JPH1149605A - 湛水下水田直接散布用マイクロカプセル水性懸濁製剤および散布方法 - Google Patents

湛水下水田直接散布用マイクロカプセル水性懸濁製剤および散布方法

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JPH1149605A
JPH1149605A JP13907698A JP13907698A JPH1149605A JP H1149605 A JPH1149605 A JP H1149605A JP 13907698 A JP13907698 A JP 13907698A JP 13907698 A JP13907698 A JP 13907698A JP H1149605 A JPH1149605 A JP H1149605A
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water
microcapsule
aqueous suspension
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spraying
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JP13907698A
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Keishin Okui
敬信 奥井
Shigeo Kazama
茂雄 風間
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】湛水下水田に直接散布した時の薬剤の拡散性が
良好であり、安全性、経済性、省力性に優れた製剤の提
供。 【解決手段】20℃の水に対する溶解度が1%以下であ
る有害生物防除剤が封入されたマイクロカプセルの20
℃における比重が0.95〜1.05であり、該マイク
ロカプセルを1〜60%、水を30〜95%含有し、残
分の主成分が界面活性剤であり、且つ20℃における粘
度が50〜500cpsの物理性を有するマイクロカプ
セル水性懸濁製剤および本剤を湛水下の水田に直接散布
する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬剤を水で希釈す
ることなく容器からそのまま水田に散布することができ
るマイクロカプセル水性懸濁製剤および散布方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、湛水下直接散布用製剤としては、
粒剤、粒剤を水溶性フィルムで包装したパック剤、水溶
性容器に封入された油剤、田植え前直接散布用除草剤乳
剤および田植え後直接散布用除草剤水性懸濁製剤が知ら
れている。これまで、除草剤活性成分の水性懸濁製剤に
ついてはいくつか知られている。たとえば、特公平7−
47521「田植え後湛水下水田用水性懸濁製剤および
散布方法」、特開平5−201801「水面施用除草製
剤」等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水を分散媒とした湛水
下直接散布懸濁製剤は、薬剤散布時に水で希釈すること
なく容器からそのまま田面水に滴下できるため、安全
性、経済性、省力性等の点ですぐれた製剤である。しか
しながら、湛水下直接散布水性懸濁製剤は、田面水中で
の活性成分の拡散性が不十分なため効力が十分発揮され
なかったり、水稲に薬害が発生したりするなど、必ずし
も満足するものではなかった。田面水中での拡散性を改
良するため水性懸濁製剤の比重を1前後に調整する提案
もなされているが、製剤中の活性成分そのものの比重が
通常1より大きいため、田面水中での沈降が速く拡散性
は十分とはいえなかった。これらの問題点を解決する湛
水下直接散布水性懸濁製剤が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記課題を
解決するために鋭意研究した結果、20℃の水に対する
溶解度が1%以下である有害生物防除剤が封入されたマ
イクロカプセルの20℃における比重を0.95〜1.
05に調整し、該マイクロカプセルを1〜60%、水を
30〜95%含有し、残分の主成分が界面活性剤である
マイクロカプセル水性懸濁製剤の20℃における粘度を
50〜500cpsに調整することにより田面水中での
活性成分の拡散性が良好になり、効力が十分発揮され、
水稲に薬害が発生しない湛水下直接散布用マイクロカプ
セル水性懸濁製剤(以下単にマイクロカプセル水性懸濁
製剤という)を見い出し本発明に至った。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を以下に詳細に説明する。
本発明のマイクロカプセル水性懸濁製剤に用いることが
できる有害生物防除剤は、例えば、殺虫剤、殺ダニ剤、
殺菌剤、除草剤、植物成長調節剤、昆虫フェロモン等有
害生物を防除するための活性成分であって20℃の水に
対して1%以下の溶解度である。水溶解度1%以上の溶
解度の高い有害生物防除剤は、後述するマイクロカプセ
ル調製時に有害生物防除剤を液滴として水中に分散さ
せ、該液滴の周辺に膜を形成させる際、膜の形成が阻害
されるため使用できない。具体的には、殺虫剤および/
または殺ダニ剤として、 (1)O−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル)
O,O−ジエチル ホスホロチオエート{クロルピリホ
ス} (2)O,O−ジエチル O−(2−イソプロピル−6
−メチル−4−ピリミジニル)ホスホロチオエート{ダ
イアジノン} (3)O,O−ジエチル O−5−フェニルイソキサゾ
ール−3イル−ホスホロチオエート{イソキサチオン} (4)O−エチル O−2−イソプロポキシ−カルボニ
ルフェニル イソプロピルホスホロアミドチオエート
{イソフェンホス} (5)O,O−ジエチル−s−2−エチル−チオエチル
ホスホロジチオエート{エチルチオメトン} (6)O−6−エトキシ−2−エチルピリミジン−イル
O,O−ジメチル ホスホロチオエート{エトリムホ
ス} (7)2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル 7−ベン
ゾフラニル−N−ジブチルアミノチオ−N−メチルカル
ボメート{カルボスルファン} (8)O,O−ジメチル O−(3,5,6−トリクロ
ロ−2−ピリジル)ホスホロチオエート{クロルピリホ
スメチル} (9)イソプロピル 4,4’−ジクロロベンジレート
{クロルプロピレート} (10)エチル4,4’−ジクロロベンジレート{クロ
ルベンジレート} (11)2,2,2−トリクロロ−1,1−ビス(4−
クロロフェニル)エタノール{ケルセン} (12)2−メトキシ−4H−ベンゾ−1,3,2−ジ
オキサホスホロイン−2−スルファイド{サリチオン} (13)1−(4−クロロフェニル)−3−(2,6−
ジフルオロベンゾイル)ウレア{ジフルベンズフロン} (14)2−クロロ−1−(2,4−ジクロロフェニ
ル)ビニル ジメチルホスフェート{ランガード} (15)O,O−ジメチル sーメチルカルバモイルメ
チル ホスホロジチオエ−ト{ジメトート} (16)O−エチル O−4−メチルチオフェニル s
−プロピルホスホロジチオエート{スルプロホス} (17)s−2−エチルチオエチル O,O−ジメチル
ホスホロジチオエート{チオメトン} (18)4−クロロフェニル−2,4,5−トリクロロ
フェニル スルフォン{テトラジホン} (19)O,O−ジエチル O−(3−オキソ−2−フ
ェニル−2H−ピリダジン−6イル)ホスホロチオエー
ト{ピリダフェンチオン} (20)O−2−ジエチルアミノ−6−メチルピリミジ
ン−4−イル O,O−ジメチルホスホロチオエート
{ピリミホスメチル} (21)イソプロピル 4,4’−ジブロモベンジレー
ト{フェニソブロモレート} (22)(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(S)−2−(4−ジフルオロ−メトキシフェニル)
−3−メチルブチレート{フルシトリネート} (23)(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(R)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チレート{フェンバレレート} (24)(S)−αーシアノ−3−フェノキシベンジル
(S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブ
チレート{エスフェンバレレート} (25)2−t−ブチルアミノ−3−イソプロピル−5
−フェニル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−
1,3,5−チアジアジン−4−ワン{ブプロフェジ
ン} (26)O−(2,4−ジクロロフェニル)O−エチル
s−プロピル ホスホロジチオエート{プロチオホ
ス} (27)4−(メチルチオ)フェニルジプロピルホスフ
ェート{プロパホス} (28)O−4−ブロモ−2−クロロフェニル O−エ
チルs−プロピル ホスホロチオエート{プロフェノ
ス} (29)トランス−5−(4−クロロフェニル)−N−
シクロヘキシル−4−メチル−2−オキソ−チアゾリジ
ン−3−カルボキシアミド{ヘキシチアゾクス} (30)3−(フェノキシベンジル(1RS,3RS;
1RS,3SR)−3−(2,2−ジクロロビニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート{ペ
ルメトリン} (31)S,S 2−ジメチルアミノトリ−メチレンジ
ベンゼンスルホネート{ベンスルタップ} (32)6,7,8,9,10,10−ヘキサクロロ−
1,5,5a,6,9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−
メタノ−2,4,3−ベンゾジオキサチエピン−3−オ
キシド {チオダン} (33)3−クロロ−α−エトキシアミノ−2,6−ジ
メトキシベンジルベンゾエート{ベンゾメート} (34)2,2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソー
ル−4−イル メチルカルバメート{ベンダイオカル
ブ} (35)s−[1,2−ビス(エトキシカルボニル)エ
チル]O,O−ジメチルホスホロジチオエート{マラソ
ン} (36)2−sec−ブチルフェニルメチルカルバメー
ト{BPMC} (37)2−(4−t−ブチルフェノキシ)シクロヘキ
シルプロプ−2−イニルスルホネート{BPPS) (38)1,2−ジブロノ−2,2−ジクロロエチルホ
スフェート{BRP} (39)4−クロロフェニル−4−クロロベンゼンスル
ホネート{CPCBS} (40)2−クロロ−1−(2,4,−ジクロロフェニ
ル)ビニルジエチルホスフェート{CVP} (41)O−4−シアノフェニル O,O−ジメチルホ
スホロチオート{CYAP} (42)s−(2−メトキシ−5−オキソ−1,3,4
−チアジアゾリン−4−イルメチル)ジメチルホスホロ
チオロチオネート{DMTB} (43)O−2,4−ジクロロフェニル O,Oジエチ
ルホスホロチオエート{ECP} (44)O−エチル O−p−ニトロフェニル フェニ
ルホスホノチオート{EPN} (45)O,O−ジメル O−(3−メチル−4−ニト
ロフェニル)ホスホロチオエート{MEP} (46)2−イソプロピルフェニル メチルカーバメー
ト{MIPC} (47)O,O−ジメチル O−4−メチルチオ−m−
トリルホスホロチオート{MPP} (48)1−ナフチルメチルカーバメート{NAC} (49)s−α−エトキシカルボニルベンジル O,O
−ジメチルホスホロジチオエート{PAP} (50)O,O−ジメチルs−フタルイミドメチル ホ
スホロジチオエート{PMP} (51)3,5−キシリルメチルカーバメート{XM
C} (52)2(4−エトキシフェニル)2−メチルプロピ
ル 3−フェノキシベンジルエーテル{エトフェンプロ
ックス} (53)(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシフ
ェニル)シクロプロパンカルボキシレート{シクロプロ
トリン} (54)1−{3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ−
5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェニ
ル}−3−(2,6−ジフルオロベンジル)ウレア{ク
ロルフルアズロン} (55)(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル N−(クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−ト
リル)−D−バリネート{フルバリネート} (56)O,O−ジメチル O−4−ニトロ−m−トリ
ル ホスホロチオエート{フェニトロチオン} (57)O−(2,2−ジクロロビニル) O,O−ジ
メチルホスフェート{ジクロルボス} (58)O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−メ
チルチオフェニル) ホスホロチオレー{フェンチオ
ン} (59)(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカル
ボキシレート{フェンプロパトリン} (60)3−フェノキシベンジル (1R)−シス,ト
ランス−クリサンテメート{d−フェノスリン} (61)(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(1R)−シス,トランス−クリサンテメート{サイ
フェノスリン} (62)α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1R)
−シス,トランス−3−(2,2−ジクロルビニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート{シ
ペルメトリン} (63)α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1R)
−シス,トランス−3−(2,2−ジブロモビニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート{デ
ルタメスリン} (64)(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(1R,1S)−シス−2,2−ジメチル−3−(1,
2,2,2−テトラブロモエチル)シクロプロパンカル
ボキシレート{トラロメスリン} (65)3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミドメ
チル(1RS)−シス,トランス−クリサンテメート
{テトラメスリン} (66)3,4,5,6−テトラヒドロフタルイミドメ
チル(1R)−シス,トランス−クリサンテメート{d
−テトラメスリン} (67)(RS)−3−アリル−2−メチル−4−オキ
シクロベント−2−エンイル(1RS)−シス,トラン
ス−クリサンテメート{アレスリン} (68)(RS)−3−アリル−2−メチル−4−オキ
シクロベント−2−エンイル(1R)−シス,トランス
−クリサンテメート{d−アレスリン} (69)(S)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−
プロビニル)シクロペント−2−エンイル(1R)−シ
ス,トランス−クリサンテメート{プラレスリン} (70)(R3)−1−エチニル−2−メチル−2−ペ
ンテニル−(1R)−シス,トランス−クリサンテメー
ト{エンペンスリン} (71)5−ベンジル−3−フリルメチル (1RS)
−シス,トランス−クリサンテメート{レスメスリン} (72)5−ベンジル−3−フリルメチル (1R)−
シス,トランス−クリサンテメート{d−レスメスリ
ン} (73)α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1R,
トランス)−2,2−ジメチル−3−(2−クロロ−2
−トリフルオロメチルビニル)シクロプロパンカルボキ
シレート{シハロトリン} (74)α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシベ
ンジル−(1R,トランス)2,2−ジメチル−3−
(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート{サイフルスリン} (75)α−シアノ−3−フェノキシベンジル2−(4
−ジフルオロメトキシフェニル)−イソバレレート{フ
ルサイスリネート} (76)2−メチル−3−フェニルベンジル (1R,
トランス}−2,2−ジメチル−3−(2−クロロ−2
−トリフルオロメチルビニル)シクロプロパンカルボキ
シレート{ビフェンスリン} (77)2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチル
ベンジル (1R,トランス)−2,2−ジメチル−3
−(2−クロロ−2トリフルオロメチルビニル)シクロ
プロパンカルボキシレート{テフルスリン} (78)4−フェノキシフェニル(RS)−2−(2−
ピリジルオキシ)プロピルエーテル{ピリプロキシフェ
ン} (79)イソプロピル(E,E)−(RS)−11−メ
トキシ−3,7,11−トリメチルドデカ 2,4−ジ
エノエート{メソプレン} (80)エチル{2−(4−フェノキシフェノキシ)エ
チル}カーバメート{フェノキシカーブ} (81)エチル3,7,11−トリメチルドデカ−2,
4−ジエノエート{ハイドロプレン} (82)N−4−クロロフェニル−N’−2,6−ジフ
ロオロベンゾイルウレア{ジフルベンズロン} (83)N−3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフ
ェニル−N’−2,6−ジフルオロベンゾイルウレア
{テフルベンズロン} (84)N−4−トリフルオロメトキシフェニル−N’
−2,6−ジフルオロベンゾイルウレア{トリフルムロ
ン} (85)N−2−フルオロ−4−(2−クロロ−4−ト
リフルオロフェノキシオキシ)フェニル−N’−2,6
−ジフルオロベンゾイルウレア{フルフェノクスロン}
等があげられる。
【0006】殺菌剤としては (86)ジイソプロピル 1,3−ジチオラン−2−イ
リデンマロネート{イソプロチオラン} (87)3−(3,5−ジクロロフェニル)−N−イソ
プロピル−2,4−ジオキソイミダゾリジン−1−カル
ボキシアミド{イプロジオン} (88)5−エトキシ−3(トリクロロメチル)−1,
2,4−チアジアゾール{エクロメゾール} (89)1,2,3,6−テトラヒドロ−N−(トリク
ロロメチルチオ)フタルイミド(キャプタン} (90)1,4−ジクロロ−2,5−ジメトキシベンゼ
ン{クロロネブ} (91)N−ジクロロフルオロメチルチオ−N’−N’
−ジメチル−N−フェニルスルファミド{ジクロフルア
ニド} (92)テトラメチルジスルファイド{チウラム} (93)ジメチル4,4’− (O−フェニレン)ビス
(3−チオアロファネート){チオファネートメチル} (94)1−(4−クロロフェノキシ )−3,3−ジ
メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−
イル)ブタノン{トリアジメホン} (95)2,4−ジクロロ−6−(2−クロロアニリ
ノ)−1,3,5−トリアジン{トリアジン} (96)(RS)−N−(1−ブトキシ−2,2,2−
トリクロロエチル)サリチルアミド{トリクラミド} (97)O−(2,6−ジクロロ−4−メチルフェニ
ル)O,O−ジメチル ホスホロチオエート{トリクロ
ホスメチル} (98)(E)−4−クロロ−α,α,α−トリフルオ
ロ−N−(1−イミダゾール−1−イル−2−プロポキ
シエチルイデン)−O−トルイデン{トリフルミゾー
ル} (99)1−(ビフェニル−4イロキシ)−3,3−ジ
メチル−1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)
ブタン−2−オル{バイコラール} (100)5−メチルイソキサゾール−3−オル(ヒド
ロキシイソキサゾール} (101)2−sec−ブチル−4,6−ジニトロ−フ
ェニル 3−メチルクロトネート{ビナパクリル} (102)フェナジン−5−オキシド(フェナジンオキ
シド} (103)4,5,6−テトラクロロフタルイド{フサ
ライド} (104)N−(p−フルオロフェニル)2,3−ジク
ロロマレイミド{フルオルイミド} (105)α,α,α−トリフルオロ−O−トルアニリ
ド{フルトラニル} (106)N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2
−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシアミ
ド{プロシミドン} (107)3−アリロキシ−1,2−ベンジソ−チアゾ
ール−1,2−ジオキサイド{プロベナゾール} (108)メチル1−(ブチルカルバモイル)ベンズイ
ミダゾール−2−イルカーバメート(ベノミル) (109)1−(4−クロロベンジル)−1−シクロペ
ンチル−3−フェニルウレア{ベンシクロン} (110)N−メチル N−(p−メチルスルフォニル
オキシフェニル)チオカルボキシアミド{メタスルホカ
ルブ} (111)3’−イソプロポキシ−2−メチルベンズア
ニリド{メプロニtル}(112)2,6−ジクロロ−
4−ニトロ−アニリン{CNA} (113)O−エチル S’S−ジフェニルホスホロジ
チオエート{EDDP} (114)ペンタクロロニトロベンゼン{PCNB} (115)テトラクロロイソ−フタロニトリル{TP
N} (116)(E)−1−(2,4−ジクロロフェニル)
−4,4−ジメチル−2−(1,2,4−トリアゾール
−1−イル)−1−ペンテン−3−オール{ジニコナゾ
ール} (117)O−2,6−ジクロロ−4−メチルフェニル
−O,O−ジメチルホスホロチオエート{トルクロホス
メチル} (118)N−プロピル−N−{2−(2,4,6−ト
リクロロフェノキシ)エチル}イミダゾール−1−カル
ボキサミド{プロクロラズ} (119)(±)−2,4’−ジクロロ−α−(ピリミ
ジン−5−イル)ベンズヒドリルアルコール{フェナリ
モール} (120)N−{3−(1−メチルエトキシ)フェニ
ル}−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド{フラ
トラニル}等が挙げられる。
【0007】除草剤および/または植物成長調節剤とし
ては、 (121)2−メチル−4−クロロフェノキシ酪酸エチ
ル{MCPB−E} (122)2−クロロ−2’,6’−ジエチル−N−
(2−プロポキシエチル)アセトアニリド{プレチラク
ロール} (123)α−(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド
{ナプロアニリド} (124)2−メチルチオ−4,6−ビス(エチルアミ
ノ)−S−トリアジン{シメトリン} (125)S−ターシャリーブチル−3−(2,4−ジ
クロロ−5−イソプロポキシフェニル)−1,3,4−
オキサジアゾリン−2−オン{オキサジアゾン} (126)S−2−メチル−ピペリジル−カルボニルメ
チル−O,O−ジ−n−プロピルジチオホスフェート
{ピペロホス} (127)3−イソプロピル−2,1,3−ベンゾチア
ジアノン−(4)−2,2−ジオキシド{ベンタゾン} (128)2−メチルチオ−4−エチルアミノ−6−
(1,2−ジメチルプロピルアミノ)−S−トリアジン
(ジメタメトリン} (129)3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−
イル)−1−[(2−メトキシカルバニルベンジル)ス
ルフォニル]ウレア{ベンスルフロンメチル} (130)2−クロロ−2,6−ジエチル−N−(メト
キシメチル)アセトアニチド{アラクロール} (131)S−2−メチルピペリジノカルボニルメチル
−O,O−ジプロピルフォスフォロジチオエート{ピペ
ロホス} (132)4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1,
3−ジメチル−5−ピラゾイル−P−トルエンスルホネ
ート(ピラゾレート} (133)N−(ブトキシメチル)−2−クロロ−2−
6−ジエチルアセトアニリド{ブタクロール} (134)S−4−クロロベンジルジエチルチオカーバ
メート{ベンチオカーブ}(135)2−クロロ−N−
(2−エチル−6−メチルフェニル)−N−(2−メト
キシ−1−メチルエチル)アセトアミド{メトラクロー
ル} (136)S−エチル−N,N−ヘキサメチレンチオカ
ーバメート{モリネート} (137)1−(α,α−ジメチルベンジル)−3−P
−トリールウレア(ダイムロン} (138)2−クロロ−N−(3−メトキシ−2−テニ
ル)−2,6−ジメチルアセトアニリド{テニルクロー
ル} (139)1−(2−クロロイミダゾ[1,2−a]ピ
リジン−3−イソスルホニル)−3−(4,6−ジメト
キシピリミジン−2−イル)ウレア{イマゾスルフロ
ン} (140)エチル=5−(4,6−ジメトキシピリミジ
ン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1−メチ
ルピラゾール−4−カルボキシラート{ピラゾスルフロ
ンエチル} (141)1−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−
イル)−3−(3−トリフルオロメチル−2−ピリジル
スルホニル)ウレア{フラザスルフロン} (142)メチル=3−(4−メトキシ−6−メチル−
1,3,5−トリアジン−2−イルカルバモイルスルフ
ァモイル)−2−テノアート{チフェンスルフロンメチ
ル} (143)メチル=2−[3−(4−メトキシ−6−メ
チル−1,3,5−トリアジン−2−イル)ウレイドス
ルホニル]ベンゾアート{メトスルフロンメチル}(1
44)n−ブチル−(R)−2−[4−(4−シアノ−
2−フルオロフェノキシ)フェノキシ]プロピオネート
{シハロホップブチル} (145)2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N
−メチルアセトアニリド{メフェナセット} (146)5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−
ニトロアニソール{クロメトキシニル} (147)1−(2−クロロフェニルスルホニル)−3
−(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)ウレア{クロルスルホン} (148)3−(4−イソプロプルフェニル)−1,1
−ジメチルウレア{イソプロツロン} (149)4−アミノ−5−tert−ブチル−3−メ
チルチオ−1,2,4−トリアジン−5(4H)オン
{メトリプジン} (150)2,6−ジニトロ−N,N−ジプロピル−4
−トリフルオロメチルアニリン{トリフルラリン} (151)6−クロロ−N−エチル−N’−イソプロピ
ル−1,3,5−トリアジンジイル−2,4−ジアミン
{アトラジン} (152)2−クロロ−4,6−ビス(エチルアミノ)
−1,3,5−トリアジン{シマジン} (153)3(3,4−ジクロロフェニル)−1−メト
キシ−1−メチルウレア{リニュロン}等が挙げられ
る。該有害生物防除剤を単独か2種類以上混合してして
も良い。
【0008】以下に、有害生物防除剤をマイクロカプセ
ル化する方法について説明する。有害生物防除剤が常温
で液状であればそのままで、常温で固体であれば水非混
和性液体に溶解するか、あるいは、水非混和性液体中で
微粉砕して懸濁液を得るか、または予め微粉砕された有
害生物防除剤を水非混和性液体中に分散して懸濁液を得
る(以下芯物質と記す)。得られた芯物質を水中に液滴
として分散させ、該液滴の周辺に膜を形成させる方法が
用いられている。液滴の周辺に膜を形成させるには、界
面重合法、In−situ重合法等の通常のマイクロカ
プセル化法が用いられるが、工業生産性あるいはホルマ
リンの発生が無い等の安全性を考慮すれば、特に、界面
重合法によるポリウレア膜および/又はポリウレタン膜
が望ましい。但し、有害生物防除剤が封入されたマイク
ロカプセルの20℃における比重が0.95〜1.05
の範囲外のときは、植物油、鉱物油等の水非混和性液体
を芯物質中に添加して比重を調整すればよい。その場
合、有害生物防除剤の性質にもよるが、例えば、有害生
物防除剤1に対して0.1〜5.0(重量比)の水非混
和性液体を添加することができる。
【0009】水非混和性液体としては、例えば、大豆
油、ヤシ油、菜種油、キリ油、ヒマシ油、綿実油等の植
物油。キシレン、1,3,5,−トリメチルベンゼン、
メチルナフタレン、1−フェニル−1−キシリルエタ
ン、ドデシルベンゼン、液状パラフィン等の鉱物油が挙
げられるが、これらに限定されるものではなく、これら
の1種または2種以上を併用することができる。
【0010】例えば界面重合法によるポリウレア膜のマ
イクロカプセル化法を行うのには、芯物質中に予め多価
イソシアネート等の膜形成原料を添加しておき、該懸濁
液の液滴を分散させる水中には、必要により多価アミン
等を添加しておくか、分散化後添加する。又、ポリウレ
タン膜のマイクロカプセル化法を行うのには、ポリウレ
ア膜のマイクロカプセル化法に使用した多価アミンの換
わりに多価アルコールを使用すればよい。
【0011】ここで使用される多価イソシアネートは、
2,4−トルエンジイソシアネート、2,6−トルエン
ジイソシアネート、メチレン−ビス−(4−フェニルイ
ソシアネート)、ポリメチレンポリフェニルポリイソシ
アネート、テトラメチレンジイソシアネート、ペンタメ
チレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネ
ート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート等が挙げられ、これら多価イ
ソシアネートを単独あるいは2種類以上使用し、通常芯
物質に対して1〜50%、好ましくは2〜20%使用す
る。
【0012】多価アミンについては、テトラメチレンジ
アミン、ペンタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、エチレンジアミン、プロピレン−1,3−ジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリエチレントリアミン、
テロラエチレンペンタミン、1,3−フェニレンジアミ
ン、2,4−トルイレンジアミン等であり、これら多価
アミンを単独あるいは2種類以上使用し、多価イソシア
ネートとの反応に必要な量を使用する。
【0013】多価アルコールについては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、ジプロピレング
リコール、トリエチレングリコール、グリセリン、等で
あり、これら多価アルコールを単独あるいは2種類以上
使用し、多価イソシアネートとの反応に必要な量を使用
する。
【0014】得られた芯物質を水中に液滴として分散さ
せる際には、TKホモミクサー(特殊機化工業製)等の
高速せん断ミキサーが用いられ、芯物質は通常微小液滴
として分散される。尚、このとき攪拌条件を変化させる
ことにより、得られるマイクロカプセルの粒径を調節さ
せることができる。本発明のマイクロカプセルの平均粒
子径は有害生物防除剤の性状により適宜選ぶことがで
き、通常3〜50μm、好ましくは5〜40μmであ
る。
【0015】これらのマイクロカプセル化で分散粒子の
コントロールや効率良いカプセル化を行うためには分散
剤が重要な役割を果たし、例えばアクリル酸重合物、
(メタ)アクリル酸共重合物(アクリル酸メチル等のア
クリル酸エステル、アクリル酸アミド、アクリロニトリ
ル、スチレンスルホン酸、酢酸ビニル等との共重合
物)、マレイン酸共重合物(スチレン、エチレン、プロ
ピレン、メチルビニルエーテル、酢酸ビニル、イソブチ
レンとの共重合物)、カルボキシメチルセルロース、ポ
リビニルアルコール等の高分子物質、キサンタンガム、
アラビアガム、アルギン酸ソーダ等の天然多糖類等の単
独または2種以上を組み合わせて使用し、分散系全体に
対して通常0.1〜10%、好ましくは0.1〜5%が
使用される。
【0016】膜形成反応は通常20〜90℃、好ましく
は40〜80℃の範囲内で0.5〜24時間かけて行わ
れる。このようにして、ポリウレア、ポリウレタンの膜
が形成され、マイクロカプセルが水中に分散したスラリ
ーが得られる。
【0017】本発明のマイクロカプセル水性懸濁製剤は
以下のように製造される。得られたマイクロカプセルス
ラリーに田面水中での拡散性をより良好にするために界
面活性剤を添加する。更に、活性成分の含量を調整する
ために水を添加することができ、水の比率は系全体の通
常30〜95%になるように調整する。本発明に使用で
きる界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン
アルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールフェニルエーテル、ポリオキシエチレンスチ
リルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエ
ステル、ポリオキシエチレンソルビタンアルキレート、
ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシエチレン
フェニルエーテルポリマー等の非イオン界面活性剤、リ
グニンスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、
ジアルキルスルホサクシネート、ポリオキシエチレンア
ルキルアリールホスフェート、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテルサルフェート、アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンスチリルフェニル
エーテルサルフェート等の陰イオン界面活性剤が挙げら
れるが、これらに限定されるものではなく、これらの1
種または2種以上を併用することができる。界面活性剤
のマイクロカプセル水性懸濁製剤中の添加量は通常0.
1〜10.0%、好ましくは0.5〜5%である。
【0018】このように製造された本発明のマイクロカ
プセル水性懸濁製剤の20℃における粘度が50〜50
0cpsの場合はそのまま使用することができ、50c
psより低い場合は、増粘剤を添加することができる。
また、500cpsより高い場合は分散剤の種類あるい
は添加量を調整して20℃における粘度が50〜500
cpsになるようにすればよい。ここで使用できる増粘
剤としては、たとえばキサンタンガム(ザンタンガ
ム),ローカストビーンガム等の天然多糖類、マグネシ
ウムアルミニウムシリケート、ベントナイト等の鉱物質
微粉末、カルボキシメチルセルロース等の半合成多糖
類、ポリアクリル酸等の合成高分子を単独または2種以
上で混合して用いる事ができる。増粘剤のマイクロカプ
セル水性懸濁製剤中の添加量は、通常0.01〜5.0
%であるが、添加量を調整し、20℃における粘度を5
0〜500cpsにする。粘度が50cpsより低いと
水性懸濁製剤中でマイクロカプセルと水層が分離しやす
くなり、500cpsより高いと田面水中での活性成分
の拡散性が悪くなる。
【0019】また、必要に応じてプロピレングリコー
ル、エチレングリコール等の凍結防止剤、BHT等の安
定化剤、ピペロニルブトキサイド等の協力剤,防黴剤,
着色剤、芳香剤などを添加することもできる。
【0020】
【実施例】以下に実施例により本発明を説明する(以
下、部は重量部を表す)。
【0021】実施例1 2−メチル−4−クロロフェノキシ酪酸エチル{MCP
B−E}200部に、水非混和性液体としてn−デカン
80部、膜材としてポリメチレンポリフェニルポリイソ
シアネート6部およびイソホロンジイソシアネート9部
を加え均一に混合溶解し、芯物質を調製した。他の容器
にゴーセノールAL−06(日本合成化学社製)の2%
水溶液533部を入れ30℃に加温し分散液を調製し
た。1Lの容器に芯物質と分散液を入れ、ミキシングア
ナライザー2500型(特殊機化工業社製)を用い回転
数8000rpmで5分間分散しO/W型のエマルジョ
ンを調製した。これにエチレンジアミン,ジエチレント
リアミンの各20%の混合水溶液12部を加え、60℃
で3時間反応させポリウレア膜のマイクロカプセル液を
調製した。更に、界面活性剤としてニューカルゲンFS
−3(竹本油脂社製)を30部、プロピレングリコール
の50%水溶液100部およびキサンタンガムの2%水
溶液30部を加え均一に混合し、含量20%のマイクロ
カプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの平均
粒子径の測定値は9.8μmであった。
【0022】比較例1 実施例1のゴーセノールAL−06(日本合成化学社
製)の2%水溶液533部を493部に、キサンタンガ
ムの2%水溶液30部を100部に、また、界面活性剤
のニューカルゲンFS−3を添加しなかった、その他の
原材料の仕込み値および操作は実施例1と同様とし、含
量20%のマイクロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイ
クロカプセルの平均粒子径の測定値は10.1μmであ
った。
【0023】比較例2 比較例1のゴーセノールAL−06(日本合成化学社
製)の2%水溶液493部を563部に、また、キサン
タンガムの2%水溶液100部を30部に変え、その他
の原材料の仕込み値および操作は比較例1と同様とし、
含量20%のマイクロカプセル水性懸濁製剤を得た。マ
イクロカプセルの平均粒子径の測定値は10.2μmで
あった。
【0024】比較例3 比較例1中のn−デカンを使用せず、また、ゴーセノー
ルAL−06(日本合成化学社製)の2%水溶液493
部を573部に変え、その他の原材料の仕込み値および
操作は比較例1と同様とし、含量20%のマイクロカプ
セル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの平均粒子
径の測定値は11.5μmであった。
【0025】実施例2 O,O−ジエチル O−(2−イソプロピル−6−メチ
ル−4−ピリミジニル)ホスホロチオエート{ダイアジ
ノン}200部に、水非混和性液体としてドデシルベン
ゼン150部、膜材としてポリメチレンポリフェニルポ
リイソシアネート3部およびイソホロンジイソシアネー
ト12部を加え均一に混合溶解し、芯物質を調製した。
他の容器にゴーセノールAL−06(日本合成化学社
製)の2%水溶液463部を入れ30℃に加温し分散液
を調製した。1Lの容器に芯物質と分散液を入れ、ミキ
シングアナライザー2500型(特殊機化工業社製)を
用い回転数8000rpmで5分間分散しO/W型のエ
マルジョンを調製した。これにエチレンジアミン,ジエ
チレントリアミンの各20%の混合水溶液12部を加
え、60℃で3時間反応させポリウレア膜のマイクロカ
プセル液を調製した。更に、界面活性剤としてニューカ
ルゲンFS−7(竹本油脂社製)を30部、プロピレン
グリコールの50%水溶液100部およびキサンタンガ
ムの2%水溶液30部を加え均一に混合し、含量20%
のマイクロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプ
セルの平均粒子径の測定値は10.3μmであった。
【0026】比較例4 実施例2のゴーセノールAL−06(日本合成化学社
製)の2%水溶液463部を423部に、キサンタンガ
ムの2%水溶液30部を100部に、また、界面活性剤
のニューカルゲンFS−7を添加しなかった、その他の
原材料の仕込み値および操作は実施例2と同様とし、含
量20%のマイクロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイ
クロカプセルの平均粒子径の測定値は10.7μmであ
った。
【0027】比較例5 比較例4のゴーセノールAL−06(日本合成化学社
製)の2%水溶液423部を493部に、また、キサン
タンガムの2%水溶液100部を30部に変え、その他
の原材料の仕込み値および操作は比較例4と同様とし、
含量20%のマイクロカプセル水性懸濁製剤を得た。マ
イクロカプセルの平均粒子径の測定値は10.6μmで
あった。
【0028】比較例6 比較例4中のドデシルベンゼンを使用せず、また、ゴー
セノールAL−06(日本合成化学社製)の2%水溶液
423部を573部に変え、その他の原材料の仕込み値
および操作は比較例4と同様とし、含量20%のマイク
ロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの平
均粒子径の測定値は11.2μmであった。
【0029】実施例3 O−(3,5,6−トリクロロ−2−ピリジル)O,O
−ジエチル ホスホロチオエート{クロルピリホス}2
00部に、水非混和性液体としてn−デカン130部、
膜材としてポリメチレンポリフェニルポリイソシアネー
ト5部およびイソホロンジイソシアネート10部を加え
50℃で均一に混合溶解し、芯物質を調製した。他の容
器にゴーセノールAL−06(日本合成化学社製)の2
%水溶液483部を入れ30℃に加温し分散液を調製し
た。1Lの容器に芯物質と分散液を入れ、ミキシングア
ナライザー2500型(特殊機化工業社製)を用い回転
数8000rpmで5分間分散しO/W型のエマルジョ
ンを調製した。これにエチレンジアミン,ジエチレント
リアミンの各20%の混合水溶液12部を加え、60℃
で3時間反応させポリウレア膜のマイクロカプセル液を
調製した。更に、界面活性剤としてニューカルゲンFS
−7(竹本油脂社製)を30部、プロピレングリコール
の50%水溶液100部およびキサンタンガムの2%水
溶液30部を加え均一に混合し、含量20%のマイクロ
カプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの平均
粒子径の測定値は10.3μmであった。
【0030】実施例4 実施例3のn−デカン130部を110部に、また、ゴ
ーセノールAL−06(日本合成化学社製)の2%水溶
液483部を503部に変え、その他の原材料の仕込み
値および操作は実施例3と同様とし、含量20%のマイ
クロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの
平均粒子径の測定値は9.8μmであった。
【0031】実施例5 実施例3のn−デカン130部を150部に、また、ゴ
ーセノールAL−06(日本合成化学社製)の2%水溶
液483部を463部に変え、その他の原材料の仕込み
値および操作は実施例3と同様とし、含量20%のマイ
クロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの
平均粒子径の測定値は10.3μmであった。
【0032】実施例6 実施例3のn−デカン130部を170部に、また、ゴ
ーセノールAL−06(日本合成化学社製)の2%水溶
液483部を443部に変え、その他の原材料の仕込み
値および操作は実施例3と同様とし、含量20%のマイ
クロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの
平均粒子径の測定値は10.3μmであった。
【0033】実施例7 実施例3のn−デカン130部を200部に、また、ゴ
ーセノールAL−06(日本合成化学社製)の2%水溶
液483部を413部に変え、その他の原材料の仕込み
値および操作は実施例3と同様とし、含量20%のマイ
クロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの
平均粒子径の測定値は11.1μmであった。
【0034】比較例7 実施例3のゴーセノールAL−06(日本合成化学社
製)の2%水溶液483部を443部に、キサンタンガ
ムの2%水溶液30部を100部に、また、界面活性剤
のニューカルゲンFS−7を添加しなかった、その他の
原材料の仕込み値および操作は実施例3と同様とし、含
量20%のマイクロカプセル水性懸濁製剤を得た。マイ
クロカプセルの平均粒子径の測定値は10.5μmであ
った。
【0035】比較例8 比較例7のゴーセノールAL−06(日本合成化学社
製)の2%水溶液443部を513部に、また、キサン
タンガムの2%水溶液100部を30部に変え、その他
の原材料の仕込み値および操作は比較例7と同様とし、
含量20%のマイクロカプセル水性懸濁製剤を得た。マ
イクロカプセルの平均粒子径の測定値は10.9μmで
あった。
【0036】比較例9 比較例7中のn−デカンを使用せず、また、ゴーセノー
ルAL−06(日本合成化学社製)の2%水溶液443
部を573部に変え、その他の原材料の仕込み値および
操作は比較例7と同様とし、含量20%のマイクロカプ
セル水性懸濁製剤を得た。マイクロカプセルの平均粒子
径の測定値は11.3μmであった。
【0037】
【試験例】本発明のマイクロカプセル水性懸濁製剤の物
理化学的性質および拡散性試験は以下の試験方法により
実施した。
【0038】試験例1;マイクロカプセルの比重測定 マイクロカプセルの比重は芯物質の比重と近似値である
ので、芯物質の比重をもってマイクロカプセルの比重と
した。芯物質をピクノメーターを用いて20℃にて測定
し、次式にて算出した。
【0039】
【数1】 比重=(ms−m0)÷〔(mw−m0)÷ρw〕
【0040】 m0:ピクノメーターの質量 mw:ピクノメーターに水を満たしたときの質量 ms:ピクノメーターに芯物質を満たしたときの質量 ρw:20℃における水の密度 その結果は表1に示す。
【0041】試験例2;粘度測定 B型粘度計(株式会社東京計器製)のローターNo.2
またはNo.3を用いローター回転数30rpm、マイ
クロカプセル水性懸濁製剤の液温20℃で測定した。そ
の結果は表1の示す。
【0042】試験例3;拡散性試験 2m2(1m×2m)のプラスチック製バットに水深5
cmとなるよう水を入れ、このバットの中央に実施例お
よび比較例のマイクロカプセル水性懸濁製剤1mlを滴
下した。20℃で5時間静置後にバットの4隅(A区〜
D区)および中央(E区)の活性成分濃度を測定した。
そして拡散性は、次式により活性成分のバット内の水中
に均一に拡散した場合の理論水中濃度に対する割合で示
した。
【0043】
【数2】拡散性(%)=(バットの4隅および中央置に
おける水中濃度)÷(理論水中濃度
【0044】その結果は表1に示す。
【0045】
【表1】 表1 活性 芯物質の 製剤粘度 界面活 拡散性(%) 成分 比重 cps 性剤 A B C D E 実施例 1 M−E 1.01 320 添加 100 95 105 95 105 比較例 1 M−E 1.01 900 無添加 50 45 55 40 210 比較例 2 M−E 1.01 250 無添加 60 55 65 45 180 比較例 3 M−E 1.11 850 無添加 30 40 40 30 250 実施例 2 DZ 1.00 220 添加 90 105 95 100 100 比較例 4 DZ 1.00 1040 無添加 50 65 60 50 200 比較例 5 DZ 1.00 180 無添加 55 55 65 65 190 比較例 6 DZ 1.11 960 無添加 45 35 40 30 220 実施例 3 CPF 1.02 200 添加 95 95 105 90 105 実施例 4 CPF 1.04 160 添加 90 85 95 100 115 実施例 5 CPF 1.00 220 添加 100 105 95 95 100 実施例 6 CPF 0.99 240 添加 105 110 90 95 95 実施例 7 CPF 0.97 280 添加 100 95 110 95 105 比較例 7 CPF 1.02 960 無添加 45 55 50 45 230 比較例 8 CPF 1.02 160 無添加 55 65 55 50 210 比較例 9 CPF 1.21 1000 無添加 35 25 50 45 280
【0046】活性成分のM−EはMCPB−Eを、DZ
はダイアジノンを、また、CPFはクロルピリホスを示
す。
【0047】試験例4;コナギの除草効力試験 供試薬剤;実施例1、比較例1〜3 試験方法;2m2(1m×2m)のプラスチック製バッ
トに水田土壌を入れ、コナギを播種した。播種5日後に
水深5cmとなるよう水を入れ、このバットの中央に実
施例および比較例のマイクロカプセル水性懸濁製剤0.
5mlを滴下した。調査方法;薬剤処理2週間後および
4週間後に、バットの4隅(20cm×20
cm、A区〜D区)および中央(20cm×20cm、
E区)の発芽 したコナギの本数を調査した。
尚、2週間後に調査したコナギは全て 除去し
た。結果を表2に示す。
【0048】
【表2】表2 コナギの本数 2週間後 4週間後 供試薬剤 A B C D E A B C D E 実施例1 5 3 3 5 1 8 2 4 4 2 比較例1 45 33 34 29 0 39 29 35 40 1 比較例2 39 26 44 25 1 20 51 42 31 2 比較例3 56 32 26 54 1 18 30 37 27 0 無処理 132 154 98 106 123 110 85 113 120 131
【0049】上記のように実施例では各区とも良好な効
力を示したが、比較例では薬剤滴下地点E区での効力は
良好であったが、A〜Dでは効力が劣った。
【0050】試験例5;水稲に対する薬害試験 供試薬剤;実施例1、比較例1〜3 試験方法;2m2(1m×2m)のプラスチック製バッ
トに水田土壌を入れ、1〜1.5葉期の水稲を5本を1
株として移植した。移植1日後に水深5cmとなるよう
水を入れ、このバットの中央に実施例および比較例のマ
イクロカプセル水性懸濁製剤1mlを滴下した。 調査方法;薬剤処理2週間後および4週間後に、バット
の4隅(A区〜D区)および中央(E区)の水稲につい
て薬害(ロール葉)の程度を達観調査した(3連性の平
均値)。 薬害程度;−(薬害無し)、+(薬害少)、++(薬害
多) 試験結果を表3に示す。
【0051】
【表3】 表3 薬害程度 2週間後 4週間後 供試薬剤 A B C D E A B C D E 実施例1 − − − − − − − − − − 比較例1 − − − − + − − − − ++ 比較例2 − − − − + − − − − + 比較例3 − − − − + − − − − ++ 無処理 − − − − − − − − − −
【0052】上記のように実施例では各区とも薬害が認
められなかったが、比較例では薬剤滴下地点E区で薬害
が認められた。
【0053】試験例6;ニカメイチュウの殺虫効力試験 供試薬剤;実施例2、比較例4〜6 試験方法;2m2(1m×2m)のプラスチック製バッ
トに水田土壌を入れ、2〜3葉期の水稲5本を1株とし
て移植した。移植2週間後に、孵化直前のニカメイチュ
ウの卵塊(50卵前後)を接種し、その1日後に水深5
cmとなるよう水を入れ、このバットの中央に実施例お
よび比較例のマイクロカプセル水性懸濁製剤2mlを滴
下した。 調査方法;卵塊接種1日後(薬剤処理前)に各区(A〜
E区)の孵化幼虫を調査し、1週間後にバットの4隅
(A区〜D区)および中央(E区)の水稲を地際部より
切り取り生幼虫数を調査した(3連性の平均値)。試験
結果を表4に示す。
【0054】
【表4】 表4 孵化卵数 生幼虫数 供試薬剤 A B C D E A B C D E 実施例2 47 45 48 48 51 2 1 3 2 1 比較例4 46 48 48 50 46 12 13 15 11 0 比較例5 50 49 45 46 48 15 11 17 16 0 比較例6 46 48 51 49 50 13 16 18 15 2 無処理 45 48 50 46 47 38 41 40 36 41
【0055】上記のように実施例では各区とも良好な効
力を示したが、比較例では薬剤滴下地点E区での効力は
良好であったが、A〜Dでは効力が劣った。
【0056】
【発明の効果】本発明の湛水下水田直接散布用マイクロ
カプセル水性懸濁製剤は、田面水中での活性成分の拡散
性が良好であることから、本来の活性成分の効力発現が
安定化し、且つ、水稲に薬害を与えない。このように、
湛水下水田に原液のまま直接散布するのに適した製剤で
ある。以上のごとく、本発明のマイクロカプセル水性懸
濁製剤および本発明の散布方法は、優れた特徴を有して
おり、実用性の大きいものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】20℃の水に対する溶解度が1%以下であ
    る有害生物防除剤が封入されたマイクロカプセルの20
    ℃における比重が0.95〜1.05であり、該マイク
    ロカプセルを1〜60%、水を30〜95%含有し、残
    分の主成分が界面活性剤であり、且つ20℃における粘
    度が50〜500cpsの物理性を有する湛水下水田直
    接散布用マイクロカプセル水性懸濁製剤。
  2. 【請求項2】マイクロカプセル内芯物質において、有害
    生物防除剤1に対し0.1〜5(重量比)の水非混和性
    液体を含有することを特徴とする請求項1記載の水性懸
    濁製剤。
  3. 【請求項3】マイクロカプセルの膜材が、界面重合法に
    より形成されたポリウレアおよび/又はポリウレタンで
    ある請求項1および/又は請求項2記載の水性懸濁製
    剤。
  4. 【請求項4】20℃の水に対する溶解度が1%以下であ
    る有害生物防除剤が封入されたマイクロカプセルの20
    ℃における比重が0.95〜1.05であり、該マイク
    ロカプセルを1〜60%、水を30〜95%含有し、残
    分の主成分が界面活性剤であり、且つ20℃における粘
    度が50〜500cpsの物理性を有するマイクロカプ
    セル水性懸濁製剤組成物を湛水下水田に直接滴下散布す
    ることを特徴とする散布方法。
  5. 【請求項5】マイクロカプセル内芯物質において、有害
    生物防除剤1に対し0.1〜5(重量比)の水非混和性
    液体を含有することを特徴とする請求項2記載の水性懸
    濁製剤を湛水下水田に直接滴下散布することを特徴とす
    る散布方法。
  6. 【請求項6】マイクロカプセルの膜材が、界面重合法に
    より形成されたポリウレアおよび又はポリウレタンであ
    る請求項3記載の水性懸濁製剤を湛水下水田に直接滴下
    散布することを特徴とする散布方法。
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WO2007069461A1 (ja) 2005-12-14 2007-06-21 Sumitomo Chemical Company, Limited マイクロカプセル化された農薬
EP1961303A1 (en) * 2005-12-14 2008-08-27 Sumitomo Chemical Company, Limited Microencapsulated pesticide
EP1961303A4 (en) * 2005-12-14 2012-05-09 Sumitomo Chemical Co MICROENCAPSULE PESTICIDE
US9060510B2 (en) 2005-12-14 2015-06-23 Sumitomo Chemical Company, Limited Microencapsulated pesticide

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