JPH1145180A - キャッシュ制御方式 - Google Patents

キャッシュ制御方式

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Publication number
JPH1145180A
JPH1145180A JP9216025A JP21602597A JPH1145180A JP H1145180 A JPH1145180 A JP H1145180A JP 9216025 A JP9216025 A JP 9216025A JP 21602597 A JP21602597 A JP 21602597A JP H1145180 A JPH1145180 A JP H1145180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
instruction
storage device
main storage
buffer
Prior art date
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Pending
Application number
JP9216025A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Imai
毅 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャッシュミス時に要する主記憶装置へのアク
セス待ち時間による性能低下を回避するキャッシュ制御
方式の提供。 【解決手段】主記憶装置1と演算処理装置2はバス3を
介して接続されており、演算処理装置2は、主記憶装置
1から予めめ命令を取り出し格納しておくプリフェッチ
キュー4、プリフェッチキュー4に格納された命令を順
次実行する演算ユニット5、プリフェッチキュー4に格
納された命令により主記憶装置1からデータを取り込み
データバッファ7に転送するバッファ制御部6、演算ユ
ニット5が実行する命令で必要となる主記憶装置1上の
データの写しを格納するデータキャッシュメモリ8を備
えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算処理装置にお
けるキャッシュメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キャッシュメモリを備えた演算処
理装置においては、キャッシュメモリの容量を大きくす
ることによりキャッシュのヒット率の向上を図り、キャ
ッシュアクセスのあったブロックの次のアドレス上のブ
ロックがアクセスされるものと予測して、予めキャッシ
ュメモリに取り込んでおく方式がとられている。例えば
特開平3−292548号公報には、キャッシュミスの
とき本来のアクセスに先行して主記憶装置からキャッシ
ュへのブロックデータの先取りを行うことにより、キャ
ッシュミス時に要する主記憶装置へのブロックアクセス
待ち時間による性能低下を軽減するようにした情報処理
装置の構成が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のキャッ
シュ制御方式においては、キャッシュヒット率を上げて
主記憶装置に対するリードアクセスの頻度を下げること
により、性能の向上を図っていたが、キャッシュメモリ
容量の大容量化は、コストの増大という問題を招くこと
になる。
【0004】また、キャッシュアクセスのあったブロッ
クのアドレス上の次のブロックを予めキャッシュメモリ
に取り込んでおく方式は、次のブロックにリードアクセ
スが発生しない場合、キャッシュメモリ上にあった有効
なデータを置き換えてしまうこともあり、かえって性能
が悪くなる場合があるという問題点を有している。
【0005】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、キャッシュミス時
に要する主記憶装置へのアクセス待ち時間による性能低
下を回避する、キャッシュ制御方式を提供することにあ
る。
【0006】
【発明を解決するための手投】前記目的を達成するた
め、本発明のキャッシュ制御方式は、主記憶装置の格納
データの一部の写しを格納するキャッシュメモリを有す
る演算処理装置において、前記演算処理装置が次に実行
する命令を予め取り込むプリフェッチキューと、前記プ
リフェッチキューに取り込まれた命令を順次実行する演
算ユニットと、前記主記憶装置から取り込むデータを格
納するデータバッファと、前記プリフェッチキューに取
り込まれた命令が前記主記憶装置からのデータの取り込
み命令である場合には、該命令のオペランドが示す前記
主記憶装置のアドレスからデータを前記データバッファ
に転送するバッファ制御部と、を備えたことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のキャッシュ制御方式は、その好ま
しい実施の形態において、主記憶装置(図1の1)の格
納データの一部の写しを格納するキャッシュメモリ(図
1の8)を有する演算処理装置(図1の2)において、
次に実行する命令をあらかじめ取り込むプリフェッチキ
ュー(図1の4)と、前記プリフェッチキューに取り込
まれた命令を順次実行する演算ユニット(図1の5)
と、主記憶装置(図1の1)から取り込むデータを格納
するデータバッファ(図1の7)と、前記プリフェッチ
キューに取り込まれた命令が主記憶装置からのデータの
取り込み命令である場合に、該命令のオペランドが示す
主記憶装置のアドレスからデータを前記データバッファ
に転送するバッファ制御部(図1の6)を備え、前記演
算ユニット(図1の5)で前記命令を実行する際に、前
記キャッシュメモリ(図1の8)にデータが存在すれば
前記キャッシュメモリからデータを読み出し、一方、前
記キャッシュメモリにデータが存在しない場合には、前
記バッファ制御部が前記主記憶装置から前記データバッ
ファ(図1の7)へ転送したデータを読み出す。
【0008】本発明の実施の形態によれば、演算ユニッ
トで実行する命令で必要とするデータを前もってデータ
バッファに転送しておくことで、キャッシュミスヒット
時の主記憶装置へのアクセス待ちを少なくし、これによ
り性能を向上させるようにしたものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を
示す図である。図1を参照すると、本発明の一実施例に
おいて、主記憶装置1と演算処理装置2とはバス3を介
して接続されている。演算処理装置2は、主記憶装置1
から予め命令を取り出して格納しておくプリフェッチキ
ュー4と、プリフェッチキュー4に格納された命令を順
次実行する演算ユニット5と、プリフェッチキュー4に
格納された命令により主記憶装置1からデータを取り込
みデータバッファ7に転送するバッファ制御部6と、演
算ユニット5が実行する命令で必要となる主記憶装置1
上のデータの写しを格納するデータキャッシュメモリ8
と、を備えて構成される。
【0010】次に、本発明の一実施例の動作について説
明する。
【0011】プリフェッチキュー4は、演算ユニット5
が実行する命令をあらかじめ主記憶装置1から読み出し
格納している。バッファ制御部6は、プリフェッチキュ
ー4に格納された命令のうち該命令が主記憶装置1から
データを読み出す命令である場合、命令のオペラントが
示す主記憶装置1のアドレス上のデータをデータバッフ
ァ7へ転送する。
【0012】演算ユニット5は、データキャッシュメモ
リ8にデータが存在すれば、データキャッシュメモリ8
からデータを読み出し、データキャッシュメモリ8にデ
ータが存在しない場合には、バッファ制御部6が主記憶
装置1からデータバッファ7へ転送したデータを、デー
タバッファ7から読み出す。
【0013】バッファ制御部6がデータバッファ7へ転
送したデータが、演算ユニット5で読み出すアドレスと
異なるものであれば、主記憶装置1からデータを読み出
す。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
演算ユニットで実行する命令で必要とするデータを前も
ってデータバッファに転送しておくことで、キャッシュ
ミスヒット時の主記憶装置へのアクセス待ちを少なく
し、これにより性能を向上させることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 主記憶装置 2 演算処理装置 3 バス 4 プリフェッチキュー 5 演算ユニット 6 バッファ制御部 7 データバッファ 8 データキャッシュメモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主記憶装置の格納データの一部の写しを格
    納するキャッシュメモリを有する演算処理装置におい
    て、 前記演算処理装置が次に実行する命令を予め取り込むプ
    リフェッチキューと、 前記プリフェッチキューに取り込まれた命令を順次実行
    する演算ユニットと、 前記主記憶装置から取り込むデータを格納するデータバ
    ッファと、 前記プリフェッチキューに取り込まれた命令が前記主記
    憶装置からのデータの取り込み命令である場合には、該
    命令のオペランドが示す前記主記憶装置のアドレスから
    データを前記データバッファに転送するバッファ制御部
    と、 を備えたことを特徴とするキャッシュ制御方式。
  2. 【請求項2】主記憶装置の格納データの一部の写しを格
    納するキャッシュメモリの制御方式において、 演算処理装置が、次に実行する命令を予め取り込むプリ
    フェッチキューと、 前記プリフェッチキューに取り込まれた命令を順次実行
    する演算ユニットと、 前記主記憶装置から取り込むデータを格納するデータバ
    ッファと、 前記プリフェッチキューに取り込まれた命令が前記主記
    憶装置からのデータの取り込み命令である場合には、該
    命令のオペランドが示す前記主記憶装置のアドレスから
    データを前もって読み出し前記データバッファに転送す
    るバッファ制御部と、を備え、 前記演算ユニットで前記命令を実行する際に、前記キャ
    ッシュメモリにデータが存在すれば前記キャッシュメモ
    リからデータを読み出し、一方、前記キャッシュメモリ
    にデータが存在しない場合には、前記バッファ制御部が
    前記主記憶装置から前記データバッファへ転送したデー
    タを読み出す、ことを特徴とするキャッシュ制御方式。
JP9216025A 1997-07-25 1997-07-25 キャッシュ制御方式 Pending JPH1145180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9216025A JPH1145180A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 キャッシュ制御方式

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JP9216025A JPH1145180A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 キャッシュ制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1145180A true JPH1145180A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16682124

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9216025A Pending JPH1145180A (ja) 1997-07-25 1997-07-25 キャッシュ制御方式

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JP (1) JPH1145180A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015508192A (ja) * 2012-01-23 2015-03-16 クアルコム,インコーポレイテッド 高時間的参照局所性のデータフィルバッファの排除防止

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015508192A (ja) * 2012-01-23 2015-03-16 クアルコム,インコーポレイテッド 高時間的参照局所性のデータフィルバッファの排除防止
US10114750B2 (en) 2012-01-23 2018-10-30 Qualcomm Incorporated Preventing the displacement of high temporal locality of reference data fill buffers

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010529