JPH1141724A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH1141724A
JPH1141724A JP9194481A JP19448197A JPH1141724A JP H1141724 A JPH1141724 A JP H1141724A JP 9194481 A JP9194481 A JP 9194481A JP 19448197 A JP19448197 A JP 19448197A JP H1141724 A JPH1141724 A JP H1141724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
tank
gis
unit
circuit breaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP9194481A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Sasaki
康 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニットの奥行き寸法を小さくし、各ユニッ
トの母線位置を自由に選択可能とすることにより、ユニ
ットの配置に自由度を持たせて、GISの設置面積を削
減する。 【解決手段】 金属タンク14を、上下にガス区分し、
上方のガス区分を母線タンク5、下方のガス区分を遮断
器タンク8とする。母線タンク内においては、母線6
を、母線側断路器4の上方に配置する。この母線は、G
ISの構成に応じて、母線側断路器の直上又は斜め上に
配置する。母線を遮断器ブロックの上方に配置したた
め、ユニットの奥行き方向が短縮される。また、各ユニ
ットは母線の位置を自由に選択できる。したがって、母
線の位置を基準とした場合でも、ユニットの配置位置を
選択することができるので、ユニットの配置に自由度が
増し、GIS全体の設置面積を縮小化することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
(以下、「GIS」と略称する。)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のGISについて図1及び図2を用
いて説明する。図1はGISユニットを示す図で、図2
は図1のユニットを使用したGISの構成を示す図であ
る。図1において、(a)はGISのユニットを上から
見た平面図で、(b)はユニットの側面断面図である。
【0003】GISユニットは、母線ブロック1、遮断
器ブロック2、ケーブルヘッドブロック3により構成さ
れ、各ブロック1,2,3は、奥行き方向(図示B−B
方向)に並べられる。各ブロック1,2,3はそれぞれ
独立した金属タンクにより構成される。母線タンク5に
母線6と母線側断路器4が内蔵される。遮断器タンク8
に遮断器13が内蔵される。遮断器13の操作機構7
は、遮断器タンク8の下部に配置される。ケーブルヘッ
ドタンク9にはケーブルヘッド10が内蔵される。各タ
ンク5,8,9は絶縁スペーサ11,12により仕切ら
れ、SF6ガスが封入された異なるガス区分とされる。
母線6は、母線タンク5内にGISユニットの奥行き方
向と直角方向(図示A−A方向)に伸びる。
【0004】図2は、図1のユニットを使用したGIS
を上から見た平面図、図9はその単線結線図である。な
お、図2には、本発明のGISと対比するため、奥行き
寸法及び横方向の寸法の例を示している。寸法の単位は
ミリメートルである。GISは、複数のGISユニット
31,32……から構成される。各ユニット31,32
……は、母線タンク5同士が連結され、母線6が接続さ
れてGISを構成する。また、母線タンク5同士の接続
の際に、必要に応じて母線接続タンク18が使用され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のGISにお
いては、母線タンク5は遮断器タンク8の横に配置さ
れ、母線6と母線側断路器4と遮断器13は、ユニット
の奥行き方向に接続される。このため、ユニットの奥行
き寸法が大きくなる。また、図2に示すように、GIS
は、各ユニットを母線6に合わせて配置するため、ユニ
ットの配置に自由度がなく、コンパクトなGISを提供
することができなかった。
【0006】なお、遮断器ブロック1の上方に母線タン
ク5を配置することは可能であるが、そのようにする
と、道路交通法上の輸送制限を越えてしまう。また、各
ユニットの母線タンク5同士を接続する際に、母線接続
タンク18を必要とするため、コスト高となっていた。
本発明は、GISユニットの奥行き寸法を小さくし、も
ってGISの設置面積を削減することを目的とするもの
である。
【0007】また、本発明は、各ユニットにおいて、母
線の位置を自由に選択することができるようにすること
によりユニットの配置に自由度を持たせて、GISの設
置面積を削減することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものである。本発明においては金
属タンクを、上下にガス区分し、上方のガス区分を母線
タンク、下方のガス区分を遮断器タンクとする。遮断器
タンク内に遮断器を配置する。母線タンク内において
は、母線側断路器を、遮断器の上方に配置し、母線を、
母線側断路器の上方に配置する。この母線は、GISの
構成に応じて、母線側断路器の直上又は斜め上に配置す
る。
【0009】このように、母線を遮断器ブロックの上方
に配置したため、ユニットの奥行き方向が短縮される。
また、本発明によれば、ユニットにおける母線の位置を
自由に選択できる。これは、母線の位置を基準とした場
合でも、ユニットの配置位置を選択することを意味す
る。したがって、ユニットの配置に自由度が増し、GI
S全体の設置面積を縮小化することができる。
【0010】さらに、本発明によれば、ユニットの配置
に自由度が増すことにより、母線接続タンクを使用せず
にユニット同士を連結できるので母線接続タンクの数を
削減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図を用
いて説明する。図3は、母線を遮断器の真上に配置する
場合のGISユニットの構成を示す図、図4は図3のユ
ニットを使用したGISの構成を示す図、図5は図4の
GISの単線結線図である。
【0012】図3において、(a)は、ユニットを上か
ら見た平面図で、(b)は、ユニットの側面断面図であ
る。図3において、1は母線ブロック、2は遮断器ブロ
ック、3はケーブルヘッドブロックである。母線ブロッ
ク1と遮断器ブロック2は同一金属タンク14内に配置
され、母線ブロック1が遮断器ブロック2の上部に配置
される。金属タンク14は絶縁スペーサ15などにより
上下2つのガス区分に区分され、各区分にSF6ガスが
封入される。以下においては、同一金属タンク14では
あるが、母線6を内蔵する部分を母線接続タンク5と呼
び、遮断器13を内蔵する部分を遮断器タンク8と呼
ぶ。
【0013】ケーブルヘッドブロック3は、ケーブルヘ
ッド10を内蔵する金属タンク9から構成される。ケー
ブルヘッドタンク9は、絶縁スペーサ16を介して遮断
器タンク8と連結され、遮断器タンク8の横に配置され
る。ケーブルヘッドタンク9内にも、SF6ガスが封入
され、他のタンクとは独立したガス区分を形成する。遮
断器13の操作機構7は、遮断器タンク8の横に配置さ
れたユニット監視装置22内に収納される。このよう
に、従来遮断器13の下に配置されていた操作機構7が
なくなるため、遮断器13を母線6の下方に配置して
も、ユニットを輸送制限内に収めることができる。
【0014】母線6は、母線接続タンク5内の上方でユ
ニットの奥行き方向(図示B−B方向)と直角方向(図
示A−A方向)に伸びるように配置される。母線6を他
のユニットと接続するための母線タンク接続部19が母
線タンク5の両側面に設けられる。母線側断路器4は、
母線6の下部に配置される。母線側断路器4と遮断器1
3とは絶縁スペーサ15を通して接続される。母線側断
路器4は、図示しない操作機構が母線タンク5の外部か
ら操作されることにより開閉される。
【0015】遮断器13の他端側は、絶縁スペーサ16
を通して、ケーブルヘッド10と接続される。図4は、
図3に示したユニットを使用したGISの構成を示す平
面図で、図5は、その単線結線図である。図5の単線結
線図の内容については当技術分野で良く知られたもので
あるので、ここでの説明は省略する。
【0016】図4に示すGISは、送電線回路ユニット
41、変圧器回路ユニット42、MOFユニット43か
ら構成されている。送電線回路ユニット41と変圧器回
路ユニット42が、図3に示すように、母線6が遮断器
13の直上に配置されたユニットを採用している。送電
線回路ユニット41と変圧器回路ユニット42とは、母
線タンク5の母線連結部19を直接連結することによ
り、タンク同士の接続と母線6の接続を行う。したがっ
て、各ユニット同士を近づけた状態で配置することがで
きる。また、母線ブロック1を遮断器ブロック2の横で
なく、上方へ配置しているから、ユニットの奥行き方向
の寸法が短くなる。図4には、従来の図2のGISと比
較して設置面積が縮小されたことを示すため、奥行き寸
法及び横方向の寸法の例を示している。
【0017】また、各ユニット同士を母線タンク5によ
り直接連結しているため、従来必要であった母線接続タ
ンクの数を低減することができ、コスト削減ができる。
以上説明した図3に示したユニットは、母線6を遮断器
13と母線側断路器4の直上に配置しているが、母線6
の位置を、遮断器13と母線側断路器4の斜め上に配置
することによりGISの配置に自由度を持たせることが
できる。以下、そのための構成について説明をする。
【0018】図6は、母線6を母線側断路器4の図示左
斜め上方向に配置した例、図7は、図示右斜め上に配置
した例を示す図である。図8は図6及び図7のユニット
を使用したGIS構成を示す図。図9は図8のGISの
単線結線図である。図6及び図7において、(a)は、
ユニットを上から見た平面図で、(b)は、ユニットの
側面断面図である。なお、(b)においては、説明を簡
明にするために、母線タンク5部分のみを示している。
母線タンク5より下の部分については、図3を参照され
たい。
【0019】図6及び図7における母線タンク5には、
その側方に突出して母線6を収納する母線収納部20、
21が形成される。この母線収納部20,21に母線を
収納することにより、図6、7の(b)に示すように、
母線6は母線側断路器4及び遮断器13の左又は右斜め
上方に配置される。この結果、図6(a)に示すよう
に、母線6の水平方向の位置が母線側断路器4及び遮断
器13を収納した金属タンク14の位置とずれることと
なる。
【0020】以上説明した、図3、図6、図7のGIS
ユニットを適宜組み合わせてGISを構成すると、各ユ
ニットは、母線の位置を自由に選択することができるの
で、GISの配置に自由度が増し、GIS全体をコンパ
クトに配置することが可能となる。図8は、図6及び図
7に示したユニットを使用したGISの構成を示す平面
図で、図9は、その単線結線図である。図9の単線結線
図の内容については当技術分野で良く知られたものであ
るので、ここでの説明は省略する。
【0021】図8のGISにおいて、ユニット51〜5
4に図6及び図7のユニットが使用可能である。各ユニ
ット51〜54は、金属タンク14を同一線上に配置
し、あるユニット51,54においては、図6に示すユ
ニットを使用して、図8の下方に母線収納部20を配置
する。そして、他のユニット52,53においては、図
7に示すユニットを使用して、図8の上方に母線収納部
21を配置する。
【0022】このように、接続される母線の位置に応じ
て、図6又は図7のいずれか一方のユニット構造を選択
できるので、各ユニットの配置が母線の位置によって制
限されることがなくなり、GISの全体構造をコンパク
トにし、設置面積を少なくすることができる。なお、図
6、図7のユニットに更に図3のユニットを加えて、適
当な組み合わせをすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のGISのユニットの構成を示す図。
【図2】従来のGISの全体の構成を示す図。
【図3】本発明の実施形態1のGISのユニット構成を
示す図。
【図4】図3のユニットを使用したGISの全体構成を
示す図。
【図5】図4のGISの単線結線図。
【図6】本発明の第2実施形態のユニットの構成を示す
図。
【図7】本発明の第3実施形態のユニットの構成を示す
図。
【図8】図6及び図7のユニットを使用したGISの全
体構成を示す図。
【図9】図8のGISの単線結線図。
【符号の説明】
1…母線ブロック 2…遮断器ブロック 3…ケーブルヘッドブロック 4…母線側断路器 5…母線接続タンク 6…母線 7…遮断器操作機構 8…遮断器タンク 9…ケーブルヘッドタンク 10…ケーブルヘッド 11,12…絶縁スペーサ 13…遮断器 14…金属タンク 15,16…絶縁スペーサ 17…断路器操作機構 18…母線接続タンク 19…母線タンク接続部 20,21…母線収納部 22…ユニット監視装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下にガス区分され、上方のガス区分が
    母線ガス区分、下方のガス区分が遮断器ガス区分とされ
    る金属タンクと、 前記遮断器ガス区分内に配置された遮断器と、 前記母線ガス区分内に配置され、前記母線と前記遮断器
    とを接続する母線側断路器と、 前記母線ガス区分内で前記母線側断路器の直上又は斜め
    上に配置された母線とを具備することを特徴とするガス
    絶縁開閉装置。
JP9194481A 1997-07-18 1997-07-18 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH1141724A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9194481A JPH1141724A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ガス絶縁開閉装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9194481A JPH1141724A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ガス絶縁開閉装置

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JPH1141724A true JPH1141724A (ja) 1999-02-12

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ID=16325264

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JP9194481A Pending JPH1141724A (ja) 1997-07-18 1997-07-18 ガス絶縁開閉装置

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