JP2010104670A - 遊技機島ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】充分な強度が得られる新規な構造の遊技機島ユニットを提供する。
【解決手段】遊技機島ユニットにおける下部ユニット100は、鉛直方向に起立する左右一対の縦材110と、両縦材110の上端部に水平方向に架け渡す上横材120とを備え、左縦材110Lと右縦材110Rと上横材120とを一側面から接続する側面板130を設けてなり、下部ユニット100を、腰下柱400を介して床面上に設置すると共に、該下部ユニット100上に柱ユニット200を配置し、該柱ユニット200により上部ユニットを支持し、床面に下横材140を配置固定し、該下横材140の上方に下部ユニット100を配置し、該下横材140と下部ユニット100の縦材110の下端部とを下側板150によって接続した。
【選択図】図1

Description

この発明は遊技店において、パチンコ機等の遊技機を列設して、遊技島を構成するための遊技機島ユニットに関する。
従来の遊技機島ユニットとして、遊技機に対して遊技媒体を補給する補給樋を配置する部位である上部ユニットと、遊技機から排出された遊技媒体を回収する回収樋を配置する部位である下部ユニットと、この下部ユニットと上部ユニットとを連結する柱ユニットと、からなるものが知られている。(特許文献1)。
この従来の遊技機島ユニットの下部ユニットは、床面上に載置可能な腰下基部と、該腰下基部の上部に着脱可能な膳板ユニットと、腰下基部の起立補助を行わせるための固定ベースと、を含めて構成してある。腰下基部は、起立基板と、該起立基板の上に横置き固定した水平受け板と、該水平受け板の長手方向両端と中程から起立する縦板の上端に横置き固定した横板と、から構成してある。
固定ベースは、起立基板の内側に位置してその起立を補助するとともに、水平受け板をその下方から補強支持する機能を有し、下部ユニットの長さ方向両端に配置してある。また、固定ベースは、矩形のベース板と、ベース板の長さ方向両端に溶接固定した支持ブロックと、から構成してある。支持ブロックは、天板と、ベース板の幅方向両端から起立して天板両端につながる起立板と、から構成してある。天板には、ベース板の長さ方向に僅かに長い長孔を、ベース板の幅方向に並べて貫通形成してあり、この長孔は、腰下基部その他の部材を固定するためのボルトを貫通させるための孔である。ベース板には、当該ベース板を床固定するためのアンカーボルトを貫通させるためのボルト孔が開設してあり、ベースボルトにより、床面に対して当該ベース板のレベル調整を行なっている。
また、柱ユニットの支柱の下端部側端に固定した伸縮支持棒は、伸長したときに下端が床面に着地して柱ユニット及び柱ユニットが負担する荷重を水平受け板との間で分担負担可能に構成してある。
特開2007−68991号公報
従来の遊技機島ユニットは、上述のように下部ユニットの下端部に固定ベースが設けられており、この固定ベースと遊技場の床面とが数本のボルトで接続しているのみであった。また、伸縮支持棒などの数本の棒状体が床面や床面に設置した板状体に着地しているのみであった。即ち、固定ベースと床面とは直接接続しておらず、遊技機島の荷重がこれら数本のボルトや棒状体を介して床面に伝達される構成となっていた(図3参照)。
また、この固定ベースは、遊技機島の長手方向における柱ユニットの配置間隔とは無関係に、遊技機島の長手方向に所定間隔で設けられており(図1参照)、この固定ベース間では、床面に接続する部材が上述の床面や床面に設置した板状体に着地している棒状体のみであった。したがって、下部ユニットの固定ベース間に柱ユニットを接続した場合、柱ユニットを介して伝達される上部ユニットの荷重が十分に床面に伝達されず、下部ユニットが固定ベース間で撓んでしまうという問題が生じていた。
そして、下部ユニットが撓むと、遊技機島全体のバランスが崩れたり、この下部ユニットを長手方向で支える縦板材が脆くなったりするなどして、遊技機島ユニットおよび複数の遊技機島ユニットを組み付けた遊技機島の全体の強度が低下するものとなる。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、充分な強度が得られる遊技機島ユニットを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、上部ユニットと、下部ユニットと、前記上部ユニットを支持して、前記下部ユニットと前記上部ユニットとの間に遊技機を配置する空間を形成する柱ユニットと、から構成する遊技機島ユニットにおいて、前記下部ユニットは、鉛直方向に起立する左右一対の縦材と、両縦材の上端部に水平方向に架け渡す上横材とを備え、前記左縦材と右縦材と上横材とを一側面から接続する側面板を設けてなり、前記下部ユニットを、腰下柱を介して床面上に設置すると共に、該下部ユニット上に柱ユニットを配置し、該柱ユニットにより上部ユニットを支持するようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の遊技機島ユニットにおいて、遊技機島の長さ方向の床面に下横材を配置固定し、該下横材の上方に前記下部ユニットを配置し、該下横材と前記下部ユニットの前記縦材の下端部とを下側板によって接続したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の遊技機島ユニットにおいて、前記腰下柱は、隣接する下部ユニットの縦材同士を接続する腰下柱部材と、該腰下柱部材と接続して、床面に対して略水平に設けられる繋ぎ部材と、床面に設置するベース部材と、該ベース部材と前記繋ぎ部材とを接続し、該ベース部材と繋ぎ部材との間隔を調整可能とした調整部材と、からなることを特徴とする。
本発明によれば、左右の縦材と上横材とを一側面から接続する側面板を設けることにより、柱ユニットを介して加わる荷重が下部ユニットのどの部位に加わっても、その荷重を側面板が各縦材に分散させることにより、下部ユニットの撓みを防止でき、下部ユニットとして、充分な強度を得ることができる。
以下、本発明を図示の一実施例について説明する。図1は、遊技機島の概略斜視図であり、遊技機島は、通常、図示していない遊技機を背中合せに二列に配置して構成している。本明細書では、この遊技機を二列に配置して遊技場の中程部分に配設する遊技機島を中島といい、遊技場の壁際に遊技機を一列に配置して構成する遊技機島を壁島という。そして、本発明に係る遊技機島ユニットは、中島および壁島の何れにも適用可能である。
遊技機島ユニット1は、上部ユニット300と、下部ユニット100と、前記上部ユニット300を支持して、前記下部ユニット100と前記上部ユニット300との間に遊技機を配置する空間を形成する柱ユニット200と、から構成してある。そこで、以下に、各ユニットについて説明する。
下部ユニット100は、図2に示すように、複数の構成部材の結合からなっている。各構成部材は、集成材、無垢材等の木材を、所定の形状に切断加工してなる。加工前の木材は、規格品であって、所定の寸法を有している。
下部ユニット100を構成する各構成部材は、所望の寸法に切断される。この寸法は、通常は配置する遊技機の台数によって決められている。1ユニット当りに配置する台数は、上部ユニット300では、通常2台である。これに合わせて下部ユニット100も略遊技機2台分の長さに設定すると、切り出しの際に無駄な部分が多く発生する。
そこで、本実施例においては、規格品の木材から、最大限に無駄の発生しない長さを切り出している。例えば、約1800mmの木材から所定の各構成部材を切り出している。
下部ユニット100は、鉛直方向に起立する少なくとも左右一対の縦材110と、両縦材110の上端部に水平方向に架け渡す上横材120とを備え、前記左縦材110Lと右縦材110Rと上横材120とを一側面から接続する側面板130を設けてなる。なお、左右一対の縦材110L,110Rと、上横材120と、側面板130とは、下部ユニット100を構成する構成部材の一部である。
各縦材110は、鉛直方向に起立する部材であって、本実施例では、左右一対の他に、内部に2本配置して、計4本配置してある。また、各縦材110の下方部分には、切欠部111が設けてあり、この切欠部111には、後述する下側板150を設ける。
縦材110の上端部には、上横材120を架け渡す。この上横材120は、比較的幅広な板材からなる膳板121と、この膳板121の上縁に設けられた板材からなる雛壇122と、雛壇122の後方側端部に設けられた角材からなる柱受け123と、膳板121の下面側において、縦材110の前側面に設けられ、左右一対の縦材110L、110Rを接続する板材からなる腰板受け124と、で構成している。
縦材110の一方の側面には、側面板130を設ける。この側面板130は、例えばラワン合板を用いることができ、本実施例では、比較的厚肉な、例えば厚さ9mmのラワン合板を用いている。
前記のような各構成部材を用いて、下部ユニット100を組み立てる。例えば、膳板121と雛壇122とを組み合わせて膳板グループを形成する。一方、各縦材110と側面板130と柱受け123と腰板受け124とを組み合せて側面板グループを形成する。そして、膳板グループと、側面板グループとを結合して、下部ユニット100を形成する。なお、各部材の固定には、釘打ちや、ねじ止め等を適用することができ、接着剤を併用することもできるし、接着剤で固定するようにしてもよい。さらに、固定金具類を使用することもできる。
このようにして組み立てた下部ユニット100は、側面板130によって、各部材が一体化しているので、上方から膳板121や雛壇122に加わる荷重を、各縦材110に分散することができる。
このような下部ユニット100によれば、上方からの荷重を分散することができるし、側面板130を設けたことにより下部ユニット100が面構造となり、側方からの荷重に対しても側面板130により対抗することができる。したがって、強度の向上が図れる。また、規格品の材料から遊技機の台数分の長さによらずに所望の長さに切り出して部材を構成するため、材料から部材を切り出す際に発生する無駄な部位がきわめて少なくなる。これにより施工時のコストを低減することができる。さらに、この下部ユニット100は、部材の状態であっても、組み立てた状態であっても、容易に保管することができる。
次に、前記したような下部ユニット100を用いた遊技機島ユニット1の施工法の一例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は中島の説明であるが、壁島についても基本的には同様である。
図8(a)に示すように、設けようとする遊技機島の両端に島端柱10を配置すると共に、所定の間隔で腰下柱400を配置する。島端柱10は、床面から後述する上部ユニット300に達する部材で、一対の柱材11と、この柱材11の上方部分を連結する上連結材12と、下端部分で連結する下連結材13と、を備えてなる。
腰下柱400は、図3に示すように、隣接する下部ユニット100の縦材110L,110R同士を接続する腰下柱部材410と、該腰下柱部材410と接続して、床面に対して略水平に設けられる繋ぎ部材420と、床面に設置するベース部材430と、該ベース部材430と前記繋ぎ部材420とを接続し、該ベース部材430と繋ぎ部材420との間隔を調整可能とした調整部材440と、からなる。
具体的には、腰下柱400を構成するベース部材430は、平板状の基板431から調整部材440となる2本のボルト441が立ち上がっている。なお、このボルト441には、受けナット442が螺合してある。腰下柱部材410は、略上半部分の横断面形状が内向きに開口している連結部411と、この連結部411の下方に位置する立片部412とを有している。
連結部411は、前記したように略上半部分の断面形状が内向きに開口するように、言い換えると、外向きは閉塞するように、側方取付板411aと底板411bとを備えている。また、この側方取付板411a及び底板411bには、釘を打ち付けたり、ねじをねじ込んだりするための、取付孔411cが開設してある。立片部412は、止着板412a,412aが対向しており、外側及び内側共に開口している。この止着板412aにも、取付孔412cが開設してある。
中島において使用する腰下柱400は、上記のような腰下柱部材410を所定の間隔で対向させ、繋ぎ部材420によって結合してなる。繋ぎ部材420には、板部421の縁から縁片422が起立しており、両端部、すなわち、前記した立片部412に対応する部分は、拡幅して結合片423となっている。そして、この結合片423において、前記立片部412と、溶接等の固定手段によって固定する。
繋ぎ部材420の板部421には、ボルト孔が開設してあり、前記したベース部材430のボルト441を挿通し、このボルト441に締付ナット443を締結することにより繋ぎ部材420を、ベース部材430に取り付けることができる。従って、前記したボルト441と受けナット442と締付ナット443とが調整部材440となって、腰下柱400を床面に、高さ調整可能に取り付けることができる。また、この調整部材440により、繋ぎ部材420の水平度を調整可能ともしている。
前記した腰下柱部材410の連結部411を形成している側方取付板411aの先端部分には、ガイド片411a′が屈曲形成してあり、下部ユニット100の縦材110の挿入を容易にしている。そして、連結部411には、隣り合う下部ユニット100の縦材110L,Rを挿入して固定する。このとき、連結部411は、側方取付板411aと底板411bとから形成され、それぞれに取付孔411c,412cが開設してあるので、双方からねじ等を止着することができる。すなわち、直交する方向から止着するので、きわめて強固な固定が可能になる。
なお、壁島において使用する腰下柱400は、図7(b)に示すように、繋ぎ部材420に固定する腰下柱部材410が、一方側のみとなっている。
次に、下横材140を床面に固定する(図8(a))。この下横材140は、集成材等からなる木材である。
そして下部ユニット100を順次設置する。この設置は、腰下柱400の連結部411に、下部ユニット100の縦材110を挿入して行なう。このとき、遊技機島の長さ方向に隣接する下部ユニット100の縦材110が、一つの連結部411に入ることになる。各下部ユニット100の高さ方向の位置は、予め島端柱10の間に張った水糸(不図示)を基準にして決める。このように腰下柱400を介して下部ユニット100を設置すると、当該下部ユニット100の位置決めを正確に行なうことができ、凹凸等が発生することがなく仕上がりが良好となる。そして、この下部ユニット100を基準として取り付ける後述の柱ユニット200および上部ユニット300も正確に取り付けることができる。各ユニットを正確に接続すると、付帯工事も正確に行なうことができ、補給樋や回収樋等を正確に配置することができるため、取付不良等に起因するトラブルを未然に回避することができる。
下部ユニット100の設置が全て終了したら、下部ユニット100と下横材140とに対して、下側板150を取り付ける(図8(b))。下部ユニット100の縦材110には切欠部111が設けてあり、この切欠部111に、下側板150を取り付ける。
このように下部ユニット100と、床面に固定した下横材140とを下側板150で接続することにより、下部ユニット100が受けた荷重を、下側板150を介して下横材140に伝達し、下横材140がその荷重を床面に対して面で伝達する。これにより、従来例のようにボルトなどのいわば点で荷重を伝達する場合に比べて、荷重が分散して床面に伝達される。したがって、遊技機島の土台となる部分の強度を向上させることができる。
次に、柱脚固定部材500を、所定の位置に取り付ける。この柱脚固定部材500は、後述する膳板柱600の固定や、背中合せに対向する下部ユニット100同士の間隔を規制する役割がある。また、柱脚固定部材500は、後述する柱ユニット200の一部を構成する部材であって、前記した下部ユニット100に取り付ける取付片510と、後述する膳板柱600の水平位置を調整可能に取り付ける調整取付手段520とを備えている。
柱脚固定部材500の具体的な一例は、図4(a)に示すように、背中合せに配置した下部ユニット100に渡る長さを有するように形成した横桟530と、この横桟530の両端部分の下面側に設けた、L字形の取付片510とを備えている。横桟530は、断面コ字形に形成した鋼材であり、調整取付手段520として、ボルト521と支えナット522と固定ナット523および座金524が、3組鉛直方向に設けてある。なお、このボルトナットは3組に限るものではなく、適宜に増減可能である。
一方、横桟530の両側端部の下面側には、断面L字状の取付片510が、溶接等の固定手段によって固定してある(図4(b))。そして、取付片510の対向間隔が、下部ユニット100の対向間隔となり、この下部ユニット100の対向空間は、回収樋を収設するためのスペースとなる。
上記のように構成した柱脚固定部材500には、膳板柱600を取り付ける。この膳板柱600は、前記した柱脚固定部材500とともに、柱ユニット200を構成するものである。この膳板柱600は、具体的には、図5に示すように、一対の柱材610と、該柱材610の間隔を規定する上部柱幅固定金具620及び下部柱幅固定金具630並びに配線受け金具640と、上部ユニット300の一部を受け入れる受入部650と、を備えている。
下部柱幅固定金具630は、L字型の鋼材であって、この下部柱幅固定金具630には、前記した調整取付手段520の3本のボルト521を挿通可能なボルト孔631が、開設してある。一方、上部柱幅固定金具620は、L字型の鋼材であって、柱材610の上方部分における幅の拡がりを防止している。
柱材610の上方部分に設ける受入部650は、金属板を屈曲成形した受入部材651を柱材610に取り付けてなる。受入部材651は、柱材610に添設する基板部652から、略直角に外向き底板部653が屈曲して延出している。また、この底板部653の上下の端部付近には、前記基板部652と平行方向に側板部654が屈曲延出し、さらに、側板部654の先端が外向きに斜めに屈曲延出して、案内部655を形成している。なお、底板部653には、取付孔656が開設してある。
上部ユニット300は、本実施例では図6に示すように、棚天板310と棚地板320と左右の縦部材330と、中間の中縦部材340とを備え、棚天板310及び棚地板320を、左右の縦部材330の中段に配置し、左右の縦部材330の上端には、笠木350を架け渡し、左右の縦部材330の下端には、鴨居360を架け渡してなる。また、棚天板310と棚地板320との間の後面側には、背板370が設けてある。さらに、棚地板320の下側で、縦部材330と鴨居360の前面側には棚付ランプ板380が設けてある。これらの各部材は集成材等からなっている。なお、棚天板310、棚地板320及び背板370を設けない構成としてもよい。
そして、隣接する上部ユニット300を、ダボ391及びダボ孔392等の位置決め接続手段によって接続する。上記のように組んだ上部ユニット300を柱ユニット200に取り付ける(図1)。具体的には、上部ユニット300を構成する左右の縦部材330の所定部位を、柱ユニット200の受入部650に挿着する。なお、上部ユニット300の取付位置は、下部ユニット100の上端を基準にして行なう。
上記のように下部ユニット100を基準にして柱ユニット200を介して上部ユニット300を取り付けると、下部ユニット100が言わば土台となり、柱ユニット200が柱材となるので、上部ユニット300の床面に対する位置決めを容易に行なうことができる。そして上部ユニット300が正しい位置にあると、補給樋の収設等の付帯工事を正確に行なうことができ、取付不良等に起因するトラブルの発生を回避可能である。
また、上部ユニット300の荷重を柱ユニット200を介して下部ユニット100に伝達し、下部ユニット100から下横材140及び腰下柱400を通じて床面に伝達することができる。
次に、腰板170を取り付けるための腰板取付部材160を、下側板150の上方に取り付ける(図1及び図7(a))。なお、この作業と前後して、回収樋の収設に関連する付帯作業を行なう。このようにして、遊技機を背中合わせに配置する中島を施工することができる。
一方、壁島については、図7(b)に示すように、壁島用の腰下柱401の片側に下部ユニット100を配置し、柱ユニット200の片側に上部ユニット300を配置して、壁島を構成する。具体的には、繋ぎ部材420に固定する腰下柱部材410を片側にのみ設けた腰下柱401を用い、この腰下柱401に通路側の下部ユニット100を取り付ける。そして、この下部ユニット100に、通路側の柱ユニット200および上部ユニット300を、前記した中島と同様に取り付ける。一方、壁側には、下部壁際ユニット101を取り付ける。この下部壁際ユニット101は、左右一対の縦材112と、両縦材112の上端部に水平方向に架け渡す上横材125と、前記縦材112と上横材125とを内側面(壁面とは反対側)から接続する側面板131と、を備える面構造となっている。そして、縦材112と下横材140とを接続固定している。また、柱ユニット200の壁側の膳板柱600には、上部ユニットに替えて上部枠材301を設けている。
この壁島においても、上部ユニット300の荷重を柱ユニット200を介して下部ユニット100及び下部壁際ユニット101に伝達し、下部ユニット100及び下部壁際ユニット101から下横材140及び壁島用の腰下柱401を通じて床面に伝達することができる。
以上、本発明を図示の実施例について説明したが、本発明は前記した各実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適宜に実施できる。例えば、遊技機島の全長に対応して、島端部或いは球揚送装置に隣接する位置の下部ユニットにおける遊技機の設置台数を変更したり、球揚送装置に合せて構成を変更したりすることが可能である。
遊技機島の概略斜視図であって、説明のため一部下側板150を取り外した状態を示す。 下部ユニットの斜視図である。 腰下柱を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 柱脚固定金具を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 膳板柱を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。 上部ユニットを示し、(a)は正面図、(b)は(a)のB−B線に沿った端面図、(c)は(a)のC−C線に沿った端面図である。 遊技機島の断面方向の概略を示す説明図であって、(a)は中島の場合を、(b)は壁島の場合を示す。 (a)及び(b)は遊技機島ユニットの施工手順を示す概略斜視図であって、(b)においては、説明のため一部下側板150を取り外した状態を示す。
符号の説明
1 遊技機島ユニット
10 島端柱
11 柱材
12 上連結材
13 下連結材
100 下部ユニット
101 下部壁際ユニット
110 縦材
111 切欠部
112 縦材
120 上横材
121 膳板
122 雛壇
123 柱受け
124 腰板受け
125 上横材
130 側面板
131 側面板
140 下横材
150 下側板
160 腰板取付部材
200 柱ユニット
300 上部ユニット
301 上部枠材
310 棚天板
320 棚地板
330 縦部材
340 中縦部材
350 笠木
360 鴨居
370 背板
380 棚付ランプ板
391 ダボ
392 ダボ孔
400 腰下柱
401 腰下柱
410 腰下柱部材
411 連結部
412 立片部
420 繋ぎ部材
421 板部
422 縁片
423 結合片
430 ベース部材
431 基板
440 調整部材
441 ボルト
442 受けナット
443 締付ナット
500 柱脚固定部材
510 取付片
520 調整取付手段
521 ボルト
522 支えナット
523 固定ナット
524 座金
530 横桟
600 膳板柱
610 柱材
620 上部柱幅固定金具
630 下部柱幅固定金具
631 ボルト孔
640 配線受け金具
650 受入部
651 受入部材
652 基板部
653 底板部
654 側板部
655 案内部
656 取付孔

Claims (3)

  1. 上部ユニットと、下部ユニットと、前記上部ユニットを支持して、前記下部ユニットと前記上部ユニットとの間に遊技機を配置する空間を形成する柱ユニットと、から構成する遊技機島ユニットにおいて、
    前記下部ユニットは、鉛直方向に起立する左右一対の縦材と、両縦材の上端部に水平方向に架け渡す上横材とを備え、前記左縦材と右縦材と上横材とを一側面から接続する側面板を設けてなり、
    前記下部ユニットを、腰下柱を介して床面上に設置すると共に、該下部ユニット上に柱ユニットを配置し、該柱ユニットにより上部ユニットを支持するようにしたことを特徴とする遊技機島ユニット。
  2. 遊技機島の長さ方向の床面に下横材を配置固定し、該下横材の上方に前記下部ユニットを配置し、該下横材と前記下部ユニットの前記縦材の下端部とを下側板によって接続したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機島ユニット。
  3. 前記腰下柱は、隣接する下部ユニットの縦材同士を接続する腰下柱部材と、該腰下柱部材と接続して、床面に対して略水平に設けられる繋ぎ部材と、床面に設置するベース部材と、該ベース部材と前記繋ぎ部材とを接続し、該ベース部材と繋ぎ部材との間隔を調整可能とした調整部材と、からなることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機島ユニット。
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