JPH1147486A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH1147486A
JPH1147486A JP9220020A JP22002097A JPH1147486A JP H1147486 A JPH1147486 A JP H1147486A JP 9220020 A JP9220020 A JP 9220020A JP 22002097 A JP22002097 A JP 22002097A JP H1147486 A JPH1147486 A JP H1147486A
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course
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Kiyonori Tamura
清則 田村
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作を簡単にする。 【解決手段】 Pスイッチを押す毎に(S15)洗濯物
の種類等に対応した洗濯コース(例えば毛布)の表示が
順次入れ替わり(S16)、所望の洗濯コースの表示が
出た時点でSスイッチを押すと(S14)その洗濯コー
スに予め設定されている運転プログラムに従った運転が
開始される(S24)。洗濯コースに対しては複数の運
転プログラムの中の1つを予め設定できるようになって
おり、その設定を変更したい場合には、Pスイッチを5
〜10秒間押し続ける(S13)。すると、プログラム
選択モードに移行し(S17)、Sスイッチを押す毎に
(S20)洗濯コースに対して設定される運転プログラ
ム番号を順次変更することができる(S21)。所望の
運転プログラム番号が表示された時点でPスイッチを押
すと(S22)その設定が確定する(S23)。これに
より、頻繁に利用する運転プログラムを簡単な操作で登
録しておくことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として各種社会福
祉施設、病院、社員寮等に設置される洗濯機に関し、更
に詳しくは、洗濯機の操作方法の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、病院、老人ホーム等の社会福祉
施設や社員寮などに設置される洗濯機では、ごく簡単な
操作によって一連の洗濯行程が自動的に実行されるよう
になっている。極端に言えば、最も好ましいのは、唯一
のスイッチを押すだけで洗濯物の種類や汚れの度合、又
は容量等に適合した最適な洗濯が行なわれることである
が、実際には、洗濯物の種類等を自動的に判別するのは
困難であるため、使用者が洗濯物の種類や汚れ度合に応
じた適宜の洗濯コースを選定すると、その洗濯コースに
応じて予め決められている運転プログラムに従って洗濯
行程が実行されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、洗浄能
力を充分に発揮するため(つまり、よりきれいに洗うた
め)或いは布の損傷を最小限に抑えるためには、洗濯物
や汚れ度合等に応じて洗い時間等を細かく設定すること
が好ましく、このようなきめ細かく対応を行なおうとす
ると洗濯コースの種類が厖大になる。すると、結局、所
望の洗濯コースを選ぶために時間を要する等、操作に手
間取ることも多くなってしまう。
【0004】また、この種の洗濯機では、洗濯機を設置
した後に適当な試験運転を行なう、等の通常の洗濯運転
とは異なる特殊な運転を行なうこともある。従来、この
ような特殊な運転を行なわせる場合には、例えば前面板
を取り外して制御基板を露出させ、その制御基板上に設
けられているスイッチを操作する等の面倒な作業が必要
であった。
【0005】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その第1の目的とするところは、簡単な
操作で洗濯物に適合した洗濯を指示することができる洗
濯機を提供することにある。また、第2の目的とすると
ころは、通常の洗濯運転以外の特殊な運転や処置を行な
う際にも手間がかからない洗濯機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された第1の発明は、洗い、すすぎ及び脱水の一連
の洗濯行程を順次連続的に行なう洗濯機において、運転
パターンの相違する多数の運転プログラムが洗濯物の種
類や汚れの度合に応じて複数の洗濯コースに分類されて
用意されており、 a)操作に応じた時間長の信号を発生する第1の入力手段
と、 b)第1のモードにおいて、前記第1の入力手段からの信
号が第1の所定時間未満である場合該信号毎に前記複数
の洗濯コースの中から任意の1つを循環的に選択し、一
方該第1の入力手段からの信号が第1の所定時間以上で
ある場合には、或る洗濯コースに分類されている複数の
運転プログラムの中から任意の1つを該洗濯コースに対
し設定可能な第2のモードに移行させる入力制御手段
と、 c)第1のモードにおいては少なくとも選択されている洗
濯コースを識別可能な表示を行ない、第2のモードにお
いては運転プログラムの設定変更が可能である洗濯コー
スとその時点で該洗濯コースに設定されている運転プロ
グラムとを識別可能な表示を行なう表示手段と、を備え
ることを特徴としている。
【0007】また、上記第1の発明に係る洗濯機では、
第2の入力手段を備え、前記入力制御手段は、第1のモ
ードにおいて第2の入力手段が操作されると、その時点
で選択されている洗濯コースに設定されている運転プロ
グラムに従って洗濯運転を開始し、第2のモードにおい
て第2の入力手段が操作されると、その時点で選択され
ている洗濯コースに分類されている複数の運転プログラ
ムの中から任意の1つを操作毎に循環的に選択する構成
とすることができる。
【0008】また、前記入力制御手段は、第2のモード
において前記第1の入力手段からの信号を受けると、洗
濯コースに対しその時点で選択されている運転プログラ
ムの設定を確定させて第1のモードに復帰させる構成と
することができる。
【0009】更に、上記第1の発明に係る洗濯機では、
前記入力制御手段は、前記第1の入力手段からの信号が
前記第1の所定時間よりも更に長い第2の所定時間以上
である場合には、通常の洗濯運転とは異なる試験運転を
実行可能な第3のモードに移行させる構成とすることが
できる。
【0010】また、上記課題を解決するために成された
第2の発明は、洗い、すすぎ及び脱水の一連の洗濯行程
を順次連続的に行なう洗濯機において、 a)洗濯開始前に複数の洗濯コースの中から任意の1つを
循環的に選択するために操作される入力手段と、 b)トラブルによって洗濯運転が中断している状態のとき
に前記入力手段が所定時間以上連続して操作されたこと
を検知すると、トラブルをリセットするための予告報知
を行ない、その後に更に連続して前記入力手段が操作さ
れたことを検知するとトラブルの解除動作を指示する入
力制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の発明に係る洗濯機における
第1及び第2の入力手段、並びに第2の発明に係る洗濯
機における入力手段は、例えば押しボタンスイッチを利
用することができる。
【0012】第1の発明に係る洗濯機では、洗濯を行な
うとき、使用者は表示手段上の表示を見ながら第1の入
力手段を所定回数押圧し、所望の洗濯コースを選択した
上で洗濯開始を指示する。すると、選択された洗濯コー
スに設定されている所定の運転プログラムに従って一連
の洗濯行程が実行される。1乃至複数の洗濯コースに設
定されている運転プログラムを変更したい場合には、使
用者は第1の入力手段を第1の所定時間以上連続して押
圧する。入力制御手段はこれを受けて、洗濯コースを選
択するための第1のモードから、洗濯コースの設定内容
を変更するための第2のモードに移行させる。
【0013】第2のモードでは、通常は洗濯運転の開始
を指示するためのスタートスイッチを利用して運転プロ
グラムの設定変更を行なうことができる。使用者は表示
手段上の表示を見ながらその第2の入力手段を所定回数
押圧し、或る洗濯コースに対する所望の運転プログラム
を選択する。
【0014】更に、第2の入力手段を用いて或る洗濯コ
ースに対する所望の運転プログラムを選択した後には、
使用者は第1の入力手段を押圧することによりその選択
が完了したことを指示する。すると、入力制御手段は、
その洗濯コースに対する運転プログラムの設定動作を行
ない、第1のモードに復帰させる。これにより、それ以
降、その洗濯コースが選択された上で洗濯運転の開始が
指示されると、新たに設定された運転プログラムに従っ
て一連の洗濯行程が実行される。
【0015】また、故障修理等の目的で試験運転を行な
いたい場合(通常、日常使用者によっては行なわれな
い)、操作者は第1の入力手段を第2の所定時間以上押
圧し続ける。入力制御手段はこれを受けて、所定の試験
運転プログラムを実行する。
【0016】第2の発明に係る洗濯機では、不具合が発
生して洗濯運転が途中で中断した状態にあるとき、入力
手段が通常の操作では行なわれないほど長く連続して操
作されると、入力制御手段はトラブルリセットのための
操作であると判断する。そして、まず、表示の点滅速度
を変える、警告音を発する等のトラブルをリセットする
ための予告報知を行ない、その予告報知以後にも連続し
て入力手段が操作された場合には、トラブルのリセット
が使用者により確認されたと判断し、トラブルの解除動
作を指示する。
【0017】
【発明の効果】上記第1の発明に係る洗濯機によれば、
日常、最も頻繁に使用する洗濯コースの選択操作を単に
1個のスイッチの押圧により行なうことができる。ま
た、洗濯コースの種類は運転プログラムの総数と比べて
数を少なくしておくことができるので、洗濯コースの選
択操作自体も非常に簡単である。また、洗濯コースに対
する運転プログラムを変更する操作も洗濯コースを選択
するためのスイッチを利用して行なうことができるの
で、スイッチの数は非常に少なくなり、操作パネルの見
栄えもよくなり、日常使用者が操作に迷うこともなくな
る。更には、同一のスイッチを試験運転の指示にも利用
するようにしたので、故障修理等の際にも従来のように
前面板を外す等の面倒な作業が不要になり、作業性が向
上する。勿論、試験運転を開始するための操作は、日常
使用者によって誤って行なわれる可能性が極めて小さい
ようになっているので、洗濯のための操作を行なってい
る際に誤って試験運転に移行してしまうという不具合が
生じる恐れも殆どない。
【0018】また、第2の発明に係る洗濯機によれば、
特にトラブルリセットのための専用のスイッチ等を設け
る必要がなく、また従来のようにトラブルリセットを行
なうために前面板を取り外す等の面倒な作業が不要にな
る。また、実際にトラブル解除の動作が実行される前に
予告が行なわれるので、操作者が途中でリセットの操作
を取り止めることもできる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例である洗濯機を図面
を参照して説明する。図1は本実施例の洗濯機の外観を
示す正面図、図2はこの洗濯機の操作パネルの拡大図、
図3はこの洗濯機の内部構造を示す概略断面図、図4は
この洗濯機の電気系構成図である。
【0020】図1に示すように、外箱1の一部である前
面板1aの略中央の円形開口に露出した外槽2の前端面
には、衣類投入口を閉塞するドア3が設けられ、そのド
ア3の左側にはドア3を開閉するために利用される把手
4が設けられている。また、前面板1aの上部には操作
パネル5が設けられている。この操作パネル5には、図
2に示すように、スタートスイッチ51、プログラムス
イッチ52、数字表示器53及びそのほかの表示器が備
えられている。
【0021】この洗濯機の内部構造を図3により説明す
る。外箱1の内部には略円筒形状の外槽2が配置され、
外槽2の内部には洗濯物を収容するためのドラム10が
主軸12に軸支されている。ドラム10の周壁には多数
の通水孔11が形成されており、外槽2内に供給された
水はこの通水孔11を通してドラム10内へ流入する。
外槽2には水位センサ24が付設されており、この水位
センサ24により外槽2内に溜まった水の水位が検知さ
れる。
【0022】主軸12は外槽2に装着された軸受13に
よって保持され、その先端には主プーリ14が取り付け
られている。外槽2の下方にはドラム10を回転駆動す
るためのモータ17が設置され、そのモータ17の駆動
力はモータプーリ16、Vベルト15を介して主プーリ
14に伝達される。外槽2には、給水バルブ19により
開閉される給水路18と給湯バルブ21により開閉され
る給湯路20とが接続されており、それぞれ外部の給水
配管及び給湯配管に連結される。また、外槽2の底部に
は、排水バルブ22により開閉される排水路23が接続
されており、洗いやすすぎ後の水を外部へ排出するよう
にしている。
【0023】続いて、この洗濯機の電気系構成を図4に
より説明する。制御部30は、CPU31、タイマ3
2、ROM33、RAM34等から成るマイクロコンピ
ュータを中心に構成されている。ROM33には各種制
御のための運転プログラムが予め格納されており、CP
U31はこの運転プログラムの命令に従って各部を制御
する。制御部30には、前述のスタートスイッチ51、
プログラムスイッチ52、表示器53、水位センサ24
のほかに、ドア3の閉鎖を検知するドアスイッチ40、
回転制御部41、バルブ駆動部42等が接続されてい
る。回転制御部41はドラム10を回転駆動するモータ
17の回転速度及び回転方向を制御し、バルブ駆動部4
2は前述の給水バルブ19、給湯バルブ21、排水バル
ブ22のほかに仕上剤投入バルブ43の開閉を行なう。
【0024】次に、本実施例の洗濯機における洗濯コー
スとその選択方法を概略的に説明する。この実施例で
は、例えば、洗濯物の種類や汚れ度合に応じて7種類の
洗濯コースが用意されており、具体的には毛布(表示上
での識別名は「bL」)、シーツ(同上「Sh」)、タ
オル(同上「To」)、下着類(同上「Un」)、作業
服(同上「Fc」)、汚物少(同上「d1」)及び汚物
多(同上「d2」)である。各洗濯コースには、それぞ
れ洗濯物の容量等の相違に応じて洗いやすすぎ時の水位
等が相違する複数の運転プログラムがROM33に選択
可能に用意されている。この各運転プログラムにはそれ
ぞれ異なる運転プログラム番号が付されており、その番
号により識別が可能になっている。
【0025】このように1つの洗濯コースに対応する運
転プログラムは複数存在するが、操作を簡単にするた
め、頻繁に利用される運転プログラムが各洗濯コースに
対し1つずつ予め設定されるようにしている。使用者
は、洗濯時に、プログラムスイッチ52の操作を行なっ
て所望の洗濯コースを選ぶことにより、その洗濯コース
に予め設定されている運転プログラムに従った洗濯運転
を実行することができる。また、1乃至複数の洗濯コー
スに対する運転プログラムの設定の変更を行ないたい場
合には、後記のような所定の操作を行なってプログラム
選択モードに移行し、そのモードにおいて簡単に設定の
変更が行なえるようになっている。
【0026】以下、上記洗濯コースの選択を含むこの洗
濯機の操作に関する処理について、図5〜図7のフロー
チャートに沿って詳述する。図8〜図10はこの処理の
過程における表示器53の表示を示す模式図である。
【0027】まず、電源を投入すると(電源コンセント
を挿入するか或いは主電源スイッチを投入する)、制御
部30は動作を開始し、スイッチ51、52の操作を受
け付ける待機モードとなる。このような待機モード中で
あるときに(ステップS10)プログラムスイッチ52
(図5〜図7では「Pスイッチ」と記す)が押されたこ
とを検知すると(ステップS11)、図8(a)に示す
ように、洗濯コース(ここでは「bL(=毛布)」)と
その時点で該洗濯コースに設定されている運転プログラ
ム番号(ここでは「04」)を表示器53に表示する
(ステップS12)。
【0028】制御部30は、プログラムスイッチ52が
5秒以上連続して押されたことを検知すると(ステップ
S13)、プログラム選択モードに移行して1回短時間
アラームを鳴動させる(ステップS17)。その後更に
5秒連続してプログラムスイッチ52が押された(つま
り合計で10秒以上連続して押された)ことを検知する
と(ステップS18)、試運転モードに移行する(ステ
ップS32)。従って、アラームが鳴った直後に使用者
がプログラムスイッチ52の押圧を止めると、プログラ
ム選択モードが確定する。
【0029】プログラム選択モードが確定すると、制御
部30は、図8(c)に示すように、表示器53上の洗
濯コースの表示を点灯させたまま、運転プログラム番号
を点滅表示に変える(ステップS19)。この表示の変
更により、使用者はプログラム選択モードに移行したこ
とを確認することができる。このように運転プログラム
番号が点滅しているときには、その洗濯コースに対する
運転プログラム番号の設定の変更が可能であって、制御
部30はスタートスイッチ(図5〜7では「Sスイッ
チ」と記す)51が押されたことを検知すると(ステッ
プS20)、図8(d)に示すように、表示されている
運転プログラム番号を変更する(ステップS21)。例
えば、洗濯コース「bL」に対して「01」〜「07」
の番号を付された運転プログラムが選択可能になってい
たとすると、スタートスイッチ51が押される毎に運転
プログラム番号は「01」〜「07」の範囲で循環的に
更新される。
【0030】また、制御部30は、上述のように運転プ
ログラム番号が点滅している状態のときにプログラムス
イッチ52が押されたことを検知すると(ステップS2
2)、図8(e)に示すように、その時点で点滅してい
た運転プログラム番号(ここでは「05」)を点灯表示
に変更し、その運転プログラム番号を洗濯コース(ここ
では「bL」)に対して登録設定する(ステップS2
3)。そして、この設定情報をRAM34に格納する。
【0031】上記ステップS13にてプログラムスイッ
チ52の押圧が5秒未満で解除されると、ステップS1
4へと進む。そして、スタートスイッチ51が押された
ことを検知すると、その時点で表示されている番号が付
された運転プログラムをROM33から読み出し、その
運転プログラムを実行することにより洗濯運転を開始す
る(ステップS24)。スタートスイッチ51が押され
る前にプログラムスイッチ52が再び押された場合には
(ステップS15)、図8(b)に示すように表示器5
3に表示している洗濯コースを変更する(ステップS1
6)。プログラムスイッチ52が1回押される毎に、表
示上の洗濯コースは「bL」→「Sh」→「To」→…
と循環的に更新されるので、使用者は所望の洗濯コース
を選択した上でスタートスイッチ51を押して洗濯運転
を開始させることができる。
【0032】ステップS32の試運転モードに移行する
と、表示器53には、図10(b)に示すような「P5
1」という表示が点灯する(ステップS33)。これ
は、ドアロックのチェックのための試運転モードであっ
て、この表示が現われているときにプログラムスイッチ
52が押されると(ステップS34)、所定のドアロッ
クのチェック動作を開始する(ステップS35)。更
に、プログラムスイッチ52が押されると(ステップS
36)、ドアロックのチェック動作を中止して、図10
(c)に示すように、次の試験項目である仕上剤投入バ
ルブ43のチェックに対応する「P52」という表示を
行なう(ステップS40)。また、ドアスイッチのチェ
ックが終了した後に(ステップS37)プログラムスイ
ッチ52が押された場合も(ステップS38)、同様に
仕上剤投入バルブ43のチェックに対応する「P52」
という表示を行なう(ステップS40)。一方、ドアス
イッチのチェックが終了した後にプログラムスイッチ5
2が押されることなく5分間が経過した場合には(ステ
ップS39)、表示器53の表示を消して待機モードに
戻る。
【0033】仕上剤投入バルブ43のチェックに移行し
た後も、上記と同様の処理が行なわれ、図10(d)に
示すように「P56」の表示を伴う最後の行程検査(ス
テップS41)迄進んで、最終的には待機モードへと戻
る。なお、このような試運転モードは、通常、専門のサ
ービスマンによる洗濯機の据付や故障修理の際、或い
は、工場出荷前の製品検査の際に実行される。
【0034】上記ステップS10にて待機モード中でな
い場合には、トラブルモードであるか否かが判定される
(ステップS25)。トラブルモードとは、洗濯運転前
又は運転中に何らかの不具合によって運転が中断した状
態である。具体的には、例えば、断水や給水栓の閉鎖に
より給水路18に水が供給されず給水が行なえない、或
いは、排水溝が詰まっていて排水バルブ22を開放して
も排水が行なわれず外槽2内の水位が下がらない、等の
トラブルが想定される。このようなトラブルが検知され
ると、制御部30は、図9(a)に示すように、そのト
ラブルの種類を示す番号(この例では「E05」)を表
示器53に点滅表示させる。
【0035】このようなトラブルモードになっている場
合に、プログラムスイッチ52が10秒以上連続して押
されたことを検知すると(ステップS26)、制御部3
0はリセット可能なトラブルか否かを判定する(ステッ
プS27)。すなわち、例えば、給水栓の開け忘れや断
水といった原因によるトラブルは、管理者によって解決
され得るのでリセット可能なトラブルと判断される。こ
の場合、例えば給水栓が開放されたり断水が終了したり
して通水が再開された後には洗濯運転を行なうことがで
きる。しかしながら、内部の機械的又は電気的故障等に
起因するトラブルは管理者によって解決できないのでリ
セット不可能なトラブルであると判断される。この場合
は、修理を専門のサービスマンに依頼しなければならな
い。
【0036】制御部30はリセット不可能なトラブルで
あると判断した場合には、図9(b)に示すようなリセ
ット不可表示を表示器53に行なわせる(ステップS3
1)。一方、リセット可能なトラブルであると判断した
場合には、まず、図9(c)に示すように表示の点滅速
度を速くするように変更する(ステップS28)。これ
により、使用者はリセット可能なトラブルであることを
認識する。そして、制御部30は、更に続けてプログラ
ムスイッチ52が3秒以上押されたことを検知すると
(ステップS29)、エラーをリセットして洗濯運転を
再開する(ステップS30)。
【0037】以上のように、本実施例の洗濯機では、使
用者が通常行なう操作のみならず、管理者やサービスマ
ン等の使用者以外の人が特殊な場合に行なう操作も含め
て、スタートスイッチ51及びプログラムスイッチ52
の2個のスイッチにより対応が可能である。
【0038】なお、上記実施例は一例であって、本発明
の趣旨の範囲で適宜変形や修正を行なえることは明らか
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である洗濯機の外観を示す
正面図。
【図2】 この洗濯機の操作パネルの拡大図。
【図3】 この洗濯機の内部構造を示す概略断面図。
【図4】 この洗濯機の電気系構成図。
【図5】 この洗濯機における入力操作の処理を示すフ
ローチャート。
【図6】 この洗濯機における入力操作の処理を示すフ
ローチャート。
【図7】 この洗濯機における入力操作の処理を示すフ
ローチャート。
【図8】 この洗濯機の表示器上の表示を示す模式図。
【図9】 この洗濯機の表示器上の表示を示す模式図。
【図10】 この洗濯機の表示器上の表示を示す模式
図。
【符号の説明】
5…操作パネル 51…スタートスイッチ 52…プログラムスイッチ 53…数字表示器 30…制御部 31…CPU 33…ROM 34…RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い、すすぎ及び脱水の一連の洗濯行程
    を順次連続的に行なう洗濯機において、運転パターンの
    相違する多数の運転プログラムが洗濯物の種類や汚れの
    度合に応じて複数の洗濯コースに分類されて用意されて
    おり、 a)操作に応じた時間長の信号を発生する第1の入力手段
    と、 b)第1のモードにおいて、前記第1の入力手段からの信
    号が第1の所定時間未満である場合該信号毎に前記複数
    の洗濯コースの中から任意の1つを循環的に選択し、一
    方該第1の入力手段からの信号が第1の所定時間以上で
    ある場合には、或る洗濯コースに分類されている複数の
    運転プログラムの中から任意の1つを該洗濯コースに対
    し設定可能な第2のモードに移行させる入力制御手段
    と、 c)第1のモードにおいては少なくとも選択されている洗
    濯コースを識別可能な表示を行ない、第2のモードにお
    いては運転プログラムの設定変更が可能である洗濯コー
    スとその時点で該洗濯コースに設定されている運転プロ
    グラムとを識別可能な表示を行なう表示手段と、 を備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 第2の入力手段を備え、前記入力制御手
    段は、第1のモードにおいて第2の入力手段が操作され
    ると、その時点で選択されている洗濯コースに設定され
    ている運転プログラムに従って洗濯運転を開始し、第2
    のモードにおいて第2の入力手段が操作されると、その
    時点で選択されている洗濯コースに分類されている複数
    の運転プログラムの中から任意の1つを操作毎に循環的
    に選択することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記入力制御手段は、第2のモードにお
    いて前記第1の入力手段からの信号を受けると、洗濯コ
    ースに対しその時点で選択されている運転プログラムの
    設定を確定させて第1のモードに復帰させることを特徴
    とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記入力制御手段は、前記第1の入力手
    段からの信号が前記第1の所定時間よりも更に長い第2
    の所定時間以上である場合には、通常の洗濯運転とは異
    なる試験運転を実行可能な第3のモードに移行させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗濯
    機。
  5. 【請求項5】 洗い、すすぎ及び脱水の一連の洗濯行程
    を順次連続的に行なう洗濯機において、 a)洗濯開始前に複数の洗濯コースの中から任意の1つを
    循環的に選択するために操作される入力手段と、 b)トラブルによって洗濯運転が中断している状態のとき
    に前記入力手段が所定時間以上連続して操作されたこと
    を検知すると、トラブルをリセットするための予告報知
    を行ない、その後に更に連続して前記入力手段が操作さ
    れたことを検知するとトラブルの解除動作を指示する入
    力制御手段と、 を備えることを特徴とする洗濯機。
JP22002097A 1997-07-30 1997-07-30 洗濯機 Expired - Lifetime JP3286571B2 (ja)

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KR100493299B1 (ko) * 2002-11-25 2005-06-07 엘지전자 주식회사 세탁기 및 그 행정 제어방법
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