刃体装着部を有し、刃体は該刃体装着部によって刃体
の両側から挾まれるように且つ刃先縁が露出するように
装着されており、前記刃体装着部はその下縁から上部に
かけて徐々に厚みが増すようにほぼ逆三角形状に厚みが
変化し、刃体装着部の上部の最大肉厚部分に、断面が円
弧状の複数の溝が垂直方向に設けられており、刃体装着
部がその下縁から上部にかけて徐々に厚みが増して行く
ほぼ逆三角形状によって決定される三角形の頂角は２３
度〜３０度であることを特徴とする。
【０００７】請求項３の発明は、請求項２の発明に加え
て刃体装着部の上部の最大肉厚部分に設けられた溝は４
個〜１０個であることを特徴とする。
て刃体装着部の上部の最大肉厚部分に設けられた溝は４
個〜１０個であることを特徴とする。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、刃
体装着部はその下縁から上部にかけて徐々に厚みが増す
ように厚みが変化し、刃体装着部の上部の最大肉厚部分
に、断面が円弧状の複数の溝が垂直方向に設けられてい
る。したがって、かみそりの使用中に刃体装着部の最大
肉厚部分表面と皮膚が接触したときに、刃体装着部の最
大肉厚部分表面に溝があるために皮膚が最大肉厚部分の
全長に亘って接触することがなく、溝の間隔を置いて接
触するので刃体装着部の最大肉厚部分表面と皮膚との接
触抵抗を少なくすることができる。この結果、円滑な髭
剃りをすることができる。また、溝を設けたことによっ
て刃体装着部の最大肉厚部分表面と皮膚との接触抵抗が
少なくなるから、使用中に刃体装着部の最大肉厚部分表
面を皮膚に接触させても接触面の抵抗力は少ない。した
がって刃体装着部の最大肉厚部分を皮膚に接触させなが
ら髭剃りをすることを前提としたかみそりを提供するこ
とができる。
体装着部はその下縁から上部にかけて徐々に厚みが増す
ように厚みが変化し、刃体装着部の上部の最大肉厚部分
に、断面が円弧状の複数の溝が垂直方向に設けられてい
る。したがって、かみそりの使用中に刃体装着部の最大
肉厚部分表面と皮膚が接触したときに、刃体装着部の最
大肉厚部分表面に溝があるために皮膚が最大肉厚部分の
全長に亘って接触することがなく、溝の間隔を置いて接
触するので刃体装着部の最大肉厚部分表面と皮膚との接
触抵抗を少なくすることができる。この結果、円滑な髭
剃りをすることができる。また、溝を設けたことによっ
て刃体装着部の最大肉厚部分表面と皮膚との接触抵抗が
少なくなるから、使用中に刃体装着部の最大肉厚部分表
面を皮膚に接触させても接触面の抵抗力は少ない。した
がって刃体装着部の最大肉厚部分を皮膚に接触させなが
ら髭剃りをすることを前提としたかみそりを提供するこ
とができる。
【０００９】請求項２の発明では、刃体装着部がその下
縁から上部にかけて徐々に厚みが増して行く逆三角形状
によって決定される三角形の頂角は２３度〜３０度であ
る。従来のかみそりでは三角形の頂角は２０度であった
から、かみそりの使用中にかみそりをかなり寝かせても
刃体装着部の表面が皮膚に接触することはなかった。従
来のかみそりをかなり寝かせて使用するときは手首を手
前に曲げて使用するので非常に不安定であった。本発明
では、かみそりを寝かせて使用するときに刃体装着部の
表面が皮膚に接触する構成である。この結果、刃体装着
部の表面が皮膚に接触することによってかみそりを安定
した状態で使用することができる。さらに、刃体装着部
の表面に溝が設けられているからその表面と皮膚が接触
しても大きな抵抗は生じることがなく円滑な髭剃りがで
きる。また、逆三角形の頂角を従来よりも大きくすると
きは、その分だけホルダ−の重量が大きくなってかみそ
り全体のバランスが悪くなるが、本発明では溝を設けた
ので従来とほぼ同じバランスを保ことができる。
縁から上部にかけて徐々に厚みが増して行く逆三角形状
によって決定される三角形の頂角は２３度〜３０度であ
る。従来のかみそりでは三角形の頂角は２０度であった
から、かみそりの使用中にかみそりをかなり寝かせても
刃体装着部の表面が皮膚に接触することはなかった。従
来のかみそりをかなり寝かせて使用するときは手首を手
前に曲げて使用するので非常に不安定であった。本発明
では、かみそりを寝かせて使用するときに刃体装着部の
表面が皮膚に接触する構成である。この結果、刃体装着
部の表面が皮膚に接触することによってかみそりを安定
した状態で使用することができる。さらに、刃体装着部
の表面に溝が設けられているからその表面と皮膚が接触
しても大きな抵抗は生じることがなく円滑な髭剃りがで
きる。また、逆三角形の頂角を従来よりも大きくすると
きは、その分だけホルダ−の重量が大きくなってかみそ
り全体のバランスが悪くなるが、本発明では溝を設けた
ので従来とほぼ同じバランスを保ことができる。
【００１０】請求項３の発明では、溝の数が４個〜１０
個と少ないので溝とその間の凸部をゆるやかな波状の曲
面とすることができる。したがって、刃体装着部の表面
の肌ざわりを滑らかにすることができる。
個と少ないので溝とその間の凸部をゆるやかな波状の曲
面とすることができる。したがって、刃体装着部の表面
の肌ざわりを滑らかにすることができる。
【００１１】従来のかみそりと本発明のかみそりの大き
な相違点は、従来のかみそりでは、刃体装着部の表面は
皮膚に触れない構成であったが、本発明ではかみそりの
使用中にかみそりを寝かせたときに刃体装着部の表面、
特に最大肉厚部分が皮膚に当たることを前提としている
点で従来品と異なっている。
な相違点は、従来のかみそりでは、刃体装着部の表面は
皮膚に触れない構成であったが、本発明ではかみそりの
使用中にかみそりを寝かせたときに刃体装着部の表面、
特に最大肉厚部分が皮膚に当たることを前提としている
点で従来品と異なっている。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。図１乃至図５に示したかみそりホルダ
−は替刃式ものであって図１５乃至図２０に示した折り
たたみ式のかみそりから柄部を取り外したものである。
このホルダ−１は金属で形成され前部に刃体２を装着す
るための挾着板部３が設けられている。さらに、刃体２
を装着するために別体の金属製挾着板４が備えられてい
る。刃体２は挾着板部３と挾着板４との間に挾着されて
装着される。別体の挾着板４は従来のかみそりと同様に
挾着板部３と蝶番結合されて揺動可能であり、かみそり
の長手方向に延びる蝶番結合の軸線よりも上方に装着さ
れたバネが挾着板４の上半部を押し開こうとする弾性力
の反力により、蝶番結合の軸線の下方に挾着されている
刃体２を強固に押え付けている。
従って説明する。図１乃至図５に示したかみそりホルダ
−は替刃式ものであって図１５乃至図２０に示した折り
たたみ式のかみそりから柄部を取り外したものである。
このホルダ−１は金属で形成され前部に刃体２を装着す
るための挾着板部３が設けられている。さらに、刃体２
を装着するために別体の金属製挾着板４が備えられてい
る。刃体２は挾着板部３と挾着板４との間に挾着されて
装着される。別体の挾着板４は従来のかみそりと同様に
挾着板部３と蝶番結合されて揺動可能であり、かみそり
の長手方向に延びる蝶番結合の軸線よりも上方に装着さ
れたバネが挾着板４の上半部を押し開こうとする弾性力
の反力により、蝶番結合の軸線の下方に挾着されている
刃体２を強固に押え付けている。
【００１３】図４に示したように、挾着板部３と挾着板
４はそれぞれの下縁５，６から上部にかけて同じ割合で
徐々に厚みが増して、挾着板部３と挾着板４とで断面が
ほぼ逆三角形の形状を形作っている。挾着板部３と挾着
板４はそれらの最大厚み部分７，８から上端にかけては
厚みが小さくなるように滑らかな曲線を描き、ホルダ−
の上端で円弧状の滑らかな表面を形成している。
４はそれぞれの下縁５，６から上部にかけて同じ割合で
徐々に厚みが増して、挾着板部３と挾着板４とで断面が
ほぼ逆三角形の形状を形作っている。挾着板部３と挾着
板４はそれらの最大厚み部分７，８から上端にかけては
厚みが小さくなるように滑らかな曲線を描き、ホルダ−
の上端で円弧状の滑らかな表面を形成している。
【００１４】挾着板部の下縁５からその最大厚み部分７
に引いた接線と、挾着板の下縁６からその最大厚み部分
８に引いた接線とのなす角度αは２５度であって、従来
のかみそりよりも大きい角度となっている。従来のかみ
そりの角度は２０度である。本発明における角度αはこ
の角度に限定されることはなく、従来よりもやや大きめ
であればよく、２３度〜３０度であればよい。
に引いた接線と、挾着板の下縁６からその最大厚み部分
８に引いた接線とのなす角度αは２５度であって、従来
のかみそりよりも大きい角度となっている。従来のかみ
そりの角度は２０度である。本発明における角度αはこ
の角度に限定されることはなく、従来よりもやや大きめ
であればよく、２３度〜３０度であればよい。
【００１５】挾着板部３の表面と挾着板４の表面とは共
に平らな面ではなく、図４で明らかなように下縁５，６
から最大厚み部分７，８にかけてへこんだ曲面に形成さ
れている。このように挾着板部３と挾着板４の表面をへ
こんだ曲面に形成したのは、使用中にこの表面に皮膚が
なるべく触れないようにするためである。挾着板部３と
挾着板４の表面を平らにすると、使用中に皮膚が触れる
ことによってその接触面の抵抗が大きくなって円滑さを
欠くからである。
に平らな面ではなく、図４で明らかなように下縁５，６
から最大厚み部分７，８にかけてへこんだ曲面に形成さ
れている。このように挾着板部３と挾着板４の表面をへ
こんだ曲面に形成したのは、使用中にこの表面に皮膚が
なるべく触れないようにするためである。挾着板部３と
挾着板４の表面を平らにすると、使用中に皮膚が触れる
ことによってその接触面の抵抗が大きくなって円滑さを
欠くからである。
【００１６】図１乃至図３に示したように、挾着板部３
と挾着板４の最大厚み部分７，８にはそれぞれ垂直方向
に６個ずつの溝９，１０が設けられている。これらの溝
９，１０と溝の間の凸部とはゆるやかに連続する滑らか
な波状の表面に形成されている。本発明の溝９，１０の
数はこの実施の形態に限定されることはなく、４個〜１
０個のいずれの数でもよい。
と挾着板４の最大厚み部分７，８にはそれぞれ垂直方向
に６個ずつの溝９，１０が設けられている。これらの溝
９，１０と溝の間の凸部とはゆるやかに連続する滑らか
な波状の表面に形成されている。本発明の溝９，１０の
数はこの実施の形態に限定されることはなく、４個〜１
０個のいずれの数でもよい。
【００１７】本発明の特徴は以上の通りであるから、か
みそりの使用中にかみそりが皮膚に強くあたる部分は、
刃体の刃先縁１１と、挾着板部の最大厚み部分７の表面
又は挾着板の最大厚み部分８の表面のいずれかである。
そして、それぞれの最大厚み部分７，８は溝９，１０に
よって凸部が間隔を置いて並んでいるから、皮膚は最大
厚み部分の全長に亘って触れることはなく、間隔を置い
て触れるので接触抵抗を少なくすることができるのであ
る。さらに、溝９，１０を設けたことによって形成され
た凸部は最大肉厚部分に存在するから、凸部の垂直方向
の長さは短く、しかも垂直方向に切った凸部の断面はゆ
るやかな山形をなしているので、この凸部と皮膚との接
触面積は小さく、この構成によってより円滑な髭剃りを
することができる。
みそりの使用中にかみそりが皮膚に強くあたる部分は、
刃体の刃先縁１１と、挾着板部の最大厚み部分７の表面
又は挾着板の最大厚み部分８の表面のいずれかである。
そして、それぞれの最大厚み部分７，８は溝９，１０に
よって凸部が間隔を置いて並んでいるから、皮膚は最大
厚み部分の全長に亘って触れることはなく、間隔を置い
て触れるので接触抵抗を少なくすることができるのであ
る。さらに、溝９，１０を設けたことによって形成され
た凸部は最大肉厚部分に存在するから、凸部の垂直方向
の長さは短く、しかも垂直方向に切った凸部の断面はゆ
るやかな山形をなしているので、この凸部と皮膚との接
触面積は小さく、この構成によってより円滑な髭剃りを
することができる。
【００１８】
【実施例】図６乃至図１４は本発明の実施例を示す図で
あって、前述したホルダ−１に柄部１２を固着したもの
である。
あって、前述したホルダ−１に柄部１２を固着したもの
である。
【００１９】図１５乃至図２０は本発明の他の実施例を
示す図であって、前述したホルダ−１に柄部１２が折り
たたみ可能に取付けられたものである。
示す図であって、前述したホルダ−１に柄部１２が折り
たたみ可能に取付けられたものである。
【図１】 本発明の平面図
【図２】 本発明の正面図
【図３】 本発明の底面図
【図４】 本発明の左側面図
【図５】 本発明の右側面図
【図６】 本発明の実施例の平面図
【図７】 本発明の実施例の正面図
【図８】 本発明の実施例の底面図
【図９】 本発明の実施例の左側面図
【図10】 本発明の実施例の右側面図
【図11】 柄部の中央である図９におけるＡ−Ａ線で切
った柄部の断面を示す正面図
った柄部の断面を示す正面図
【図12】 図７におけるＢ−Ｂ線断面端面図
【図13】 図７におけるＣ−Ｃ線断面端面図
【図14】 図７におけるＤ−Ｄ線断面端面図
【図15】 他の実施例の平面図
【図16】 他の実施例の正面図
【図17】 他の実施例の底面図
【図18】 他の実施例の左側面図
【図19】 他の実施例の右側面図
【図20】 他の実施例の使用状態を示す正面図
１ ホルダ− ２ 刃体 ３ 挾着板部 ４ 挾着板 ５ 下縁 ６ 下縁 ７ 最大厚み部分 ８ 最大厚み部分 ９ 溝 １０ 溝 １１ 刃先縁 １２ 柄部
Claims (3)
- 【請求項１】 ホルダ−の前部に刃体装着部を有し、刃
体は該刃体装着部によって刃体の両側から挾まれるよう
に且つ刃先縁が露出するように装着されており、前記刃
体装着部はその下縁から上部にかけて徐々に厚みが増す
ようにほぼ逆三角形状に厚みが変化し、刃体装着部の上
部の最大肉厚部分に、断面が円弧状の複数の溝が垂直方
向に設けられており、刃体装着部表面の下縁から刃体装
着部の最大肉厚部分表面にかけての刃体装着部表面はへ
こんだ曲面に形成されていることを特徴とするかみそり - 【請求項２】刃体装着部がその下縁から上部にかけて徐
々に厚みが増して行くほぼ逆三角形状によって決定され
る三角形の頂角は２３度〜３０度であることを特徴とす
る請求項１記載のかみそり - 【請求項３】 刃体装着部がその下縁から上部にかけて
徐々に厚みが増して行く逆三角形状によって決定される
三角形の頂角は２３度〜３０度であり、刃体装着部の上
部の最大肉厚部分に設けられた溝は４個〜１０個である
ことを特徴とする請求項１のかみそり
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17657197A JPH114978A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17657197A JPH114978A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | かみそり |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH114978A true JPH114978A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=16015898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17657197A Pending JPH114978A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH114978A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4651233A (en) * | 1983-12-24 | 1987-03-17 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Tracking device for electronic still single-lens reflex camera |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP17657197A patent/JPH114978A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4651233A (en) * | 1983-12-24 | 1987-03-17 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Tracking device for electronic still single-lens reflex camera |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050907 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060620 |