JPH04370564A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JPH04370564A
JPH04370564A JP14623791A JP14623791A JPH04370564A JP H04370564 A JPH04370564 A JP H04370564A JP 14623791 A JP14623791 A JP 14623791A JP 14623791 A JP14623791 A JP 14623791A JP H04370564 A JPH04370564 A JP H04370564A
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Yuichi Hayakawa
早川 雄一
Yoichi Murakami
洋一 村上
Yoshinobu Sakota
迫田 義信
Yasuhiro Miyata
康弘 宮田
Koki Takahashi
幸喜 高橋
Atsushi Hirano
敦士 平野
Makoto Miyazaki
誠 宮崎
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KOZAN DENKI KOGYO KK
NEC Corp
NEC Gunma Ltd
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KOZAN DENKI KOGYO KK
NEC Corp
NEC Gunma Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ヘッド装置に関し、
特に記録媒体面とのスペーシング損失を減少させた両面
型フレキシブルディスク装置用磁気ヘッド装置に関する
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気ヘッド装置は、図4
に示すように、1対の磁気ヘッドが記録媒体を挟むよう
に配置されたものであって、11は一方(サイド0側)
の磁気ヘッド(以下S0ヘッドという)であり、電磁変
換器であるコア13aは非磁性体よりなるスライダ14
aと一体に固着されている。12は他方(サイド1側)
の磁気ヘッド(以下S1ヘッドという)であり、同様に
電磁変換器であるコア13bは非磁性体よりなるスライ
ダ14bと一体に固着されている。また、これらのスラ
イダ14a,14bがフレキシブルディスク媒体(以下
記録媒体という)20と接触する面には溝部15がそれ
ぞれ設けられている。そして、S1ヘッド12の記録媒
体接触面の反対側の面(背面)には、薄板状の弾性部材
よりなるジンバルばね16が取付けられている。このジ
ンバルばね16は、図5に示すように、S1ヘッド12
が記録媒体20の表面のうねりや回転時の振動等の変位
に対して自在に追従するためのものであり、その追従機
構は、記録媒体20の回転方向及び半径方向に平行にそ
れぞれ設けられて回転軸となる橋絡部(ブリッジ)16
a,16bにより成っている。
【0003】また、ジンバルばねを備えていないS0ヘ
ッド11は、記録媒体20との安定な接触状態を保つた
め、フレキシブルディスク装置の組立部材の機械的公差
等を考慮して、通常、媒体接触面の基準位置がS1ヘッ
ド12の方向に記録媒体20を押出すような状態(押出
し量:H)に配置されている(図4参照)。そして、S
0ヘッド11,S1ヘッド12は記録媒体20を挟む状
態で配置されると共に、支持部材(図示せず)に設けら
れている押圧部17は、ジンバルばね16を介してS1
ヘッド12を矢印の方向へ押圧する。この押圧部17が
ジンバルばね16を押圧する位置(以下押圧点Pという
)は、S1ヘッド12のスライダ14bの中央部、すな
わち、溝部15の中心になるように構成されている。 これにより、S0ヘッド11,S1ヘッド12は所定の
荷重により記録媒体20を押圧しながら記録・再生を行
う。
【0004】続いて、図6は従来の低トラック密度及び
高トラック密度による2モードの記録・再生を行う磁気
ヘッド装置の概略構成を示す側面図である。
【0005】図6において、S0ヘッド1のスライダ5
aには低トラック密度コア3aと高トラック密度コア4
aとが所定の間隔で保持するスペーサ6aを介して一体
に固着されており、S1ヘッド2のスライダ5bには、
同様に、低トラック密度コア3bと高トラック密度コア
4bとが所定の間隔で保持するスペーサ6bを介して一
体に固着されている、また、これらのスライダ5a,5
bが記録媒体20と接触する面には溝部7がそれぞれ設
けられている。そして、図5に示す磁気ヘッド装置と同
様に、S1ヘッド2にはジンバルばね8が取付けられて
おり、支持部材(図示せず)に設けられている押圧部1
8はこのジンバルばね8を介してS1ヘッド2を矢印の
方向へ押圧する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の磁気ヘ
ッド装置は、S1ヘッドがスライダ部の変位自在なジン
バルばねを備えているのに対し、S0ヘッドにはジンバ
ルばねが無く、いわゆる固定型の磁気ヘッドであって、
記録媒体との安定な接触状態を保つため記録媒体を所定
量だけ押出した状態で配置されているが、このような配
置の磁気ヘッドが記録・再生のために記録媒体の内周側
の指定されたトラックへ移動した場合は、図7に示すよ
うに、S0ヘッド1の押出しによって記録媒体20が変
形すると共に、記録媒体20の基板部材(合成樹脂製)
の曲げ剛性が大きくなるため、その反撥力がS1ヘッド
2による押圧力では抗しきれず、S1ヘッド2の低トラ
ック密度コア3b及び高トラック密度コア4bが記録媒
体20から浮上がり、すなわち、コア部と記録媒体20
との接触状態が不安定となってスペーシング損失が増加
し、記録・再生効率が低下するという欠点がある。
【0007】特に、図7に示すような2モードの記録・
再生を行う磁気ヘッド装置では、より高い周波数による
記録・再生を行うため、その影響はより大きくなり記録
・再生効率が更に低下するという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、このような従来の磁気ヘ
ッド装置の欠点を解決するため、S1ヘッドの押圧部の
配置を変更することにより、磁気ヘッドの上がり浮上が
りを抑制してスペーシング損失を減少し、記録・再生効
率のよい磁気ヘッド装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、空気溝部を挟
み少なくとも2つの摺動面と記録媒体の内周側の摺動面
に組み込まれた電磁変換部とを有するスライダと、この
スライダの記録媒体摺動面の反対側に固着して前記スラ
イダを応動させるジンバル部を有する加圧板ばねと、こ
の加圧板ばねを支持すると共に、スライダの記録媒体の
摺動面の反対側に少なくとも加圧板ばねを介してスライ
ダを記録媒体に押圧する押圧部を有する支持部材とを備
える磁気ヘッド装置において、押圧部の押圧点をスライ
ダの空気溝部の中心から記録媒体の内周側の方向へ0.
05〜0.5mmの範囲に設ける。また、加圧板ばねの
ジンバル部が記録媒体の回転方向及び半径方向にそれぞ
れ平行な回転軸を有し、かつ半径方向に平行な回転軸の
中心と押圧部の押圧点とを同一線上に配置してもよい。 これにより、記録媒体の反撥力による磁気ヘッド装置の
浮上りを抑制する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す側面図であ
る。
【0012】本実施例の磁気ヘッドの構成は、図4〜図
6に示す従来の磁気ヘッド装置と略同様である。
【0013】図1において、S0ヘッド1のスライダ5
aには低トラック密度コア3aと高トラック密度コア4
aとが所定の間隔で保持するスペーサ6aを介して一体
に固着されており、S1ヘッド2のスライダ5bには、
同様に、低トラック密度コア3bと高トラック密度コア
4bとが所定の間隔で保持するスペーサ6bを介して一
体に固着されている。また、これらのスライダ5a,5
bの記録媒体20との接触面には溝部7がそれぞれ設け
られ、更に、S1ヘッド2には、記録媒体20の回転方
向及び半径方向に平行にそれぞれ設けられて回転軸とな
る橋絡部(ブリッジ)16a,16bを有するジンバル
ばね8が取付けられ、押圧部9はこのジンバルばね8を
介してS1ヘッド2を矢印の方向へ押圧する構成となっ
ている。
【0014】ここで、本実施例のS0ヘッド1は、押圧
部18よるジンバルばね8の押圧点Pが、S1ヘッド2
のスライダ5bの中央部より、記録媒体20のトラック
の内周方向へ所定の距離Lに偏寄(以下シフトという)
した位置に設定されている。
【0015】このように押圧点Pをシフトすることによ
り、記録媒体20の反撥力によるS1ヘッド2の浮上り
を抑制することができる。
【0016】図3は本実施例によるS0及びS1ヘッド
の浮上量(スペーシング損失)と押圧点Pのシフト量L
との関係を実験により求めた図である。
【0017】図3によれば、S1ヘッドでは、押圧点P
がスライダ5bの中央部からトラックの内周側へシフト
するに従って浮上量が低下し、かつ安定化している。こ
れは押圧点PがS1ヘッドのコア部に接近することによ
って、コア部と記録媒体との良好な接触状態が得られる
ことを示している。
【0018】一方、S1ヘッドでは、押圧点Pがシフト
するに従って低く安定していた浮上量が増加する。これ
は押圧点PがS1ヘッドのコア部へ接近する、換言すれ
ば、押圧点PがS0ヘッドのコア部から遠ざかることに
よって記録媒体のS0ヘッドに対する押圧が不十分にな
り、S0ヘッドが浮上(S0ヘッドは固定型であるため
実際には記録媒体が浮上)することを示している。従っ
て、図1に示すように、押圧点Pがスライダ5bの中央
部、すなわち、溝部7の中心から記録媒体20のトラッ
ク内周側の方向へ0.05〜0.5mmの範囲が、S0
及びS1ヘッド共に良好な接触状態が得られる位置とな
る。
【0019】更に、図2に示すように、ジンバルばね8
の記録媒体の回転方向に平行な回転軸(橋絡部8a)を
押圧点Pと同一線上に配置するようにすれば、ジンバル
ばねの効果(追従性)を発揮することができ、コア部と
記録媒体との接触状態が更に向上する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ド装置は、S1ヘッドの押圧点を記録媒体のトラックの
内周方向へシフトさせたことにより、記憶媒体の剛性に
よる磁気ヘッドの上がり浮上がりを抑制してスペーシン
グ損失を減少させ、双方の磁気ヘッドを記録面に対して
安定に接触させることが可能となったため、記録・再生
の効率が向上するという効果がある。
【0021】特に、使用周波数の高い2モードの記録・
再生を行う磁気ヘッド装置では、その効果は甚大である
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1のS1ヘッド1のジンバルばねを示す平面
図である。
【図3】本実施例によるS1,S0ヘッドの浮上量Hと
押圧点のシフト量Lとの関係を示す図である。
【図4】従来の磁気ヘッドの構成を示す側面図である。
【図5】従来の2モード型磁気ヘッドの構成を示す側面
図である。
【図6】図5の2モード型磁気ヘッドが記憶媒体の内周
側に移動したときの状態を示す側面図である。
【図7】図5のS1ヘッド21のジンバルばねを示す平
面図である。
【符号の説明】 1    S0ヘッド 2    S1ヘッド 3a,3b    低トラック密度コア4a,4b  
  高トラック密度コア5a,5b    スライダ 6a,6b    スペーサ 7    溝部 8    ジンバルばね 8a,8b    橋絡部(ブリッジ)9    押圧
部 11    S0ヘッド 12    S1ヘッド 13a,13b    コア 14a,14b    スライダ 15    溝部 16    ジンバルばね 16a,16b    橋絡部(ブリッジ)17,18
    押圧部 20    記録媒体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  空気溝部を挟み少なくとも2つの摺動
    面と記録媒体の内周側の前記摺動面に組み込まれた電磁
    変換部とを有するスライダと、このスライダの前記記録
    媒体摺動面の反対側に固着して前記スライダを応動させ
    るジンバル部を有する加圧板ばねと、この加圧板ばねを
    支持すると共に、前記スライダの前記記録媒体の摺動面
    の反対側に少なくとも前記加圧板ばねを介して前記スラ
    イダを前記記録媒体に押圧する押圧部を有する支持部材
    とを備える磁気ヘッド装置において、前記押圧部の押圧
    点が前記スライダの前記空気溝部の中心から前記記録媒
    体の内周側の方向へ0.05〜0.5mmの範囲に位置
    させることを特徴とする磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】  前記加圧板ばねの前記ジンバル部が前
    記記録媒体の回転方向及び半径方向にそれぞれ平行な回
    転軸を有し、かつ前記半径方向に平行な回転軸の中心と
    前記押圧部の押圧点とを同一線上に配置することを特徴
    とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6304419B1 (en) * 1998-02-20 2001-10-16 Sony Corporation Magnetic head device and recording medium drive

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6304419B1 (en) * 1998-02-20 2001-10-16 Sony Corporation Magnetic head device and recording medium drive

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