JP3278414B2 - テレビ放送における映像の切替方法及びその装置 - Google Patents

テレビ放送における映像の切替方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送におけ
る映像の切替方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ放送局(以下、単に「局」と略記
する)から放送される番組の素材(番組を構成する映像
や音声の信号)は、その局で作られた自局の素材と、そ
の局以外の他局で作られた素材を中継手段を経て受信す
る他局の素材がある。局では、自局の素材と他局の素材
を適宜切替えて、時間的に連続したテレビ放送を行って
いる。特にCM放送(コマーシャルメッセージ放送)で
は、その素材の大部分が、東京にある最初の発信局(以
下発局という)で作られ、中継線やマイクロウェーブ回
線を経由してそれを受ける各地方都市の局(以下受局と
いう)へ送出される。受局では、発局から送出されたC
M放送の素材(CM素材)を受けて受局のエリア内の視
聴者へ放送するが、発局から送られてくる一連のCM素
材を、部分的に受局で作ったCM素材に差替えて放送す
る場合がある。例えば発局から送られてくる、一編が1
5秒のCM素材が複数編連続して放送されているとき、
その内の一編を受局で制作し、放送しようとする15秒
のCM素材に差替えると言う場合である。このCM素材
の差替えにおいては、発局から来るCM素材と受局のC
M素材との切替えが正確なタイミングで行われる必要が
ある。例えば切替タイミングが遅れると、受局のCM素
材の放送開始前に発局のCM素材の一部分が短時間放送
される。この場合視聴者には、発局からのCM素材の映
像が「ちらっ」と現れてから受局のCM素材の映像に切
替わるように見える。この現象を当技術分野では「ちら
見え」と称している。ちら見えは、単に見苦しいだけで
はなく、一部分が放送された発局のCM素材のスポンサ
ーと、差替えられた受局のCM素材のスポンサーが競合
関係にある場合、CM放送の契約の実行状況に影響を及
ぼすことがある。切替タイミングが早すぎたときは、先
行する発局のCM素材の放送時間が短縮され、これは発
局とのCM放送の契約に影響を与える。またちら見えは
視聴者にサブリミナル作用を与えるとして問題にする専
門家がおり、これをなくすことが求められている。
【0003】CM素材の切替タイミングを決める従来の
方法には、以下の2つの方法がある。第1の方法では、
多数のCM素材のそれぞれの放送開始時刻と終了時刻を
日本標準時(JST)で定めておき、これらの時刻情報
をあらかじめ発局から受局に送っておく。受局ではこの
時刻情報を番組自動放送装置に取り込み、この時刻情報
に従って発局と受局のCM素材を切替える。このように
JSTで開始時刻と終了時刻が規定された番組を「確定
番組」という。
【0004】第2の方法では、発局から受局へ送るCM
素材の映像信号の垂直ブランキング期間にQ信号と呼ば
れる特定のコードの信号を重畳する。受局では、Q信号
を検出するとその3秒後に切換スイッチを制御しCM素
材を差替える。このようなQ信号でCM放送の開始と終
了が規定される番組を「アンタイム番組」という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の方法では以
下に示す問題があった。発局と受局の時計はともにJS
Tに合わせてあるので、CM素材を発局から受局まで伝
送するに要する時間(伝送時間)が実質的に零であれ
ば、正確なタイミングでCM素材の差替えを行うことが
できる。しかしCM素材を含む放送素材の発局と受局間
の伝送は、マイクロウェーブ回線、デジタル有線回線、
デジタル光ファイバ回線等様々な回線で行われている。
これらの回線の中には、アナログ信号をデジタル信号に
変換して伝送し、受局で再びアナログ信号に変換する場
合がある。これらの信号変換によって発局から受局まで
の伝送時間は回線の伝搬時間とデジタル・アナログ変換
時間の和となる。また、発局と受局の垂直同期信号は互
いに同期しておらず、それぞれ独立した垂直同期信号を
用いている。従って受局では、発局から到着したCM素
材を一旦フレームシンクロナイザーに入れて同期調整を
し、受局の垂直同期信号に合わせてから放送している。
この同期調整により、受信したCM素材は最大1フレー
ム時間遅延する。以上のように、JSTによる時刻情報
をもとにしたCM素材の差替えでは発局のCM素材と受
局のCM素材のタイミングを合わせることはできず、1
フレーム以上のちら見えが生じる可能性がある。この対
策として、受局の時計をJSTより30ミリ秒程度遅ら
せる方法がある。しかし、受局に番組の素材を提供する
のは前記東京にあるCM素材の発局だけではなく、不特
定多数の地方都市の局の場合もある。従って時計を遅ら
せることは、このような場合にちら見えが生じるおそれ
がある。
【0006】第2の従来の方法では、CM素材の垂直ブ
ランキング期間に重畳されたQ信号に基づいて切換制御
をするので伝送時間による遅延はなくなる。しかし、受
局での同期調整による遅延はいぜんとして存在するの
で、ちら見えを完全に防止することはできない。上述の
ように従来の技術ではちら見えを完全に防止できなかっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のテレビ映像の切
替方法は、時間的に連続して送出される複数の互いに異
なるテレビ放送素材のそれぞれの開始部分のフレームの
映像信号に前識別コードを付加し、終わり部分のフレー
ムの映像信号に後識別コードを付加するステップ、前記
時間的に連続して送出されるテレビ放送素材の後識別コ
ードから前識別コードへ変わるフレームである交代フレ
ームの出現を検出するステップ、前記テレビ放送素材
を、前記交代フレームの検出に要する時間に一定の時間
を加えた時間だけ遅延させて受信局内の同期信号発生装
置からの同期信号に同期させるステップ、及び前記遅延
したテレビ放送素材を、前記同期信号に同期した他の
レビ放送素材である差替放送素材に、前記交代フレーム
の出現するタイミングで差し替えるステップを有する。
【0008】本発明のテレビ映像の切替装置は、時間的
に連続して送出される複数の互いに異なるテレビ放送素
材のそれぞれの開始部分のフレームの映像信号に前識別
コードを付加し、終わり部分のフレームの映像信号に後
識別コードを付加する識別コード記録装置、前記時間的
に連続して送出されるテレビ放送素材を伝送する伝送路
に接続され、前記後識別コードが前識別コードに変わる
フレームである交代フレームを検出し検出出力を発生す
る識別コード検出装置、前記伝送路に接続され、前記テ
レビ放送素材を前記交代フレームの検出に要する時間に
一定の時間を加えた時間だけ遅延させて受信局内の同期
信号発生装置からの同期信号に同期させるフレームシン
クロナイザ、及び前記識別コードの検出出力が印加さ
れ、前記遅延したテレビ放送素材を前記同期信号発生装
置の同期信号に同期した差替放送素材に、前記交代フレ
ームの映像信号の水平走査線の10Hのタイミングで差
し替えるスイッチ装置を有する。
【0009】本発明のテレビ映像の切替方法及び装置に
よれば、前識別コードが後識別コードに変わるフレーム
である交代フレームを検出することにより、時間的に連
続して送出されている複数のテレビ放送素材の境界が検
出される。前記テレビ放送素材を、前記境界を検出する
のに必要な時間より長い時間であって、前記テレビ放送
素材を差し替える他の放送素材である差し替え放送素材
に同期するように所定時間遅延させる。これにより、前
記交代フレームが検出されたとき、前記放送素材を前記
差替放送に切替えると、前記テレビ放送素材の最終のフ
レームから、前記の差替放送素材の最初のフレームに切
り替えられる。従って差替放送素材の放送開始時に、前
記テレビ放送素材の一部分の映像が放送される、いわゆ
る「ちら見え」を防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
1から図5を用いて説明する。図1は本発明の映像の切
替装置の実施例のブロック図である。図2は本発明の映
像の切替装置に適用される映像信号の構成を示すブロッ
ク図であり、映像信号として一編の放送時間が15秒の
CM素材を例に挙げている。
【0011】図1において、CM素材の発局は発局側装
置1を備え、その中にCMバンク2が設けられている。
CMバンク2には、所定のスケジュールで放送される多
数のCM素材が記録されている。CMバンク2に識別コ
ード記録装置3が接続されている。識別コード記録装置
3は、CMバンク2に記録されているCM素材に、図2
を参照して後で詳しく説明する前識別コードAと後識別
コードBを付加するための装置である。
【0012】受局には受局側装置10が備えられてい
る。受局側装置10は、例えばNTTの回線9で発局側
装置1のCMバンク2に接続され、回線9を経由して、
CMバンク2のCM素材が受局側装置10に伝送され
る。回線9の受局側端末は、受局側装置10の識別コー
ド検出装置11の入力端11Aと、フレームシンクロナ
イザ12の入力端12Aに接続されている。フレームシ
ンクロナイザ12の他の入力端12Bには、局内同期信
号発生装置13の出力端が接続されている。識別コード
検出装置11の出力端はスイッチ装置14の制御入力端
14Aに接続されている。スイッチ装置14の他の2つ
の入力端14Bと14Cには、それぞれ、フレームシン
クロナイザ12の出力端とCMバンク15の出力端が接
続されている。CMバンク15には、受局で独自に作ら
れたCM素材が記録されている。識別コード検出装置1
1の入力端11BとCMバンク15の入力端15Aに
は、CM送出指令装置17の出力端が接続されている。
また、入力端15Bには局内同期信号発生装置13の出
力端が接続されている。スイッチ装置14の出力端14
Dは受局の送信装置(図示省略)に接続されている。
【0013】図2は最も一般的な、放送時間が15秒の
CM素材20の一編の構成を示すブロック図である。C
M素材20は、開始から終了までの時間が16秒の映像
及び音声の信号であり、それぞれ0.5秒の前余長21
と後余長22を含んでいる。16秒間の内の15秒間が
実際に放送される映像信号23であり、前余長21と後
余長22は予備の映像信号である。CM素材20は発局
側装置1のCMバンク2に記録されている。前余長21
と後余長22を設けることによりCM映像信号23をC
Mバンク2から送出するとき、送出開始のタイミングが
若干ずれても映像が途切れて空白画面が放送されること
はない。CM素材20の始端の時刻t1から1秒後の時
刻t3までの間は、CM素材20の始まりの部分である
ことを示す前識別コードAが垂直ブランキング期間(以
下VBIと略記する)の映像信号に重畳される(前識別
コードの付加ステップ)。またCM素材20の終端の時
刻t6から1秒前の時刻t4までの間は、即ち時刻t4
からt6までの間は、CM素材の終わりの部分であるこ
とを示す後識別コードBがVBIの映像信号に重畳され
る(後識別コードの付加ステップ)。前識別コードAと
後識別コードBは、CM素材をCMバンク2に記録する
ときにすべてのCM素材に識別コード記録装置3からの
信号によって付加される。前識別コードAと後識別コー
ドBは、例えば4ビットのコード信号であり、第12番
目及び第14番目の水平走査線(以下、それぞれを12
H及び14Hと略記する)のユーザースビットにそれぞ
れ8回繰り返して記録される。
【0014】図1において、発局側装置1から受局側装
置10にCM素材を伝送するときの動作を図3を参照し
て説明する。図3は時間長15秒の複数のCM素材23
a、23b、23c・・・が時間的に連続して伝送され
る状態を示すブロック図である。発局側装置1のCMバ
ンク2は、時間長16秒のCM素材20の前余長21と
後余長22を削除して、15秒のCM素材23a、23
b、23c・・・を時間順序で連結し回線9に出力す
る。前余長21と後余長22を削除した結果、CM素材
23a、23b、23cのそれぞれの始点から0.5秒
間に前識別コードAがあり、終点までの0.5秒間に後
識別コードBがあり、CM素材23a、23b、23c
の接続点の時刻t11及びt12において後識別コード
Bと前識別コードAが入れ替わる。
【0015】回線9を経由して受局側装置10で受信さ
れたCM素材23a、23b、23cは識別コード検出
装置11とフレームシンクロナイザ12に入力される。
識別コード検出装置11はCM素材23a、23b、2
3cの映像信号の12Hと14Hの走査線のコード信号
を調べることによって、前識別コードA又は後識別コー
ドBを検出する。
【0016】識別コードが、後識別コードBから前識別
コードAに変化したことが検出されると、時刻t11に
CM素材23aからCM素材23bに代わることが検出
される。すなわちCM素材23aから23bへの交代フ
レームが検出される(交代フレームの検出ステップ)。
識別コード検出装置11は交代時点を検出すると交代信
号11Cを生成し、CMバンク15内の受局のCM素材
の送出を指令するCM送出指令装置17の制御に応じて
スイッチ装置14の制御入力端14Aに印加する。フレ
ームシンクロナイザ12の入力端12Bには局内同期信
号発生回路13から局内同期信号が入力されている。ス
イッチ装置14は、入力端14Bに入力される発局側装
置1からのCM素材と、受局側装置10内のCMバンク
15から入力端14Cに入力されるCM素材とのいずれ
かを選択して、出力端14Dに出力する切替スイッチで
ある。
【0017】以下に、映像の切替動作を図1及び図4を
参照して詳細に説明する。図1及び図4において、映像
信号30は、回線9を経由して識別コード検出装置11
とフレームシンクロナイザ12に入力される発局のCM
素材の映像信号である。映像信号31は、フレームシン
クロナイザ12から出力され、スイッチ装置14の入力
端14Bに入力される映像信号である。映像信号32
は、CMバンク15から出力され、スイッチ装置14の
入力端14Cに入力される映像信号である。映像信号3
0、31、32のそれぞれの負のパルス36、37はフ
レーム同期信号であり、それぞれの1フレームの映像信
号の始点を示す。フレーム同期信号としては、例えば垂
直同期信号を充ててもよい。フレームシンクロナイザ1
2は、入力される映像信号30を、局内同期信号発生装
置13から与えられる受局のフレーム同期信号に同期さ
せるための装置であり、入力の映像信号30を遅延させ
ることによって局内同期信号に同期した映像信号31を
出力する。図4の例では、25H(25/525秒)遅
延させている(CM素材の遅延ステップ)。
【0018】時刻t21で映像信号30が識別コード検
出装置11に入力される。前識別コードA又は後識別コ
ードBは12Hと14Hに記録されているが、時刻t2
3で、14Hに記録されている識別コードが検出された
とき、識別コード検出装置11は内部の比較回路で、検
出された識別コードを直前のフレームで検出された識別
コードと比較する。検出された識別コードが前のフレー
ムの識別コードと異なるとき、すなわち後識別コードB
から前識別コードAに変わったとき、識別コード検出装
置11は、交代信号11Cを発生する。識別コード検出
装置11は、CM送出指令装置17からCMバンク15
のCMの送出を指令する指令信号が入力端11Bに与え
られているとき、時刻t25で交代信号11Cをスイッ
チ装置14の入力端14Aに印加する。時刻t23から
t25までの20Hは、識別コード検出装置11で、後
識別コードBから前識別コードAに変わったことを検出
するに要する時間である。時刻t25で交代信号11C
がスイッチ装置14に入力されると、スイッチ装置14
は入力端14Bからの入力を遮断し、入力端14Cから
の入力を出力端14Dに出力する。すなわち、映像信号
の入力を受ける伝送線を入力端14Bから入力端14C
に切り替える。これによって、発局からのCM素材は受
局のCMによって差し替えられる(放送素材の差替ステ
ップ)。
【0019】テレビ放送では複数の映像信号を選択的に
切り替えるときは、切替による映像の乱れを防止するた
め走査線9Hで前の映像の信号を遮断し、10Hから次
の映像の信号を送出するのが一般的である。従ってフレ
ームシンクロナイザ12から出力される映像信号31
が、入力された映像信号30から25H遅れていれば、
時刻t25において発局の映像信号31を遮断すること
ができる。そして、同時刻のt25に、CM送出指令装
置17の指令信号を受けているCMバンク15の映像信
号32のタイミングが9Hであれば、次の10Hから映
像信号32をスイッチ装置14の出力端14Dから送出
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例に示すように、本発明によ
れば、フレームシンクロナイザ12によって発局の映像
信号と受局の映像信号のタイミングを合致させ、発局側
装置1から送られてくるCM素材を、後識別コードを有
するフレームから前識別コードを有するフレームに変わ
る時点で、発局からのCM素材を受局のCM素材に差し
替えることができる。従ってちら見えが生じることはな
い。CM素材に付加されている前識別コードと後識別コ
ードに基づいて差し替えを行うので、伝送回線にどのよ
うな遅延があっても、その影響を受けることがない。ま
た発局からのCM素材を、受局で局内同期信号に同期さ
せつつ受局のCM素材を差し替えるので、受局での同期
調整によるタイミングずれは生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の映像の切替装置のブロック図
【図2】本実施例における発局のCM素材の構成を示す
ブロック図
【図3】本実施例において発局から受局に送出されるC
M素材の構成を示すブロック図
【図4】本実施例の動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1 発局側装置 2、15 CMバンク 3 識別コード記録装置 10 受局側装置 11 識別コード検出装置 12 フレームシンクロナイザ 13 局内同期信号発生装置 14 スイッチ装置 17 CM送出指令装置 A 前識別コード B 後識別コード 20 CM素材 21 前余長 22 後余長 23a、23b、23c CM素材 30、31 映像信号 32、33 映像信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/268 H04N 5/222 H04N 7/08 H04H 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間的に連続して送出される複数の互い
    に異なるテレビ放送素材のそれぞれの開始部分のフレー
    ムの映像信号に前識別コードを付加し、終わり部分のフ
    レームの映像信号に後識別コードを付加するステップ、 前記時間的に連続して送出されるテレビ放送素材の後識
    別コードから前識別コードへ変わるフレームである交代
    フレームの出現を検出するステップ、 前記テレビ放送素材を、前記交代フレームの検出に要す
    る時間に一定の時間を加えた時間だけ遅延させて受信局
    内の同期信号発生装置からの同期信号に同期させるステ
    ップ、及び前記遅延したテレビ放送素材を、前記同期信
    号に同期した他のテレビ放送素材である差替放送素材
    に、前記交代フレームの出現するタイミングで差し替え
    るステップ、 を有するテレビ映像の切替方法。
  2. 【請求項2】 前記前識別コード又は後識別コードを、
    映像信号の12H水平走査線、又は14H走査線のいず
    れか一方又は両方に記録する請求項1記載のテレビ映像
    の切替方法。
  3. 【請求項3】 前記遅延ステップが、前記交代フレーム
    の検出に要する時間に、水平走査線の12H又は14H
    から9Hを差し引いた数の走査線の走査時間を加えた時
    間だけ、前記テレビ放送素材を遅延させる請求項2記載
    のテレビ映像の切替方法。
  4. 【請求項4】 前記遅延ステップにより遅延した前記テ
    レビ放送素材が、前記差替放送素材に同期していること
    を特徴とする請求項1記載のテレビ映像の切替方法。
  5. 【請求項5】 時間的に連続して送出される複数の互い
    に異なるテレビ放送素材のそれぞれの開始部分のフレー
    ムの映像信号に前識別コードを付加し、終わり部分のフ
    レームの映像信号に後識別コードを付加する識別コード
    記録装置、 前記時間的に連続して送出されるテレビ放送素材を伝送
    する伝送路に接続され、前記後識別コードが前識別コー
    ドに変わるフレームである交代フレームを検出し検出出
    力を発生する識別コード検出装置、 前記伝送路を経て受信した、前記テレビ放送素材を前記
    交代フレームの検出に要する時間に一定の時間を加えた
    時間だけ遅延させて受信局内の同期信号発生装置からの
    同期信号に同期させるフレームシンクロナイザ、及び前
    記識別コード検出装置の検出出力が印加され、前記遅延
    したテレビ放送素材を前記同期信号発生装置の同期信号
    に同期した差替放送素材に、前記交代フレームの映像信
    号の水平走査線の10Hのタイミングで差し替えるスイ
    ッチ装置を有するテレビ映像の切替装置。
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