JPH1149536A - 低圧複層ガラスの作製方法 - Google Patents

低圧複層ガラスの作製方法

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JPH1149536A
JPH1149536A JP9206835A JP20683597A JPH1149536A JP H1149536 A JPH1149536 A JP H1149536A JP 9206835 A JP9206835 A JP 9206835A JP 20683597 A JP20683597 A JP 20683597A JP H1149536 A JPH1149536 A JP H1149536A
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JP
Japan
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glass
low
spacer
sealing material
pressure
Prior art date
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Application number
JP9206835A
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English (en)
Inventor
Akira Sakata
昭 坂田
Yoshiaki Sugata
菅田義敬
Toshiaki Ito
伊藤俊明
Hiromi Hase
長谷広美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
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    • Y02A30/249Glazing, e.g. vacuum glazing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/22Glazing, e.g. vaccum glazing

Landscapes

  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スペーサーの配設をきわめて容易に行うことが
できる複層ガラスの作製方法を提供する。 【解決手段】 本発明は、2枚の板ガラスを所定の間隔
で隔置し、この間隔を保持する粒状のスペーサーを配設
するとともに、このパネルの周縁端部を封着材により密
封して、低圧空間が形成される低圧複層ガラスの作製方
法において、前記2枚の板ガラスのどちらか一方の板ガ
ラスのスペーサーが配設される所定の位置に、先端を中
空構造にして吸排気自在な吸着具によりスペーサーを配
設するようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅・非住宅など
の建築分野、自動車・車両・船舶・航空機などの輸送分
野、冷凍庫・冷凍ショーケース・恒温恒湿槽などの設備
機器分野などの省エネルギーを要求される開口部に適用
される高い断熱性能を有する低圧複層ガラスの作製方
法、特にスペーサーの配設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、省エネルギーに優れた快適で健康
な住環境をつくるため、従来に増して断熱性能を有する
複層ガラスの使用頻度が高まり、急速に普及している。
【0003】この複層ガラスパネルとして、対向する板
ガラスにより形成される空間を低圧にした複層ガラスパ
ネルが提案されている。例えば、特表平5-501896号公報
には、低圧空間を包囲し、溶融はんだガラスの周囲ジョ
イントと溶融はんだガラスの外部コーティングを有する
配列された複数の支柱とによって相互に連結された2枚
の板ガラスから構成される断熱ガラスパネルが提案され
ている。
【0004】特表平7-508967号公報には、低圧空間を封
入し、かつ溶合されたはんだガラスの周縁接合部と柱の
配列により互いに結合された2枚の互いに離れた板ガラ
スからなり、しかもこれらの柱の少なくともいくつかは
完全に金属製である熱絶縁ガラスパネルが提案されてい
る。
【0005】特開平6-17579号公報には、2枚の板ガラ
スからなる平行板が所定の間隔で隔置し、この間隔を保
持する低融点ガラスまたは陶磁器で作られているスペー
サーを低融点ガラスにより融着して配設するとともに、
この平行板端部を低融点融着材、例えば、低融点ガラス
や低融点合金により融着密着して真空空間を形成する真
空断熱ガラス板が提案されている。
【0006】特開平8-133795号公報には、高さ一定の突
起を設けた板ガラスを突起のある面で重ね合わせ、外周
部を接着剤で気密に張り合わせ空間を形成し、この空間
を真空にした構造の複合ガラス板が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スペー
サーの配設方法については、いずれにも明示されたもの
はなく、スペーサー自身直径が1mm以下の微小なもの
であるから、ピンセットのような挟着して配置させるこ
とはできるが所定位置に配設することは煩雑であり、容
易なことではない。
【0008】単にスペーサーを置くだけであれば、位置
がずれてしまうので、接着剤を使用すると、接着剤を何
らかの形でスペーサーの表面に付着させる必要があり、
特に有機系の接着剤を使用する場合には、2枚の板ガラ
スにより形成される空間部を減圧する際に、ガスが発生
する恐れがあり、いずれにしてもスペーサー接着部分が
目立ってしまうことは避けられなかった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、スペーサーの配設をきわめて容易に行うこと
ができる複層ガラスの作製方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、本発明は、2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置
し、この間隔を保持する粒状のスペーサーを配設すると
ともに、このパネルの周縁端部を封着材により密封し
て、低圧空間が形成される低圧複層ガラスの作製方法に
おいて、前記2枚の板ガラスのどちらか一方の板ガラス
のスペーサーが配設される所定の位置に、先端を中空構
造にして吸排気自在な吸着具によりスペーサーを配設す
るようにしたことを特徴とすがるものであり、この吸着
具を使用することにより、後述する実施例に示すように
スペーサーを容易に、しかも一度に自動的に配設するこ
とを可能にするものである。
【0011】その後の工程について、好ましい方法の一
つは、一方の板ガラスにスペーサーを配設した状態で、
該板ガラスの周辺部に目標の前記間隔よりも厚い主とし
て有機高分子系材料からなる封着材を少なくとも一部を
残して開口部となるように配設し、その後他方の板ガラ
スを一方の板ガラスに重ね合わせ積層体とし、該積層体
を減圧チャンバーに導入し、所定の圧力まで減圧した
後、前記開口部を閉塞するようにしたものであり、この
場合には、封着材は、単に主として有機高分子材料から
なる封着材は勿論、金属製芯材に主として有機高分子系
材料からなる封着材を被覆したもの、主として有機高分
子系材料から成る封着材とし、該封着材に吸着剤を充填
したものなどを好適に使用することができる。また、封
着材の低圧空間側周辺部に、比較的硬い芯材表面を比較
的柔らかい被覆材でコーティングした線材スペーサーを
配設することもできる。
【0012】このように、主として有機高分子系材料か
らなる封着材は、粘弾性特性を有するので、夏季の猛暑
環境や環境試験機の高温環境において発生する熱応力は
小さく、大きな熱応力が発生する脆性材料の溶融はんだ
ガラスと違い、封着部で破損することがないので、建築
用途、車両などの輸送用途および環境試験機などの設備
機器用途に採用でき、地震や風などによる繰り返し衝撃
荷重を吸収することができるので、溶融はんだガラスと
違い、建築用途および車両などの輸送用途にも採用でき
る。
【0013】有機高分子系材料からなる封着材によって
周辺端部を封着するときに、加熱するにしてもせいぜい
200℃程度までの加熱で済むので、一方の板に垂直放
射率の低いスパッタリング法による特殊金属膜をコーテ
ィングした低放射板ガラスを使用することができるの
で、断熱性能をさらに向上させることができる。
【0014】また、封着材として金属製芯材が挿入され
たものを使用すると、封着材の配設が容易に行うことが
できるので好ましいが、金属製芯材が挿入されていない
封着材も勿論使用することができる。
【0015】その後の工程について、好ましい方法の一
つは、低融点はんだ合金が周辺部に形成された一方の板
ガラスにスペーサーを配設した状態で、該板ガラスの周
縁部に形成された低融点はんだ合金より外側周縁部に、
目標の前記間隔よりも厚い主として有機高分子系材料か
らなる封着材を少なくとも一部を残して開口部となるよ
うに配設し、その後周辺部に低融点はんだ合金が形成さ
れた他方の板ガラスを重ね合わせ積層体とし、該積層体
を減圧チャンバーに導入し、空間部を所定の圧力まで減
圧した後、前記開口部を閉塞し、その後積層体の少なく
とも全周部分を加熱処理して2枚の板ガラスに盛られた
低融点はんだ合金からなる封着材と有機高分子系材料か
らなる封着材によって2枚の板ガラスを接着するように
してもよい。
【0016】このように、封着材として、有機高分子系
材料からなる封着材に加え、低融点のはんだ合金を使用
することにより、より密着性を向上させ、耐久性も向上
させることができる。
【0017】また、前記2枚の板ガラスのどちらか一方
の板ガラスのスペーサーが配設される所定の位置に、水
滴を付着させておき、その後該水滴が乾燥する前にTi
などの粒状のスペーサーを配設すると、接着剤を塗布し
ておく必要がなく、接着剤跡あるいは接着跡が残らない
ので好ましい。
【0018】水滴上にスペーサーを配設すると、水滴に
接触したガラスからシリカゲルが析出して、乾燥される
と、通常は汚れになるが、接着剤として作用するものと
考えられる。
【0019】
【発明の実施の形態】2枚の板ガラスとは、クリアなフ
ロート板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラ
ス、高性能熱線反射板ガラス、線入板ガラス、網入板ガ
ラス、型板ガラス、強化ガラス、倍強度ガラス、低反射
板ガラス、高透過板ガラス、摺りガラス、タペスティ
(フロスト)ガラス、セラミックス印刷ガラス、合わせ
ガラスなど各種板ガラスを適宜組み合わせることができ
るが、少なくとも1枚はこれら各種板ガラスに特殊金属
膜をコーティングした低放射板ガラスを採用すると断熱
性能が高くなるので好ましい。この場合封着材として主
として高分子系材料からなる封着材を使用するものであ
るから、封着時に200℃以下で処理できるので、比較
的垂直放射率の高いCVD法により成膜したものは勿
論、垂直放射率の低いスパッタリング法により成膜した
コーティング膜を採用することができる。
【0020】さらに、当該低放射板ガラスは、JIS
R 3106ー1985(板ガラスの透過率・反射率・
日射熱取得率試験方法)に定める垂直放射率が0.20
以下の、好ましくは0.10以下のガラスを1枚以上使
用したもの、または垂直放射率が035以下の、好まし
くは0.25以下のガラスを2枚使用することもでき
る。
【0021】2枚の板ガラスの板厚は通常、ともに1.
9mm以上のものが用いられるが、強化ガラスの場合
で、とくに化学強化ガラスなどの場合はこの限りではな
く、1.9mm以下のものを用いることもできる。
【0022】2枚の板ガラスの間隔を保持する粒状のス
ペーサーは球状、円柱状、角柱状などの形状のスペーサ
ーを採用することができ、スペーサー用材料としては、
ガラスに比べ硬度が低く、かつ適切な圧縮強さを有する
ものであれば、とくに限定されないが、金属、合金、鉄
鋼、セラミックスまたはプラスチックが好ましい。金属
では鉄、銅、アルミニウム、タングステン、ニッケル、
クロム、チタンなど、合金、鉄鋼では炭素鋼、クロム
鋼、ニッケル鋼、ステンレス鋼、ニッケルクロム鋼、マ
ンガン鋼、クロムマンガン鋼、クロムモリブデン鋼、珪
素鋼、真鍮、ハンダ、ニクロム、ジュラルミンなどが用
いられる。
【0023】また、金属あるいは合金をセラミックスま
たはプラスチックでコーティングしたものでは、着色す
ることにより意匠性を向上させるとともに、金属特有の
反射を抑制することができる。
【0024】粒状のスペーサーの配設間隔は100mm
以下であり、75mm以下が好ましい。これらスペーサ
ーの配設は、当該配設間隔の範囲内であれば、規則的で
も不規則的でも構わない。
【0025】2枚の板ガラスの間隔は0.05mm以
上、2.0mm以下であり、0.10mm以上、1.0m
m以下が好ましい。比較的硬い芯材表面を比較的柔らか
い被覆材でコーティングした線材スペーサーは、前述の
金属、合金、鉄鋼、セラミックスまたはプラスチックな
どの比較的硬い芯材の表面を、比較的柔らかい被覆材と
して、インジウム、アルミニウム、銅、銀、金、鉛、亜
鉛、スズなどの金属、あるいはスズ、鉛、亜鉛、銀、ア
ルミニウム、カドミウム、インジウム、ビスマス、アン
チモンのいずれかを適宜組み合わせてなるハンダなど、
好ましくは溶解温度が250℃未満である金属あるいは
ハンダ、例えばスズ、インジウムなどの金属、あるいは
Sn−Pb系、Sn−Zn系、Sn−Zn−Ag系、I
n−Ag系、In−Sn系、In−Pb系、In−Zn
系、In−Al系、In−Sn−Zn系、In−Ag−
Pb系、In−Sn−Ag−Pb系のハンダでコーティ
ングしたものであればよく、その配置は、封着材の低圧
空間側周辺部分に、封着材と接するように配設すればよ
い。
【0026】なお、比較的柔らかい被覆材としてアルミ
ニウム、銅を使用する場合には、芯材がこれより硬い材
料、例えば鉄、タングステン、ニッケル、チタン、炭素
鋼、ステンレス鋼などを使用した場合に利用できる。
【0027】このパネルの周縁端部に用いる封着材とし
ては、主として有機高分子系材料から成る封着材を用い
る。当該有機高分子系材料は、母材として透湿度(JI
SZ 0208−1976に規定される防湿包装材料の
透湿度試験方法に基づく)が2.0g/m2・24h
(40℃、90%RH)以下で、窒素透過度(JISZ
1707−1975に規定される食品包装用プラスチ
ックフィルムに基づく)が1×10-6cm3・cm/c
2・sec・atm(25℃)以下、酸素透過度(J
IS Z 1707−1975に規定される食品包装用
プラスチックフィルムに基づく)が1×10-5cm3
cm/cm2・sec・atm(25℃)以下であるポ
リイソブチレン(反応性ポリイソブチレンを含む)また
はブチルゴムを主たる成分として、他に粘着付与剤や可
塑剤などを添加した自己粘着性を有するものを、必要に
応じて充填材として炭酸カルシウム、タルク、マイカ、
シリカ、カーボンブラック、超微粉末シリカ、超微粉末
チタニアなどを用いて複合したもの、あるいは母材とし
て透湿度(JIS Z 0208−1976に規定され
る防湿包装材料の透湿度試験方法に基づく)が2.0g
/m2・24h(40℃、90%RH)以下で、窒素透
過度(JIS Z 1707−1975に規定される食
品包装用プラスチックフィルムに基づく)が1×10-6
cm3・cm/cm2・sec・atm(25℃)以下、
酸素透過度(JIS Z 1707−1975に規定さ
れる食品包装用プラスチックフィルムに基づく)が1×
10-5cm3・cm/cm2・sec・atm(25℃)
以下という条件をいずれかあるいは全て満足するポリイ
ソプレン、シリコーン、ポリサルファイド、ポリエチレ
ン系、ポリプロピレン系、テフロン(PTFE)、ポリ
弗化ビニリデン(PVDF)、ポリアクリルニトリル、
ポリメタクリロニトリル、Monsanto社製の「ロ
パッグ」(商品名)、Sohio社製の「バーレック
ス」(商品名)、ポリエチレンテレフタレート、ナイロ
ン6、ナイロン66などのポリアミド系、ポリ塩化ビニ
ール、ポリ弗化ビニール、ポリイミドなどの有機高分子
に、必要に応じて粘着付与剤や可塑剤などを添加したも
の、また必要に応じて充填材として炭酸カルシウム、タ
ルク、マイカ、シリカ、カーボンブラック、超微粉末シ
リカ、超微粉末チタニアなどを用いて複合したものも使
用することができる。
【0028】透湿度、窒素透過度、酸素透過度の条件全
てを満足しない場合には、複数の封着材により二重ある
いは三重の封着を行って全ての条件を満足するようにす
るとよい。
【0029】また、低圧空間内に気体あるいは低分子量
物が透過または放出される場合は、これらを吸着させる
ため、当該有機高分子系材料にシリカゲル、活性炭、活
性白土、ゼオライト(3A、4A、5A、13X)、酸
素吸着剤、Ba−Alなどの合金ゲッター材などの吸着
剤を、60wt%以下、好ましくは50wt%以下で充
填することが好ましいなお、例えば低圧空間内に気体あ
るいは低分子量物が透過または放出されない場合は、吸
着剤を充填しなくてもよい。
【0030】封着材として、主として有機高分子系材料
を主たる構成とする封着材と組み合わせて低融点のはん
だ合金からなる封着材を使用すると好ましく、低融点の
はんだ合金としてはBi(34〜53重量%)−Sn
(36〜54重量%)−Sb(1〜3重量%)−Zn
(10重量%)系のはんだ合金(融点150℃〜180
℃)、Bi(43.2重量%)−Pb(25.7重量
%)−Sn(13.1重量%)−Sb(8重量%)−Z
n(10重量%)系のはんだ合金(融点110℃〜20
0℃)、Bi(40〜65重量%)−Pb(25〜50
重量%)−Zn(10重量%)系のはんだ合金(融点1
30℃〜160℃)、Bi(44〜47重量%)−Pb
(29〜31重量%)−Sn(12〜14重量%)−S
b(1重量%)−Zn(10重量%)系のはんだ合金
(融点110℃〜130℃)などの合金を好適に使用す
ることができ、減圧チャンバー内では酸素が少なくガラ
スとの接着が困難であるので、予め大気中で2枚の板ガ
ラスに半田付けをしておく。
【0031】このパネルの周縁端部の封着材によって形
成される開口部の幅は、0.1mm程度開いていれば、
減圧チャンバー内において積層体の減圧は可能である
が、減圧時間を短縮するためには、0.2mm以上開け
たほうがよく、2.0mmを越えると、この開口部が閉
塞しても、密封が十分できなくなる恐れがあるので、
0.2mm〜2.0mmの範囲とした方がよい。
【0032】このように、主として有機高分子系材料か
らなる封着材、あるいはこの封着材と低融点はんだ合金
を併用した封着材を使用すると好ましいが、従来知られ
ている低融点ガラスなどの封着材も勿論使用することが
できる。
【0033】2枚の板ガラス間の密封された低圧空間の
真空度は、1×10-2Torr以下、好ましくは1×1
-3Torr以下とする。複層ガラス作製について、ま
ず、2枚の板ガラスのどちらか一方の板ガラスのスペー
サーが配設される所定の位置に、後述するように内径が
0.1mm〜2mm程度の微小管により、0.05μl
〜25μlの水滴を付着させると接着剤をスペーサーに
塗布する必要がなく好ましいが、接着剤を塗布する方法
でもよい。水滴を滴下する場合には、0.05μlより
少ないとスペーサーとの接着力が不足し、25μlより
多いと乾燥するのに時間がかかり、汚れも付着しやすい
ので、水滴の量は0.05μl〜25μlの範囲が好まし
い。
【0034】また、水滴用の水は純水、水道水など透明
度の高い水であれば何でも使用することができ、その滴
下方法は、先端に注射針、マイクロシリンジなどのよう
な微小管が設けられたもので、人手により一箇所ずつ滴
下させてもよいが、実施例に示すように、複数のスペー
サー配設箇所に相当する位置あるいは全てのスペーサー
の配設箇所に相当する位置に複数の微小管によって複数
箇所に同時に自動的に滴下するような装置を使用する
と、作業時間を大幅に短縮することができるので好まし
い。
【0035】その後粒状のスペーサーを配設するのであ
るが、その方法は、予め水滴を所定箇所に滴下させて置
く場合には、スペーサーに何も付着させずに、予め水滴
を滴下させない場合には、スペーサーに接着剤などを塗
布して、実施例に示すように先端を中空構造にして吸排
気自在な吸着具を用いて自動的に配設する。
【0036】スペーサーを配設しスペーサーを板ガラス
に接着した後の工程については、一方のスペーサーが配
設された板ガラスの周縁部に目標の間隔より厚い、主と
して有機高分子系材料からなる封着材を少なくとも一部
を残して開口部となるように配設し、あるいは一方の板
ガラスにスペーサーを配設した状態で該板ガラスの周縁
部に形成された低融点はんだ合金より外側周縁部に、目
標の前記間隔よりも厚い主として有機高分子系材料から
なる第2の封着材を少なくとも一部を残して開口部とな
るように配設し、その後他方の板ガラスを一方の板ガラ
スに重ね合わせ積層体とし、該積層体を減圧チャンバー
に導入し、所定の圧力まで減圧した後、減圧チャンバー
内に大気などの気体を導入し、積層体を減圧の状態から
開放して、積層体の周縁部を押圧するなどの方法によ
り、開口部を閉塞させ、低圧複層ガラスを作製すると好
ましい。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を詳細に説
明する。図1は実施例における水滴滴下装置を示す要部
概略図、図2は実施例おけるスペーサー配設装置を示す
要部概略図、図3[1]〜[5]はそれぞれスペーサーが配設
される任意の一箇所における水滴滴下から接着までの過
程を示す要部断面図であり、[1]は水滴滴下直前、[2]は
水滴滴下したとき、[3]は吸着具によってスペーサーを
配設する直前、[4]は水滴上にスペーサーを配設したと
き、[5]はスペーサーが接着した状態を示す。図4と図
5はそれぞれ実施例1と2の複層ガラスを示す要部断面
図である。
【0038】実施例1 本実施例の低圧複層ガラスパネル1は、図4に示すよう
に構成される。2枚の板ガラス2、3はいずれも厚さ3
mm、寸法が1040mm×1040mmのフロート板
ガラスで、一方の板ガラス2は何もコーティングしない
ガラスであり、他方の板ガラス3は低圧の空間側にAg
とZnOなどの膜を複数層コーティングした低放射板ガ
ラスであり、垂直放射率は0.07である。
【0039】スペーサー4は、高さ0.2 mm、直径
0.5mmの円柱状のステンレス製スペーサーを約20
mm間隔で格子状に配設した。封着材5はポリイソブチ
レンを主成分とするホットメルトブチルにゼオライト4
Aを20wt%充填したものである。
【0040】この封着材5の低圧真空側に、封着材5と
接触するように、比較的硬い芯材としての直径0.2m
mのステンレス製線材に、比較的柔らかい被覆材として
ハンダを0.02mmコーティングした線材スペーサー
6を配設した。
【0041】まず、図1に示すように、スペーサーが配
置される位置と同じ位置関係にある内径が約0.5mm
のスペーサーの数と同数の微小管711・・・71nが先端
に設けられ、上下と水平方向に移動自在(移動させる駆
動装置は省略)な滴下槽72と水供給槽73と該水供給槽
3からの水を滴下槽72に供給して滴下させる定量ポン
プ74などから構成される水滴滴下装置7によって、水
平に載置された状態の一方の板ガラス2に水滴を滴下す
る。
【0042】水供給槽73には不純物の混入量の少ない
水、純水、水道水などが満たされており、水平に載置さ
れた一方の板ガラスの上であって、スペーサーが配置さ
れる所定の位置直上に、それぞれの微小管711・・・7
1nが位置するように水滴槽を移動させた状態で、図示し
ないタイマーなどにより定量ポンプ74を一定時間駆動
させると、水供給槽からの水が滴下槽に送水され、それ
ぞれの微小管711・・・71nからそれぞれの水滴量が
0.05μl〜25μlの水滴を所定位置全てに滴下す
る。
【0043】このときの状態は、一箇所のスペーサー4
の所定位置の水滴wの滴下からスペーサー接着までの工
程を示す図3の[1]と[2]に示すようになる。水滴wはこ
のとき表面張力により盛り上がった状態に付着してい
る。
【0044】その後、図2に示すように、水滴が滴下さ
れたスペーサー配設箇所に、スペーサーの全数に相当す
る複数の吸排気自在な内径が0.18mmの吸着具811
・・・81nを先端に設けたチャンバー82と減圧するた
めのブロアー83、圧力調整弁V1、V2、V3、V4、圧
力センサーP1・・・Pnなどから構成されるスペーサー
配設装置8により、高さ0.2 mm、直径0.5mmの
円柱状のステンレス製のスペーサー4を、それぞれ、ブ
ロアーを駆動させた状態で、圧力調整弁V1、V2を開
き、圧力調整弁V3、V4を閉じて、別のスペーサーを入
れた篭から、スペーサーを吸着してスペーサー配設装置
8を水滴wが滴下されたスペーサー配設箇所まで移動さ
せて、圧力調整弁V1、V2を閉じ、圧力調整弁V3、V4
を開けて、吸着具811・・・81nの吸着を解いて各スペ
ーサーを約20mm間隔で格子状に配設した。なお、こ
のとき圧力センサーP1・・・Pnにより、吸着時には、
所定の圧力より低いかどうか(低ければ吸着していな
い)によって吸着しているかどうかを確認することがで
き、脱着時に同様に脱着されたかどうかを確認すること
ができる。
【0045】このときの状態は図3の[3]と[4]のように
なり、水滴wにスペーサー4が接触すると図3の[4]に
示すように、水滴の表面張力によりスペーサーがこの位
置に固定され、その後自然乾燥させると、図3の[5]の
ようになり、このときにガラスから析出したシリカゲル
を介してスペーサー4が一方の板ガラスに接着される。
【0046】次いで、線材スペーサー6を板ガラス3の
周辺部に、封着材5としてのホットメルトブチル線(H
MB線)を板ガラスの端部から内側に5mmの位置に、
一部を開口部として幅0.5mm残して、全周にわたり
配設した。
【0047】その後、他方の板ガラス3を重ね、仮接着
して積層体としたものを図示しない真空チャンバーに入
れて、真空度を上げて空間が所定の圧力例えば7.6×
10-3Torrの圧力になったところで、積層体の開
口部の上辺部分を押圧するなどの方法により、開口部を
閉じる。
【0048】次いでチャンバー内に大気を導入して大気
圧による押圧力により、積層体をより強固に密封して板
ガラスの間隔を200μmとした低圧複層ガラスを得
る。このようにして得られた低圧複層ガラスをチャンバ
ーから取り出し、複層ガラス周辺部全周に図示しないP
ETテープを卷いて完成させた。
【0049】得られたスペーサーの配設がきわめて容易
であった低圧複層ガラスの空間の真空度はほぼ7.6×
10-3Torrとなり、初期露点をJIS R 320
9−1995に規定された方法により、初期熱貫流率を
JIS A 4710−1989に準拠した方法により
測定したところ、初期露点は−70℃以下、初期熱貫流
率は1.36kcal/m2h℃となり、JISR320
9−1995に規定された加速耐久性試験III類後、露
点は−55℃、熱貫流率は1.46kcal/m 2h℃と
なり、断熱性能が高く、しかも過酷な条件の試験後もほ
とんど初期露点、熱貫流率の低下がほとんどなく充分な
耐久性を有することを確認した。 また、この断熱性能
の測定結果からも明らかであるが、板ガラス3にコーテ
ィングされた膜は封着時の温度による影響を全く受けて
いないことも併せて確認した。
【0050】実施例2 図5に示すように、スペーサー4として直径250μm
のチタン製の球状スペーサーを使用するとともに、主と
して有機高分子系の材料からなる封着材の内側低圧空間
側に低融点のはんだ合金を別の封着材として併用する例
であり、その他の構成と作製方法は実施例1と同じであ
る。また、実施例1と同じ構成部分については同符号で
表す。
【0051】本実施例では、まず、一方のガラス2と他
方のガラス3の周辺部に予め例えばBi(34.8重量
%)−Sn(52.2重量%)−Sb(3重量%)−Z
n(10重量%)系のはんだ合金(融点150℃〜18
0℃)からなる封着材5′をはんだ付けしておく。
【0052】次いで、実施例と同様の工程により低圧複
層ガラスパネルを得る。このようして得られたパネルも
実施例1と同様の断熱性能が得られ、耐久性はさらに向
上することを確認した。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
特にスペーサーの配設をきわめて簡便に行うことがで
き、さらに予め水滴をスペーサー配設位置に滴下してお
くと、スペーサーの接着跡も全く残らない。
【0054】また、封着材として主として有機高分子系
材料から構成される封着材あるいはこの封着材と低融点
はんだ合金からなる封着材と組み合わせた封着材を使用
すると、封着する作業を簡便に行うことができ、低融点
ガラスによる封着のように高温にする必要がなく、した
がって、断熱性能の高い高性能のスパッタ膜が形成され
た板ガラスも採用することができ、断熱性能が格段に優
れるものとすることができるとともに、長期的な耐久性
を保持することができる。
【0055】さらに、封着材により形成された開口部が
同じ封着材により閉塞されるので、この部分が他の部分
と区別がつかず、外観上目立たなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における水滴滴下装置を示す要
部概略図である。
【図2】実施例におけるスペーサー配設装置を示す要部
概略図である。
【図3】[1]〜[5]はそれぞれスペーサーが配設される任
意の一箇所における水滴滴下から接着までの過程を示す
要部断面図であり、[1]は水滴滴下直前、[2]は水滴滴下
したとき、[3]は吸着具によってスペーサーを配設する
直前、[4]は水滴上にスペーサーを配設したとき、[5]は
スペーサーが接着した状態を示す。
【図4】実施例1の複層ガラスを示す要部断面図であ
る。
【図5】実施例2の複層ガラスを示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1低圧複層ガラスパネル 2板ガラス 3板ガラス(低放射ガラス) 4スペーサー 5、5′ 封着材 6線材スペーサー 7水滴滴下装置 8スペーサー配設装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷広美 三重県松阪市大口町1510番地 セントラル 硝子株式会社硝子研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の板ガラスを所定の間隔で隔置し、こ
    の間隔を保持する粒状のスペーサーを配設するととも
    に、このパネルの周縁端部を封着材により密封して、低
    圧空間が形成される低圧複層ガラスの作製方法におい
    て、前記2枚の板ガラスのどちらか一方の板ガラスのス
    ペーサーが配設される所定の位置に、先端を中空構造に
    して吸排気自在な吸着具によりスペーサーを配設するよ
    うにしたことを特徴とする低圧複層ガラスの作製方法。
  2. 【請求項2】一方の板ガラスにスペーサーを配設した状
    態で、該板ガラスの周辺部に目標の前記間隔よりも厚い
    主として有機高分子系材料からなる封着材を少なくとも
    一部を残して開口部となるように配設し、その後他方の
    板ガラスを一方の板ガラスに重ね合わせ積層体とし、該
    積層体を減圧チャンバーに導入し、所定の圧力まで減圧
    した後、前記開口部を閉塞するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の低圧複層ガラスの作製方法。
  3. 【請求項3】低融点はんだ合金が周辺部に形成された一
    方の板ガラスにスペーサーを配設した状態で該低融点は
    んだ合金より外側周縁部に、目標の前記間隔よりも厚い
    主として有機高分子系材料からなる封着材を少なくとも
    一部を残して開口部となるように配設し、その後周辺部
    に低融点はんだ合金が形成された他方の板ガラスを重ね
    合わせ積層体とし、該積層体を減圧チャンバーに導入
    し、空間部を所定の圧力まで減圧した後、前記開口部を
    閉塞し、その後積層体の少なくとも全周部分を加熱処理
    して2枚の板ガラスに盛られた低融点はんだ合金からな
    る封着材と有機高分子系材料からなる封着材によって2
    枚の板ガラスを接着するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の低圧複層ガラスの作製方法。
  4. 【請求項4】主として有機高分子系材料からなる封着材
    は、金属製芯材に主として有機高分子系材料からなる封
    着材を被覆したものであることを特徴とする請求項2あ
    るいは請求項3に記載の低圧複層ガラスの作製方法。
  5. 【請求項5】主として有機高分子系材料からなる封着材
    は、主として有機高分子系材料から成る封着材に吸着剤
    を充填したものであることを特徴とする請求項2〜請求
    項4のいずれかに記載の低圧複層ガラスの作製方法。
  6. 【請求項6】主として有機高分子系材料からなる封着材
    の低圧空間側周辺部に、比較的硬い芯材表面を比較的柔
    らかい被覆材でコーティングした線材スペーサーを配設
    するようにしたことを特徴とする請求項2〜請求項5の
    いずれかに記載の低圧複層ガラスの作製方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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