JPH1148533A - 画像形成方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成方法及び装置並びに記憶媒体

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JPH1148533A
JPH1148533A JP22448997A JP22448997A JPH1148533A JP H1148533 A JPH1148533 A JP H1148533A JP 22448997 A JP22448997 A JP 22448997A JP 22448997 A JP22448997 A JP 22448997A JP H1148533 A JPH1148533 A JP H1148533A
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JP
Japan
Prior art keywords
head
light source
exposure
image forming
head shading
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JP22448997A
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English (en)
Inventor
Jun Yamaguchi
純 山口
Kazuyoshi Suzuki
一可 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH1148533A publication Critical patent/JPH1148533A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動的に露光用光源体をクリーニングするこ
とができる画像形成方法及び装置を提供する。 【解決手段】 ヘッドシェーディングデータサンプリン
グ部216により、ヘッドシェーディング部212によ
り露光用光源体の露光むらを補正するヘッドシェーディ
ングを行うための所定画像を読み取ることによりヘッド
シェーディングデータをサンプリングし、該サンプリン
グされたヘッドシェーディングデータの値に基づいて前
記露光用光源体の汚れを除去する必要があると判断した
場合に、記露光用光源体を自動的にクリーニングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光ダイオード
(LED)等の露光用光源体により感光体ドラムに対し
て露光を行い画像を形成する画像形成方法及び装置並び
にこれら画像形成方法及び装置に使用する記憶媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、発光ダイオードにより感光体ドラ
ムに対して露光を行い画像を形成する画像形成装置にお
いて、前記発光ダイオードにより前記感光体ドラムに対
して露光を行った際の露光むらを補正するためのヘッド
シェーディングを行う場合、まず、所定画像を印字し、
その所定画像を読み取り、各画素の印字濃度によりヘッ
ドシェーディングを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、極端に低い濃度の画素があっても
特別な処理を行うことがなかった。そのため、紙粉やト
ナーにより発光ダイオードが汚れていたとしても、その
ままヘッドシェーディングを行うので、印字されない画
素が存在してしまうという問題点があった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、ヘッドシェーディングを行う際
に、露光用光源体の汚れをチェックし、汚れていると判
断したときは、自動的に露光用光源体をクリーニングす
ることができる画像形成方法及び装置を提供しようとす
るものである。
【0005】また、本発明の第2の目的とするところ
は、ヘッドシェーディングを行う際に、露光用光源体の
汚れをチェックし、汚れていると判断したときは、自動
的に露光用光源体をクリーニングすることができると共
に、前記クリーニングを行っても汚れが取り除けない場
合はオペレータに対して警告することができる画像形成
方法及び装置を提供しようとするものである。
【0006】更に、本発明の第3の目的とするところ
は、上述したような画像形成装置を円滑に制御すること
ができる記憶媒体を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の画像形成方法は、露光用光源体
により感光体ドラムに対して露光を行い画像を形成する
画像形成方法において、前記露光用光源体により前記感
光体ドラムに対して露光を行った際の露光むらを補正す
るためのヘッドシェーディングを行うヘッドシェーディ
ング工程と、前記ヘッドシェーディング工程によりヘッ
ドシェーディングを行うための所定画像を読み取ること
によりヘッドシェーディングデータをサンプリングする
ためのヘッドシェーディングデータサンプリング工程
と、前記ヘッドシェーディングデータサンプリング工程
によりサンプリングされたヘッドシェーディングデータ
の値に基づいて前記露光用光源体の汚れを除去するため
のヘッドクリーニングを行うか否かを判断するヘッドク
リーニング判断工程と、前記ヘッドクリーニング判断工
程によりヘッドクリーニングを行うと判断した場合に前
記露光用光源体の汚れを除去するヘッドクリーニング工
程とを有することを特徴とする。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために請
求項2記載の画像形成方法は、請求項1記載の画像形成
方法において、前記ヘッドクリーニング工程によりヘッ
ドクリーニングを行っても取り除けない汚れが前記露光
用光源体に付着しているか否かを汚れ付着判断する汚れ
付着判断工程と、前記汚れ付着判断工程により汚れが前
記露光用光源体に付着していると判断した場合に警告す
る警告工程とを有することを特徴とする。
【0009】また、上記第1及び第2の目的を達成する
ために請求項3記載の画像形成方法は、請求項1または
2記載の画像形成方法において、前記露光用光源体は、
発光ダイオードであることを特徴とする。
【0010】また、上記第2の目的を達成するために請
求項4記載の画像形成方法は、請求項2記載の画像形成
方法において、前記警告工程は、警告メッセージを画面
に表示することを特徴とする。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載の画像形成装置は、露光用光源体により感光
体ドラムに対して露光を行い画像を形成する画像形成装
置において、前記露光用光源体により前記感光体ドラム
に対して露光を行った際の露光むらを補正するためのヘ
ッドシェーディングを行うヘッドシェーディング手段
と、前記ヘッドシェーディング手段によりヘッドシェー
ディングを行うための所定画像を読み取ることによりヘ
ッドシェーディングデータをサンプリングするためのヘ
ッドシェーディングデータサンプリング手段と、前記ヘ
ッドシェーディングデータサンプリング手段によりサン
プリングされたヘッドシェーディングデータの値に基づ
いて前記露光用光源体の汚れを除去するためのヘッドク
リーニングを行うか否かを判断するヘッドクリーニング
判断手段と、前記ヘッドクリーニング判断手段によりヘ
ッドクリーニングを行うと判断した場合に前記露光用光
源体の汚れを除去するヘッドクリーニング手段とを有す
ることを特徴とする。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために請
求項6記載の画像形成装置は、請求項5記載の画像形成
装置において、前記ヘッドクリーニング手段によりヘッ
ドクリーニングを行っても取り除けない汚れが前記露光
用光源体に付着しているか否かを汚れ付着判断する汚れ
付着判断手段と、前記汚れ付着判断手段により汚れが前
記露光用光源体に付着していると判断した場合に警告す
る警告手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、上記第1及び第2の目的を達成する
ために請求項7記載の画像形成装置は、請求項4または
5記載の画像形成装置において、前記露光用光源体は、
発光ダイオードであることを特徴とする。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために請
求項8記載の画像形成装置は、請求項6記載の画像形成
装置において、前記警告手段は、警告メッセージを画面
に表示することを特徴とする。
【0015】また、上記第3の目的を達成するために請
求項9記載の記憶媒体は、露光用光源体により感光体ド
ラムに対して露光を行い画像を形成する画像形成装置を
制御するプログラムを格納する記憶媒体であって、前記
露光用光源体により前記感光体ドラムに対して露光を行
った際の露光むらを補正するためのヘッドシェーディン
グを行うヘッドシェーディングモジュールと、前記ヘッ
ドシェーディングモジュールによりヘッドシェーディン
グを行うための所定画像を読み取ることによりヘッドシ
ェーディングデータをサンプリングするためのヘッドシ
ェーディングデータサンプリングモジュールと、前記ヘ
ッドシェーディングデータサンプリングモジュールによ
りサンプリングされたヘッドシェーディングデータの値
に基づいて前記露光用光源体の汚れを除去するためのヘ
ッドクリーニングを行うか否かを判断するヘッドクリー
ニング判断モジュールと、前記ヘッドクリーニング判断
モジュールによりヘッドクリーニングを行うと判断した
場合に前記露光用光源体の汚れを除去するヘッドクリー
ニングモジュールとを有するプログラムを格納したこと
を特徴とする。
【0016】また、上記第3の目的を達成するために請
求項10記載の記憶媒体は、請求項7記載の記憶媒体に
おいて、前記ヘッドクリーニングモジュールによりヘッ
ドクリーニングを行っても取り除けない汚れが前記露光
用光源体に付着しているか否かを汚れ付着判断する汚れ
付着判断モジュールと、前記汚れ付着判断モジュールに
より汚れが前記露光用光源体に付着していると判断した
場合に警告する警告モジュールとを有することを特徴と
する。
【0017】更に、上記第3の目的を達成するために請
求項11記載の記憶媒体は、請求項10記載の記憶媒体
において、前記警告モジュールは、警告メッセージを画
面に表示することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0019】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図6に基づき説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施の形態に係る画像
形成装置であるデジタルカラー複写機の構成を示す概略
縦断面図であり、このデジタルカラー複写機は上部にリ
ーダ部Rを、下部にプリンタ部Pをそれぞれ配置してあ
る。
【0021】まず、プリンタ部Pについて説明する。
【0022】図1中、101はCCD(撮像素子)、1
02はCCD101を実装した基板、103はデジタル
画像処理部、104は原稿台ガラス、105は原稿給送
装置(DF)である(なお、この原稿給送装置105の
代わりに不図示の鏡面圧板を装着する構成としてもよ
い)。106及び107は原稿を照明するハロゲンラン
プまたは蛍光灯等の原稿照明用光源体、108及び10
9は原稿照明用光源体106,107の光を原稿台ガラ
ス104上の原稿に集光する反射体、110,111,
112はミラー、113は前記原稿からの反射光または
投影光をCCD101上に集光するレンズ、114は原
稿照明用光源体106,107と反射体108,109
とミラー110を収容するキャリッジ、115はミラー
111,112を収容するキャリッジ、116は他のI
PU(命令処理機構)等とのインターフェース(I/
F)部である。
【0023】なお、キャリッジ114は速度Vで、キャ
リッジ115は速度2Vで、CCD101の電気的走査
(主走査)方向に対して垂直方向(矢印方向)に駆動機
構117により機械的に移動することによって、前記原
稿の全面を走査(副走査)する。
【0024】図2はデジタル画像処理部103の詳細な
構成を示すブロック図である。同図に示すようにデジタ
ル画像処理部103は、クランプ&Amp.&S/H&
A/D部201、シェーディング部202、つなぎ&M
TF補正&原稿検知部203、入力マスキング204、
セレタ205、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部2
06、遅延部207、モアレ除去部208、変倍処理部
209、フイルタ部210、γ補正部211、ヘッドシ
ェーディング部212、UCR&マスキング&黒文字反
映部213、下地除去部214、黒文字判定部215、
ヘッドシェーディングデータサンプリング部216及び
外I/F(インターフェース)部217を有している。
【0025】そして、図1における原稿台ガラス104
上の原稿は、原稿照明用光源体106,107からの光
を反射し、その反射光はCCD101に導かれて電気信
号に変換される(CCD101はカラーセンサの場合、
RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順
にインラインに乗ったもので、3ラインCCDで、それ
ぞれRフィルタ・Gフィルタ・Bフィルタを、それぞれ
のCCDごとに並べたものでもよいし、フィルタがオン
チップ化またはフィルタがCCDと別構成になったもの
でもよい)。
【0026】そして、その電気信号(アナログ画像信
号)は、図2に示すデジタル画像処理部103へ入力さ
れ、クランプ&Amp.&S/H&A/D部201でサ
ンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダ
ークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され
(上記処理の順番は表記順とは限らない)、A(アナロ
グ)/D(デジタル)変換されて、例えばRGB各8ビ
ットのデジタル信号に変換される。
【0027】そして、RGB信号はシェーディング部2
02でシェーディング補正及び黒補正が施された後、つ
なぎ&MTF補正&原稿検知部203でCCD101が
3ラインCCDの場合、つなぎ処理はライン間の読み取
り位置が異なるため、読み取り速度に応じてライン毎の
遅延量を調整し、3ラインの読み取り位置が同じになる
ように信号タイミングを補正し、MTF補正は読み取り
速度や変倍率によって読み取りのMTFが変わるため、
その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス104上の
原稿を走査することにより原稿サイズを認識する。読み
取り位置タイミングが補正されたデジタル信号は、入力
マスキング部204によってCCD101の分光特性
と、原稿照明用光源体106,107及び反射体10
8,109の分光特性を補正する。
【0028】入力マスキング部204の出力は外部I/
F信号との切り換え可能なセレクタ205に入力され
る。セレクタ205から出力された信号は、色空間圧縮
&下地除去&LOG変換部206と下地除去部214に
入力される。下地除去部214に入力された信号は、下
地が除去された後、原稿中の文字が黒い文字か否かを判
定する黒文字判定部215に入力され、原稿から黒文字
信号を生成する。また、もう一つのセレクタ205の出
力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部2
06では、色空間圧縮は読み取った画像信号が図1のプ
リンタ部Pで再現できる範囲に入っているか否かを判断
し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画
像信号をプリンタ部Pで再現できる範囲に入るように補
正する。
【0029】そして、下地除去部214で下地除去処理
を行い、RGB信号からCMY信号にROG変換する。
そして、黒文字判定部215で生成された信号とタイミ
ングを補正するための色空間圧縮&下地除去&LOG変
換部206の出力信号は、遅延部207でタイミングを
調整される。この2種類の信号はモワレ除去部208で
モワレが除去され、変倍処理部209で主走査方向に変
倍処理される。変倍処理されたCMY信号は、UCR&
マスキング&黒文字反映部213でのUCR処理でCM
YK信号が生成され、マスキング処理でプリンタ部Pの
出力に合った信号に補正されると共に、黒文字判定部2
15で生成された判定信号がCMYK信号にフイードバ
ックされる。
【0030】UCR&マスキング&黒文字反映部213
で処理された信号は、γ補正部211で濃度調整された
後、フィルタ部210でスムージング処理またはエッジ
処理される。フィルタ部210でスムージング処理また
はエッジ処理された信号は、ヘッドシェーディング部2
12で後述するプリンタ部Pの露光用光源体であるLE
D(発光ダイオード)の主走査方向のムラを補正するた
め、ヘッドシェーディングが行われる。このヘッドシェ
ーディングに用いるデータは、所定画像を印字したもの
をCCD101により読み取り、クランプ&Amp.&
S/H&A/D部201でのA/D変換まで行ったデー
タを、ヘッドシェーディングデータサンプリング部21
6で間引きや平均化等の処理を行った後、図示しないメ
モリに格納したデータを用いる。また、ヘッドシェーデ
ィングデータサンプリングに伴う露光用光源体であるL
ED(発光ダイオード)のクリーニングについては後述
する。
【0031】以上のようにして画像処理部103で処理
された信号は、図3に示す2値変換部301で8ビット
の多値信号から2値信号に変換される(変換方法は、デ
ィザ法、誤差拡散法、誤差拡散の改良した方法のいずれ
でもよい)。
【0032】次に、プリンタ部Pについて説明する。
【0033】図1において、118はY画像形成部、1
19はM画像形成部、120はC画像形成部、121は
K画像形成部で、それぞれの構成は互いに同一であるか
ら、Y画像形成部118について説明し、他の画像形成
部については同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。
【0034】Y画像形成部118は、感光体ドラム12
2、露光用光源体であるLED(発光ダイオード)12
3、一次帯電器124、現像器125、スリーブ126
及び転写帯電器127を有している。感光体ドラム12
2は、図示しない超音波モータにより駆動される。感光
体ドラム122はLED123の光によって露光され、
その表面に潜像が形成される。一次帯電器124は感光
体ドラム122の表面を所定の電位に帯電させ、潜像形
成の準備をする。現像器125は感光体ドラム122上
の潜像を現像してトナー画像を形成する。スリーブ12
6は現像器125に含まれるもので、現像バイアスを印
加して現像するためのものである。転写帯電器127
は、転写ベルト128の背面から放電を行い、感光体ド
ラム122上のトナー画像を、転写ベルト128上の記
録紙等へ転写する。本実施の形態では、転写効率がよい
ため、クリーナ部が装着されていない(クリーナ部を装
着してもよいことは言うまでもない)。
【0035】次に、記録紙等の上に画像を形成する手順
について説明する。
【0036】記録紙カセット129,130に収容され
た記録紙は、ピックアップローラ131,132により
1枚毎に給紙され、給紙ローラ133,134で転写ベ
ルト128上に供給される。給紙された記録紙は吸着帯
電器135で帯電させられる。転写ベルト128は転写
ベルトローラ136により駆動され、該転写ベルトロー
ラ136は吸着帯電器135と対になって記録紙を帯電
させ、転写ベルト128上に記録紙を吸着させる。転写
ベルト128上の記録紙の先端は、紙先端検知センサ1
37により検知される。なお、この紙先端検知センサ1
37の検出信号は、図1のプリンタ部Pからリーダ部R
へ送られて、該リーダ部Rからプリンタ部Pにビデオ信
号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0037】この後、記録紙は転写ベルト128によっ
て搬送され、画像形成部118〜121においてYMC
Kの順に、その表面にトナー像が形成される。K画像形
成部121を通過した記録紙は、転写ベルト128から
の分離を容易にするため、除電帯電器138で除電され
た後、転写ベルト128から分離される。転写ベルト1
28から記録紙が分離される際の剥離放電による画像の
乱れは、剥離帯電器139により防止される。転写ベル
ト128から分離された記録紙は、トナーの吸着力を補
って画像乱れを防止するために、定着前帯電器140,
141で帯電された後、定着器142でトナー像が熱定
着された後、装置外部の排紙トレー143に排紙され
る。
【0038】次に、LED画像記録について図3を用い
て説明する。図3は、LED123を駆動するLED駆
動を説明するためのブロック図である。
【0039】図1のデジタル画像処理部103で生成さ
れて、図3に示す2値変換部301で変換された2値の
YMCKの画像信号は、図1の紙先端検知センサ137
からの検出信号を基に、それぞれ図3に示す遅延部30
2,303,304,305によって、紙先端検知セン
サ137と図1のそれぞれの画像形成部118〜121
との距離の違いを調整することにより、4色を所定の位
置に印字することが可能となる。LED駆動部306,
307,308,309は、LED310,311,3
12,313を駆動するための信号を生成する。
【0040】次に、本発明の特徴であるヘッドシェーデ
ィングデータサンプリングに伴うLEDのクリーニング
について、図4のフローチャートを用いて説明する。
【0041】まず、ステップS401でシェーディング
ボタンが押されたか否かを押されるまで判断する。ここ
で、シェーディングボタンは、ヘッドシェーディング用
の所定画像(例えば、全面濃度値80Hでの印字画像)
を読み取る際に押されるボタンである)。そして、シェ
ーディングボタンが押された場合は、ステップS402
で原稿(所定画像)照明用光源体106,107を点灯
する。次に、ステップS403でキャリッジ114を副
走査方向に走査し、次のステップS404で原稿の濃度
データを読み取る。
【0042】このとき読み取った濃度データを図5に示
す。同図において、横軸はLEDヘッドの画素位置を、
縦軸は読み取った濃度データの値をそれぞれ表わし、T
hは画素毎のLED光量のばらつきを考慮した場合の最
低発光量より僅かに少ない発光量により露光を行った際
の印字濃度を示している。つまり、LED上に紙粉やト
ナー等の光を遮断するものが無い場合は、濃度がThを
下回ることはなく、濃度がThを下回るときにはLED
が汚れていると判断できるのである。
【0043】再び図4に戻って、前記ステップS404
において原稿の濃度データを読み取った後は、次のステ
ップS405で前記読み取った濃度データにThより低
い値があるか否かを判断する。そして、Thより低い値
がない場合は、次のステップS406で図2のヘッドシ
ェーディング部212で用いるデータとしてサンプリン
グデータを図示しないメモリに格納した後、本処理動作
を終了する。
【0044】一方、前記ステップS405においてTh
より低い値がある場合は、ステップS409で前記ステ
ップS401においてシェーディングボタンが押されて
から一連の動作中、これまでLEDヘッドのクリーニン
グが行われたか否かを判断する。そして、これまでLE
Dヘッドのクリーニングが行われていない場合は、ステ
ップS408でLEDヘッドのクリーニングを行う。
【0045】このLEDヘッドのクリーニングするため
のクリーニング装置の一例を図6に示す。同図におい
て、601はLEDヘッド、602はLEDヘッド60
1に接している拭き取り布、603は拭き取り布602
を固定しているクリーナキャリッジ、604はステッピ
ングモータ、605はベルトローラ、606はステッピ
ングモータ604とベルトローラ605との間に巻装さ
れた無端状の駆動ベルトである。そして、ステッピング
モータ604を回転させると、駆動ベルト606により
クリーナキャリッジ603がLEDの主走査方向に移動
し、拭き取り布602によりLEDのクリーニングを行
うものである。
【0046】再び図4に戻って、前記ステップS408
においてLEDヘッドのクリーニングを行った後は、前
記ステップS402へ戻って原稿照明用光源体106,
107を再び点灯する。また、前記ステップS409に
おいて、これまでLEDヘッドのクリーニングが行われ
た場合は、ステップS409で図示しない液晶表示器等
の表示手段に、LEDヘッドが汚れているため取り外し
た上での入念なクリーニングまたは交換を促す警告メッ
セージを表示した後、本処理動作を終了する。
【0047】以上によりヘッドシェーディングのための
データサンプリング及びそれに伴うヘッドリーニングの
作業を終了する。
【0048】(第2の実施の形態)次に本発明の記憶媒
体について図7及び図8を用いて説明する。
【0049】露光用光源体により感光体ドラムに対して
露光を行い画像を形成する画像形成装置を制御するプロ
グラムを格納する記憶媒体には、少なくとも図7に示す
ように、「ヘッドシェーディングモジュール」、「ヘッ
ドシェーディングデータサンプリングモジュール」、
「ヘッドクリーニング判断モジュール」、「ヘッドクリ
ーニングモジュール」の各モジュールを有するプログラ
ムードを格納すればよい。
【0050】ここで、「ヘッドシェーディングモジュー
ル」は、前記露光用光源体により前記感光体ドラムに対
して露光を行った際の露光むらを補正するためのヘッド
シェーディングを行うプログラムモジュールである。ま
た、「ヘッドシェーディングデータサンプリングモジュ
ール」は、前記ヘッドシェーディングモジュールにより
ヘッドシェーディングを行うための所定画像を読み取る
ことによりヘッドシェーディングデータをサンプリング
するためのプログラムモジュールである。また、「ヘッ
ドクリーニング判断モジュール」は、前記ヘッドシェー
ディングデータサンプリングモジュールによりサンプリ
ングされたヘッドシェーディングデータの値に基づいて
前記露光用光源体の汚れを除去するためのヘッドクリー
ニングを行うか否かを判断するプロラムモジュールであ
る。また、「ヘッドクリーニングモジュール」は、前記
ヘッドクリーニング判断モジュールによりヘッドクリー
ニングを行うと判断した場合に前記露光用光源体の汚れ
を除去するプログラムモジュールである。
【0051】また、必要に応じて図8に示すように、
「汚れ付着判断モジュール」と「警告モジュール」を前
記図7に示すプログラムに付加すればよい。
【0052】ここで、「汚れ付着判断モジュール」は、
前記ヘッドクリーニングモジュールによりヘッドクリー
ニングを行っても取り除けない汚れが前記露光用光源体
に付着しているか否かを汚れ付着判断するプログラムモ
ジュールである。また、「警告モジュール」は、前記汚
れ付着判断モジュールにより汚れが前記露光用光源体に
付着していると判断した場合に警告するプログラムモジ
ュールである。
【0053】また、「警告モジュール」は、警告メッセ
ージを画面に表示するようにすることが望ましい。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像形成方
法及び装置によれば、ヘッドシェーディングを行う際
に、露光用光源体の汚れをチェックし、汚れていると判
断したときは、自動的に露光用光源体をクリーニングす
ることができる。
【0055】また、前記クリーニングを行っても汚れが
取り除けない場合はオペレータに対して警告することが
できる。
【0056】更に、本発明の記憶媒体によれば、上述し
たような画像形成装置を円滑に制御することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の構成を示す概略縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
における画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
におけるLED駆動を説明するための図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
におけるヘッドシェーディングサンプリングデータの一
例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
におけるクリーニング装置の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの有
するプログラムモジュールを示す図である。
【図8】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの有
するプログラムモジュールを示す図である。
【符号の説明】
R リーダ部 P プリンタ部 101 CCD(撮像素子) 102 基板 103 デジタル画像処理部 104 原稿台ガラス 105 原稿給送装置(DF) 106 原稿照明用光源体 107 原稿照明用光源体 108 反射体 109 反射体 110 ミラー 111 ミラー 112 ミラー 113 レンズ 114 キャリッジ 115 キャリッジ 116 インターフェース(I/F)部 117 駆動機構 118 Y画像形成部 119 M画像形成部 120 C画像形成部 121 K画像形成部 122 感光体ドラム 123 露光用光源体 124 一次帯電器 125 現像器 126 スリーブ 127 転写帯電器 128 転写ベルト 129 記録紙カセット 130 記録紙カセット 131 ピックアップローラ 132 ピックアップローラ 133 給紙ローラ 134 給紙ローラ 135 吸着帯電器 136 転写ベルトローラ 137 紙先端検知センサ 138 除電帯電器 139 剥離帯電器 140 定着前帯電器 141 定着前帯電器 142 定着器 143 排紙トレー 201 クランプ&Amp.&S/H&A/D部 202 シェーディング部 203 つなぎ&MTF補正&原稿検知部 204 入力マスキング部 205 セレクタ 206 色空間圧縮&下地除去&LOG変換部 207 遅延部 208 モワレ除去部 209 変倍処理部 210 フィルタ部 211 γ補正部 212 ヘッドシェーディング部 213 UCR&マスキング&黒文字反映部 214 下地除去部 215 黒文字判定部 216 ヘッドシェーディングデータサンプリング部 217 外部インターフェース(I/F)部 301 2値変換部 302 遅延部 303 遅延部 304 遅延部 305 遅延部 306 LED駆動部 307 LED駆動部 308 LED駆動部 309 LED駆動部 310 LED 311 LED 312 LED 313 LED 601 LEDヘッド 602 拭き取り布 603 クリーナキャリッジ 604 ステッピングモータ 605 ベルトローラ 606 駆動ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11C 7/00 G03B 27/54 H01L 33/00 // G03B 27/54

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光用光源体により感光体ドラムに対し
    て露光を行い画像を形成する画像形成方法において、前
    記露光用光源体により前記感光体ドラムに対して露光を
    行った際の露光むらを補正するためのヘッドシェーディ
    ングを行うヘッドシェーディング工程と、前記ヘッドシ
    ェーディング工程によりヘッドシェーディングを行うた
    めの所定画像を読み取ることによりヘッドシェーディン
    グデータをサンプリングするためのヘッドシェーディン
    グデータサンプリング工程と、前記ヘッドシェーディン
    グデータサンプリング工程によりサンプリングされたヘ
    ッドシェーディングデータの値に基づいて前記露光用光
    源体の汚れを除去するためのヘッドクリーニングを行う
    か否かを判断するヘッドクリーニング判断工程と、前記
    ヘッドクリーニング判断工程によりヘッドクリーニング
    を行うと判断した場合に前記露光用光源体の汚れを除去
    するヘッドクリーニング工程とを有することを特徴とす
    る画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドクリーニング工程によりヘッ
    ドクリーニングを行っても取り除けない汚れが前記露光
    用光源体に付着しているか否かを汚れ付着判断する汚れ
    付着判断工程と、前記汚れ付着判断工程により汚れが前
    記露光用光源体に付着していると判断した場合に警告す
    る警告工程とを有することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記露光用光源体は、発光ダイオードで
    あることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成
    方法。
  4. 【請求項4】 前記警告工程は、警告メッセージを画面
    に表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成方
    法。
  5. 【請求項5】 露光用光源体により感光体ドラムに対し
    て露光を行い画像を形成する画像形成装置において、前
    記露光用光源体により前記感光体ドラムに対して露光を
    行った際の露光むらを補正するためのヘッドシェーディ
    ングを行うヘッドシェーディング手段と、前記ヘッドシ
    ェーディング手段によりヘッドシェーディングを行うた
    めの所定画像を読み取ることによりヘッドシェーディン
    グデータをサンプリングするためのヘッドシェーディン
    グデータサンプリング手段と、前記ヘッドシェーディン
    グデータサンプリング手段によりサンプリングされたヘ
    ッドシェーディングデータの値に基づいて前記露光用光
    源体の汚れを除去するためのヘッドクリーニングを行う
    か否かを判断するヘッドクリーニング判断手段と、前記
    ヘッドクリーニング判断手段によりヘッドクリーニング
    を行うと判断した場合に前記露光用光源体の汚れを除去
    するヘッドクリーニング手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘッドクリーニング手段によりヘッ
    ドクリーニングを行っても取り除けない汚れが前記露光
    用光源体に付着しているか否かを汚れ付着判断する汚れ
    付着判断手段と、前記汚れ付着判断手段により汚れが前
    記露光用光源体に付着していると判断した場合に警告す
    る警告手段とを有することを特徴とする請求項5記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記露光用光源体は、発光ダイオードで
    あることを特徴とする請求項4または5記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記警告手段は、警告メッセージを画面
    に表示することを特徴とする請求項6記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 露光用光源体により感光体ドラムに対し
    て露光を行い画像を形成する画像形成装置を制御するプ
    ログラムを格納する記憶媒体であって、前記露光用光源
    体により前記感光体ドラムに対して露光を行った際の露
    光むらを補正するためのヘッドシェーディングを行うヘ
    ッドシェーディングモジュールと、前記ヘッドシェーデ
    ィングモジュールによりヘッドシェーディングを行うた
    めの所定画像を読み取ることによりヘッドシェーディン
    グデータをサンプリングするためのヘッドシェーディン
    グデータサンプリングモジュールと、前記ヘッドシェー
    ディングデータサンプリングモジュールによりサンプリ
    ングされたヘッドシェーディングデータの値に基づいて
    前記露光用光源体の汚れを除去するためのヘッドクリー
    ニングを行うか否かを判断するヘッドクリーニング判断
    モジュールと、前記ヘッドクリーニング判断モジュール
    によりヘッドクリーニングを行うと判断した場合に前記
    露光用光源体の汚れを除去するヘッドクリーニングモジ
    ュールとを有するプログラムを格納したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記ヘッドクリーニングモジュールに
    よりヘッドクリーニングを行っても取り除けない汚れが
    前記露光用光源体に付着しているか否かを汚れ付着判断
    する汚れ付着判断モジュールと、前記汚れ付着判断モジ
    ュールにより汚れが前記露光用光源体に付着していると
    判断した場合に警告する警告モジュールとを有すること
    を特徴とする請求項7記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記警告モジュールは、警告メッセー
    ジを画面に表示することを特徴とする請求項10記載の
    記憶媒体。
JP22448997A 1997-08-07 1997-08-07 画像形成方法及び装置並びに記憶媒体 Pending JPH1148533A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013224022A (ja) * 2012-03-22 2013-10-31 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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