JPH1142U - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JPH1142U
JPH1142U JP008193U JP819398U JPH1142U JP H1142 U JPH1142 U JP H1142U JP 008193 U JP008193 U JP 008193U JP 819398 U JP819398 U JP 819398U JP H1142 U JPH1142 U JP H1142U
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JP
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magnetic head
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head device
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文雄 長瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドの温度変化による変形を防ぐ。 【構成】 磁気ヘッド1のスライダ5及びコア3を支持
するための第1及び第2の領域21、22を支持シート
20に設ける。第1及び第2の領域21、22は細条で
支持シートの周辺領域に連結させる。第1及び第2の領
域21、22は独立にジンバル動作する。この結果、ス
ライダ5とコア3の温度変化による変形が少なくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフロッピーディスク装置に好適な磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示従来のフロッピーディスク装置の代表的な磁気ヘッド1はバネ性を有 する金属薄板から成るジンバル又は非ジンバル構成の支持シート2に固着されて いる。この磁気ヘッド1は、信号変換用ギャップGを有する磁性体コア3と、コ イル4と、補強体としての一対のセラミックスライダ5、6とから成り、スライ ダ5、6は接着材7、8によってコア3の一方及び他方の側面に接着(固着)さ れ、それぞれの端面には接着材9、10によって支持シート2に接着(固着)さ れている。なお、支持シート2が磁気ヘッド1をジンバル支持する場合には、磁 気ヘッド1の固着領域を囲むように溝が形成され、ヘッド固着領域が1軸又は2 軸ジンバルのための細条部分によって支持されている。また、磁気ヘッド1はト ンネルイレーズ型ヘッドであるので、記録再生用コアの両側消去ヘッド用コアを 有するが、図1では説明を容易にするために省略されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、コア3は一般にフェライトであり、スライダ5、6はセラミックで あり、支持シート2はスチール板又はベリリウム銅板であって、それぞれが異な る熱膨張係数を有する。このため、ヒートショック及びヒートサイクルを加える 試験等のために、磁気ヘッド組立体にヒートショックやヒートサイクルを加える と、スライダ5、6のそれぞれのねじれ又は歪みが例えば図1のように発生し、 記録媒体ディスク11に接触する磁気ヘッドのギャップ面の平坦性が悪化し、電 磁変換特性も悪化することがある。なお、コア3に対してスライダ5、6を接着 材7、8で固着していてもスライダ5、6とコア3の組立体に2〜3μm程度の ねじれや歪みが生じる。また、コア3のギャップ面がスライダ5、6の上面より も下方に2〜3μmずれてスペーシングロスが増大し、電磁変換特性が悪化する こともある。この種の問題は、一方のスライダ6を省き、コア3の端面を支持シ −ト2に固着する構造の磁気ヘッド装置においても生じる。
【0004】 そこで、本考案の目的は温度変化による磁気ヘッドの変形を防ぐことができる 磁気ヘッド装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、磁気ヘッドと金属製支持シートとの組立 体から成り、前記磁気ヘッドは、磁性体コアと、このコアに巻回されたコイルと 、前記コアの一方の側に接着された補強体とから成り、前記補強体は前記支持シ ート及び前記コアと異なる熱膨張係数を有する材料から成り、前記補強体の端面 及び前記コアの端面が前記支持シートの第1及び第2の領域にそれぞれ接着され た磁気ヘッド装置において、前記第1及び第2の領域は互いに独立に変位するこ とができるように細条部によってそれぞれ支持されていることを特徴とする磁気 ヘッド装置に係わるものである。
【0006】
【考案の作用及び効果】
本考案における第1及び第2の領域は補強体とコアとを実質的に独立に支持す る。従って、補強体とコアの端面側は支持シートに拘束されない。このため、磁 気ヘッド装置にヒートショック又はヒートサイクルを加えても、補強体及びコア に無理な力が作用せず、これ等の変形を防ぐことができる。
【0007】
【第1の実施例】 次に、図2〜図4を参照して本考案の第1の実施例に係わるフロッピーディス ク装置の磁気ヘッド装置を説明する。但し、図2〜図4において図1と共通する 部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0008】 磁気ヘッド1の支持シート20は例えば約150μmのスチール板(SUS3 04)から成り、磁気ヘッド1の補強体としてのスライダ5の脚部の端面を接着 するための第1領域21とコア3の脚部の端面を接着するための第2の領域22 とを有する。第1及び第2の領域21、22は1軸ジンバル作用を生じさせるた めの細条部23、24及び25、26によって支持されている。支持シ−ト20 に細条部23、24及び25、26を生じさせるために3つの溝(切欠部)27 、28、29が形成されている。各細条部23、24及び25、26は環状周辺 領域30に対して第1及び第2の領域21、22を連結している。第1及び第2 の領域21、22を細条部23、24、25、26を介して変位可能に支持して いる周辺領域30はヘッドキャリッジ(図示せず)に固定される。
【0009】 スライダ5の端面及びコア3の端面は接着材9、10によって第1及び第2の 領域21、22に固着されている。このため、スライダ5とコア3とは独立にジ ンバル動作する第1及び第2の領域21、22に支持されていることになり、ヒ ートショック又はヒートサイクルが加えられた時に、スライダ5及びコア3の端 面は互いに拘束されない。従って、スライダ5及びコア3に対するストレスが小 さくなり、これ等の変形も小さくなる。この結果、スペーシングロスの増大が抑 制され、電磁変換特性が良好に保たれる。
【0010】
【変形例】
本考案は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なもの である。 (1) 図4の中央の溝(切欠部)29の代りに図5に示すように第1及び第 2の領域21、22に沿って独立に溝29a、29bを設けた支持シート20a とすることができる。図5においてその他は図4と実質的に同一に構成されてい るので、図4と同一の作用効果を有する。 (2) 図6に示すように、2つの溝(切欠部)34、35を設けて第1及び 第2の領域21、22を3つの細条31、32、33によって支持するヘッド支 持シート20bとすることができる。 (3) 磁気ヘッド1の全体を1軸又は2軸のジンバル支持するシートにおけ るヘッド取付領域の中に本考案に従うジンバル支持の第1及び第2の領域を設け ることができる。即ち、図4に示すシート20の周辺領域30を固定しないで、 ここから外側にジンバル支持のための細条を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の磁気ヘッド装置の断面図である。
【図2】本考案の実施例に従う磁気ヘッド装置の平面図
である。
【図3】図2の磁気ヘッド装置のA−A線断面図であ
る。
【図4】図2の支持シートの平面図である。
【図5】変形例の支持シートの平面図である。
【図6】別の変形例の支持シートの平面図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 3 コア 5 スライダ 21、22 第1及び第2の領域 23、24、25、26 細条部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドと金属製支持シートとの組立
    体から成り、前記磁気ヘッドは、磁性体コアと、このコ
    アに巻回されたコイルと、前記コアの一方の側に接着さ
    れた補強体とから成り、前記補強体は前記支持シート及
    び前記コアと異なる熱膨張係数を有する材料から成り、
    前記補強体の端面及び前記コアの端面が前記支持シート
    の第1及び第2の領域にそれぞれ接着された磁気ヘッド
    装置において、 前記第1及び第2の領域は互いに独立に変位することが
    できるように細条部によってそれぞれ支持されているこ
    とを特徴とする磁気ヘッド装置。
JP1998008193U 1998-10-02 1998-10-02 磁気ヘッド装置 Expired - Lifetime JP2598684Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH1142U true JPH1142U (ja) 1999-03-26
JP2598684Y2 JP2598684Y2 (ja) 1999-08-16

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ID=18528429

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61125569U (ja) * 1985-01-21 1986-08-07

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JPS61125569U (ja) * 1985-01-21 1986-08-07

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