JPH114807A - 眼科検診装置の予備アライメント機構 - Google Patents
眼科検診装置の予備アライメント機構Info
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- JPH114807A JPH114807A JP9359284A JP35928497A JPH114807A JP H114807 A JPH114807 A JP H114807A JP 9359284 A JP9359284 A JP 9359284A JP 35928497 A JP35928497 A JP 35928497A JP H114807 A JPH114807 A JP H114807A
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Abstract
トが容易且つ迅速になされる眼科検診装置の予備アライ
メント機構の提供。 【解決手段】 アライメント光学系6を有する角膜撮影
装置1において、被検者に凝視させることにより被検眼
Eを固定するための固視灯25と、該固視灯25の被検
眼E側に配設された短波長光の透過を阻止しうる光学フ
ィルターからなる照門29とを備えており、該照門29
が、固視灯25から被検眼Eに至る固指標光投影光学系
の光軸上に配設された集光レンズ21の被検眼E側に配
設されている。
Description
アライメント機構に関する。さらに詳しくは、被検眼の
眼底、角膜、水晶体、ガラス体、毛様筋、眼内レンズ等
の観察や撮影を行うための眼科検診装置において、装置
と被検眼とのアライメントを迅速且つ容易に行うための
予備アライメント機構に関する。
に、被検眼の前記各部を観察・撮影する接触式や非接触
式の装置が用いられている。かかる装置を被検者に使用
する場合、通常は最初に被検眼の所定部位に装置の光軸
を一致させるアライメント操作を行う。このアライメン
ト操作には種々あるが、いずれも、検査者または装置が
自動的に被検眼を観察しつつ行われるものである。たと
えば、特開平7−362号公報および特開平7−100
111号公報に開示された角膜撮影装置、並びに特開平
8−275921号公報に開示された眼底カメラでは、
被検眼を固定させた状態でその前眼部へ正面からアライ
メント指標光たる平行光を照射し、前眼部表面で反射さ
れた前記アライメント指標光の像を観察しつつ以下のと
おりアライメントを行う。装置のモニタ画面では、その
中心に装置の観察光学系または撮影光学系の光軸が設定
されており、当該モニタ画面に映し出されているアライ
メント指標光の像(以下、プルキンエ像という)がモニ
タ画面の中心(前記光軸)に一致するように装置の観察
光学系または撮影光学系を移動させる。したがって、観
察光学系または撮影光学系の光軸は被検眼表面の頂点、
つまり、被検眼表面における装置に最も近い点に一致す
ることとなる。また、必要に応じて被検眼を微小角度回
転させることによって観察・撮影部位を変えるようにし
ている。そして、このアライメント操作と並行して、ま
たはそののちに、観察・撮影部位に観察光学系または撮
影光学系の焦点を一致させる合焦操作を行う。
が自身の頭部を装置に対向させるときに、装置にはその
案内となるようなものとして一般に、アゴ台、前頭部当
接部または対物レンズ近くの覗き窓程度のものしか形成
されていない。
対向させて被検眼となる眼によって前記覗き窓を覗いた
としても、被検者はいかなる位置からも固視灯やアライ
メント指標光を認識することができるので、被検眼の位
置によっては前眼部が観察可能範囲から外れて前記モニ
タ画面に映らないことがある。そのような場合は、従来
検査者が被検者に頭部移動の指示をしたり、または、ア
ゴ台が可動である場合には検査者がアゴ台を移動させる
ことにより前眼部がモニタ画面に入るようにしている。
しかし、かかる手法ではアライメント操作に移るまで長
時間を要し、また、アライメント操作にも長時間を要す
ることとなり、結果的に被検者に長く緊張を強いること
になる。
れたものであり、被検者に前記覗き窓を通して固視灯ま
たはアライメント指標光を凝視させる場合、それが照門
内に入るように見させることによって固視灯またはアラ
イメント指標光に対してほぼ一定位置且つ一定方向に被
検眼を位置させる予備アライメントが可能な機構を提供
することを目的としている。
予備アライメント機構は、アライメント用光源と、該ア
ライメント用光源からのアライメント指標光を被検眼に
照射するためのアライメント光学系と、被検者に凝視さ
せることにより被検眼を固定させるための対象指標と、
該対象指標の被検眼側に配設された照門とを備えている
(請求項1)。
が照門内に入るように見させることによって対象指標に
対してほぼ一定位置且つ一定方向に被検眼を位置させる
ことができる。したがって、被検眼が上記一定位置且つ
一定方向に位置しているときに装置における撮影系の光
軸や観察系の光軸が被検眼の頂点(被検眼表面のうち装
置に最も近い点)近傍に位置するように設定しておけ
ば、その後のアライメント操作を迅速かつ容易に行うこ
とができる。前記照門に対して、対象指標がいわば照星
であるということがいえる。
れており、該固視灯からの固指標光を被検眼に投影する
ための固指標光投影光学系を備えており、該固指標光投
影光学系の光軸上に集光レンズが配設されている眼科検
診装置(請求項2)にあっては、前記照門は前記集光レ
ンズの被検眼側に配設される。また、照門を通して見る
べき前記対象指標としては、固視灯の他、アライメント
光源等も含まれる。
してくる固指標光の像より大きい通過開口を有する開口
形成部材から構成することができる(請求項3)。
よび収縮されうるように構成された予備アライメント機
構(請求項4)にあっては、被検眼を一定位置且つ一定
の方向に誘導することがさらに容易になるので好まし
い。
際に空間が形成されたものの他、上述のごとく空間的に
は閉止されていて光が阻害されることなく透過しうる小
径の部分が形成されたものも含む意味である。
被検者に凝視させることにより被検眼を固定するための
固視灯と、該固視灯からの固指標光を被検眼に投影する
ための固指標光投影光学系と、該固指標光投影光学系の
光軸上に配設された集光レンズと、該集光レンズと前記
固視灯との間に配設される光束絞り手段とを備えてお
り、該光束絞り手段が短波長光の透過を阻止しうる光学
フィルターから形成され且つ小径の光透過部を有してい
る(請求項5)。
が光源絞り手段または光束絞り手段いずれかの像として
明瞭に視認できる。すなわち、視度の異なる被検者に対
しても何ら問題なく適用することができる。さらに、光
束絞り手段が前述の照門の役割も担いうる。これは、固
視灯からの光がたとえ光束絞り手段と干渉してもその光
は光学フィルター製の光束絞り手段を透過するので、被
検者は光束絞り手段の光透過部と固視灯との位置関係が
認識でき、容易に固視灯を前記光透過部に一致させるこ
とができるからである。
メント用光源からのアライメント指標光を被検眼に照射
するためのアライメント光学系と、固視灯の被検眼側に
配設された照門とを備えてなる予備アライメント機構
(請求項6)にあっては、前記第一の予備アライメント
機構の作用効果と第二の予備アライメント機構の作用効
果とを同時に奏しうる。すなわち、予備アライメントが
可能な上に固視灯を明瞭に視認することができる。
よび第二の予備アライメント機構において、照門が短波
長光の透過を阻止しうる光学フィルターから形成されて
おり、前記アライメント用光源が長波長光を発光しうる
ように構成されたもの(請求項7)にあっては、被検者
から見て対象指標(第二の予備アライメント機構にあっ
ては固視灯)が照門に隠れることがあっても、対象指標
(固視灯)の像が照門を透過しうるため、照門の開口と
対象指標(固視灯)との位置関係が認識でき、容易に対
象指標(固視灯)を開口に一致させることができる。ま
た、対象指標(固視灯)が照門に隠れているときと照門
の開口と一致しているときとは、対象指標(固視灯)の
明度や色彩が異なるため、前記一致、不一致が明確にな
る。したがって、予備アライメントが一層容易になる。
また、予備アライメントの精度を向上させるために何ら
の問題もなく照門の開口を小さくすることができる。し
かも、予備アライメントに用いる照門がアライメント用
光源によるいわば本アライメント時にも、この照門がア
ライメント用光源の近赤外光を透過するのでアライメン
ト光を遮る等の不都合が生じない。
種の光学フィルターから形成されてなる予備アライメン
ト機構(請求項8)にあっては、照門と光束絞り手段と
が互いに悪影響を及ぼし合うことがないので好ましい。
過を阻止しうる光学フィルターとは、対象指標(固視
灯)からの光のうち、短波長の範囲の光を透過させない
フィルターを意味する。
づいて本発明の予備アライメント機構を説明する。
実施形態が適用された眼科検診装置の一例たる角膜撮影
装置を示す概略配置図である。図2は図1の角膜撮影装
置におけるモニタ表示器の一例を示す説明図である。図
3は図1の角膜撮影装置における被検者の視界を示す説
明図である。図4は図1の角膜撮影装置において光学フ
ィルター製の照門を用いた場合の被検者の視界を示す説
明図である。図5は本発明の予備アライメント機構の一
実施形態が適用された眼科検診装置の他の例たる眼底カ
メラを示す概略配置図である。図6は本発明の予備アラ
イメント機構の他の実施形態が適用された眼科検診装置
の一例たる角膜撮影装置を示す概略配置図である。図7
は本発明の予備アライメント機構の前記他の実施形態が
適用された眼科検診装置の他の例たる眼底カメラを示す
概略配置図である。
って前進後退するZ方向、並びにZ方向に垂直で且つ互
いに垂直なX方向およびY方向に移動させうる機枠2上
に配設された撮影系3を有している。
斜め前方からスリット光によって照明するための照明光
学系4と、被検眼Eの前眼部表面で反射された前記スリ
ット光を撮影するための撮影光学系5と、被検眼Eの前
眼部に向けて撮影光軸位置合わせ(アライメント)のた
めのアライメント光を正面から照射し、且つその角膜反
射光を撮像するためのアライメント光学系6と、撮影光
学系5の焦点を被撮影部位たる角膜内皮に一致させるた
めの合焦光学系7とを含んでいる。
のストロボ放電管8を有し、そこからの可視光をスリッ
ト9に通し、このスリット光を投影レンズ10によって
被検眼Eの角膜に収束させるものである。本実施形態で
は照明光学系4の光路にその途中から後述の合焦光学系
の光路を同一にするため、光路途中にハーフミラー11
を介在させている。このハーフミラー11は可視光であ
る照明光は透過し、赤外光である後述の合焦検出用光は
反射するものである。
のテレビカメラ12を有し、被検眼Eの角膜で反射され
た前記スリット光を対物レンズ13、ミラー14および
結像レンズ15を通したうえで前記テレビカメラ12に
導くものである。本実施形態では撮影光学系5の光路が
後述の合焦光学系とほとんど同一にしているため、途中
で光路を分岐するためのハーフミラー16を介在させて
いる。このハーフミラー16は可視光である照明光は反
射し、赤外光である後述の合焦検出用光は透過するもの
である。
標光の光源としての発光ダイオード17を有し、この発
光ダイオード17からの近赤外光をミラー18、19、
集光レンズ20、21、ハーフミラー22およびビーム
スプリッター23によって平行化するとともに前記撮影
光学系5の光軸に沿わせて被検眼Eの前眼部にその正面
から照射するものであり、さらに、前記アライメント指
標光の被検眼E頂点における反射像(プルキンエ像)
は、前記ビームスプリッター23、前眼部撮影レンズ2
4およびハーフミラー16を透過させてテレビカメラ1
2に送られる。前記ハーフミラー22は近可視光である
前記アライメント指標光を反射し、可視光である後述の
固視指標光を透過するものである。
で結像した画像による受像信号は図2に示すモニタ表示
器Mに光点Lとして表示される。このモニタ表示器Mで
はその画面中心Cに撮影光学系5の光軸が設定されてい
る。アライメントは、図示しない制御回路からの信号に
より、前記光点Lが画面中心C近傍の狭い範囲に入るよ
うに機枠2がX、Y方向に移動させられることによって
なされる。
Eの光軸を一定方向に定めるための固視灯としての発光
ダイオード25も配設されており、この固視灯25から
の固視指標光は前記ハーフミラー22を透過してアライ
メント光学系6の光路に沿って被検眼Eにいたるように
されている。この固視灯25から被検眼Eにいたる光学
系は、いわば固指標光投影光学系と呼べる。
ランプ26と合焦検出用受光素子27とを有しており、
照明ランプ26から集光レンズ28を透過してくる赤外
光を前記ハーフミラー11によって照明光学系4の光路
に沿わせてスリット光化して被検眼Eに照射し、その前
眼部表面における反射光を前記撮影光学系5の光路に沿
って前記合焦検出用受光素子27に至らせるものであ
る。その際、前眼部表面反射光は撮影光学系5の光路に
沿って前記ハーフミラー16に至り、これを透過して合
焦検出用受光素子27に受光される。
に、合焦検出用の前記スリット光が前記合焦検出用受光
素子27の受光点にちょうど入射するように反射される
反射点が、照明光学系4におけるスリット光の収束点と
なるように構成されている。
ット光が合焦検出用受光素子27に受光された(合焦が
なされた)ことによる信号によって機枠2のZ方向移動
が停止させられる。この合焦動作は前記アライメント動
作と並行してもよく、また、アライメントが完了した後
になされてもよい。
光路における集光レンズ21の被検眼E側に開口部材
(以下、照門という)29が配設されている。この照門
29の配設が本角膜撮影装置1の大きな特徴である。照
門29は流体配管でいうオリフィスのようなものであ
り、被検者が固視灯25を見た場合、固視灯25より僅
かに大きく見える開口部29aが形成されたものであ
る。この場合の固視灯25は照門29に対するいわば照
星となる。
25を見た様子が示されている。この照門29が配設さ
れていない状態では、被検者が装置の覗き窓を通して固
視灯25を見た場合、広い視野Vのうちのいずれの位置
に固視灯を視認するのか定まらない。これは、アライメ
ント光学系6の光軸と被検眼の角膜頂点(瞳孔中心に対
応する)とが大きく離れる確率が高いことを意味する。
つまり、図2に示すモニタ表示器Mの画面にプルキンエ
像を示す光点Lが現れないことがある。
装置1では、被検者が照門29を通して固視灯25を見
た場合、固視灯25がちょうど照門29に一致するよう
に被検眼が位置するため、アライメント光学系6の光軸
と被検眼の角膜頂点とが近接する状態となる。つまり、
図2に示すモニタ表示器Mの画面の中心C近傍にプルキ
ンエ像を示す光点Lが映し出されている。したがって、
アライメント動作は瞬時に完了する。
した液晶パターンの切り換え表示等によってその開口部
29aが拡大および収縮するように構成することも可能
である。このように構成することにより、被検眼を一定
位置且つ一定の方向に誘導することがさらに容易にな
る。
眼Eにいたる光軸上に固設される必要はなく、たとえ
ば、光学系によって照門を合成投影するか、または照門
を光軸上に進入および退避しうるように構成することも
可能である。そうすることにより、装置の構成上の自由
度が増し、さらに、前述のように開口部29aの拡大、
収縮が容易になる。
されたものの他、上述のごとく空間的には閉止されてい
て光の全波長域が透過しうる小径の部分が形成されたも
のであってもよい。したがって、たとえば、透明な合成
樹脂またはガラスなどに光を透過せしめる部分(前記小
径孔に相当)を除いてその周囲に印刷などによって光不
透過部や後述の光学フィルター部を形成したものなども
採用しうる。
予備アライメントの精度は向上する。しかし、開口部2
9aを小さくすると、被検眼の位置によっては固視灯2
5からの光が照門29によって遮断されてしまうことが
あり、被検者は固視灯25を見失うことが多くなる。そ
うなると、予備アライメント自体に時間がかかることに
なる。
形成することによって解消することができる。すなわ
ち、固視灯25が発する光の成分のうち、所定波長より
長波長側(または、短波長側)のものを透過するフィル
ターを用いればよい。
ィルター、たとえば、赤色フィルターと呼ばれるタイプ
SC60フィルターを用いれば、可視光におけるほぼ赤
色より長波長側の光は透過される。一方、固視灯25と
して通常に用いられる発光ダイオードの発光色は一般に
緑色から黄色にかけての波長成分を多く含んでいる。
の位置によって固視灯25が照門29に隠れた場合であ
っても、固視灯25からの光のうちほぼ赤色光より長波
長側の光成分が照門を29透過する。したがって、図4
(a)に示すように被検者は照門29上に赤い固視灯2
5を視認することができ、固視灯25と開口部29aと
の位置関係がはっきりと認識できる。それにより、被検
者は顔を動かして検査者の指示どおり固視灯25を照門
29の開口部29a内へ容易に入れることができる(図
4(b)参照)。そして、固視灯25からの光が開口部
29aを透過するようになれば、被検者は固視灯25を
緑色から黄色にかけての色に認識する。その結果、被検
者は予備アライメントが終了したことも認識できる。
とによりさらなる利点が生じる。それは、予備アライメ
ント後のいわば本アライメントに何らの支障も生じない
ことである。アライメント光源用の発光ダイオード17
としては、被検眼に刺激を与えないように前述のとおり
近赤外光または赤外光を発するものが用いられている。
したがって、予備アライメントの終了後、照門29を必
要としない本アライメント、すなわち、アライメント光
源17を用いたアライメント時にはアライメント光源1
7からの近赤外光は照門29を何らの制限もなく透過し
うるのである。
れば、予備アライメントを迅速に行うために何らの問題
を生じずに照門の開口部を小さくすることができ、ま
た、いわば本アライメントに何らの支障も来さない。
長波長の範囲を透過しうる光学フィルターを選択すれば
如上の作用を奏しうる。
角膜撮影装置に適用した場合を例にとって説明したが、
本発明はとくに角膜撮影装置に限定されることはない。
たとえば、特開平8−275921号公報に開示された
ような眼底カメラに対しても同様に適用可能である。図
5に示すようにこの眼底カメラ31は、撮影用光源32
および対物レンズ33等を備えて、照明光を被検眼Eの
瞳孔を通して眼底を照明する照明光学系34と、自動フ
ォーカス用光源35を備え、合焦指標光を眼底に照射す
る合焦光学系36と、撮影用カメラ37を備え、眼底に
おいて反射した前記照明光に基づいて眼底を撮影すると
ともに、眼底において反射した前記合焦指標光に基づい
て合焦検出を行うための眼底撮影光学系38とを有して
いる。
立って眼底撮影光学系38の光学瞳を被検眼Eの瞳孔中
心に一致させるための作動距離検出光学系39およびア
ライメント光学系40を有している。
検出用光源41からの作動距離検出用指標光を被検眼E
の前眼部に斜めから照射し、前眼部で反射された指標光
を作動距離検出用受光素子42によって斜めから検出す
ることにより作動距離を制御するものである。
用光源43からの赤外光を集光レンズ44および対物レ
ンズ33を通して平行化して被検眼Eの前眼部に正面か
ら照射し、この平行光の角膜反射像をアライメント用カ
メラ45で撮像し、撮像画面の中心(眼底撮影光学系3
8の光軸に対応している)に前記角膜反射像を一致させ
ることによってアライメントを行うものである。アライ
メント光学系40には被検者に凝視させて被検眼を一定
方向に固定させるための固視灯46も備えられている。
固視灯46からの固指標光は前記アライメント光学系4
0の光路上を被検眼Eまでいたるように構成されてい
る。
6から被検眼Eにいたる光軸上の、前記集光レンズ44
の被検眼側に照門29が配設されている。それにより、
前述の角膜撮影装置1と同様に予備アライメントが可能
となり、アライメント動作は瞬時に完了する。
おいても、フィルター製照門を用いることができ、その
場合、被検者は迅速且つ容易に照門29の開口部29a
に固視灯25の像を一致させることができ、また、予備
アライメントの精度向上のために照門29の開口部29
aを小さくすることができるという、前述の角膜撮影装
置1におけると同様の作用効果を奏する。赤色フィルタ
ーの選択ももちろん可能である。
る。図6に示される角膜撮影装置51において、その固
視灯25に光源絞り部材52が配設されている点、前記
ハーフミラー22の固視灯25寄りに光束絞り部材53
が配設されている点、前記照門29が取り除かれている
点、および集光レンズ20が取り除かれている点がそれ
ぞれ図1の角膜撮影装置1との相違点である。その他の
構成は図1の角膜撮影装置1のものと同一であるため、
同一符号を記して説明を省略する。
径孔52aが穿孔された光を透過しない材質、たとえ
ば、黒色合成樹脂から形成されたものである。この小径
孔52aの直径は固視灯25(光源)より小さくされて
おり、本実施形態では直径が約3mmの固視灯25に対
して小径孔52aの直径を約1.0mmとしている。
小径孔53aが形成された光学フィルター(たとえば、
前述のタイプSC60フィルター)が用いられている。
小径孔53aの直径は約1.5mmとしている。
0mmと1.5mmとに限定されることはなく、たとえ
ば、光源絞り部材52の小径孔52aを約0.8mmと
し、光束絞り部材53の小径孔53aを1.2mmとし
てもよい。要するに、被検眼に近い光束絞り部材の小径
孔53aの直径を、両絞り部材52、53の間隔に応じ
て光源絞り部材52の小径孔52aの直径よりわずかに
大きくすればよい。この理由は、光源絞り部材52に視
度が合う被検者にとって、光束絞り部材53が邪魔にな
らないようにしたものである。
空間が形成されたものの他、空間的には閉止されていて
光の全波長域が透過しうる小径の部分が形成されたもの
であってもよい。したがって、たとえば、透明な合成樹
脂またはガラスなどに光を透過せしめる部分(前記小径
孔に相当)を除いてその周囲に印刷などによって光不透
過部や光学フィルター部を形成したものなどを採用しう
る。
小さくするために配設するものあるから、光束絞り部材
の小径孔53aより小さい固視灯25を用いれば、とく
に光源絞り部材52は設ける必要はない。
り、図6の集光レンズ21に対して固視灯25からほぼ
平行光からなる細い光束が透過される。したがって、被
検眼の視度に起因して固視灯25がぼんやり見えると
き、つまり、光源絞り部材52の小径孔52aがぼんや
り見えるときであっても、光束絞り部材53の小径孔5
3aがはっきり見えることが多い。一方、異なる視度の
被検眼にとっては光束絞り部材53の小径孔53aがぼ
んやり見えるときに、光源絞り部材52の小径孔52a
がはっきり見えることが多い。このように、異なる視度
の被検者がそれぞれ固視目標(いずれかの小径孔52
a、53a)を明瞭に視認することができる。また、光
束絞り部材53の位置の変更によって視度の適応範囲を
調節しうる。
によっては光源絞り部材の小径孔52aを通った固視灯
25からの光が光束絞り部材53に干渉することがあ
る。しかし、光束絞り部材53を光学フィルタから形成
しているため、固視灯25からの光は光束絞り部材53
を透過するので何ら問題はない。すなわち、赤色フィル
ター製の光束絞り部材53を用いておれば固視灯25の
光を赤く認識する。したがって、被検眼を動かして両小
径孔52a、53aの像を一致させるのが容易となる。
一致したときには緑色から黄色にかけての固視灯光を視
認する。
るうえ、光束絞り部材53を光学フィルタから形成する
ことによって予備アライメントも可能となる。
から形成すれば、前述のとおりアライメント用光源17
からの近赤外光または赤外光が何らの制限もなく透過し
うるため、アライメント作用に支障はない。したがっ
て、光束フィルター53の配設位置はとくにハーフミラ
ー22の固視灯25寄りの位置に限定されることはな
く、たとえば、図6中のハーフミラー22と集光レンズ
21との間における任意の位置であってもよい。
て、図1における前記集光レンズ20はアライメント用
光源17からの光を固視灯25からの光と同様に平行光
として被検眼Eに照射させるために、被検眼Eからの位
置寸法を調節するためのものである。それを、アライメ
ント用光源17または固視灯25の位置を変更してが、
集光レンズ20を不要としたものである。
と同一の照門29をさらに配設することもできる。そう
することにより、明瞭に視認できる固視灯25を明瞭に
視認できるため、照門29による予備アライメントが一
層容易になる。
同一の光学フィルター(前記赤色フィルターが好まし
い)から形成することにより、照門29が両絞り部材5
2、53による固視灯25の明瞭化機能に影響を及ぼす
ことがなく、また、両絞り部材52、53が照門29に
よる予備アライメント機能に影響を及ぼすことがない。
なぜなら、照門29も光束絞り部材53もともに固視灯
25の光を赤色光として透過しうるからである。したが
って、予備アライメントの精度を向上させるために、照
門29の開口部29aを小さくしても、固視灯25の明
瞭化機能と両絞り部材52、53が照門29による予備
アライメント機能とが悪影響を及ぼし合うことはない。
る。図7に示されるのは眼底カメラ54であり、その固
視灯46に光源絞り部材52が配設され、ミラー55と
ハーフミラー56との間に光学フィルターからなる光束
絞り部材53が配設され、前記照門29が取り除かれた
点が図4の眼底カメラ31との相違点である。その他の
構成は図3の眼底カメラ31のものと同一であるため、
同一符号を記して説明を省略する。
角膜撮影装置51(図6)と同様に、固視灯を明瞭に視
認でき、光学フィルター製の光束絞り部材の使用により
予備アライメントが容易になるという機能は同様に発揮
しうるので詳細な説明を省略する。
絞り部材53を赤色フィルターから形成することによっ
てアライメント用光源43を遮ることはないため、この
光束絞り部材53の配設位置は光源絞り部材52と集光
レンズ44との間の任意の位置とすることができる。
同一の照門29をさらに配設することもできる。そうす
ることにより、明瞭に視認できる固視灯46を明瞭に視
認できるため、照門29による予備アライメントが一層
容易になる。
同一の光学フィルター(前記赤色フィルターが好まし
い)から形成することにより、前述の通り、照門29が
両絞り部材52、53による固視灯25の明瞭化機能に
影響を及ぼすことがなく、また、両絞り部材52、53
が照門29による予備アライメント機能に影響を及ぼす
ことがない。また、予備アライメントの精度を向上させ
るために、照門29の開口部29aを小さくしても、固
視灯25の明瞭化機能と両絞り部材52、53が照門2
9による予備アライメント機能とが悪影響を及ぼし合う
ことはない。
29を通して凝視する対象(いわば照星)として固視灯
を例にとったが、本発明ではとくに固視灯に限定される
ことはなく、可視光域を用いたアライメント光源を照星
とする場合にも適用可能である。
測定装置、視度測定装置等にも前述の照門を配設するこ
とによってアライメント動作を容易に且つ迅速に完了す
ることができる。
よれば、被検者に照門を通して対象指標を凝視させるこ
とにより、対象指標に対してほぼ一定位置且つ一定方向
に被検眼を位置させることができる。したがって、眼科
検診装置における撮影系の光軸や観察の光軸を被検眼の
頂点近傍に位置させるアライメント操作を迅速かつ容易
に行うことができる。
れば、被検者の視度が異なる場合であっても、固視灯が
光源絞り手段または光束絞り手段いずれかの像として明
瞭に視認できる。さらに、光束絞り手段が予備アライメ
ントのための照門の役割も担いうる。
科検診装置の一例たる角膜撮影装置を示す概略配置図で
ある。
例を示す説明図である。
す説明図である。
の照門を用いた場合の被検者の視界を示す説明図であ
り、図4(a)は固視灯の像が照門に干渉したときを示
し、図4(b)は固視灯の像が照門の開口部に一致した
ときを示している。
適用された眼科検診装置の他の例たる眼底カメラを示す
概略配置図である。
が適用された眼科検診装置の一例たる角膜撮影装置を示
す概略配置図である。
の実施形態が適用された眼科検診装置の他の例たる眼底
カメラを示す概略配置図である。
明光学系、5・・・撮影光学系、 6・・・アライメン
ト光学系、7・・・合焦光学系、 8・・・ストロボ放
電管、9・・・スリット、 10・・・投影レンズ、1
1・・・ハーフミラー、 12・・・テレビカメラ、1
3・・・対物レンズ、 15・・・結像レンズ、16・
・・ハーフミラー、 17・・・発光ダイオード、20
・・・集光レンズ、 21・・・集光レンズ、22・・
・ハーフミラー、 23・・・ビームプリッター、24
・・・前眼部撮影レンズ、 25・・・固視灯、26・
・・照明ランプ、 27・・・合焦検出用受光素子、2
8・・・集光レンズ、 29・・・照門、31・・・眼
底カメラ、 32・・・撮影用光源、33・・・対物レ
ンズ、 35・・・自動フォーカス用光源、36・・・
照明光学系、 36・・・合焦光学系、37・・・撮影
用カメラ、 38・・・眼底撮影光学系、39・・・作
動距離検出光学系、 40・・・アライメント光学系、
41・・・作動距離検出用光源、 42・・・作動距離
検出用受光素子、43・・・アライメント用光源、 4
4・・・集光レンズ、45・・・アライメント用カメ
ラ、 46・・・固視灯、51・・・角膜撮影装置、
52・・・光源絞り部材 53・・・光束絞り部材、 54・・・眼底カメラ 55・・・ミラー、 56・・・ハーフミラー、E・・
・被検眼、 M・・・モニタ表示器
Claims (8)
- 【請求項1】 アライメント用光源と、該アライメント
用光源からのアライメント指標光を被検眼に照射するた
めのアライメント光学系と、被検者に凝視させることに
より被検眼を固定するための対象指標と、該対象指標の
被検眼側に配設された照門とを備えてなる眼科検診装置
の予備アライメント機構。 - 【請求項2】 前記対象指標が固視灯から構成されてお
り、該固視灯からの固指標光を被検眼に投影するための
固指標光投影光学系を備えており、該固指標光投影光学
系の光軸上に集光レンズが配設されており、前記照門が
前記集光レンズの被検眼側に配設されてなる請求項1記
載の眼科検診装置の予備アライメント機構。 - 【請求項3】 前記照門が、前記集光レンズを透過して
くる固指標光の像より大きい通過開口を有する開口形成
部材からなる請求項1または2記載の眼科検診装置の予
備アライメント機構。 - 【請求項4】 前記開口形成部材の開口が拡大および収
縮されうるように構成されてなる請求項1〜3のうちの
いずれか一の項に記載の眼科検診装置の予備アライメン
ト機構。 - 【請求項5】 被検者に凝視させることにより被検眼を
固定するための固視灯と、該固視灯からの固指標光を被
検眼に投影するための固指標光投影光学系と、該固指標
光投影光学系の光軸上に配設された集光レンズと、該集
光レンズと前記固視灯との間に配設される光束絞り手段
とを備えており、 該光束絞り手段が短波長光の透過を阻止しうる光学フィ
ルターから形成され且つ小径の光透過部を有してなる眼
科検診装置の予備アライメント機構。 - 【請求項6】 アライメント用光源と、該アライメント
用光源からのアライメント指標光を被検眼に照射するた
めのアライメント光学系と、固視灯の被検眼側に配設さ
れた照門とを備えてなる請求項5記載の眼科検診装置の
予備アライメント機構。 - 【請求項7】 前記照門が短波長光の透過を阻止しうる
光学フィルターから形成されており、前記アライメント
用光源が長波長光を発光しうるように構成されてなる請
求項1〜4または6記載の予備アライメント機構。 - 【請求項8】 前記照門と光束絞り手段とが同一種の光
学フィルターから形成されてなる請求項6または7記載
の眼科検診装置の予備アライメント機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35928497A JP3190870B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-12-26 | 眼科検診装置の予備アライメント機構 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9-106916 | 1997-04-24 | ||
JP10691697 | 1997-04-24 | ||
JP35928497A JP3190870B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-12-26 | 眼科検診装置の予備アライメント機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH114807A true JPH114807A (ja) | 1999-01-12 |
JP3190870B2 JP3190870B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=26447016
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JP35928497A Expired - Fee Related JP3190870B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-12-26 | 眼科検診装置の予備アライメント機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3190870B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003141517A (ja) * | 2001-10-31 | 2003-05-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 目画像撮像装置及び入退室管理システム |
CN104757933A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-07-08 | 宋金岩 | 一种手持式眼底照相机 |
CN112638235A (zh) * | 2018-09-11 | 2021-04-09 | 伊卡尔芬兰有限公司 | 测量仪器的对准装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP35928497A patent/JP3190870B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN104757933A (zh) * | 2015-04-17 | 2015-07-08 | 宋金岩 | 一种手持式眼底照相机 |
CN112638235A (zh) * | 2018-09-11 | 2021-04-09 | 伊卡尔芬兰有限公司 | 测量仪器的对准装置 |
CN112638235B (zh) * | 2018-09-11 | 2024-04-16 | 伊卡尔芬兰有限公司 | 测量仪器的对准装置 |
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