JPH0522632A - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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JPH0522632A
JPH0522632A JP3170009A JP17000991A JPH0522632A JP H0522632 A JPH0522632 A JP H0522632A JP 3170009 A JP3170009 A JP 3170009A JP 17000991 A JP17000991 A JP 17000991A JP H0522632 A JPH0522632 A JP H0522632A
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JP
Japan
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contour
contour signal
signal
circuit
voltage
Prior art date
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Application number
JP3170009A
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English (en)
Inventor
Eiji Arita
栄治 有田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度信号の補正を従来より急峻な、あるいは
所望の二つ以上の周波数帯をもつ輪部信号でもって補正
できる輪部補正回路を得ること。 【構成】 第1の輪部信号発生回路5で作成された第1
の輪部信号を増幅する電圧制御可変利得増幅器6に入力
される利得制御直流電圧に、上記第1の輪部信号とは周
波数帯の異なる少なくとも一つの輪部信号を他の輪部信
号発生回路20で作成して重畳し、この電圧信号で増幅
器6の利得を制御するようにした。 【効果】 従来の輪部信号が1つの周波数帯を補正した
のに対し、二つ以上の周波数帯でもって補正することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレビジョン受像機
やビデオ機器等で用いられる輝度信号の輪郭補正回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、「ラジオ技術」1982.2月
号に示された輪郭補正回路のブロック回路図である。図
において、1は輪郭補正回路、2は入力端子、3は反射
型のディレイライン(以下、「DL」という)、4は減
算器で、3,4で輪郭信号発生回路5を構成している。
6は電圧制御可変利得増幅器(以下、「ゲインコントロ
ールアンプ」という)、7は可変直流電源、8は加算
器、9は出力端子である。
【0003】次に、動作について説明する。入力端子1
に、図8(a)のような輝度信号が入力されると、A点
では、進行波と反射波が重なって図8(b)のような波
形になり、DL3の出力点Bでは、図8(c)のように
所定量だけ遅れた波形となる。この二つの信号は減算器
4で減算され、周知のように、図8(d)に示す波形の
輪郭信号となる。この輪郭信号はゲインコントロールア
ンプ6に入力され、可変直流電源7から入力される利得
制御電圧によって所定のレベルに増幅され、加算器8で
DL3の出力信号と加算されて図8(e)のような輪郭
補正された出力輝度信号が作成され、出力端子9から出
力される。
【0004】図9は、一般的なゲインコントロールアン
プ6の回路図で、10はダブルバランス回路、11は直
流電源、12は11より低い直流電源、13は負荷抵
抗、14はエミッタ抵抗、15はバイアス抵抗で、ダブ
ルバランス回路10の交流入力である下段のトランジス
タのベースに、輪郭信号発生回路5で作成された輪郭信
号が入力される。
【0005】このゲインコントロールアンプ6のゲイン
は、可変直流電源7の電圧値が、直流電源11の電圧値
より大きい場合は(負荷抵抗値)/(エミッタ抵抗値)
となり、可変直流電源7と直流電源11の電圧値が等し
い場合は、(負荷抵抗値)/(2×エミッタ抵抗値)と
なり、また、可変直流電圧7の電圧値が直流電源11の
電圧値より低い場合はゼロとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の輪郭補正回路で
は、輪郭信号発生回路の定数で決定される単一の周波数
帯の輪郭しか補正できず、これを解消するには、別の大
規模なシステムが必要であった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、複数の周波数帯で輪郭を補正する
ことができ、かつ、安価な輪郭補正回路を得ることを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る輪郭補正
装置は、第1の輪郭信号発生回路と、この第1の輪郭信
号発生回路とは異なる周波数帯域の輪郭信号を発生する
少なくとも一つの第2の輪郭信号発生回路と、上記第1
の輪郭信号を増幅する電圧制御可変利得増幅器と、この
増幅器に入力される利得制御直流電圧に上記第2の輪郭
信号を重畳する手段と、この手段の出力信号を入力輝度
信号に加算する手段とを備えたものである。
【0009】
【作用】この発明における電圧制御可変利得増幅器は、
第1の輪郭信号発生回路で作成された輪郭信号を、第2
の輪郭信号発生回路で作成された第2の輪郭信号が重畳
されている利得制御直流圧によって増幅するので、その
出力輪郭信号は、第1および第2の輪郭信号発生回路の
周波数帯域を有する輪郭信号となるので、複数の周波数
帯域の輪郭信号で輪郭補正した輝度信号が得られる。
【0010】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの輪郭補正回路のブロック回
路図で、5は第1の輪郭信号発生回路、20は第2の輪
郭信号発生回路で、第1の輪郭信号発生回路5とは周波
数帯域の異なる第2の輪郭信号を作成する。
【0011】図2は、第2の輪郭信号発生回路20とゲ
インコントロール回路6の構成を示す図で、第2の輪郭
信号発生回路20は、マッチング抵抗R1,コイルL
1,コンデンサC1および抵抗R2よりなる二次微分回
路で構成されている。
【0012】図3は、図2中の点a,b,cの信号波形
図で、図3(a)は、第1の輪郭信号発生回路5から出
力される第1の輪郭信号,図3(b)は、第2の輪郭信
号発生回路20から出力される第2の輪郭信号,図3
(c)は、ゲインコントロールアンプ6から出力される
出力輪郭信号である。
【0013】次に、動作について説明する。第1の輪郭
信号発生回路5は、従来例のようにディレイラインを用
いた輪郭信号発生回路で、図3(a)に示す第1の輪郭
信号を発生し、第2の輪郭信号発生回路(2a)は、入
力された輝度信号(図8(a)参照)を二次微分した図
3(b)に示す第2の輪郭信号を発生する。この第2の
輪郭信号は、ゲインコントロールアンプ6に入力され、
可変直流電源7の出力直流電圧に重畳される。具体的に
は、ダブルバランス回路11の利得制御直流電圧が入力
される上段のトランジスタの片側のベースに、コンデン
サC1を介して入力される。
【0014】このゲインコントロールアンプ6を構成す
るダブルバランス回路11は、交流的には掛算器である
ので、出力輪郭信号は、図3(c)中に実線で示したよ
うに、第1の輪郭信号と第2の輪郭信号を掛算した黒側
が大きく、白側の小さい波形となり、第1の輪郭信号と
第2の輪郭信号の周波数帯の、和と差の周波数帯の信号
となる。
【0015】また、可変直流電源7の出力電圧を高くす
れば、出力輪郭信号は、図3(c)中に一点鎖線で示し
たように振幅の大きい波形となり、可変直流電源7の出
力電圧を低くすれば、出力輪郭信号は、図3(c)中に
破線で示したように振幅の小さい波形となる。
【0016】実施例2.上記実施例では、第1の輪郭信
号発生回路5に、反射型ディレイラインを用いた通称デ
ィレイラインアパコンとよばれる回路を用い、第2の輪
郭信号発生回路20に、受幼素子で構成された二次微分
回路を用いたが、第1,第2の輪郭信号発生回路とも輪
郭信号を発生できる回路であればよく、例えば、図4の
ブロック回路図に示したような、2つのディレイライン
を用いた輪郭信号発生回路でも良い。
【0017】実施例3.また、上記実施例では、2次微
分信号と2次微分信号を掛算する例について説明した
が、例えば、図5のブロック回路図に示すように、微分
回路30と絶対値回路40とを用いて片側検波した信号
を、第2の輪郭信号として電圧制御直流電圧に重畳すれ
ば、負側のみの掛算回路となり、負側の輪郭信号を強調
することができる。
【0018】実施例4.また、上記実施例では、電圧制
御直流電圧に、周波数帯の異なる一つの輪郭信号を重畳
したが、重畳する輪郭信号は二以上であってもよく、さ
らに輪郭信号の外に、水平周期のパラボラ波形の補正信
号を重畳して、画面の両サイドの輪郭を強めに補正する
ようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、第1の
輪郭信号の振幅を決定する電圧制御増幅回路に入力され
る利得制御直流電圧に、少なくとも一つの周波数帯の異
なる輪郭信号を重畳するように構成したので、複数の周
波数帯をもつ輪郭信号で輝度信号の補正を行うことがで
きる安価な輪郭補正回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による輪郭補正回路のブロ
ック回路図である。
【図2】この実施例の第2の輪郭信号発生回路とゲイン
コントロール回路を示す図である。
【図3】この実施例の各部の信号波形図である。
【図4】この発明の他の実施例による輪郭信号発生回路
を示す図である。
【図5】この発明の他の実施例による輪郭信号発生回路
を示す図である。
【図6】この実施例の各部の信号波形図である。
【図7】従来の輪郭補正回路のブロック回路図である。
【図8】従来の輪郭補正回路の各部の信号波形図であ
る。
【図9】従来のゲインコントロールアンプの回路図であ
る。
【符号の説明】
5 第1の輪郭信号発生回路 6 ゲインコントロールアンプ 7 可変直流電源 8 加算器 20 第2の輪郭信号発生回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図7は従来から一般に知られている輪郭
補正回路のブロック回路図である。図において、1は輪
郭補正回路、2は入力端子、3は反射型のディレイライ
ン(以下、「DL」という)、4は減算器で、3,4で
輪郭信号発生回路5を構成している。6は電圧制御可変
利得増幅器(以下、「ゲインコントロールアンプ」とい
う)、7は可変直流電源、8は加算器、9は出力端子で
ある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】この発明における電圧制御可変利得増幅器は、
第1の輪郭信号発生回路で作成された輪郭信号を、第2
の輪郭信号発生回路で作成された第2の輪郭信号が重畳
されている利得制御直流圧によって増幅するので、その
出力輪郭信号は、第1および第2の輪郭信号発生回路の
周波数帯の掛算の周波数帯域を有する輪郭信号となるの
で、複数の周波数帯域の輪郭信号で輪郭補正した輝度信
号が得られる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】実施例2.上記実施例では、第1の輪郭信
号発生回路5に、反射型ディレイラインを用いた通称デ
ィレイラインアパコンとよばれる回路を用い、第2の輪
郭信号発生回路20に、受素子で構成された二次微分
回路を用いたが、第1,第2の輪郭信号発生回路とも輪
郭信号を発生できる回路であればよく、例えば、図4の
ブロック回路図に示したような、2つのディレイライン
を用いた輪郭信号発生回路でも良い。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力された輝度信号の輪郭信号を作成す
    る第1の輪郭信号発生回路と、この作成された第1の輪
    郭信号を増幅する電圧制御可変利得増幅器と、この増幅
    器の利得を制御する直流電圧を出力する可変直流電源
    と、上記第1の輪郭信号とは周波数帯の異なる少なくと
    も一つの第2の輪郭信号を作成する第2の輪郭信号発生
    回路と、この作成された第2の輪郭信号を上記利得制御
    直流電圧に重畳する手段と、上記増幅器の出力輪郭信号
    を上記入力輝度信号に加算する加算器とを備えた輪郭補
    正回路。
JP3170009A 1991-07-10 1991-07-10 輪郭補正回路 Pending JPH0522632A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080787A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Samsung Electronics Co Ltd デジタル画像データの輪郭強調装置及びその方法、これを利用したデジタル表示装置
JP2013218338A (ja) * 2013-05-14 2013-10-24 Sony Corp 表示装置
US8786523B2 (en) 2008-12-15 2014-07-22 Sony Corporation Display device, display data processing device, and display data processing method

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