JPH1143431A - カバー材付き貼付剤 - Google Patents

カバー材付き貼付剤

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JPH1143431A
JPH1143431A JP21931697A JP21931697A JPH1143431A JP H1143431 A JPH1143431 A JP H1143431A JP 21931697 A JP21931697 A JP 21931697A JP 21931697 A JP21931697 A JP 21931697A JP H1143431 A JPH1143431 A JP H1143431A
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JP
Japan
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patch
cover material
separator
adhesive layer
pressure
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Application number
JP21931697A
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English (en)
Inventor
Kensuke Matsuoka
賢介 松岡
Yoshihisa Nakano
善久 仲野
Yoshifumi Hosaka
美文 保坂
Saburo Otsuka
三郎 大塚
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼付剤の皮膚面貼付層の構成成分、例えば粘
着剤がカバー材の粘着剤層と接触することなく保管でき
る、カバー材と一体型になったカバー材付き貼付剤を提
供する。 【解決手段】 支持体11上に粘着剤層12を積層し、
さらに当該粘着剤層12上にセパレータ13を積層し
て、皮膚面貼付層を有する貼付剤10を作製する。ま
た、別な支持体21上に粘着剤層22を積層し、さらに
当該粘着剤層22上にセパレータ23を積層してカバー
材20を作製する。カバー材20のセパレータ23の中
央に開口25を開設し、当該開口25において露出され
た粘着剤層22上に、前記貼付剤10の支持体11背面
を貼り合わせ、本発明に係るカバー材付き貼付剤1を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカバー材付き貼付剤
に関する。具体的には、貼付剤をヒト皮膚面に貼着固定
するためのカバー材が予め備えられたカバー材付き貼付
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、経皮吸収用薬物を皮膚面を通して
投与する経皮吸収製剤や、損傷皮膚面を保護するための
ドレッシング材など、ヒトの皮膚面に貼付されて使用さ
れる各種の貼付剤が数多く開発されている。これらの貼
付剤にあっては通常、皮膚面貼付層に良好な皮膚接着性
を持たせ、貼付期間中皮膚面からの浮きや剥がれがない
ように設計されている。
【0003】この皮膚面貼付層にあっては、例えば経皮
吸収製剤のように、薬物放出性を良好にする目的や薬物
の安定性を高める目的などのため、皮膚面貼付層に用い
られる粘着剤ポリマーが限定されたり、種々の添加剤が
配合される場合がある。これらの場合、用いられる粘着
剤ポリマーや添加剤の種類によっては、皮膚面貼付層に
良好な皮膚接着性を持たせることができないことがあ
り、貼付中に皮膚面からの浮きや剥がれを生じる場合が
あった。
【0004】また、貼付初期に良好な皮膚接着性を有し
ていても、貼付中に皮膚の発汗や皮膚面の動きにより、
皮膚面からの浮きや剥がれを生じる場合もあった。この
ような場合には、経皮吸収薬物が体内に吸収されず、治
療に必要な薬物量を投与できないという致命的な欠陥と
なったり、損傷皮膚面の保護ができなくなるなど各貼付
剤の目的を達成できない。
【0005】これらの欠点を解決するために、従来、絆
創膏で固定したり、フィルム状の支持体上に粘着剤層が
形成されたカバー材で固定したりしている。
【0006】しかし、絆創膏の幅が貼付剤の幅よりも狭
い場合、貼付剤のエッジのすべてを皮膚面に固定するた
めには、貼付剤の各エッジ部をそれぞれ固定する必要が
あり手間がかかる。一方、絆創膏の幅が貼付剤の幅より
も広い場合やカバー材を用いた場合には、一度に貼付剤
を固定することができる点で好都合である。しかし、浮
きや剥がれを生じないようにするには、貼付剤を絆創膏
やカバー材の中央に位置させなければならず、実際上非
常に困難である。
【0007】そこで、予め貼付剤をカバー材の中央に位
置させて貼り合せ、カバー材と貼付剤を一体としたカバ
ー材付き貼付剤が提供されている。図5は、当該カバー
材付き貼付剤の図面であって、同図(A)はその一部を
破断した斜視図、同図(B)は同図(A)のZ−Z線断
面図である。
【0008】当該カバー材付き貼付剤51は、支持体6
1上に粘着剤層62が形成された貼付剤60と支持体7
1上に粘着剤層72が形成されたカバー材70及びセパ
レータ73とより構成されている。当該カバー材70の
大きさ(平面積)は、貼付剤60よりも大きなものが用
いられる。そして、貼付剤60の支持体61背面、つま
り粘着剤層62が形成されていない面がカバー材70の
粘着剤層72のほぼ中央に貼り合わされ、貼付剤60の
粘着剤層62を覆うようにして、カバー材70の粘着剤
層72上にセパレータ73が積層されている。
【0009】このカバー材付き貼付剤51にあっては、
カバー材70ごと皮膚面に貼り付ければよく、セパレー
タ73を剥がすだけで、簡単に貼付剤60を貼り付ける
ことができる。しかも、最初から貼付剤60はカバー材
70の中央に貼着されているので、浮きや剥がれがない
ように貼付できる。
【0010】しかしながら、貼付剤60の粘着剤層62
が保存期間中に流動する場合があり、このような構造に
あっては、流動した粘着剤層62の粘着剤がカバー材7
0の粘着剤層72に容易に接触して、貼付剤60の粘着
剤層62に含まれている経皮吸収薬物や添加剤がカバー
材70に移行するという問題があった。
【0011】この結果、カバー材70が皮膚面にしっか
りと貼付されず、貼付剤60の剥がれや浮きを生じ、十
分に貼付剤60の効果を発揮できなかった。また、貼付
剤60の粘着剤層62に含有させてある経皮吸収薬物や
添加剤は皮膚に貼付された際、その目的とする効果が最
も高くなるよう、その必要量を含有させてあるのが一般
的である。このため、経皮吸収薬物や添加剤がカバー材
70に移行した結果、粘着剤層62に経皮吸収薬物や添
加材の必要量が不足することになり、期待する効果が得
られないことがあった。
【0012】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、貼付剤の皮
膚面貼付層の構成成分とカバー材の粘着剤とが接触する
ことなく保管できる、カバー材と一体になったカバー材
付き貼付剤を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
カバー材付き貼付剤は、支持体上に粘着剤層と当該粘着
剤層上に積層されたセパレータとを有するカバー材と、
少なくとも皮膚面貼付層を有する貼付剤とを具備するカ
バー材付き貼付剤であって、前記セパレータは前記貼付
剤の平面積よりも小さな面積の開口部を有し、当該開口
部において露出された粘着剤層に前記貼付剤の背面が貼
り合せられたことを特徴としている。
【0014】また、本発明の請求項2に係るカバー材付
き貼付剤は、支持体上に粘着剤層と当該粘着剤層上に積
層されたセパレータを有するカバー材と、少なくとも皮
膚面貼付層を有する貼付剤とを具備するカバー材付き貼
付剤であって、前記セパレータに、切除線が終端のない
任意の形状を形成するように設けられ、当該切除線で囲
まれた領域内において前記貼付剤の背面が当該セパレー
タに貼り合せられたことを特徴としている。
【0015】さらに、請求項3に係るカバー材付き貼付
剤は、請求項2に係るカバー材付き貼付剤であって、前
記切除線で囲まれた領域は、貼付剤の平面積よりも小さ
いことを特徴としている。
【0016】また、請求項4に係るカバー材付き貼付剤
は、前記セパレータに背切れ線が設けられたことを特徴
としている。
【0017】また、請求項5に係るカバー材付き貼付剤
の貼付剤にあっては、背切れ線が設けられたセパレータ
が皮膚面貼付層の皮膚面貼着面に積層されたことを特徴
としている。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は請求項1に係る発明の一実
施の形態であるカバー材付き貼付剤を示す図面であっ
て、同図(A)はその一部を破断した斜視図、同図
(B)は同図(A)のX−X線断面図、図2は同発明の
別な実施の形態であるカバー材付き貼付剤の一部を破断
した斜視図、図3は同発明のさらに別な実施の形態であ
るカバー材付き貼付剤の平面図、図4は請求項2に係る
発明の一実施の形態であるカバー付貼付剤を示す図面で
あって、同図(A)はその一部を破断した斜視図、同図
(B)は同図(A)のY−Y線断面図である。以下、本
願発明について各図に従って詳細に説明する。
【0019】各図に示すカバー材付き貼付剤1及びカバ
ー材付き貼付剤2はそれぞれ、貼付剤10を皮膚面に貼
着するためのカバー材20が貼付剤10に予め所定の位
置に貼着されたものであって、支持体21上に形成され
た粘着剤層22と当該粘着剤層22上にセパレータ23
が積層されたカバー材20と、少なくとも皮膚面貼付
層、ここでは粘着剤層12を有する貼付剤10とから構
成されている。
【0020】カバー材20は貼付剤10よりも大きく形
成されており、貼付剤10の大きさや貼付剤10の貼着
力にもよっても異なるが、貼付剤10を皮膚面に貼着固
定できる程度の十分な面積が必要であり、貼付剤10の
周縁よりも10mm程度以上に大きく設けるのが好まし
い。
【0021】当該カバー材20の支持体21として、そ
の材質は特に限定されるものではないが、できれば皮膚
追従性が妨げられないもの、すなわち、皮膚面の伸張に
従って伸び縮みしやすいものが好ましく、具体的には、
ポリエステル、ナイロン、サラン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン/酢酸ビニル共
重合体、ポリテトラフルオロエチレン、サーリンなどの
各種プラスチック材料を1種若しくは2種以上用いて作
製された単独フィルムまたはこれらの積層フィルム、あ
るいはこれらのフィルムに織布や不織布などを積層した
ものを用いることができる。
【0022】また、カバー材20の取扱い性を向上する
目的で、支持体21の背面、つまり粘着剤層22と反対
面に、裏打ち剤を積層させてもよい。この場合、カバー
材20を皮膚面に貼付後裏打ち剤を剥離して用いるた
め、裏打ち剤を容易に剥離できるように、裏打ち剤と当
該カバー材20との間の剥離力が、当該カバー材20と
貼付剤10との間の剥離力よりも小さいものが望まし
い。
【0023】カバー材20の粘着剤層22に用いられる
粘着剤としては、医療用の粘着剤として用いられるもの
であれば特に限定されるものではなく、皮膚面に貼着し
た際に皮膚面にかぶれなどを生じないものが好ましい。
例えば、従来より用いられているアクリル系粘着剤やゴ
ム系粘着剤、シリコーン系あるいはビニルエーテル系粘
着剤などの各種粘着剤が用いられる。
【0024】当該カバー材20のセパレータ23として
も、通常のセパレータとして用いられるものであればそ
の材質は特に制限されるものではない。例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアミド、エチレン/プロピレン共重合体、ポリ
スチレンなどの各種プラスチック材料が挙げられ、これ
らのうち1種若しくは2種以上をブレンドしたプラスチ
ックフィルムが用いられる。また、アルミ箔などの金属
フィルムを用いることができ、必要に応じて前記プラス
チックフィルムとの積層体を用いてもよい。さらに、上
質紙、グラシン紙、パーチメント紙あるいはこれらの剥
離紙にポリエチレンなどをラミネートした上質紙などを
用いることもできる。また、粘着剤層22との接触面に
易剥離処理を施すことにしてもよい。
【0025】次に、本発明における貼付剤10は、広く
一般的に貼付剤として用いられるものであれば特に限定
されるものではなく、少なくとも皮膚面に貼付される皮
膚面貼付層を有するものであればよい。例えば図示する
ように粘着剤層12に各種の経皮吸収用薬物を含有させ
た経皮吸収製剤や損傷皮膚面の保護に用いられる各種ド
レッシング材、さらには化粧用パック剤など皮膚面に貼
付されて使用される各種の貼付剤に適用できるものであ
る。
【0026】各図に示す貼付剤10では、支持体11上
に形成された粘着剤層12から皮膚面貼付層が構成され
ており、さらに当該粘着剤層12上にセパレータ13が
積層されている。
【0027】当該粘着剤層12に用いられる粘着剤とし
ては、各種の貼付剤10に用いられるものであれば特に
制限されるものではないが、カバー材20の粘着剤層2
2と同様に、皮膚面に貼付した際に皮膚面にかぶれなど
を生じないものが好ましい。例えば、従来より用いられ
ているアクリル系粘着剤やゴム系粘着剤、シリコーン系
あるいはビニルエーテル系粘着剤などの各種粘着剤が用
いられ、貼付剤10の使用目的に応じて適宜選択され
る。
【0028】また、皮膚面貼付層としてはそれ自体に粘
着性がなくてもよく、使用時に皮膚面に貼着あるいは密
着できるものであればよい。例えば、ドレッシング材の
ように粘着性がなく皮膚損傷面からの水分を吸収する組
成物や、ピールオフタイプの化粧用パック剤のように使
用時に塗布される水等によって粘着性を帯びる湿潤粘着
性組成物から形成することもできる。もちろん、ドレッ
シング材や化粧用パック剤自体に粘着性を有しても差し
支えない。
【0029】これらの皮膚面貼付層としては、それ自身
で支持性があれば支持体11は必ずしも必要なものでは
ないが、カバー材20の粘着剤層22又はセパレータ2
3と貼り合わせる必要から支持体11を設けるのが好ま
しい。この時、皮膚面貼付層の一方の面をバインダー等
を用いて支持体11に密着させることができる。
【0030】支持体11としても、これらの貼付剤10
として通常使用されるものであれば特に限定されるもの
でないが、カバー材20の支持体21と同様に、皮膚追
従性が良好なものが好ましく、具体的には、ポリエステ
ル、ナイロン、サラン、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、エチレン/酢酸ビニル共重合体、
ポリテトラフルオロエチレン、サーリンなどの各種プラ
スチック材料を1種若しくは2種以上用いて作製された
単独フィルムまたはこれらの積層フィルム、あるいはこ
れらフィルムに織布や不織布などを積層したものを用い
ることができる。
【0031】また、貼付剤10の使用目的や粘着剤層1
2の種類に応じて適宜選択され、例えば、経皮吸収製剤
であれば、粘着剤層12に配合される経皮吸収用薬物や
経皮吸収促進剤が支持体11中を通過して、背面から失
われずにその含有量の低下を引き起こさないものが選択
される。一方、ドレッシング材や化粧用パック剤であれ
ば、吸収した水分や用いられた水分が揮散しやすいよう
に、水分透過性の良好なものが選択される。
【0032】また、セパレータ13としても、カバー材
20のセパレータ23と同様に特に制限されるものでは
なく、上記したように例えば、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、
エチレン/プロピレン共重合体、ポリスチレンなどの各
種プラスチック材料が挙げられ、これらのうち1種若し
くは2種以上をブレンドしたプラスチックフィルムが用
いられる。また、アルミ箔などの金属フィルムを用いる
ことができ、必要に応じて前記プラスチックフィルムと
の積層体を用いてもよい。さらに、上質紙、グラシン
紙、パーチメント紙あるいはこれらの剥離紙にポリエチ
レンなどをラミネートした上質紙などを用いることもで
きる。また、粘着剤層12との接触面に易剥離処理を施
すことにしてもよい。
【0033】図1に示すカバー材付き貼付剤1にあって
は、カバー材20のセパレータ23に矩形状の開口25
が開設されており、当該開口25から露出された粘着剤
層22に貼付剤10の支持体11背面が貼り合わせられ
ている。当該開口25は、貼付剤10の周縁部とカバー
材20のセパレータ23とが重なり合うよう、貼付剤1
0の支持体11よりも小さく設計されており、保存中に
流れ出した粘着剤層12を構成する粘着剤(あるいは組
成物)が、カバー材20の粘着剤層22と接触しないよ
うに設けられる。したがって、開口25は貼付剤10の
周縁より内側に位置しており、具体的には開口25周縁
と貼付剤10周縁との間を1mm以上にするのが好まし
い。また、開口25の大きさが小さくなると使用時に貼
付剤10がカバー材20から剥がれる恐れがあるので、
カバー材20と貼付剤10の支持体11との間の剥離力
に応じて適宜設定すればよいが、流れ出した粘着剤とカ
バー材10の粘着剤層22との接触を避けるためには、
できるだけ開口25の大きさを小さくするのが好まし
い。さらに、当該開口25の形状も限定されるものでも
なく、例えば図2に示すカバー材付き貼付剤1のよう
に、円形の開口25とすることもできる。
【0034】このカバー材付き貼付剤1は、例えば次の
ようにして作製される。まず、粘着剤層12及びセパレ
ータ13が積層された貼付剤10を通常の方法により予
め作製しておく。次に、適当なセパレータ(一時的に使
用されるものであって、後に除去される。)上に粘着剤
層22を形成し、さらにカバー材20を形成する支持体
21を積層する。その後、前記セパレータを除去し、予
め開口25を開設したセパレータ23を積層して、セパ
レータ23に開口25が開設されたカバー材20を作製
する。次いで、開口25から露出された粘着剤層22上
に貼付剤10の支持体11背面を貼り合わせ、カバー材
20を適当な大きさに裁断成形する。
【0035】このようにして作製されたカバー材付き貼
付剤1は、例えば次のようにして使用される。まずカバ
ー材20のセパレータ23を一つの隅から剥がして、粘
着剤層22をわずかに露出させ、当該粘着剤層22を皮
膚面に貼着する。そして、貼付剤10のセパレータ13
を剥がし取るとともに残るカバー材20のセパレータ2
3を剥がして、残る部分を皮膚面に貼着する。
【0036】当該カバー材付き貼付剤1にあっては、保
存期間中、貼付剤10の周縁部はカバー材20のセパレ
ータ23と重なり合っており、貼付剤10の粘着剤層1
2から流れ出た粘着剤は、セパレータ23を間に介在す
るので粘着剤層22と接触することがない。このため、
粘着剤層12中の経皮吸収薬物や添加剤が粘着剤層22
に移行しない。
【0037】次に図2に示すカバー材付き貼付剤1にあ
っては、カバー材20のセパレータ23に、円形状の開
口25周縁からセパレータ23の端部に至る背切れ線2
6が、ほぼセパレータ23の中心線を通過する2箇所に
設けられている。従って、当該カバー材付き貼付剤1を
二つに折り曲げるようにすれば背切れ線26の位置でセ
パレータ23の端部が浮き上がり、容易にセパレータ2
3を容易に除去できる。
【0038】当該背切れ線26は必ずしも2箇所に限定
されるものではなく、また設置箇所を問うものでもな
い。例えば、図示はしないがセパレータ23の4隅に対
角線上に設けてよい。さらに、セパレータ23の強度に
もよるが、図3に示すカバー材付き貼付剤1のように、
セパレータ23の対角線上に開口25周縁からセパレー
タ23の一つの隅に至る背切れ線26を1箇所に設けて
もよい。このように、背切れ線26を1箇所に設けた場
合には、当該箇所から開口25周囲のセパレータ23を
連続的に剥がすことができるので、取扱い性が向上す
る。
【0039】また、図3に示すカバー材付き貼付剤1の
貼付剤10のセパレータ13にも、波状の背切れ線28
が設けられている。このように、貼付剤10のセパレー
タ13の材質に応じて当該セパレータ13に背切れ線2
8を設けてもよく、簡単に貼付剤10のセパレータ13
を剥離できる点で好ましい。
【0040】上記の各カバー材付き貼付剤1にあって
は、カバー材20のセパレータ23に開口25を開設
し、当該開口25に露出されたカバー材20の粘着剤層
22に貼付剤10を貼り合わせた場合について説明し
た。しかし、これらのカバー材付き貼付剤1ではセパレ
ータ23に開口25を開設する必要があり、開口25を
開設するための工程がやや複雑になる。
【0041】図4に示すカバー材付き貼付剤2にあって
は、カバー材20の粘着剤層22上には全面にわたって
セパレータ23が設けられており、貼付剤10の支持体
11背面が、粘着剤(若しくは接着剤)29によって当
該セパレータ23のほぼ中央に貼り付けられている。ま
た、カバー材20のセパレータ23には、使用時に剥離
除去するための切除線27が、終端のない任意の形状を
形成するように、例えば図4に示すカバー材付き貼付剤
2では矩形状に設けられている。
【0042】使用時には背切れ線26の位置からセパレ
ータ23を引き剥がすと切除線27の部分で周囲のセパ
レータ23が切り取られ、皮膚面にカバー材20を貼付
するために必要な粘着剤層22を露出できる。
【0043】切除線27は、当該切除線27で囲まれた
領域が貼付剤10の平面積よりも小さくなるように設け
られており、貼付剤10は当該切除線27で囲まれた領
域内において、貼付剤10の支持体11背面を粘着剤等
29で貼り合わせられる。
【0044】このカバー材付き貼付剤2は、通常の方法
によりセパレータ23と粘着剤層22及び支持体21と
により3層構造のカバー材20を作製しておき、セパレ
ータ23の所定の位置に切除線27を加工する。次い
で、当該切除線27で囲まれた領域内において貼付剤1
0の背面を粘着剤29等で貼り合わせて作製できる。こ
のように、開口25を開設する必要がなく、簡単な製造
工程によりカバー材付き貼付剤2を得ることができる。
【0045】また、図4の点線で示すように、切除線2
7を貼付剤10の周縁部とほぼ同じ位置に設けることに
してもよい。この場合にも、保存期間中に貼付剤10の
粘着剤層12(皮膚面貼付層)から流れ出た粘着剤が、
直接カバー材20の粘着剤層12と接触することがな
い。
【0046】特にこのように切除線27を貼付剤10の
周縁とほぼ同じ位置に設けることにすれば、予め作製さ
れたカバー材20の任意の位置に貼付剤10を貼り合せ
た後、貼付剤10の周縁に沿って切除線27を加工すれ
ばよく、製造工程を非常に簡略化できる点でより好都合
である。
【0047】さらに、切除線27を貼付剤10よりも外
側に設けることもできるが、皮膚面に貼付されるカバー
材20の粘着剤層22の面積が小さくなり、カバー材2
0の機能を有効に果たすためにはカバー材20を大きく
しなければならず、製造コストや流通コストなどの観点
から実際的でない。なお、切除線27は、終端のない任
意の形状を形成するものであればどのような形状にも設
けることが可能で、図4に示すような矩形状のみなら
ず、円環状などその形状は問われるものではない。ま
た、連続的な線ではなく、ミシン目のように不連続なも
のであっても、後に当該切除線27の部分でセパレータ
23を切り離し可能なものであれば差し支えない。
【0048】
【実施例】次に、本発明の実施例であるカバー材付き貼
付剤と従来例であるカバー材付き貼付剤並びに別体にな
ったカバー材及び貼付剤をそれぞれ作製し、本発明によ
る効果を確認した。
【0049】(実施例1) カバー材の作製 アクリル酸エステル系粘着剤の有機溶媒溶液を、適当な
セパレータの片面に乾燥後の厚みが40μmとなるよう
に塗布乾燥して、粘着剤層を形成し、坪量44g/m2
のポリエチレンテレフタレートフィルムからなる支持体
を積層した後、当該セパレータを除去して、カバー材と
なる積層体を作製した。別に、厚さ75μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルムからなるセパレータのほぼ
中央に46mm×46mmの開口を開設し、当該セパレ
ータ上に、非粘着コーティングしたロールを用いて、上
記積層体の粘着剤層を貼り合わせ、カバー材を作製し
た。 貼付剤の作製 アクリル酸エステル系粘着剤50重量部とミリスチン酸
イソプロピル(IPM)40重量部及びインドメタシン
10重量部を含む有機溶媒の溶液に、3官能性イソシア
ネート(日本ポリウレタン社製、コロネートHL)0.
25重量部を配合し、厚さ75μmのポリエチレンテレ
フタレートフィルムからなるセパレータの片面に、乾燥
後の厚みが40μmとなるように塗布乾燥して、粘着剤
層を形成した。当該粘着剤層上に、ポリエチレンテレフ
タレート(厚さ75μm)及びポリエチレンテレフタレ
ート不織布(2μm/(12g/m2))の積層フィル
ムからなる支持体を不織布側から積層し、60℃で48
時間熟成させ、50mm×50mmに整形した貼付剤を
作製した。 カバー材付き貼付剤の作製。 上記カバー材の開口に露出した粘着剤層上に、開口の各
辺から等しく2mmずつ貼付剤とセパレータとが重なり
合うようにして、当該貼付剤の支持体背面を貼り合わ
せ、その後貼付剤の各辺から等しく15mm(開口の各
辺から17mm)となるようにカバー材を成形し、実施
例1のカバー材付き貼付剤を得た。
【0050】(実施例2)実施例1で得たカバー材付き
貼付剤のカバー材のセパレータに、開口の一つの辺と平
行でかつ開口の中心線上に、二カ所の背切れ線を設け、
実施例2のカバー材付き貼付剤を得た。
【0051】(従来例1)実施例1で得たカバー材とな
る積層体の粘着剤層上に、50mm×50mmに整形し
た実施例1で得た貼付剤の支持体側を貼り合わせ、貼付
剤のセパレータを除去した。次いで、貼付剤の粘着剤層
及びカバー材の粘着剤層上に、厚さ75μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルムからなるセパレータを貼り
合わせた後、貼付剤の各辺から等しく15mmとなるよ
うに成形し、従来例1のカバー材付き貼付剤を得た。
【0052】(従来例2)開口を形成しなかった以外は
実施例1と同様にして、80mm×80mmに成形した
カバー材を得た。また、実施例1と同様にして、50m
m×50mmに成形した貼付剤を得た。
【0053】〔貼付試験〕実施例1、2及び従来例1の
カバー材付き貼付剤並びに従来例2のカバー材及び貼付
剤を、5名のボランティアに、以下に示す貼付方法に従
って胸部に貼付してもらい、その際の取扱い性について
以下の評価基準にて判断し、評価した。
【0054】(貼付方法) 実施例1 カバー材のセパレータを一つの隅から剥がし始め、貼付
剤を指で押さえながら、当該セパレータを除去する。次
いで、露出したカバー材の粘着剤層の一端を皮膚面に貼
付し、その後貼付剤のセパレータを除去して、カバー材
を貼付剤とともに皮膚面に貼付する。
【0055】実施例2 カバー材のセパレータを背切れ線から剥がし始め、貼付
剤を指で押さえながら、背切れ線で切り分けられたセパ
レータの一片を除去する。次いで、露出したカバー材の
粘着剤層の一端を皮膚面に貼付し、その後貼付剤のセパ
レータ及び残るカバー材のセパレータを除去して、残る
カバー材を貼付剤とともに皮膚面に貼付する。
【0056】従来例1 カバー材付き貼付剤の隅からセパレータを剥がし始め、
カバー材及び貼付剤の各粘着剤層の一部を露出させる。
次いで、露出した各粘着剤層を皮膚面に貼付し、その後
セパレータを剥がしながら、残りのカバー材及び貼付剤
を皮膚面に貼付する。
【0057】従来例2 貼付剤を皮膚面に貼付し、貼付剤がカバー材の中央に位
置するようにしてカバー材を貼付剤の上から貼付する。
【0058】(評価基準) 3:貼付操作が簡単で、しわが入らずにきれいに貼付で
きる。 2:しわが入らずにきれいに貼付できるが、取扱い性に
やや難がある。 1:取扱い性に難があり、カバー材の中央部で貼付剤を
固定し難い。
【0059】〔移行性試験〕実施例1、2及び従来例1
のカバー材付き貼付剤並びに従来例2のカバー材及び貼
付剤を、それぞれハイトロンの包材に入れ密封した。こ
のものを50℃で3カ月保存し、貼付剤の粘着剤層中の
ミリスチン酸イソプロピルとインドメタシンがカバー材
の粘着剤層に移行していないかどうか、カバー材と貼付
剤を分離したのち、カバー材をメタノールで抽出し、ミ
リスチン酸イソプロピルはガスクロマトグラフィで、イ
ンドメタシンは高速液体クロマトグラフィを用いて確認
した。
【0060】〔試験結果〕上記試験結果を表1に示す。
【0061】
【表1】
【0062】表1から分かるように、実施例1のカバー
材付き貼付剤では、取扱い性にやや難があったが、カバ
ー材と貼付剤を別体にした場合に比べて容易に貼付する
ことができた。また、従来例1ではミリスチン酸イソプ
ロピル及びインドメタシンの移行があったが、実施例1
及び2のカバー材付き貼付剤では、これら薬物の移行は
なかった。
【0063】
【発明の効果】請求項1及び請求項2に係る発明のカバ
ー材付き貼付剤にあっては、少なくとも貼付剤周縁部に
おいて、当該貼付剤とカバー剤のセパレータとが重なり
合うことになる。このため、保存期間中に貼付剤の皮膚
面貼付層を構成する組成物(粘着剤)が流れ出たとして
もカバー材の粘着剤層と接触することがなく、皮膚面貼
付層中に含有された経皮吸収薬物や添加剤がカバー材の
粘着剤層中に移行しない。
【0064】この結果、保存期間中に貼付剤の位置がず
れたりせず、貼付剤をカバー材の中央に位置させて皮膚
面に簡単に貼付することができる。また、カバー材付貼
付材の設計上、必要最小限の大きさのカバー材とするこ
とができ、製造コストや流通コストの軽減を図れる。
【0065】さらには、各種貼付剤の効果を十分に発揮
させることができ、例えば経皮吸収製剤にあっては、い
わゆるオーバーレイ効果、つまりカバー材によって貼付
剤を皮膚面に密着させることにより血中濃度を効果的に
上昇させることができ、また、ドレッシング材にあって
は、貼付初期の体液吸収を効果的に行なえ、治療上のメ
リットも大きい。
【0066】このとき、請求項2に係る発明では、カバ
ー材のセパレータに、切除線を終端のない任意の形状を
形成するように設け、当該切除線で囲まれた領域に貼付
剤を貼り付けるようにしているので、粘着剤層にセパレ
ータを貼り付けた後に切除線を設けることで、貼付剤の
周縁部とセパレータとを重ね合わせることができる。こ
のため、カバー材の製造工程を簡略化でき、全体として
カバー材付き貼付剤を簡単に作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明の一実施の形態であるカバ
ー材付き貼付剤を示す図面であって、同図(A)はその
一部を破断した斜視図、同図(B)は同図(A)のX−
X線断面図である。
【図2】同上の別な実施の形態であるカバー材付き貼付
剤の一部を破断した斜視図である。
【図3】同上のさらに別な実施の形態であるカバー材付
き貼付剤の平面図である。
【図4】請求項2に係る発明の一実施の形態であるカバ
ー材付き貼付剤を示す図面であって、同図(A)はその
一部を破断した斜視図、同図(B)は同図(A)のY−
Y線断面図である。
【図5】従来例であるカバー付貼付剤を示す図面であっ
て、同図(A)はその一部を破断した斜視図、同図
(B)は同図(A)のZ−Z線断面図である。
【符号の説明】
10 貼付剤 11 貼付剤の支持体 12 貼付剤の粘着剤層(皮膚面貼付層) 13 貼付剤のセパレータ 20 カバー材 21 カバー材の支持体 22 カバー材の粘着剤層 23 カバー材のセパレータ 25 開口 26 背切れ線 27 切除線 29 貼付剤を貼り合せる粘着剤若しくは接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 三郎 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に粘着剤層と当該粘着剤層上に
    積層されたセパレータとを有するカバー材と、少なくと
    も皮膚面貼付層を有する貼付剤とを具備するカバー材付
    き貼付剤であって、 前記セパレータは前記貼付剤の平面積よりも小さな面積
    の開口部を有し、当該開口部において露出された粘着剤
    層に前記貼付剤の背面が貼り合せられたことを特徴とす
    るカバー材付き貼付剤。
  2. 【請求項2】 支持体上に粘着剤層と当該粘着剤層上に
    積層されたセパレータを有するカバー材と、少なくとも
    皮膚面貼付層を有する貼付剤とを具備するカバー材付き
    貼付剤であって、 前記セパレータに、切除線が終端のない任意の形状を形
    成するように設けられ、当該切除線で囲まれた領域内に
    おいて前記貼付剤の背面が当該セパレータに貼り合せら
    れたことを特徴とするカバー材付き貼付剤。
  3. 【請求項3】 前記切除線で囲まれた領域は、貼付剤の
    平面積よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の
    カバー材付き貼付剤。
  4. 【請求項4】 前記セパレータに背切れ線が設けられた
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のカバー材
    付き貼付剤。
  5. 【請求項5】 前記貼付剤は、背切れ線が設けられたセ
    パレータが皮膚面貼付層の皮膚面貼着面に積層されたこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のカバー
    材付き貼付剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015133329A1 (ja) * 2014-03-06 2015-09-11 帝國製薬株式会社 貼付製剤

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