JPH1147418A - 遊技機島のフレーム構造 - Google Patents

遊技機島のフレーム構造

Info

Publication number
JPH1147418A
JPH1147418A JP20290897A JP20290897A JPH1147418A JP H1147418 A JPH1147418 A JP H1147418A JP 20290897 A JP20290897 A JP 20290897A JP 20290897 A JP20290897 A JP 20290897A JP H1147418 A JPH1147418 A JP H1147418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
island
gaming machine
frame
frame structure
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20290897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Hironori Hanazaki
博則 花崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ace Denken KK filed Critical Ace Denken KK
Priority to JP20290897A priority Critical patent/JPH1147418A/ja
Publication of JPH1147418A publication Critical patent/JPH1147418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技機の取り付けや取り外し作業が容易とな
り、しかも組み立て時に、遊技機島の直進性や垂直性を
簡易かつ正確に出すことができる遊技機島のフレーム構
造を提供する。 【解決手段】島両端と島中央とに、それぞれフロア上か
ら島上端まで垂直に延びる島柱部材11を立設し、各島
柱部材11の下端部側に腰板22,23を架設して下段
フレーム10Aを形成する一方、各島柱部材11の上端
部側に幕板26を架設して上段フレーム10Aを形成す
る。また、下段フレーム10A上に一対の天板23を支
持し、両天板23上に、島長手方向に移動可能に係合し
て垂直に自立する中段支持体30を所定間隔おきに立設
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遊技機とそ
の関連設備を装備する遊技機島において、前記各遊技機
や関連設備を適所に支持するためのフレーム構造に関す
る。ここで遊技機とは主としてパチンコ機を指すもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機島を構築するには、例えば
遊技店内の配置場所にて、島全体の土台となる下段枠組
みを多数のフレーム材から先に組み立てる。この下段フ
レームの上端に天板を固設し、天板上にパチンコ機の支
持枠を横方向に複数固設し、各支持枠を相互に連結して
島中段に相当する中段枠組みを組み立てていた。
【0003】中段枠組み内は、個々のパチンコ機や球貸
し機に対応させてフレーム材で予め仕切られており、各
スペース毎に順次、パチンコ機や球貸し機を島前方より
嵌め込むようにしてボルト等で固定する。また、中段枠
組みの上には後から球配給樋等の関連設備を内装する上
段枠組みが設置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記遊
技機島では島中段を構築する際、パチンコ機の横幅等の
寸法が機種によって異なるため、定形的に仕切られた中
段枠組み内に個々のパチンコ機等を位置決めしつつ取り
付ける作業は手間を要した。また、パチンコ機の寸法が
当初設定されたスペースに合致しないこともあり、もは
や位置調整が困難な枠組みが、却ってパチンコ機等の取
り付けの邪魔になる虞もあった。
【0005】そこで、本出願人は、特願平6−3065
37号や特願平7−304644号により、遊技機を収
納する空間の上下に、直接遊技機を支持して島長手方向
にスライドさせるレールを設けたり、あるいは遊技機を
囲む箱形の枠を同じくスライドさせるように構成した遊
技機島を提案した。
【0006】かかる遊技機島は、前述した従来の遊技機
島における欠点を解決するものであるが、島中央の遊技
機を取り出す場合、島端の遊技機から取り出さねばなら
ず、また施工時に、遊技機島の島長手方向における直進
性や、天板に対する島中段の垂直性が出しづらいような
場合があり、この点を改善することが望まれていた。
【0007】本発明は、以上のような従来の問題点に着
目してなされたもので、島全体の構造が簡易化されて組
み立て作業が極めて簡単となり、特に島中段における遊
技機の取り付けや取り外し作業が容易となり、しかも、
組み立て時に、遊技機島の直進性や垂直性を簡易かつ正
確に出すことができ、工期の大幅な短縮によりコストダ
ウンが可能な遊技機島のフレーム構造を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1]複数の遊技機とその関連設備を装備する遊技機島
において、前記各遊技機や関連設備を適所に支持するた
めのフレーム構造(10)であって、島両端と島中央と
に、それぞれフロア上から島上端まで垂直に延びる島柱
部材(11)を立設し、前記各島柱部材(11)の下端
部側に、島長手方向と平行に延びる横梁部材(21,2
2)を架設して下段フレーム(10A)を形成する一
方、前記各島柱部材(11)の上端部側にも、島長手方
向と平行に延びる横梁部材(26)を架設して上段フレ
ーム(10C)を形成し、前記下段フレーム(10A)
上に、島長手方向と平行かつ水平に延びて各遊技機を設
置する天板(23)を支持し、前記天板(23)上に、
各遊技機間に介装される状態で天板(23)と上段フレ
ーム(10C)との間である遊技機用空間(10B)の
全高に亘って延びる中段支持体(30)を所定間隔おき
に複数立設し、前記各中段支持体(30)は、その下端
部に、前記天板(23)の島奥側の側端縁(23a)に
沿って島長手方向に移動可能に係合し、該中段支持体
(30)全体を垂直に自立させる支持部(31)を設け
て成ることを特徴とする遊技機島のフレーム構造(1
0)。
【0009】[2]前記中段支持体(30)の支持部
(31)は、前記天板(23)の側端縁(23a)を上
下から挟持し、かつ側端縁(23a)の端面に当接する
略コ字形断面に形成したことを特徴とする[1]記載の
遊技機島のフレーム構造(10)。
【0010】[3]前記各島柱部材(11)の途中に、
前記遊技機用空間(10B)の中央を通って島長手方向
と平行に延びる貨幣搬送装置(40,42)のハウジン
グ(41,43)を架設し、前記中段支持体(30)
に、前記ハウジング(41,43)に対し受けるよう係
合する受け部(35,37)を設けたことを特徴とする
[2]記載の遊技機島のフレーム構造(10)。
【0011】[4]前記中段支持体(30)を位置調整
して位置決めした後、該中段支持体(30)の上端部
(39)を、前記上段フレーム(10C)を形成してい
る横梁部材(26)に一体に固設したことを特徴とする
[3]記載の遊技機島のフレーム構造(10)。
【0012】次に前述した解決手段に基づく作用を説明
する。 [1]記載の遊技機島のフレーム構造(10)によれ
ば、島を構築する場合、島両端と島中央にそれぞれフロ
ア上から島上端まで垂直に延びる島柱部材(11)を立
設する。
【0013】次に、各島柱部材(11)の下端部側に、
島長手方向と平行に延びる横梁部材(21,22)を架
設して下段フレーム(10A)を形成する。ここで横梁
部材(21,22)は一般に腰板と称されるものであ
り、一本あるいは数本架設するとよい。
【0014】また、各島柱部材(11)の上端部側に
も、同じく島長手方向と平行に延びる横梁部材(26)
を架設して上段フレーム(10C)を形成する。ここで
横梁部材(26)は一般に幕板と称されるものであり、
一本あるいは数本架設するとよい。
【0015】下段フレーム(10A)上には、島長手方
向と平行かつ水平に延びて各遊技機を設置する天板(2
3)を支持する。これだけで島全体の大きさにほぼ相当
するフレームが極めて簡易に組み立てられる。
【0016】また天板(23)上には、各遊技機間に介
装される状態で天板(23)と上段フレーム(10C)
との間である遊技機用空間(10B)の全高に亘って延
びる中段支持体(30)を所定間隔おきに複数立設す
る。各中段支持体(30)によって、フレーム中段に遊
技機用空間(10B)が確保されつつ、フレームが補強
され、撓みや歪みが防止される。
【0017】複数の遊技機は天板(23)上に列をなす
よう並設するが、この天板(23)上には従来の如く細
かく区分された枠組み等の余計な構造はないため、各遊
技機を比較的自由に取り付けることができる。例えば、
各遊技機の横幅寸法が互いに多少異なっても、従来の定
形的な枠組みの如く遊技機の組み付け作業に支障を来す
虞れはない。
【0018】特に各中段支持体(30)は、その下端部
に設けた支持部(31)により、天板(23)の島奥側
の側端縁(23a)に沿って島長手方向に移動可能に係
合し、かつ垂直に自立できる。それにより、各中段支持
体(30)間に遊技機を組み付ける場合、中段支持体
(30)を島長手方向に適宜動かし、その支持位置を遊
技機の寸法等に応じて調整しつつ、遊技機を組み付け易
い方向から順次組み付けることができる。
【0019】また、幾つかの島ユニットをつなげて長い
島を構築する場合、各ユニットにおける中段支持体(3
0)の位置調整によって、遊技機島全体の島長手方向に
おける直進性を容易に出すことができる。更にまた、中
段支持体(30)自体は自立するので、その精度を上げ
ることにより、天板(23)に対する島中段の垂直性も
容易に出すことができる。
【0020】[2]記載の遊技機島のフレーム構造(1
0)によれば、前記中段支持体(30)の支持部(3
1)は、天板(23)の側端縁(23a)を上下から挟
持し、かつ側端縁(23a)の端面に当接する略コ字形
断面に形成したから、簡易な構成により容易に位置調整
が可能となり、また垂直性を出すことができる。
【0021】[3]記載の遊技機島のフレーム構造(1
0)では、前記各島柱部材(11)の途中に、遊技機用
空間(10B)の中央を通って島長手方向と平行に延び
る貨幣搬送装置(40,42)のハウジング(41,4
3)を架設する。ここで貨幣搬送装置(40,42)に
は、紙幣搬送装置や硬貨搬送装置が該当する。
【0022】そして前記中段支持体(30)に、前記ハ
ウジング(41,43)に対し受けるよう係合する受け
部(35,37)を設けたから、中段支持体(30)を
立設する際に相当強度が保たれている前記ハウジング
(41,43)と組み合わせることで、フレーム構造
(10)の剛性を高めることができる。
【0023】[4]記載の遊技機島のフレーム構造(1
0)では、前記中段支持体(30)を位置調整して位置
決めした後、該中段支持体(30)の上端部(39)
を、前記上段フレーム(10C)を形成している横梁部
材(26)に一体に固設したから、フレーム構造(1
0)の特に上部の剛性を高めることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する実施の形態を説明する。図1〜図3は本発明の一の
実施の形態を示している。本実施形態に係る遊技機島の
フレーム構造10は、複数の遊技機やその関連設備を適
所に支持するためのものである。
【0025】図1に示すように、フレーム構造10は主
として、島柱部材11、腰板21,22、幕板26、天
板23、それに中段支持体30から構成されている。島
柱部材11は、島両端と島中央とにそれぞれフロア上か
ら島上端まで垂直に延びるように立設される。島柱部材
11は、遊技機島端面の縦横に相当する大きさを有して
おり、フロアにボルト等で固定するベース部材17を介
して、フロア上に垂直に立ち上がるように立設される。
【0026】詳しく言えば、島柱部材11は、島奥行方
向に並ぶ一対の縦柱12,12と、両縦柱12,12間
の下方寄りに架設される下部ビーム13と、その直ぐ上
側に架設される支持ビーム14と、上方寄りに架設され
る上部ビーム15と、最上端間に架設される天井ビーム
16とから成る。支持ビーム14は、硬貨搬送装置40
を支持するための部材である。また、上部ビーム15
は、紙幣搬送装置42を支持している。
【0027】各島柱部材11の下端部側には、島長手方
向と平行に延びる横梁部材としての腰板21,22が上
下に架設されて、島全体の土台となる下段フレーム10
Aが形成されている。ここで上側の腰板21は、前記島
柱部材11の下部ビーム13と同じ高さ位置に架設され
ている。また、下段フレーム10Aには所定間隔で腰柱
24が立設されて補強されている。
【0028】下段フレーム10Aの腰板21上には、島
長手方向に沿って互いに平行かつ略水平に延びる一対の
天板23,23が支持されている。各天板23は、複数
の遊技機を1列に並べて設置するための部材である。こ
の天板23上には、中段支持体30が所定間隔おきに複
数立設されている。
【0029】各中段支持体30は、各遊技機間に介装さ
れる状態で天板23と上段フレーム10Cとの間である
遊技機用空間10Bの全高に亘って垂直に延びている。
中段支持体30は、板金またはこれに準ずる硬さ及び加
工性のある材料により形成されており、その下端部に
は、天板23の島奥側の側端縁23aに沿って島長手方
向に移動可能に係合し、該中段支持体30全体を垂直に
自立させる支持部31が設けられている。
【0030】図3に示すように、中段支持体30の支持
部31は、天板23の側端縁23aを上下から挟持し、
かつ側端縁23aの端面23bに当接する略コ字形断面
に形成されている。詳しく言えば、支持部31は、下部
水平片32と上部水平片33と垂直片34とから成る。
【0031】また、中段支持体30の下側には、硬貨搬
送装置40のハウジング41を支持するための受け部3
5が一体に設けられている。また、中段支持体30の中
央よりやや上側には、紙幣搬送装置42のハウジング4
3を支持するための受け部37が一体に設けられてい
る。各受け部35,37には、それぞれハウジング4
1,43を固定するための取付片36,38が設けられ
ている。
【0032】硬貨搬送装置40は、前記遊技機用空間1
0Bの中央下側を通って島長手方向と平行に延びるよう
に配設されている。硬貨搬送装置40のハウジング41
は細幅の樋状に設けられており、このハウジング41
が、島端や島中央に立設された各島柱部材11にある支
持ビーム14間に架設されている。また、ハウジング4
1の途中は所定間隔で、前記各中段支持体30の受け部
35に支持されるように固結されている。
【0033】一方、紙幣搬送装置42は、前記遊技機用
空間10Bの中央上側を通って島長手方向と平行に延び
るように配設されている。紙幣搬送装置42のハウジン
グ43は強度的に強固な部材から成り、フレームの補強
材にもなっている。ハウジング43内には、回転駆動す
る丸ベルトが内装されており、この丸ベルトとローラユ
ニット44の間に紙幣を挾持して摩擦力により搬送する
ように構成されている。
【0034】ハウジング43は、島端や島中央に立設さ
れた各島柱部材11にある上部ビーム15間の下側に架
設されている。このハウジング43の途中は所定間隔
で、前記各中段支持体30の受け部37に支持されるよ
うに固結されている。すなわち、前記各中段支持体30
と、ハウジング41及びハウジング43は、最終的には
一体に組み合わされて、主に遊技機用空間10Bを保持
するフレーム構造の一部となる。
【0035】紙幣搬送装置42の上方に延びる各島柱部
材11の上端部には、島長手方向に沿って互いに平行か
つ略水平に延びる一対の幕板26,26が、横梁部材と
して架設されており、上段フレーム10Cが形成されて
いる。図3に示すように、幕板26の下端部26aに
は、最終的に位置決めされた各中段支持体30の上端部
39がボルト等で固定される。
【0036】両幕板26,26上には、島長手方向に所
定間隔で幕柱27が垂直に立設されている。各幕柱27
間には、各遊技機や台間球貸し機にパチンコ球を補給す
る配給樋28,29が上下2段に斜設されている。な
お、配給樋28,29の途中箇所には、図示省略したが
各遊技機及び各球貸し機に対応した配給シュートが取り
付けられる。
【0037】また、下段フレーム10Aの内部には、所
定量のパチンコ球を貯留するための貯留タンク25が設
置されている。島中央の島柱部材11の傍らには、研磨
揚送装置50が立設されている。研磨揚送装置50は、
前記貯留タンク25内の球を島上段側へと研磨しながら
揚送するための装置である。研磨揚送装置50は、上下
に延びる揚送管51内に螺旋体を回転可能に内挿し、そ
の回転駆動により球と研磨材を混合しながら揚送するよ
うに構成されている。なお、ハウジング41の上端には
上部タンク52が配設されている。
【0038】次に作用を説明する。遊技ホール等の島の
施工現場では、先ずフロア上において島両端と島中央と
に位置決めした箇所に、それぞれベース部材17をアン
カーボルト等により固定する。そしてベース部材17を
介して、島両端と島中央にそれぞれフロア上から島上端
まで垂直に延びる島柱部材11を垂直に立設する。
【0039】各島柱部材11の下端部側には、島長手方
向と平行に延びる腰板21,22をボルト溶接等で架設
し、島全体の土台となる下段フレーム10Aを形成す
る。この時、下段フレーム10Aには所定間隔で腰柱2
4を立設して補強し、歪みを防止する。なお、腰板2
1,22や腰柱24を固定する前に、下段フレーム10
A内には、貯留タンク25や硬貨搬送装置40の下部を
配設しておく。
【0040】下段フレーム10Aの腰板21上には、島
長手方向に沿って互いに平行かつ略水平に延びる一対の
天板23,23をボルト等で固設する。天板23上に
は、複数の中段支持体30を所定間隔おきに立設する。
各中段支持体30の立設時には、その支持部31をなす
下部水平片32と上部水平片33で、天板23の側端縁
23aを挟み込み、かつ垂直片34を端面23bに当接
させて垂直に自立させればよい。
【0041】各中段支持体30によりフレーム中段に遊
技機用空間10Bが確保されつつ、フレームが補強さ
れ、撓みや歪みが防止される。遊技機は天板23上に列
をなすよう並設するが、天板23上には従来の如く細か
く区分された枠組み等の余計な構造はないため、各遊技
機を比較的自由に取り付けることができる。各遊技機の
横幅寸法が互いに多少異なっても、従来の定形的な枠組
みの如く遊技機の組み付け作業に支障を来す虞れはな
い。
【0042】特に各中段支持体30は、その支持部31
により、天板23の側端縁23aに沿って島長手方向に
移動可能に係合し、かつ垂直に自立できる。それによ
り、各中段支持体30間に遊技機を組み付ける場合、中
段支持体30を島長手方向に適宜動かし、その支持位置
を遊技機の寸法等に応じて調整しつつ、遊技機を組み付
け易い方向から順次組み付けることができる。なお、中
段支持体30は台間球貸し機のケースとする。
【0043】また、島端や島中央に立設された各島柱部
材11間には、硬貨搬送装置40のハウジング41や、
紙幣搬送装置42のハウジング43をボルトや溶接等で
固設する。ハウジング41は、所定間隔で各中段支持体
30の受け部35に支持されるように固結される。同様
に、ハウジング43も、所定間隔で前記中段支持体30
の受け部37に支持されるように固結される。
【0044】それにより、各中段支持体30と、ハウジ
ング41及びハウジング43は、最終的には一体に組み
合わされて、主に遊技機用空間10Bを保持するフレー
ム構造の一部となる。特に紙幣搬送装置42のハウジン
グ43は強度的に強固な部材であり、フレームの補強材
となる。
【0045】紙幣搬送装置42より上方に延びる各島柱
部材11の上端部には、島長手方向に沿って互いに平行
かつ略水平に延びる一対の幕板26,26をボルト等で
架設し、上段フレーム10Cを形成する。この時、上段
フレーム10Cには所定間隔で幕柱27を立設して補強
し、この各幕柱27間には配給樋28,29を斜設す
る。更に、幕板26の下端部26aには、最終的に位置
決めされた各中段支持体30の上端部39をボルト等で
固定する。
【0046】また、幾つかの島ユニットをつなげて長い
島を構築する場合に、各ユニットにおける中段支持体3
0の位置調整によって、遊技機島全体の島長手方向にお
ける直進性を容易に出すことができる。更にまた、中段
支持体30自体の自立により、その精度を上げることに
より、天板23に対する島中段の垂直性も容易に出すこ
とができる。以上のようなフレーム構造10に、遊技機
の他、各種関連設備が配設されて遊技機島は構築され
る。
【0047】なお、本発明に係る遊技機島のフレーム構
造は、図示した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施の形態では、天板を一対設けて、遊技
機を背中合わせに2列に配設するが、天板を一本だけ設
けて、遊技機を1列に配設するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明に係る遊技機島のフレーム構造に
よれば、島全体の構造が簡易化されて組み立て作業が極
めて簡単となり、特に島中段における遊技機の取り付け
や取り外し作業が容易となり、しかも、組み立て時に、
遊技機島の直進性や垂直性を簡易かつ正確に出すことが
でき、工期の大幅な短縮によりコストダウンが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る遊技機島のフレー
ム構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る遊技機島のフレー
ム構造を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る遊技機島のフレー
ム構造を構成する中段支持体を拡大して示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10…フレーム構造 10A…下段フレーム 10B…遊技機用空間 10C…上段フレーム 11…島柱部材 12…縦柱 13…下部ビーム 14…支持ビーム 15…上部ビーム 16…天井ビーム 17…ベース部材 21,22…腰板 23…天板 23a…側端縁 23b…端面 24…腰柱 25…貯留タンク 26…幕板 26a…下端部 27…幕柱 28,29…配給樋 30…中段支持体 31…支持部 32…下部水平片 33…上部水平片 34…垂直片 35…受け部 37…受け部 39…上端部 40…硬貨搬送装置 41…ハウジング 42…紙幣搬送装置 43…ハウジング 50…研磨揚送装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊技機とその関連設備を装備する遊
    技機島において、前記各遊技機や関連設備を適所に支持
    するためのフレーム構造であって、 島両端と島中央とに、それぞれフロア上から島上端まで
    垂直に延びる島柱部材を立設し、 前記各島柱部材の下端部側に、島長手方向と平行に延び
    る横梁部材を架設して下段フレームを形成する一方、 前記各島柱部材の上端部側にも、島長手方向と平行に延
    びる横梁部材を架設して上段フレームを形成し、 前記下段フレーム上に、島長手方向と平行かつ水平に延
    びて各遊技機を設置する天板を支持し、 前記天板上に、各遊技機間に介装される状態で天板と上
    段フレームとの間である遊技機用空間の全高に亘って延
    びる中段支持体を所定間隔おきに複数立設し、 前記各中段支持体は、その下端部に、前記天板の島奥側
    の側端縁に沿って島長手方向に移動可能に係合し、該中
    段支持体全体を垂直に自立させる支持部を設けて成るこ
    とを特徴とする遊技機島のフレーム構造。
  2. 【請求項2】前記中段支持体の支持部は、前記天板の側
    端縁を上下から挟持し、かつ側端縁の端面に当接する略
    コ字形断面に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    遊技機島のフレーム構造。
  3. 【請求項3】前記各島柱部材の途中に、前記遊技機用空
    間の中央を通って島長手方向と平行に延びる貨幣搬送装
    置のハウジングを架設し、 前記中段支持体に、前記ハウジングに対し受けるよう係
    合する受け部を設けたことを特徴とする請求項2記載の
    遊技機島のフレーム構造。
  4. 【請求項4】前記中段支持体を位置調整して位置決めし
    た後、該中段支持体の上端部を、前記上段フレームを形
    成している横梁部材に一体に固設したことを特徴とする
    請求項3記載の遊技機島のフレーム構造。
JP20290897A 1997-07-29 1997-07-29 遊技機島のフレーム構造 Pending JPH1147418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20290897A JPH1147418A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 遊技機島のフレーム構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20290897A JPH1147418A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 遊技機島のフレーム構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1147418A true JPH1147418A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16465177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20290897A Pending JPH1147418A (ja) 1997-07-29 1997-07-29 遊技機島のフレーム構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1147418A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230189993A1 (en) Shelving unit tie bar
JPH1147418A (ja) 遊技機島のフレーム構造
JP5165910B2 (ja) 遊技機設置島
JP7446018B1 (ja) コンクリート型枠装置の構成部材ユニット及びコンクリート型枠装置の構成部材ユニットの搬送方法
JPH1142357A (ja) 遊技島台の躯体構造
JP5165911B2 (ja) 遊技機設置島
JP2006204878A (ja) 遊技機島ユニット及びその設置方法
JP2008148940A (ja) 遊技島の島構造
JP2532015B2 (ja) 遊技店における遊技機設置用島
JP2592411B2 (ja) 遊技店におけるユニット式遊技島の構造
CN214731684U (zh) 一种自动化立体仓库用货架
JP4010278B2 (ja) 遊技機用ユニット島の基体構造
JP2010104670A (ja) 遊技機島ユニット
JP2008055080A (ja) パチンコ機島ユニット
JP2001017723A (ja) 遊技台ユニット形成枠構造
JPH1142358A (ja) 遊技島台の躯体構造
JP2001187258A (ja) 遊技場における島の架台設備及び架台設備の構築方法
JP2003265834A (ja) 遊技機島
JP2008119308A (ja) 遊技機の支持枠
JP2022171831A (ja) 遊技機島の製造方法及び遊技機島
JP2007068966A (ja) 遊技機島の島柱ユニット
JPH09276529A (ja) 遊技機島
JP2863501B2 (ja) パネル搬送治具
JPH0639064U (ja) 遊技機における設置島台
JP2506782Y2 (ja) 電動式移動棚装置におけるモ―タ取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311