JP2008021949A - 半導体素子及びこれを備える通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチゲート電界効果型トランジスタを携帯電話等の高周波信号送受信部に適用すると、高周波信号の歪特性が低下した。
【解決手段】ソース領域とドレイン領域の間に電極領域を形成してチャネル領域を分割し、分割された各チャネル領域にゲート領域を形成したマルチゲートFETを複数直列に配置し、隣接するマルチゲートFETの対応する各ゲート領域を蛇行するゲート配線により接続し、隣接するマルチゲートFETの対応する各電極領域を導電性領域により電気的に接続することにより、各電極領域の電位を安定させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、マルチゲート電界効果トランジスタに関し、特に複数のマルチゲート電界効果型トランジスタの対応する各ゲート領域を蛇行するゲート配線により電気的に接続したミアンダマルチゲート電界効果トランジスタに関する。
携帯電話等の送受信機器においては、アンテナから送受信する高周波信号を切り替えるスイッチング素子として電界効果トランジスタ(以下FET(field effect transistor)という)が使用されている。このスイッチング素子には、比較的大きな電力の高周波信号に対してオン抵抗が低くオフ抵抗が高く、かつ、伝達する信号の相互変調歪(IMD:inter modulation distortion)をできるだけ低減させることが要求されている。この様なスイッチング素子として、例えばGaAs化合物半導体を用いた接合型電界効果トランジスタ(JFET:junction type field effect transistor)を多段に構成したシリーズスイッチ素子及びシャントスイッチ素子が知られている。
図7は、携帯電話等の通信機器におけるアンテナと送受信回路との間に接続されるスイッチング回路を示している。端子P1は送受信回路へ接続され、端子P2がアンテナへ接続される。端子P1とGNDとの間にはJFETからなるトランジスタT1、T2及びT3を直列に接続してシャント回路101を構成している。また、端子P1と端子P2との間には上記と同一の特性を有するJFETからなるトランジスタT4、T5及びT6を直列に接続してスルー回路102を構成している。トランジスタT1、T2及びT3の各ゲートは抵抗R5〜R7を介して制御端子S1に、また、トランジスタT4、T5及びT6の各ゲートは抵抗R12〜R14を介して制御端子S2にそれぞれ接続されている。また、各トランジスタの接続点は、抵抗R1〜R4及び抵抗R8〜R11を介して基板バイアス用の端子B1及び端子B2に電気的に接続し、一定電圧を与えて安定するように構成されている。
端子P1に接続される送受信回路により特定周波数の送受信を行う場合には、スルー回路102の制御端子S2にオン電圧を与え、トランジスタT4、T5及びT6をオンさせる。一方、シャント回路101の制御端子S1にはオフ電圧を与え、トランジスタT1、T2及びT3をオフさせる。また、周波数帯域や通信モードを切り替えて他の送受信回路により送受信を行う場合には、スルー回路102の制御端子S2にオフ電圧を与えてトランジスタT4、T5及びT6をオフして遮断し、同時にシャント回路101の制御端子S1にはオン電圧を与えて端子P1に入力する高周波信号をGNDへ落とす。これにより、端子P2から入力する信号を端子P1側へ伝達しないようにしている。
これらのトランジスタには、比較的大きな電力の高周波信号に対してオン抵抗が小さいこと、オフのときに他の帯域での送受信時の信号やアンテナから入力する妨害信号に対して信号の漏れが小さいこと、送受信時の高周波歪やIMDが極力低減されること、及び比較的大きな電力の高周波信号に対して十分な耐圧がある等の特性が必要とされる。また、トランジスタの素子面積はできるだけ小さくする必要がある。
このようなスイッチング素子として、GaAs半導体基板上に形成したソース領域とドレイン領域との間のチャネル領域を、ソース領域とドレイン領域との間に形成した電極領域により分割し、分割された各チャネル領域にゲート領域を形成したマルチゲートFETを適用することが考えられる。図8は、GaAs半導体基板上に構成したミアンダマルチゲートFETの電極レイアウトを表す平面図である。櫛歯状のドレイン電極Dと櫛歯状のソース電極Sとを対向させ、対向する各櫛歯の間に所定のチャネル幅103を有するFETが構成されている。即ち、櫛歯状のドレイン電極Dの下にN型不純物領域からなるドレイン領域104と、櫛歯状のソース電極Sの下にN型不純物領域からなるソース領域110を形成し、このドレイン領域104とソース領域110との間に、ゲート領域105、N型不純物領域からなる電極領域106、ゲート領域107、電極領域108及びゲート領域109を形成し、マルチゲートFETを構成している。ソース領域110とドレイン領域116の間、及びドレイン領域116とソース領域122との間も同様に、複数のゲート領域111、113、115、117、119、121と複数のN型不純物領域からなる導電領域112、114、118、120が形成されている。従って、ドレイン領域104とソース領域110との間にはゲート領域105、107及び109の電位により制御されるトランジスタが3つ直列接続されている。他のソース領域とドレイン領域との間も同様である。そして、各ゲート領域105、115及び117はゲート配線G1により、また、各ゲート領域107、113及び119はゲート配線G2により、また、各ゲート領域109、111及び121はゲート配線G3により電気的に接続されている。これらのゲート配線は、直線状のチャンネル領域を蛇行して配線されている。
このような構成を有するマルチゲートFETは、ソース領域とドレイン領域との間のチャネル領域を電極領域により分割するので、個々のFETを形成して直列接続する場合に比較して素子面積を大幅に縮小することができる。従って、図8に示した通信機器のスルー回路102やシャント回路101に適用すれば、携帯機器等の送受信回路を極めてコンパクトに構成することができる。
特開2005−323030号公報 特開2004−320439号広報 特開2000−277703号広報
しかしながら、上記マルチゲートFETにおいては、電極領域106、108、112、114、118、120は電気的にフローティングとなっている。特にゲート電極G1、G2、G3にオフ電圧が与えられ、直列接続するチャネル領域がオフ状態のときは、各電極領域106、108、112、114、118、120の電位は特定されない。スルー回路102がオン状態でシャント回路101がオフ状態のときに、この電極領域106、108、112、114、118、120の電位が不定となる。特に端子P1に与えられる大電力高周波信号やアンテナから入力する大きな電位に応じて、オフ状態であるシャント回路101の特性が変動し、高周波信号に高周波歪が発生してIMDが増大した。そこで、本発明は、各電極領域の電位を安定させ、IMDを低減させることができる半導体素子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の手段を講じた。
請求項1に係る本発明においては、ソース領域とドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間をm(mは2以上の整数)個の小領域に分割する(m−1)個の電極領域と、前記小領域のおのおのに形成されたm個のゲート領域とを備えるマルチゲート電界効果トランジスタが半導体層の表面近傍に複数形成され、各マルチゲート電界効果トランジスタは隣接する他のマルチゲート電界効果トランジスタとソース領域又はドレイン領域を共通にして前記表面近傍に複数直列に配置された半導体素子であって、一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域が隣接する他の一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域である場合に、前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域から前記ソース領域に向けて第k(kは1以上、m以下の整数)番目に位置するゲート領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m+1−k)番目に位置するゲート領域とゲート配線を介して電気的に接続され、前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域からソース領域に向けて第q(qは1以上、(m−1)以下の整数)番目に位置する電極領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m−q)番目に位置する電極領域と導電性領域を介して電気的に接続されていることを特徴とする半導体素子とした。
請求項2に係る本発明においては、前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記電極領域は前記半導体層の表面近傍に形成されたN型不純物領域から成ることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子とした。
請求項3に係る本発明においては、前記導電性領域は前記半導体層の表面近傍に形成されたN型不純物領域からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体素子とした。
請求項4に係る本発明においては、前記導電性領域は、少なくともその一部が金属電極からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体素子とした。
請求項5に係る本発明においては、前記半導体層の表面近傍には基板バイアス用電極が形成され、前記導電性領域は前記基板バイアス用電極と抵抗を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体素子とした。
請求項6に係る本発明においては、高周波通信の送受信用スルー回路又はシャント回路に半導体素子からなるスイッチング素子を使用した通信機器において、前記半導体素子は、ソース領域とドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間をm(mは2以上の整数)個の小領域に分割する(m−1)個の電極領域と、前記小領域のおのおのに形成されたm個のゲート領域とを備えるマルチゲート電界効果トランジスタが半導体層の表面近傍に複数形成され、各マルチゲート電界効果トランジスタは隣接する他のマルチゲート電界効果トランジスタとソース領域又はドレイン領域を共通にして前記表面近傍に複数直列に配置されており、一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域が隣接する他の一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域である場合に、前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域から前記ソース領域に向けて第k(kは1以上、m以下の整数)番目に位置するゲート領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m+1−k)番目に位置するゲート領域とゲート配線を介して電気的に接続され、前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域からソース領域に向けて第q(qは1以上、(m−1)以下の整数)番目に位置する電極領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m−q)番目に位置する電極領域と導電性領域を介して電気的に接続されていることを特徴とする通信機器とした。
ソース領域とドレイン領域との間を小領域に分割するための電極領域と、分割された領域のおのおのにゲート領域とを備えたマルチゲートFETを複数直列に配置し、各マルチゲートFETの対応するゲート領域をゲート配線により接続するとともに、各マルチゲートFETの対応する電極領域を導電領域により電気的に接続した。これにより、各ゲート領域間に形成された導電領域の電位が各マルチゲートFET間において固定される。その結果、ソース領域とドレイン領域との間に与えられる電位によりインピーダンス変動が低減され、ソース領域又はドレイン領域に与えられる高周波信号により発生するIMDを低減させることができるという利点を有する。
また、ソース領域、ドレイン領域及び電極領域をN型不純物領域とすることにより、電極領域を形成するのに付加工程を必要としない利点を有する。
また、導電性領域をN型不純物領域とすることにより、導電性領域を形成するのに付加工程を必要としない利点を有する。
また、導電性領域の一部を金属電極により構成することにより、回路設計が容易となるという利点を有する。
また、導電性領域と基板バイアス用電極とを抵抗を介して電気的に接続することにより、必要なバイアス電位を電極領域に与えることができ、マルチゲートFETの特性変動を更に低下させることができるという利点を有する。
また、上記半導体素子を高周波通信の送受信用シリーズスイッチ素子及びシャントスイッチ素子に用いることにより、送受信信号の電位によるインピーダンス変動が低減され、IMDを低減することができるという利点を有する。
本発明に係る半導体素子は、半導体基板の表面近傍に形成されたソース領域とドレイン領域と、このソース領域とドレイン領域との間に形成された(m−1)個の電極領域と、m個のゲート領域とを有するマルチゲートFETを複数備えている。即ち、ソース領域とドレイン領域との間の領域は(m−1)個の電極領域によりm個の小領域に分割され、各分割された小領域にそれぞれゲート領域が構成されている。従って、このマルチゲートFETは、電気的にはm個のFETが直列接続された構造を有する。
そして、一のマルチゲートFETと他の一のマルチゲートFETとはソース領域を共通にして互いに隣接して半導体基板上に形成されている。即ち、各マルチゲートFETのドレイン領域は共通接続する共通ソース領域を中心にして対称に直列配置されている。そして、一のマルチゲートFETのドレイン領域から共通ソース領域に向けて第k番目に位置するゲート領域と、他の一のマルチゲートFETの共通ソース領域からドレイン領域に向けて第(m+1−k)番目に位置するゲート領域とは、ゲート配線を介して電気的に接続されている。例えば、ゲート配線は半導体基板上で蛇行する形状を有する。同様に、一のマルチゲートFETのドレイン領域と他の一のマルチゲートFETのドレイン領域とはドレイン電極を介して電気的に接続されている。従って、一のマルチゲートFETと他の一のマルチゲートFETとは電気的には並列接続されている。
更に、上記各ゲート領域と同様に、一のマルチゲートFETのドレイン領域から共通ソース領域に向けて第q番目に位置する電極領域と、他の一のマルチゲートFETの共通ソース領域からドレイン領域に向けて第(m−q)番目に位置する電極領域とは導電性領域を介して電気的に接続されている。これにより、互いに直列に配置された各マルチゲートFETの対応する各電極領域は同電位となり、任意の不安定な電位をとることが防止される。なお、上記の説明において、一のマルチゲートFETと他の一のマルチゲートFETとがドレイン領域を共通にする場合も同様である。この場合は、ソース領域をドレイン領域と読み替え、ドレイン領域をソース領域と読み替える。
FETとして、Si等の半導体基板を用いたMOS型トランジスタ(metal oxide semiconductor transistor)や、GaAs系化合物半導体を用いたJFET、あるいは高電子移動度トランジスタ(HEMT:high electron mobility transistor)を使用することができる。
また、ソース領域、ドレイン領域及び電極領域はN型不純物領域とすることができる。同様に、隣接するマルチゲートFETの各電極領域を電気的に接続する導電性領域をN型不純物領域とすることができる。例えばGaAsによるJFETの場合には、GaAsからなる化合物半導体基板上にAlGaAsからなるN型チャネル領域を構成し、Siをイオン注入してN型不純物領域であるn−GaAs半導体層からなるソース領域、ドレイン領域、電極領域及び導電性領域とすることができる。
また、導電性領域の一部を金属電極として、当該金属電極に抵抗を介して基板電極と接続することができる。即ち、隣り合うマルチゲートFETの電極領域を導電性領域により電気的に接続する場合に、この導電性領域の一部又は全部を金属配線とすることができる。また、この金属配線を基板電位電極に抵抗を介して接続することができる。このように、金属配線により定電位部に接続できるので、半導体基板表面の電極レイアウトが容易となる。
また、上記マルチゲートFETを携帯電話等の通信機器のアンテナと送受信部との間のスルー回路及びシャント回路に使用することができる。多モードの送受信を行う通信機器においては、通信モードや通信周波数に応じて送受信回路部をスイッチング素子により切り替える。上記マルチゲートFETからなる半導体素子を適用することにより、送受信時に発生する高周波信号のIMDを低減することができる。
以下本発明について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体素子の半導体層表面の電極レイアウト図であり、図2は、図1の部分X−X’の模式的断面である。各図において、同一の部分又は機能を有する部分は同一の符号を付した。
図1において、半導体層の表面領域にドレイン領域3、ソース領域4、ドレイン領域5及びソース領域6が交互に直列に形成されている。ドレイン領域3とドレイン領域5とは櫛歯状のドレイン配線1により共通に接続され、同様に、ソース領域4とソース領域6も櫛歯状のソース配線2により共通に接続されている。ドレイン領域3とソース領域4との間の半導体層の表面近傍にはチャネル幅19を有するチャネル領域が構成される。このチャネル領域には4つのゲート領域7、8、9、10が形成される。そして、この4つのゲート領域の各間隙に3つの電極領域D1、D2、D3を形成してソース領域とドレイン領域との間の小領域であるチャネル領域を4分割している。このドレイン領域3とソース領域4との間を電極領域D1、D2、D3により4分割することにより4個のFETを直列接続したマルチゲートFETを構成している。
ソース領域4とドレイン領域5及びドレイン領域5とソース領域6との間にも同様にマルチゲートFETが構成されている。そして、ドレイン領域3からソース領域4に向けて第1番目のゲート領域7は、隣接するマルチゲートFETを構成するソース領域4からドレイン領域5に向けて第4番目のゲート領域14とゲート配線G1により電気的に接続する。更に、隣接するマルチゲートFETを構成するドレイン領域5からソース領域6に向けて第1番目のゲート領域15もゲート配線G1に接続する。同様に、ドレイン領域3からソース領域4に向けて第2番目のゲート領域8は、その隣のソース領域4からドレイン領域5に向けて第3番目のゲート領域13とゲート配線G2を介して電気的に接続し、更にドレイン領域5からソース領域6に向けて第2番目のゲート領域16も電気的に接続している。ゲート配線G3及びゲート配線G4についても同様である。即ち、各ゲート配線G1、G2、G3及びG4は、各ソース領域とドレイン領域との間を蛇行して構成されている。
本実施の形態においては、各ドレイン領域とソース領域との間のチャネル領域を4分割した例であるが、更に多分割して更に多数のFETを直列配置することができる。一般的に、当該チャネル領域をm分割した場合には、ドレイン領域からソース領域に向けて第k番目に位置するゲート領域は、その隣に直列配置されたFETの第(m+1−k)番目に位置するゲート領域とゲート配線を介して電気的に接続する。その次の隣のFETに対しても同様の配線とすればよい。
次に、ドレイン領域3からソース領域4に向けて第1番目に位置する電極領域D1は、ソース領域4からドレイン領域5に向けて第3番目に位置する電極領域と導電性領域H1を介して電気的に接続し、更にドレイン領域5からソース領域6に向けて第1番目に位置する電極領域と導電性領域H1を介して電気的に接続する。同様に、ドレイン領域3からソース領域4に向けて第2番目に位置する電極領域D2は、ソース領域4からドレイン領域5に向けて第2番目に位置する電極領域と導電性領域H2を介して電気的に接続し、更に、ドレイン領域5からソース領域6に向けて第2番目に位置する電極領域と導電性領域H2を介して電気的に接続する。導電性領域H3も同様に、ソース領域4とドレイン領域5の間の第1番目の電極領域と、更に、ドレイン領域5とソース領域6の間の第3番目の電極領域に導電性領域H3を介して電気的に接続している。
一般的に、当該チャネル領域をm分割した場合には、ドレイン領域からソース領域に向けて第q番目に位置する電極領域は、その隣に直列配置されたFETの第(m−q)番目に位置する電極領域と導電性領域を介して電気的に接続する。その次の隣のFETに対しても同様の構成とすればよい。
従って、この半導体素子は、ドレイン領域3とソース領域4により構成されるマルチゲートFETと、ソース領域4とドレイン領域5により構成されるマルチゲートFETと、ドレイン領域5とソース領域6により構成されるマルチゲートFETとが電気的に並列接続した構成となる。そして各マルチゲートFETを構成する電極領域D1、D2、D3は各トランジスタ間において同電位となる構成を有する。
図2は、GaAs化合物半導体によるJFETを構成する場合について、図1に示す部分X−X’の模式的断面図である。GaAsからなる半導体基板20の表面領域にn−GaAsからなるチャネル領域21を形成する。このチャネル領域21に例えばSiを不純物としてドープしたN型不純物領域であるn−GaAsからなるドレイン領域3、ソース領域4及び電極領域D1、D2、D3を形成する。更に、このn−GaAs層は図1において示す導電性領域H1、H2、H3を形成する。ドレイン領域3及びソース領域4の上にはTi\Pt\Auからなるドレイン配線1及びソース配線2が形成される。またチャネル領域21に例えばZnイオンを高濃度でドープしたp型半導体であるゲート領域7、8、9、10を構成し、その上にメタルのゲート配線G1、G2、G3、G4を形成する。なお、ゲート領域7、8、9、10を構成しないでメタルからなるゲート配線のみを形成してもよい。メタル配線を直接チャネル領域に形成した場合には、当該メタルとチャネル領域からなるn−GaAs半導体層との間のビルドイン電位は小さくなる。
このJFETは、ゲート配線G1〜G4に閾値電圧以上の電圧を与えることにより、ドレイン領域3とソース領域4とはチャネル領域21を介して導通する。各電極領域D1〜D3はドレイン領域3とソース領域4との間の電位をとる。ゲート配線G1〜G4に閾値電圧以下の電位を与えることにより、チャネル領域21の空乏層が拡大してピンチオフ状態となり、4分割された各チャネル領域21の導通は遮断される。各電極領域D1〜D3は隣接するマルチゲートFETの対応する電極領域と導電性領域H1〜H3を介して電気的に接続されている。そのため各マルチゲートFET相互間において対応する電極領域の電位は一定となる。
なお、上記実施の形態においてはJFETについて説明したが、これをMOSFETによりマルチゲートFETを構成することができる。半導体基板20としてシリコン単結晶基板を用いる。半導体基板20の表面領域をp型半導体層とし、N型不純物領域であるn半導体層からなるドレイン領域3及びソース領域4を形成する。ドレイン領域3とソース領域4との間にn半導体層からなる電極領域を形成してドレイン領域3とソース領域4との間に構成されるチャネル領域21を分割する。各分割されたチャネル領域21の上にゲート絶縁膜を介してゲート配線G1〜G4を形成する。
図3は、GaAs化合物半導体によるHEMTを構成する場合について、図1に示す部分X−X’の模式的断面図である。高抵抗のGaAs半導体基板30の上に、高純度I−GaAsからなる半導体層31、その上にn−AlGaAsからなる電子注入層32がエピタキシャル成長により積層形成する。その上に例えばSiイオン等を不純物としてドーピングしたN型不純物領域であるn半導体層が選択的に形成し、ドレイン領域3、ソース領域4、電極領域D1、D2、D3及び図1に示す導電性領域H1、H2、H3を構成する。また、電子注入層32の上にはp型不純物領域からなるゲート領域7、8、9、10を選択的に形成し、その上にメタルからなるゲート配線G1、G2、G3、G4を形成する。ゲート領域7〜10に逆バイアスの電位を与えることにより、電子注入層32と半導体層31との間の半導体層31の界面近傍にチャネルが形成される。HEMTは、高移動度、高応答速度、低雑音のトランジスタ特性を有する。
なお、上記実施の形態において、導電性領域H1、H2、H3を図1に示すようにマルチゲートFETを形成した領域の左下端部や右上端部に集約して配置し、各導電性領域を図示しない基板バイアス用電極に抵抗を介して接続することができる。基板バイアスはとしては、ドレイン配線1とソース配線2に抵抗を介して電気的に接続させて、ドレイン領域3とソース領域4に与えられる電位の中間の電位が印加されるようにする。これにより、電極領域D1〜D3の電位が固定される。その結果、特にマルチゲートFETがオフ状態のときに電極領域D1〜D3が任意の電位をとることがなく、ドレイン配線1又はソース配線2に高電圧の高周波信号が印加された場合であっても、トランジスタ特性、例えばインピーダンス特性の変動を低減させ、IMDを低下させることができる。
図4は、本発明の他の実施の形態に係る半導体素子の半導体層表面の電極レイアウト図である。同一の部分又は同一の機能の部分には同一の符号を付した。
図4において、ドレイン領域3とソース領域4及びソース領域4とドレイン領域5との間にはチャネル幅19のマルチゲートFETを構成している。ドレイン領域3、5の上にはドレイン配線1を積層して形成し、図示しない領域において互いに電気的に接続している。ソース領域4の上にはソース配線2を積層して形成している。ドレイン領域3とソース領域4の間にはゲート領域7、8、9、10を形成し、ソース領域4とドレイン領域5との間にも同様に形成している。すでに図1において説明したと同様に、ドレイン領域3とソース領域4との間の各ゲート領域7、8、9、10は、ソース領域4を中心にして対称の位置に形成された各ゲート領域とゲート配線G1、G2、G3、G4を介してそれぞれ電気的に接続している。
また、ドレイン領域3とソース領域4との間の各ゲート領域に挟まれるようにして、電極領域D1、D2、D3を形成している。ソース領域4とドレイン領域5との間にも同様に電極領域を形成している。また、電極領域D1は導電性領域H1と電気的に接続され、同様に、電極領域D2及び電極領域D3はそれぞれ導電性領域H2及び導電性領域H3と電気的に接続している。ソース領域4とドレイン領域5との間の各電極領域も同様に導電性領域H3、H4、H5とそれぞれ接続している。そして、導電性領域H1は金属電極M1とコンタクト部C1を介して電気的に接続し、更に金属電極M1と導電性領域H5もコンタクト部C8を介して電気的に接続している。更に、金属電極M1は基板バイアス用電極40と導電膜Ma、コンタクト部C1及びC2を介して電気的に接続している。導電性領域H2は金属電極M2とコンタクト部C3により電気的に接続し、更に金属電極M2は導電性領域H4とコンタクト部C7を介して電気的に接続している。更に、金属電極M2は基板バイアス用電極40と導電膜Mb、コンタクト部C3及びC4を介して電気的に接続している。また、導電性領域H3は、基板バイアス用電極40と導電膜Mc、コンタクト部C5及びC6を介して電気的に接続している。
導電膜Ma、Mb、Mcを介して、各ゲート領域間に形成した電極領域の電位を固定することができる。特にマルチゲートFETがオフ状態のときに各電極領域の電位が固定されるため、ソース領域4やドレイン領域3、5に大きな電位の信号が印加された場合でも、この信号によるマルチゲートFETの特性変動を抑制することができ、高周波信号に対するIMDを低減させることができる。
図5は、図4に示したレイアウト図において、部分Y−Y’の模式的断面図である。同一の部分又は機能を有する部分は同一の符号により表す。
マルチゲートFETとしてJFETを用いた場合について説明する。GaAsからなる半導体基板20の上に、Siイオン等を高濃度にドープしてN型不純物領域であるn−GaAsからなるn半導体層50を形成する。n半導体層50の一部はチャネル領域21(図2を参照)を分割する電極領域D2と導電性領域H2とを構成する。半導体基板20の表面には基板電位を与えるための基板バイアス用電極40を形成している。n半導体層50、半導体基板20及び基板バイアス用電極40の上にはシリコン窒化膜などからなる第1層間絶縁膜51を形成している。第1層間絶縁膜の上にはゲート配線G1及びG2を形成し、その上にシリコン窒化膜等からなる第2層間絶縁膜52を形成している。第2層間絶縁膜の上には金属電極M1を形成する。このように構成すれば、基板バイアス用電極40に近接する領域において電極領域D1、D2、D3と電気的に接続することができるため、半導体層上のレイアウト設計の自由度を確保することができる。なお、導電膜Ma、Mb、Mcは、金属材料や半導体膜を堆積して形成することができる。また、これらの導電膜に抵抗を付与して抵抗素子として機能させることができる。
図6(a)は、本発明の実施の形態に係る携帯電話等の通信機器における送受信部60を表す回路図であり、図6(b)は、図6(a)の通信機器のスイッチ回路部62に含まれるスイッチSW1、SW2又はSW3を構成するスイッチ素子70の回路図である。図6(a)において、送受信部60は、アンテナ61と、通信方式を切り替えるスイッチ回路部62と、送受信回路部63とから構成されている。例えば、送受信方式をGSM(global system for mobile communication)方式や他の方式からWCDMA(wide code division multiple access)方式に切り替える場合には、スイッチング回路のスイッチSW1、SW2をオフにし、SW3をオンする。アンテナ61が受信した受信信号は、スイッチSW3を介してDuplexer64により分別されて低ノイズアンプ65へ入力される。一方送信信号はパワーアンプ66により増幅されてDuplexer64、SW3を介してアンテナ61から送信される。
図6(b)において、端子P1がアンテナ61側に接続し、端子P2をDuplexer64側に接続する。スイッチ素子70は、シャント回路71とスルー回路72を備えており、それぞれマルチゲートFET1及びマルチゲートFETT2により構成されている。各マルチゲートFETT1、T2は、図1〜図5を用いて既に説明したように、ソース領域とドレイン領域との間に複数のゲート領域を備え、この複数のゲート領域間に電極領域を備えている。そして、隣り合ったマルチゲートFETが複数直列に配置され、各マルチゲートFETのゲート領域及び電極領域は蛇行するゲート配線及び導電性領域によりそれぞれ互いに電気的に接続されている。
より具体的には、マルチゲートFETT1は、4つのゲート領域を備えている。各ゲート領域は抵抗R6、R7、R8、R9を介して制御端子S1に接続する。また、各ゲート領域の間に形成された電極領域は抵抗R2、R3、R4を介して基板バイアス用の端子B1に接続している。また、基板バイアス用端子は端子P2と抵抗R1を介して、また、抵抗R5を介してGNDに接続している。マルチゲートFETT2は、基本的にマルチゲートFETT1と同一の構成を有している。即ち、4つのゲート領域を備え、各ゲート領域は抵抗R15、R16、R17、R18を介して制御端子S2に接続する。また、各ゲート領域の間に形成された電極領域は抵抗R11、R12、R13を介して基板バイアス用の端子B2に接続している。そして、抵抗R10を介して端子P1に、抵抗R14を介して端子P2に接続している。
例えばWCDMA方式により通信を行う場合には、スイッチSW1、SW2をオフにし、スイッチSW3をオンにする。この場合に、シャント回路71をオフにし、スルー回路72をオンして端子P1と端子P2を導通させる。即ち、制御端子S1にマルチゲートFETT1の閾値電圧以下のオフ電圧を印加し、制御端子S2に閾値電圧以上のオン電圧を印加する。送受信時の高周波信号が端子P1及び端子P2に与えられるが、マルチゲートFETT1の電極領域は各抵抗R2〜R4により所定の電位が与えられて安定化されている。そのため、端子P2に与えられる高電圧の高周波信号により、FETのインピーダンス特性が変動してIMDを上昇させることを防止することができる。
なお、上記図6においてドレイン領域とソース領域とを3分割した例について説明したが、これに限定されず、チャネル領域を2分割、あるいは更に多分割することができる。また、ゲート配線は蛇行する配線形状の例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば絶縁膜を介してチャネル領域の上や、ドレイン電極側或いはソース電極側の一方向側から接続するようにしてもよい。
本実施の形態に係る半導体素子の半導体表面の電極レイアウト図である。 JFETを構成した場合の図1の部分X−X’の模式的断面図である。 HEMTを構成した場合の図1の部分X−X’の模式的断面図である。 本実施の形態に係る半導体素子の半導体表面の電極レイアウト図である。 図4で示した部分Y−Y’の模式的断面図である。 本実施の形態に係る通信機器の送受信部の回路図、及び、スイッチ素子の回路図である。 従来公知の通信機器に用いられるスイッチ素子の回路図である。 従来公知のマルチゲートFETの平面図である。
符号の説明
1 ドレイン配線
2 ソース配線
3、5 ドレイン領域
4、6 ソース領域
8 チャネル領域
7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18 ゲート領域
20 半導体基板
21 チャネル領域
D1、D2、D3 電極領域
H1、H2、H3、H4、H5 導電性領域
G1、G2、G3、G4 ゲート配線
M1、M2 金属電極

Claims (6)

  1. ソース領域とドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間をm(mは2以上の整数)個の小領域に分割する(m−1)個の電極領域と、前記小領域のおのおのに形成されたm個のゲート領域とを備えるマルチゲート電界効果トランジスタが半導体層の表面近傍に複数形成され、各マルチゲート電界効果トランジスタは隣接する他のマルチゲート電界効果トランジスタとソース領域又はドレイン領域を共通にして前記表面近傍に複数直列に配置された半導体素子であって、
    一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域が隣接する他の一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域である場合に、前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域から前記ソース領域に向けて第k(kは1以上、m以下の整数)番目に位置するゲート領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m+1−k)番目に位置するゲート領域とゲート配線を介して電気的に接続され、
    前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域からソース領域に向けて第q(qは1以上、(m−1)以下の整数)番目に位置する電極領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m−q)番目に位置する電極領域と導電性領域を介して電気的に接続されていることを特徴とする半導体素子。
  2. 前記ソース領域、前記ドレイン領域及び前記電極領域は前記半導体層の表面近傍に形成されたN型不純物領域から成ることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記導電性領域は前記半導体層の表面近傍に形成されたN型不純物領域からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体素子。
  4. 前記導電性領域は、少なくともその一部が金属電極からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体素子。
  5. 前記半導体層の表面近傍には基板バイアス用電極が形成され、前記導電性領域は前記基板バイアス用電極と抵抗を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体素子。
  6. 高周波通信の送受信用スルー回路又はシャント回路に半導体素子からなるスイッチング素子を使用した通信機器において、
    前記半導体素子は、
    ソース領域とドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領域との間をm(mは2以上の整数)個の小領域に分割する(m−1)個の電極領域と、前記小領域のおのおのに形成されたm個のゲート領域とを備えるマルチゲート電界効果トランジスタが半導体層の表面近傍に複数形成され、各マルチゲート電界効果トランジスタは隣接する他のマルチゲート電界効果トランジスタとソース領域又はドレイン領域を共通にして前記表面近傍に複数直列に配置されており、
    一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域が隣接する他の一のマルチゲート電界効果トランジスタのソース領域である場合に、前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域から前記ソース領域に向けて第k(kは1以上、m以下の整数)番目に位置するゲート領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m+1−k)番目に位置するゲート領域とゲート配線を介して電気的に接続され、
    前記一のマルチゲート電界効果トランジスタのドレイン領域からソース領域に向けて第q(qは1以上、(m−1)以下の整数)番目に位置する電極領域は、前記他の一のマルチゲート電界効果トランジスタの前記ソース領域からドレイン領域に向けて第(m−q)番目に位置する電極領域と導電性領域を介して電気的に接続されていることを特徴とする通信機器。
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