JPH1146127A - ラダー型フィルタ - Google Patents

ラダー型フィルタ

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JPH1146127A
JPH1146127A JP13014898A JP13014898A JPH1146127A JP H1146127 A JPH1146127 A JP H1146127A JP 13014898 A JP13014898 A JP 13014898A JP 13014898 A JP13014898 A JP 13014898A JP H1146127 A JPH1146127 A JP H1146127A
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道雄 門田
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武志 中尾
Toshimaro Yoneda
年麿 米田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SHタイプの表面波を利用した端面反射型表
面波共振子を複数個用いて構成されたラダー型フィルタ
の小型化を図る。 【解決手段】 直列腕を構成している複数の直列腕共振
子S1〜S3が直列状に並べられて第1の共振子列66
が構成されており、第1の共振子列66の少なくとも片
側に、複数の並列腕共振子を第1の共振子列と略平行に
延びるように設けてなる第2の共振子列67,68を配
置し、複数の並列腕共振子を第2の共振子列67,68
に分散させることにより小型化及びボンディングワイヤ
の最少本数化が図られたラダー型フィルタ61。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端面反射型
表面波(SAW)共振子を用いたラダー型フィルタに関
し、より詳細には、複数の端面反射型SAW共振子の配
列構造を改良することにより小型化及び最少のボンディ
ングワイヤによる接続を可能としたラダー型フィルタに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビジョン受像機やビデオテ
ープレコーダーの映像中間周波段における帯域フィルタ
として、複数のSAW共振子を梯子型に接続してなるラ
ダー型フィルタが用いられている。また、この種のSA
W共振子として、反射器を用いる必要がなく、従ってラ
ダー型フィルタの小型化を果たし得る共振子として、S
Hタイプの表面波を利用した端面反射型表面波共振子が
注目されている。SHタイプの共振子とは、BGS波や
ラブ波のように、変位が表面波伝搬方向に垂直で基板表
面に平行な方向の成分を主成分とする表面波をいう。
【0003】図18は、BGS波を利用した端面反射型
表面波共振子の一例を示す斜視図である。表面波共振子
1は、平面形状が四角形の圧電基板2を用いて構成され
ている。圧電基板2は、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛
系圧電セラミックスやLiNbO 3 圧電単結晶もしくは
LiTaO3 圧電単結晶等の圧電材料により構成されて
おり、圧電セラミックスの場合には図示の矢印P方向に
分極処理されている。圧電基板2の上面2aには、一対
のくし歯電極3,4が形成されており、それによってイ
ンターデジタルトランスデューサ(以下IDTと略す)
が構成されている。くし歯電極3,4は、それぞれ、複
数本の電極指3a〜3c及び4a〜4cを有する。
【0004】表面波共振子1では、くし歯電極3,4か
ら交流電圧を印加することにより、BGS波が励振さ
れ、該BGS波は図示の矢印X方向に伝搬される。この
BGS波は圧電基板2の対向2端面2b,2c間で反射
される。
【0005】上記表面波共振子1では、IDTで決定さ
れる共振周波数と、対向2端面間の寸法Lで決定される
周波数とを一致させることにより、有効な共振特性が得
られている。
【0006】上記のような端面反射型表面波共振子を用
いたラダー型フィルタの一例が特開昭53−12305
1号公報に開示されている。ここでは、並列腕共振子と
直列腕共振子とを接続してなるラダー回路を構成するの
に、該直列腕共振子及び並列腕共振子として、端面反射
型表面波共振子を用いた構成が開示されている。すなわ
ち、複数の端面反射型表面波共振子を用意し、複数の端
面反射型表面波共振子が、それぞれ、並列腕共振子また
は直列腕共振子を構成するように、ボンディングワイヤ
等により電気的に接続することにより、ラダー型フィル
タが構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
53−123051号公報に開示されている上記ラダー
型フィルタでは、複数の端面反射型表面波共振子を、そ
れぞれ用意し、ボンディングワイヤ等により電気的に接
続しなければならなかったため、製造工程が煩雑であっ
た。加えて、複数の端面反射型表面波共振子をボンディ
ングワイヤ等により電気的に接続するにあたっては、複
数の端面反射型表面波共振子を支持基板上に間隔を隔て
て配置しなければならず、ラダー型フィルタの寸法が大
きくならざるを得なかった。
【0008】本発明の目的は、反射器を必要としないた
め小型化に適した端面反射型SAW共振子を用いたラダ
ー型フィルタにおいて、より一層全体の寸法を小さくし
最少本数のボンディングワイヤで接続し得る構造を備え
たラダー型フィルタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入出力間に複数の直列腕共振子を直列に接続してな
る直列腕と、該直列腕とアース電位との間に並列腕共振
子を接続することにより構成された複数の並列腕とを有
し、かつ前記共振子としてSHタイプの表面波を利用し
た端面反射型SAW共振子を用いたラダー型フィルタに
おいて、前記直列腕を構成している複数の直列腕共振子
が直線状に並べられた第1の共振子列の少なくとも片側
に、複数の並列腕共振子を第1の共振子列と略平行に延
びるように設けてなる第2の共振子列を配置したことを
特徴とする。
【0010】本発明のラダー型フィルタでは、好ましく
は、請求項2に記載のように、直列腕共振子に比べて、
並列腕共振子のIDTの電極指交差部面積が大きくされ
ている。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、π型フ
ィルタを複数段接続した回路構成を有するようにラダー
型フィルタが構成されている。請求項4に記載の発明
は、本発明に係るラダー型フィルタを用いて構成された
アンテナ共用器である。すなわち、一対の本発明に係る
ラダー型フィルタを有し、一対のラダー型フィルタの入
力端または出力端のうち一方が共通接続されて第1のポ
ートとされており、各ラダー型フィルタの共通接続され
ていない出力端または入力端が、それぞれ、第2,第3
のポートとされているアンテナ共用器である。
【0012】請求項5に記載の発明は、上記アンテナ共
用器を用いて構成された通信機である。すなわち、上記
アンテナ共用器の第1のポートがアンテナに接続される
ポートとして用いられており、該アンテナ共用器の第
2,第3のポートに送信または受信回路がそれぞれ接続
されている通信機である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
非限定的な実施例に係るラダー型フィルタを説明するこ
とにより、本発明を明らかにする。
【0014】図1及び図2は、本発明の第1の実施例に
係るラダー型フィルタを説明するための模式的平面図及
び回路図である。本実施例のラダー型フィルタ61で
は、図2に示すように、3個の直列腕共振子S1〜S3
が入力端子62と出力端子63との間に直列に接続され
ており、それによって直列腕が構成されている。この直
列腕のアース電位との間に、6本の並列腕が接続されて
おり、かつ並列腕に、それぞれ、並列腕共振子P1〜P
6が接続されている。すなわち、本実施例のラダー型フ
ィルタ61は、1個の直列腕共振子と2個の並列腕共振
子とからなるπ型フィルタを3段接続した構成に相当す
る。
【0015】本実施例では、図1に示すように、基板6
4上において、上記直列腕共振子S1〜S3及び並列腕
共振子P1〜P6が配置され、かつボンディングワイヤ
65a〜65jにより接続されている。
【0016】直列腕共振子S1〜S3は、基板64の中
央において直線状に並べられている。この3個の直列腕
共振子S1〜S3で構成される第1の共振子列66の両
側に第2の共振子列67,68が共振子列66と略平行
に配置されている。共振子列67は、3個の並列腕共振
子P1,P4,P5を直線状に並べることにより構成さ
れており、他方、共振子列68は、3個の並列腕共振子
P2,P3,P6を直線状に並べることにより構成され
ている。
【0017】直列腕共振子S1〜S3は、接続導電部7
0a,70bを介して直列に接続されている。また、直
列腕共振子S1の一方のくし歯電極に接続された端子電
極71aがボンディングワイヤ65aにより入力端子6
2に接続されている。また、直列腕共振子S3の一方の
くし歯電極に接続された端子電極71bがボンディング
ワイヤ65bにより出力端子63に接続されている。
【0018】さらに、並列腕共振子P1の一方のくし歯
電極に接続された端子電極71cがボンディングワイヤ
65cにより入力端子62に接続されている。また、並
列腕共振子P6の一方のくし歯電極に接続された端子電
極71dがボンディングワイヤ65dを介して出力端子
63に接続されている。
【0019】第1の共振子列67においては、並列腕共
振子P1,P4,P5間が、それぞれ、接続導電部70
c,70dにより接続されており、第2の共振子列68
においては、並列腕共振子P2,P3,P6間がそれぞ
れ、接続導電部70e,70fにより接続されている。
【0020】接続導電部70bが、ボンディングワイヤ
65eにより接続導電部70dに接続されており、接続
導電部70aはボンディングワイヤ65fにより、接続
導電部70eに接続されている。
【0021】他のボンディングワイヤ65g〜65j
は、それぞれ、接続導電部70c,70jまたは端子電
極71e,71fに一端が接続されており、他端がアー
ス電位に接続されている。
【0022】従って、図1に示したラダー型フィルタ6
1においては、直列腕共振子S1〜S3及び並列腕共振
子P1〜P6が図2に示すπ型3段のラダー型フィルタ
を構成している。
【0023】本実施例では、上記のように、1個の直列
腕共振子と2個の並列腕共振子とを有するπ型のラダー
型フィルタを3段接続した構成、すなわち3個の直列腕
共振子S1〜S3と6個の並列腕共振子P1〜P6を接
続した構成であるにも係わらず、ラダー型フィルタ61
の全体の寸法を小型に構成することができる。これは、
並列腕共振子P1〜P6が直列腕共振子S1〜S3に比
べて容量が大きく、従って外形寸法が大きくされている
が、6個の並列腕共振子P1〜P6が、第2,の共振子
列67,68に分散されており、かつそれぞれ第1の共
振子列66と略平行に延びるように配置されているた
め、接続導電部70a,70bの長さを短くし得ること
による。
【0024】なお、本実施例では異なり、複数の直列腕
共振子を直線状に並べて第1の共振子列を構成し、その
一方側において全ての並列腕共振子を一本の直線状に配
置した場合には、本実施例のラダー型フィルタ61の場
合に比べて、並列腕共振子を6個連ねた長さに相当する
幅寸法を有する基板を用意しなければならない。
【0025】図3は、本発明の第2の実施例のラダー型
フィルタを説明するための模式的平面図であり、図4は
その回路構成を示す図である。図4に示すように、入力
端子12と出力端子13との間に、直列に複数の直列腕
共振子S1〜S3が接続されており、それによって直列
腕が構成されている。また、直列腕とアース電位との間
に、複数の並列腕が接続されており、各並列腕に、それ
ぞれ、並列腕共振子P1〜P3が接続されている。
【0026】図3に示すラダー型フィルタ11では、ベ
ース基板10上に圧電基板16,17が配置されてい
る。ここで、直列腕共振子S1〜S3が、単一の圧電基
板16を用いて形成されて、第1の共振子列が構成され
ている。すなわち、圧電基板16の上面に、一対のくし
歯電極からなるIDTをその長さ方向に沿って3組形成
することにより、直列腕共振子S1〜S3が構成されて
いる。各直列腕共振子S1〜S3では、表面波は圧電基
板16の長さ方向と直交する方向に伝搬される。従っ
て、圧電基板16の側面16a,16bが各直列腕共振
子S1〜S3における表面波を反射させるための対向二
端面を構成する。
【0027】直列腕共振子S1と直列腕共振子S2と
は、圧電基板16の上面に形成された接続導電部15b
により電気的に接続されている。また、直列腕共振子S
2と、直列腕共振子S3とは、接続導電部15aを介し
て電気的に接続されている。
【0028】圧電基板17上に、3組のIDTをその長
さ方向に沿って形成することにより、並列腕共振子P1
〜P3が形成されており、それによって、第2の共振子
列が構成されている。各IDTの表面波伝搬方向は圧電
基板17の長さ方向と直交する方向とされている。従っ
て、圧電基板17の側面17a,17bが、各並列腕共
振子P1〜P3における、表面波を反射させるための端
面に相当する。
【0029】並列腕共振子P2と、並列腕共振子P3と
は、圧電基板17上に形成された接続導電部15cによ
り電気的に接続されている。また、ベース基板10のコ
ーナー部分には、それぞれ、端子電極18a〜18dが
形成されている。この端子電極18a〜18dと、直列
腕共振子S1〜S3と、並列腕共振子P1〜P3とが、
図4に示した回路構成を実現するように、ボンディング
ワイヤ14a〜14gにより電気的に接続されている。
ボンディングワイヤ14a〜14gによる接合に際して
は、接合作業を容易とするために、ほぼ同一長で最少本
数のボンディングワイヤを用いる必要があった。
【0030】なお、直列腕共振子S2と直列腕共振子S
3とは、比較的長い接続導電部15aにより接続されて
いる。これは、ラダー型フィルタにおいては、通過帯域
外減衰量を十分な大きさとするには、直列腕共振子S1
〜S3に比べて並列腕共振子P1〜P3の容量を大きく
する必要があるためである。すなわち、並列腕共振子P
1〜P3が、直列腕共振子S1〜S3に比べて外形寸法
が大きいため、上記のように共振子列を構成した場合、
ボンディングワイヤ14a〜14gの長さを揃えるに
は、直列腕共振子S2と直列腕共振子S3とを長い接続
導電部15を用いて接続する必要がある。
【0031】図5及び図6は、本発明の第3の実施例に
係るラダー型フィルタを説明するための、平面図及び回
路図である。ラダー型フィルタ21では、ベース基板2
0上に、圧電基板23,24が配置されている。圧電基
板23を用いて、直列腕共振子S1〜S3が形成され
て、第1の共振子列が構成されており、圧電基板24を
用いて並列腕共振子P1〜P4が形成されて、第2の共
振子列が構成されている。
【0032】すなわち、圧電基板23の長さ方向に沿っ
て、圧電基板23の上面に、3個のIDTを形成するこ
とにより、直列腕共振子S1〜S3が構成されている。
この場合、各IDTで発生される表面波は、圧電基板2
3の側面23a,23bで反射される。すなわち、圧電
基板23の側面23a,23bが端面反射型表面波共振
子の端面を構成している。
【0033】同様に、圧電基板24においては、その長
さ方向に沿って、上面に4個のIDTを形成することに
より並列腕共振子P1〜P4が構成されている。圧電基
板24においては、側面24a,24bが、各IDTに
おいて発生された表面波を反射させるための端面を構成
している。
【0034】圧電基板23上には、接続導電部25a〜
25dが形成されている。接続導電部25bは、直列腕
共振子S1,S2を接続しており、接続導電部25cは
直列腕共振子S2,S3を接続している。接続導電部2
5a及び接続導電部25dは、それぞれ、直列腕共振子
S1,S3の一方のくし歯電極に接続されている。
【0035】圧電基板24上においては、接続導電部2
5e,25fが形成されている。接続導電部25eは、
並列腕共振子P1,P2を接続している。他方、接続導
電部25fは、並列腕共振子P3,P4を電気的に接続
している。
【0036】ベース基板20のコーナー部分には、端子
電極18a〜18dが形成されている。端子電極18a
は、図6に示した入力端12を、端子電極18bは出力
端13に相当する。端子電極18c,18dはアース電
位に接続される。
【0037】上記端子電極18a〜18d、直列腕共振
子S1〜S3及び並列腕共振子P1〜P4は、図6に示
したラダー型フィルタ回路を実現するように、ボンディ
ングワイヤ22a〜22hで電気的に接続されている。
【0038】図7及び図8は、本発明の第4の実施例に
係るラダー型フィルタを示す平面図及び回路構成を示す
図である。本実施例のラダー型フィルタ31では、ベー
ス基板30上に圧電基板33,34が配置されている。
圧電基板33を用いて、4個の直列腕共振子S1〜S4
がその長手方向に沿って形成されて、第1の共振子列が
構成されている。すなわち、圧電基板33の上面に、長
さ方向に沿って4組のIDTを形成することにより、直
列腕共振子S1〜S4が構成されている。また、圧電基
板34を用いて、第3の実施例と同様にして、4個の並
列腕共振子P1〜P4が形成されて、第2の共振子列が
構成されている。
【0039】本実施例においても、圧電基板33,34
の、それぞれ側面33a,33b,34a,34bが端
面反射型表面波共振子において発生する表面波を反射す
る端面を構成している。
【0040】圧電基板33上には、接続導電部35a〜
35cが形成されている。接続導電部35aは、直列腕
共振子S1,S2を接続している。接続導電部35b
は、直列腕共振子S2,S3を接続している。接続導電
部35cは、直列腕共振子S3,S4を接続している。
他方、圧電基板34上には、接続導電部35dが形成さ
れており、接続導電部35dにより並列腕共振子P2,
P3が接続されている。
【0041】また、ベース基板30のコーナー部分に形
成された端子電極18a〜18d、直列腕共振子S1〜
S4及び並列腕共振子P1〜P4は、図8に示した回路
構成を実現するために、ボンディングワイヤ32a〜3
2iにより電気的に接続されている。なお、接続導電部
35bの長さが長くされているのは、ボンディングワイ
ヤ32a〜32iの長さを揃えるためである。
【0042】図9及び図10は、本発明の第5の実施例
に係るラダー型フィルタを説明するための模式的平面図
及び回路構成を示す図であり、それぞれ、第1の実施例
について示した図1及び図2に相当する図である。
【0043】第5の実施例に係るラダー型フィルタ81
では、π型ラダー型フィルタを図10に示すように4段
接続した構成を有する。従って、第1の実施例のラダー
型フィルタに比べて追加された4段目のπ型フィルタを
除いては、ほぼ同様に構成されているため、同一部分に
ついては、同一の参照番号を付することにより、その説
明を省略する。
【0044】図10から明らかなように、本実施例で
は、並列腕共振子P6が接続されている部分の後段に、
直列腕共振子S4及び並列腕共振子P7,P8からなる
π型フィルタが接続されている。
【0045】基板上における具体的な共振子の配置は、
図9に示す通りである。すなわち、直列腕共振子S1〜
S3に、さらに直列腕共振子S4を直線状に並べて配置
し、かつ接続導電部70gを介して直列腕共振子S3に
直列に接続することにより第1の共振子列66が構成さ
れている。また、第2の共振子列67,68において
は、それぞれ、出力側に、接続導電部70h,70iを
介して並列腕共振子P7及び並列腕共振子P8が接続さ
れている。
【0046】また、ボンディングワイヤ65kが接続導
電部70gと接続導電部70hとを接続している。ま
た、接続導電部70iには、ボンディングワイヤ65l
が接続されており、ボンディングワイヤ65lはアース
電位に接続されている。なお、第2の共振子列67,6
8の出力端に設けられた端子電極71d,71eは、そ
れぞれ、ボンディングワイヤ65m,65nにより出力
端子63に接続されている。
【0047】第5の実施例においても、4個の直列腕共
振子S1〜S4と、8個の並列腕共振子P1〜P8を用
いて、π型フィルタを4段接続した構成であるにも係わ
らず、ラダー型フィルタの幅方向寸法を小さくすること
ができる。すなわち、8個の並列腕共振子P1〜P8
は、第2の共振子列67,68に分けて設けられている
ため、8個の並列腕共振子P1〜P8を用いているにも
係わらず、ラダー型フィルタ81の幅方向寸法について
は、4個の直列腕共振子を有するL型のラダー型フィル
タと同じ寸法とすることができる。
【0048】図11及び図12は、本発明の第6の実施
例に係るラダー型フィルタを説明するための模式的平面
図及び回路図である。ラダー型フィルタ91は、図12
に示すように、3個の直列腕共振子S1〜S3と、6個
の並列腕共振子P1〜P6とを有し、π型フィルタを3
段接続した構成に相当する。すなわち、回路構成自体
は、第1の実施例と同様である。
【0049】もっとも、ここでは、第2の共振子列の構
成が、第1の実施例と異ならされている。すなわち、第
1の共振子列66の片側には、2個の並列腕共振子P
2,P5からなる第2の共振子列67が構成されてお
り、他方側には、4個の並列腕共振子P1,P3,P
4,P6からなる第2の共振子列68が構成されてい
る。これらの共振子S1〜S3,P1〜P6はボンディ
ングワイヤ65a,65b,65o〜65wにより接続
されて図12に示す回路を構成している。なお、第2の
共振子列66の入出力端には、それぞれ、端子電極71
g,71hが、第2の共振子列67の並列腕共振子P
1,P3の組の入出力端には、それぞれ、端子電極71
i,71jが、並列腕共振子P4,P6の組の入出力端
には、それぞれ、端子電極71k,71lが接続されて
いる。
【0050】なお、第2の共振子列68においては、2
個の並列腕共振子P1,P3が直列に接続されており、
残りの2個の並列腕共振子P4,P6が直列に接続され
ており、前者と後者とは図示のように分離されている。
しかしながら、本発明における共振子列とは、図11に
示した第2の共振子列68のように、4個の並列腕共振
子P1,P3,P4,P6の全てが直接に直列接続され
ているものに限定されるものではなく、1以上の並列腕
共振子が複数組に分離されているものであってもよく、
全体として直線状をなすように配置されておりさえすれ
ばよい。
【0051】第6の実施例においても、6個の並列腕共
振子P1〜P6が、上記のように第2の共振子列67,
68を構成するように分散されているため、6個の並列
腕共振子を全て直列に配置した従来のラダー型フィルタ
に比べて、ラダー型フィルタの幅方向寸法を低減するこ
とができる。
【0052】もっとも、第6の実施例では、第2の共振
子列68において、上述した通り、並列腕共振子P1,
P3と、並列腕共振子P4,P6とを分離しているた
め、第1の実施例に比べて若干基板の幅方向寸法を大き
くする必要があるが、その場合であっても、単に6個の
並列腕共振子を直列に配置した従来のラダー型フィルタ
に比べれば、基板寸法を低減することができるものであ
る。
【0053】なお、第1〜第6の実施例においては、何
れもπ型フィルタを複数段接続した構成に適用した例を
示したが、本発明は、L型フィルタを複数段接続してな
るラダー型フィルタにも同様に適用することができる。
もっとも、π型フィルタを複数段接続した構成では、使
用する共振子の数が増加するため、本発明の利点が大き
い。
【0054】また、使用する端面反射型表面波共振子に
ついては、BGS波やラブ波などのSH波を利用した任
意の端面反射型表面波共振子を用いることができること
を指摘しておく。さらに、端面反射型表面波共振子にお
ける圧電基板材料、電極指の対数等についても、目的と
する特性に応じて適宜決定されることができ、特に限定
されるものではない。
【0055】次に、本発明に係るラダー型フィルタを用
いて構成されたアンテナ共用器の実施例を、図13を参
照して説明する。図13は、本実施例のアンテナ共用器
を説明するための回路図である。本実施例のアンテナ共
用器70は、図1及び図2に示した第1の実施例に係る
ラダー型フィルタ61を一対用いている。すなわち、各
ラダー型フィルタ61の入力端子62,62が共通接続
されて、第1のポート71が構成されている。他方、各
ラダー型フィルタ61,61の出力端子63,63はそ
のまま用いられ、それぞれ、本実施例のアンテナ共用器
の第2,第3のポートを構成している。
【0056】このように、一対のラダー型フィルタ6
1,61を用いることにより、アンテナ共用器を構成す
ることができる。また、上記アンテナ共用器を用いて、
通信機を構成することができ、このような通信機の一例
を図14に示す。
【0057】本実施例の通信機81では、アンテナ共用
器70と、送信もしくは受信回路82,83とが備えら
れている。アンテナ共用器70の第1のポート71がア
ンテナ84に接続されており、第2,第3のポートを構
成している出力端子63,63が、それぞれ、送信もし
くは受信回路82,83に接続されている。
【0058】このアンテナ共用器70においては、一対
のラダー型フィルタ61,61は、通過帯域が異なるよ
うに構成されており、それによってアンテナ84は、送
信アンテナ及び受信アンテナとして用いられ得る。
【0059】なお、本発明に係るラダー型フィルタにお
いては、単一の圧電基板を用いて、全ての直列腕共振子
及び並列腕共振子を構成してもよい。このような実施例
を、図15に示す。
【0060】図15に示すラダー型フィルタ100は、
図3に示した第2の実施例に係るラダー型フィルタ11
の変形例に相当する。すなわち、ラダー型フィルタ11
では、圧電基板16を用いて直列腕共振子S1〜S3
が、圧電基板17を用いて並列腕共振子P1〜P3が構
成されていた。これに対して、図15に示すラダー型フ
ィルタ100では、単一の圧電基板101がベース基板
10上に固定されており、該圧電基板101に、直列腕
共振子S1〜S3及び並列腕共振子P1〜P3が構成さ
れている。
【0061】ここでは、圧電基板101の上面におい
て、圧電基板101の長さ方向に延びる溝102が形成
されている。溝102は、対向壁102a,102bを
有する。溝102の一方側において、直列腕共振子S1
〜S3が構成されており、他方側において並列腕共振子
P1〜P3が形成されている。
【0062】対向壁102aが、直列腕共振子S1〜S
3における弾性表面波を反射させるための端面を構成し
ている。また、対向壁102bが、並列腕共振子P1〜
P3における表面波を反射させるための一方の端面を構
成している。
【0063】すなわち、ラダー型フィルタ100は、図
3に示した圧電基板16,17を一体化し、間に溝10
2を形成することにより、直列腕共振子列と、並列腕共
振子列とを分離した構成に相当する。その他の点につい
ては、図3に示したラダー型フィルタ11と同様である
ため、同一部分については、同一の参照番号を付するこ
とにより省略する。
【0064】なお、図16に正面図で示すように、圧電
基板110に2本の溝111,112を形成し、溝11
1の外側に直列腕共振子列を、溝112の外側に並列腕
共振子列を構成してもよい。この場合には、溝111の
対向壁111a,111bのうち、外側の対向壁111
aが、直列腕共振子において表面波を反射させるための
一方の端面を構成することになる。同様に、溝112の
対向壁112a,112bのうち、外側の対向壁112
bが、並列腕共振子において表面波を反射させるための
一方の端面を構成することになる。
【0065】さらに、直列腕共振子列及び並列腕共振子
列は、回路構成に応じて、少なくとも一方が複数設けら
れていてもよく、そのような場合においても、単一の圧
電基板を用いて構成することができる。このような実施
例を、図17に斜視図で示す。
【0066】図17に示すラダー型フィルタ120は、
図1,2に示したラダー型フィルタを具体化したものに
相当する。ベース基板10に、圧電基板121が固定さ
れている。圧電基板121の上面には、互いに平行に延
びる溝122,123が形成されている。この溝12
2,123間に挟まれた部分において、長さ方向に沿っ
て3組のIDTを形成することより、直列腕共振子S1
〜S3が構成されている。
【0067】溝122の外側の圧電基板部分において
は、長さ方向に沿って3組のIDTを形成することによ
り、3個の並列腕共振子P1,P4,P5が構成されて
おり、溝123の外側の圧電基板部分では、長さ方向に
沿って3組のIDTを形成することにより、並列腕共振
子P2,P3,P6が構成されている。
【0068】各直列腕共振子S1〜S3及び並列腕共振
子P1〜P6は、第1の実施例と同じラダー型フィルタ
回路を構成している。従って、相当の部分については、
相当の参照番号を付することにより、その説明は省略す
る。
【0069】ここでは、溝122の対向壁122a,1
22bのうち、外側の対向壁122aが並列腕共振子P
1,P4,P5における表面波を反射させるための一方
の端面を構成しており、対向壁122bが直列腕共振子
S1〜S3における表面波を反射させるための一方の端
面を構成している。また、溝123の対向壁123a,
123bのうち、一方の対向壁123aが、直列腕共振
子S1〜S3における表面波を反射させるためのさらに
1つの端面を構成しており、対向壁123bが、並列腕
共振子P2,P3,P6において表面波を反射させるた
めの一方の端面を構成している。
【0070】また、圧電基板121の溝122,123
に平行に延びる側面121a,121bのうち、側面1
21aが、並列腕共振子P1,P4,P5における表面
波を反射させるための端面を構成しており、側面121
bが並列腕共振子P2,P3,P6における表面波を反
射させるための端面を構成している。
【0071】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、直列腕
を構成している複数の直列腕共振子が直線状に並べられ
た第1の共振子列の少なくとも片側に、複数の並列腕共
振子を第1の共振子列と略平行に延びるように設けてな
る第2の共振子列を配置しているため、使用する並列腕
共振子の数が増大した場合であっても、第1,第2の共
振子列が延びる方向の寸法の増大を抑制することができ
る。従って、反射器を必要としないため小型化に適した
端面反射型表面波共振子を複数用い、より一層小型のラ
ダー型フィルタを提供することが可能となる。
【0072】請求項2に記載の発明では、直列腕共振子
に比べて並列腕共振子の外形寸法が大きくされており、
従って、並列腕共振子として直列腕共振子に比べて容量
が大きいものを容易に構成することができるため、通過
帯域外減衰量の大きなラダー型フィルタを大型化を招く
ことなく提供することが可能となる。
【0073】請求項3に記載の発明では、π型フィルタ
を複数段接続した回路構成を有するが、多数の共振子を
必要とするπ型フィルタを複数段接続した場合であって
も、上記のように複数の第2の共振子列に並列腕共振子
が分散されるため、小型のラダー型フィルタを構成する
ことができる。
【0074】請求項4に記載の発明では、一対の本発明
に係るラダー型フィルタを用い、各ラダー型フィルタの
入力端または出力端の一方が共通接続されて第1のポー
トが構成されており、各ラダー型フィルタの出力端また
は入力端が第2,第3のポートを構成している。
【0075】従って、請求項5に記載の発明のように、
上記アンテナ共用器を用い、第1のポートをアンテナに
接続し、第2,第3のポートを送信または受信回路に接
続することにより、ダイバーシティー方式の通信機に適
した通信機を容易に提供することができる。この場合、
請求項4,5に記載の発明においても、上記ラダー型フ
ィルタが小型に構成されるため、アンテナ共用器や通信
機も小型に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るラダー型フィルタ
の模式的平面図。
【図2】図1に示したラダー型フィルタの回路図。
【図3】本発明の第2の実施例に係るラダー型フィルタ
の平面図。
【図4】図3に示したラダー型フィルタの回路図。
【図5】本発明の第3の実施例に係るラダー型フィルタ
の平面図。
【図6】図5に示したラダー型フィルタの回路図。
【図7】本発明の第4の実施例に係るラダー型フィルタ
の平面図。
【図8】図7に示したラダー型フィルタの回路図。
【図9】本発明の第5の実施例に係るラダー型フィルタ
の模式的平面図。
【図10】図9に示したラダー型フィルタの回路図。
【図11】本発明の第6の実施例に係るラダー型フィル
タの模式的平面図。
【図12】図11に示したラダー型フィルタの回路図。
【図13】第1の実施例のラダー型フィルタを用いて構
成されたアンテナ共用器を示す回路図。
【図14】図13に示したアンテナ共用器を用いて構成
された通信機の概略ブロック図。
【図15】第2の実施例に係るラダー型フィルタの変形
例を示す斜視図。
【図16】圧電基板上に全ての共振子を構成するため
に、複数本の溝が形成された圧電基板を示す部分切欠正
面図。
【図17】第1の実施例に係るラダー型フィルタの変形
例を示す斜視図。
【図18】従来の端面反射型表面波共振子を説明するた
めの斜視図。
【符号の説明】
61,81,91…ラダー型フィルタ 62…入力端子 63…出力端子 65a〜65j…ボンディングワイヤ 66…第1の共振子列 67,68…第2の共振子列 S1〜S4…直列腕共振子 P1〜P6…並列腕共振子 70…アンテナ共用器 71…第1のポート 81…通信機 82,83…送信または受信回路 84…アンテナ
フロントページの続き (72)発明者 吾郷 純也 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出力間に複数の直列腕共振子を直列に
    接続してなる直列腕と、該直列腕とアース電位との間に
    並列腕共振子を接続することにより構成された複数の並
    列腕とを有し、かつ前記共振子としてSHタイプの表面
    波を利用した端面反射型SAW共振子を用いたラダー型
    フィルタにおいて、 前記直列腕を構成している複数の直列腕共振子が直線状
    に並べられた第1の共振子列の少なくとも片側に、複数
    の並列腕共振子を第1の共振子列と略平行に延びるよう
    に設けてなる第2の共振子列を配置したことを特徴とす
    る、ラダー型フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記直列腕共振子に比べて、前記並列腕
    共振子のインターデジタルトランスデューサの電極指交
    差部面積が大きくされている、請求項1に記載のラダー
    型フィルタ。
  3. 【請求項3】 π型フィルタを複数段接続した回路構成
    を有する、請求項1または2に記載のラダー型フィル
    タ。
  4. 【請求項4】 一対の請求項1〜3のいずれかに記載の
    ラダー型フィルタを有し、該一対のラダー型フィルタの
    入力端または出力端が共通接続されて第1のポートが形
    成されており、各ラダー型フィルタの共通接続されてい
    ない出力端または入力端がそれぞれ第2,第3のポート
    を構成しているアンテナ共用器。
  5. 【請求項5】 前記第1のポートがアンテナに接続され
    るように構成された請求項5に記載のアンテナ共用器
    と、 前記アンテナ共用器の第2,第3のポートに接続された
    送信または受信回路とを備えることを特徴とする通信
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4717889B2 (ja) * 2005-10-27 2011-07-06 京セラ株式会社 分波器とそれを用いた通信装置

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