JPH114360A - 放送番組制作システム - Google Patents

放送番組制作システム

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JPH114360A
JPH114360A JP15517397A JP15517397A JPH114360A JP H114360 A JPH114360 A JP H114360A JP 15517397 A JP15517397 A JP 15517397A JP 15517397 A JP15517397 A JP 15517397A JP H114360 A JPH114360 A JP H114360A
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JP
Japan
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production system
signal
video
program
broadcast
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Withdrawn
Application number
JP15517397A
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English (en)
Inventor
Koji Yamada
浩二 山田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH114360A publication Critical patent/JPH114360A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無調整で素材機器を他の制作システムで使用
できる放送番組制作システムを得る。 【解決手段】 マスタスイッチャ9にて制作システムA
出力が選択されると、タリー信号aが制御部7へ送ら
れ、映像効果装置6にて素材機器3がNEXTとなった
とき、制御部7へNEXT夕リー信号bが送られ、同期
スイッチャ4がA側に切り替えられる。−α位相の同期
信号が、同期信号発生器1より素材機器3へ供給され
る。制作システムB出力が選択されると、タリー信号a
が制御部7へ送られ、映像効果装置8にて素材機器3が
NEXTとなったとき、制御部7にて同期スイッチャ4
がB側に切り替えられる。これにより“0”位相の同期
信号が素材機器3へ供給される。これにより、映像効果
装置6及び8の入力部における映像信号の遅延量を
“0”にすることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放送番組制作システ
ムに関し、特にテレビジョン放送局における放送番組制
作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送局(演奏所)において
は、一般にいくつかの放送番組制作のための制作システ
ム(スタディオサブ;副調整室、局外中継用の制作シス
テムを含む。制作スタディオを含む場合と含まない場合
がある)と一つのマスタ(マスタコントロールルーム;
主調整室)が設けられる。
【0003】制作システムは図2に示すように、スタデ
ィオカメラ、VTR、光ディスクレコーダ、フィルムプ
ロジェクタ等の映像信号を発生する素材機器3と、いく
つかの素材機器(図2では代表として一つだけ示してあ
る)3からの映像信号を切り替えたり、混合したり、特
殊な画像効果を与えたりする映像効果装置6と、映像効
果装置6からの映像信号出力を記録する記録装置(VT
R、光ディスクレコーダ等、図示せず)で構成され、そ
のほか信号分配器、マスタモニタといった映像機器、同
期信号発生器等を含む。
【0004】マスタにはマスタスイッチャ(分配入力
列)9が設けられ、ここで選択された放送番組が放送局
の出力番組として、放送所(図示せず)に送出され放送
される。従って、マスタスイッチャ9の入力において、
制作システムAからの映像信号d、制作システムBから
の映像信号e、その他の映像信号(他の制作システム、
送出VTR、光ディスクレコーダ等からの)fは、すべ
て位相が合っている必要がある(マスタスイッチャ9で
切り替えたとき、放送番組映像信号の位相が急変しない
ように)。ただし、ここではカラー副搬送波の位相関係
については論じないこととする(説明の煩雑さを避ける
ために)。
【0005】従来図2に示すように、個々のテレビジョ
ン番組制作システムにおける映像信号の位相関係につい
ても、映像効果装置6あるいは8の入力において、素材
機器3からの映像信号と、その他の素材機器(図示せ
ず)からの映像信号gあるいはhとは位相が一致してい
る必要がある。一般に素材機器の映像出力信号の位相に
ついては、その機器内部の映像処理部のもつ固有の遅延
量による映像信号の遅延があり、その遅延量はばらつい
ている。
【0006】映像効果装置6の入力部における各入力映
像信号の位相のバラツキを補正するため、ある一定の適
切な遅延量分の位相をアドバンスさせた同期信号を素材
機器に供給することにより、±0の遅延量バラツキのな
い映像出カ信号として、映像効果装置6に入力できるよ
う、それぞれの素材機器内で位相補正を行っていた。
【0007】しかし、制作システムAあるいはBによっ
ては、映像効果装置6あるいは8の方式の違い(例えば
ディジタル/アナログ)によって、アナログ/ディジタ
ル(A/D)変換器や映像信号のレート(信号形式)変
換器(例えば画面を縮小して他の画面に挿入する)5挿
入する必要が生じ、もし此処で+αだけの映像信号の遅
延が発生するとすると、同期信号発生器(局内の基準同
期信号発生器からの基準同期信号を受け、これに同期し
た任意の位相の同期信号を発生する)1は、制作システ
ムA内のすべての素材機器3他に、予めαだけ位相が進
んだ(−α)(基準)同期信号を供給する。
【0008】これに対し、例えば制作システムのBよう
にA/D・レート変換器5を含まないシステムの場合
は、“0”位相の(基準)同期信号をシステム内のすべ
ての素材機器(図示せず)に“0”位相の同期信号を供
給する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図2に示すテレビジョ
ン番組制作システムにおいて、素材機器3によっては複
数の制作システムA,Bヘ出力信号を供給しており、供
給先システムによって映像方式が異なり、一方ではアナ
ログ/デジタル変換5、他方ではダイレクト(A/D変
換5を含まない)といったインタフェースである場合、
変換器のもつ遅延量(+α)がよけいなものとして存在
する。
【0010】このため素材機器に対しては、こうしたシ
ステム系統段にて発生する遅延量分をアドバンス(−
α)した(基準)同期信号を供給し、この結果ダイレク
ト入力(制作システムB)側では、映像入力段に固定遅
延器10を挿入したり、運用前に基準同期信号を補正す
る等の方法が行われており、素材機器や出力供給先の変
更が容易に行えない問題がある。
【0011】本発明の目的は、無調整で素材機器を他の
制作システムで使用できる放送番組制作システムを提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるテレビジョ
ン放送局における放送番組制作システムは、素材機器を
複数の制作システムで共用する場合にマスタスイッチャ
の入力部で各制作システム出力映像信号位相が合致する
ように制御する映像位相制御手段を含むことを特徴とす
る。
【0013】また、前記映像位相制御手段が、前記素材
機器を使用する前記制作システムの出力映像信号が放送
中あるいは次に放送さるべき番組に指定されている期間
動作することを特徴とする。
【0014】さらに、第一の前記制作システムが第二の
前記制作システムに属する前記素材機器を使用する場合
に、前記映像位相制御手段は、前記素材機器に加わる同
期信号位相を常時は前記第二の制作システムの同期信号
位相に保持し前記第一の制作システムの出力映像信号が
放送中あるいは次に放送さるべき番組に指定されている
期間前記第一の制作システムの同期信号位相に切り替え
て保持するようにしたことを特徴とする。
【0015】さらにまた、前記映像位相制御手段が、前
記マスタスイッチャのタリー信号により動作することを
特徴とする。
【0016】本発明の作用は次の通りである。複数の制
作システムで共用使用する素材機器に供給する(基準)
同期信号位相を、各制作システム固有の素材機器の入力
同期位相に合わせて切り替えて補正する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明による放送番組制作システム
の実施例の構成を示すブロック図であり、図2と同等部
分は同一符号にて示している。なお、重複する説明は一
部省略する。
【0019】図1において、制作システムA,Bは、
(基準)同期信号(位相0あるいは−α)を発生する同
期信号発生器1,2、素材機器(放送番組素材を送出す
るスタディオカメラ、VTR、光ディスクレコーダ、フ
ィルムプロジェクタ、テレシネ機器等)3他、位相の異
なる(基準)同期信号を選択する同期スイッチャ4、映
像信号のアナログ・ディジタル変換を行ったり、映像方
式を変換するA/D・レート変換器5、映像信号の切り
替えや特殊効果を与える映像効果装置6,8、システム
を切り替え制御する制御部7、システム切り替え制御す
るコントローラ11,13、コントローラ11,13の
出力を選択するコントロールセレクタ12で構成され、
マスタはマスタスイッチャ(分配入力列)9を含む。
【0020】制作システムA内の素材機器3の映像出力
信号は、制作システムA及ぴBへ供給されている。シス
テムA側への出力信号については、アナログ/ディジタ
ル・レートコンバータといった変換器5にて変換され、
映像効果装置6へ入力される。一方、制作システムBに
おいては、ダイレクトに映像効果装置8へ入力される。
【0021】マスタスイッチャ9にて制作システムA出
力が選択されると、タリー信号(表示ランプを点灯する
信号)aが制御部7へ送られ、この状態で映像効果装置
6にて素材機器3がNEXT(現在放送中の番組の次の
番組を“NEXT”番組と呼ぶ)となったとき、制御部
7へNEXT夕リー信号bが送られ、制御部7にて同期
スイッチャ4がA側に切り替えられる。これにより制作
システムA側の変換器5のもつ遅延量(α)を考慮し、
(基準)同期位相よりアドバンス(−α)させた信号
が、同期信号発生器1より素材機器3へ供給される。
【0022】一方、マスタスイッチャ9にて制作システ
ムB出力が選択されると、タリー信号aが制御部7へ送
られ、この状態で映像効果装置8にて素材機器3がNE
XTとなったとき、制御部7へNEXTタリー信号cが
送られ、制御部7にて同期スイッチャ4がB側に切り替
えられる。これにより“0”位相の(基準)同期信号が
同期信号発生器2より素材機器3へ供給される。
【0023】以上のことより、マスタスイッチャ9系に
て運用(現在放送中)(あるいはプリセット;NEX
T)時に、映像効果装置6及び8の入力部における映像
信号の遅延量を“0”にすることが可能となる。
【0024】また、素材機器8へのオンエアータリー信
号、及びコントローラ13あるいは11からの制御信号
についても、制御部7よりコントロールセレクタ12に
対して、前記動作に連動して制作システムA/Bの切替
制御を自動的に行うことにより、手動切替に伴う誤操作
を防止することが可能となる。
【0025】なお、図1においては同期信号発生器1,
2を別の装置として描いているが、一台の同期信号発生
器で異なった位相の同期信号を発生させることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、素材機器
の映像出力信号の一方の供給先入力段にて発生する遅延
量に対して、素材機器へ供給する基準同期信号につい
て、アドバンスさせた信号と主調整(マスタ)設備に同
期した信号を、タリー信号によって切り替えることによ
り、素材機器の出力映像信号位相を各々のシステムに対
して、運用時に自動的に速切な基準位相に一致させるこ
とが可能となり、且つ素材機器へのオンエアータリー信
号及び制御信号の切替制御も、連動して行うことによっ
て、手動切替に伴う誤操作を防止することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】従来の放送番組制作システムの一例のブロック
図である。
【符号の説明】
1,2 同期信号発生器 3 素材機器 4 同期スイッチャ 5 A/D・レート変換器 6,8 映像効果装置 7 制御部 9 マスタスイッチャ(分配入力列) 11,13 コントローラ 12 コントロールセレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送局における放送番組制
    作システムであって、素材機器を複数の制作システムで
    共用する場合にマスタスイッチャの入力部で各制作シス
    テム出力映像信号位相が合致するように制御する映像位
    相制御手段を含むことを特徴とする放送番組制作システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記映像位相制御手段が、前記素材機器
    を使用する前記制作システムの出力映像信号が放送中あ
    るいは次に放送さるべき番組に指定されている期間動作
    することを特徴とする請求項1記載の放送番組制作シス
    テム。
  3. 【請求項3】 第一の前記制作システムが第二の前記制
    作システムに属する前記素材機器を使用する場合に、前
    記映像位相制御手段は、前記素材機器に加わる同期信号
    位相を常時は前記第二の制作システムの同期信号位相に
    保持し前記第一の制作システムの出力映像信号が放送中
    あるいは次に放送さるべき番組に指定されている期間前
    記第一の制作システムの同期信号位相に切り替えて保持
    するようにしたことを特徴とする請求項1あるいは2記
    載の放送番組制作システム。
  4. 【請求項4】 前記映像位相制御手段が、前記マスタス
    イッチャのタリー信号により動作することを特徴とする
    請求項1,2あるいは3記載の放送番組制作システム。
JP15517397A 1997-06-12 1997-06-12 放送番組制作システム Withdrawn JPH114360A (ja)

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JP15517397A JPH114360A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 放送番組制作システム

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JP15517397A JPH114360A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 放送番組制作システム

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JPH114360A true JPH114360A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15600101

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JP15517397A Withdrawn JPH114360A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 放送番組制作システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1805983A1 (en) * 2004-05-14 2007-07-11 J. Carl Cooper Method, system, and program product for eliminating error contribution from production switchers with internal dves

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1805983A1 (en) * 2004-05-14 2007-07-11 J. Carl Cooper Method, system, and program product for eliminating error contribution from production switchers with internal dves
EP1805983A4 (en) * 2004-05-14 2007-11-28 J Carl Cooper METHOD, SYSTEM AND PROGRAM FOR REMOVING THE INTRODUCTION OF ERRORS BY INTERNAL DIGITAL VIDEO EFFECT MIXER SWITCHING MIXERS

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Effective date: 20040907