JPH114342A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH114342A
JPH114342A JP15640797A JP15640797A JPH114342A JP H114342 A JPH114342 A JP H114342A JP 15640797 A JP15640797 A JP 15640797A JP 15640797 A JP15640797 A JP 15640797A JP H114342 A JPH114342 A JP H114342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の符号化または復号等の周波数変換を行
いながら任意の角度だけ画像を回転できるようにする。 【解決手段】 基底算出部20はパラメータ入力部10
から与えられる回転角度パラメータ100に基づいて変
換基底110を算出し変換部50へ送出する。座標計算
部30は回転パラメータ120に基づいて入力ブロック
座標130を算出し画像入力部40へ送出する。画像入
力部40は入力ブロック座標130に基づいて入力画像
から切り出した入力画像データ140を変換部50へ送
出する。変換部50は変換基底110を用いて入力画像
データ140を変換し、変換係数データ150としてエ
ントロピー符号化器60へ送出する。エントロピー符号
化器60は変換係数データ150をエントロピー符号化
した後に符号データ160を画像処理部70へ送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関す
るものであり、特に直交変換符号化または復号の際に任
意角回転を行えるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】画像は一般に非常に大量のデータとな
る。蓄積や伝送の際には符号化によって圧縮するのが一
般的である。画像データの符号化手法は、可逆符号化方
式と非可逆符号化方式の2種類に大別される。特に後者
では画素値データを周波数空間へ変換する技術がよく使
われる。復号画像を得るためには周波数変換係数から画
像データを再構成する。これを変換処理に対して逆変換
処理という。
【0003】周波数変換を用いた符号化または復号処理
に回転処理が伴うことを考える。画像の回転処理は画素
値に対する空間領域での処理である。従って符号化処理
では周波数変換する前に回転処理される。復号処理では
空間領域へ周波数逆変換してから回転処理される。この
ために回転処理した画像または逆変換した画像を一時的
に保持するメモリーが必要となるだけでなく、全体の処
理時間も増大する。これに対して空間領域へ変換せずに
周波数領域上で直接回転処理を実現する方式が提案され
ている。以下、周波数領域での回転処理の従来例として
特開平8−204957号公報に記載された技術を説明
する。
【0004】図15は回転手法を説明するブロック図で
ある。図中、42は画像入力部、52は変換部、90は
変換係数処理部、61はエントロピー符号化器、71画
像出力部である。141は入力画像データ、151は変
換係数データ、159は画像処理後の変換係数データ、
160は符号データである。
【0005】次に動作を説明する。画像入力部42は外
部から入力画像を受けとり、入力画像データ141を変
換部52へ送出する。変換部52はブロックごとに周波
数変換を行い、変換係数データ151を変換係数処理部
90へ送出する。変換係数処理部90において画像処理
を行った後の画像処理後の変換係数159をエントロピ
ー符号化器61へ送出する。エントロピー符号化器61
は画像処理後の変換係数159をエントロピー符号化し
た符号データ160を画像出力部71に送出する。画像
出力部71では画像の符号データを記憶媒体等に送出す
る。以上の構成に基づいて図16〜図18を用いて従来
例の動作概念を説明する。
【0006】図16(a)は従来例として入力画像を9
0度回転させる処理の手順を表す。図16(b)は図1
6(a)の処理のフローチャートである。変換係数15
1を90度回転させて変換係数159にする例を説明す
る。図16(b)のステップS200では変換係数15
1をu=v軸に対して係数を反転させて変換係数152
を算出する(図17(a))。ステップS210では座
標uが奇数の基底に対する変換係数の正負の符号を反転
を行い変換係数データ159が得られる(図17
(b))。ステップS220では各変換ブロック単位で
左右反転処理を行う(図17(c))。以上によって画
像が90度回転される。また180度回転および270
度回転は上記反転処理の組合せで処理できる(図1
8)。
【0007】以上から、本方式では周波数領域において
処理することで90度単位の回転画像が得られる。従っ
て直接周波数領域で回転処理を行うことができる。しか
し任意角度に対する回転処理は不可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためのもので、画像の符号化または復号等の周
波数変換において回転処理を行う場合、符号化の際には
空間領域において回転画像を作ることなく符号化した回
転画像が得られ、復号の際には復号画像を作ることなく
回転された復号画像が得られ、さらに任意角度回転を可
能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像処理装置において、回転処理の角度パラメータ
を入力するパラメータ入力手段と、上記パラメータ入力
部から入力された角度パラメータに応じて変換基底を算
出する基底算出手段と、上記パラメータ入力手段から入
力された角度パラメータに応じて出力画像の処理ブロッ
クに対応する入力画像における座標を算出する座標計算
手段と、上記座標計算手段により求められた座標に基づ
いて入力画像データを入力する画像入力手段と、上記画
像入力手段から入力された入力画像に対して上記基底算
出手段によって算出された基底を用いて変換を行う変換
手段と、上記変換手段により求められた変換係数をエン
トロピー符号化するエントロピー符号化手段と、上記エ
ントロピー符号化手段により得られた画像を所定の位置
に出力する画像出力手段とを設け、上記基底算出手段で
算出される変換基底は、上記パラメータ入力手段で入力
された角度パラメータに応じて任意角回転されるように
算出されることを特徴とする。
【0010】この構成によれば、任意角度回転された基
底を用いて変換処理を行うことにより、変換処理された
係数は回転画像を変換した係数と等しくなるため、回転
画像を作成することなく任意角度回転した符号化画像が
得られる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像処理装置において、上記座標計算手段で行われる
出力画像の処理ブロックに対応する入力画像における座
標の算出はソフトウエアで行い、回転した変換基底によ
るブロック内のデータに対する回転処理はハードウエア
で行うことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像処理装置において、上記変換手段で行わ
れる変換手段は直交変換であることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像処理装置において、上記変換手段で行わ
れる変換処理は離散コサイン変換であることを特徴とす
る。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1、2、
3または4に記載の画像処理装置において、上記画像処
理装置は任意角度に応じて基底を回転させる回転手段を
備え、回転角度が変更される場合、回転角度に応じて基
底を回転させ変換に用いて、任意角度に回転した圧縮画
像が得られることを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、画素値を周波数
空間の値に変換する処理を含む画像処理を入力画像のブ
ロックごとに行って出力画像のブロックを出力する画像
処理装置において、回転処理の角度パラメータに応じて
変換基底を算出する基底算出手段と、上記基底算出手段
により算出された変換基底を用いて、上記入力画像のブ
ロックごとに変換係数を算出する変換手段と、上記変換
係数に基づいて上記出力画像のブロックを生成する手段
と、上記角度パラメータに応じて決定される配列で、上
記出力画像のブロックを出力する手段とを有することを
特徴とする。
【0016】この構成においても、任意角度回転された
基底を用いて変換処理を行うことにより、変換処理され
た係数は回転画像を変換した係数と等しくなるため、回
転画像を作成することなく任意角度回転した符号化画像
が得られる。
【0017】請求項7に記載の発明は、画像処理装置に
おいて、回転処理の角度パラメータを入力するパラメー
タ入力手段と、上記パラメータ入力手段から入力された
角度パラメータに応じて変換基底を算出する基底算出手
段と、変換符号化された画像を入力する変換符号化画像
入力手段と、上記変換符号化画像入力手段から入力され
た入力画像に対してエントロピー復号するエントロピー
復号手段と、上記エントロピー復号手段により求められ
た変換係数を上記基底算出手段によって算出された基底
を用いて逆変換を行う逆変換手段と、上記パラメータ入
力手段から入力された角度パラメータに応じて入力画像
の処理ブロックに対応する出力画像における座標を算出
する座標計算手段と、上記座標計算手段により求められ
た座標に基づいて逆変換画像データを出力する画像出力
手段とを設け、上記基底算出手段で算出される変換基底
は、上記パラメータ入力部で入力された角度パラメータ
に応じて任意角回転されるように算出されることを特徴
とする。
【0018】この構成によれば、任意角度回転された基
底を用いて逆変換処理を行うことにより、逆変換処理さ
れた画像は回転画像と等しくなるため、回転前の復号画
像を作成することなく任意角度回転した復号画像が得ら
れる。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の画像処理装置において、上記変換符号化画像入力手段
から入力される入力画像の変換処理と、上記逆変換手段
で行われる変換処理は直交変換であることを特徴とす
る。
【0020】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の画像処理装置において、上記変換符号化画像入力手段
から入力される入力画像の変換処理と、上記逆変換手段
で行われる変換処理は離散コサイン変換であることを特
徴とする。
【0021】請求項10に記載の発明は、請求項7、8
または9に記載の画像処理装置において、上記画像処理
装置は任意角度に応じて基底を回転させる回転手段を備
え、回転角度が変更される場合、回転角度に応じて基底
を回転させ逆変換に用いて、任意角度に回転した復号画
像が得られることを特徴とする。
【0022】請求項11に記載の発明は、請求項7、
8、9または10に記載の画像処理装置において、上記
座標計算手段で行われる入力画像の処理ブロックに対応
する出力画像における座標の算出はソフトウエアで行
い、回転した変換基底によるブロック内のデータに対す
る回転処理はハードウエアで行うことを特徴とする。
【0023】請求項12に記載の発明は、周波数空間の
値を画素値に変換する処理を含む画像処理を入力画像の
ブロックごとに行って出力画像のブロックを出力する画
像処理装置において、回転処理の角度パラメータに応じ
て変換基底を算出する基底算出手段と、上記入力画像の
ブロックごとに変換係数を生成する手段と、上記基底算
出手段により算出された変換基底を用いて、上記入力画
像のブロックごとに上記変換係数から画素値を算出する
変換手段と、上記角度パラメータに応じて決定される配
列で、上記出力画像のブロックごとに上記画素値を出力
する手段とを有することを特徴とする。
【0024】この構成においても、任意角度回転された
基底を用いて逆変換処理を行うことにより、逆変換処理
された画像は回転画像と等しくなるため、回転前の復号
画像を作成することなく任意角度回転した復号画像が得
られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を説明する。 [第1の実施例]本発明の第1の実施例としてDCTを
用いた画像の符号化処理において回転処理を行う手法を
説明する。図1は本発明の第1の実施例を説明するブロ
ック図である。図中、10はパラメータ入力部、20は
基底算出部、30は座標計算部、40は画像入力部、5
0は変換部、60はエントロピー符号化器、70は画像
出力部、100は回転角度パラメータ、110は変換基
底、120は回転パラメータ、130は入力ブロック座
標、140は入力画像データ、150は変換係数デー
タ、160は符号データである。
【0026】図1の構成を説明する。基底算出部20は
パラメータ入力部10から与えられる回転角度パラメー
タ100に基づいて変換基底110を算出し変換部50
へ送出する。座標計算部30は回転パラメータ120に
基づいて入力ブロック座標130を算出し画像入力部4
0へ送出する。画像入力部40は入力ブロック座標13
0に基づいて入力画像から切り出した入力画像データ1
40を変換部50へ送出する。変換部50は変換基底1
10を用いて入力画像データ140を変換し、変換係数
データ150としてエントロピー符号化器60へ送出す
る。エントロピー符号化器60は変換係数データ150
をエントロピー符号化した後に符号データ160を画像
処理部70へ送出する。
【0027】以上の構成に基づいて本実施例の動作を説
明する。図3は本実施例の動作を説明するフローチャー
トである。以下、図3を用いて説明する。
【0028】ステップS20では回転角度パラメータに
応じて変換基底を回転させ、変換基底110を得る。ス
テップS30ではまず回転パラメータに応じて、デステ
ィネーション側のブロックの中心座標に対応するソース
側のブロックの中心座標を算出する。次に対応するソー
ス側のブロックの入力画像データを入力する。ステップ
S40では基底算出部20が算出した変換基底110に
よる入力画像データ130の変換処理を行う。
【0029】ここで本発明の原理を説明する。まず従来
例の問題点は次の通りであった。 符号化画像に対して回転と復号処理を行う場合は先に
復号画像を作成してから回転させる必要がある。また画
像に対して回転と符号化を行う場合も回転画像を作成し
てから符号化を行う必要があった。 周波数領域において変換係数に処理し回転処理して
も、90度単位のみで任意角度回転は行えない。
【0030】これらの問題点に対しては次のことが言え
る。 回転処理は座標変換の操作が必要であり周波数領域で
は行えない。このため空間領域へ変換した後に操作を行
う必要がある。 周波数領域のu−v座標において各変換係数には、
u,v軸に対して対象に入れ替えるといった処理しかで
きない。このため結果として90度単位の回転しか行え
ない。
【0031】一般に画像処理では広大な画像メモリ空間
に対してメモリアクセスを頻繁に行う。2つの画像処理
を並列に行った場合、単純計算でもメモリアクセス総数
およびメモリ量は2倍となる。画像処理時間内における
メモリアクセスの占める割合は大きい。このため画像の
符号化処理の前に画像を回転させる場合、または符号化
画像の回転処理前に復号させた場合に対して必要とする
メモリ量と処理時間が増大してしまう。
【0032】画像の符号化または復号処理における周波
数処理において、回転処理を平行して行ううことができ
れば上記の問題が解消される。従来例で説明したように
周波数領域に対しては90度単位回転の座標操作しか行
えない。しかし周波数変換または逆変換で用いる変換基
底に対しては座標変換操作が可能である。従って変換基
底を任意角度回転させて変換に用いれば、空間領域で回
転処理することなく任意角度回転できる。本発明では上
記問題点を解決するために変換基底を任意角度回転させ
る。以下に変換基底の算出方法および回転した変換基底
によって任意角度回転できるアルゴリズムを説明する。
【0033】本実施例で用いられるDCTは二次元DC
Tと呼ばれるもので、”カラー静止画像の国際標準符号
化方式−JPEGアルゴリズム−”(遠藤、インターフ
ェース、1991.12,pp160−182)によれ
ば、変換する画像ブロックをx(m,n)、変換された
係数ブロックをy(u,v)と表記すると、8bit画
像に対する8×8のDCTの変換式と逆変換式は次式の
ようにかける。
【0034】
【数1】 ここで二次元DCT変換の変換基底をc(m,n,u,
v)とすると(1)式は以下の2式で表される。
【0035】
【数2】 すなわち(3)(4)式は図4の(5)(6)式の形と
同じである。
【0036】つまり変換係数(Y00〜Y77)の1つ
を求めるために64回の積和演算を行えばよい。予め任
意角度回転を行った変換基底c(m,n,u,v)をバ
ッファー等に格納して変換に用いれば、変換後の係数は
回転画像の変換係数となる。変換基底の算出手順を図
5、図6および図7を用いて説明する。
【0037】図5は変換基底を算出するフローチャート
である。ステップS21ではまず(4)式に基づいて変
換基底の算出を行う。(4)式に着目すると、4変数の
うちu,vは周波数領域のものでありm,nは空間領域
のものである。従ってm,nについては空間領域での座
標変換操作が可能となる。ステップS22ではまず
(7)式に基づいて回転前のブロックの中心(m0,n
0)に対する各基底の回転先を算出する。次に回転後の
ブロックの中心(mrot0,nrot0)に対して各
基底を回転させる。
【0038】
【数3】 例えば変換係数Y01を(6)式からの演算する場合を
考える。変換係数Y01の算出には予め変換係数C00
01〜C7701を求めておく必要がある。変換係数C
0001〜C7701は、(4)式においてu=0,v
=1としm,nを0〜7まで変化させて算出した値であ
る。これを(7)式から求まるmrot,nrotの回
転先のバッファ等に格納する。図6および図7は8×8
のDCTの変換基底Cuv(図6)を45度回転させた
場合(図7)を表している。
【0039】次に図3のステップS30におけるブロッ
クの位置の算出とブロックデータの入力手順を説明す
る。図8はステップS30の処理手順をさらに詳しく説
明しているフローチャートである。ステップS31では
まず(8)式に基づいて、出力画像のブロックの中心座
標(Mdes,Ndes)に対応する入力画像の座標
(Msrc,Nsrc)を求める。ステップS32では
ステップS31で得られた座標(Msrc,Nsrc)
を中心に、変換基底の外接矩形領域に含まれる入力画像
データを送出する。
【0040】
【数4】 図9は入力画像データが変換されて出力画像の変換係数
になるまでのデータの流れを表している。図9を例に説
明する。図6および図7から8×8の変換基底を45度
回転すると外接矩形領域が10×10となる。このため
画像入力部30は(Msrc,Nsrc)を中心に10
×10のブロック内のデータを入力画像から切り出し、
変換部40へ送出する。
【0041】さらに図3のステップS40における変換
を図9および図10を用いて説明する。先に変換の形は
(5)式で示したように1変換係数算出のために64回
の積和演算を行う。1ブロックでは64×64回の積和
演算を行うことになる。図9の例では10×10のブロ
ック同士で(1)式に基づく変換を行う。ただし図10
に表したように変換基底は10×10のブロック内に6
4個の変換基底しかないため、変換では64×64回の
積和演算を行うことは変わりがない。図7の変換基底を
用いた変換演算を(6)式から導くと、1変換係数Y0
0の演算は図11の(9)式のようになる。
【0042】この変換によって得られる変換係数データ
Y00〜Y77は8×8の回転された画像の変換係数と
なる。これを画像出力部60が先の出力画像のブロック
の中心(Mdes,Ndes)に出力する。
【0043】[第2の実施例]本発明の第2の実施例と
して第1の実施例を画像の復号処理に応用する場合を説
明する。図2は本発明の第2の実施例を説明するブロッ
ク図である。パラメータ入力部10、基底算出部20、
回転角度パラメータ100および変換基底110は第1
の実施例と同様なので、同様の符号を付して説明を省略
する。図中、31は座標計算部、41は変換符号化画像
入力部、80はエントロピー復号器541は逆変換部、
70は画像出力部、120は回転パラメータ、131は
出力ブロック座標、170は変換符号化画像データ、1
80は変換係数データ、190は逆変換画像データであ
る。
【0044】図2の構成を説明する。変換符号化画像入
力部41は変換符号化画像データ170をエントロピー
復号器80に送出する。エントロピー符号化器80は変
換符号化画像データ170を復号し、変換係数データ1
80として逆変換部51へ送出する。逆変換部51では
変換基底110を用いて逆変換を行い、逆変換画像デー
タ190を画像出力部71へ送出する。画像処理部70
は座標計算部31より求められた出力ブロック座標13
1に基づいて逆変換画像データ190を出力する。
【0045】次に第2の実施例の動作を説明する。図1
3は第2の実施例を説明するフローチャートである。以
下、図13を用いて説明するが、第1の実施例と同様の
動作を行う部分は同じ符号を付して説明を省略する。
【0046】ステップS80では変換符号化された画像
データを各ブロックごとに順番に入力する。ステップS
90では入力画像のエントロピー復号を行い変換係数を
得る。ステップS100では回転された変換基底を用い
て入力画像の変換係数の逆変換を行う。ステップS11
0では出力画像における復号したブロックデータの位置
を算出し逆変換画像データを送出する。
【0047】以上の動作においてステップS100の動
作を詳しく説明する。逆変換は(2)式で表され、第1
の実施例と同様に(10)、(11)式と変形できる。
【0048】
【数5】 すなわち(10)(11)式は図12の(12)、(1
3)式の形と同じである。
【0049】つまり第1の実施例と同様に逆変換画像デ
ータ(X00〜X77)の1つを求めるために64回の
積和演算を行えばよい。予め任意角度回転させた変換基
底c’(m,n,u,v)をバッファー等に格納して逆
変換処理に用いれば、逆変換後の画像データは回転した
画像のデータとなる。
【0050】次に図13のステップS110の動作を説
明する。図14は変換符号化画像データの8×8の変換
係数が、45度に回転された変換基底によって逆変換さ
れ、出力画像に送出されるまでのデータ流れを表してい
る。(9)式の形から分かるように回転させた変換基底
の1種類(u=0,v=0)はC0000〜C7700
となる。逆変換演算の(13)式の基底に着目すると変
換基底C0000〜C7700とDCT演算する変換係
数はY00となる。従って、図14に表すように各変換
係数Y00,・・・・・,Y77に対して、それぞれ変
換基底C0000〜C7700,・・・・・,C007
7〜C7777を用いてDCT演算する。全ブロックの
変換後に変換係数の総和をとればよい。また出力画像に
おけるブロックの中心座標は回転処理に基づく(14)
式によって算出される。
【0051】
【数6】
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、周波数変換などの変換符号化されている画像か
ら任意角度回転させた復号画像を直接得ることができ
る。また画像を任意角度回転させて変換符号化を行う場
合も任意角度回転された符号化画像を直接得ることがで
きる。従って本発明によって所望の画像が直接得られる
ため、必要となるメモリ量や総処理時間が従来手法に比
べ低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像処理装置の第1の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】 本発明の画像処理装置の第2の実施例を示す
ブロック図である。
【図3】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
る画像回転処理の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図4】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
るDCTの変換を説明する図である。
【図5】 本発明の画像処理装置の第1の実施例および
第2の実施例における回転した変換基底の作成方法の一
例を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の画像処理装置の第1の実施例および
第2の実施例における一例として回転前の変換基底の位
置を示したものである。
【図7】 図6の例を回転した後の変換基底の位置を示
したものである。
【図8】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
る画像入力方法の一例を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の画像処理装置の第1の実施例におけ
るデータの流れの一例を示すものである。
【図10】 本発明の画像処理装置の第1の実施例にお
ける変換処理の一例を示すものである。
【図11】 本発明の画像処理装置の第1の実施例にお
ける変換処理の一例を説明する図である。
【図12】 本発明の画像処理装置の第2の実施例にお
けるDCTの逆変換を説明する図である。
【図13】 本発明の画像処理装置の第2の実施例にお
ける画像回転処理の動作の一例を示すフローチャートで
ある。
【図14】 本発明の画像処理装置の第2の実施例にお
けるデータの流れの一例を示すものである。
【図15】 従来の画像処理装置の一例を示すブロック
図である。
【図16】 従来の画像処理装置における画像回転処理
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図17】 従来の画像処理装置における画像回転処理
の説明図である。
【図18】 従来の画像処理装置における画像回転処理
の説明図である。
【符号の説明】
10 パラメータ入力部 20 基底算出部 30 座標計算部 40 画像入力部 41 変換符号化画像入力部 50 変換部 51 逆変換部 60 エントロピー符号化器 70 画像出力部 80 エントロピー復号器 100 回転角度パラメータ 110 変換基底 120 回転パラメータ 130 入力ブロック座標 131 出力ブロック座標 140 入力画像データ 150 変換係数データ 160 符号データ 170 変換符号化画像データ 180 変換係数データ 190 逆変換画像データ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転処理の角度パラメータを入力するパ
    ラメータ入力手段と、 上記パラメータ入力手段から入力された角度パラメータ
    に応じて変換基底を算出する基底算出手段と、 上記パラメータ入力手段から入力された角度パラメータ
    に応じて出力画像の処理ブロックに対応する入力画像に
    おける座標を算出する座標計算手段と、 上記座標計算手段により求められた座標に基づいて入力
    画像データを入力する画像入力手段と、 上記画像入力手段から入力された入力画像に対して上記
    基底算出手段によって算出された基底を用いて変換を行
    う変換手段と、 上記変換手段により求められた変換係数をエントロピー
    符号化するエントロピー符号化手段と、 上記エントロピー符号化手段により得られた画像を所定
    の配列で出力する画像出力手段とを具備し、 上記基底算出手段で算出される変換基底は、上記パラメ
    ータ入力手段で入力された角度パラメータに応じて任意
    角回転されるように算出されることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記座標計算手段で行われる出力画像の
    処理ブロックに対応する入力画像における座標の算出は
    ソフトウエアで行い、回転した変換基底によるブロック
    内のデータに対する回転処理はハードウエアで行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記変換手段で行われる変換処理は直交
    変換であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記変換手段で行われる変換処理は離散
    コサイン変換であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記画像処理装置は任意角度に応じて基
    底を回転させる回転手段を備え、回転角度が変更される
    場合、回転角度に応じて基底を回転させ変換に用いて、
    任意角度に回転した圧縮画像が得られることを特徴とす
    る請求項1、2、3または4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画素値を周波数空間の値に変換する処理
    を含む画像処理を入力画像のブロックごとに行って出力
    画像のブロックを出力する画像処理装置において、 回転処理の角度パラメータに応じて変換基底を算出する
    基底算出手段と、 上記基底算出手段により算出された変換基底を用いて、
    上記入力画像のブロックごとに変換係数を算出する変換
    手段と、 上記変換係数に基づいて上記出力画像のブロックを生成
    する手段と、 上記角度パラメータに応じて決定される配列で、上記出
    力画像のブロックを出力する手段とを有することを特徴
    とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 回転処理の角度パラメータを入力するパ
    ラメータ入力手段と、 上記パラメータ入力手段から入力された角度パラメータ
    に応じて変換基底を算出する基底算出手段と、 変換符号化された画像を入力する変換符号化画像入力手
    段と、 上記変換符号化画像入力手段から入力された入力画像に
    対してエントロピー復号するエントロピー復号手段と、 上記エントロピー復号手段により求められた変換係数を
    上記基底算出手段によって算出された基底を用いて逆変
    換を行う逆変換手段と、 上記パラメータ入力手段から入力された角度パラメータ
    に応じて入力画像の処理ブロックに対応する出力画像に
    おける座標を算出する座標計算手段と、 上記座標計算手段により求められた座標に基づいて逆変
    換画像データを出力する画像出力手段とを具備し、 上記基底算出手段で算出される変換基底は、上記パラメ
    ータ入力手段で入力された角度パラメータに応じて任意
    角回転されるように算出されることを特徴とする画像処
    理装置。
  8. 【請求項8】 上記変換符号化画像入力手段から入力さ
    れる入力画像の変換処理と、上記逆変換手段で行われる
    変換処理は直交変換であることを特徴とする請求項7に
    記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記変換符号化画像入力手段から入力さ
    れる入力画像の変換処理と、上記逆変換手段で行われる
    変換処理は離散コサイン変換であることを特徴とする請
    求項7に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記画像処理装置は任意角度に応じて
    基底を回転させる回転手段を備え、回転角度が変更され
    る場合、回転角度に応じて基底を回転させ逆変換に用い
    て、任意角度に回転した復号画像が得られることを特徴
    とする請求項7、8または9に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記座標計算手段で行われる入力画像
    の処理ブロックに対応する出力画像における座標の算出
    はソフトウエアで行い、回転した変換基底によるブロッ
    ク内のデータに対する回転処理はハードウエアで行うこ
    とを特徴とする請求項7、8、9または10に記載の画
    像処理装置。
  12. 【請求項12】 周波数空間の値を画素値に変換する処
    理を含む画像処理を入力画像のブロックごとに行って出
    力画像のブロックを出力する画像処理装置において、 回転処理の角度パラメータに応じて変換基底を算出する
    基底算出手段と、 上記入力画像のブロックごとに変換係数を生成する手段
    と、 上記基底算出手段により算出された変換基底を用いて、
    上記入力画像のブロックごとに上記変換係数から画素値
    を算出する変換手段と、 上記角度パラメータに応じて決定される配列で、上記出
    力画像のブロックごとに上記画素値を出力する手段とを
    有することを特徴とする画像処理装置。
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