JPH1141582A - 信号送受信システム - Google Patents

信号送受信システム

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JPH1141582A
JPH1141582A JP9194693A JP19469397A JPH1141582A JP H1141582 A JPH1141582 A JP H1141582A JP 9194693 A JP9194693 A JP 9194693A JP 19469397 A JP19469397 A JP 19469397A JP H1141582 A JPH1141582 A JP H1141582A
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JP
Japan
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signal
audio
unit
modulated
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JP9194693A
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Inventor
Yukihiro Okada
行弘 岡田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Color Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の映像・音響機器を集中配置して選択送
信し、家庭内や事業所内の各部屋で選択された映像・音
響を任意に受信し利用可能な信号送受信システムを提供
する。 【解決手段】 複数の信号源112a〜112nが内蔵
又は外部に接続され、これら複数の信号源112a〜1
12nの出力で変調された複数の被変調信号を生成出力
する信号送信部110と、複数の被変調信号を選択受信
する複数の信号受信部120a〜120kと、信号送信
部110及び複数の信号受信部120a〜120kを高
周波的に接続する同軸ケーブルやフィーダ等の伝送線路
130とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内や事業所内
等に設置される信号送受信システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、地上波テレビジョン(以下、テレ
ビジョンをTVと表記する)放送に加えて、CATV
(ケーブルテレビジョン)・衛星放送・インターネット
等の各種のメディアや、LD(レーザー・ディスク)・
DVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)等の各
種の映像・音響機器が家庭内に普及している。
【0003】このようなメディアの多様化に伴って、家
族構成員の趣向も多様化し、家族全員がリビングルーム
で共通のメディアを楽しむだけでなく、家族の各人が個
室で異なるメディアを楽しむ機会も増えつつある。
【0004】従来技術として、CATV網とホームバス
システムとを結合するシステムにおいて、CATV網か
らの通話制御とホームバスシステム内の通信制御とを行
うCATVネットワークターミナルを設け、外部情報網
のCATVからホームバスシステム側からの通話処理が
できるようにした技術が特開昭62−6588号公報に
開示されている。
【0005】当該技術は、CATV網に接続されたCA
TVネットワークターミナルと、当該CATVネットワ
ークターミナルに接続されたホームバスと、当該ホーム
バスに接続された複数のインターフェイスユニットから
構成され、それら複数のインターフェイスユニットには
変復調機能が備えられ、家庭内とCATV網を利用した
通話制御を実現するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の信号送受信システムには、以下に列挙するような欠
点があった。
【0007】即ち第1点として、信号源としてCATV
放送信号のみが想定され、他の映像・音響機器は想定さ
れておらず、これら各種機器の信号を選択的に転送する
という技術的思想を提示したものではなかった。
【0008】第2点として、前記第1点から派生して、
各種のメディア用の端末機器や再生機器を家庭内の各部
屋毎に設置しようとすれば、費用とスペースが嵩む問題
があった。
【0009】ここにおいて本発明の目的は、複数の映像
・音響機器を集中配置して選択送信し、家庭内や事業所
内の各部屋で前記選択された映像・音響を任意に受信し
利用可能な信号送受信システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為、
本発明は次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用す
る。
【0011】すなわち、本発明の第1の特徴は、映像信
号と音声信号の少なくとも一方を含む出力信号を出力す
る複数の信号源と、前記複数の信号源の各出力信号がそ
れぞれ供給され、供給された前記各出力信号をそれぞれ
任意の出力ポートへ選択自在に出力する信号源選択部
と、前記信号源選択部で選択された各出力信号がそれぞ
れ供給され、所定の周波数帯域内で使用されていないチ
ャンネルの搬送波信号を、前記信号源選択部からの各出
力信号でそれぞれ変調してなる複数の被変調信号をそれ
ぞれ出力する複数の信号変調部と、前記複数の被変調信
号がそれぞれ供給され、前記複数の被変調信号を多重化
して多重信号を出力する信号多重部とからなる信号送信
部と、前記信号多重部の出力に接続され、前記多重信号
が伝送される伝送線路と、前記伝送線路にそれぞれの入
力ポートが接続され、前記多重信号中の前記複数の被変
調信号をそれぞれ選択受信し前記出力信号を復調出力す
る複数の信号受信部とを具備する信号送受信システムで
ある。
【0012】本発明の第2の特徴は、前記本発明の第1
の特徴における前記複数の信号源の少なくとも一つが、
映像信号の輝度信号と色信号を独立して出力し、前記複
数の信号変調部が、前記所定の周波数帯域内の第1の使
用されていないチャンネルの搬送波信号を前記輝度信号
で変調して第1の被変調信号を生成出力する第1の信号
変調部と、前記所定の周波数帯域内の第2の使用されて
いないチャンネルの搬送波信号を前記色信号で変調して
第2の被変調信号を生成出力する第2の信号変調部とを
含み、前記複数の信号受信部が、前記第1の被変調信号
を受信し前記輝度信号を復調する第1の信号変調部と、
前記第2の被変調信号を受信し前記色信号を復調する第
2の信号変調部とを含む信号送受信システムである。
【0013】本発明の第3の特徴は、前記本発明の第1
の特徴における前記複数の信号源の少なくとも一つが、
映像信号の輝度信号と色信号を独立して出力すると共に
複数の音声信号を独立して出力し、前記複数の信号変調
部は、前記所定の周波数帯域内の第1の使用されていな
いチャンネルの搬送波信号を前記輝度信号と前記複数の
音声信号の内の一つとが重畳された変調信号で変調して
第1の被変調信号を生成出力する第1の信号変調部と、
前記所定の周波数帯域内の第2の使用されていないチャ
ンネルの搬送波信号を前記色信号と前記複数の音声信号
の内の他の一つとが重畳された変調信号で変調して第2
の被変調信号を生成出力する第2の信号変調部とを含
み、前記複数の信号受信部が、前記第1の被変調信号を
受信し前記輝度信号と前記複数の音声信号の内の一つと
をそれぞれ復調する第1の信号変調部と、前記第2の被
変調信号を受信し前記色信号と前記複数の音声信号の内
の他の一つとをそれぞれ復調する第2の信号変調部とを
含む信号送受信システムである。
【0014】本発明の第4の特徴は、前記本発明の第1
の特徴における前記複数の信号源の少なくとも一つが、
映像信号の輝度信号と色信号とを独立して出力すると共
に複数の音声信号をそれ独立して出力し、前記複数の信
号変調部は、前記複数の音声信号の内の第1の音声信号
と第2の音声信号との和成分及び差成分を生成しこれら
を音声多重化して第1の音声多重信号を生成出力する第
1の音声多重変調器と、前記複数の音声信号の内の第3
の音声信号と第4の音声信号との和成分と差成分を生成
しこれらを音声多重化して第2の音声多重信号を生成出
力する第2の音声多重変調器を具備し、前記所定の周波
数帯域内の第1の使用されていないチャンネルの搬送波
信号を、前記輝度信号と前記第1の音声多重信号とが重
畳された変調信号で変調してできた第1の被変調信号を
生成出力する第1の信号変調部と、前記所定の周波数帯
域内の第2の使用されていないチャンネルの搬送波信号
を、前記色信号と前記第2の音声多重信号とが重畳され
た変調信号で変調してできた第2の被変調信号を生成出
力する第2の信号変調部とを少なくとも含み、前記複数
の信号受信部が、前記第1の被変調信号を受信し前記輝
度信号と前記第1の音声信号と前記第2の音声信号とを
それぞれ復調出力する第1の信号受信部と、前記第2の
被変調信号を受信し前記色信号と前記第3の音声信号と
前記第4の音声信号とをそれぞれ復調出力する第2の信
号受信部とを少なくとも含む信号送受信システムであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しつつ詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の形態の信号送受信シ
ステムのブロック図、図2は図1の信号送受信システム
のブロック図である。
【0017】図1に示す信号送受信システムは、複数の
信号源112a〜112nが内蔵又は外部に接続され、
これら複数の信号源112a〜112nの出力で変調さ
れた複数の被変調信号を生成出力する信号送信部110
と、複数の被変調信号を選択受信する複数の信号受信部
120a〜120kと、信号送信部110及び複数の信
号受信部120a〜120kを高周波的に接続する同軸
ケーブルやフィーダ等の伝送線路130とから構成され
る。
【0018】この信号送受信システムを家庭内に設置す
る場合は、信号送信部110がリビングルーム等の共通
スペースに集中配置され、信号受信部120a〜120
kが書斎や子供部屋等の各専用スペースにそれぞれ分散
配置される。
【0019】信号送信部110において、VHFアンテ
ナ111a、UHFアンテナ111bは、VHF帯、U
HF帯放送波信号Sv、Suをそれぞれ受信する。
【0020】複数の信号源112a〜112nは、テレ
ビジョン受像機・ハイビジョン受像機・アナログ又はデ
ィジタル衛星放送受信機・CATV放送受信機・ラジオ
受信機・コンパクトディスクプレーヤ・レーザーディス
クプレーヤ・DVDプレーヤ・インターネット端末装置
等の各種の映像・音響機器等からなり、信号源制御信号
Scsによりそれぞれ動作制御される。
【0021】信号源選択部113は、複数の信号源11
2a〜112n出力がそれぞれ接続される複数の入力ポ
ートと、複数の出力ポートとを選択信号Sslに応じて
任意の組み合わせで接続して変調信号Smd1〜Smd
mとして出力する。
【0022】複数のTV変調部114a〜114mは、
信号源選択部113の複数の出力ポートへそれぞれ接続
され、図示しない搬送波信号発振器を内蔵し、供給され
た変調信号Smd1〜Smdmを変調部制御信号Scm
に応じてそれぞれ所定の搬送波周波数のテレビジョン変
調信号Stm1〜Stmmとして変調出力する。
【0023】TV信号多重部115は、TV変調部11
4a〜114mのそれぞれから出力されるTV変調信号
Stm1〜Stmmを多重化し伝送線路130上へ送出
する。
【0024】空きチャンネル検索部116は、VHFア
ンテナ111a及びUHFアンテナ111bで受信され
たVHF放送波信号Sv及びUHF放送波信号Suの両
放送波帯域中で、放送波信号が受信されない、いわゆる
空きチャンネルを検索し当該空きチャンネルの情報を示
す空きchデータ信号Svcを生成出力する。
【0025】選択信号受信部117aは、伝送線路13
0に接続され後述する複数の信号受信部120a〜12
0kからの信号源選択信号Sodを受信し復調する。
【0026】状態信号送信部117bは、信号送信部1
10内の信号源112a〜112nの選択状態やTV変
調部114a〜114mの使用チャンネル等の情報から
なる状態信号Sstを伝送線路130上へ変調し送出す
る。
【0027】送信制御部118は、図示しない内蔵メモ
リに状態管理テーブルを持ち、信号送信部110の各部
を統合制御する。
【0028】表示部119aは、信号源選択部113に
接続され、所定の信号源112a〜112nの映像を選
択表示する。
【0029】リモコンシステム119bは、送信制御部
118へ接続され各種指令を付与する。
【0030】複数の信号源112a〜112nのそれぞ
れは、映像・音声信号を出力する機器であり、VHFア
ンテナ111a及びUHFアンテナ111bへ接続され
たTVチューナである信号源112aや、ケーブル網の
末端に接続されたCATV(ケーブルテレビジョン)受
信機である信号源112bや、電話回線の末端に接続さ
れたインターネットシステム等のデータ通信システムの
端末機器や、レーザディスク再生装置等のビデオ信号や
音声信号の再生装置等の複数の信号源から構成される。
【0031】複数のTV変調部114a〜114mのそ
れぞれは、VHF放送波信号Sv及びUHF放送波信号
Suの放送帯域内における空きチャンネル(以下、チャ
ンネルをchと表記する)をサーチし、この空きchの
周波数の搬送波信号を生成し、供給された信号で当該搬
送波信号を変調し出力する手段を具備するか、又は空き
チャンネルのサーチは空きチャンネル検索部116にお
ける空きチャンネルのサーチ機能を利用するかの、どち
らの構成を採用しても構わない。このTV変調部114
a〜114mには、公知のRFモジュレータ等が適用で
きる。
【0032】図2に示すように、各信号受信部120a
〜120kは、伝送線路130へ接続されたTVチュー
ナ部121と、TVチューナ部121の受信出力である
映像信号Svdoを復調表示するTV映像表示部122
aと、TVチューナ部121の受信出力である音声信号
Ssndを復調出力する音声出力部122bと、図1の
信号送信部110の状態信号送信部117bから送出さ
れた状態信号Sstを受信し復調する状態信号受信部1
23と、図1の信号送信部110の選択信号受信部11
7aへ信号源選択信号Sodを変調し送出する選択信号
送信部124と、信号受信部120a〜120kの各部
を統合制御する受信制御部125と、操作者の操作指示
が付与され受信制御部125へ信号源選択指令を付与す
るキーボード126及びリモコンシステム127から構
成される。
【0033】次に本実施の形態の信号送受信システムの
動作を説明する。
【0034】操作者は、図2の信号受信部(例えば12
0a)のキーボード126又はリモコンシステム127
を操作し、信号源(例えば112a)の選択指令を受信
制御部125へ付与する。
【0035】受信制御部125は、選択対象の信号源1
12aの識別コードと、この選択指令を発した信号受信
部120aの識別コードを含む、一例として図3(a)
の信号源選択信号Sodの概念図に示すようなデータフ
ォーマットの信号源選択信号Sodを生成出力する。
【0036】選択信号送信部124は、図1の信号送信
部110のTV変調信号Stm1〜Stmmより低い周
波数帯域の信号を信号源選択信号Sodにより任意のア
ナログ又はディジタル変調方式で変調して伝送線路13
0上へ送出する。
【0037】信号送信部110の選択信号受信部117
aは、当該信号をバンドパスフィルタ等を通して受信・
復調し、送信制御部118へ送出する。
【0038】送信制御部118は、信号源選択信号So
dにより選択された信号源112aが使用中か否かを内
蔵メモリに保持する状態管理テーブルを参照して判定
し、選択された信号源112aが使用中でなければ、信
号源制御信号Scsを送出して当該信号源112aを起
動する。
【0039】次に空きチャンネル検索部116は、TV
チャンネルプラン内の全チャンネルを検索し、各chの
受信信号レベルが所定値未満か否かを判断し、所定値未
満であれば、送信制御部118の内蔵メモリの状態管理
テーブルへそのch番号を空きch番号として順次登録
する。ここでは図4のTVチャンネルプランの説明図に
示す日本国内TVチャンネルプランを用いており、各帯
域幅6MHzで、VHF帯の12個のchとUHF帯の
50個のchからなる。
【0040】送信制御部118は、内蔵メモリの状態管
理テーブルを参照して、使用されていないTV変調部
(例えば114a)を起動し、状態管理テーブルに登録
された空きchのうち隣接chも空いておりかつ最低周
波数の空きchをこのTV変調部114aへ通知する。
【0041】送信制御部118は、この起動したTV変
調部114aの識別コードと、選択した信号源112a
の識別コードと、この信号源112aの選択指令を発し
た信号受信部120aの識別コードとを一組として、内
蔵の状態管理テーブルへ登録する。
【0042】続いて、送信制御部118は信号源選択部
113へ切換指令を送出し、選択した信号源112aの
出力信号So1を、新たに起動したTV変調部114a
の変調入力へ接続する。これにより新規に起動されたT
V変調部114aには、選択された信号源112aから
出力信号So1が供給される。
【0043】この出力信号So1を受けたTV変調部1
14aは、送信制御部118から指定されたch番号の
周波数の搬送波信号を、選択された信号源112aの出
力信号So1で振幅変調して下側側波帯を除去し、公知
の帯域幅6MHzの残留側波帯方式のNTSC方式TV
信号(Stm1)としてTV信号多重部115へ出力す
る。
【0044】送信制御部118は、内蔵メモリから状態
管理テーブルの内容を読み出し、図3(b)の概念図に
示すような、選択した各信号源112a〜112nの識
別情報と、これに対応する各信号源112a〜112n
を選択した各信号受信部120a〜120kの識別情報
と、これに対応する選択した各信号源112a〜112
nが使用しているTV信号のch番号情報とから構成さ
れる状態信号Sstを生成し、状態信号送信部117b
へ送出する。
【0045】状態信号送信部117bは、TV変調信号
Stm1〜Stmmより低い周波数帯域の信号を送信制
御部118から生成出力された状態信号Sstにより任
意のアナログ又はディジタル変調方式で変調して伝送線
路130上へ送出する。
【0046】状態信号Sstは信号受信部120a〜1
20kへ送出され、当該信号受信部120a〜120k
の状態信号受信部123で受信され復調される。状態信
号受信部123は、復調された状態信号Sstに含まれ
る信号受信部120aの識別コードに対応するTV変調
信号Stm1のch番号を抽出し、TVチューナ部12
1へ通知すると共に、状態信号受信部123は、復調し
た状態信号Sstを映像信号Svdoに所定のタイミン
グで重畳する。
【0047】TVチューナ部121は、状態信号受信部
123から通知されたch番号のTV変調信号Stm1
を選択受信して復調し、TV映像表示部122a及び音
声出力部122bへ出力する。
【0048】CRT・LCD・PDP等の各種表示デバ
イス及び駆動回路であるTV映像表示部122aには、
要求した信号源112aから送信された映像が表示され
ると共に、各信号源112a〜112nの名称とこれを
選択した各信号受信部120a〜120kの名称と現在
使用している各チャンネル番号の情報が重畳して表示さ
れる。
【0049】この状態信号Sstは、信号源112a〜
112nの選択状態が変更される都度、信号送信部11
0から伝送線路130上へ送出され、各信号受信部12
0a〜120kの状態信号受信部123に保持される。
【0050】次に違う信号源(例えば112b)を信号
受信部120aが選択する場合には、操作者は選択した
い信号源112bが既に他の信号受信部120bによっ
て使用中である場合には、キーボード126又はリモコ
ンシステム127から受信制御部125へ画面上に表示
されているチャンネルの受信要求命令を付与すると、状
態信号受信部123を介してTVチューナ部121へ当
該チャンネルの受信指示を転送し、他の信号受信部12
0bが選択中の信号源112bを同時に受信する。
【0051】また、使用者の希望に応じてこの状態信号
Sstの信号受信部120a〜120kへの転送禁止要
求機能を信号送信部110に追加できる。この場合、他
の信号受信部120a〜120kが使用中の信号源11
2a〜112nの選択指令を発した別の信号受信部12
0a〜120kは、状態信号送信部117bから使用不
可通知情報を含む状態信号Sstを受信し、他のチャン
ネルの情報は表示されない。
【0052】また信号送信部110付近の操作者は、リ
モコンシステム119bを操作して送信制御部118へ
信号源選択要求信号Sodを送出することにより、選択
した信号源112a〜112nから出力された映像信号
Sdpを表示部119aへ表示できる。
【0053】本実施の形態によれば、各信号受信部から
の選択指令に従い、任意の信号源からの映像や音声を各
信号受信部で得ることができる。
【0054】また他の信号受信部が選択中の信号源を受
信する場合は、画面上に表示されているそのチャンネル
番号を指示するだけで良く、新たにTV変調部を起動す
る必要がない。
【0055】以上、TVチャンネルプランのVHF帯及
びUHF帯の空きchを利用する構成を例示したが、選
択対象の空きchをUHF帯内だけ、あるいはその一部
の帯域等に限定もできる。
【0056】また、空きチャンネル検索部116を設け
た構成を例示したが、空きchが予め判明している場合
には、このような空きチャンネル検索部116を省略可
能である。
【0057】さらに、全てのTV変調部114a〜11
4mがそれぞれ全chの搬送波信号を生成可能な構成を
例示したが、経済性を考慮して特定の周波数帯域毎に群
分けしても良い。
【0058】本発明の第2の実施の形態を図面を用いて
説明する。
【0059】図5は本発明の第2の実施の形態の信号送
受信システムの信号送信部の一部構成を示すブロック
図、図6は同・信号受信部のブロック図である。
【0060】尚、第1の実施の形態と同一要素には同一
名称を付した。
【0061】図5の信号源112aは、NTSC信号か
らくし型フィルタ等によりY/C(輝度/色)分離処理
された輝度信号Sy及び色信号Scを一対のS(スーパ
ー)ビデオ信号として出力するSビデオ信号源かつ左音
声信号Sl及び右音声信号Srを出力するステレオ音声
信号源である。
【0062】この輝度信号Syには垂直同期信号と水平
同期信号が含まれるが、色信号Scには同期信号が含ま
れないので、同期信号再生部119cにより、輝度信号
Sy中の同期信号Ssyを同期信号再生部119cによ
り再生し、合成部119dで色信号Scへ重畳する。
【0063】信号源選択部113には、輝度信号Sy、
色信号Sc,左音声信号Sl、右音声信号Srがそれぞ
れ供給され、TV変調部114aには輝度信号Syと左
音声信号Slが、TV変調部114bには色信号Scと
右音声信号Srが供給される。
【0064】TV変調部114aは、変調部制御信号S
cmで指定されたch番号の周波数の搬送波信号を生成
し、輝度信号Sy及び音声信号Slで振幅変調し下側側
波帯を除去して、帯域幅6MHzの残留側波帯方式のN
TSC方式TV信号のTV変調信号Stm1を出力す
る。
【0065】但し、このNTSC方式TV信号には、色
信号成分は含まれない。
【0066】同様にTV変調部114bは、変調部制御
信号Scmで指定された別のch番号の周波数の搬送波
信号を生成し、同様にTV変調信号Stm2を出力す
る。
【0067】但し、このNTSC方式TV信号には、輝
度信号成分は含まれない。
【0068】TV変調信号Stm1、Stm2とは、T
V信号多重部115で、VHF放送波信号Sv及びUH
F放送波信号Suと多重化され、伝送線路130上へ送
出される。
【0069】信号受信部120a〜120nの何れか一
つにおける、一方のTVチューナ部121aは、伝送線
路130上のTV変調信号Stm1を選択受信して輝度
信号Syと左音声信号Slを復調出力し、それぞれTV
映像表示部122aと音声出力部122bへ供給する。
【0070】また他方のTVチューナ部121bは、伝
送線路130上のTV変調信号Stm2を選択受信して
色信号Scと右音声信号Srを復調出力し、それぞれT
V映像表示部122aと音声出力部122bへ供給す
る。
【0071】本実施の形態では、Y/C分離された映像
信号とステレオ音声信号とを組み合わせてそれぞれ別の
チャンネルで送出したことにより、高画質の映像及びチ
ャネルセパレーションの高い音声を得られる利点があ
る。
【0072】本発明の第3の実施の形態を図面を用いて
詳説する。
【0073】図7は本発明の第3の実施の形態の信号送
受信システムの信号送信部の一部構成を示すブロック図
である。
【0074】尚、第1、第2の実施の形態と同一要素に
は同一名称を付した。
【0075】本実施の形態の信号送受信システムは、信
号源112aがY/C分離(輝度信号/色信号分離)さ
れたS(スーパー)ビデオ信号源かつ、現行ハイビジョ
ン放送等と同様に左音声信号Sl・右音声信号Sr・セ
ンター音声信号St・サラウンド音声信号Ssの4チャ
ンネル音声信号源である。
【0076】信号源112aから出力された左音声信号
Sl及び右音声信号Srは、音声多重変調部119eに
おいて周波数帯域0〜15kHzの主音声信号成分(S
l+Sr)と、周波数帯域16〜47kHzの副音声信
号成分(Sl−Sr)からなる音声多重信号Slrへ多
重変調される。
【0077】同様にセンター音声信号St及びサラウン
ド音声信号Ssは、音声多重変調部119fにおいて周
波数帯域0〜15kHzの主音声信号成分(St+S
s)と、周波数帯域16〜47kHzの副音声信号成分
(St−Ss)からなる音声多重信号Stsへ多重変調
される。
【0078】信号源選択部113には、輝度信号Sy、
色信号Sc、音声多重信号Slr、Stsがそれぞれ供
給され、第1のTV変調部114aへ輝度信号Syと音
声多重信号Slrを、第2のTV変調部114bへ色信
号Scと音声多重信号Stsをそれぞれ出力する。
【0079】TV変調部114aは、変調部制御信号S
cmで指定されたch番号の周波数の搬送波信号を生成
し、輝度信号Sy及び音声多重信号Slrで振幅変調し
て下側側波帯を除去し、帯域幅6MHzの残留側波帯方
式のNTSC方式TV信号に準じたTV変調信号Stm
1を出力する。但し、このTV変調信号Stm1は、色
信号成分を含まない点でNTSC方式TV信号と異な
る。
【0080】同様に、TV変調部114bは、変調部制
御信号Scmで指定された別のch番号の周波数の搬送
波信号を生成し、色信号Sc及び音声多重信号Stsで
振幅変調して、同様にTV変調信号Stm2を出力す
る。但し、このTV変調信号Stm2は、輝度信号成分
を含まない点でNTSC方式TV信号と異なる。
【0081】TV変調信号Stm1,Stm2は、TV
信号多重部115で、VHF放送波信号Sv及びUHF
放送波信号Suと多重化され、伝送線路130上へ送出
される。伝送線路130へ送出された2ch分のTV変
調信号Stm1,Stm2は、図2と同様に2台のTV
チューナ部121a,121bを具備した図6の信号受
信部120a〜120kの一つに受信される。
【0082】図6において一方のTVチューナ部121
aは輝度信号Syと音声多重信号Slrを復調し、他方
のTVチューナ部121bは色信号Scと音声多重信号
Stsを復調する。
【0083】輝度信号Syと色信号ScはTV映像表示
部122aへ供給され、映像として表示される。
【0084】音声多重信号Slrは一方のTVチューナ
部121a内蔵の図示しない既知の復調回路で音声信号
Sl,Srとしてそれぞれ復調され、音声多重信号St
sは他方のTVチューナ部121b内蔵の図示しない既
知の復調回路で音声信号St,Ssとしてそれぞれ復調
される。
【0085】本実施の形態では、Y/C分離された映像
信号と音声多重変調された4ch音声信号とを組み合わ
せてそれぞれ別のチャンネルで送出したことにより、高
画質の映像及びチャネルセパレーションの高い4ch音
声を得られる利点がある。
【0086】尚、各実施の形態では説明を単純化する
為、日本国内で採用されているテレビチャンネルプラン
を例示して説明したが、その他の諸外国で採用されてい
るチャンネルプランを採用したり、各チャンネルを周波
数軸上に任意配置も可能である。
【0087】又、信号形式としてNTSC形式テレビジ
ョン信号を例示したが、PAL・SECAM方式やその
他任意形式の信号とすることも勿論可能である。
【0088】更に、テレビジョン信号を転送することと
したが、静止画像や二値データやその他任意のフォーマ
ットのデータを転送可能である。
【0089】更に、本実施の形態では、信号源112a
〜112n、TV変調部114a〜114m、信号受信
部120a〜120kをそれぞれ複数具備したものとし
て説明したが、各部は少なくとも一つ以上あれば良い。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号送受
信システムは、以下に列挙するような利点がある。
【0091】第1点として、複数の信号源を集中配置
し、各部屋間に予め配設されている同軸ケーブルやフィ
ーダ線を利用して、信号受信部が選択した各種の信号源
をTV信号の空きchを利用して信号受信部へ送出する
構成としたので、個々の部屋には映像・音響機器が不要
となり、コスト及び設置スペースを削減し、各種のメデ
ィアを介して受けた映像や再生機器から再生した映像等
の信号源を家庭内や事業所内の各部屋で表示できる利点
がある。
【0092】第2点として、Sビデオ信号源のような高
画質映像信号源において、輝度信号と色信号を相互に独
立して送信し、複数の信号受信部において同時受信し輝
度信号と色信号を独立して復調するので、信号受信部の
Y/C分離処理が不要となり、画質劣化のない鮮明な画
像が得られる利点がある。
【0093】第3点として、信号源である映像・音響機
器等を一箇所に集中設置し、共用することとしたので、
各部屋それぞれに映像・音響機器等が不要となり、費用
とスペースを削減し、家庭内や事業所内の各部屋で任意
に表示できるという利点がある。
【0094】第4点として、信号受信部は、従来のテレ
ビジョン受像機に選択信号送信部を付加するだけで、安
価かつ容易に設置可能な利点がある。
【0095】第5点として、同軸ケーブルやフィーダ等
の既存設備を利用する為、新規・追加設置が容易かつ配
置のフレキシビリティに富みかつ経済性が高い利点があ
る。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の信号送受信システ
ムのブロック図である。
【図2】同上・信号受信部のブロック図である。
【図3】(a)は同上・信号源選択信号Sodの概念
図、(b)は同上・状態信号Sstの概念図である。
【図4】同上・TVチャンネルプランの説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の信号送受信システ
ムの信号送信部の一部構成を示すブロック図である。
【図6】同上・信号受信部のブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態の信号送受信システ
ムの信号送信部の一部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
110 信号送信部 111a VHFアンテナ 111b UHFアンテナ 112a〜112n 信号源 113 信号源選択部 114a〜114m TV変調部 115 TV信号多重部 116 空きch検索部 117a 状態信号送信部 117b 選択信号受信部 118 送信制御部 119a 表示部 119b リモコンシステム 119c 同期信号再生部 119d 合成部 119e,119f 音声多重変調部 120a〜120k 信号受信部 121a,121b TVチューナ部 122a TV映像表示部 122b 音声出力部 123 状態信号受信部 124 選択信号送信部 125 受信制御部 126 キーボード 127 リモコンシステム 130 伝送線路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号と音声信号の少なくとも一方を
    含む出力信号を出力する複数の信号源と、 前記複数の信号源の各出力信号がそれぞれ供給され、供
    給された前記各出力信号をそれぞれ任意の出力ポートへ
    選択自在に出力する信号源選択部と、 前記信号源選択部で選択された各出力信号がそれぞれ供
    給され、所定の周波数帯域内で使用されていないチャン
    ネルの搬送波信号を、前記信号源選択部からの各出力信
    号でそれぞれ変調してなる複数の被変調信号をそれぞれ
    出力する複数の信号変調部と、 前記複数の被変調信号がそれぞれ供給され、前記複数の
    被変調信号を多重化して多重信号を出力する信号多重部
    とからなる信号送信部と、 前記多重信号中の前記複数の被変調信号をそれぞれ選択
    受信し前記出力信号を復調出力する複数の信号受信部と
    を具備することを特徴とする信号送受信システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の信号源の少なくとも一つは、
    映像信号の輝度信号と色信号を独立して出力し、 前記複数の信号変調部は、前記所定の周波数帯域内の第
    1の使用されていないチャンネルの搬送波信号を前記輝
    度信号で変調して第1の被変調信号を生成出力する第1
    の信号変調部と、前記所定の周波数帯域内の第2の使用
    されていないチャンネルの搬送波信号を前記色信号で変
    調して第2の被変調信号を生成出力する第2の信号変調
    部とを含み、 前記複数の信号受信部は、前記第1の被変調信号を受信
    し前記輝度信号を復調する第1の信号変調部と、前記第
    2の被変調信号を受信し前記色信号を復調する第2の信
    号変調部とを含むことを特徴とする請求項1記載の信号
    送受信システム。
  3. 【請求項3】 前記複数の信号源の少なくとも一つは、
    映像信号の輝度信号と色信号を独立して出力すると共に
    複数の音声信号を独立して出力し、 前記複数の信号変調部は、前記所定の周波数帯域内の第
    1の使用されていないチャンネルの搬送波信号を前記輝
    度信号と前記複数の音声信号の内の一つとが重畳された
    変調信号で変調して第1の被変調信号を生成出力する第
    1の信号変調部と、前記所定の周波数帯域内の第2の使
    用されていないチャンネルの搬送波信号を前記色信号と
    前記複数の音声信号の内の他の一つとが重畳された変調
    信号で変調して第2の被変調信号を生成出力する第2の
    信号変調部とを含み、 前記複数の信号受信部は、前記第1の被変調信号を受信
    し前記輝度信号と前記複数の音声信号の内の一つとをそ
    れぞれ復調する第1の信号変調部と、前記第2の被変調
    信号を受信し前記色信号と前記複数の音声信号の内の他
    の一つとをそれぞれ復調する第2の信号変調部とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の信号送受信システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の信号源の少なくとも一つは、
    映像信号の輝度信号と色信号とを独立して出力すると共
    に複数の音声信号をそれ独立して出力し、 前記複数の信号変調部は、前記複数の音声信号の内の第
    1の音声信号と第2の音声信号との和成分及び差成分を
    生成しこれらを音声多重化して第1の音声多重信号を生
    成出力する第1の音声多重変調器と、前記複数の音声信
    号の内の第3の音声信号と第4の音声信号との和成分と
    差成分を生成しこれらを音声多重化して第2の音声多重
    信号を生成出力する第2の音声多重変調器を具備し、 前記所定の周波数帯域内の第1の使用されていないチャ
    ンネルの搬送波信号を、前記輝度信号と前記第1の音声
    多重信号とが重畳された変調信号で変調してできた第1
    の被変調信号を生成出力する第1の信号変調部と、前記
    所定の周波数帯域内の第2の使用されていないチャンネ
    ルの搬送波信号を、前記色信号と前記第2の音声多重信
    号とが重畳された変調信号で変調してできた第2の被変
    調信号を生成出力する第2の信号変調部とを少なくとも
    含み、 前記複数の信号受信部は、前記第1の被変調信号を受信
    し前記輝度信号と前記第1の音声信号と前記第2の音声
    信号とをそれぞれ復調出力する第1の信号受信部と、前
    記第2の被変調信号を受信し前記色信号と前記第3の音
    声信号と前記第4の音声信号とをそれぞれ復調出力する
    第2の信号受信部とを少なくとも含むことを特徴とする
    請求項1記載の信号送受信システム。
  5. 【請求項5】 前記信号多重部は、放送波信号の受信手
    段を更に具備し、 前記放送波信号に対して前記複数の被変調信号を多重化
    して多重信号を生成出力することを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載の信号送受信システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の信号受信部の少なくとも一つ
    は、UHFテレビジョン放送帯域の受信機能を具備し、 前記被変調信号は、前記UHF帯テレビジョン放送帯域
    内において、前記放送波信号中の使用されていないチャ
    ンネルに配置されることを特徴とする請求項1,2,
    3,4又は5記載の信号送受信システム。
  7. 【請求項7】 前記複数の信号変調部の少なくとも一つ
    は、前記放送波信号中の使用されていないチャンネルを
    検索することを特徴とする請求項1,2,3,4,5又
    は6記載の信号送受信システム。
  8. 【請求項8】 前記信号送信部は、前記放送波信号中の
    使用されていないチャンネルを検索する空きチャンネル
    検索部を具備することを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5又は6記載の信号送受信システム。
  9. 【請求項9】 前記複数の信号受信部は、前記複数の信
    号源を選択する指令を前記信号送信部へ送出する選択信
    号送信部を具備することを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5,6,7又は8記載の信号送受信システム。
  10. 【請求項10】 前記信号送信部は、前記複数の信号源
    を選択する指令を送出した前記信号受信部の識別情報と
    当該選択された前記複数の信号源の識別情報との少なく
    とも一方を含む状態信号を前記信号多重部へ生成出力す
    る状態信号送信部を具備し、 前記複数の信号受信部の少なくとも一つは、前記状態信
    号を受信し表示する状態信号受信部をそれぞれ具備する
    ことを特徴とする請求項9記載の信号送受信システム。
  11. 【請求項11】 前記状態信号は、前記被変調信号のチ
    ャンネルを示す情報を更に含み、 前記複数の信号受信部の少なくとも一つは、前記チャン
    ネルを示す情報をそれぞれ表示することを特徴とする請
    求項10記載の信号送受信システム。
  12. 【請求項12】 前記複数の信号受信部の少なくとも一
    つは、前記状態信号に含まれるチャンネルを示す情報に
    従い、前記チャンネルの前記被変調信号をそれぞれ受信
    することを特徴とする請求項11記載の信号送受信シス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記複数の信号受信部の少なくとも一
    つは、 前記状態信号中に前記チャンネルを示す情報を含ませな
    い指令を付加して送出することを特徴とする請求項1
    1,12又は13記載の信号送受信システム。
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