JPH1146811A - 面ファスナー用雌係合部材とその製造方法 - Google Patents

面ファスナー用雌係合部材とその製造方法

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JPH1146811A
JPH1146811A JP9210357A JP21035797A JPH1146811A JP H1146811 A JPH1146811 A JP H1146811A JP 9210357 A JP9210357 A JP 9210357A JP 21035797 A JP21035797 A JP 21035797A JP H1146811 A JPH1146811 A JP H1146811A
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filament
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hook
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Ryuichi Murazaki
柳一 村崎
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YKK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この種の係合素子としては画期的な形態を有す
るととともに、その係合力及び剥離力が容易に設定で
き、しかも簡単な工程をもって保守管理が容易で連続製
造が可能で生産性が高い面ファスナー用係合部材の製造
方法と同係合部材を提供する。 【解決手段】平板状基材(11)の表面に多数のパイル状係
合素子(14)を有してなる面ファスナー用係合部材(10)の
前記パイル状係合素子(12)が、コア糸(13)の周囲に巻き
付けられたフィラメント糸(14)により形成される。その
ため、簡単な操作で連続製造が可能となる。そして、同
フィラメント(14)の1回の巻付長が前記コア糸(13)の外
周長より長く、且つ前記パイル状係合素子が前記平板状
基材(11)の表面に固着されたときの前記コア糸(13)の周
面と前記フィラメント糸(14)の内径面との最大部分の間
隔Dが0.1mm≦D≦5mmであるように設定される
ため、様々な大きさのパイルが任意に且つ容易に製造で
き、適用分野の拡大につながる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性合成樹脂材料
からなり、平板状基材の表面に多数のパイル状係合素子
を有する面ファスナー用雌係合部材とその製造方法に関
し、詳しくは単一の工程をもって連続して効率的に製造
し得るとともに、相手方の雄係合素子との係合強度及び
剥離強度に優れ、しかもその用途により前記基材ととも
にそのパイル状係合素子に多様な材質の変更が可能であ
り、更には前記基材の表裏のいずれかにフック状或いは
きのこ状、その他の形態をもつ雄係合素子が形成される
廉価な面ファスナー用雌係合部材とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的な面ファスナーは、平板状基材の
表面に多数のフック状、きのこ状、その他の形態からな
る雄係合素子を有する雄係合部材と、同じく平板状基材
の表面に多数のパイル状の雌係合素子を有する雌係合部
材とから構成され、それらの平板状基材同士を、前記雄
雌の係合素子を相対させた状態で押圧或いは引き剥がす
ことにより、係合素子同士をほぼ全面で互いに係合させ
或いはその係合を解除するものであり、2構造部材同士
の脱着具として使われる。また、前記雄雌の係合素子
を、一枚の平板状基材の同一表面上に混在させ、或いは
一枚の平板状基材の表裏面にそれぞれ形成させることも
ある。
【0003】前記雄係合素子の形態としては、前述した
ようなフック状、きのこ状、或いはパームツリー状など
多様な形態が実施されており、その代表的な製造態様
は、繊維編織物などの繊維構造体を製造すると同時に、
同繊維構造体にモノフィラメントを多数のループを形成
しながら編込み又は織込み、前記モノフィラメントの各
ループの一部を切断することにより製造する場合と、周
面に多数の係合素子用成形キャビティを有するダイホイ
ールを一方向に回転させると共に、同ダイホイールの周
面に溶融樹脂材料を連続的に導入し、平板状基材と係合
素子とを連続して一体成形する場合などがある。
【0004】一方、上記雌係合素子の形態としては密集
する繊維製パイル状であるのが一般的である。そして、
最も代表的な雌係合部材としては、繊維製の編織物、不
織布又は合成樹脂シートからなる平板状基材の表面に多
数の繊維パイルを密集させて形成している。この繊維製
パイルは、編織物、不織布などの繊維製基材の製造時に
同時に編込み又は織込まれて形成されるのが一般的であ
り、前記平板状基材が合成樹脂シートからなる場合に
は、その表面にパイルを形成すべく、例えば米国特許第
5,512,234号明細書に開示されているように、
雄係合素子と一体に合成樹脂シートを成形するととも
に、多数の長繊維糸条が並列して構成されるシート材
を、周面に多数のループ形成凹部を有する加熱ドラムの
周面に導入してジグザグ状に屈曲賦形し、それを連続的
に前記合成樹脂シートに合流させて、同合成樹脂シート
の表面に前記長繊維糸条から形成された各ループの一部
を融着により一体に固着する方法が開示されている。
【0005】また、例えば特開昭63−63405号公
報に開示されているように、熱可塑性合成樹脂シートの
表面を軟化状態にして、その表面に多数のパイルを有す
る編物又は不織布からなる繊維構造物を押圧して一体に
固着することも知られている。軟化した前記合成樹脂シ
ートの一部が前記繊維構造物の裏面に浸入して一体化さ
れるためパイルの形態も安定化し、バックコートが不要
になるというものである。
【0006】更に、例えば特開平2−191735号公
報によれば、融点差のある2種類のマルチフィラメント
を、フィード速度を異ならせて空気仮撚装置に送り込
み、多数のループ繊維により芯糸を被覆してヒートセッ
トした被覆糸を製造し、その被覆糸を複数本引き揃えて
不織布などからなるシート表面に載置し、低融点マルチ
フィラメントの融点より高温で、しかも高融点マルチフ
ィラメントの融点より低温で加熱処理を行い、低融点の
マルチフィラメントを前記シート表面に融着一体化して
雌係合部材を製造することが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記米国特
許第5,512,234号明細書に開示された雌係合部
材の製造方法にあっては、ドラム上に並列して供給され
る複数本のマルチフィラメントのフィード時における張
力制御が高精度になされないかぎり、ジグザグ状に均一
の形態で屈曲成形すること自体が難しく、更には同フィ
ラメントのループ形態を保持させた状態で合成樹脂シー
トの表面に安定的に固着するには、複数の作動部材間の
同期駆動を高精度に制御する必要があり、製造コストに
も大きく影響することになる。しかも、高価なドラム変
更などの煩雑性から製品の種類も限定され、使用分野も
制限され発展性がない。
【0008】また、上記特開昭63−63405号公報
に開示された雌係合部材は、繊維構造体の裏面全体にバ
ックコート材料に代わる熱可塑性樹脂シートが存在し、
しかもその一部が繊維構造体の裏面全体に浸入して融着
一体化されるため、熱可塑性樹脂シートの存在に加え
て、その界面における剛直性が増加することにより、柔
軟性を確保することが難しい。
【0009】上記特開昭63−63405公報に開示さ
れた雌係合部材にあっては、その明細書にも記載されて
いるように、融点差を有する2種類の実質的に無撚のマ
ルチフィラメントを引き揃えて旋回空気流の内部を通過
させ、各マルチフィラメントをランダムに交絡させる、
いわゆる旋回空気流による「仮撚り」を施し、これをヒ
ートセットしたのち、2種類の融点のほぼ中間温度で低
融点のマルチフィラメントを溶融させて基材シート(カ
バー)に融着一体化するものである。この融着時には低
融点のマルチフィラメントの一部が前記基材シートに溶
融固着されるとともに、低融点のマルチフィラメントが
高融点のマルチフィラメントにランダムに交絡している
ことと、同低融点のマルチフィラメントが溶融して液状
となることとから、その溶融樹脂が高融点のマルチフィ
ラメントの交絡点に集まりやすく、高融点の各マルチフ
ィラメント同士が交絡点で融着一体化することになる。
【0010】そのため、折角形成された高融点のマルチ
フィラメントのパイルの大きさが小さくなり、相手方の
雄係合素子との係合ができなくなる範囲が増加し、結果
的に面ファスナーの雌係合素子として機能しないことも
あり得る。また、前述の交絡点において融着したときに
も係合素子としての機能を確保しようとすれば、2種類
のマルチフィラメントからなる上記交絡糸条を得るにあ
たって多数の製造条件を厳密に設定する必要があり、そ
のメンテナンスも容易でない。
【0011】本発明は、こうした従来の課題を解決すべ
くなされたものであり、具体的にはこの種の係合素子と
しては画期的な形態を有するととともに、その係合力及
び剥離力が容易に設定でき、しかも簡単な工程をもって
保守管理が容易で連続的な製造が可能であり、従って生
産性も高い面ファスナーの雌係合部材とその製造方法を
提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的は、平板状基
材の表面に多数のパイル状係合素子を有してなる面ファ
スナー用係合部材であって、前記パイル状係合素子はコ
ア糸の周囲に巻き付けられたフィラメント糸から構成さ
れてなり、同フィラメントの1回の巻付長が前記コア糸
の外周長より長く、且つ前記パイル状係合素子が前記平
板状基材の表面に固着されたときの前記コア糸の周面と
前記フィラメント糸の内径面との最大部分の間隔Dが
0.1mm≦D≦5mmであることを特徴とする面ファ
スナー用係合部材により達成される。
【0013】ここで、前記間隔Dは図12に示すように
平板状基材に固着されたコア糸13の頂点Pから垂直に
立ち上がる直線のパイル状係合素子12の内周面とが交
叉する交点P′との間の距離である。ところで、前記間
隔Dの数値は相手方の雄係合素子との関係で決まるが、
特に図13に示す雄係合素子の基材表面から係合頭部の
頂点までの高さH1と、前記係合頭部の頂点及びその突出
端の下面間の高さH2とが大きく影響する。そして、前記
間隔Dをもつ本発明のパイル状係合素子に係合可能な相
手方の雄係合素子の前記高さH1とH2の比が2:1〜5:
1の範囲にあることが必要である。その比の値が5より
大きいと互いを対面方向に押圧力をかけてから同押圧力
を解除するとき、互いが倒曲姿勢から直立姿勢へと弾性
変形し、この変形時にパイル状係合素子から雄係合素子
が極めて外れやすくなり、係合力が失われることが多く
なる。一方、前記比の値が2より小さいと、パイル状係
合素子に雄係合素子の係合頭部が侵入しにくくなり係合
率が低くなり、所要の係合力が得られなくなる。
【0014】前記コア糸の周囲に巻き付けられるフィラ
メント糸はマルチフィラメント又はモノフィラメントの
いずれでもよく、前記コア糸は前記平板状基材及び前記
フィラメント糸より低融点の材質からなることが、後に
糸条を前記平板状基材表面に融着させるときは必要とな
る。また、前記平板状基材が繊維製シート部材、或いは
熱可塑性樹脂成形体から構成され、前記コア糸の溶融に
より前記平板状基材に前記フィラメント糸が固着され
る。なお、前記コア糸の融点が他の部材と同等である場
合には、前記糸条は接着剤により前記平板状基材の表面
に接着固定してもよい。更には、前記平板状基材が熱可
塑性樹脂成形体から構成され、成形時の軟化状態にある
同平板状基材に前記フィラメント糸がコア糸とともに同
平板状基材に圧接させることにより固着一体化される場
合もある。
【0015】また、前記コア糸が熱収縮性繊維材料から
構成されるとともに、前記糸条は前記コア糸に前記フィ
ラメント糸が前記間隔Dに相当するピッチをもって実撚
により得られてなり、前記シート材料と合流するに先立
って、同コア糸を加熱収縮させることにより前記フィラ
メント糸をほぼ互いに密着させる。このときの収縮量を
制御することにより、前記フィラメント糸の螺旋状パイ
ルの立ち上がり量と前記ピッチが変更できる。
【0016】また、コア糸の前記熱収縮に代えて、前記
糸条は前記コア糸に前記フィラメント糸が前記間隔Dに
相当するピッチをもって実撚によりコア糸に巻き付けら
れ、前記フィラメント糸を前記シート材料と合流するに
先立って機械的に前記コア糸に沿って一方向に移動させ
ることにより、前記フィラメント糸をほぼ互いに密着状
態とすることもできる。この場合も、前記移動量を変更
することにより前記フィラメント糸の螺旋状パイルの立
ち上がり量と前記ピッチが変更できる。
【0017】更に本発明では、前記平板状基材の前記フ
ィラメント糸が固着された表面と同じ表面に多数の雄係
合素子が立設され、或いは前記平板状基材の前記フィラ
メント糸が固着された側と反対側の表面に多数の雄係合
素子が立設されてなる場合もある。これらの場合に、前
記平板状基材と前記雄係合素子とが同時に製造されるこ
とが望ましい。
【0018】かかる構造をもつ本発明の面ファスナー用
係合部材は、以下の本発明に係る製造方法により製造さ
れる。平板状基材の表面に多数のパイル状係合素子を有
してなる面ファスナーの製造方法であって、長尺のシー
ト材料を連続的に供給すること、コア糸の周囲に螺旋状
で連続的に巻き付けられ、前記パイル状係合素子を構成
するモノフィラメント又はマルチフィラメントからなる
フィラメント糸からなる多数の糸条を並列して前記シー
ト材料の一表面に連続的に合流させること、及び前記シ
ート材料に前記多数の糸条を固着することを含み、前記
糸条のフィラメントの1回の巻付長が前記コア糸の外周
長より長く、且つ前記フィラメント糸が前記平板状基材
の表面に固着されたときの前記コア糸の周面と前記フィ
ラメント糸の内径面との最大部分の間隔Dが0.1mm
≦D≦5mmに設定することを特徴とする面ファスナー
の製造方法。
【0019】そして、好ましくは前記コア糸が熱収縮性
繊維材料から構成されるとともに、前記糸条を前記シー
ト材料と合流するに先立って、前記フィラメント糸が前
記間隔Dに相当するピッチをもって実撚により前記コア
糸に巻き付けることと、前記コア糸を加熱収縮させるこ
とにより前記フィラメント糸を互いに密着状態とするこ
ととを含んでいる。或いは、前記フィラメント糸が前記
間隔Dに相当するピッチをもって実撚により前記コア糸
に巻き付けることと、前記フィラメント糸を機械的に前
記コア糸に沿って一方向に移動させて互いを密着状態と
することを含んでいる。勿論、既述したように、前記操
作にあたり螺旋状のパイル間のピッチを変更することも
可能である。
【0020】前記糸条を前記シート材料に固着させたの
ち、前記糸条にバフィング処理を行えば、例えば前記フ
ィラメントがマルチフィラメントである場合には各フィ
ラメントのパイルが多方向に拡開され、相手方係合素子
との係合率を向上できる。
【0021】前記シート材料が合成樹脂成形シート又は
繊維製シートから構成されるととともに、前記コア糸が
前記シート材料及び前記フィラメント糸より低融点であ
る場合には、前記フイラメントのシート材料に対する固
着を加熱によるコア糸の溶融により行う。融点に差がな
いときは、接着剤などにより接着一体化することも可能
である。また、前記シート材料が合成樹脂成形シートか
ら構成される場合に、その成形時の軟化状態にある前記
シート材料に前記糸条を圧接させて固着することもあ
る。
【0022】そして、前記シート材料の製造時に、相手
方の雄係合素子を前記シート材料の表裏面のいずれかに
同時に形成することができ、前記シート材料が繊維製の
編織物から構成される場合には、前記雄係合素子をモノ
フィラメントから構成して、前記雄係合素子は前記シー
ト材料の編織成と同時にモノフィラメントを編織込みす
ることにより得られる。また、前記シート材料が合成樹
脂成形シートから構成されるときは、通常、前記雄係合
素子を前記シート材料の成形と同時に一体に成形する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な実施の形
態を図示実施例に基づいて具体的に説明する。図1〜図
3は本発明の代表的な形態をもつ係合素子を備えた面フ
ァスナー用の係合部材の実施例を模式的に示した部分斜
視図であり、図4は更に他の実施例を示す側面図であ
る。なお、これらの実施例は単なる例示に過ぎず、例え
ば後述するように芯糸に巻き付けられてパイル状係合素
子を構成する糸条としてモノフィラメントも使用可能で
あるなど、本発明に係る係合部材は多様な変形が可能で
ある。
【0024】先ず、図1に示す本発明の第1実施例に係
る面ファスナー用係合部材10について説明すると、同
係合部材10は熱可塑性合成樹脂により成形された平板
状基材11と同基材11の表面に多列に並設されたルー
プ状の係合素子12とを有している。このパイル状係合
素子12は本発明の最も特徴とするものであり、本実施
例では前記パイル状係合素子12の構成糸条としてマル
チフィラメントを使用しているが、モノフィラメントを
使用することができる。
【0025】各列ごとのパイル状係合素子12は単一糸
条15の一部から構成されている。図1に示す実施例に
よれば、前記糸条15はマルチフィラメントからなる芯
糸(コア糸)13と、このコア糸13に螺旋状に連続し
て巻き付けられた外側のマルチフィラメント糸14とか
らなる。この外側のマルチフィラメント糸14が前記パ
イル状係合素子12を構成する。
【0026】なお、図1では本実施例の構成を理解しや
すくするため、マルチフィラメイト糸12を単一の線条
として記載しているが、通常の雌係合素子と同様の細繊
度からなるフィラメントが多数引き揃えられた状態で一
本の糸条を構成している。また、同図では各螺旋ピッチ
を実際よりも極端に大きく記載している。実際には、隣
接するパイル状係合素子12を構成するマルチフィラメ
ント糸14の螺旋ピッチは零に近く、互いにほぼ密接し
た状態にある。ここで、前記熱可塑性合成樹脂材料とし
てはポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレンなどが
挙げられ、前記マルチフィラメント糸14の繊度(太
さ)は50〜1000d、好ましくは100〜500d
であり、コア糸13の繊度も同様である。上記糸条15
の構成材料である係合素子12及びコア糸13の材質も
前記熱可塑性合成樹脂材料のうちから所要の物性を備え
たものが選ばれ、それらが適当に組み合わされて使用す
る。
【0027】前記糸条15の製造は、従来から中空スピ
ンドル紡績法で知られる撚糸法により容易に製造し得
る。例えば、図5に示すコア糸13を構成するマルチフ
ィラメントを中空スピンドル1の内部に通すと同時に、
回転するボビン2に巻かれたパイル状係合素子12を構
成するマルチフィラメント糸14が繰り出され、前記コ
ア糸13を構成するマルチフィラメント糸の周囲に巻き
付きながら巻取部3に巻き取られる。この製造法によれ
ば、前記コア糸13のフィード量と前記ボビン2の回転
速度とを変更することにより、コア糸13の周囲に螺旋
状に巻き付くパイル状係合素子12の螺旋ピッチ量が決
まってくる。すなわち、相対的にコア糸13のフィード
量を大きく、前記ボビン2の回転速度を小さくすれば、
前記ピッチ量は大きくなる。このピッチ量は、コア糸1
3に対するパイル状係合素子12を構成するマルチフィ
ラメント糸14の一回の巻付量が規定されるため、最終
的なパイルの大きさをも規定することになる。
【0028】こうして得られる上記糸条15に適当な処
理が施されて、パイル状係合素子12を構成するマルチ
フィラメント糸14をコア糸13の長さ方向に沿って収
束すると、隣接する各螺旋状パイル12は互いに立ち上
がった状態となる。この螺旋状マルチフィラメント糸1
4の収束処理は、例えば前記コア糸13の材質を収縮性
材料として、沸水処理又は乾熱処理により同コア糸13
を収縮させることにより実施が可能であり、或いは前記
コア糸13に沿ってパイル状係合素子12を構成するマ
ルチフィラメント糸14を、例えば図示を省略したフォ
ーク状のしごき部材をもって、一方向にしごきながら移
動させることによっても実施が可能である。
【0029】この収束処理がなされたのち、前記糸条1
5は複数本を所望の間隔をもたせて引き揃え、図6に示
すように一定速度で供給されてくる長尺の連続シート材
料11′の一表面に向けて同一速度で供給し両者を合流
させる。ここで図示例によれば、複数本の糸条15の供
給にあたっては、隣り合う糸条15のパイル状係合素子
12を構成するマルチフィラメント糸14の撚り方向を
S撚りとZ撚りとに交互に配している。また、前記コア
糸13が収縮性繊維から構成され、前述の収縮処理とヒ
ートセットとを同時に行うことができる場合には、上記
糸条15の製造工程における上記巻取装置3を排除し
て、ヒートセット装置4を連続シート材料11′及び複
数の糸条15の合流部Mと図5に示した糸条15の製造
工程との間に設置することができる。勿論、上記収束処
理がなされた糸条15を別個に製造し、これを前記連続
シート材料11′との合流部Mに供給するようにしても
よい。そして、合流した連続シート材料11′と複数本
の糸条15とは前記合流部Mにおいて多様な手段により
固着される。
【0030】本実施例によれば、既述したように上記平
板状基板11が熱可塑性合成樹脂から構成されており、
前記合流部Mにおける前記連続シート材料11′と糸条
15との固着は、軟化状態にある連続シート材料11′
の表面に前記糸条を押し付けることによりなされる。そ
のため図6に示す例では、前記連続シート材料11′は
押出機5からダイ6を通して押し出されるシート状の溶
融樹脂11aを一対の冷却ローラ7,8間の間隙に導入
し、同冷却ローラ7,8により基材11の肉厚をもつシ
ート状に成形するとともに、一方の冷却ローラ8の周面
を半周程度周回させて軟化状態にまで冷却し、合流部M
において前記供給糸条15と合流させる。この合流部M
は前記冷却ローラ8と同冷却ローラ8に対設された押圧
ローラ9とのローラ間隙部である。
【0031】本実施例にあっては、前記合流部Mにおい
て固着一体化された連続シート材料11′と糸条15と
はガイドローラを介して次工程のバフィング工程20へ
と送られる。勿論、パイル状係合素子12の構成素材と
してモノフィラメントを使用する場合には、このバフィ
ング工程20を省略することができる。
【0032】このバフィング工程20には、図7に示す
ように回転する円盤状のフェルト21が供給されてくる
連続シート材料11′に固着された上記糸条15の表面
と接触するように配設されており、同糸条15のパイル
状係合素子12の表面を前記フェルト面で擦り、同係合
素子12のパイル状マルチフィラメントを多方向へと開
離させたのち、図示せぬ熱処理によりそのパイル形態を
安定化させる。こうして糸条15を一体化したシート材
料11′は、図示せぬ巻取部で巻き取られたのち必要な
寸法に切断されて、図1に示す形態をもつ平板状基材1
1の表面に多数のパイル状係合素子12を備えた本発明
の面ファスナー用係合部材10が得られる。
【0033】本発明に係る面ファスナー用係合部材10
の図2に示す第2実施例によれば、平板状基材11を構
成する熱可塑性合成樹脂材料は上記実施例と同様である
が、そのコア糸13の材質を他の構成材よりも低融点と
し、しかも前記平板状基材11と親和性ある材質が選ば
れる。これらを満足するには、例えば前記基材11及び
コア糸13として融点の異なるポリアミド系樹脂材料を
採用し、パイル状係合素子12を構成するマルチフィラ
メントとしてポリエステル系樹脂材料を採用する。
【0034】その製造方法は、上記第1実施例と同様に
して得られる糸条15が一体化されたシート材料11′
を、更に図示せぬ加熱工程に送り込むようにする。この
加熱工程は、例えば赤外線により前記コア糸13の融点
以上で、他の構成材であるシート材料11′及びパイル
状係合素子12を構成するマルチフィラメント糸14の
融点以下の温度をもって加熱処理する工程である。糸条
15を一体化したシート材料11′がこの前記加熱工程
を通過したのち、同じく図示せぬ冷却工程で冷却される
と、コア糸13は溶融して平板状基材11の表面に流出
し、大きな固着面積が得られる。このとき、前記溶融樹
脂はパイル状係合素子12を構成するマルチフィラメン
ト糸14の各繊維間にも侵入し、各繊維をも前記平板状
基材11の表面に強力に固着させる。
【0035】図3に示す本発明の第3実施例による面フ
ァスナー用係合部材10は、平板状基材11に上記パイ
ル状係合素子12を有するとともに、同パイル状係合素
子12が形成された同一表面にフック状の係合素子16
を有している。すなわち、図1に示した複数本の糸条1
5が並列状に配された平板状基材11の同一表面にあっ
て、前記平板状基材11の成形と同時に成形される複数
のフック状係合素子16が前記各糸条15の間に列設さ
れている。この実施例によれば、前記フック状係合素子
16の側面に補強リブ16aを有している。
【0036】この実施例に係る面ファスナー用係合部材
を製造するには、図8に示すように押出機5からダイ6
を通して押し出されるシート状の溶融樹脂11aを一対
の冷却ローラ7,8′間の間隙に導入し、同冷却ローラ
7,8′により所定の肉厚をもつシート材料11′を成
形すると同時に、溶融樹脂11aの一部を前記一方の冷
却ローラ8′の周面に形成されたフック状キャビティ8
a′に押し込み、シート材料11′の一表面にフック状
係合素子16を一体成形する。このフック状係合素子1
6が一体成形されたシート材料11′は、一方の冷却ロ
ーラ8の周面を半周程度周回して軟化状態にまで冷却さ
れたのち、テークアップローラ23により前記冷却ロー
ラ8から引き取られる。同冷却ローラ7を周回する間
に、同テークアップローラ23と対設された押圧ローラ
24との間に複数本の上記糸条15が導入される。この
ときの各糸条15の配列は成形を終えた前記シート材料
11′の表面に形成されたフック状係合素子16列の間
に導入されるように位置決めと配列がなされる。
【0037】図4は本発明の第4実施例に係る面ファス
ナー用係合部材を示している。同図から理解できるよう
に、この実施例ではフック状の係合素子16をパイル状
係合素子12が形成されている平板状基材11の反対側
の表面に形成している。その製造は、上記第1実施例に
係る面ファスナー用係合部材の製造方法において、冷却
ローラ8の周面にフック状のキャビティ8a′を形成
し、第1実施例と同様に上記糸条15を前記冷却ローラ
8と上記テークアップローラ23との間の合流部Mに導
入することで製造できる。
【0038】以上の実施例では、平板状基材11として
熱可塑性合成樹脂材料による成形シートを例示したが、
この平板状基材としては図9に示すように編織物や不織
布などからなる繊維構造体を使用することも可能であ
る。この場合には、上記糸条15としてコア糸13に他
の構成材よりも低融点の材質を用い、コア糸13を加熱
溶融させることにより糸条15を基材110に固着させ
るようにすることが望ましいが、平板状基材110に対
する糸条15の固着手段として接着剤を用いることもで
きる。
【0039】この接着による場合には、図10に示すよ
うに前記糸条15のヒートセット装置4と上記合流部M
との間に接着剤塗布装置25を配設し、同糸条15の一
部に接着剤を塗布してから前記合流部Mに導入させるよ
うにすればよい。また、上記第3及び第4実施例と同様
に雄係合素子を併設する場合には、編織物の編織成時に
モノフィラメントを同時に編込み或いは織込んでループ
を形成したのち同ループを切断して、従来公知の方法に
よりフック状或いはきのこ状の雄係合素子を形成する。
【0040】図11は、平板状基材11,110に対す
る糸条15の配置態様の一例を示している。通常は、図
1〜図3に示すように各糸条15の間隔を均等にして配
されるが、図11に示すように所定の間隔lをもって配
される複数本(図示例では4本)の糸条15からなる複
数の糸条群15aを、前記間隔lよりも大きな間隔Lを
もって順次配するようにしている。かかる糸条15の配
置により、前記間隔Lが目盛り機能を発揮し、例えば本
発明の係合部材を紙おむつ等に適用するとき、体型別に
その適用位置が決められるとともに、同おむつのサイズ
ごとの仕分けが容易となる。
【0041】以上、本発明に係る面ファスナー用係合部
材は本発明の精神を逸脱しない範囲において多様な変形
が可能である。
【0042】
【発明の効果】上述の説明からも理解できるように、本
発明に係る面ファスナー用係合部材は省力化の下で効率
的に連続製造が可能なため、生産性に優れ廉価な製品が
得られるばかりでなく、平板状基材上にパイル状係合素
子が間隔をおいて平行に固着されるため、基材が剛直に
ならず、基材自体の柔軟性が損なわれず、しかもコア糸
と基材との間にパイル状係合素子を挟み込んで同係合素
子を基材状に固着するため、その固着力は強固であり面
ファスナーとしての耐久性が確保される。
【0043】また、本発明に係る面ファスナー用の係合
部材は、単に上記パイル状係合素子を有しているに止ま
らず、同パイル状係合素子に係脱するフック状などの雄
係合素子を同一基材上に設けることが容易であるため、
従来から知られているような結束バンドなどの製造にも
適用が可能である。
【0044】更に、本発明に係る面ファスナー用係合部
材において、パイル状係合素子用のマルチフィラメント
がZ撚り方向に巻き付けられた糸条と、パイル状係合素
子用のマルチフィラメントがS撚り方向に巻き付けられ
た糸条とを、平板状基材上に交互に配する場合には、各
列ごとのパイル状係合素子の方向が異なるようになり、
多方向からの係合が可能となり、その係合状態が安定し
て維持される。
【0045】また、本発明の製造方法によれば、上述の
ように連続製造が可能であるため生産性に優れるもので
あるが、それ以上に既存の設備を組み合わせることによ
り製造が可能であるためコスト的にも管理的にも極めて
有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る面ファスナー用係合部材の第1実
施例を示す概略斜視図である。
【図2】同第2実施例を示す概略斜視図である。
【図3】同第3実施例を示す概略斜視図である。
【図4】同第4実施例を示す部分概略側面図である。
【図5】上記面ファスナーに適用される糸条の製造装置
の概略構造例を示す正面図である。
【図6】上記面ファスナー用係合部材の製造工程例の主
要部を概略で示す工程説明図である。
【図7】同工程中のバッフィング工程を概略で示す正面
図である。
【図8】雄係合素子を同一面に有する面ファスナー用係
合部材の製造工程例の概略を示す工程説明図である。
【図9】本発明に係る面ファスナー用係合部材の平板状
基材に繊維製構造体を使用したときの構造例を示す要部
断面図である。
【図10】同面ファスナー用係合部材の製造工程の一例
を概略で示す工程説明図である。
【図11】平板状基材に対する糸条の配置態様の一例を
示す係合部材が取り付けられた紙おむつの概略外観図で
ある。
【図12】本発明のパイル状係合素子の最大内径部にお
けるコア糸との間隔Dを模式的に示す説明図である。
【図13】相手方の雄係合素子の高さH1及びH2の説明図
である。
【符号の説明】
1 中空スピンドル 2 ボビン 3 巻取部 4 ヒートセット装置 5 押出機 6 ダイ 7,8,8′ 冷却ローラ 8a′ 係合素子成形用キャビティ 9 押圧ローラ 10 面ファスナー用係合部材 11,110 平板状基材 11′ 連続シート材料 11a シート状溶融樹脂 12 パイル状係合素子 13 コア糸 14 フィラメント糸 15 糸条 15a 糸条群 16 雄係合素子 20 バフィング工程 21 フェルト 23 テークアップローラ 24 押圧ローラ 25 接着剤付与装置

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状基材(11)の表面に多数のパイル状
    係合素子(14)を有してなり、相手方の面ファスナー用雄
    係合部材と面接合する面ファスナー用雌係合部材(10)で
    あって、 前記パイル状係合素子(12)はコア糸(13)の周囲に巻き付
    けられたフィラメント糸(14)から構成されてなり、同フ
    ィラメント(14)の1回の巻付長が前記コア糸(13)の外周
    長より長く、且つ前記パイル状係合素子が前記平板状基
    材(11)の表面に固着されたときの前記コア糸(13)の周面
    と前記フィラメント糸(14)の内径面との最大部分の間隔
    Dが0.1mm≦D≦5mmにある、ことを特徴とする
    面ファスナー用雌係合部材。
  2. 【請求項2】 前記コア糸(13)の周囲に巻き付けられる
    フィラメント糸(14)がマルチフィラメントからなる請求
    項1記載の面ファスナー用雌係合部材。
  3. 【請求項3】 前記コア糸(13)の周囲に巻き付けられる
    フィラメント糸(14)がモノフィラメントからなる請求項
    1記載の面ファスナー用雌係合部材。
  4. 【請求項4】 前記コア糸(13)が前記平板状基材(11)及
    び前記フィラメント糸(12)より低融点の材質からなる請
    求項1記載の面ファスナー用雌係合部材。
  5. 【請求項5】 前記平板状基材(11)が繊維製シート部材
    から構成されてなり、前記コア糸(13)の溶融により前記
    平板状基材(11)に前記フィラメント糸(14)が固着されて
    なる請求項4記載の面ファスナー用雌係合部材。
  6. 【請求項6】 前記平板状基材(11)が熱可塑性樹脂成形
    体から構成されてなり、前記コア糸(13)の溶融により前
    記平板状基材(11)に前記フィラメント糸(14)が固着され
    てなる請求項4記載の面ファスナー用雌係合部材。
  7. 【請求項7】 前記平板状基材(11)が熱可塑性樹脂成形
    体から構成され、成形時の軟化状態にある同平板状基材
    (11)に前記フィラメント糸(14)がコア糸(13)とともに同
    平板状基材(11)に圧接させることにより固着一体化され
    てなる請求項1記載の面ファスナー用雌係合部材。
  8. 【請求項8】 前記コア糸(13)が熱収縮性繊維材料から
    構成されるとともに、前記糸条(15)は前記コア糸(13)に
    前記フィラメント糸(14)が前記間隔Dに相当するピッチ
    をもって実撚により得られてなり、前記シート材料 (1
    1′) と合流するに先立って、同コア糸(13)を加熱収縮
    させることにより前記フィラメント糸(14)がほぼ互いに
    密着してなるを含んでなる請求項1〜7のいずれかに記
    載の面ファスナー用雌係合部材。
  9. 【請求項9】 前記糸条(15)は前記コア糸(13)に前記フ
    ィラメント糸(14)が前記間隔Dに相当するピッチをもっ
    て実撚によりコア糸(13)に巻き付けられてなり、前記フ
    ィラメント糸(14)を前記シート材料 (11′) と合流する
    に先立って機械的に前記コア糸(13)に沿って一方向に移
    動させることにより、前記フィラメント糸(14)がほぼ互
    いに密着状態とされてなる請求項1〜7のいずれかに記
    載の面ファスナー用雌係合部材。
  10. 【請求項10】前記平板状基材(11)の前記フィラメント
    糸(14)が固着された表面と同じ表面に多数の雄係合素子
    (16)が立設されてなる請求項1記載の面ファスナー用雌
    係合部材。
  11. 【請求項11】前記平板状基材(11)の前記フィラメント
    糸(14)が固着された側と反対側の表面に多数の雄係合素
    子(16)が立設されてなる請求項1記載の面ファスナー用
    雌係合部材。
  12. 【請求項12】前記平板状基材(11)と前記雄係合素子(1
    6)とが同時に製造されてなる請求項5〜7のいずれかに
    記載の面ファスナー用雌係合部材。
  13. 【請求項13】平板状基材(11)の表面に多数のパイル状
    係合素子を有してなる面ファスナー雌係合部材(10)の製
    造方法であって、 長尺のシート材料 (11′) を連続的に供給すること、 コア糸(13)の周囲に螺旋状で連続的に巻き付けられ、前
    記パイル状係合素子を構成するモノフィラメント又はマ
    ルチフィラメントからなるフィラメント糸(14)からなる
    多数の糸条(15)を並列して前記シート材料 (11′) の一
    表面に連続的に合流させること、及び前記シート材料
    (11′) に前記多数の糸条(15)を固着すること、 を含み、 前記糸条(15) のフィラメント(14)の1回の巻付長が前
    記コア糸(13)の外周長より長く、且つ前記フィラメント
    糸(14)が前記平板状基材(11)の表面に固着されたときの
    前記コア糸(13)の周面と前記フィラメント糸(14)の内径
    面との最大部分の間隔Dが0.1mm≦D≦5mmに設
    定すること、を特徴とする面ファスナー用雌係合部材(1
    0)の製造方法。
  14. 【請求項14】前記コア糸(13)が熱収縮性繊維材料から
    構成されるとともに、前記糸条(15)を前記シート材料
    (11′) と合流するに先立って、前記フィラメント糸(1
    4)が前記間隔Dに相当するピッチをもって実撚により前
    記コア糸(13)に巻き付けることと、 前記コア糸(13)を加熱収縮させることにより前記フィラ
    メント糸(14)を互いに密着状態とすることとを含んでな
    る請求項13記載の製造方法。
  15. 【請求項15】前記糸条(15)は前記シート材料 (11′)
    と合流するに先立って、前記フィラメント糸(14)が前記
    間隔Dに相当するピッチをもって実撚により前記コア糸
    (13)に巻き付けることと、 前記フィラメント糸(14)を機械的に前記コア糸(13)に沿
    って一方向に移動させて互いを密着状態とすることを含
    んでなる請求項13記載の製造方法。
  16. 【請求項16】前記糸条(15)を前記シート材料 (11′)
    に固着させたのち、前記糸条(15)にバフィング処理を行
    うことを含んでなる請求項13〜15のいずれかに記載
    の製造方法。
  17. 【請求項17】前記シート材料 (11′) が合成樹脂成形
    シート又は繊維製シートから構成されるととともに、前
    記コア糸(13)が前記シート材料 (11′) 及び前記フィラ
    メント糸(14)より低融点であって、 前記フイラメント(14)のシート材料 (11′) に対する固
    着を加熱によるコア糸(13)の溶融により行う請求項13
    〜16のいずれかに記載の製造方法。
  18. 【請求項18】前記シート材料 (11′) が合成樹脂成形
    シートから構成され、その成形時の軟化状態にある前記
    シート材料 (11′) に前記糸条(15)を圧接により固着さ
    せる請求項13〜16のいずれかに記載の製造方法。
  19. 【請求項19】前記シート材料 (11′) の製造時に、雄
    係合素子(16)を前記シート材料 (11′) の表裏面のいず
    れかに同時に形成してなる請求項13〜18のいずれか
    に記載の製造方法。
  20. 【請求項20】前記シート材料 (11′) が繊維製の編織
    物から構成され、前記雄係合素子(16)がモノフィラメン
    トから構成され、前記雄係合素子(16)を前記シート材料
    (11′) の編織成と同時に製編織することを含む請求項
    19記載の製造方法。
  21. 【請求項21】前記シート材料 (11′) が合成樹脂成形
    シートから構成され、前記雄係合素子(16)を前記シート
    材料 (11′) の成形と同時に一体に成形することを含む
    請求項19記載の製造方法。
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