JP2874698B2 - 非直線歪補償装置 - Google Patents

非直線歪補償装置

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JP2874698B2
JP2874698B2 JP3082946A JP8294691A JP2874698B2 JP 2874698 B2 JP2874698 B2 JP 2874698B2 JP 3082946 A JP3082946 A JP 3082946A JP 8294691 A JP8294691 A JP 8294691A JP 2874698 B2 JP2874698 B2 JP 2874698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非直線歪補償回路に関
し、特にビデオ信号により残留側波帯変調されたテレビ
信号の非直線歪の前置補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非直線歪補償回路は、図4に示す
様に、変調器41と変調器41を制御する非直線歪補償
制御回路42とを備えている。変調器41は、振幅変調
器あるいは位相変調器である。非直線歪補償制御回路4
2にはビデオ信号が入力され、非直線歪補償制御回路4
2は、ビデオ信号に応じた制御信号を生成して変調器4
1へ出力する。変調器41は、非直線歪補償制御回路4
2より入力された制御信号に応じて、ビデオ信号により
残留側波帯変調を施されたIF信号の非直線歪を補償す
べく変調を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に非直線歪は、信
号のピーク値、つまり信号の包絡線の値によって変化す
る。従って、変調器に入力される信号の包絡線と非直線
歪補償制御回路に入力される信号とが同一または相似で
あれば、非直線歪を精度良く補償することが可能とな
る。しかしながら、従来の非直線歪補償装置では、補償
を行うIF信号が残留側波帯変調されたIF信号である
ために、このIF信号の包絡線と非直線歪補償制御回路
の入力であるビデオ信号とは同一もしくは相似とはなら
ない。このため、従来の非直線歪補償装置では残留側波
帯変調されたIF信号の非直線歪の補償が精度良く行な
えないという問題点がある。本発明は、残留側波帯変調
されたIF信号の非直線制歪を精度良く補償できる非直
線歪補償装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ビデオ
信号が入力され該ビデオ信号に基づき制御信号を生成す
る非直線歪補償制御回路と、前記ビデオ信号により残留
側波帯変調を施されたIF信号と前記制御信号とが入力
され、前記制御信号に従って前記IF信号の非直線歪を
補償する変調器とを備えた非直線歪補償装置において、
前記非直線補償制御回路の前段に前記ビデオ信号の包絡
線を求め包絡線信号を出力する包絡線回路を設け、前記
非直線歪補償制御回路が前記包絡線信号に基づいて前記
制御信号を生成するようにしたことを特徴とする非直線
歪補償装置が得られる。また、前記ビデオ信号に替えて
前記IF信号を前記包絡線回路に入力し、該IF信号の
包絡線を表す包絡線信号を前記非直線歪補償制御回路へ
出力するようにしたことを特徴とする非直線歪補償装置
が得られる。
【0005】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の第1の実施例である。本実施
例の非線形歪補償装置は、変調器11、非直線歪補償制
御回路12、及び包絡線回路13を有している。従来同
様、変調器11は振幅変調器または位相変調器である。
包絡線回路13は、入力されたビデオ信号から、変調器
11に入力されるIF信号(ビデオ信号により残留側波
帯変調されたもの)の包絡線と同じ又は相似の包絡線信
号を作成し出力する。非直線歪補償制御回路12は包絡
線回路13から入力される包絡線信号のレベルに応じた
制御信号を生成し、変調器11へ出力する。変調器11
は制御信号に従って入力されたIF信号の変調を行う。
【0006】次にその動作について図及び数式を用いて
説明する。ここでは、図5の様な時間波形及びスペクト
ラムをもつビデオ信号を例として考える。なお、図5に
おける時間波形とスペクトラムの関係は厳密ではない。
又、スペクトラムは正の周波数成分のみを表わしてい
る。
【0007】図5に示すビデオ信号で周波数fo の搬送
波の振幅変調を行い、さらに図6に示す残留側波帯変調
用フィルタに通すと、図7に示す残留側波帯変調IF信
号が得られる。こうして得られた残留側波帯変調IF信
号は、変調器11に入力され、また、ビデオ信号は包絡
線回路13に入力される。ところで、図7のスペクトラ
ム図に示す様に、残留側波帯変調IF信号は、周波数f
o −fa より低い周波数成分の信号がない。このため、
残留側波帯変調IF信号の時間波形の包絡線(図7に示
す)とビデオ信号の時間波形(図5に示す)とを比較す
ると、fa より低周波数域の信号がほぼ1対1であるの
に対して、fa より高周波数域の信号の振幅は約1対2
となっている。(図5の時間波形および図7の時間波形
の包絡線において、中央の4つのサイン波をfa より高
域の信号、その他をfa より低域の信号とする。)
【0008】そこで、包絡線回路13は、ビデオ信号よ
り残留側波帯変調IF信号の包絡線と同一の波形を作る
ことを目的とする。例えば、図8に示す様なフィルタ回
路を用いれば図5のビデオ信号を図9に示す様な時間波
形及びスペクトラムをもつ信号をえることができる。
又、包絡線回路の特性は数式を用いて表わすと次の様に
なる。
【0009】 Env(t) =〔{F- (t) *V(t) }・{F+ (t) *V(t) }〕1/2 nv(t) :包絡線回路出力信号(変数tは展
開) V(t) :入力ビデオ信号 F+ (t) ,F- (t) :残留側波帯フィルタから導かれる
周波数特性のインパルス応答である。 *:畳み込みを表す。
【0010】残留側波帯フィルタの周波数特性のインパ
ルス応答VSB(t)はF+ (t) ,F- (t) を用いると次
式の様に表わせる。 VSB(t) =F+ (t) ・ej2πfot +F- (t) j2πfot o :残留側波帯変調用フィルタの中心周波数 なお、第1項は、残留側波帯変調用フィルタの正の周波
数特性のイパルス応答、第2項は負の周波数特性のイン
パルス応答である。又、・は乗算を表す。
【0011】この様にして得られた包絡線回路13の出
力である包絡線信号は非直線歪補償制御回路12へ入力
される。非直線歪補償制御回路12は、入力された包絡
線信号のレベルに応じて適切な補償制御信号を変調器1
1へ出力する。変調器11は入力された制御信号の値に
応じて振幅又は位相変調を入力IF信号に対して行い非
直線歪補償されたIF信号を出力する。
【0012】図2に第2の実施例を示す。本実施例では
残留側波帯変調されたIF信号の包絡線を表わす包絡線
信号を取り出し出力する包絡線回路21を有している。
変調器11及び非直線歪補償制御回路12は第1の実施
例と同様にものである。また、その動作も、包絡線回路
21がIF信号から包絡線信号を取り出す以外は同様な
のでその説明を省略する。
【0013】図3に第3の実施例を示す。本実施例の非
直線歪補償装置は、振幅変調器31、位相変調器32、
振幅非直線歪補償制御回路33、位相非直線歪補償制御
回路34、及び包絡線回路13を有している。第1及び
第2の実施例の非直線歪補償装置は、振幅及び位相のい
ずれか一方の非直線歪補償を行う装置である。これに対
し、本実施例の非直線歪補償装置は、振幅及び位相の非
直線歪補償を同時に行うことができる。なお、動作の説
明は省略する。
【0014】なお、本発明は、信号をアナログで扱う回
路、又はデジタルコードとして扱う回路でも同様に実施
することが可能である。又、残留側波帯変調IF信号と
ビデオ信号の遅延時間又は、位相をあわせるため必要に
応じて各入力に遅延回路、位相回路を挿入することも可
能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明した様に本発明の非直線歪補償
回路は、非直線歪補償制御回路の入力信号として、IF
信号の包絡線と同一または相似の信号が得られるように
包絡線回路を設けたことで、非直線歪補償を精度よく行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例のブロック図である。
【図4】従来の非直線歪補償装置のブロック図である。
【図5】ビデオ信号の時間波形およびスペクトラムであ
る。
【図6】残留側波帯変調用フィルタの正の周波数特性で
ある。
【図7】残留側波帯変調IF信号の時間波形及びスペク
トラムである。
【図8】包絡線回路の正の周波数特性の1例である。
【図9】包絡線回路の出力信号の時間波形及びスペクト
ラムである。
【符号の説明】
11 変調器 12 非直線歪補償制御回路 13 包絡線回路 21 包絡線回路 31 振幅変調器 32 位相変調器 33 振幅非直線歪補償制御回路 34 位相非直線歪補償制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03C 1/02 - 1/06 H04N 5/20 - 5/208 H04N 7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号が入力され該ビデオ信号に基
    づき制御信号を生成する非直線歪補償制御回路と、前記
    ビデオ信号により残留側波帯変調を施されたIF信号と
    前記制御信号とが入力され、前記制御信号に従って前記
    IF信号の非直線歪を補償する変調器とを備えた非直線
    歪補償装置において、前記非直線補償制御回路の前段に
    前記ビデオ信号の包絡線を求め包絡線信号を出力する包
    絡線回路を設け、前記非直線歪補償制御回路が前記包絡
    線信号に基づいて前記制御信号を生成するようにしたこ
    とを特徴とする非直線歪補償装置。
  2. 【請求項2】 前記ビデオ信号に替えて前記IF信号を
    前記包絡線回路に入力し、該IF信号の包絡線を表す包
    絡線信号を前記非直線歪補償制御回路へ出力するように
    したことを特徴とする請求項1の非直線歪補償装置。
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