JPH11446A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH11446A
JPH11446A JP15385197A JP15385197A JPH11446A JP H11446 A JPH11446 A JP H11446A JP 15385197 A JP15385197 A JP 15385197A JP 15385197 A JP15385197 A JP 15385197A JP H11446 A JPH11446 A JP H11446A
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JP
Japan
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temperature
fan
ball
pachinko machine
liquid crystal
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JP15385197A
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English (en)
Inventor
Takaaki Ichihara
高明 市原
Osamu Nagasaka
修 長坂
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Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品を適切に冷却することによって、その動
作を安定させるようにする。 【解決手段】 パチンコ機10(弾球遊技機)におい
て、そのパチンコ機10に設けられている部品のうち、
発熱する部位(例えば液晶表示器72や制御部100
等)を冷却するファン62(冷却手段)を設けたので、
部品の発熱する部位がファン62によって冷却される。
そのため、部品が安定して作動するようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾球遊技機に関し、
遊技機に設けられている部品を適切な温度に保つための
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】弾球遊技機には、その機能を実現するた
めの様々な部品が設けられている。例えばパチンコ機の
場合では、図柄を表示するための図柄表示装置や、モー
タやランプ等の動作を制御する動作制御装置等がある。
これらの図柄表示装置,モータ,ランプ,動作制御装置
等のような部品は、作動することによって発熱するもの
が多い。従来の弾球遊技機では、こうした部品を外側に
露出させることによって、自然冷却させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、動作制御装置
等のように部品によっては、露出させると動作が不安定
になったり、あるいは停止することがある。こうした原
因としては、チリやホコリ等の影響を受けることが考え
られる。一方、チリやホコリ等の影響を受けなくすため
に部品をカバー等で覆うことが考えられるが、今度は熱
が逃げにくくなる。そのために自然冷却が行えず、結果
として部品の動作が不安定になったり、あるいは停止す
ることがある。本発明はこのような点に鑑みてなされた
ものであり、遊技機に設けられている部品を適切に冷却
することによって、その動作を安定させるようにした弾
球遊技機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための第1の手段】請求項1に記載の
発明は、遊技機に設けられている部品のうち、発熱する
部位を冷却する冷却手段を有することを特徴とする。こ
こで、「発熱する部位」は、発熱していれば部品の一部
であってもよく、全部であってもよい。請求項1に記載
の発明によれば、部品の発熱する部位が冷却手段によっ
て冷却される。そのため、部品は安定して作動する。
【0005】
【課題を解決するための第2の手段】請求項2に記載の
発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、その部
品が第1所定温度以上になったときから、その部品が第
2所定温度以下になるまで、冷却手段の作動を制御する
温度制御手段を有する。ここで、第1所定温度と第2所
定温度とは、異なる温度である場合だけでなく、同じ温
度である場合をも含む。請求項2に記載の発明によれ
ば、部品が第1所定温度以上になると冷却手段によって
冷却され始め、第2所定温度以下になるまで継続され
る。そのため、部品を第2所定温度以下に保たれるの
で、部品をより安定して作動させることができる。
【0006】
【課題を解決するための第3の手段】請求項3に記載の
発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、その部
品から放出される熱を誘導する誘導部を有することを特
徴とする。請求項3に記載の発明によれば、冷却手段に
よって冷却された結果、部品から放出される熱が誘導部
によって誘導される。そのため、他の部品に影響を与え
ることなく、その部品を冷却することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。 〔実施の形態1〕まず、実施の形態1は、弾球遊技機の
一つであるパチンコ機10に本発明を適用したものであ
る。この実施の形態1では、図1〜図5を参照しながら
説明する。ここで、図1および図2には、パチンコ機の
外観を斜視図で示す。すなわち、図1ではその表面側
を、図2ではその裏面側をそれぞれ示す。図3には、冷
却手段を断面図で示す。図4には、カバー体およびファ
ンの構成を示す。図5には、液晶表示器の設置方法を示
す。
【0008】図1において、パチンコ機10の正面側
(図面左手前側)には、木枠12にヒンジ36を介して
ベース枠14が設けられている。そのため、ベース枠1
4は木枠12に対して矢印D2方向に開閉できる。ここ
で、木枠12はパチンコ遊技場においてパチンコ機10
を取り付けるための枠である。ベース枠14は、パチン
コ機10の各種部品を取り付けるための中心的な枠であ
る。また、ベース枠14は施錠装置20によって施錠可
能になっている。さらに、ベース枠14には表示灯1
6,ガラス枠18および前板22等が設けられている。
ガラス枠18にはガラス34が嵌め込まれており、下方
には上皿28が設けられている。上皿28には賞球排出
口32が設けられており、発射したパチンコ球が入賞等
することにより賞球が排出される。前板22には下皿2
6,ハンドル24,灰皿30が設けられている。
【0009】図2において、パチンコ機10の背面側
(図面右手前側)には、ベース枠14に対して、配電盤
50,球タンク52,誘導レール54,球送り機構5
6,遊技盤64,発射機構66等が設けられている。配
電盤50は各種部品に電気を配電する。球タンク52は
賞球としてのパチンコ球を一時的に貯留し、誘導レール
54を通じて球送り機構56に送る。球送り機構56は
入賞等において所定個数のパチンコ球をカウントし、賞
球として払い出す。発射機構66はパチンコ球を断続的
に発射させるために、発射モータ68を有する。遊技盤
64には、正面側にパチンコ遊技を行うための釘,風
車,入賞口等が設けられる。一方、その背面側に後述す
る液晶表示器72,制御部100,カバー体58等が設
けられる。
【0010】図3において、遊技盤64の背面側には、
液晶表示器72,制御部100,温度センサ74等が設
けられる。また、これらの部品を覆うようにしてカバー
体58が設けられる。液晶表示器72はパチンコ遊技の
ための図柄等を表示する。制御部100は、パチンコ機
10全体の動作を制御する。温度センサ74はカバー体
58内部の温度を検知し、温度信号(デジタルまたはア
ナログ)を出力する。カバー体58には扁平な円柱状の
ボックス78が形成されており、その内部にはファン6
2が回転可能に収納されている。このファン62はモー
タ60の駆動に伴って回転(一方向回転,正逆回転のい
ずれも含む)される。上記ボックス78は、図4にも示
すように通気孔78aが設けられており、ファン62の
回転によって外気がカバー体58内部に吹き込まれる。
その吹き込まれた空気は、液晶表示器72等の部品を冷
却した後、カバー体58に設けられているスリット71
や熱誘導口70,76によって矢印D4,D6方向に沿
って誘導されて外部に排出される。このスリット71や
熱誘導口70は、図2にも示すように、パチンコ機10
に設けられている他の部品を熱することのないような位
置に設けられている。特に、スリット71や熱誘導口7
0を上方に設けることにより、熱をさらに逃がしやすく
することができる。このように、液晶表示器72や制御
部100のような発熱する部位に直接外気が当たるよう
にファン62を配置している。こうした設置や配置によ
って、他の部品に影響を与えることなく熱を排出させ、
発熱する部位を効果的に冷却することができる。
【0011】ここで上記カバー体58は、片側(一辺)
を軸として開閉可能に設けられている。そのため、カバ
ー体58を必要に応じて開閉することにより、遊技盤6
4の状態確認やメンテナンス等を行うことが容易にでき
る。なお、カバー体58は遊技盤64に設けてもよい
が、機構板65に設けるのがより望ましい。すなわち、
カバー体58を機構板65に設けた場合には、新機種の
導入等で遊技盤64を交換してもファン62やモータ6
0等の部品はそのままになる。そのため、最小限の部品
を交換するだけで済み、その交換費用を低く抑えること
ができる。
【0012】パチンコ機10の裏面側から遊技盤64に
設けられる液晶表示器72は、次のような方法で取り付
けられている。ここで、図5(A)に示すように、取付
体82には、取付体82自身を遊技盤64に固定するた
めの取付片80や、液晶表示器72に設けられているフ
ック片86を嵌め込むためのフック84、液晶表示器7
2を所定位置に収納するための位置決め部94が設けら
れている。また、取付体82には、遊技者等が液晶表示
器72の表示部88を見えるように表示窓87が設けら
れている。さらに、取付体82には、破線で図示するよ
うに上部入賞口で入賞したパチンコ球を下方に誘導する
球通路89が設けられている。液晶表示器72は、図5
(B)に示すように、フック片86を矢印D8方向に沿
って移動させてフック84に嵌め込む。次に、液晶表示
器72を矢印D10方向に沿って回転させる。その後、
図5(C)に示すように、取付片90を突起部92に合
わせるようにして液晶表示器72の下辺部を位置決め部
94に嵌め込み、液晶表示器72を取付体82に取り付
ける。そして、取付片90を取付片80にビス止めする
とともに、液晶表示器72を覆うようにカバー体58を
設ける。このような取付体82を用いれば、ビス止め箇
所が減るので液晶表示器72の取り付けを素早く行うこ
とができ、結果的にパチンコ機10の組立時間を短縮す
ることができる。また、取付体82には突起部92と位
置決め部94とを設けたので、液晶表示器72を精度よ
く位置決めすることができる。
【0013】上記のパチンコ機10によれば、そのパチ
ンコ機10(遊技機)に設けられている部品のうち、発
熱する部位(例えば液晶表示器72や制御部100等)
を冷却するファン62(冷却手段)を設けたので、部品
の発熱する部位がファン62によって冷却される。その
ため、部品が安定して作動する。また、ファン62によ
って冷却された結果、部品から放出される熱をスリット
71や熱誘導口70,76(誘導部)を通じて外部に誘
導する。そのため、他の部品に影響を与えることなく、
その部品を冷却することができる。
【0014】〔実施の形態2〕次に、実施の形態2は、
実施の形態1と同様にパチンコ機10に本発明を適用し
たものであって、図6〜図8を参照しながら説明する。
ここで、実施の形態2が実施の形態1と異なるのは、部
品の温度を適切に保つために冷却手段の作動制御を行う
点である。なお、パチンコ機10の構成は実施の形態1
と同様であるので、説明を省略する。また、図6には制
御部100の構成をブロック図で、図7には温度制御処
理をフローチャートで、図8にはファン制御処理をフロ
ーチャートでそれぞれ示す。
【0015】図6において、制御部100は、CPU
(プロセッサ)110,ROM102,RAM104,
タイマー106,表示制御回路112,入力処理回路1
14および出力処理回路116によって構成されてい
る。CPU110は、ROM102に格納された制御プ
ログラムに従って制御部100の全体を制御する。RO
M102にはEPROMあるいはEEPROMが使用さ
れ、第1所定温度,第2所定温度等のデータが格納され
ている。RAM104にはDRAMやSRAM、あるい
はフラッシュRAM等が用いられる。また、RAM10
4には部品の温度等の各種データが格納される。
【0016】入力処理回路114は、温度センサ74か
ら出力された温度信号を受けて、制御部100内で処理
可能なデータ形式に変換し、バス108を介してCPU
110又はRAM104へ転送する。タイマー106
は、所定のタイミングで制御プログラム(すなわち後述
する温度制御処理やファン制御処理)を実行するための
時間管理を行い、その所定のタイミングに達すると処理
開始信号をCPU110に送る。この処理開始信号を受
けたCPU110は所定の手続きに従って制御プログラ
ムを実行する。表示制御回路112はCPU110から
バス108を介して送られた表示制御データ(例えば温
度センサ74によって検知された温度のデータ)に従っ
て、液晶表示器72の表示制御を行う回路である。出力
処理回路116は、CPU110からバス108を介し
て受けた出力データに基づいて、モータ60を駆動する
ために必要な電圧/電流に変換してモータ60に送る。
なお上記各構成要素は、液晶表示器72を除いて、いず
れもバス108に互いに結合されている。
【0017】次に、上記制御部100内において実行さ
れる処理手順について、図7を参照しながら説明する。
図7に示す温度制御処理は、図6に示すタイマー106
から出力された処理開始信号に基づいてCPU110が
制御プログラムを実行することによって実現される。
【0018】図7において、まず温度センサ74によっ
てカバー体58内の温度(以下「現在温度」と呼ぶ。)
を取得する[ステップS10]。具体的には、図6にお
いて温度センサ74から出力された温度信号を入力処理
回路114が受けて処理し、CPU110に送る。次
に、その現在温度が第1所定温度(例えば50℃)に達
したか否かを判別する[ステップS12]。もし、温度
が第1所定温度に達したとき(YES)には、モータ6
0を駆動してファン62を回転させる[ステップS1
4]。具体的には、CPU110からバス108を介し
て出力処理回路116に出力データを送り、モータ60
を駆動させることによりファン62を回転させる。そし
て、再度現在温度を取得し[ステップS16]、その現
在温度が第2所定温度(例えば40℃)を下回るまでス
テップS14,S16を繰り返す[ステップS18]。
こうして、現在温度が第2所定温度を下回るまで、ファ
ン62によって冷却が行われる。その後、現在温度が第
2所定温度を下回ったとき(ステップS18のYES)
には、モータ60を停止してファン62の回転も停止さ
せる[ステップS20]。こうして上記ステップS20
を実行した後、あるいは現在温度が第1所定温度に達し
ていないとき(ステップS12のNO)には、本処理手
順を終了する。
【0019】上記温度制御処理を実行することにより、
部品が第1所定温度以上になるとファン62(冷却手
段)によって冷却され始め、第2所定温度以下になるま
で冷却が継続される。そのため、部品を第2所定温度以
下に保たれるので、部品をより安定して作動させること
ができる。
【0020】ここで、上記ステップS14は単にファン
62を所定回転数で回転させるだけである。この形態に
代えて、モータ60に回転制御可能なモータを用いる場
合には、現在温度に応じてファン62の回転速度を調整
するようにしてもよい。すなわち、現在温度と第1所定
温度との温度差が大きければファン62を速く回し、そ
の温度差が小さければゆっくり回すようにする。こうし
たファン62の回転速度制御を行うための処理を、図8
(A)を参照しながら説明する。
【0021】図8(A)において、図7のステップS1
0において取得された現在温度と第1所定温度との温度
差を算出し[ステップS30]、その温度差に基づいて
後述する表1に従って回転数を求める[ステップS3
2]。ここで、温度差と回転数との対応関係を示す一例
(4段階に設定した例)を、次の表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】そして、ステップS32によって求められ
た回転数に基づいて、モータ60の回転数を駆動制御す
ることにより、ファン62の回転数を調整する[ステッ
プS34]。なお、温度差と回転数との対応関係は上記
表1の4段階に限らず、パチンコ機10の種類等に合わ
せて適切な複数段階に設定するのがより望ましい。この
ように、現在温度に応じてファン62の回転速度を調整
すれば、何らかの原因によって現在温度が急激に上昇し
た場合でも、素早く適切な温度に冷却することができ
る。また、現在温度に応じてファン62の回転速度が適
切に調整されるので、ファン62の回転に必要な消費電
力も低く抑えることができる。
【0024】また、ファン62の回転速度制御は、図8
(B)に示すファン制御処理のように行なってもよい。
すなわち、まず現在温度を取得する[ステップS4
0]。この現在温度は図7に示すステップS10,S1
6で取得された温度を用いてもよい。そして、取得され
た現在温度に基づいて、図9に示すような変換関数fに
従って回転数を求める[ステップS42]。そして、ス
テップS42によって求められた回転数に基づいてモー
タ60の回転数を駆動制御することにより、ファン62
の回転数を調整する[ステップS44]。図9に示す変
換関数fの例では、横軸を現在温度とし、縦軸を回転数
としている。また、この変換関数fは、第2所定温度T
2未満では0(RPM)であり、第2所定温度T2では
R2(RPM)であり、この第2所定温度T2を上回る
と次第に増加するようになっている。なお、第1所定温
度T4では、回転数はR4(RPM)になる。また、R
2,R4には部品を冷却するのに最適な値が適用され
る。
【0025】ここで、パチンコ機10の機種によって
は、設ける部品の種類や個数等に従ってその発熱量が異
なることが多い。同様に、パチンコ遊技場における時間
帯によっては、遊技者の人数等に従ってパチンコ機10
の置かれる環境が変化する。そのため、図9に示す変換
関数fのような関数は、パチンコ機10の機種ごとに異
なる複数の関数を用意したり、あるいは同じ機種であっ
ても異なる複数の関数を用意するのが、より望ましい。
さらには、ホール係員やメンテナンス作業者等が、適切
な時期に上記複数の関数の中から任意に選択できるよう
になっているとよい。こうすることによって、発熱量や
環境等に適したファン62の回転数が決定されるので、
より効果的に部品を冷却することができる。
【0026】〔他の実施の形態〕上述した弾球遊技機に
おけるその他の部分の構造,形状,大きさ,材質,個
数,配置および動作条件等については、上記実施の形態
に限定されるものでない。例えば、上記実施の形態を応
用した次の各形態を実施することもできる。 (1)図3等に示すファン62には比較的大きなファン
を用いたが、首振り機構を備えた小さなファンを用いて
もよい。この首振り機構によってカバー体58内の部品
を全体的に満遍なく冷却することができる。また、小さ
なファンを用いることで、騒音を小さくし、消費電力も
低く抑えることができる。なお、首振り機構に角度制御
機能(例えば60゜の角度で停止させる)ができるもの
を用いることにより、他の部品に比べて温度が高くなっ
ている特定の部品を積極的に冷却することも可能にな
る。 (2)カバー体58には外部から空気を吹き込む吸気用
のファン62のみを設けたが、熱誘導口70,76等に
カバー体58内の空気を積極的に排気する排気用のファ
ンを別個に設けてもよい。こうすることによって、吸気
用のファンで冷却し、排気用のファンで熱を逃がすこと
によって、効果的に部品の冷却を行うことが可能にな
る。
【0027】(3)カバー体58内に設けられた温度セ
ンサ74によって現在温度を検知したが、液晶表示器7
2や制御部100等のような部品の表面ないしは内部に
温度センサを別個に設け、あるいは温度センサ74に代
えて設けてもよい。この場合、図8(A),図8(B)
に示すファン制御処理では、別個に設けた温度センサに
よって検知された温度も考慮してファン62の回転数を
制御することによって、部品を第2所定温度以下により
確実に保つことができるので、部品をさらに安定して作
動させることができる。 (4)第1所定温度,第2所定温度は予めROM102
に格納したが、RAM104に格納して操作盤等により
変更可能にしてもよい。RAM104に格納するにあた
っては、ROM102に予め格納されたものを格納して
もよく、あるいはパチンコ機10との間で通信可能なホ
ールコンピュータから送られたものを格納してもよい。
【0028】(5)上記発明の実施の形態では、カバー
体58内の部品をファン62で冷却したが、冷却する対
象となる部品はパチンコ機10に設けられるものであれ
ばどのようなものも適用することができる。また、冷却
する部位は部品の発熱部位が最も効果的であるが、その
全体であってもよい。 (6)冷却手段はファン62に限らず、空気を圧縮した
後に小さな噴射口から噴射させるコンプレッサ等を用い
ることにより圧縮した空気を冷却し、その冷気を部品等
に当てるものを用いてもよい。 (7)上記発明の実施の形態ではパチンコ機10に本発
明を適用したが、アレンジボール等のような他の弾球遊
技機においても同様に本発明を適用することができる。
この場合であっても、発熱する部品が設けられているの
で、上記発明の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、部品の発熱する部位が
冷却手段によって冷却されるので、部品が安定して作動
するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の表面側外観を示す斜視図である。
【図2】パチンコ機の裏面側外観を示す斜視図である。
【図3】冷却手段を示す断面図である。
【図4】カバー体およびファンの構成を示す図である。
【図5】液晶表示器の設置方法を示す図である。
【図6】制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】温度制御処理を示すフローチャートである。
【図8】ファン制御処理を示すフローチャートである。
【図9】変換関数の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 パチンコ機(弾球遊技機) 58 カバー体 60 モータ 62 ファン 70,76 熱誘導口 72 液晶表示器 74 温度センサ 78 ボックス 80 取付片 82 取付体 84 フック 86 フック片 88 表示部 90 取付片 92 突起部 94 位置設定部 100 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に設けられている部品のうち、発
    熱する部位を冷却する冷却手段を有することを特徴とす
    る弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の弾球遊技機において、 その部品が第1所定温度以上になったときから、その部
    品が第2所定温度以下になるまで、冷却手段の作動を制
    御する温度制御手段を有することを特徴とする弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の弾球遊技機において、 その部品から放出される熱を誘導する誘導部を有するこ
    とを特徴とする弾球遊技機。
JP15385197A 1997-06-11 1997-06-11 弾球遊技機 Withdrawn JPH11446A (ja)

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