JPH1148765A - 車両用換気装置 - Google Patents
車両用換気装置Info
- Publication number
- JPH1148765A JPH1148765A JP22558497A JP22558497A JPH1148765A JP H1148765 A JPH1148765 A JP H1148765A JP 22558497 A JP22558497 A JP 22558497A JP 22558497 A JP22558497 A JP 22558497A JP H1148765 A JPH1148765 A JP H1148765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- valve
- vehicle
- opening
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バルブのハウジングへの取付工程を合理化し
て製品コストの低減を図ることができる車両用換気装置
を提供する。 【解決手段】 車室内空気を車外へ排出する開口を形成
したハウジング1と、ハウジング1の車外側で開口6に
シールするように設けられて車室内外の気圧差で車外側
の方向にのみ開口させるバルブ2とを有し、ハウジング
1の開口形成部を傾斜した格子面3で構成し、バルブ2
のハウジング1への取付部を、ハウジング1の成形時
に、このハウジング1に埋設される埋設部で構成して、
この取付部をハウジング1と一体化した。
て製品コストの低減を図ることができる車両用換気装置
を提供する。 【解決手段】 車室内空気を車外へ排出する開口を形成
したハウジング1と、ハウジング1の車外側で開口6に
シールするように設けられて車室内外の気圧差で車外側
の方向にのみ開口させるバルブ2とを有し、ハウジング
1の開口形成部を傾斜した格子面3で構成し、バルブ2
のハウジング1への取付部を、ハウジング1の成形時
に、このハウジング1に埋設される埋設部で構成して、
この取付部をハウジング1と一体化した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用換気装置に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】ドアなどを閉じるときの車室内の気圧の
急激な上昇を緩和するために、一方向弁を設けた車両用
換気装置(ドラフタ)が利用されている。このような車
両用換気装置として特開平8−58353号公報に開示
されたものがある。
急激な上昇を緩和するために、一方向弁を設けた車両用
換気装置(ドラフタ)が利用されている。このような車
両用換気装置として特開平8−58353号公報に開示
されたものがある。
【0003】この開示技術は、枠体の車外側で排出口に
蓋をするように設けられて車室内外の気圧差で車外側の
方向にのみ開口させる薄板の弾性体であるバルブ(フラ
ップ)を備えている。このバルブは差し込みタイプであ
って、方形の基部と括れ部の吊足部と楔状の挿入部とか
ら構成してある。そして、バルブは、その挿入部を、枠
体の排出口の上縁周りの取付孔に差し込むことで枠体に
取り付けてあり、基部が自重で垂れ下がり、排出口を蓋
する構成である。
蓋をするように設けられて車室内外の気圧差で車外側の
方向にのみ開口させる薄板の弾性体であるバルブ(フラ
ップ)を備えている。このバルブは差し込みタイプであ
って、方形の基部と括れ部の吊足部と楔状の挿入部とか
ら構成してある。そして、バルブは、その挿入部を、枠
体の排出口の上縁周りの取付孔に差し込むことで枠体に
取り付けてあり、基部が自重で垂れ下がり、排出口を蓋
する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の車両用換気装置においては、バルブが薄板の弾
性体であって、軟らかいために、このバルブの楔状の挿
入部を取付孔に差し込んで取り付ける作業が困難であ
り、また、取付孔にバルブの挿入部を挿入した状態で
は、取付孔には隙間ができ、この取付孔を完全に塞ぐこ
とができず、バルブのハウジングへの取付工程を合理化
して製品コストの低減を図ることができないという問題
点があった。
た従来の車両用換気装置においては、バルブが薄板の弾
性体であって、軟らかいために、このバルブの楔状の挿
入部を取付孔に差し込んで取り付ける作業が困難であ
り、また、取付孔にバルブの挿入部を挿入した状態で
は、取付孔には隙間ができ、この取付孔を完全に塞ぐこ
とができず、バルブのハウジングへの取付工程を合理化
して製品コストの低減を図ることができないという問題
点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、バルブのハ
ウジングへの取付工程を合理化して製品コストの低減を
図ることができる車両用換気装置を提供することにあ
る。
たものであって、その目的とするところは、バルブのハ
ウジングへの取付工程を合理化して製品コストの低減を
図ることができる車両用換気装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る車両用換気装置は、車室内
空気を車外へ排出する開口を形成したハウジングと、前
記ハウジングの車外側で前記開口をシールするように設
けられて車室内外の気圧差で車外側の方向にのみ開口さ
せるバルブとを有する車両用換気装置において、前記バ
ルブの前記ハウジングへの取付部を前記ハウジングと一
体化したことを特徴とする。
めに、請求項1の発明に係る車両用換気装置は、車室内
空気を車外へ排出する開口を形成したハウジングと、前
記ハウジングの車外側で前記開口をシールするように設
けられて車室内外の気圧差で車外側の方向にのみ開口さ
せるバルブとを有する車両用換気装置において、前記バ
ルブの前記ハウジングへの取付部を前記ハウジングと一
体化したことを特徴とする。
【0007】かかる構成により、バルブの挿入部を取付
孔に差し込む等の手作業によるバルブの組立て作業をな
くし、成形サイクル内で、または成形と同時にバルブを
ハウジングに取り付けることが可能になる。このため
に、バルブのハウジングへの取付工程を合理化して製品
コストの低減を図ることができるし、また、取付孔がな
くなり、この取付孔があるために生じた隙間がなくな
る。
孔に差し込む等の手作業によるバルブの組立て作業をな
くし、成形サイクル内で、または成形と同時にバルブを
ハウジングに取り付けることが可能になる。このため
に、バルブのハウジングへの取付工程を合理化して製品
コストの低減を図ることができるし、また、取付孔がな
くなり、この取付孔があるために生じた隙間がなくな
る。
【0008】また、上記の目的を達成するために、請求
項2の発明に係る車両用換気装置は、請求項1に記載の
車両用換気装置において、前記ハウジングの開口形成部
を傾斜した格子面で構成し、前記バルブの前記ハウジン
グへの取付部を、前記ハウジングの成形時に、このハウ
ジングに埋設される埋設部で構成し、前記埋設部が、前
記格子面に向かうように交差する角度を有する。
項2の発明に係る車両用換気装置は、請求項1に記載の
車両用換気装置において、前記ハウジングの開口形成部
を傾斜した格子面で構成し、前記バルブの前記ハウジン
グへの取付部を、前記ハウジングの成形時に、このハウ
ジングに埋設される埋設部で構成し、前記埋設部が、前
記格子面に向かうように交差する角度を有する。
【0009】かかる構成により、上記した請求項1の発
明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、バルブは、傾
斜した格子面に向かって逆傾斜するように圧接すること
になり、ハウジングの内外に圧力差がない場合は開口を
閉じ、内圧が急激に上昇するとバルブが動いて開口を開
くようになる。
明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、バルブは、傾
斜した格子面に向かって逆傾斜するように圧接すること
になり、ハウジングの内外に圧力差がない場合は開口を
閉じ、内圧が急激に上昇するとバルブが動いて開口を開
くようになる。
【0010】また、上記の目的を達成するために、請求
項3の発明に係る車両用換気装置は、請求項1又は請求
項2に記載の車両用換気装置において、前記バルブと前
記ハウジングとを成形金型に逐次導入される溶融樹脂に
よって成形し、前記バルブと前記ハウジングとを前記成
形金型とは別の成形金型内で一体化した。
項3の発明に係る車両用換気装置は、請求項1又は請求
項2に記載の車両用換気装置において、前記バルブと前
記ハウジングとを成形金型に逐次導入される溶融樹脂に
よって成形し、前記バルブと前記ハウジングとを前記成
形金型とは別の成形金型内で一体化した。
【0011】かかる構成により、上記した請求項1又は
請求項2の発明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、
ハウジングにバルブを多色成形で一体化することができ
る。
請求項2の発明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、
ハウジングにバルブを多色成形で一体化することができ
る。
【0012】また、上記の目的を達成するために、請求
項4の発明に係る車両用換気装置は、請求項3に記載の
車両用換気装置において、前記バルブを、前記ハウジン
グの前記開口形成部に直接に接するように成形して、前
記ハウジングの成形後に、前記バルブの前記取付部を除
いたシール部を前記ハウジングより剥離させた。
項4の発明に係る車両用換気装置は、請求項3に記載の
車両用換気装置において、前記バルブを、前記ハウジン
グの前記開口形成部に直接に接するように成形して、前
記ハウジングの成形後に、前記バルブの前記取付部を除
いたシール部を前記ハウジングより剥離させた。
【0013】かかる構成により、上記した請求項4の発
明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、バルブは、そ
の取付部でハウジングに取り付けられるようになる。
明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、バルブは、そ
の取付部でハウジングに取り付けられるようになる。
【0014】また、上記の目的を達成するために、請求
項5の発明に係る車両用換気装置は、請求項4に記載の
車両用換気装置において、前記バルブは、少なくとも前
記ハウジングと分離可能な樹脂を前記シール部に配置し
た。
項5の発明に係る車両用換気装置は、請求項4に記載の
車両用換気装置において、前記バルブは、少なくとも前
記ハウジングと分離可能な樹脂を前記シール部に配置し
た。
【0015】かかる構成により、上記した請求項4の発
明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前記バルブの
シール部を、前記ハウジングの成形後に、前記ハウジン
グより剥離することが容易にできる。
明と同様な作用効果を奏し得るばかりか、前記バルブの
シール部を、前記ハウジングの成形後に、前記ハウジン
グより剥離することが容易にできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明に係る車両用換気装
置の一部破断した斜視図である。
に基づいて説明する。図1は本発明に係る車両用換気装
置の一部破断した斜視図である。
【0017】本発明に係る車両用換気装置は、ハウジン
グ1とバルブ2とから構成してある。このハウジング1
は、後傾した格子面3と、この格子面3の周囲に連なる
四角形状の枠部4とで大略構成してある。格子面3は、
格子5で仕切られることにより形成された複数の矩形状
の開口6を有する面部であり、枠部4は上、下面部4
A、4Bと左、右面部4C、4Dとを有していて、上面
部4Aは下面部4Bに比べて幅広になされていて、この
上面部4Aと下面部4Bとの連なる左、右面部4C、4
Dは略逆三角形状を成している。そして、枠部4の前縁
部には四角枠形状のフランジ部7が形成してあり、この
フランジ部7の四隅には取付用孔8が形成してある。
グ1とバルブ2とから構成してある。このハウジング1
は、後傾した格子面3と、この格子面3の周囲に連なる
四角形状の枠部4とで大略構成してある。格子面3は、
格子5で仕切られることにより形成された複数の矩形状
の開口6を有する面部であり、枠部4は上、下面部4
A、4Bと左、右面部4C、4Dとを有していて、上面
部4Aは下面部4Bに比べて幅広になされていて、この
上面部4Aと下面部4Bとの連なる左、右面部4C、4
Dは略逆三角形状を成している。そして、枠部4の前縁
部には四角枠形状のフランジ部7が形成してあり、この
フランジ部7の四隅には取付用孔8が形成してある。
【0018】また、バルブ2は、あらかじめ押出成形さ
れた樹脂シート(厚さ0.3〜0.7mm程度の熱可塑
性エラストマー)から構成してあり、このバルブ2は、
その上縁部(取付部、埋設部)が、ハウジング1の枠部
4の上面部4Aの後端部に埋設されて格子面3の前面に
沿わせてある。
れた樹脂シート(厚さ0.3〜0.7mm程度の熱可塑
性エラストマー)から構成してあり、このバルブ2は、
その上縁部(取付部、埋設部)が、ハウジング1の枠部
4の上面部4Aの後端部に埋設されて格子面3の前面に
沿わせてある。
【0019】このように構成された車両用換気装置は、
車体パネル9の開口部10に嵌め込まれて、取付用孔8
を用いてビス10A等で固定される。
車体パネル9の開口部10に嵌め込まれて、取付用孔8
を用いてビス10A等で固定される。
【0020】上記のように構成された車両用換気装置
は、そのバルブ2の上縁部をハウジング1の成形時に埋
設することで一体化されるものであり、次に、車両用換
気装置の成形方法を説明する。
は、そのバルブ2の上縁部をハウジング1の成形時に埋
設することで一体化されるものであり、次に、車両用換
気装置の成形方法を説明する。
【0021】成形金型20は、図2に示すように固定型
21と移動型22とから構成してあり、この移動型22
は、第1の移動型26と、可動駒である第2の移動型2
7と、第3の移動型28とから構成してある。固定型2
1は射出成形機(図示せず)の固定側プラテン(図示せ
ず)に取り付けてあり、移動型22は移動側プラテン
(図示せず)に取り付けていて、合せ面(パーティン
グ)23を開閉する。
21と移動型22とから構成してあり、この移動型22
は、第1の移動型26と、可動駒である第2の移動型2
7と、第3の移動型28とから構成してある。固定型2
1は射出成形機(図示せず)の固定側プラテン(図示せ
ず)に取り付けてあり、移動型22は移動側プラテン
(図示せず)に取り付けていて、合せ面(パーティン
グ)23を開閉する。
【0022】すなわち、固定型21は、この固定型21
側の合せ面23Aに、ハウジング1の背面1aの形状に
合わされた型部24を形成したものであり、この型部2
4は枠部形成部29と平坦な格子面形成部30とを有し
ている。そして、合せ面23Aにはランナー70とゲー
ト70aとが形成してある。
側の合せ面23Aに、ハウジング1の背面1aの形状に
合わされた型部24を形成したものであり、この型部2
4は枠部形成部29と平坦な格子面形成部30とを有し
ている。そして、合せ面23Aにはランナー70とゲー
ト70aとが形成してある。
【0023】また、第1の移動型26は、移動型22側
の合せ面23Bに、ハウジング1の枠部4の前面1bの
上部形状に合わされた型部31とバルブ沿わせ部32と
を形成したものである。このバルブ沿わせ部32は、型
部31に連なる傾斜面部33と、この傾斜面部33に連
なる逆傾斜部34と、この逆傾斜部34に連なる直線部
35とを有しており、この直線部32と逆傾斜部34と
の渡り部は曲面部36である。そして、傾斜面部33と
逆傾斜部34とで尖部37を形成している。
の合せ面23Bに、ハウジング1の枠部4の前面1bの
上部形状に合わされた型部31とバルブ沿わせ部32と
を形成したものである。このバルブ沿わせ部32は、型
部31に連なる傾斜面部33と、この傾斜面部33に連
なる逆傾斜部34と、この逆傾斜部34に連なる直線部
35とを有しており、この直線部32と逆傾斜部34と
の渡り部は曲面部36である。そして、傾斜面部33と
逆傾斜部34とで尖部37を形成している。
【0024】また、第2の移動型27は、その前面部
に、ハウジング1の枠部4の前面1bの上部形状の一部
に合わされた枠部形成部38と格子面形成部39とを有
しており、この格子面形成部39には格子形状の溝部4
0が形成してある。また、第2の移動型27の上面部に
はバルブセット部46が形成してあり、このバルブセッ
ト部46は、図2及び図3に示すように第1の移動型2
6の傾斜面部33に対向する対向傾斜面部41と、逆傾
斜部34に対向する対向逆傾斜面部42と、直線部35
に対向する対向直線部43とを有しており、この対向直
線部43と対向逆傾斜部42との渡り部は対向曲面部4
4にしてある。そして、対向傾斜面部41と対向逆傾斜
部42とで、尖部37に対向する凹部47を形成してい
る。また、対向直線部43の終端部は段部よりなる位置
決め部45に成されている。
に、ハウジング1の枠部4の前面1bの上部形状の一部
に合わされた枠部形成部38と格子面形成部39とを有
しており、この格子面形成部39には格子形状の溝部4
0が形成してある。また、第2の移動型27の上面部に
はバルブセット部46が形成してあり、このバルブセッ
ト部46は、図2及び図3に示すように第1の移動型2
6の傾斜面部33に対向する対向傾斜面部41と、逆傾
斜部34に対向する対向逆傾斜面部42と、直線部35
に対向する対向直線部43とを有しており、この対向直
線部43と対向逆傾斜部42との渡り部は対向曲面部4
4にしてある。そして、対向傾斜面部41と対向逆傾斜
部42とで、尖部37に対向する凹部47を形成してい
る。また、対向直線部43の終端部は段部よりなる位置
決め部45に成されている。
【0025】また、第3の移動型28は、移動型22側
の合せ面23Bに、ハウジング1の枠部4の前面1bの
下部形状に合わされた型部48を形成して構成してあ
る。
の合せ面23Bに、ハウジング1の枠部4の前面1bの
下部形状に合わされた型部48を形成して構成してあ
る。
【0026】そして、第2の移動型27を固定型21側
に移動して、格子面形成部39を固定型21側の格子面
形成部30に当接させてキャビティKの中間部K−1を
形成した状態で、バルブセット部46に、あらかじめ押
出成形された樹脂シートからなるバルブ2をセットす
る。この場合、バルブ2の端末部2aを位置決め部45
に当接して位置を定め、吸着手段(真空パッドなど)で
保持する。バルブ2は、自己形状保持性により図3に示
すようにバルブセット部46の形状に一部沿わない。す
なわち、対向傾斜面部41と対向逆傾斜面部42とが成
す凹部47にバルブ2は沿わない。
に移動して、格子面形成部39を固定型21側の格子面
形成部30に当接させてキャビティKの中間部K−1を
形成した状態で、バルブセット部46に、あらかじめ押
出成形された樹脂シートからなるバルブ2をセットす
る。この場合、バルブ2の端末部2aを位置決め部45
に当接して位置を定め、吸着手段(真空パッドなど)で
保持する。バルブ2は、自己形状保持性により図3に示
すようにバルブセット部46の形状に一部沿わない。す
なわち、対向傾斜面部41と対向逆傾斜面部42とが成
す凹部47にバルブ2は沿わない。
【0027】次に、第3の移動型28を固定型21側に
移動して、移動型22の合せ面23Bを合せ面23Aに
合わせてキャビティKの下部K−2を形成する。また、
第1の移動型26を固定型21側に移動して、移動型2
2の合せ面23Bを合せ面23Aに合わせてキャビティ
Kの上部K−3を形成する。
移動して、移動型22の合せ面23Bを合せ面23Aに
合わせてキャビティKの下部K−2を形成する。また、
第1の移動型26を固定型21側に移動して、移動型2
2の合せ面23Bを合せ面23Aに合わせてキャビティ
Kの上部K−3を形成する。
【0028】この場合、第1の移動型26のバルブ沿わ
せ部32はバルブセット部46に合わされて、傾斜面部
33と逆傾斜部34とが成す尖部37が凹部47に嵌ま
り、この尖部37と凹部47とでバルブ2の先側部2b
を挟持する。このために、バルブ2の先側部2bに続く
先端部2cは、キャビティKの上部K−3内に、その延
長が格子面3の交差するように斜めなった状態で突入し
て、取付部である埋設部を形成する。
せ部32はバルブセット部46に合わされて、傾斜面部
33と逆傾斜部34とが成す尖部37が凹部47に嵌ま
り、この尖部37と凹部47とでバルブ2の先側部2b
を挟持する。このために、バルブ2の先側部2bに続く
先端部2cは、キャビティKの上部K−3内に、その延
長が格子面3の交差するように斜めなった状態で突入し
て、取付部である埋設部を形成する。
【0029】この状態で、例えば、溶融したポリプロピ
レンのような溶融樹脂を、ランナー70を介してゲート
70aに注入してキャビティKに導入し、ハウジング1
を成形する。この場合、バルブ2の先端部2cはキャビ
ティKの上部K−3内に、その延長が格子面3の交差す
るように斜めなった状態で突入しているために、この突
入部がハウジング1に埋設される。
レンのような溶融樹脂を、ランナー70を介してゲート
70aに注入してキャビティKに導入し、ハウジング1
を成形する。この場合、バルブ2の先端部2cはキャビ
ティKの上部K−3内に、その延長が格子面3の交差す
るように斜めなった状態で突入しているために、この突
入部がハウジング1に埋設される。
【0030】溶融樹脂が冷却固化した後、第3の移動型
28を水平方向に前進(固定型22より遠ざける)さ
せ、次に、第2の移動型27を斜め下方向に前進させ、
次に、第1の移動型26を水平方向に前進させて移動型
22を固定型21から外し、製品としての車両用換気装
置を取り出す。
28を水平方向に前進(固定型22より遠ざける)さ
せ、次に、第2の移動型27を斜め下方向に前進させ、
次に、第1の移動型26を水平方向に前進させて移動型
22を固定型21から外し、製品としての車両用換気装
置を取り出す。
【0031】このように成形された車両用換気装置にあ
っては、図4に示すようにバルブ2は、傾斜する格子面
3に向かって逆傾斜するように圧接しており、通常、ハ
ウジング1の内外に圧力差がない場合は開口6を閉じて
いる。内圧が急激に上昇すると、図4に仮想線に示すよ
うにバルブ2が動いて開口6を開く。
っては、図4に示すようにバルブ2は、傾斜する格子面
3に向かって逆傾斜するように圧接しており、通常、ハ
ウジング1の内外に圧力差がない場合は開口6を閉じて
いる。内圧が急激に上昇すると、図4に仮想線に示すよ
うにバルブ2が動いて開口6を開く。
【0032】バルブ2のアンカー効果を高める実施例を
図5及び図6に示す。図5の場合は、バルブ2の先端部
(キャビティKの上部K−3内に斜めなった状態で突入
する突入部)2cに孔50を幅方向に複数形成して、こ
の先端部2cのハウジング1への埋設時に、これらの孔
50にも樹脂を侵入させるものである。また、図6の場
合は、バルブ2の先端部2cに厚肉部51を形成して、
この先端部2cのハウジング1への埋設時に、厚肉部5
1の段部51aを引っ掛かりとするものである。
図5及び図6に示す。図5の場合は、バルブ2の先端部
(キャビティKの上部K−3内に斜めなった状態で突入
する突入部)2cに孔50を幅方向に複数形成して、こ
の先端部2cのハウジング1への埋設時に、これらの孔
50にも樹脂を侵入させるものである。また、図6の場
合は、バルブ2の先端部2cに厚肉部51を形成して、
この先端部2cのハウジング1への埋設時に、厚肉部5
1の段部51aを引っ掛かりとするものである。
【0033】このようにハウジング1とその先端部2c
を埋設して一体化されるバルブ2にあっては、成形にお
いてハウジング1の格子箇所に直接接するように成形
し、ハウジング1の成形後には、バルブ2を剥離させる
ように一体成形でき、ハウジング1と同系の軟質樹脂、
例えば、ハウジング1をポリプロピレンとするとき、好
ましくはタルクや廃ポリエステル繊維末を含む複合樹脂
(PPC)とオレフィン系エラストマー(TPO)との
組合わせにより必要十分な強度を得ると共に、開口6部
分ではバルブ2の開閉が可能になる。
を埋設して一体化されるバルブ2にあっては、成形にお
いてハウジング1の格子箇所に直接接するように成形
し、ハウジング1の成形後には、バルブ2を剥離させる
ように一体成形でき、ハウジング1と同系の軟質樹脂、
例えば、ハウジング1をポリプロピレンとするとき、好
ましくはタルクや廃ポリエステル繊維末を含む複合樹脂
(PPC)とオレフィン系エラストマー(TPO)との
組合わせにより必要十分な強度を得ると共に、開口6部
分ではバルブ2の開閉が可能になる。
【0034】また、図7乃至図10に示すようにハウジ
ング1にバルブ2を多色成形(三色成形)して一体化す
ることも可能である。この場合、バルブ2を、第1の樹
脂であるオレフィン系エラストマー(TPO)からなる
シール部52と、第2の樹脂であるスチレン系エラスト
マー(例えば、熱可塑性エラストマー)から成る取付部
53とから構成し、シール部52と取付部53とは噛合
い部52aを噛合い部53aに噛合わせるようにして一
体成形してあり、取付部53がハウジング1に一体成形
してある。
ング1にバルブ2を多色成形(三色成形)して一体化す
ることも可能である。この場合、バルブ2を、第1の樹
脂であるオレフィン系エラストマー(TPO)からなる
シール部52と、第2の樹脂であるスチレン系エラスト
マー(例えば、熱可塑性エラストマー)から成る取付部
53とから構成し、シール部52と取付部53とは噛合
い部52aを噛合い部53aに噛合わせるようにして一
体成形してあり、取付部53がハウジング1に一体成形
してある。
【0035】すなわち、図7に示すように第1の成形金
型である固定型54と移動型55とを用いて、噛合い部
52aを有するシール部52を成形し、次に、図8に示
すように、第2の成形金型である固定型56と移動型5
5とを用いて、取付部53を、この取付部53の噛合い
部53aを噛合い部52aに噛合わせるようにしてシー
ル部52に一体成形する。
型である固定型54と移動型55とを用いて、噛合い部
52aを有するシール部52を成形し、次に、図8に示
すように、第2の成形金型である固定型56と移動型5
5とを用いて、取付部53を、この取付部53の噛合い
部53aを噛合い部52aに噛合わせるようにしてシー
ル部52に一体成形する。
【0036】次に、図9に示すように第3の成形金型で
ある固定型58と移動型55とを用いて、このキャビテ
ィK−4に、取付部53にシール部52を一体成形した
バルブ2をセットした状態で、第3の樹脂であるポリプ
ロピレンを注入して、射出成形により車両用換気装置を
制作する。
ある固定型58と移動型55とを用いて、このキャビテ
ィK−4に、取付部53にシール部52を一体成形した
バルブ2をセットした状態で、第3の樹脂であるポリプ
ロピレンを注入して、射出成形により車両用換気装置を
制作する。
【0037】この場合、第1の樹脂と第2の樹脂とは互
いに親和性が高く、また相前後して金型内に注入される
ので界面が良好に接着し、また、第3の樹脂と第2の樹
脂とは互いに親和性が高く、また相前後して金型内に注
入されるので界面が良好に接着するが、第1の樹脂と第
3の樹脂とは互いに互いに親和性が低く、互いに時間を
おいて金型に導入されるために接着しにくい。そのため
に、成形直後、バルブ2をクランプ治具(図示せず)で
挟んで回動方向に動かすと第1の樹脂と第3の樹脂との
接合面イが離れるので、図10のようにバルブ2は開閉
可能になる。
いに親和性が高く、また相前後して金型内に注入される
ので界面が良好に接着し、また、第3の樹脂と第2の樹
脂とは互いに親和性が高く、また相前後して金型内に注
入されるので界面が良好に接着するが、第1の樹脂と第
3の樹脂とは互いに互いに親和性が低く、互いに時間を
おいて金型に導入されるために接着しにくい。そのため
に、成形直後、バルブ2をクランプ治具(図示せず)で
挟んで回動方向に動かすと第1の樹脂と第3の樹脂との
接合面イが離れるので、図10のようにバルブ2は開閉
可能になる。
【0038】また、図11に示すようにハウジング1
を、第1の成形金型(図示せず)で、その格子面部3の
上部に挿通孔71を穿設するように第3の樹脂であるポ
リプロピレンを注入して成形し、第2の成形金型(図示
せず)で、この成形金型のキャビティ(図示せず)に挿
通孔71を有するハウジング1をセットし、第1の樹脂
であるオレフィン系エラストマーで成形し、ハウジング
1の格子面3の上部に前記挿通孔71を通って第1の樹
脂が貫流してハウジング1の反対側にアンカー部60を
形成させてバルブ2を一体化する。この場合、第1の樹
脂と第3の樹脂とは互いに互いに親和性が低く、互いに
時間をおいて金型に導入されるために接着しにくい。そ
のために、成形直後、バルブ2をクランプ治具(図示せ
ず)で挟んで回動方向に動かすと第1の樹脂と第3の樹
脂との接合面イが離れるので、バルブ2は開閉可能にな
る。
を、第1の成形金型(図示せず)で、その格子面部3の
上部に挿通孔71を穿設するように第3の樹脂であるポ
リプロピレンを注入して成形し、第2の成形金型(図示
せず)で、この成形金型のキャビティ(図示せず)に挿
通孔71を有するハウジング1をセットし、第1の樹脂
であるオレフィン系エラストマーで成形し、ハウジング
1の格子面3の上部に前記挿通孔71を通って第1の樹
脂が貫流してハウジング1の反対側にアンカー部60を
形成させてバルブ2を一体化する。この場合、第1の樹
脂と第3の樹脂とは互いに互いに親和性が低く、互いに
時間をおいて金型に導入されるために接着しにくい。そ
のために、成形直後、バルブ2をクランプ治具(図示せ
ず)で挟んで回動方向に動かすと第1の樹脂と第3の樹
脂との接合面イが離れるので、バルブ2は開閉可能にな
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用換気装置にあっては、バルブの挿入部を取付孔に差し
込む等の手作業によるバルブの組立て作業をなくし、成
形サイクル内で、または成形と同時にバルブをハウジン
グに取り付けることが可能になる。このために、バルブ
のハウジングへの取付工程を合理化して製品コストの低
減を図ることができるし、また、取付孔がなくなり、こ
の取付孔があるために生じた隙間がなくなる。
用換気装置にあっては、バルブの挿入部を取付孔に差し
込む等の手作業によるバルブの組立て作業をなくし、成
形サイクル内で、または成形と同時にバルブをハウジン
グに取り付けることが可能になる。このために、バルブ
のハウジングへの取付工程を合理化して製品コストの低
減を図ることができるし、また、取付孔がなくなり、こ
の取付孔があるために生じた隙間がなくなる。
【図1】本発明に係る車両用換気装置の一部破断した斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明に係る車両用換気装置の成形金型構造の
説明図である。
説明図である。
【図3】同成形金型構造を用いてのバルブセット時の説
明図である。
明図である。
【図4】同成形金型構造を用いて成形された車両用換気
装置のバルブ取付部の断面図である。
装置のバルブ取付部の断面図である。
【図5】バルブのアンカー効果を高める実施例の説明図
である。
である。
【図6】バルブのアンカー効果を高める他の実施例の説
明図である。
明図である。
【図7】本発明に係る車両用換気装置の多色成形におけ
るバルブのシール部の成形の説明図である。
るバルブのシール部の成形の説明図である。
【図8】同車両用換気装置の多色成形におけるバルブの
取付部の成形の説明図である。
取付部の成形の説明図である。
【図9】同車両用換気装置の多色成形の説明図である。
【図10】多色成形された車両用換気装置の一部省略し
た断面図である。
た断面図である。
【図11】本発明に係る車両用換気装置の他の実施の形
態例の一部破断した斜視図である。
態例の一部破断した斜視図である。
1 ハウジング 2 バルブ 2c 先端部(取付部、埋設部) 3 格子面 4 枠部 5 格子 6 開口
Claims (5)
- 【請求項1】 車室内空気を車外へ排出する開口を形成
したハウジングと、前記ハウジングの車外側で前記開口
をシールするように設けられて車室内外の気圧差で車外
側の方向にのみ開口させるバルブとを有する車両用換気
装置において、前記バルブの前記ハウジングへの取付部
を前記ハウジングと一体化したことを特徴とする車両用
換気装置。 - 【請求項2】 前記ハウジングの開口形成部を傾斜した
格子面で構成し、前記バルブの前記ハウジングへの取付
部を、前記ハウジングの成形時に、このハウジングに埋
設される埋設部で構成し、前記埋設部が、前記格子面に
向かうように交差する角度を有する請求項1に記載の車
両用換気装置。 - 【請求項3】 前記バルブと前記ハウジングとを成形金
型に逐次導入される溶融樹脂によって成形し、前記バル
ブと前記ハウジングとを前記成形金型とは別の成形金型
内で一体化した請求項1又は請求項2に記載の車両用換
気装置。 - 【請求項4】 前記バルブを、前記ハウジングの前記開
口形成部に直接に接するように成形して、前記ハウジン
グの成形後に、前記バルブの前記取付部を除いたシール
部を、前記ハウジングより剥離させた請求項3に記載の
車両用換気装置。 - 【請求項5】 前記バルブは、少なくとも前記ハウジン
グと分離可能な樹脂を前記シール部に配置した請求項4
に記載の車両用換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22558497A JPH1148765A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 車両用換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22558497A JPH1148765A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 車両用換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1148765A true JPH1148765A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16831612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22558497A Pending JPH1148765A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 車両用換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1148765A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002137625A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Inoac Corp | 開閉弁付き製品及びその型内成形方法 |
JP2009023642A (ja) * | 2007-06-06 | 2009-02-05 | Trw Automotive Electronics & Components Gmbh | 自動車用の換気装置、換気装置を製造する鋳型及び方法 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP22558497A patent/JPH1148765A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002137625A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-14 | Inoac Corp | 開閉弁付き製品及びその型内成形方法 |
JP4539897B2 (ja) * | 2000-11-02 | 2010-09-08 | 株式会社イノアックコーポレーション | 開閉弁付き製品及びその型内成形方法 |
JP2009023642A (ja) * | 2007-06-06 | 2009-02-05 | Trw Automotive Electronics & Components Gmbh | 自動車用の換気装置、換気装置を製造する鋳型及び方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5804117A (en) | Molding method for resin articles | |
EP0915302A2 (en) | Assembly of extruded or moulded parts | |
JPH1148765A (ja) | 車両用換気装置 | |
JPH10100193A (ja) | 樹脂成形品及びその製造方法 | |
US20010035222A1 (en) | Assembly of extruded or moulded parts | |
JP3911922B2 (ja) | フェンダシール構造 | |
JP3203870B2 (ja) | 樹脂製品の製造方法 | |
JP3280196B2 (ja) | 車両用エクストラクタチャンバー及びその製造方法 | |
JPH032015A (ja) | 通気用フラップの製造方法 | |
JP2004322794A (ja) | 車両用換気装置及びその成形金型 | |
JP3966038B2 (ja) | 樹脂部品のインサート材セット構造およびこの構造による成形方法 | |
JP2995643B2 (ja) | 自動車のインストルメントパネル及びその製造方法 | |
JP2508756B2 (ja) | ガスケツト付窓ガラスの製法 | |
JP3203761B2 (ja) | 合成樹脂枠状体の製造方法 | |
JP2699416B2 (ja) | ガスケツト付き窓ガラスの製造法 | |
JP2001341170A (ja) | シール部を備えた樹脂製基体の成形用金型及び成形方法 | |
JP4603662B2 (ja) | 車両内装部材およびその製造方法 | |
JPH07131876A (ja) | 化粧カバーおよび化粧カバーの製造方法 | |
JP4051679B2 (ja) | 車両内装部材のシール構造 | |
JPH01314121A (ja) | ガスケツト付き窓ガラスの製造方法 | |
JP3477502B2 (ja) | 車両用ベンチレータのシャッターバルブ構造 | |
JPS6368420A (ja) | シヤツタ−バルブの成形方法 | |
JPH075828U (ja) | 車両用窓組立体 | |
JPH11192632A (ja) | 表皮一体発泡成形型 | |
JPH07276425A (ja) | 樹脂製品の成形方法及び成形用金型装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060405 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |