JPH1145891A - 高周波用集積回路素子 - Google Patents

高周波用集積回路素子

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JPH1145891A
JPH1145891A JP20038397A JP20038397A JPH1145891A JP H1145891 A JPH1145891 A JP H1145891A JP 20038397 A JP20038397 A JP 20038397A JP 20038397 A JP20038397 A JP 20038397A JP H1145891 A JPH1145891 A JP H1145891A
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JP
Japan
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gate
region
drain
source
fingers
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JP20038397A
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English (en)
Inventor
Katsue Kawahisa
久 克 江 川
Masami Nagaoka
岡 正 見 長
Atsushi Kameyama
山 敦 亀
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 等価回路として対称構造を有するとともにO
FF容量を可及的に小さくする。 【解決手段】 複数のゲートフィンガー11と、これら
のゲートフィンガーを連結するためのゲート連結部14
と、複数のソースフィンガー31と、これらのソースフ
ィンガーを共通に連結するソース連結部32と、複数の
ドレインフィンガー21と、これらのドレインフィンガ
ーを共通に接続するドレイン連結部22とを備えている
マルチフィンガー型FETを有する高周波用集積回路素
子において、ゲートフィンガーとゲート連結部を半導体
基板に形成された拡散層からなる抵抗体によって接続し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチフィンガー
型電界効果トランジスタを有する高周波用集積回路素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車電話/携帯電話/PHS(Person
al Handy-phone Sysytem)等のシステムを実現する各種
ICのうち、送信系に含まれるパワーアンプな送信・受
信切り替えスイッチ等のICは大電力信号を扱うため、
これらのICを構成する電界効果トランジスタ(以下、
FETという)のゲート幅は1mmを越えることが多
い。ゲート幅1mm以上のFETは、ゲート幅100μ
m〜200μmの単位FETを並行でしかも交互に配列
したマルチフィンガー型と呼ばれるレイアウト構成で実
現される。図8に代表的な従来のマルチフィンガー型F
ETのレイアウトを示す。
【0003】このマルチフィンガー型FETは、例えば
GaAsからなる半導体基板の素子領域にソース領域2
aとドレイン領域2bとが交互に設けられるとともにソ
ース領域2aとドレイン領域2bとの間のチャネル領域
上に導電体からなるゲートフィンガー11が設けられた
構成を有している。そしてこれらのゲートフィンガー1
1は金属配線からなるゲート接続部11aを介してゲー
ト連結部14において共通に接続されている。なお、ゲ
ート接続部11aおよびゲート連結部14は、上記半導
体基板上に、上記素子領域とは異なる領域上に形成され
る。
【0004】また、各ドレイン領域2b上にはこのドレ
イン領域2と電気的に接続する導電体からなるドレイン
フィンガー21が設けられており、これらのドレインフ
ィンガー21はドレイン連結部22において共通接続さ
れている。また各ソース領域2a上には、このソース領
域2aと電気的に接続する導電体からなるソースフィン
ガー31が設けられており、これらのソースフィンガー
31はソース連結部32において共通に接続される。な
お、ドレイン連結部22およびソース連結部32は、上
記半導体基板の、上記素子領域とは異なる領域上に形成
される。ソース連結部32は素子領域を間に挟んでドレ
イン連結部22の反対側に形成される(図8参照)。
【0005】またゲート接続部11aは図9に示すよう
に半導体基板1上に層間絶縁膜8を介して第1層メタル
配線で形成され、ソース連結部32は更に層間絶縁膜9
を介して第2層メタル配線で形成される。
【0006】上述のマルチフィンガー型FETにおいて
はゲートフィンガー11と、ゲート接続部11aと、ゲ
ート連結部14とからゲート電極が構成され、ドレイン
フィンガー21とドレイン連結部22とからドレイン電
極が構成され、ソースフィンガー31とソース連結部3
2とからソース電極が構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のFETを図
11に示すシングルポールデュアルスルー(SPDT)
スイッチに用いた場合の問題点を説明する。図11に示
すSPDTスイッチは、デジタルコードレス電話機のア
ンテナを送信または受信状態に切換えるのに用いられ、
上述のFET4個から構成される。
【0008】図12において、アンテナ端子401は、
トランスファゲートFET411を介して送信信号入力
端子402と接続され、シャントFET413を介して
接地される。また、アンテナ端子401はトランスファ
ゲートFET412を介して受信信号出力端子403と
接続され、シャントFET414を介して接地される。
ゲート信号入力端子404は、ゲート抵抗424を介し
てシャントFET414のゲートと、ゲート抵抗421
を介してトランスファゲートFET411のゲートと接
続される。ゲート信号入力端子405は、ゲート抵抗4
23を介してシャントFET413のゲートと、ゲート
抵抗422を介してトランスファゲートFET412の
ゲートと接続される。ゲート抵抗421〜424はスイ
ッチング動作時に高周波信号の漏れを防ぐためのもので
各FETのゲートには数KΩの高抵抗が必要である。
【0009】次にこのスイッチの動作を説明する。ゲー
ト信号入力端子404に0Vを与え、ゲート信号入力端
子405に−2.7Vを与えるとトランスファゲートF
ET411とシャントFET414がともにONし、ト
ランスファゲートFET412とシャントFET413
がともにOFFする。信号入出力端子402から高周波
信号が入力されると、トランスファゲートFET411
を介して信号入出力端子401へ出力される。この際、
信号入出力端子402から入力した信号は、トランスフ
ァゲートFET411のON抵抗、シャントFET41
3のOFF時のソース/ドレイン間容量による漏洩から
生じる損失分、さらにOFF側のトランスファゲートF
ET412のOFF時のソース/ドレイン間容量を通っ
て漏洩する損失分による影響を差し引いた信号が、信号
入出力端子401から出力される。一方OFF側の入出
力端子402−403間側では、トランスファゲートF
ET412のOFF時の容量を通って漏洩する電流があ
っても、ON状態のシャントFET414を通ってGN
Dに落とされるため、高いアイソレーションを実現で
き、送信側の信号が受信側に漏洩しシステムに影響を与
えることは避けられる。
【0010】このSPDTスイッチは信号がOFF時の
容量を通るため信号の漏洩につながり、結果として本来
の伝送経路の損失を増加させてしまうため、損失を低減
し受信送信端子間のアイソレーションを大きくするため
には、OFF時の容量はできるだけ小さい方が良い。ま
た、トランスファゲートFET411,412はソース
からドレインへ、またはドレインからソースへと双方向
に信号が通過する場合があるのでFETは対称構造のも
のが望ましく、受信側送信側の区別なく設計もしやすく
なる。
【0011】しかし、図8に示す従来のFETにおいて
は第1層配線で形成されたゲート接続部11aと第2層
配線で形成されたソース連結部32が交差しているため
(図9参照)、配線メタルの交差容量がゲートとソース
間に発生する。すなわち図8に示す従来のマルチフィン
ガー型FETの等価回路を示す図10から分かるよう
に、上記マルチフィンガー型FETを構成する各単位F
ETにはゲートとソースとの間に交差容量40が付加さ
れることになる。したがって上記マルチフィンガー型F
ETは、図11に示す上記FETの等価回路から分かる
ように、ゲート・ドレイン間容量よりもゲート・ソース
間容量の方が大きい非対称構造のマルチフィンガー型F
ETであった。なお図11において、CgdはFETの
本来のゲート・ドレイン間容量を示し、CgsはFET
の本来のゲート・ソース間容量を示し、Cxは上記交差
容量40の総容量を示している。
【0012】上述のように非対称構造となるため、本来
チャネルに在るゲート容量から想定されるOFF容量よ
りも実際のOFF容量が配線メタルの交差容量の分大き
くならずを得なかった。
【0013】この結果、図12に示すSPDTスイッチ
においては、損失が増加するとともに、受信端子と送信
端子との間のアイソレーションの劣化を引き起こすとい
う問題があった。
【0014】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であって、等価回路として対称構造を有するとともに、
OFF容量が可及的に小さなFETを備えた高周波用集
積回路素子を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による高周波用集
積回路素子は、半導体基板の素子領域に交互に離して形
成された複数のソース領域および複数のドレイン領域
と、前記複数のソース領域の各々に対応して形成され、
各々が対応する前記ソース領域と電気的に接続する導電
体からなる複数のソースフィンガーと、前記半導体基板
の前記素子領域とは異なる領域上に形成されて前記複数
のソースフィンガーが共通に接続される導電体からなる
ソース連結部と、前記複数のドレイン領域の各々に対応
して形成され、各々が対応する前記ドレイン領域と電気
的に接続する導電体からなる複数のドレインフィンガー
と、前記半導体基板の前記素子領域とは異なる領域上に
形成されて前記複数のドレインフィンガーが共通に接続
される導電体からなるドレイン連結部と、各々が隣接す
る前記ソース領域と前記ドレイン領域との間の前記素子
領域上に形成された複数のチャネル領域と、各々が前記
複数のチャネル領域上に形成された複数のゲートフィン
ガーと、前記半導体基板の前記素子領域とは異なる領域
上に形成されて前記複数のゲートフィンガーを共通に接
続するための導電体からなるゲート連結部と、前記半導
体基板の前記素子領域とは異なる領域に形成されて、前
記複数のゲートフィンガーと前記ゲート連結部とを電気
的に接続する拡散層からなる抵抗部と、を備えているこ
とを特徴とする。
【0016】また、前記ソース連結部は前記素子領域を
間に挾んで、前記ドレイン連結部が形成された領域とは
反対側の領域上に形成され、前記ゲート連結部は、前記
ソース連結部または前記ドレイン連結部のうちの一方の
連結部が形成された領域上に形成されていても良い。
【0017】また、前記ゲート連結部は同じ側の領域上
に形成された前記一方の連結部よりも前記素子領域から
見て遠くに形成されていても良い。
【0018】また、前記抵抗部と前記ソース連結部との
間には層間絶縁膜が形成されていることが好ましい。
【0019】また、前記ゲート連結部は第1層メタル配
線で形成され、前記ソース連結部および前記ドレイン連
結部は第2層メタル配線で形成されていることが好まし
い。
【0020】また、前記各チャネル領域上には複数本の
ゲートフィンガーが形成されていても良い。
【0021】また、前記抵抗部は各ゲートフィンガー毎
に設けられても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明による高周波用集積回路素
子の第1の実施の形態を図1乃至図4を参照して説明す
る。この実施の形態の高周波用集積回路素子はマルチフ
ィンガー型FETを有し、このマルチフィンガー型FE
Tのレイアウトを図1に示す、このFETは、各々のフ
ィンガー長が例えば100μmの10個の単位FETか
ら構成され、ゲート幅が1mmのマルチフィンガー型F
ETである。
【0023】このマルチフィンガー型FETは、例えば
GaAsからなる半導体基板の素子領域にソース領域2
aとドレイン領域2bとが交互に形成されるとともにソ
ース領域2aとドレイン領域2bとの間のチャネル領域
上に導電体からなるゲートフィンガー11が形成された
構成となっている。
【0024】そしてこれらのゲートフィンガー11は上
記半導体基板の上記素子領域とは異なる領域に形成され
た拡散層からなる抵抗体13によってゲート連結部14
に連結されている。また各ドレイン領域2b上には、こ
のドレイン領域2bと電気的に接続する、導電体からな
るドレインフィンガー21が形成されており、これらの
ドレインフィンガー21はドレイン連結部22において
共通に接続される。なお、抵抗体13はイオン注入によ
って形成される。
【0025】また各ソース領域2a上には、このソース
領域2aと電気的に接続する、導電体からなるソースフ
ィンガー31が形成されており、これらのソースフィン
ガー31はソース連結部32において共通に接続され
る。
【0026】ソース連結部32とドレイン連結部22は
上記素子領域とは異なる、半導体基板の領域上に形成さ
れる。そしてソース連結部32は上記素子領域を間に挟
んでドレイン連結部22とは反対側に配置される。また
ゲート連結部14はソース連結部32と同じ側に形成さ
れるが、上記素子領域から見てソース連結部32よりも
遠くに配置されている。
【0027】また、各抵抗体13はゲートフィンガー1
1とは端子12aを介して接続され、ゲート連結部14
とは端子12bを介して接続されている。そしてゲート
フィンガー11とゲート連結部14とからゲート電極が
構成される。またドレインフィンガー21とドレイン連
結部22とからドレイン電極が構成され、ソースフィン
ガー31とソース連結部とからソース電極が構成され
る。
【0028】したがってソース電極とドレイン電極は互
い違いとなるように配置されている。
【0029】またゲート連結部14は第1層メタル配線
で形成され、ソース連結部32およびドレイン連結部2
2は第2層メタル配線で形成される。したがって、図1
に示す切断線Y−Y′で切断した図2に示す断面図から
分かるように、ゲート電極を構成するいかなるメタル配
線もソース電極のソース連結部32を形成するメタル配
線とは交差しない。
【0030】このため、本実施の形態においては、従来
の場合と異なりゲートとソースとの間には配線メタル間
の交差容量は存在せず、ゲート・ドレイン間容量メタル
Cgdと、ゲート・ソース間容量Cgsは等しくなる。
なお、図2に示すように各低抗体13とソース連結部3
2との間には層間絶縁膜が設けられることが好ましい。
【0031】本実施の形態のFETを構成する単位FE
Tを含むフィンガー型FETの等価回路を図3に示し、
本実施の形態のマルチフィンガー型FETの等価回路を
図4に示す。
【0032】なお本実施の形態のマルチフィンガー型F
ETのゲート・ドレイン間容量メタルCgdと、ゲート
・ソース間容量Cgsはともに220fFであり、OF
F容量は300fFであった。また各抵抗体13は20
00オームであった。
【0033】これに対してゲート幅が1mmの図8に示
す従来のマルチフィンガー型FETにおいては、ゲート
・ドレイン間容量は220fFであり、ゲート・ソース
間容量は300fFであり、OFF容量は370fFで
あった。
【0034】したがって本実施の形態のFETは従来の
FETに比べてOFF容量を約20%小さくすることが
できる。
【0035】また本実施の形態のFETを図12に示す
スイッチ回路のトランスファゲートFETに用いた場
合、損失は0.5dB、受信送信端子間のアイソレーシ
ョンは25dBであった。一方従来例に示したFETを
同時にスイッチ回路のトランスファゲートFETに用い
たところ、損失は0.7dB、受信送信端子間のアイソ
レーションは19dBであった。
【0036】したがって本実施の形態の方が従来の場合
に比べて損失を小さくすることができるとともに、受信
送信端子間のアイソレーションを大きくすることができ
る。
【0037】次に本発明による高周波用集積回路素子の
第2の実施の形態を図5乃至図7を参照して説明する。
この実施の形態の高周波用集積回路素子はマルチフィン
ガー型FETを有し、このマルチフィンガー型FETの
レイアウトを図5に示す。
【0038】このマルチフィンガー型FETは図1に示
す第1の実施の形態のマルチフィンガー型FETにおい
て、このマルチフィンガー型FETを構成する単位FE
TをデュアルゲートFETとした構成となっている。
【0039】すなわち、第2の実施の形態のマルチフィ
ンガー型FETを構成する単位FETの各々は、2本の
ゲートフィンガー111 ,112 を有している。そして
各ゲートフィンガー11(i=1,2)は第1の実施
の形態と同様に、拡散層からなる抵抗体13を介して
ゲート連結部14に接続される。各抵抗体13(i=
1,2)は、端子12aを介してゲートフィンガー1
と接続され、端子12bを介してゲート連結部1
4と接続される。
【0040】第2の実施の形態のマルチフィンガー型F
ETを構成する単位FETを表した等価回路図を図6に
示し、上記マルチフィンガー型FETの等価回路図を図
7に示す。これらの等価回路図から分かるようにゲート
・ドレイン間容量とゲート・ソース間容量は等しくな
り、等価回路として対称構造を有することになる。
【0041】この第2の実施の実施の形態においても第
1の実施の形態の場合と同様に各ゲートフィンガーとゲ
ート連結部とを抵抗体によって接続したことにより、フ
ィンガー間の信号漏れを防止している。また、この第2
の実施の形態においても各ゲート電極を形成するいかな
るメタル配線も、メタル配線からなるソース連結部32
と交差しないので、第1の実施の形態と同様の効果を奏
することは言うまでもない。
【0042】なお上記第1および第2の実施の形態にお
いては、ゲート連結部14はソース連結部32と同じ側
に形成したが、ドレイン連結部22と同じ側に形成して
も良い。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、等価
回路として対称構造となるとともにOFF容量を可及的
に小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のレイアウト図。
【図2】図1に示す切断線Y−Y′で切断した第1の実
施の形態のFETの断面図。
【図3】第1の実施の形態のマルチフィンガー型FET
の等価回路図。
【図4】第1の実施の形態のマルチフィンガー型FET
の等価回路図。
【図5】本発明の第2の実施の形態のレイアウト図。
【図6】第2の実施の形態のマルチフィンガー型FET
の等価回路図。
【図7】第2の実施の形態のマルチフィンガー型FET
の等価回路図。
【図8】従来のマルチフィンガー型FETのレイアウト
図。
【図9】従来のマルチフィンガー型FETのゲートフィ
ンガーとソース連結部との関係を示す図。
【図10】従来のマルチフィンガー型FETの等価回路
図。
【図11】従来のマルチフィンガー型FETの等価回路
図。
【図12】SPDTスイッチの構成を示す回路図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2a ソース領域 2b ドレイン領域 8 層間絶縁膜 9 層間絶縁膜 11 ゲートフィンガー 12a 端子 12b 端子 13 抵抗体 14 ゲート連結部 21 ドレインフィンガー 22 ドレイン連結部 31 ソースフィンガー 32 ソース連結部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板の素子領域に交互に離して形成
    された複数のソース領域および複数のドレイン領域と、 前記複数のソース領域の各々に対応して形成され、各々
    が対応する前記ソース領域と電気的に接続する導電体か
    らなる複数のソースフィンガーと、 前記半導体基板の前記素子領域とは異なる領域上に形成
    されて前記複数のソースフィンガーが共通に接続される
    導電体からなるソース連結部と、 前記複数のドレイン領域の各々に対応して形成され、各
    々が対応する前記ドレイン領域と電気的に接続する導電
    体からなる複数のドレインフィンガーと、 前記半導体基板の前記素子領域とは異なる領域上に形成
    されて前記複数のドレインフィンガーが共通に接続され
    る導電体からなるドレイン連結部と、 各々が隣接する前記ソース領域と前記ドレイン領域との
    間の前記素子領域に形成された複数のチャネル領域と、 各々が前記複数のチャネル領域上に形成された複数のゲ
    ートフィンガーと、 前記半導体基板の前記素子領域とは異なる領域上に形成
    されて前記複数のゲートフィンガーを共通に接続するた
    めの導電体からなるゲート連結部と、 前記半導体基板の前記素子領域とは異なる領域に形成さ
    れて、前記複数のゲートフィンガーと前記ゲート連結部
    とを電気的に接続する拡散層からなる抵抗部と、 を備えていることを特徴とする高周波用集積回路素子。
  2. 【請求項2】前記ソース連結部は前記素子領域を間に挾
    んで、前記ドレイン連結部が形成された領域とは反対側
    の領域上に形成され、前記ゲート連結部は、前記ソース
    連結部または前記ドレイン連結部のうちの一方の連結部
    が形成された領域上に形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の高周波用集積回路素子。
  3. 【請求項3】前記ゲート連結部は同じ側の領域上に形成
    された前記一方の連結部よりも前記素子領域から見て遠
    くに形成されていることを特徴とする請求項2記載の高
    周波用集積回路素子。
  4. 【請求項4】前記抵抗部と前記ソース連結部との間には
    層間絶縁膜が形成されていることを特徴とする請求項3
    記載の高周波用集積回路素子。
  5. 【請求項5】前記ゲート連結部は第1層メタル配線で形
    成され、前記ソース連結部および前記ドレイン連結部は
    第2層メタル配線で形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の高周波用集積回路素
    子。
  6. 【請求項6】前記各チャネル領域上には複数本のゲート
    フィンガーが形成されていることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載の高周波用集積回路素子。
  7. 【請求項7】前記抵抗部は各ゲートフィンガー毎に設け
    られたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の高周波用集積回路素子。
JP20038397A 1997-07-25 1997-07-25 高周波用集積回路素子 Pending JPH1145891A (ja)

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Cited By (5)

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