JPH114364A - 映像信号の輪郭補正回路 - Google Patents

映像信号の輪郭補正回路

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JPH114364A
JPH114364A JP9153914A JP15391497A JPH114364A JP H114364 A JPH114364 A JP H114364A JP 9153914 A JP9153914 A JP 9153914A JP 15391497 A JP15391497 A JP 15391497A JP H114364 A JPH114364 A JP H114364A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画質を損ねること無く、良好な映像信号の輪
郭補正を行う。 【解決手段】 入力端子1からの原信号の映像信号が遅
延回路2A、2Bに供給され、これらの入出力信号が減
算回路3、4を通じて最小値回路5、7及び最大値回路
6、8に供給され、それぞれ正極性及び負極性の部分が
取り出される。これらの信号が乗算回路9、11及び加
算回路10、12に供給される。そして加算回路10か
らの信号が増幅回路14、リミッタ回路15を通じて乗
算回路13で乗算回路9からの信号と乗算される。また
加算回路12からの信号が増幅回路17、リミッタ回路
18を通じて乗算回路16で乗算回路11からの信号と
乗算される。さらにこれらの乗算回路13、16からの
信号が増幅回路19、20を通じて加算回路21に供給
される。そしてこの加算信号が加算回路22に供給さ
れ、遅延回路2Aの出力信号と加算されて出力端子23
に取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカラーテレ
ビジョン受像機のような映像信号を扱う機器に使用して
好適な映像信号の輪郭補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン受像機において、表
示される映像信号の画質を向上させる目的で輪郭補正回
路が用いられている。このような映像信号の輪郭補正回
路としては、従来から例えば特開昭61−224783
号公報に記載されたような回路が知られている。
【0003】すなわちこの回路においては、映像信号を
所定時間遅延した信号と元の映像信号とを加算し、この
加算信号を元の映像信号を所定時間の1/2遅延した信
号から減算するものである。これによれば、公報中に示
されるように映像信号のエッジ部分に、いわゆるプリシ
ュートとオーバーシュートが付加され、エッジ部分の傾
斜が急峻にされて映像信号の輪郭が補正されるものであ
る。
【0004】ところがこの回路において、上述のプリシ
ュートとオーバーシュートの付加によって、例えば輝度
信号の輪郭補正には所望の画質改善の効果が得られる。
しかしながら色差信号(色信号)の場合には、上述のプ
リシュートとオーバーシュートが付加されるためにエッ
ジ部分の色相が崩れて不自然な画像となり、かえって画
質が劣化してしまう恐れが生じるものであった。
【0005】これに対して、本願出願人は先に、プリシ
ュートとオーバーシュートを付加すること無く、エッジ
部分の傾斜のみを急峻にする輪郭補正回路を提案した
(特開平2−162969号公報参照)。
【0006】すなわちこの回路においては、原信号を遅
延する第1の遅延手段と、この第1の遅延手段の出力信
号を遅延する第2の遅延手段とを設ける。そしてこれら
の遅延手段の入出力信号をそれぞれ加減算して第1〜第
3の輪郭補正信号を形成し、これらの第1〜第3の輪郭
補正信号から最大値及び最小値等の論理演算によって、
映像信号の変化部分を補正する第4の輪郭補正信号を形
成するものである。
【0007】ところがこの回路において、演算回路をア
ナログ回路で構成した場合には、演算が加減算及び最大
値、最小値回路のみであるために、原信号の傾斜部とは
時間的に無関係な位置に補正信号が形成され、画質を損
ねてしまう恐れがある。またこの回路において、補正の
効果を高めようとすると遅延手段の遅延時間を長く取る
必要があり、これによって回路規模の増大を招くもので
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この出願はこのような
点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問
題点は、従来の回路では、プリシュート、オーバーシュ
ートの付加により色差信号(色信号)の色相が崩れてか
えって画質が劣化してしまう恐れがあり、また無関係な
位置に補正信号が形成されて画質を損ねてしまう恐れ
や、回路規模の増大を招く恐れがあったというものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、第1及び第2の遅延手段からの信号を互いに減算
し、この減算信号を正極性及び負極性に分離し、この分
離信号の異極性同士を乗算及び加算し、この加算信号を
3値化した信号を乗算信号に乗算して補正信号を得るよ
うにしたものであって、これによれば、簡単な構成で画
質を損ねること無く、良好な映像信号の輪郭補正を行う
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】すなわち本発明においては、原信
号を遅延する第1の遅延手段と、第1の遅延手段の出力
信号を遅延する第2の遅延手段と、第1及び第2の遅延
手段の入力信号及び出力信号をそれぞれ第1の遅延手段
の出力信号から減算する減算回路と、減算回路からの出
力信号のそれぞれ正極性及び負極性の信号を取り出す信
号分離手段と、信号分離手段からの出力信号の内の互い
に異極性の信号同士を乗算及び加算すると共に、加算信
号をそれぞれ0値及び正負の所定の値に3値化して乗算
信号に乗算する演算手段とを有し、演算手段の出力信号
から原信号の傾斜部に相当する補正信号を得てなるもの
である。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明するに、
図1は本発明を適用した映像信号の輪郭補正回路の一例
の構成を示すブロック図である。
【0012】この図1において、入力端子1には原信号
の映像信号が供給される。この入力端子1からの映像信
号が所定遅延時間(T)の第1の遅延回路2Aに供給さ
れ、この第1の遅延回路2Aの出力信号が同じく所定遅
延時間(T)の第2の遅延回路2Bに供給される。さら
にこれらの第1の遅延回路2Aの入出力信号が減算回路
3に供給され、第2の遅延回路2Bの入出力信号が減算
回路4に供給されて、それぞれ第1の遅延回路2Aの出
力信号を被減算信号として減算が行われる。
【0013】これらの減算回路3からの信号が最小値回
路5及び最大値回路6に供給され、減算回路4からの信
号が最小値回路7及び最大値回路8に供給されると共
に、これらの回路5〜8にそれぞれ交流的に0レベルの
電位が供給される。ここで最小値回路5、7及び最大値
回路6、8はそれぞれ供給される信号の最小のものまた
は最大のものを取り出す回路である。
【0014】これにより最小値回路5、7からはそれぞ
れ減算回路3、4から供給された信号の負極性の部分が
取り出され、最大値回路6、8からはそれぞれ正極性の
部分が取り出される。さらにこれらの最小値回路5及び
最大値回路8からの信号が乗算回路9及び加算回路10
に供給される。また最小値回路7及び最大値回路6から
の信号が乗算回路11及び加算回路12に供給される。
【0015】そしてこれらの乗算回路9からの信号が乗
算回路13に供給されると共に、加算回路10からの信
号が所定の利得(−k1)の増幅回路14、リミッタ回
路15を通じて乗算回路13に供給される。また乗算回
路11からの信号が乗算回路16に供給されると共に、
加算回路12からの信号が同じく所定の利得(−k1)
の増幅回路17、リミッタ回路18を通じて乗算回路1
6に供給される。
【0016】さらにこれらの乗算回路13、16からの
信号が、それぞれ利得(k2)の増幅回路19と、利得
(k2′)の増幅回路20を通じて加算回路21に供給
される。そしてこの加算信号が加算回路22に供給さ
れ、上述の第1の遅延回路2Aの出力信号と加算され
て、出力端子23に取り出される。
【0017】そしてこの回路において、入力端子1には
例えば図2のAに示すような原信号の映像信号が供給さ
れる。これに対して第1及び第2の遅延回路2A、2B
からは、それぞれ図2のB、Cに示すような遅延信号が
取り出される。そしてこれらの信号が減算回路3、4に
供給されることによって、これらの減算回路3、4から
は、それぞれ図2のD、Eに示すような減算信号が取り
出される。
【0018】さらにこれらの減算信号が最小値回路5及
び最大値回路8に供給されることによって、これらの回
路5、8からはそれぞれ図2のF、Gに示すような負極
性及び正極性の信号が取り出される。またこれらの減算
信号が最大値回路6及び最小値回路7に供給されること
によって、これらの回路6、7からはそれぞれ図2の
H、Iに示すような正極性及び負極性の信号が取り出さ
れる。
【0019】これらの回路5、8からの負極性及び正極
性の信号が乗算回路9に供給されて図2のJに示すよう
な信号が形成される。また回路5、8からの負極性及び
正極性の信号が加算回路10に供給されて図2のKに示
すような信号が形成される。そしてこの加算信号が増幅
回路14で増幅されてリミッタ回路15に供給されるこ
とによって、図2のLに示すような3値信号が形成され
る。
【0020】そしてこの3値信号が乗算回路13に供給
されて、乗算回路9からの信号と乗算されることによっ
て、この乗算回路13からは図2のMに示すような原信
号の立ち上がりの傾斜部のみに相当する補正信号が取り
出される。この補正信号が増幅回路19に供給されて、
任意の利得(k2)で増幅されて加算回路21に供給さ
れる。
【0021】また上述の回路6、7からの負極性及び正
極性の信号が乗算回路11に供給されて図2のNに示す
ような信号が形成される。また回路6、7からの負極性
及び正極性の信号が加算回路12に供給されて図2のO
に示すような信号が形成される。そしてこの加算信号が
増幅回路17で増幅されてリミッタ回路18に供給され
ることによって、図2のPに示すような3値信号が形成
される。
【0022】そしてこの3値信号が乗算回路16に供給
されて、乗算回路11からの信号と乗算されることによ
って、この乗算回路16からは図2のQに示すような原
信号の立ち下がりの傾斜部のみに相当する補正信号が取
り出される。この補正信号が増幅回路20に供給され
て、任意の利得(k2′)で増幅されて加算回路21に
供給される。
【0023】これによってこの加算回路21からは、図
2のRに示すような原信号の立ち上がり及び立ち下がり
の傾斜部に相当する輪郭補正信号が取り出される。そし
てこの補正信号が加算回路22に供給されて、第1の遅
延回路2Aの出力信号と加算されることによって、出力
端子23には、図2のSに示すように原信号の立ち上が
り及び立ち下がりの傾斜部が急峻に補正された信号が取
り出される。
【0024】すなわちこの回路において、入力端子1に
供給される原信号として、例えば図2のAに示すような
台形波及び三角波を仮定した場合に、乗算回路9の出力
信号Jは、遅延信号Bの立ち上がり傾斜部内で0→負→
0と変化するものとなる。一方、加算回路10の出力信
号Kは、遅延信号Bの立ち上がり傾斜部の前半部分で正
極性、後半部分で負極性となり、この加算信号Kを3値
化した信号Lが形成される。
【0025】そしてこの3値信号Lが乗算信号Jに乗算
されることによって、遅延信号Bの立ち上がり傾斜部の
後半部分で乗算信号Jの極性が反転されたものとなる。
すなわちこの3値信号Lと乗算信号Jとの乗算によっ
て、遅延信号Bの立ち上がり傾斜部の前半部分で負極
性、後半部分で正極性となる補正信号Mが形成される。
【0026】また、上述の原信号として、例えば図2の
Aに示すような台形波及び三角波を仮定した場合に、乗
算回路11の出力信号Nは、遅延信号Bの立ち下がり傾
斜部内で0→負→0と変化するものとなる。一方、加算
回路12の出力信号Oは、遅延信号Bの立ち下がり傾斜
部の前半部分で負極性、後半部分で正極性となり、この
加算信号Oを3値化した信号Pが形成される。
【0027】さらにこの3値信号Pが乗算信号Nに乗算
されることによって、遅延信号Bの立ち下がり傾斜部の
前半部分で乗算信号Nの極性が反転されたものとなる。
すなわちこの3値信号Pと乗算信号Nとの乗算によっ
て、遅延信号Bの立ち下がり傾斜部の前半部分で正極
性、後半部分で負極性となる補正信号Qが形成される。
【0028】ここでこの回路において、信号J、Mまた
はN、Qを得る手段には乗算回路を用いている。従って
この場合に、入力されるいずれかの信号に交流成分が含
まれていない限り出力に信号が現れることがない。これ
により、例えば前段の加算回路や最大値、最小値回路で
アナログ的なエラー電圧が発生し、これが原信号の傾斜
部以外の場合であっても、最終的な補正信号ではこれら
が排除され、原信号の傾斜部のみの補正信号を形成する
ことができるものである。
【0029】さらにこれらの補正信号M、Qが増幅回路
19、20に供給されて、それぞれ利得k2及びk2′
倍に増幅される。そしてこれらの増幅された信号が加算
回路21で加算されることによって、例えば図2のQに
示すような最終的な輪郭補正信号Rが形成される。な
お、図2においては、利得k2=k2′=1の場合が示
されている。
【0030】そしてこの輪郭補正信号Rが加算回路22
に供給されて、遅延回路2Aからの遅延信号Bに加算さ
れることによって、出力端子23には、図2のSに示す
ような、プリシュート、オーバーシュートを付加するこ
と無く、エッジ部分の傾斜のみを急峻にした出力信号S
が取り出される。
【0031】また、上述の利得k2及びk2′の値を0
から1に増加するにつれて、出力信号Sの立ち上がり立
ち下がりの傾斜が急峻になるものである。従ってこれら
の利得k2及びk2′の値は、使用者の嗜好や周辺機器
との接続上の都合等に合わせて自由に設定されるもので
ある。
【0032】なお、上述した各部の信号の関係式は以下
に示すようになる。A=原信号、B=DL(A)、C=
DL(B)〔DL( )は( )内の信号を遅延回路で
1段遅延したものを示す〕、D=B−A、E=B−C F=MIN(D,0)〔MIN( )は( )内の信号
の最小のものを示す〕、 G=MAX(E,0)〔MAX( )は( )内の信号
の最大のものを示す〕、 H=MAX(D,0)、I=MIN(E,0) J=F×G、K=F+G、L=LIM(−k1×K)
〔LIM( )は( )内の信号に出力の振幅制限をか
けてパルス状にしたものを示す〕、M=J×L N=H×I、O=H+I、P=LIM(−k1×O)、
Q=N×P R=(k2×P)+(k2′×Q)、S=B+R
【0033】従ってこの回路において、第1及び第2の
遅延手段からの信号を互いに減算し、この減算信号を正
極性及び負極性に分離し、この分離信号の異極性同士を
乗算及び加算し、この加算信号を3値化した信号を乗算
信号に乗算して補正信号を得ることによって、簡単な構
成で画質を損ねること無く、良好な映像信号の輪郭補正
を行うことができる。
【0034】これによって、従来の回路では、プリシュ
ート、オーバーシュートの付加により色差信号(色信
号)の色相が崩れてかえって画質が劣化してしまう恐れ
があり、また無関係な位置に補正信号が形成されて画質
を損ねてしまう恐れや、回路規模の増大を招く恐れがあ
ったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解
消することができるものである。
【0035】また上述の回路において、原信号Aの立ち
上がり及び立ち下がりの時間をT1、遅延回路2A、2
Bの1個の遅延時間をTとすると、図2の説明は、T1
=2×Tの関係で示されており、上述の本発明の回路で
は理論上この関係を満たしているときが最も効果が上が
るものとなっている。
【0036】これに対して、例えば上述の特開平2−1
62969号公報の回路では、T1=Tのときが最も効
果が上がるものとなっている。このことは、上述の本発
明の回路では、最大の効果を発揮するために必要な遅延
時間が短くなることを示しており、遅延回路の回路規模
の削減に大いに貢献するものである。
【0037】なお上述の回路において、遅延回路2A、
2Bの1個の遅延時間Tの長さは、原信号Aが輝度信号
の時には例えばT=85ns、原信号Aが色差信号の時
には例えばT=250nsに設定することによって、良
好な輪郭補正の効果を得ることができるものである。
【0038】こうして上述の映像信号の輪郭補正回路に
よれば、原信号を遅延する第1の遅延手段と、第1の遅
延手段の出力信号を遅延する第2の遅延手段と、第1及
び第2の遅延手段の入力信号及び出力信号をそれぞれ第
1の遅延手段の出力信号から減算する減算回路と、減算
回路からの出力信号のそれぞれ正極性及び負極性の信号
を取り出す信号分離手段と、信号分離手段からの出力信
号の内の互いに異極性の信号同士を乗算及び加算すると
共に、加算信号をそれぞれ0値及び正負の所定の値に3
値化して乗算信号に乗算する演算手段とを有し、演算手
段の出力信号から原信号の傾斜部に相当する補正信号を
得ることにより、簡単な構成で画質を損ねること無く、
良好な映像信号の輪郭補正を行うことができるものであ
る。
【0039】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、第1及
び第2の遅延手段からの信号を互いに減算し、この減算
信号を正極性及び負極性に分離し、この分離信号の異極
性同士を乗算及び加算し、この加算信号を3値化した信
号を乗算信号に乗算して補正信号を得ることによって、
簡単な構成で画質を損ねること無く、良好な映像信号の
輪郭補正を行うことができるものである。
【0040】これによって、従来の回路では、プリシュ
ート、オーバーシュートの付加により色差信号(色信
号)の色相が崩れてかえって画質が劣化してしまう恐れ
があり、また無関係な位置に補正信号が形成されて画質
を損ねてしまう恐れや、回路規模の増大を招く恐れがあ
ったものを、本発明によればこれらの問題点を容易に解
消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される映像信号の輪郭補正回路の
一例の構成図である。
【図2】その動作の説明のためのタイムチャート図であ
る。
【符号の説明】
1…入力端子、2A,2B…遅延回路、3,4…減算回
路、5,7…最小値回路、6,8…最大値回路、9,1
1…乗算回路、10,12…加算回路、13,16…乗
算回路、14,17…増幅回路、15,18…リミッタ
回路、19,20…増幅回路、21,22…加算回路、
23…出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原信号を遅延する第1の遅延手段と、 上記第1の遅延手段の出力信号を遅延する第2の遅延手
    段と、 上記第1及び第2の遅延手段の入力信号及び出力信号を
    それぞれ上記第1の遅延手段の出力信号から減算する減
    算回路と、 上記減算回路からの出力信号のそれぞれ正極性及び負極
    性の信号を取り出す信号分離手段と、 上記信号分離手段からの出力信号の内の互いに異極性の
    信号同士を乗算及び加算すると共に、上記加算信号をそ
    れぞれ0値及び正負の所定の値に3値化して上記乗算信
    号に乗算する演算手段とを有し、 上記演算手段の出力信号から上記原信号の傾斜部に相当
    する補正信号を得ることを特徴とする映像信号の輪郭補
    正回路。
  2. 【請求項2】 上記演算手段の出力信号を上記第1の遅
    延手段の出力信号に加算して上記原信号の輪郭補正を行
    うことを特徴とする請求項1記載の映像信号の輪郭補正
    回路。
  3. 【請求項3】 上記信号分離手段は、最大値回路及び/
    または最小値回路に上記減算信号と0値とをそれぞれ供
    給して上記正極性及び負極性の信号を取り出すことを特
    徴とする請求項1記載の映像信号の輪郭補正回路。
  4. 【請求項4】 上記加算信号の3値化は、上記加算信号
    を出力振幅制限の加わった高利得の増幅器に供給して行
    うことを特徴とする請求項1記載の映像信号の輪郭補正
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2371335A (en) * 2000-07-19 2002-07-24 Tsurumi Mfg Lubricating oil holding device on sliding surface of oil chamber inside shaft sealing device in submerged pump

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GB2371335A (en) * 2000-07-19 2002-07-24 Tsurumi Mfg Lubricating oil holding device on sliding surface of oil chamber inside shaft sealing device in submerged pump
GB2371335B (en) * 2000-07-19 2004-07-07 Tsurumi Mfg Apparatus for retaining lubricating oil at sliding surface of shaft seal device disposed within oil chamber of submerged pump

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