JPH06303612A - 有料情報供給システムの受信装置 - Google Patents

有料情報供給システムの受信装置

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JPH06303612A
JPH06303612A JP5112330A JP11233093A JPH06303612A JP H06303612 A JPH06303612 A JP H06303612A JP 5112330 A JP5112330 A JP 5112330A JP 11233093 A JP11233093 A JP 11233093A JP H06303612 A JPH06303612 A JP H06303612A
Authority
JP
Japan
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information
program
signal
transmission
supply system
Prior art date
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Application number
JP5112330A
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English (en)
Inventor
Akira Hirota
昭 廣田
Masayoshi Oshima
正義 大島
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】映像を含む有料情報の供給システムに用いて好
適な受信装置を得る。 【構成】チュナ−4と、記録再生装置5と、出力切換手
段62・デスクランブル手段63・スクランブルID検
出手段64・プログラムID検出手段65・プログラム
選択手段651・メモリ−66・比較手段67・システ
ムコントロ−ル手段68・利用情報送信手段69・利用
情報確認手段610とを備えたデコ−ダ−6と、モニタ
−8で構成される。 【効果】既存の送信手段と受信装置を活かして発展性の
ある有料情報の供給システムが構築出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報の供給システムに
関するものであって、特に、映像を含む有料情報の供給
システムに用いて好適な受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の有料情報供給システムとしては、
いわゆるペイテレビと呼ばれるシステムとビデオソフト
のレンタルシステムがある。
【0003】前者においては、放送会社は必要に応じて
スクランブルを施した情報を放送し、一般者は放送会社
との一定期間の契約に基づいてデスクランブルを施す受
信装置を入手することにより、ビデオソフトの供給を受
け、その利用料の支払いは契約に基づいて行われる。一
方、後者においては、ビデオソフトのレンタル店は過去
の貸し出し状況等からの予測に基づいてビデオソフトを
購入し、これを一般者に有料で貸し出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペイテ
レビと呼ばれるシステムにおいては、放送会社の定めた
時間帯に放送され視聴を希望しない番組(プログラム)
も含まれていて、一般者側に利用料や利用可能時間に対
する不満が生じ、それに伴い加入契約数の伸び悩みなど
が生じている。また、ビデオソフトのレンタルにおいて
は、貸し出しを希望する一般者はレンタル店まで出向く
必要があり面倒なことに加え、レンタル店側では貸し出
し予測の誤差から大量の在庫を抱えてしまうことがある
等の問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため以下の構成を提供するものである。
【0006】送信側は、必要に応じてプログラム毎にス
クランブルを施した送信情報信号を送信し、受信側で
は、該送信情報信号を記録媒体に記録し、該記録媒体を
再生して得た再生情報信号にデスクランブル処理を施し
て、必要なプログラム情報を得る有料情報供給システム
の受信装置であって、通常は、該デスクランブル処理が
施されない該再生情報信号が出力され、少なくとも該受
信側を特定する使用者情報と該プログラムを特定する番
組情報とから成る利用情報を、該受信側より該送信側に
通信することにより、該デスクランブル処理が施された
プログラム情報が出力されることを特徴とする有料情報
供給システムの受信装置。
【0007】送信側は、必要に応じてプログラム毎にス
クランブルを施した送信情報信号を送信し、受信側で
は、該送信情報信号を記録媒体に記録し、該記録媒体を
再生して得た再生情報信号にデスクランブル処理を施し
て、必要なプログラム情報を得る有料情報供給システム
の受信装置であって、少なくとも該受信側を特定する使
用者情報と該プログラムを特定する番組情報とから成る
利用情報を該送信側に通信する利用情報通信手段と、該
利用情報が該送信側に通信されたことを確認する利用情
報確認手段と、該再生情報信号にデスクランブル処理を
施すデスクランブル手段と、出力切換手段とを有し、利
用情報確認手段からの信号によって、入力された該再生
情報信号とデスクランブル手段によってデスクランブル
処理が施されたプログラム情報とを、出力切換手段で選
択出力することを特徴とする有料情報供給システムの受
信装置のデコ−ダ−。
【0008】デスクランブル手段と出力切換手段の要部
が、一体化された半導体集積回路として構成され、デス
クランブル手段の出力端子が該半導体集積回路の外部に
露出しないように構成されている事を特徴とする、請求
項2記載の有料情報供給システムの受信装置のデコ−ダ
−。
【0009】送信側は、必要に応じてプログラム毎にス
クランブルを施した送信情報信号を送信し、受信側で
は、記録再生装置を用いて該送信情報信号を記録媒体に
記録し、該記録媒体を再生して得た再生情報信号にデス
クランブル処理を施して、必要なプログラム情報を得る
有料情報供給システムの受信装置であって、少なくと
も、送信側で伝送手段の特性に合わせて施した変調処理
に対応した復調処理を行う復調手段と、該スクランブル
の有無に関わらず該記録再生装置による記録再生をする
為に該記録再生装置の入力特性に合わせた所定の信号処
理を施す信号処理手段とを有するチュナ−と、少なくと
も、該受信側を特定する使用者情報と該プログラムを特
定する番組情報とから成る利用情報を該送信側に通信す
る利用情報通信手段と、該利用情報が該送信側に通信さ
れたことを確認する利用情報確認手段と、該再生情報信
号にデスクランブル処理を施すデスクランブル手段と、
出力切換手段とを有し、利用情報確認手段からの信号に
よって、入力された該再生情報信号とデスクランブル手
段によってデスクランブル処理が施されたプログラム情
報とを、出力切換手段で選択出力する様に構成されたデ
コ−ダ−とを、一体に構成したことを特徴とする有料情
報供給システムの受信装置のチュナ−デコ−ダ−。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例である有料情報供給
システムを説明するための全体ブロック図、図2は送信
側の一実施例を示すブロック図、図3は受信側装置のチ
ュナ−の一実施例を示すブロック図、図4は受信側装置
のデコ−ダ−の一実施例を示すブロック図、図5は本発
明の他の実施例である有料情報供給システムを説明する
ための全体ブロック図である。以下図面を参照しつつ実
施例を説明する。
【0011】先ず、図1を用いて、本発明の有料情報供
給システムの概要を説明すると、情報提供者装置(送信
側)1からは必要に応じてスクランブルが施されされて
いる情報信号が、BS.CS.ケ−ブル等の伝送手段2
を用いて送信され、情報受給者(受信側)3がこの情報
信号を受信する。そして受信側3では受信した情報信号
はチュナ−4に送られ所定の信号処理が施された後記録
再生装置5に送られ、ここで例えばビデオテ−プ等の記
録媒体にスクランブルが施された情報信号の状態で記録
され保存可能となる。そして、保存されたスクランブル
が施された情報信号の視聴を希望した時に、記録媒体を
再生して得たスクランブルを施された再生情報信号はデ
コ−ダ−6に送られデスクランブルが施されるが、デコ
−ダ−6には通信手段7(例えば公衆電話回線等)が接
続されていて、この通信手段7を介して少なくとも受信
側3を特定する使用者情報と番組を特定する番組情報か
らなる利用情報を送信側1に通信し、この通信が行われ
たことが確認された場合の番組情報によって特定された
番組(プログラム)についてのみ、デスクランブルを施
した映像信号がデコ−ダ−6から出力されモニタ−8に
送られるようになっている。この様にして送信側1から
送信された情報信号は、一旦受信側3で保存可能な記録
媒体に記録されるが、送信側1でスクランブルを施した
情報信号については、受信側3で利用情報を送信側1に
通信し通信が確認されることにより、視聴を希望する時
に希望するプログラムだけを視聴可能とし、さらに利用
情報に基ずいて受信側3が支払う利用料金を算定可能と
する有料情報供給システムが構成される。
【0012】次ぎに図2を用いて送信側1の情報信号の
流れについて説明すると、本有料情報供給システムで供
給しようとする例えば映像信号と音声信号から成る情報
信号は、必要に応じてスクランブル付加手段11にて、
例えば映像信号の一部に通常の受信装置で受信した場合
には同期信号の働きを妨害してしまうような信号を挿入
する等して、予め定めたデスクランブルを施す処理をし
ないと通常の受信装置では視聴が出来ないような信号と
するスクランブルが施され、さらに、例えば垂直同期信
号の近傍等に、スクランブルの有無や、どの様な方法の
スクランブルを施したかの種別を識別可能な信号から成
るスクランブルIDを挿入する。次ぎにプログラムID
付加手段12で、例えば映像信号の垂直同期信号の近傍
等に、情報信号のプログラム毎にプログラムを識別する
為の信号であるプログラムIDを付加すると共に、この
プログラムIDはプログラムIDメモリ−13にも記憶
させる。そして、この様に必要に応じてスクランブル処
理を施され、さらにスクランブルIDとプログラムID
を付加された情報信号は、送信手段14にて受信側3と
の伝送手段2の特性に合わせた変調処理等が施されて、
伝送手段2に送り出される。なお、受信側3で受信した
情報信号にどの様なプログラムが含まれるかを知るため
に、例えばタイトル画像にはスクランブルを施さなかっ
たり、或いは予め形式を定めたプログラム表をスクラン
ブルを施さないで情報信号に嵌挿して送信しても良い。
また、スクランブルIDについては単一のスクランブル
の種別でのみ本有料情報供給システムが構築される場合
には、付加しなくとも良い。さらに、プログラムIDメ
モリ−13に記憶されたプログラムIDに関するデ−タ
は、受信側3で視聴した有料のプログラムを掌握し、料
金を算出する等にも用いられる。
【0013】次ぎに受信側3について情報信号の流れに
従い、図1〜図3を参照して説明する。先ず、図1に示
す受信側装置の入り口であるチュナ−4は、伝送手段2
によって定まる公知の受信アンテナ等で受信した送信側
1から伝送された情報信号が復調手段41に入力され、
送信側1の送信手段14で行われた変調処理等に対応し
た復調処理等を行い、次ぎに、信号処理手段42で記録
再生装置5の入力特性に合わせた信号形態とする所定の
信号処理を行い、出力端子43よりチュナ−出力信号を
出力する。このチュナ−出力信号の信号形態は、記録再
生装置5として一般に市販されているビデオテ−プレコ
−ダ−(VTR)等が、接続可能な信号形態としてあ
り、高周波数の変調を施した一般の電波による放送方式
に用いられている様な信号形態や、輝度信号と色信号を
多重したNTSC・PAL・SECAM等のテレビジョ
ン方式で夫々標準となっているいわゆるコンポジットの
信号形態、或いはS−VHS(登録商標)方式のVTR
で用いられている様に、輝度信号と色信号を別々の線路
で出力するいわゆるYC分離の信号形態等のいずれであ
っても良く、また出力は一種類に限定されず複数の信号
形態が並存されていても良い。
【0014】次ぎに、記録再生装置5は、例えば一般に
市販されているビデオテ−プレコ−ダ−(VTR)等で
あって、入力されたチュナ−4からの情報信号を、所定
の記録媒体に記録し、必要に応じて記録媒体を再生して
得た再生情報信号を、デコ−ダ−6に出力することが可
能であればその形式は問わないが、再生情報信号出力の
信号形態はチュナ−4の出力信号形態と同様に、一種類
または複数種類の信号形態としている。また、記録再生
装置5は記録再生動作や高速再生動作などの機能を有
し、これらの機能が外部からの制御信号で制御可能な構
成としても良い。
【0015】次ぎに、図4を用いて本発明の要部である
デコ−ダ−6について説明すると、記録再生装置5から
の再生情報信号が入力される入力端子61は、出力切換
手段62に接続されると共に、デスクランブル手段63
・スクランブルID検出手段64・プログラムID検出
手段65・プログラム選択手段651にも接続されてい
て、デスクランブル手段63では入力された再生情報信
号がスクランブルを施した情報信号であれば、そのスク
ランブルの解除すなわちデスクランブルを施し、デスク
ランブルを施した情報信号を出力切換手段62に送り、
スクランブルID検出手段64では入力された再生情報
信号がスクランブルを施した情報信号であるかそうでな
いかを検出し、その結果をシステムコントロ−ル手段6
8に送り、プログラムID検出手段65では入力される
再生情報信号のプログラムの開始時にそのプログラムを
特定するプログラムIDを検出し、その結果を比較手段
67に送ると共にメモリ−66にも送り、プログラム選
択手段651は、メモリ−66との間で双方向の信号の
受け渡しが可能な接続をされ、後述の利用情報送信手段
69とも接続されている。比較手段67は、メモリ−6
6からの使用者の選択したプログラムのプログラムID
と、プログラムID検出手段65から常時入力されて来
るプログラムIDとを比較することにより、使用者の選
択したプログラムの開始および終了の情報をシステムコ
ントロ−ル手段68に送るように構成されている。さら
に、デコ−ダ−6は通信手段7(例えば公衆電話回線)
に接続されている利用情報送信手段69と利用情報確認
手段610を備え、利用情報送信手段69と利用情報確
認手段610は、夫々システムコントロ−ル手段68に
も接続されていて、システムコントロ−ル手段68の出
力は、出力切換手段62に接続され、出力切換手段62
の出力は出力端子611に接続され、モニタ−8に出力
される。
【0016】以上、デコ−ダ−6の主要構成を説明した
が、出力切換手段62とデスクランブル手段63の2つ
の手段は、組み立て構成上で独立した構成とはしない
で、少なくともデスクランブル手段63によってデスク
ランブルが施された信号が通じる部分は、一体の半導体
集積回路の内部にのみ存在するように構成する。この様
に構成することで、システムコントロ−ル手段68の制
御信号に制御されてデスクランブルを施した信号を出力
する時を除いては、デコ−ダ−6の内部であっても、デ
スクランブルを施した信号を得ることが出来ないように
している。
【0017】次ぎに、この様に構成されたデコ−ダ−6
の動作について説明すると、記録再生装置5が記録媒体
の再生動作を開始し再生情報信号が入力端子61に入力
されると、通常はその再生情報信号がそのまま出力され
モニタ−8の画面に映出され、スクランブルが施されて
いないプログラムについては視聴が可能であるが、スク
ランブルを施されたプログラムの時には視聴が出来な
い。そこでそのスクランブルを施されたプログラムにつ
いてデスクランブルを施し視聴することを希望するとき
は、プログラム表を映視するかまたはメモリ−66の記
憶しているプログラムIDを利用して、プログラム選択
手段651を操作してプログラムを選択し、さらに利用
情報送信手段69を操作して、受信側3を特定する使用
者情報とプログラムを特定する番組情報からなる利用情
報を通信手段7を通じて送信側1に通信し、利用情報確
認手段610によってこの通信が行われたことが確認さ
れた場合には、システムコントロ−ル手段68が出力切
換手段62に対して、デスクランブル手段63の出力を
選択出力するように指令信号を送り、デスクランブルを
施した映像信号が出力端子611から出力されモニタ−
8に送られ視聴が可能となる。そして、番組情報によっ
て特定されたプログラムの再生情報信号が終了し、異な
るプログラムの再生情報信号が入力されると、プログラ
ムID検出手段65により異なるプログラムIDが検出
され、メモリ−66に記憶されていて送信側1にも送信
された番組情報に対応したプログラムのプログラムID
との比較が比較手段67によって行われ、異なるプログ
ラムIDのプログラムの再生情報信号が入力され出した
との比較結果がシステムコントロ−ル手段68に送ら
れ、出力切換手段62に入力端子61の再生情報信号を
選択出力させ通常の動作状態に戻る。すなわち、システ
ムコントロ−ル手段68は他の手段と共動して、入力さ
れている再生情報信号が、スクランブルID検出手段6
4からの検出結果がスクランブルを施した再生情報信号
であり、比較手段67の比較結果が視聴を選択されたプ
ログラムIDを有するプログラムであって、さらに利用
情報送信手段69と利用情報確認手段610からの信号
によって利用情報が送信側1に通信された事が確認され
た場合にのみ、デスクランブル手段63からのデスクラ
ンブルを施された情報信号を選択出力させ、それ以外の
ときは入力端子61に入力された再生情報信号をそのま
ま選択出力させるように、所定の指令信号を出力切換手
段62送る様に動作する。
【0018】ここで、デコ−ダ−6の出力の信号形態
は、モニタ−8として一般に市販されているテレビジョ
ン受信機等が、接続可能な信号形態としてあり、高周波
数の変調を施した一般の電波による放送方式に用いられ
ている様な信号形態や、輝度信号と色信号を多重したN
TSC・PAL・SECAM方式等で夫々標準となって
いるいわゆるコンポジットの信号形態、或いはS−VH
S(登録商標)方式のVTRで用いられている様に、輝
度信号と色信号を別々の線路で出力するいわゆるYC分
離の信号形態等のいずれであっても良く、また出力は一
種類に限定されず複数の信号形態が並存されていても良
い。なお、スクランブルIDの利用方法とその関連した
構成として、スクランブルID検出手段64で検出した
スクランブルIDを、デスクランブル手段63に於ける
デスクランブル動作に利用することによって複数のスク
ランブルの種別を選択使用可能な構成とすること、或い
は、プログラムID検出手段65で検出したプログラム
ID、またはメモリ−66に記憶しているプログラムI
Dを、利用情報送信手段69による利用情報の送信時の
信号として用いられる様に構成しても勿論良いものであ
るがるが、その図示及び詳細な説明は省略した。
【0019】さらに、予め送信側1で情報信号に嵌挿し
たスクランブルを施さないプログラム表の情報信号に
は、予め定めた特定のプログラムIDを付加しておき、
受信側3でプログラムの選択のためプログラム表の映視
を希望する時に、その特定のプログラムIDをデコ−ダ
−6に入力することにより、デコ−ダ−6に設けた記録
再生装置制御手段により記録再生装置5を駆動制御する
制御信号が生成出力され、記録再生装置5からプログラ
ム表部分を再生情報信号として出力させ、受信側3が視
聴を希望するプログラムの選択を容易にすることも出来
るが、その図示及び詳細な説明は省略した。
【0020】次ぎにモニタ−8は、デコ−ダ−6のデコ
−ダ−出力信号が入力可能な接続端子を有する一般のテ
レビジョン受信機又はテレビジョンモニタ−と同様の機
能を有する装置であって、デコ−ダ−出力信号がスクラ
ンブルを施こした情報信号の時にはスクランブルの働き
でプログラムは映視不能となり、デスクランブルを施こ
したか又は当初からスクランブルを施さない情報信号の
時は、プログラムを映視可能とする。
【0021】次ぎに、図5を用いて本発明の第2の実施
例について説明する。なお、すでに述べた実施例と同一
の構成には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。これまで述べた実施例の説明では、受信側3ではチ
ュナ−4とデコ−ダ−6は独立した装置として説明した
が、第2の実施例ではチュナ−4とデコ−ダ−6を一体
の装置として、チュナ−デコ−ダ−9を構成する。そし
てチュナ−デコ−ダ−9を構成するチュナ−4とデコ−
ダ−6の基本的な機能構成は、既に述べた実施例と変わ
らないが、チュナ−4からは記録再生装置5への出力の
他にチュナ−デコ−ダ−切換手段91への出力があり、
チュナ−デコ−ダ−切換手段91ではデコ−ダ−6から
の出力とチュナ−4からの出力を、モニタ−8に対して
切換出力可能な構成としている。
【0022】この様に構成したチュナ−デコ−ダ−9
は、例えば同一のチュナ−4で受信が可能な類似の伝送
手段2を用いる送信側1が複数存在し、スクランブルを
施さない情報信号を常時送信している送信側1存在する
場合、或いは同一の送信側1であっても、スクランブル
を施さない情報信号を継続して送信している場合に、そ
のスクランブルを施さない情報信号を直接視聴すること
を希望する様な時、チュナ−デコ−ダ−切換手段91を
操作して、チュナ−4からの出力をモニタ−8に対して
切換出力し、これまで述べた第1の実施例と同様の用い
方をする時には、チュナ−デコ−ダ−切換手段91を操
作してデコ−ダ−6からの出力をモニタ−8に対して切
換出力させる様に動作する。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した本発明による有料情報供給
システムの受信装置によると、送信側1は、必要に応じ
てプログラム毎にスクランブルを施した送信情報信号を
送信し、受信側3では、該送信情報信号の全てのをプロ
グラムを選択せずに記録媒体に記録し、必要なプログラ
ムの視聴を希望する時に、該記録媒体を再生して得た再
生情報信号にデスクランブル処理を施して、必要なプロ
グラム情報だけを視聴する事が出来て、デスクランブル
処理を施した情報信号は、少なくとも受信側を特定する
使用者情報とプログラムを特定する番組情報とから成る
利用情報を、送信側1に通信した場合にのみ得られるの
で、この利用情報を用いてプログラム毎に利用料を算定
することの出来る有料情報供給システムが構築されるの
で、受信側3では利用時間帯や利用料に対する不満が生
じず、また情報の入手のために販売店等に出向く必要も
無く、情報供給者である送信側1においても、利用料の
回収が確実に行え、プログラム毎の利用状況が即時に把
握することができるので、受信側3の利用実態に合わせ
た利用料の設定や、プログラムの選択をすることが出来
る様になり、発展性のある有料情報供給システムとする
ことが出来る。
【0024】また、デコ−ダ−装置を独立に構成する事
により、送信側1から受信側3への伝送手段2として、
既に一般に普及しているチュナ−内蔵の記録再生装置や
テレビジョン受信機で受信可能な伝送手段2を用いる場
合には、受信側1ではデコ−ダ−装置6のみを新たに設
置する事で本有料情報供給システムの必要装置を構築す
ることが出来て、受信側装置を経済的に構築できる。
【0025】また、デコ−ダ−装置6内のデスクランブ
ル手段63と出力切換手段62の要部が、一体化された
半導体集積回路の内部に構成され、デスクランブル手段
63の出力信号の端子が該半導体集積回路の外部に露出
しないように構成されているので、予めデスクランブル
の施し方を定めたデスクランブル手段63をデコ−ダ−
装置6に内蔵しても、利用情報の通信を確認しなければ
デコ−ダ−装置6内部と言えども、デスクランブルを施
した情報信号は得る事が出来ず、送信側1の送信する情
報信号の一部や、利用情報の通信の中でデスクランブル
を施す為の信号等の挿入が不要となり、伝送手段2や通
信手段7に対する回線としての容量や速さについての要
求を低くすることが出来る。
【0026】さらに、チュナ−装置4と、デコ−ダ−装
置6とを一体に構成してチュナ−デコ−ダ−装置9とし
た事により、現在既に多くの一般家庭に普及している標
準方式のテレビ放送に対応したビデオテ−プレコ−ダ−
(VTR)とテレビジョン受信機とを組み合わせる事
で、例えば衛星放送(BS)・通信衛星(CS)・有線
放送等の比較的新しく一般家庭での受信装置の普及が少
ない伝送手段2を本有料情報供給システムの伝送手段2
として用いる場合であっても、受信側3ではチュナ−デ
コ−ダ−装置9のみを新たに設置することで本有料情報
供給システムの必要装置を構築することが出来て、受信
側装置を経済的に構築することができる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である有料情報供給システム
を説明するための全体ブロック図である。
【図2】送信側の一実施例を示すブロック図である。
【図3】受信側装置のチュナ−の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図4】受信側装置のデコ−ダ−の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図5】本発明の他の実施例である有料情報供給システ
ムを説明するための全体ブロック図である。
【符号の説明】
1 送信側 2 伝送手段 3 受信側 4 チュナ− 5 記録再生装置 6 デコ−ダ− 7 通信手段 8 モニタ− 9 チュナ−デコ−ダ− 41 復調手段 42 信号処理手段 62 出力切換手段 63 デスクランブル手段 69 利用情報送信手段 610 利用情報確認手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側は、必要に応じてプログラム毎にス
    クランブルを施した送信情報信号を送信し、受信側で
    は、該送信情報信号を記録媒体に記録し、該記録媒体を
    再生して得た再生情報信号にデスクランブル処理を施し
    て、必要なプログラム情報を得る有料情報供給システム
    の受信装置であって、 通常は、該デスクランブル処理が施されない該再生情報
    信号が出力され、少なくとも該受信側を特定する使用者
    情報と該プログラムを特定する番組情報とから成る利用
    情報を、該受信側より該送信側に通信することにより、
    該デスクランブル処理が施されたプログラム情報が出力
    されることを特徴とする有料情報供給システムの受信装
    置。
  2. 【請求項2】送信側は、必要に応じてプログラム毎にス
    クランブルを施した送信情報信号を送信し、受信側で
    は、該送信情報信号を記録媒体に記録し、該記録媒体を
    再生して得た再生情報信号にデスクランブル処理を施し
    て、必要なプログラム情報を得る有料情報供給システム
    の受信装置であって、 少なくとも該受信側を特定する使用者情報と該プログラ
    ムを特定する番組情報とから成る利用情報を該送信側に
    通信する利用情報通信手段と、該利用情報が該送信側に
    通信されたことを確認する利用情報確認手段と、該再生
    情報信号にデスクランブル処理を施すデスクランブル手
    段と、出力切換手段とを有し、利用情報確認手段からの
    信号によって、入力された該再生情報信号とデスクラン
    ブル手段によってデスクランブル処理が施されたプログ
    ラム情報とを、出力切換手段で選択出力することを特徴
    とする有料情報供給システムの受信装置のデコ−ダ−。
  3. 【請求項3】デスクランブル手段と出力切換手段の要部
    が、一体化された半導体集積回路として構成され、デス
    クランブル手段の出力端子が該半導体集積回路の外部に
    露出しないように構成されている事を特徴とする、請求
    項2記載の有料情報供給システムの受信装置のデコ−ダ
    −。
  4. 【請求項4】送信側は、必要に応じてプログラム毎にス
    クランブルを施した送信情報信号を送信し、受信側で
    は、記録再生装置を用いて該送信情報信号を記録媒体に
    記録し、該記録媒体を再生して得た再生情報信号にデス
    クランブル処理を施して、必要なプログラム情報を得る
    有料情報供給システムの受信装置であって、 少なくとも、送信側で伝送手段の特性に合わせて施した
    変調処理に対応した復調処理を行う復調手段と、該スク
    ランブルの有無に関わらず該記録再生装置による記録再
    生をする為に該記録再生装置の入力特性に合わせた所定
    の信号処理を施す信号処理手段とを有するチュナ−と、 少なくとも、該受信側を特定する使用者情報と該プログ
    ラムを特定する番組情報とから成る利用情報を該送信側
    に通信する利用情報通信手段と、該利用情報が該送信側
    に通信されたことを確認する利用情報確認手段と、該再
    生情報信号にデスクランブル処理を施すデスクランブル
    手段と、出力切換手段とを有し、利用情報確認手段から
    の信号によって、入力された該再生情報信号とデスクラ
    ンブル手段によってデスクランブル処理が施されたプロ
    グラム情報とを、出力切換手段で選択出力する様に構成
    されたデコ−ダ−とを、 一体に構成したことを特徴とする有料情報供給システム
    の受信装置のチュナ−デコ−ダ−。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012085355A (ja) * 1995-07-13 2012-04-26 Thomson Multimedia 大容量媒体上の記録及び読み出しの方法及び装置

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