JPH1147077A - 内視鏡用キャリングケース - Google Patents

内視鏡用キャリングケース

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JPH1147077A
JPH1147077A JP9209309A JP20930997A JPH1147077A JP H1147077 A JPH1147077 A JP H1147077A JP 9209309 A JP9209309 A JP 9209309A JP 20930997 A JP20930997 A JP 20930997A JP H1147077 A JPH1147077 A JP H1147077A
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JP
Japan
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endoscope
case
carrying case
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housing
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Withdrawn
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JP9209309A
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English (en)
Inventor
Takeshi Urasaki
剛 浦崎
Yoshiyuki Tanii
好幸 谷井
Seiji Kitano
誠二 北野
Shigeru Nakajima
中島  茂
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Hisao Yabe
久雄 矢部
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡用キャリングケースの両方向側から内視
鏡の出し入れを行えて、使い勝手の良い内視鏡用キャリ
ングケースを提供すること。 【解決手段】本体用収納部材9には前記内視鏡20を収
納する内視鏡収納空間部6が設けられている。この内視
鏡収納空間部6は、本体用収納部材9内を開口面2aと
開口面2bとを貫通する貫通孔となっており、ケース1
を構成するどちらのケース蓋体3,4を開けた場合で
も、すなわち、本体用収納部材9の開口側面9a,9b
のどちら側からでも内視鏡20をケース本体2内から取
り出したり、収納することができるようになっている。
内視鏡収納空間部6の幅寸法は、内視鏡20の操作部2
4や挿入部23或いはスコープコネクタスコープコネク
タ26、電気コネクタ27などの各部を確実、かつ安定
的に収納保持することができるよう、対応する内視鏡2
0の各部の幅寸法より狭く形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の運搬等の
際に内視鏡を収納する内視鏡用キャリングケース(内視
鏡用収納ケースともいう)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内視鏡を振動や衝撃等から保
護し、かつ、手軽に運搬及び保管できるように、内視鏡
専用の収納ケースが用いられている。このような内視鏡
用収納ケースは、一般にケース内部に緩衝材を有し、こ
の緩衝材の中に形成された収納溝等に内視鏡を動かない
ように収めて、運搬する際の衝撃等から保護する構造に
なっている。
【0003】内視鏡用収納ケースの一例として、実公平
8−7844号公報には内視鏡用収納ケースが開示され
ている。この内視鏡用収納ケースは、いわゆるアタッシ
ュケース形式に構成されたケース内に収納部材を装着
し、この収納部材に内視鏡を嵌合して収納する収納溝を
設け、この収納溝に内視鏡を動かないように収めて、運
搬する際の衝撃等から保護する構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公平8−7844号公報などに示されている従来の内視
鏡用キャリングケースは、ケース本体とこのケース本体
に対して開閉自在に蝶着された蓋体とからなるいわゆる
アタッシュケース形式に構成されていたので、前記蓋体
を一方向側にしか開くことができなかった。このため、
内視鏡用キャリングケースの一方向側からだけしか内視
鏡の収納や取り出しを行うことができなかった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、内視鏡用キャリングケースの両方向側から内視鏡
の出し入れを行えて、使い勝手の良い内視鏡用キャリン
グケースを提供することを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡用キャリ
ングケースは、内視鏡を収納保持する収納部材と、この
収納部材の外側を包む外装部材とを備えた内視鏡用キャ
リングケースであって、前記収納部材を貫通する収納溝
を設けると共に、前記外装部材に前記収納溝の開口面に
対して開閉自在な開閉部を設けている。
【0007】この構成によれば、収納溝が収納部材を貫
通して設けられているので、開閉部を開けることによっ
て、内視鏡の収納又は取り出しを収納溝の両開口面側か
ら行える。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図9は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡用キャリングケースとこの
キャリングケースに収容される内視鏡とを示す斜視図、
図2はケース本体内に内視鏡を収容し蓋体を閉じた状態
での図1のA−A線断面図、図3は内視鏡のスコープコ
ネクタ及び電気コネクタの詳細図、図4は図3のB−B
線断面図、図5は内視鏡のスコープコネクタに電気コネ
クタを接続した状態を示す説明図、図6は図1の内視鏡
で構成される内視鏡システムの1例を示す構成図、図7
は内視鏡挿入部の先端部の構成を示す断面図、図8は対
物光学系の対物レンズ枠及び絶縁枠の詳細図、図9は図
7の内視鏡の内視鏡挿入部の先端部の他の構成を示す断
面図である。
【0009】図1に示すように本実施形態の内視鏡用キ
ャリングケース(以下ケースとも略記する)1は、硬質
樹脂により断面形状が略ロの字状でいわゆる枠状に成形
されたケース本体2と、断面形状が略コの字状で前記ケ
ース本体2の開口面2a,2bを塞ぐ開閉部であるケー
ス蓋体3、4とを有し、これらケース蓋体3,4は前記
ケース本体2にそれぞれヒンジ5によって前記開口面2
a,2bに対して開閉自在に蝶着されている。すなわ
ち、前記ケース蓋体3,4は、前記開口面2a,2bに
対していわゆるアタッシュケースと同様の構造で開閉で
きるようになっている。なお、このケース本体2の上部
には運搬時の把持部となる取手8が設けられている。
【0010】前記ケース本体2の内側空間部には発泡ポ
リウレタン等の緩衝部材からなる略直方体で後述する内
視鏡20を収納する収納溝となる内視鏡収納空間部6を
設けた収納部材である本体用収納部材9が装着され、前
記ケース蓋体3,4の内周空間部には前記本体用収納部
材9と同様の緩衝部材からなる外装部材である略直方体
の蓋体用収納部材14が装着されている。
【0011】内視鏡20は、挿入部23と操作部24と
を備えていて、この挿入部23の先端側には硬質の先端
部21及びこの先端部21に隣接して前記操作部24に
設けた操作ノブ24aの操作によって湾曲自在な湾曲部
22が設けられている。前記操作部24の側部からはユ
ニバーサルコード25が延出しており、このユニバーサ
ルコード25の基端部にはスコープコネクタ26と電気
コネクタ27とがそれぞれ設けられている。
【0012】図2に示すように前記本体用収納部材9
は、ケース本体2の開口面2a,2bの全周にわたって
凸設させた狭部12、13によって、この本体用収納部
材9の開口側面9a、9bを圧接支持することによっ
て、ケース本体2に安定的に装着保持されている。ま
た、前記蓋体用収納部材14は、前記本体用収納部材9
同様に、ケース蓋体3,4の開口側面3a,4aの全周
にわたって凸設させた狭部16,19によって、この蓋
体用収納部材14の開口側面15を圧接支持することに
よって、ケース蓋体3,4に安定的に装着保持されてい
る。
【0013】図1及び図2に示すように前記本体用収納
部材9には前記内視鏡20を収納する内視鏡収納空間部
6が設けられている。この内視鏡収納空間部6は、前記
本体用収納部材9内を開口側面9aと開口側面9bとを
貫通する貫通孔となっており、前記ケース1を構成する
どちらのケース蓋体3,4を開けた場合でも、すなわ
ち、前記本体用収納部材9の開口側面9a,9bのどち
ら側からでも前記内視鏡20をケース本体2内から取り
出したり、収納することができるようになっている。
【0014】また、内視鏡収納空間部6は、内視鏡20
の細長で管状の挿入部23やユニバーサルコード25を
ケース1内に良好に収納することが可能なように、渦巻
状構造で形成されている。
【0015】また、内視鏡収納空間部6の幅寸法は、内
視鏡20の操作部24や挿入部23或いはスコープコネ
クタスコープコネクタ26、電気コネクタ27などの各
部を確実、かつ安定的に収納保持することができるよ
う、対応する内視鏡20の各部の幅寸法より狭く形成さ
れている。
【0016】なお、本実施形態ではケース本体2に取っ
手8を設けているが、ケース1は内視鏡20を収納して
輸送又は保管するものであるので、取っ手8を設けてい
ないものであってもよい。
【0017】このように、枠状のケース本体の両開口に
対して開閉自在なケース蓋体を設けると共に、前記ケー
ス本体内の空間部に装着配置する本体用収納部材に一ケ
ース蓋体側から他ケース蓋体側に貫通して内視鏡の各部
を確実、かつ安定的に収納保持する内視鏡用収納空間部
を設けることによって、ケース本体の両開口に設けた両
方向に開くケース蓋体のどちらを開いても、内視鏡の取
り出しや収納を行うことができる。このことによって、
内視鏡の出し入れの方向が限定されないので、使い勝手
の良い内視鏡用キャリングケースが提供される。
【0018】また、内視鏡を嵌合保持する内視鏡収納部
空間部を、内視鏡の各部の幅寸法より狭く形成した貫通
孔としたことによって、内視鏡収納空間部の溝深さを内
視鏡毎に合わせて変える必要がないので加工費用を少な
くして内視鏡用キャリングケースの製造原価を低くする
ことができる。
【0019】なお、図3に示すように前記内視鏡20の
スコープコネクタ26の側面には、前記電気コネクタ2
7の先端部を前記スコープコネクタ26に着脱自在に接
続するための電気コネクタ接続孔29が形成されてい
る。
【0020】この電気コネクタ接続孔29の側周面には
略L字形状の係止溝30が電気コネクタ接続孔29の中
心軸に対して向かい合って2つ設けられている。前記係
止溝30の先端部分31には前記電気コネクタ27の先
端部が挿入される開口端側に屈曲して形成された係止部
32が設けられている。また、前記電気コネクタ接続孔
29の底面にはゴム製のパッキン33が内周面に密着し
て設けられている。
【0021】図4に示すように前記パッキン33は略L
字形状であり、このパッキン33の底面33aから前記
係止部32先端までの長さ寸法がL1 に設定されてい
る。また、このパッキン33の先端部には電気コネクタ
接続孔29の中心側に向かって滑らかに突出した突部3
4が設けられている。この突部34の先端面同士を結ぶ
直径寸法はr1 に設定されている。
【0022】一方、前記電気コネクタ接続孔29に接続
される電気コネクタ27の先端部の外周寸法はr2 に設
定されており、このr2 と前記r1 との間にはr1<r
2の関係が成り立っている。また、前記先端部の側周面
には前記係止溝30に係入される突起部35が2つ凸設
している。この突起部35が形成されている位置は、電
気コネクタ27先端面から軸方向に長さL2 離れた位置
であり、このL2 と前記L1 との間にはL1<L2の関
係が成り立っている。
【0023】つまり、電気コネクタ27をスコープコネ
クタ26に接続するときまず、突起部35が係止溝30
の先端部案内溝30aに挿入されるように電気コネクタ
27を電気コネクタ接続孔29内に挿入していく。する
と、電気コネクタ27の先端面がパッキン33の突部3
4に当接する。ここで、前記電気コネクタ27を更に奥
まで挿入することにより、コネクタ27の先端面がパッ
キン33の底面33aに当接する。
【0024】次に、前記前記コネクタ27の先端面がパ
ッキン33の底面33aに当接した状態で電気コネクタ
27をパッキン33の付勢力に抗して押し込んで、突起
部35を先端部案内溝30aの終端に突き当てた後、電
気コネクタ27全体を径方向に回転させて、突起部35
を先端部分31側方向に移動させていく。すると、パッ
キン33の付勢力によって電気コネクタ27が押し戻さ
れることより、突起部35が係止部32に係合し、電気
コネクタ27とスコープコネクタ26とが図5に示すよ
うに接続される。
【0025】このとき、前記パッキン33の有する付勢
力と、スコープコネクタ26と電気コネクタ27との間
に設定されているr1<r2,及びL1<L2という関
係から突部34及びパッキン33の底面33aはそれぞ
れ電気コネクタ27に密着して、電気コネクタ27がス
コープコネクタ26に対して水密状態になる。つまり、
電気コネクタ27をスコープコネクタ26に取り付ける
ことによって、防水用のキャップを用いることなく内視
鏡20を防水状態にすることができるようになってい
る。
【0026】このように、内視鏡20全体を防水状態に
するための防水用のキャップが不用になるので、内視鏡
装置の部品点数を削減することができると共に、防水用
のキャップを紛失して内視鏡全体を防水状態にすること
ができずに、内視鏡の洗滌を行えなくなるといった不具
合から解消される。
【0027】また、図6に示す内視鏡システム36は、
内視鏡20と、この内視鏡20に備えられているスコー
プコネクタ26を介して接続される光源装置37及び電
気コネクタ27を介して接続される映像信号処理装置3
8と、表示手段として例えばカラーCRTモニタ43と
を備えて構成されている。
【0028】前記内視鏡20の先端部21の先端側には
対物レンズ39を配した撮像部40が固定されており、
この撮像部40の基端側には撮像ケーブル41の一端が
接続されている。この撮像ケーブル41の他端は、前記
電気コネクタ27を通して映像信号処理装置38内に設
けられている映像信号処理回路42に接続されており、
この映像信号処理回路42で生成された画像信号をカラ
ーCRTモニタ43に出力することによって、モニタ4
3の画面上に対物レンズ39がとらえた被検部位の内視
鏡像が表示されるようになっている。
【0029】前記光源装置37内には被検部位を照らす
ランプ44が設けられており、このランプ44で得られ
る光は光ファイバーを束ねて形成したライトガイド45
を伝送されて前記先端部21の先端面に配置されている
照明用レンズを通って被検部位を照射する。また、前記
ランプ44近傍にはこのランプ44周辺の熱せられた空
気を排出してランプ44を冷却すると共に、この排出さ
れる空気を送気管47へ導く送気ポンプの役目を担うフ
ァン46が設けられている。
【0030】前記上流側送気管47は、操作部24に設
けられている送気ボタン24bによって、上流側送気管
47aと下流側送気管47bとに分けられていて、前記
送気ボタン24bを押し込み操作することによって、前
記上流側送気管47aと下流側送気管47bとを連通す
るようになっている。
【0031】前記先端部21の先端面には対物レンズ3
9に噴出口を向けたノズル49が設けられており、この
ノズル49には前記上流側送気管47aの一端が接続さ
れている。このため、前記送気ボタン24bを押し込み
操作することによって、ファン46よって導かれた熱せ
られた空気が下流側送気管47bと上流側送気管47a
とを通ってノズル49より対物レンズ39に向かって吹
き出して対物レンズ39の曇りを取り除くことができる
ようになっている。
【0032】このように、光源装置内のランプによって
熱せられた空気を、装置内に配設したファンによって内
視鏡挿入部の先端面に配設されている対物レンズに導く
ことで、対物レンズの曇りを起こり難くすることができ
ると共に、送気用ポンプを必要としない安価な送気源を
提供することができる。このことによって、送気源とし
て専用の送気ポンプが不用になり製造原価を低く抑える
ことが可能になる。
【0033】さらに、図7に示すように前記撮像部40
は、先端部21を構成するステンレス等の金属材からな
る先端構成部材53にビス(不図示)によって固定され
ている。この先端構成部材53は、前記撮像部40や図
6に示したライトガイド45,ノズル49が固定される
先端構成部材本体部53aと、湾曲部22を構成する複
数の回動自在に連設された湾曲用駒の最も先端側に位置
する先端湾曲駒に相当する円筒形状の先端構成部材駒部
53bとにより構成されている。すなわち、先端構成部
材53は、先端構成部材本体部53aに先端構成部材駒
部53bを一体的に設けて先端構成部材53の体積を増
大させることにより、先端構成部材53の熱容量を大き
くしている。
【0034】前記先端構成部材53aの先端面及び先端
側外周面には、例えばポリサルフォン等の電気絶縁性の
熱可塑性樹脂やエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂でキャッ
プ状に形成された絶縁カバー54が被嵌され、接着固定
によって一体的に設けられている。そして、前記先端構
成部材駒部53bには、例えばステンレスパイプ等の金
属材からなる湾曲用駒55がリベット56によって回動
自在に接続されている。
【0035】このように、先端構成部材を先端構成部材
本体部と先端構成部材駒部とを一体的に設けて、先端構
成部材の熱容量を大きく構成することによって、撮像部
やライトガイドから発する熱によって温度の上昇しやす
い先端部の温度変化を起こり難くして、検査中に先端部
の表面温度が急激に上昇することを防止することができ
る。
【0036】また、前記図7に示した撮像部40の撮像
光学系は、複数のレンズが配設された第1対物レンズ枠
50及び第2対物レンズ枠51と、絶縁枠52と有し、
これら第1対物レンズ枠50、第2対物レンズ枠51、
絶縁枠52は、前記第2対物レンズ枠51の外周面と接
着溝72とに塗布される接着剤によって接着固定されて
いる。また、前記撮像部40は、第1対物レンズ枠50
を前記先端構成部材53にビス(不図示)で固定するこ
とによって先端構成部材53に一体的に固定されてい
る。
【0037】ここで、第1対物レンズ枠50、第2対物
レンズ枠51、絶縁枠52の構成及び組合せについて説
明する。図8(a)に示すように前記第1対物レンズ枠
50の操作部側端内周面にはこの第1対物レンズ枠50
の中心軸に対して対峙する第1L字型溝57設けられて
いる。この第1L字型溝57の軸方向長さ寸法は、L3
になっている。
【0038】また、同図(c)に示すように前記第2対
物レンズ枠51の先端側端外周面には、この第2対物レ
ンズ枠51の中心軸に対して対峙する第2L字型溝58
が設けられている。この第2L字型溝58の軸方向長さ
寸法は、L5 になっている。
【0039】一方、同図(b)に示すように前記絶縁枠
52の先端側端外周面には前記第1L字型溝57に係入
する第1突起部59が、操作部側端内周面には前記第2
L字型溝58に係入する第2突起部60が、それぞれこ
の絶縁枠52の中心軸に対して向かい合って2箇所設け
られている。この絶縁枠52の軸方向長さ寸法はL4で
あり、前記寸法L3 ,L4 ,L5 の間にはそれぞれ、L
3 <L4 、L5 <L4の関係が成立しており、このこと
によって、前記第1対物レンズ枠50と第2対物レンズ
枠51とが接触して導通することを防止している。
【0040】前記図7に示すように前記第1対物レンズ
枠50と絶縁枠52、第2対物レンズ枠51と絶縁枠5
2とをそれぞれ固定するには、前記第1L字型溝57と
第1突起部59及び前記第2L字型溝58と第2突起部
60がそれぞれ係合することによって行う。
【0041】すなわち、前記第1対物レンズ枠50と絶
縁枠52を固定する際はまず、前記第1対物レンズ枠5
0と絶縁枠52とが嵌合する部分の第1対物レンズ枠5
0の内周面及び絶縁枠52の外周面にそれぞれ接着剤を
塗布した後、第1突起部59が第1L字型溝57の第1
L字型溝挿入部57aに挿入されるように絶縁枠52を
第1対物レンズ枠50内に挿入する。そして、前記第1
突起部59が第1L字型溝挿入部57aの終端に突き当
たった後、前記絶縁枠52を径方向に回転させて第1突
起部59を第1L字型溝57の第1L字型溝契合部57
bに係合させて行う。そして、前記第2対物レンズ枠5
1と絶縁枠52とを係止する場合も同様に行う。
【0042】このように、第1対物レンズ枠と絶縁枠と
を第1突起部と第1L字型溝で係止すると共に、第2対
物レンズ枠と絶縁枠とを第2突起部と第2L字型溝とに
より係止することによって、撮像部を構成する第1対物
レンズ枠、第2対物レンズ枠、絶縁枠が外れることが防
止することができる。
【0043】なお、前記第1突起部59、第2突起部6
0を図8に示したように絶縁枠52の先端側と基端側の
2箇所に設けずに、図9に示すように絶縁枠52の軸方
向中心付近に1箇所にまとめて設けるようにしても同様
の作用及び効果を得ることができる。
【0044】以下、図面を参照して本発明の第2実施形
態を説明する。図10及び図11は本発明の第2実施形
態に係り、図10は内視鏡用キャリングケースの斜視
図、図11は内視鏡用キャリングケースの蓋体を閉じた
状態でのC−C線断面図である。
【0045】本実施形態の内視鏡用キャリングケース
は、前記第1実施形態と外装部材の構成が異なってい
る。その他の構成は前記第1実施形態と同様であり、同
部材には同符号を付して説明を省略する。
【0046】図10に示すように本実施形態の内視鏡用
キャリングケース61は、本体用収納部材9と、外装部
材である断面形状がコの字状で硬質樹脂により成形され
ている第1外装部材62及び第2外装部材63と、この
外装部材62,63の内周空間部に設けられた緩衝部材
である蓋体用収納部材70、70とにより主に構成され
ている。前記第1外装部材62又は第2外装部材63の
どちらか一方には取手8が設けられている。また、前記
第1外装部材62と第2外装部材63とはそれぞれ対応
する一側辺同士がヒンジ5によって開閉自在に蝶着され
ている。
【0047】図11に示すように前記本体用収納部材9
の高さ寸法をhとし、前記第1外装部材62の開口面か
ら蓋体用収納部材70までの深さ寸法をh1、第2外装
部材63の開口面から蓋体用収納部材70までの深さ寸
法をh2とするとき、前記hとh1 ,h2 との間の関係
を、 h≒h1+h2 としているので、同図に示すように前記本体用収納部材
9は、内視鏡用キャリングケース61の略中央部に位置
するように配置されている。
【0048】また、この本体用収納部材9は、前記第1
外装部材62及び第2外装部材63に対して固定されて
いない。このため、内視鏡用キャリングケース61の第
1外装部材62又は第2外装部材63の一方を開けた
際、本体用収納部材9が内視鏡用キャリングケース61
の下側に位置するようになっている。
【0049】すなわち、図11に示した内視鏡用キャリ
ングケース61を開ける場合には、第2外装部材63を
図の上方向に開く。このとき、本体用収納部材9が第2
外装部材63に対して固定されていないので、本体用収
納部材9は第1外装部材62内に配置された状態になっ
て、これにより第2外装部材63を開けることで前記本
体用収納部材9の一開口側面9a側から内視鏡収納空間
部6への内視鏡20の収納又は内視鏡収納空間部6から
の内視鏡20の取り出しを行えるようになっている。な
お、前記第2外装部材63を下側に配置した場合には第
1外装部材62を開けることによって、前記本体用収納
部材9の他開口側面9b側から内視鏡収納空間部6への
内視鏡20の収納又は内視鏡収納空間部6からの内視鏡
20の取り出しを行える。
【0050】このように、内視鏡用キャリングケースを
本体用収納部材と、第1外装部材及び第2外装部材と、
これら外装部材の内周空間部に設けられた蓋体用収納部
材とにより主に構成することによって、第1実施形態の
内視鏡用キャリングケースより構成を簡単にすることが
できる。このことにより、内視鏡用キャリングケースの
製造原価を低くすることができる。その他の作用及び効
果は前記第1実施形態と同様である。
【0051】以下、図面を参照して本発明の第3実施形
態を説明する。図12ないし図16は本発明の第3実施
形態に係り、図12は内視鏡用キャリングケースの斜視
図、図13は図12の内視鏡用キャリングケースの外装
部材を閉じた状態でのD−D線断面図、図14は外装部
材を閉じた状態での内視鏡用キャリングケースの斜視
図、図15は他の構成の内視鏡用キャリングケースの断
面図、図16は図14に示すE−E線断面図である。
【0052】本実施形態の内視鏡用キャリングケースは
前記第1実施形態における外装部材であるケース本体及
びケース蓋体の変形例であり、その他の構成は前記第1
実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明
を省略する。
【0053】図12に示すように本実施形態の内視鏡用
キャリングケース66は、本体用収納部材9と、ダンボ
ール等の硬質で厚手の紙部材により形成されている外装
部材67とにより構成されており、この外装部材67a
の内面側には緩衝部材である蓋体用収納部材71がそれ
ぞれ設けられている。
【0054】なお、この外装部材67において、前記第
1実施形態のケース蓋体3、4に相当する蓋部外装部材
67a、外装部材67aは、それぞれが外装部材67の
ケース本体2に相当する枠部外装部材67bに対して開
閉自在になっている。
【0055】図13に示すように前記本体用収納部材9
の高さ寸法をhとし、前記蓋体用収納部材の高さ寸法を
h4 は、前記外装部材67bの内法の幅寸法をh3 とす
るとき、前記hとh3 ,h4 との間の関係を、 h3 ≒h+2×h4 としているので、同図に示すように前記内視鏡用キャリ
ングケース66が閉じた状態であるとき、本体用収納部
材9と蓋体用収納部材71,71とが前記外装部材67
b内に納まるようになっている。
【0056】なお、図15に示すように前記蓋体用収納
部材71を設けることなく、本体用収納部材9の高さ寸
法hをh≒h3としてもよい。
【0057】前記外装部材67aと外装部材67bには
それぞれ外装部材67aを閉じた際に、この外装部材6
7aと外装部材67bとを一体的にする糸巻き具68が
設けられている。
【0058】図16に示すように糸巻き具68は、芯部
68aとつば部68bとで構成されていて、図14に示
すように芯部68aの一端部が外装部材67a,外装部
材67bにそれぞれ固定されている。そして、前記外装
部材67aと外装部材67bとに設けた糸巻き具68の
うち、一方の糸巻き具68には閉じ紐69が設けられて
いる。
【0059】すなわち、前記内視鏡用キャリングケース
66を閉じた状態で固定するには、図13に示すように
外装部材67bに対して外装部材67aを閉じた後、閉
じ紐69を前記外装部材67aと外装部材67bに設け
られている糸巻き具68の芯部68aに巻き付けること
で行う。
【0060】このように、外装部材を硬質樹脂の代わり
にダンボールで形成したことにより内視鏡用キャリング
ケースの構成を簡単にすることができ、この内視鏡用キ
ャリングケースの製造原価を低くすることができる。
【0061】また、外装部材をダンボール等の紙部材で
形成したことにより、内視鏡用キャリングケースを廃棄
する際、硬質樹脂製のものに比べて処分し易い。その他
の作用及び効果は第1実施形態と同様である。
【0062】ところで、内視鏡を内視鏡用キャリングケ
ースへ収納する際、実公平8−7844号公報に示すよ
うに内視鏡を収納部材に設けられている収納溝に嵌合さ
せて保持収納していた。しかし、内視鏡を収納溝への嵌
合させて保持収納されていたため、内視鏡用キャリング
ケースに対する内視鏡の収納位置が固定され、内視鏡を
任意の位置に収納できないという問題があった。このた
め、内視鏡を収納部材の任意の位置に保持収納すること
の可能な内視鏡用キャリングケースが望まれていた。
以下、任意の位置に内視鏡を保持収納することが可能な
内視鏡用キャリングケースの構成を説明する。
【0063】図17ないし図21は任意の位置に内視鏡
を保持収納することが可能な内視鏡用キャリングケース
の一構成例に係り、図17は内視鏡用キャリングケース
とこのキャリングケースに収容される内視鏡を示す斜視
図、図18は図17の内視鏡用キャリングケースの外装
部材を閉じた状態での断面図、図19は内視鏡用キャリ
ングケースの本体収納部材の断面図、図20は内視鏡用
キャリングケースに内視鏡を収容した状態を示す説明
図、図21は内視鏡を収納した内視鏡用キャリングケー
スの斜視図である。
【0064】図17に示すように本実施形態の内視鏡用
キャリングケース101は、外装部材である硬質樹脂に
より成形された断面形状がコの字型のケース本体102
と、このケース本体102の開口部の蓋体となるケース
蓋体103とを有しており、前記ケース本体102とケ
ース蓋体103とはヒンジ104によって開閉自在に蝶
着されている。また、前記ケース本体102には取手1
05が設けられており、この取っ手105を把持して内
視鏡用キャリングケース101を携帯できるようになっ
ている。すなわち、内視鏡用キャリングケース101
は、いわゆるアタッシュケース形式の構成になってい
る。
【0065】図18に示すように前記ケース本体102
の内周部空間部には例えばシリコンゴム等の弾性体から
なる本体収納部材106が装着されていて、この本体収
納部材106は底面107近傍のサイズだけを小さくし
たケース本体102の狭部108によって圧接支持され
ている。一方、前記ケース蓋体103には略直方体で、
開口側端面109が前記本体収納部材106の開口部面
110と略等しい発泡ポリウレタン等の緩衝部材からな
る蓋体収納部材111が装着されている。この蓋体収納
部材111は、開口側端面109近傍のサイズだけを小
さくしたケース蓋体103の狭部112によって圧接支
持されている。
【0066】前記本体収納部材106の開口部面110
側の全面には略円柱状で、先端部を半球状に形成した複
数の突起部113が設けられている。図19に示すよう
に前記複数の突起部113と突起部113との間隙寸法
dと、前記図17に示した内視鏡114の挿入部115
の直径寸法r4 との間には d≦r4 の関係を設定している。また、同図に示す突起部113
の径r3 と高さH1及び前記図17に示した内視鏡11
4の操作部117の高さ寸法H2との間には H1>H2+r3 の関係を設定している。
【0067】なお、前記図17に示した前記内視鏡用キ
ャリングケース101に収納保持される内視鏡114
は、軟性の挿入部115とユニバーサルコード116と
を設けた操作部117と、ユニバーサルコード116の
末端部に設けたスコープコネクタ118とを有してい
る。
【0068】前記内視鏡114を内視鏡用キャリングケ
ース101へ収納する際、内視鏡114のそれぞれの部
位を、前記開口部面110側全面に設けられている複数
の突起部113で狭み込むことによって行う。すなわ
ち、弾性材で形成されている前記突起部113は、内視
鏡114の各部が押し当てられることで突起部113が
容易に変形する。
【0069】具体的に図20(b)に示すように内視鏡
114の挿入部115やユニバーサルコード116等の
管状部については、突起部113と突起部113の間に
前記管状部である挿入部115やユニバーサルコード1
16を狭み込むことで本体収納部材106内に収納保持
することができる。このとき、前述したように挿入部1
15の径寸法r4 と、突起部113と突起部113と
の間隔寸法dとの間が、 d≦r4 の関係であることから、収納された挿入部115やユニ
バーサルコード116は突起部113が元の形に戻ろう
とする復元力によって本体収納部材106内に保持固定
される。
【0070】一方、内視鏡114の操作部117やスコ
ープコネクタ118等、大きな部位については、図20
(a)に示すように例えば操作部117が押し当てられ
た部分の突起部113が押し倒されて変形して、操作部
117を収容する収納空間部を形成すると共に、この操
作部117周囲に配置されている複数の突起部113が
元の形に戻ろうとする復元力によって狭持して本体収納
部材106内に収納保持される。このとき、前述したよ
うに突起部113の径寸法r3 と高さH1とは操作部1
17の高さH2に対して H1>H2+r3 の関係であることから、内視鏡114を本体収納部材1
06内に収納したとき、内視鏡114が本体収納部材1
06の開口部面110より上側に飛び出ることなく、図
21に示すように本体収納部材106内に内視鏡114
が良好に収納される。
【0071】このように、本体収納部材の開口部面側全
面に複数の突起部を設け、この突起部の復元力で内視鏡
の各部位を挟み込むことによって、内視鏡を本体収納部
材上の任意の位置に収納することができる。また、前記
突起部の形状が略円柱状に形成されていて、その先端部
形状が半球状であることから、内視鏡を本体収納部材に
収納する際、内視鏡が突起部に引っかかることを防止す
ることができる。
【0072】なお、弾性体からなる収納部材の開口部面
側全面に複数の突起部を設け、この突起部の復元力で内
視鏡の各部位を挟み込むことによって、内視鏡を本体収
納部材上の任意の位置に収納する代わりに、図24に示
すように本体収納部材をいわゆるゲル状の部材で形成
し、このゲル状の部材に内視鏡を埋め込むことによっ
て、内視鏡を本体収納部材内の任意の位置に収納するこ
とが可能な内視鏡用キャリングケースを提供することが
できる。
【0073】ところで、図17に示すように内視鏡11
4には送気口金119や送水口金120等、各種口金が
設けられている。従来、これら口金はそれぞれ異なる形
状・部品を使用していたため、組立て手順が異なり組立
工数が多く必要となっていた。このため、これら口金の
部品を共通化し、組み立て易くすることが望まれてい
た。
【0074】図17に示す内視鏡114のスコープコネ
クタ118には送水タンク(不図示)に接続するための
送気口金119や送水口金120、吸引用チューブを接
続するための吸引口金121、送ガス用チューブを接続
するためのガス口金122、高周波電源装置と内視鏡1
14とを結ぶコードを接続するための端子123が設け
られている。
【0075】また、前記操作部117には挿入部115
先端面を手動洗滌するための副送水用チューブを接続す
る副送水口金124が設けられており、これら送気口金
119,送水口金120,吸引口金121,ガス口金1
22,端子123,副送水口金124を全ていわゆるル
アーロック口金など、全て同一の口金によって構成して
いる。
【0076】このように、内視鏡に設けられる各種口金
を全て同一の形状・構造の口金とすることにより、組立
て手順を統一して、内視鏡の組立てに要する工数を少な
くすることができる。また、これら各種口金を全て同一
の部品とすることにより、これら口金の原価を低くして
内視鏡の原価を低く抑えることができる。
【0077】図22及び図23を参照して任意の位置に
内視鏡を保持収納することが可能な内視鏡用キャリング
ケースの他の構成例を説明する。図22は前記図17と
は異なる構成の内視鏡用キャリングケースの斜視図、図
23は内視鏡用キャリングケースに内視鏡を収容した状
態を説明する断面図である。
【0078】本実施形態の内視鏡用キャリングケース前
記内視鏡用キャリングケース101のケース本体102
及びケース蓋体103の変形例であり、その他の構成は
図17ないし図21に示した内視鏡用キャリングケース
と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略す
る。
【0079】図22に示す内視鏡用キャリングケース1
27は、ケース本体128側に蓋体収納部材111を装
着し、ケース蓋体129側に本体収納部材106を装着
している。そして、図23に示すように蓋体収納部材1
11は、開口側端面109近傍のみのサイズを小さくし
たケース本体128の狭部130により圧接保持され、
本体収納部材106は底面107近傍のみサイズを小さ
くしたケース蓋体129の狭部131によって圧接保持
されている。
【0080】本実施形態における内視鏡114の内視鏡
キャリングケース127内への収納は、突起部113に
より内視鏡114を蓋体収納部材111に押しつけるこ
とで行う。すなわち、内視鏡114を開口側端面109
上の任意の位置に配置し、内視鏡キャリングケース12
7を閉じると、前記図23及び図24に示すように突起
部113が変形することで内視鏡114の収納空間が形
成され、突起部113の元に戻ろうとする復元力が内視
鏡114を蓋体収納部材111に押しつけて、内視鏡1
14を内視鏡用キャリングケース127内に収納保持す
る。
【0081】このように、内視鏡を保持するための突起
部を、ケース蓋体側に設けているため、内視鏡を収納す
る際、内視鏡を蓋体収納部材上に配置するだけで、突起
部の間に押し込める必要がなく収納保持することができ
る。このことによって、内視鏡を収納する際の作業が簡
便になる。その他の作用及び効果は前記図17ないし図
21に示した内視鏡用キャリングケースと同様である。
【0082】ところで、前記実公平8−7844号公報
に示された内視鏡用キャリングケースではこのキャリン
グケース内に収納できる内視鏡は1本だけであった。こ
のため、複数の内視鏡を運搬する際には内視鏡の数だけ
キャリングケースが必要であり、これらキャリングケー
スの運搬に多大な労力が必要であると共に、保管のため
多くのスペースをとるいった問題があった。このため、
多数の内視鏡を運搬する際に、キャリングケースの数を
少なくして、キャリングケースの運搬に要する労力及び
保管のためのスペースを少なくすることが可能な内視鏡
用キャリングケースが望まれていた。
【0083】以下、複数の内視鏡を収容することが可能
な内視鏡キャリングケースの構成を説明する。
【0084】図25及び図26は複数の内視鏡を収容す
ることが可能な内視鏡キャリングケースの一構成例に係
り、図25は内視鏡用キャリングケースとキャリングケ
ースに収容される内視鏡の斜視図、図26は内視鏡を収
容し外装部材を閉じた状態での図25のF−F線断面図
である。
【0085】図25に示す内視鏡用キャリングケース2
01は、外装部材である硬質樹脂により成形された断面
形状がコの字型のケース本体202と、このケース本体
202の開口部を塞ぐように配置されるケース蓋体20
3とを有しており、前記ケース本体202と、ケース蓋
体203はヒンジ204によって開閉自在に蝶着されて
いる。また、前記ケース本体202には内視鏡用キャリ
ングケース201を携帯するための取手205が設けら
れて、いわゆるアタッシュケース構造と同様に開閉でき
るようになっている。
【0086】前記ケース本体202の内周面側開口部に
は発泡ポリウレタン等の緩衝部材からなる略直方体の本
体収納部材206が装着されていて、この本体収納部材
206は図26に示すように本体収納部材206の開口
部端面208近傍のみサイズを小さくしたケース本体2
02の狭部209によって圧接支持されている。
【0087】一方、前記ケース蓋体203には略直方体
で開口部端面208と略等しい開口部端面210を有す
る蓋体収納部材211が装着されていて、蓋体収納部材
211は開口部端面210近傍のみサイズを小さくした
ケース蓋体203の狭部212によって圧接支持されて
いる。
【0088】前記図25で示したように内視鏡213は
挿入部214と操作部215とを備えていて、挿入部2
14の先端側には硬質の先端部216と、この先端部2
16に隣接して湾曲可能な湾曲部217が設けられてい
る。また、操作部215にはユニバーサルコード218
が設けられており、このユニバーサルコード218の一
方の端部にはスコープコネクタ219が設けられてい
る。
【0089】図に示すように前記本体収納部材206に
は前記内視鏡213を収納する内視鏡収納溝220が設
けられており、この内視鏡収納溝220は内視鏡213
の各部分をしっかりと収納保持できるよう、内視鏡収納
溝220の幅寸法を対応する内視鏡213の各部の幅寸
法よりも狭く形成している。
【0090】図26に示すようにこの内視鏡収納溝22
0の深さ寸法H3は、前記操作部215の高さ寸法H4
に対して、H3≧2×H4の関係で設定されており、前
記内視鏡用キャリングケース201内に2本の内視鏡を
収納することができるようになっている。
【0091】なお、前記H3をH3≧3×H4またはH
3≧4×H4と設定することによって、前記内視鏡用キ
ャリングケース201内に3本以上の内視鏡を収納する
ようにしても良い。
【0092】このように、本体収納部材 の厚み寸法
を内視鏡の操作部の厚み寸法の整数倍に設定することに
よって、本体収納部材内に複数の内視鏡を収納すること
ができる。このことにより、多数の内視鏡を運搬する際
のキャリングケースの数を少なくして、キャリングケー
スの運搬に要する労力と、保管のためのスペースが少な
くなる。
【0093】図27及び図28は複数の内視鏡を収容す
ることが可能な内視鏡キャリングケースの一構成例に係
り、図27は内視鏡用キャリングケースとキャリングケ
ースに収容される内視鏡の斜視図、図28は内視鏡を収
容し外装部材を閉じた状態での図27のG−G線断面図
である。
【0094】本実施形態は前記図25及び図26に示し
た内視鏡用キャリングケースの実施形態とは外装部材の
構成が異なり、その他の構成は前記図25及び図26に
示した内視鏡用キャリングケースの構成と同様であり、
同部材には同符号を付して説明を省略する。
【0095】図27に示す内視鏡用キャリングケース2
21は、外装部材である枠状のケース本体222と、断
面形状がコの字状のケース蓋体223、224とで構成
されており、これらケース222とケース蓋体223,
ケース222とケース蓋体224はそれぞれ対応する一
側辺同士がヒンジ225によって開閉自在に蝶着されて
いる。前記ケース蓋体223とケース蓋体224とがケ
ース222の開口面226、227に対していわゆるア
タッシュケースと同様の構造で開閉できるようになって
いる。
【0096】前記ケース222には例えば発泡ポリウレ
タン等の緩衝部材からなる略直方体の本体収納部材22
8が装着されていて、この本体収納部材228は図28
に示すようにケース222の開口部端面229、挿入部
230近傍のみサイズを小さくしたケース222の狭部
挿入部231、232によって圧接支持されている。ま
た、前記ケース蓋体223,224には蓋体収納部材2
07が設けられている。
【0097】図27に示すように前記本体収納部材22
8の一開口部端面229側には前記内視鏡213を収納
する内視鏡収納溝220が設けられていて、同様に図2
8に示すように本体収納部材228の他開口部端面23
0側にも内視鏡213を収納する内視鏡収納溝233が
設けられている。
【0098】ここで、この内視鏡収納溝233の深さH
5は、図28に示すように前記操作部215の高さH4
に対して、H5≧H4の関係になっていて、前記内視鏡
用キャリングケース221内に3本の内視鏡を収納する
ことができるようになっている。なお、前記H3をH3
≧3×H4またはH3≧4×H4等、或いはH5=H3
として、前記内視鏡用キャリングケース221内に4本
以上の内視鏡を収納するようにしても良いし、またH3
=H5として2本の内視鏡を収納するようにしても良
い。また、内視鏡収納溝220と内視鏡収納溝233と
は内視鏡213の収納方向が同じ向きになるように設け
ても良いし、逆向きになるように設けてもよい。
【0099】このように、内視鏡用キャリングケースを
両方向側に開くことができると共に、内視鏡収納溝をキ
ャリングケースの開閉面のそれぞれに対し設けているの
で、内視鏡をキャリングケースの開閉するどちら側から
でも出し入れすることができる。
【0100】また、内視鏡収納溝が内視鏡用キャリング
ケースの両方向側に設けてあることから、この収納溝を
別々の形にすることで、1つのキャリングケース内に種
類の異なる内視鏡を入れることができる。
【0101】さらに、キャリングケース内に内視鏡を片
側1本ずつ、計2本を収納した場合には、収納溝内で内
視鏡が重なることがないので、内視鏡同士の接触により
内視鏡にキズ等がつくことを確実に防止することができ
る。
【0102】その他の作用及び効果は前述の実施形態で
示した内視鏡用キャリングケースと同様である。
【0103】なお、図29に示すように本体収納部材に
設けた内視鏡収納溝234を、本体収納部材228の一
開口部端面229と他開口部端面230とを貫通する貫
通孔として、内視鏡用キャリングケース221内に3本
の内視鏡213を収納できるようにしている。ここで、
前記内視鏡収納溝234の高さH6 を変えて、内視鏡用
キャリングケース221内に2本又は4本以上の内視鏡
213を収納可能にしても良い。
【0104】このように貫通した内視鏡収納溝を設ける
ことによって、本体収納部材の一開口部端面と他開口部
端面とにそれぞれ別々の内視鏡収納溝を設ける必要がな
くなり、本体収納部材に内視鏡収納溝を設けるための加
工が容易となり、加工費を少なくすることができる。
【0105】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0106】[付記] (1)内視鏡を収納保持する収納部材と、この収納部材
の外側を包む外装部材とを備えた内視鏡用キャリングケ
ースにおいて、前記収納部材を貫通する収納溝を設ける
と共に、前記外装部材に前記収納溝の開口面に対して開
閉自在な開閉部を設けている内視鏡用キャリングケー
ス。
【0107】(2)容体と蓋体とからなり、挿入部、ユ
ニバーサルコード及び操作部を有する内視鏡を収納保持
する収納部材と、この収納部材の外側を包む外装部材と
を備えた内視鏡用キャリングケースにおいて、前記容体
と前記蓋体の接触面の内少なくとも一方の面全面に凸状
の突起部を複数設けた内視鏡用キャリングケース。
【0108】(3)前記突起部の形状を円柱形状にした
付記2記載の内視鏡用キャリングケース。
【0109】(4)前記突起部の先端形状を半球状にし
た付記3記載の内視鏡用キャリングケース。
【0110】(5)前記突起部同士の間隔寸法を、前記
内視鏡の挿入部の外形寸法と略同一かそれ以下に設定し
た付記2記載の内視鏡用キャリングケース。
【0111】(6)前記突起部の高さ寸法を、突起自身
の幅寸法と前記内視鏡の操作部の高さ寸法とを合わせた
寸法よりも長く設定したこと付記2又は付記5記載の内
視鏡用キャリングケース。
【0112】(7)内視鏡を収納保持する収納部材と、
この収納部材の外側を包む外装部材とを備えた内視鏡用
キャリングケースにおいて、前記収納部材に内視鏡を収
納する収納溝を設けると共に、この収納溝の深さ寸法を
少なくとも2本以上の内視鏡を重ねて入れるのに十分な
深さに設定した内視鏡用キャリングケース。
【0113】(8)前記外装部材を内視鏡キャリングケ
ースに対して両方向側に開閉自在にすると共に、この外
装部材の開閉面に位置する前記収納部材の両面に内視鏡
を配設する収納溝を設けた付記7記載の内視鏡用キャリ
ングケース。
【0114】(9)前記収納部材の両面に設けた収納溝
の少なくとも一方の収納溝の深さ寸法を内視鏡を1つだ
け収納するのに十分な深さ寸法に設定した付記請求項8
記載の内視鏡用キャリングケース。
【0115】(10)前記収納溝を前記収納部材の一面
側から他面側に貫通する貫通孔とした付記8又は付記9
に記載の内視鏡用キャリングケース。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡用キャリングケースの両方向側から内視鏡の出し入
れを行えて、使い勝手の良い内視鏡用キャリングケース
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図9は本発明の第1実施形態に係
り、図1は内視鏡用キャリングケースとこのキャリング
ケースに収容される内視鏡とを示す斜視図
【図2】ケース本体内に内視鏡を収容し蓋体を閉じた状
態での図1のA−A線断面図
【図3】内視鏡のスコープコネクタ及び電気コネクタの
詳細図
【図4】図3のB−B線断面図
【図5】内視鏡のスコープコネクタに電気コネクタを接
続した状態を示す説明図
【図6】図1の内視鏡で構成される内視鏡システムの1
例を示す構成図
【図7】内視鏡挿入部の先端部の構成を示す断面図
【図8】対物光学系の対物レンズ枠及び絶縁枠の詳細図
【図9】図7の内視鏡の内視鏡挿入部の先端部の他の構
成を示す断面図
【図10】図10及び図11は本発明の第2実施形態に
係り、図10は内視鏡用キャリングケースの斜視図
【図11】内視鏡用キャリングケースの蓋体を閉じた状
態でのC−C線断面図
【図12】図12ないし図16は本発明の第3実施形態
に係り、図12は内視鏡用キャリングケースの斜視図
【図13】図12の内視鏡用キャリングケースの外装部
材を閉じた状態でのD−D線断面図
【図14】外装部材を閉じた状態での内視鏡用キャリン
グケースの斜視図
【図15】他の構成の内視鏡用キャリングケースの断面
【図16】図14に示すE−E線断面図
【図17】図17ないし図21は任意の位置に内視鏡を
保持収納することが可能な内視鏡用キャリングケースの
一構成例に係り、図17は内視鏡用キャリングケースと
このキャリングケースに収容される内視鏡を示す斜視図
【図18】図17の内視鏡用キャリングケースの外装部
材を閉じた状態での断面図
【図19】内視鏡用キャリングケースの本体収納部材の
断面図
【図20】内視鏡用キャリングケースに内視鏡を収容し
た状態を示す説明図
【図21】内視鏡を収納した内視鏡用キャリングケース
の斜視図
【図22】図22ないし図24を参照して任意の位置に
内視鏡を保持収納することが可能な内視鏡用キャリング
ケースの他の構成例に係り、図22は前記図17とは異
なる構成の内視鏡用キャリングケースの斜視図
【図23】内視鏡用キャリングケースに内視鏡を収容し
た状態を説明する断面図
【図24】内視鏡用キャリングケースに内視鏡を収容し
た状態を説明する斜視図
【図25】図25及び図26は複数の内視鏡を収容する
ことが可能な内視鏡キャリングケースの一構成例に係
り、図25は内視鏡用キャリングケースとキャリングケ
ースに収容される内視鏡の斜視図
【図26】内視鏡を収容し外装部材を閉じた状態での図
25のF−F線断面図
【図27】図27及び図28は複数の内視鏡を収容する
ことが可能な内視鏡キャリングケースの一構成例に係
り、図27は内視鏡用キャリングケースとキャリングケ
ースに収容される内視鏡の斜視図
【図28】内視鏡を収容し外装部材を閉じた状態での図
27のG−G線断面図
【図29】本体収納部材に設けた内視鏡収納溝を、貫通
孔にした内視鏡用キャリングケースを示す説明図
【符号の説明】 1…内視鏡用キャリングケース 3,4…ケース蓋体 6…内視鏡収納空間部(収納溝) 9…本体用収納部材(内視鏡保護部材) 20…内視鏡
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】図13に示すように前記本体用収納部材9
の高さ寸法をhとし、前記蓋体用収納部材の高さ寸法を
4 、前記外装部材67bの内法の幅寸法をh3 とする
とき、前記hとh3 ,h4 との間の関係を、 h3 ≒h+2×h4 としているので、同図に示すように前記内視鏡用キャリ
ングケース66が閉じた状態であるとき、本体用収納部
材9と蓋体用収納部材71,71とが前記外装部材67
b内に納まるようになっている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】ところで、内視鏡を内視鏡用キャリングケ
ースへ収納する際、実公平8−7844号公報に示すよ
うに内視鏡を収納部材に設けられている収納溝に嵌合さ
せて保持収納していた。しかし、内視鏡を収納溝へ嵌
させて保持収納されていたため、内視鏡用キャリングケ
ースに対する内視鏡の収納位置が固定され、内視鏡を任
意の位置に収納できないという問題があった。このた
め、内視鏡を収納部材の任意の位置に保持収納すること
の可能な内視鏡用キャリングケースが望まれていた。
以下、任意の位置に内視鏡を保持収納することが可能な
内視鏡用キャリングケースの構成を説明する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0096
【補正方法】変更
【補正内容】
【0096】前記ケース222には例えば発泡ポリウレ
タン等の緩衝部材からなる略直方体の本体収納部材22
8が装着されていて、この本体収納部材228は図28
に示すようにケース222の開口部端面229,230
近傍のみサイズを小さくしたケース222の狭部2
1、232によって圧接支持されている。また、前記ケ
ース蓋体223,224には蓋体収納部材207が設け
られている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0111
【補正方法】変更
【補正内容】
【0111】(6)前記突起部の高さ寸法を、突起自身
の幅寸法と前記内視鏡の操作部の高さ寸法とを合わせた
寸法よりも長く設定した付記2又は付記5記載の内視鏡
用キャリングケース。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図28
【補正方法】変更
【補正内容】
【図28】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 茂 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中沢 雅明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を収納保持する収納部材と、この
    収納部材の外側を包む外装部材とを備えた内視鏡用キャ
    リングケースにおいて、 前記収納部材を貫通する収納溝を設けると共に、前記外
    装部材に前記収納溝の開口面に対して開閉自在な開閉部
    を設けたことを特徴とする内視鏡用キャリングケース。
JP9209309A 1997-08-04 1997-08-04 内視鏡用キャリングケース Withdrawn JPH1147077A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009189639A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Fujinon Corp ルアーロック型流体コネクタ
CN114176481A (zh) * 2021-12-09 2022-03-15 湖南省华芯医疗器械有限公司 一种内窥镜前端组件、内窥镜及制造方法
WO2022190244A1 (ja) * 2021-03-10 2022-09-15 オリンパス株式会社 内視鏡の撮像ユニットおよび内視鏡

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