JP3537969B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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Description
受変電設備などに採用されているガス絶縁開閉装置の改
良に係り、特に2台の計器用変圧変流器あるいは1台の
計器用変圧変流器とバイパス用断路器を備えているガス
絶縁開閉装置の改良に関するものである。
絶縁開閉装置(一般にGISと称している)は、次のよ
うな各ユニットを備え形成されている。すなわち、図4
〜図6にも示されているように、2台の計器用変圧変流
器ユニット,あるいは2台の計器用変圧変流器の一方が
省略されたバイパス回路ユニットと、前記2ユニットの
1次側と2次側あるいはその片方を接続する接続ユニッ
トCU1,CU2と、受電ユニットLU1,LU2と変
圧器との接続を行なう変圧器接続ユニットTU1,TU
2とを備え、そして前記接続ユニットは、2つの断路器
1,4(2,5)と、これら断路器の中間位置に設けら
れた1つの接地開閉器2(6)とから構成されているの
が普通である。
るものとしては、例えば特開平6−113417号公報
が挙げられる。
いるガス絶縁開閉装置であると、前述した接続ユニット
の断路器および接地開閉器が、各々別容器内に収納され
ていることから、容器数が3ケと多く、ガス絶縁開閉装
置全体の長さが長くなる傾向にあり、また、この容器間
は絶縁スペーサでガス絶縁されて、1号系の受電ユニッ
ト,PCTユニット,変圧器接続ユニットを運転しなが
ら、2号系を停止し2号系機器の点検をすることができ
るようになっているが、すなわち接続ユニットの運転側
(1号系)の断路器を「開」とし、接地開閉器を「入」
とすれば、2号系機器の点検が可能となるわけである
が、しかしながら上記接続ユニットの接地開閉器は、通
常安全性の関係から、その両側の2つの断路器と電気的
インターロックが取られており、これら断路器および接
地開閉器を制御する制御電源(DC電源)が2つあって
も、GIS側で制御電源系を分離できず、GIS側の接
地開閉器以外の2号系回路機器の点検はできてもこの接
地開閉器および制御電源系の保守点検ができないきらい
があった。
目的とするところは、一方側の系が運転状態であって
も、他方側の系の制御電源系および主回路系の保守点検
ができ,すなわち制御電源系も含め各々独立した点検が
でき、かつGIS全体の据付面積を縮小することが可能
なこの種のガス絶縁開閉装置を提供することにある。
の計器用変圧変流器ユニットあるいは2台の計器用変圧
変流器の一方が省略されたバイパス回路ユニットと、前
記2ユニットの1次側と2次側あるいはその片方に接続
する接続ユニットと、受電ユニットと、変圧器との接続
を行なう変圧器接続ユニットとを備えているガス絶縁開
閉装置において、前記受電ユニットを両端に配置すると
ともに、その内側に変圧器接続ユニット、さらにその内
側に計器用変圧変流器ユニット、さらにその内側に接続
ユニットを配置するとともに、前記各ユニット間を接続
するガス母線を、前記各ユニットと直角方向でかつ直線
状に伸びるように形成し、かつ前記各接続ユニットを1
つの容器内に1つの断路器と1つの接地開閉器を収納し
たものを2セット接続して構成するようにし所期の目的
を達成するようにしたものである。
ニットもしくは2台の計器用変圧変流器の一方が省略さ
れたバイパス回路ユニットと、前記2ユニットの1次側
と2次側もしくはその片方に接続する接続ユニットと、
受電ユニットと、変圧器との接続を行なう変圧器接続ユ
ニットとを備えているガス絶縁開閉装置において、前記
受電ユニットを両端に配置するとともに、その内側に変
圧器接続ユニット、さらにその内側に計器用変圧変流器
ユニット、さらにその内側に接続ユニットを配置し、か
つ前記各ユニット間を接続するガス母線を、前記各ユニ
ットと直角方向でかつ直線状に伸び、かつ上下2段に形
成するとともに、前記各接続ユニットを、1つの容器内
に1つの断路器と1つの接地開閉器を収納したものを2
セット接続して構成するようにしたものである。
連結する接続ユニットの断路器を、前記各ユニット間を
接続するガス母線の軸直線方向と同方向に開閉する構成
とし、かつ前記接続ユニットの接地開閉器を、前記断路
器と直角方向に開閉する配置構成としたものである。
閉装置であると、各ユニット間を接続するガス母線が、
各ユニットと直角方向でかつ直線状に伸びるように形成
され、かつ前記各接続ユニットが、1つの容器内に1つ
の断路器と1つの接地開閉器を収納したものが2セット
接続して構成されているので、従来のように接地開閉器
だけの容器は不要となり、したがって接続ユニットの容
器数が低減でき、かつ、1つの容器内に1つの断路器と
1つの接地開閉器が夫々収納されているので、主回路系
と制御系各々が完全独立なGIS構成となり、変電所全
体の機器の点検が、片系運転状態で可能となり、GIS
全体の据付面積も縮小化することができるのである。
本発明を詳細に説明する。図1はそのガス絶縁開閉装置
の平面を示したものであり、図2はその接続ユニットの
みの内部構造を示したものである。また図3は、その単
線図を示すもので、1計量方式、バイパス断路器、ルー
プ受電、2バンク方式の各々予備回路のある完全2系統
の民需特高受変電設備を示すものである。
閉装置は、2組のユニット,すなわち2組の受電ユニッ
トLU1,LU2、計器用変圧変流器ユニットPU1,
PU2、変圧器接続ユニットTU1,TU2および接続
ユニットCU1,CU2から構成されており、各々お互
いに同一構成をなしている。
されているように両端に配置され、その内側に変圧器接
続ユニットTU1,TU2、さらにその内側に計器用変
圧変流器ユニットPU1,PU2、さらにその内側に上
記ユニットを計器用変圧変流器ユニットの1次側と2次
側で接続する接続ユニットCU1,CU2が配置されて
いる。
線は、前記各ユニットと直角方向に直線方向に直線状に
上下2段(図示省略)に配置されている。この上下2段
に配置されている接続ユニットには、図2に示されてい
るように、1つの容器9に断路器1と接地開閉器2が収
納され、またもう1つの容器10には、断路器4と接地
開閉器3が収納されている。また、これら両者の容器間
には、ガス区画を別にするための絶縁スペーサ11が介
在されている。
あると、2系統のうち1系統を運転状態とし、他系統側
を停止し、制御電源系を含めた保守点検が可能となるの
である。すなわち、LU1,TU1,PU1を運転状態
とし、LU2,TU2,PU2側を停止とする場合、接
続ユニットCU1,CU2,(ただし、CU2は統面の
下段のため省略)の断路器1,5と接地開閉器2,6の
容器内のガス圧力は正常のままとし、断路器1と5を
「開」、接地開閉器2と6を「閉」とし、他方の断路器
4と8および接地開閉器3と7の容器内のガスを抜いて
内部点検をすることができる。
閉器が1対づつ運転する側と停止する側に主回路および
制御電源側とも設けられるため、制御系に関連する直流
電源系も停止をとり点検できるようになる。また、上記
1対の断路器および接地開閉器は、1つの容器内収納と
しているため容器数の低減が図れ、GIS全体の据付面
積もコンパクト化を図れるようになる。
れたガス絶縁開閉装置であると、2計量方式あるいは1
計量とバイパス回路方式で、PCTの1次側あるいは2
次側あるいは、1次、2次側とも接続ユニットで接続さ
れるGISにおいて、上記各々の接続ユニットを2つの
断路器と2つの接地開閉器で構成し、かつ上記1つの断
路器と1つの接地開閉器を1つの容器内収納とし上記2
つの容器間を絶縁スペーサでガス区画を仕切ることによ
り、1号系、2号系ある2つの主回路構成の片側が、他
方を運転したまま保守点検ができることは勿論のこと、
接続ユニットの片側の断路器、接地開閉器も保守点検で
きるようになり、また主回路系を制御、動作させる直流
電源系の保守点検も可能となる。
減できることからGIS全体の据付面積をコンパクト化
することができるようになる。
ば、一方側の系が運転状態であっても、他方側の系の制
御電源系および主回路系の保守点検ができ,すなわち制
御電源系も含め各々独立した点検ができ、かつGIS全
体の据付面積を縮小することが可能なこの種のガス絶縁
開閉装置を得ることができる。
面図である。
み内部構造を示す一部破断平面図である。
線図である。
ある。
部破断平面図である。
器、9,10…容器、11…絶縁スペーサ、LU1,L
U2…受電ユニット、TU1,TU2…変圧器ユニッ
ト、PU1,PU2…計器用変圧変流器ユニット、CU
1,CU2…接続ユニット。
Claims (1)
- 【請求項1】2組の受電ユニット、2組の計器用変圧変
流器ユニット、2組の変圧器接続ユニット、及び2組の
接続ユニットを備え、前記2組の受電ユニットが両端に
配置されると共に、該受電ユニットのそれぞれの内側に
前記変圧器接続ユニット、該変圧器接続ユニットのそれ
ぞれの内側に前記計器用変圧変流器ユニット、更に該計
器用変圧変流器ユニットのそれぞれの内側に前記接続ユ
ニットを配置し、かつ、前記各ユニット間をガス母線で
接続しているガス絶縁開閉装置において、 前記ガス母線は前記各ユニットと直角方向に直線状に上
下2段に配置され、この上下2段に配置されている接続
ユニットには、それぞれ2つの容器を備え、前記各接続
ユニットにおいて、1つの容器に断路器と接地開閉器が
収納され、もう1つの容器にも断路器と接地開閉器が収
納されていると共に、これら両者の容器間には絶縁スペ
ーサが介在されて前記容器がガス区画されていることを
特徴とするガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28535496A JP3537969B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28535496A JP3537969B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10136517A JPH10136517A (ja) | 1998-05-22 |
JP3537969B2 true JP3537969B2 (ja) | 2004-06-14 |
Family
ID=17690482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28535496A Expired - Fee Related JP3537969B2 (ja) | 1996-10-28 | 1996-10-28 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3537969B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3835036B2 (ja) | 1999-01-29 | 2006-10-18 | 株式会社日立製作所 | ガス絶縁開閉装置 |
JP4519048B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2010-08-04 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁スイッチギヤ |
-
1996
- 1996-10-28 JP JP28535496A patent/JP3537969B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH10136517A (ja) | 1998-05-22 |
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