JPH1142581A - 廃家電品の解体装置 - Google Patents

廃家電品の解体装置

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JPH1142581A
JPH1142581A JP9204053A JP20405397A JPH1142581A JP H1142581 A JPH1142581 A JP H1142581A JP 9204053 A JP9204053 A JP 9204053A JP 20405397 A JP20405397 A JP 20405397A JP H1142581 A JPH1142581 A JP H1142581A
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JP
Japan
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waste home
waste
pallet
home appliance
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9204053A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Sakitani
秀幸 崎谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の廃家電品に対応できる簡易な固定手
段を得ること。 【解決手段】 複数の外形の異なる廃家電品3を載せる
パレット100と、このパレット100を搬送する搬送
手段250と、搬送手段250により搬送された廃家電
品3を分解する分解手段202とを備えた廃家電品の解
体装置であって、パレット100には、複数の外形の異
なる廃家電品3の外面を挟持すると共にに、廃家電品3
の外形に応じて移動可能な挟持手段104,110,1
14,118と、所定の基準点102eとを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃家電品の解体
装置に関し、より詳しくは種々の形状をした廃家電品を
容易に挟持すると共に、廃家電品の切断などの箇所を教
示して、この教示に基づいて廃家電品を解体させる装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、廃家電品の廃棄処理は自然環境を
保護するために有価物を取り出して再資源化したり、有
害物を取り出して無害化したりしている。
【0003】従来かかる有価物及び有害物を取り出すに
は、作業者が廃家電品の仕分けをし、廃家電品を作業台
に載せて固定した後、廃家電品の各部を固定しているネ
ジ等を工具で、緩めたり切断したりして解体している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃家電
品は、年式や機種が著しく多様であるため、解体に当
り、まず、廃家電品を挟持して固定するのに、寸法の異
なる各種の挟持装置を用意してこの中から適当な挟持装
置を選択しなければならず、挟持装置の製作及び段取り
作業が煩雑であるという問題点があった。
【0005】さらに、廃家電品の種類が異なると、切断
等をする部位が異なるために、予め作成された分厚い作
業指導要領に基づいて廃家電品の型式などを確認してか
ら対応する作業指導要領をサーチした後、廃家電品の解
体作業をしていたので、作業時間が増大するという問題
点があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、多種類の廃家電品に対応できる
簡易な固定手段、分解手段を得る廃家電品の解体装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る廃家電
品の解体装置は、廃家電品を載せるパレットと、このパ
レットを搬送する搬送手段と、上記搬送手段により搬送
された上記廃家電品を分解する分解手段とを備えた廃家
電品の解体装置であって、上記パレットには、上記廃家
電品の外面を挟持すると共に、上記廃家電品の外形に応
じて移動可能な挟持手段と、所定の基準点とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0008】第2の発明に係る廃家電品の解体装置は、
廃家電品を特定する製品データを入力する入力手段と、
上記廃家電品の分解すべき分解位置を教示する教示手段
と、上記教示手段により教示した分解位置と上記製品デ
ータとを対応して記憶する記憶手段と、上記記憶手段か
ら上記製品データに対応する上記分解位置を読み出すと
共に、上記分解位置に基づいて上記分解手段により上記
廃家電品を分解させる制御手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0009】第3の発明に係る廃家電品の解体装置は、
挟持手段がパレット上の平面において略四角形が形成さ
れる隅に配置された少なくとも四つの挟持部材を備え、
この四つの挟持部材は、一つの固定された第1の挟持部
材と、この第1の挟持部材に対してX軸方向に移動可能
な第2の挟持部材と、上記第1の挟持部材に対してY軸
方向に移動可能な第3の挟持部材と、上記第1の挟持部
材に対してX軸及びY軸方向に移動可能な第4の挟持部
材とからなり、上記挟持部材は、上記廃家電品のコーナ
ー部と当接するように設けられたL字柱部を備えたこと
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.この発明の一実施の形態を図1及び図2
によって説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示
す廃家電品の解体装置の全体示す斜視図、図2は図1に
用いるパレットの斜視図である。
【0011】図1及び図2において、廃家電品としての
テレビジョン3の解体装置は、テレビジョン3を固定す
るパレット100と、テレビジョン3の切断等の位置を
教示させる教示させる教示ステーション150と、この
教示ステーション150の教示に基づきテレビジョン3
切断等させる分解ステーション200と、パレット10
0を、教示ステーション150と分解ステーション20
0との間を搬送させる搬送手段250と、教示ステーシ
ョン150の教示に基づく座標値を記憶して、この記憶
した座標値を読み出して分解ステーション200を動作
させる制御手段300とから成っている。
【0012】図2おいて、パレット100は、板状の長
方形の基台102と、この基台102の対角線上の端部
に穿設された位置決めの基準となる二つの孔102e
と、多種多様なテレビジョン3のケース3aのコーナー
部と当接するように設けられたL字状柱部104aと四
角柱部とを有する固定された第1の挟持部材104と、
同様な形状のX軸方向に移動可能なL字状柱部110a
を有する第2の挟持部材110と、同様にY軸方向に移
動可能なL字状柱部114aを有する第3の挟持部材1
14と、同様にX軸及びY軸方向に移動可能なL字状柱
部118aを有する第4の挟持部材118とを備え、基
台102上の平面において略四角形が形成される隅に、
各挟持部材104,110,114,118が配置され
ており、のL字状柱部104a,110a,114a,
118aで囲まれる形状がテレビジョン3のケース3a
のコーナ部と当接するように構成されている。
【0013】上記のように挟持部材110,114,1
18を移動可能に構成するために、基台102の長手方
向に所定間隔離してほぼ平行に固定されたY軸ガイドレ
ール107,108と、基台102の下端部に固定され
たX軸ガイドレール106とを備えており、このX軸ガ
イドレール106に摺動自在に挟持部材110が係合さ
れ、Y軸ガイドレール106,108に摺動自在に板状
の可動板112が係合され、この可動板112には、左
端部に固定された挟持部材114と、X軸ガイドレール
106と対峙してX軸ガイドレール116が固定されて
おり、X軸ガイドレール116に摺動自在に挟持部材1
18が係合される構成によりテレビジョン3のケース3
aの外形に合わせて自由に挟持できるようになってい
る。
【0014】教示ステーション150は、教示針157
を多関節式の腕159により自由に移動可能にされた教
示手段としての三次元座標計測装置160と、この三次
元座標計測装置160の教示針157を、パレット10
0に載せられたテレビジョン3の各部を当て易いように
固定された水平な支柱210を有する馬状の固定部22
0とを備えている。
【0015】分解ステーション200は、教示ステーシ
ョン150により教示された切断等の位置に基づいてテ
レビジョン3を切断等させる分解手段としての分解ロボ
ット202から成り、この分解ロボット202の多関節
アーム204を介してハンド部に切断工具206を備え
ている。
【0016】搬送手段250は、教示ステーション15
0と分解ステーション200との間に配置された台25
2にベルトコンベア254が施設されており、ベルトコ
ンベア254によりパレット100を移動可能に構成さ
れている。
【0017】制御手段300は、テレビジョン3を特定
する製品データを入力するキーボード等からなる入力手
段301と、教示ステーション150からの教示位置及
び製品データを記憶する読み書き可能な記憶部303
と、この記憶部303の記憶した切断位置等を読み出し
て分解ステーション200の分解ロボット202を動作
させる制御手段305とから成っている。
【0018】上記のように構成された廃家電品の解体装
置の動作を図1及び図2によって説明する。まず、テレ
ビジョン3を特定する例えばメーカ名と型名等の製品デ
ータを入力手段301により入力し、このデータを制御
手段305を介して記憶部303に記憶する。
【0019】ベルトコンベア254上のパレット100
にテレビジョン3を載せ、テレビジョン3のケース3a
の四つのコーナー部を、それぞれ挟持部材104のL字
状柱部104aに当接し、挟持部材110をX軸方向に
移動して挟持部材110のL字状柱部110aに当接
し、挟持部材114,118をY軸方向に移動して挟持
部材114のL字状柱部114aに当接し、挟持部材1
18をX軸方向に移動して挟持部材118のL字状柱1
18aに当接し、これによりテレビジョン3のケース3
aの四つのコーナ部を挟持して固定する。
【0020】ベルトコンベア254を駆動してパレット
100を教示ステーション150に移動し、教示ステー
ション150では、作業者4がテレビジョン3のケース
3aの切断する位置を教示針157により入力し、空間
座標計測装置160を介して既に記憶されている製品デ
ータと対応して記憶部301に記憶する。
【0021】次に、ベルトコンベア254を駆動してパ
レット100を分解ステーション200に移動し、分解
ステーション200では、制御手段303は、記憶部3
01記憶された教示位置データを読み出して、分解ロボ
ット202の切断工具204を回転させながらテレビジ
ョン3のケース3aを切断分離する。
【0022】なお、パレット100は位置決め用の孔1
02eを基準としているので、教示ステーション150
において教示した切断位置を分解ステーション200に
おいても同一座標として実行できる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、複数の外形の異な
る廃家電品を容易に挟持できるパレットを得ることがで
き、パレットに基準点を有することから、複数の作業ス
テーションを有していても共通の基準点の基に作業でき
るという効果がある。
【0024】第2の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、外形の異なる廃家電品を特定することにより、制
御手段により記憶部からの分解位置を読み出して分解手
段を動作させるので、一々廃家電品の種類等を確認して
から、分解する位置を教示することなくなるという効果
がある。
【0025】第3の発明によれば、第1又は第2の発明
の効果に加え、複数の外形の異なる廃家電品を容易に挟
持できる挟持手段を簡易に得ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す廃家電品の解
体装置の全体斜視図面図と制御装置のブロック図であ
る。
【図2】 この発明の一実施の形態を示す廃家電品の解
体装置のパレットの斜視図である。
【符号の説明】
3 テレビジョン(廃家電品)、100 パレット、1
02e 基準点、104 第1の挟持部材、110 第
2の挟持部材、114 第3の挟持部材、118 第4
の挟持部材、104a,110a,114a,118a
L字柱部、150 教示ステーション、160 三次
元座標計測装置(教示手段)、200分解ステーショ
ン、202 分解ロボット(分解手段)、250 搬送
手段、301 入力手段、303 記憶部、305 制
御手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃家電品を載せるパレットと、このパレ
    ットを搬送する搬送手段と、上記搬送手段により搬送さ
    れた上記廃家電品を分解する分解手段とを備えた廃家電
    品の解体装置であって、 上記パレットには、上記廃家電品の外面を挟持すると共
    に、上記廃家電品の外形に応じて移動可能な挟持手段
    と、 所定の基準点と、 を備えたことを特徴とする廃家電品の解体装置。
  2. 【請求項2】 上記廃家電品を特定する製品データを入
    力する入力手段と、 上記廃家電品の分解すべき分解位置を教示する教示手段
    と、 上記教示手段により教示した分解位置と上記製品データ
    とを対応して記憶する記憶手段と、 上記記憶手段から上記製品データに対応する上記分解位
    置を読み出すと共に、上記分解位置に基づいて上記分解
    手段により上記廃家電品を分解させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の廃家電品の
    解体装置。
  3. 【請求項3】 上記挟持手段は、上記パレット上の平面
    において略四角形が形成される隅に配置された少なくと
    も四つの挟持部材を備え、 この四つの挟持部材は、一つの固定された第1の挟持部
    材と、 この第1の挟持部材に対してX軸方向に移動可能な第2
    の挟持部材と、 上記第1の挟持部材に対してY軸方向に移動可能な第3
    の挟持部材と、 上記第1の挟持部材に対してX軸及びY軸方向に移動可
    能な第4の挟持部材とからなり、 上記挟持部材は、上記廃家電品のコーナー部と当接する
    ように設けられたL字柱部を備えたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の廃家電品の解体装置。
JP9204053A 1997-07-30 1997-07-30 廃家電品の解体装置 Pending JPH1142581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101097731B1 (ko) * 2004-07-27 2011-12-23 한라공조주식회사 열교환기의 픽스쳐 분리장치 및 이를 이용한 분리방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101097731B1 (ko) * 2004-07-27 2011-12-23 한라공조주식회사 열교환기의 픽스쳐 분리장치 및 이를 이용한 분리방법

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