JPH1141297A - プログラマブルシーケンサーを使用したdmaコントローラ - Google Patents

プログラマブルシーケンサーを使用したdmaコントローラ

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JPH1141297A
JPH1141297A JP9196243A JP19624397A JPH1141297A JP H1141297 A JPH1141297 A JP H1141297A JP 9196243 A JP9196243 A JP 9196243A JP 19624397 A JP19624397 A JP 19624397A JP H1141297 A JPH1141297 A JP H1141297A
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JP
Japan
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dma
register
programmable sequencer
microprocessor
block
Prior art date
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JP9196243A
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Masaru Goto
後藤  勝
Makiko Kato
加藤牧子
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来のDMAコントローラは、複雑なリスト
方式やテーブル方式のランダムシーケンサーを使用して
製作されていたために、開発期間が長く、又論理修正や
設計変更の対応に多大の時間がかかり、多大の経費を必
要とした。 【解決手段】 マイクロプロセッサのサブ命令セットを
備えるスレーブ型シーケンサーを使用してDMAを構成
し、プログラマブルシーケンサーの制御を行なうマイク
ロプロセッサとマイクロプロセッサで制御されるDMA
コントロールレジスタを使用し、DMAコントロールレ
ジスタによりその動作が制御されるプログラマブルシー
ケンサーにより、データの読み込みと読みだしの行われ
るメインメモリとそれぞれメモリを持った複数の機能ブ
ロックのメモリの間でDMAを行うように制御するもの
で、マイクロプロセッサとプログラマブルシーケンサー
との交信を、DMAコントロールレジスタとデュアルポ
ート・メモリを使用して行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム可能な
スレーブ型プログラマブルシーケンサーを使用したDM
Aコントローラに関する。本発明のDMAコントローラ
は、マイクロプロセッサによりプログラマブルシーケン
サーを制御することにより、高機能のDMAコントロー
ラを容易に実現出来るようにしたものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ISDNのターミナル
アダプタ等においては、音声電話、コンピュータなどの
Vインターフェイス又はXインターフェイスの通信機器
をISDNに接続するためには従来の規格をISDNの
規格に変換し、ISDNの通信網との通信を制御するた
めに、各種のインターフェイスのデータブロックとIS
DNの通信網との間のデータの伝送を行なうためにDM
Aコントローラが使用されている。従来は、このような
用途に使用されるDMAコントローラは、複雑なリスト
方式やテーブル方式のランダムシーケンサーを使用して
製作されていた。このため、従来のDMAコントローラ
は開発期間が膨大にかかり、又論理修正や設計変更の対
応に多大の時間が必要になために、そのコストも大とな
る問題があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロプロ
セッサのサブ命令セットを備えるスレーブ型シーケンサ
ー使用してDMAを構成し、プログラマブルシーケンサ
ーの制御を行なうマイクロプロセッサとマイクロプロセ
ッサにより制御されるDMAコントロールレジスタを使
用し、DMAコントロールレジスタによりその動作が制
御されるプログラマブルシーケンサーにより、データの
読み込みと読みだしの行われるメインメモリとそれぞれ
メモリを持った複数の機能ブロックのメモリの間でDM
Aを行うように制御するようにしたもので、マイクロプ
ロセッサとプログラマブルシーケンサーとの交信を、D
MAコントロールレジスタとデュアルポート・メモリを
使用して行なうようにして高機能のDMAコントローラ
を容易に実現したものである。これにより、メインメモ
リーの周辺に各種の機能デバイスを配置すれば、どのよ
うな周辺デバイスにも対応できるDMAコントローラが
構成出来る。
【0004】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は、本発明のプログラマブルシーケンサ
ーを使用したDMAコントローラの構成を示すブロック
線図である。図1において、CPUはマイクロプロセッ
サである。PSQはプログラマブルシーケンサーで、マ
イクロプロセッサCPUにより制御され、内部メモリの
ROMとRAMを持っている。MEOはDRAM又はS
RAMのメインメモリである。MECはメモリコントロ
ーラでメインメモリMEOのデータの読み込み、読出し
を制御する。DCRはDMAコントロールレジスタで、
プログラマブルシーケンサーPSQの制御を行なう。D
PMはデュアルポートメモリで、マイクロプロセッサC
PUとプログラマブルシーケンサーPSQの双方からア
クセスが可能である。PBusはマイクロプロセッサC
PUと情報のやり取りを行なうデータバスである。SB
usはプログラマブルシーケンサーPSQと情報のやり
取りを行なうデータバスである。
【0005】PBKは複数の機能ブロックで、それぞれ
の機能ブロックごとにメモリーFIFOを持っており、
メインメモリMEOとの間でDMAが行われる。マイク
ロプロセッサCPUはデータバスPBusを介してメモ
リコントローラMEC、DMAコントロールレジスタD
CR及びデュアルポートメモリDPMに接続されてい
る。プログラマブルシーケンサーPSQはデータバスS
Busを介してメモリコントローラMEC、DMAコン
トロールレジスタDCR、デュアルポートメモリDPM
及び複数の機能ブロックPBKに接続されている。メモ
リコントローラMECはメインメモリMEOに接続され
ている。マイクロプロセッサCPU、プログラマブルシ
ーケンサーPSQ、メモリコントローラMEC、DMA
コントロールレジスタDCR、デュアルポートメモリD
PM、データバスPbus,SBus、複数の機能ブロ
ックPBKは一つのISDN用LSIのICの中に設け
られている。
【0006】複数の機能ブロックPBKの構成の一例を
図2に示す。複数の機能ブロックPBKは、図2に示す
ように、ISDN用LSIのインターフェイスの各種の
機能ブロックである。各種の機能ブロックはハイレベル
データリンク制御回路の機能を持つHDLCブロック、
PHSの信号を処理するPHSインターネットフォーラ
ムスタンダードの機能を持つPIAFSブロック、音声
データ等の即時性を持ったデータを処理するトランスペ
アレントの機能を持つTransparentブロック
等である。ハイレベルデータリンク制御回路のHDLC
ブロック、PHSインターネットフォーラムスタンダー
ドのPIAFSブロック、トランスペアレントのTra
nsparentブロックはデータバスを介してISD
NのLyer1のブロックLY1と接続されている。I
SDN用LSIのマイクロプロセッサCPUは、DMA
コントロールレジスタDCR及びデュアルポートメモリ
DPMを介してプログラマブルシーケンサーPSQの動
作を制御し、プログラマブルシーケンサーPSQは、複
数の機能ブロックPBKのそれぞれの機能ブロックごと
にメモリーFIFOと、メインメモリMEOとの間のD
MAを制御する。
【0007】このように構成された本発明のプログラマ
ブルシーケンサーを使用したDMAコントローラの動作
を説明すると次の通りである。図1の実施例では、IS
DN用LSIにおいてDMAのシーケンサーを実現して
いる。マイクロプロセッサCPUはDMAコントロール
レジスタDCRを用いて、プログラマブルシーケンサー
PSQに対してDMAの起動/停止を要求できる。マイ
クロプロセッサCPUは、送受信ディスクリプタを用意
し、デュアルポートメモリDPMにマッピングされた、
図5に示す送受信DMAコントロールレジスタに初期設
定を行なう。プログラマブルシーケンサーPSQはこれ
らのディスクリプタおよびDMAコントロールレジスタ
DCRの設定に従いDMAを実行する。
【0008】DMA開始/停止はマイクロプロセッサC
PUからプログラマブルシーケンサーPSQへ割り込み
を発生させて知らせる。又、DMAの終了は、プログラ
マブルシーケンサーPSQからマイクロプロセッサへ割
り込みを発生させて知らせる。DMAコントロールレジ
スタDCRは、マイクロプロセッサCPUのマイクロプ
ログラムによりその内容が設定されるレジスタで、その
設定の内容に応じて、プログラマブルシーケンサーPS
Qが、ハイレベルデータリンク制御回路のHDLCブロ
ック、PHSインターネットフォーラムスタンダードの
PIAFSブロック、トランスペアレントのTrans
parentブロック等のメモリFIFOが、メインメ
モリMEOとの間のDMAを行なうようにしている。
【0009】プログラマブルシーケンサーPSQを制御
する制御レジスタの構成を図3に示す。図3において、
bitA、bitBは制御レジスタの各ビットで、制御
レジスタのbitAはプログラマブルシーケンサーPS
Q動作を制御するビットで、このビットが1になるとプ
ログラマブルシーケンサーPSQが動作し、0になると
動作を停止する。bitBはプログラマブルシーケンサ
ーPSQが実行するプログラムのモードを決めるビット
で、このビットが0になると通常モードになり、内蔵R
OMのプログラムを実行し、又、このビットが1になる
と内蔵RAMモードになり、内蔵RAMにロードされて
いるプログラムを実行する。このため、プログラマブル
シーケンサーPSQのプログラムの変更、修正等は内蔵
RAMにロードするプログラムを変更することにより容
易に実行される。
【0010】DMAコントロールレジスタDCRに従っ
てプログラマブルシーケンサーPSQの制御レジスタに
より指定されたROM又はRAMのプログラムが動作さ
れ、各機能ブロックPBKとメインメモリMEOとの間
で、送信データのDMA転送と受信データのDMA転送
が行われる。DMAコントロールレジスタDCRの内容
を図4に示す。図4に示すように、DMAコントロール
レジスタDCRは、1のDMAスタートレジスタ、2の
DMAランレジスタ、3のDMAイベントレジスタ、4
のDMA割り込みマスクレジスタ、5のDMAストップ
レジスタ、6のDMA割り込み優先レジスタにより構成
されている。
【0011】これらのDMAコントロールレジスタDC
Rは、各機能ブロックに対するDMAの条件の設定され
るレジスタであり、その具体的な制御の内容は下記の通
りである。 DMAコントロールレジスタDCRの制御内容 1.DMAスタートレジスタ マイクロプロセッサCPUがDMAスタートレジスタの
特定のビットに1を書き込むことにより、特定のビット
にに対応する機能ブロックのDMAの起動をプログラマ
ブルシーケンサーに要求する。 2.DMAランレジスタ 機能ブロックのDMAの起動の状態が登録されるレジス
タで、特定のビットにに対応するブロックのDMAの起
動されラン状態にある場合、そのビットはプログラマブ
ルシーケンサーにより1にセットされ、DMAが終了す
ると0にリセットされる。各ブロックのDMAの起動状
態が示される。
【0012】3.DMAイベントレジスタ 特定のビットに対応するブロックのDMAの中断を含む
フレーム送受信DMA終了後、セットされる。 4.DMA割り込みマスクレジスタ 特定のビットに対応するブロックのDMAイベントレジ
スタのビットが1の場合にマイクロプロセッサCPUに
対して割り込みを発生する。 5.DMAストップレジスタ マイクロプロセッサCPUが特定のビットに1を書き込
むことにより、対応する機能ブロックのDMAの中止を
プログラマブルシーケンサーに要求する。 6.DMA割り込み優先レジスタ 各機能ブロックの割り込みが登録され、同時に複数の割
り込みが発生した場合、レジスタの値の小さい方がプラ
イオリティが高い。これらの各種のレジスタを使用して
マイクロプロセッサCPUはDMAの開始/停止、及び
割り込み等の指示をプログラマブルシーケンサーに行な
う。
【0013】DMAはメインメモリから各機能ブロック
のメモリへデータを転送する送信DMAコントローラ
と、各機能ブロックのメモリからメインメモリへデータ
を転送する受信DMAコントローラの二つの機能で構成
されている。送信DMAコントローラと受信DMAコン
トローラはデュアルポートメモリDPMにマッピングさ
れた各種の送受信DMAのコントロール機能を実行する
レジスタとカウンタにより構成されている。マイクロプ
ロセッサCPUにより、送信DMAコントローラと受信
DMAコントローラの各種のレジスタとカウンタの初期
設定が行なわれ、プログラマブルシーケンサーはこれら
のディスクリプタ及びコントロールレジスタに従いDM
Aを実行する。
【0014】送信DMAコントローラと受信DMAコン
トローラの内容について図5により説明する。送信DM
Aコントローラの各種のレジスタを図5の(a)に示
す。図5の(a)において、11は送信コントロール・
ステイタス・レジスタ、12はモードレジスタ、13は
送信データ・バイト・カウンタ、14は送信データ・ア
ドレス・レジスタ、15は送信ディスクリプタ・先頭ア
ドレス・レジスタ、16は最大送信ディスクリプタ・カ
ウンタ、17は送信カレント・ディスクリプタ・カウン
タである。これらの送信DMAコントローラは送信DM
Aコントローラは、メインメモリMEOから周辺の機能
ブロックのメモリへデータを転送するDMAを実行す
る。
【0015】その具体的な制御の内容は下記の通りであ
る。 11.送信コントロール・ステイタス・レジスタ DMA開始時にマイクロプロセッサCPUにより、ディ
スクリプタにフレームコンディション(先頭フレーム、
途中フレーム、最終フレーム、単一フレーム、),ディ
スクリプタの設定終了等がセットされる。又、DMA終
了時にプログラマブルシーケンサーによりアンダーラン
エラーの発生、送信の中断、送信の完了などのステイタ
スの内容がセットされる。 12.モードレジスタDMA開始前にマイクロプロセッ
サCPUにより、通常モード、トランスペア レントモード等のモードの設定が行われ、DMA開始時
にプログラマブルシーケンサーのモードがセットされ
る。 13.送信データ・バイト・カウンタ DMA送信するデータのバイト数が示される。DMA開
始後、カレントディスクリプタの送信データ・サイズ・
レジスタからプログラマブルシーケンサーがデータを読
みだし、このレジスタにコピーする。DMA転送中は書
き込んだ値をカウントダウンし、0になるとカレントデ
イスクリプタを終了する。
【0016】14.送信データ・アドレス・レジスタ DMA送信するデータ領域の先頭アドレスが示される。
DMA開始後、カレントディスクリプタの送信バッファ
ー・アドレス・レジスタからプログラマブルシー ケン
サーがデータを読みだし、このレジスタにコピーする。
DMA転送中は1 バイト送信ごとにインクリメントす
る。 15.送信ディスクリプタ・先頭アドレス・レジスタ ディスクリプタテーブルの先頭アドレスが示される。D
MA開始前にマイクロプロセッサCPUによりこの値が
セットされる。 16.最大送信ディスクリプタ・カウンタ ディスクリプタの最大値を示す。DMA開始前にマイク
ロプロセッサCPUによりこの値がセットされる。 17.送信カレント・ディスクリプタ・カウンタ 現在何番目のディスクリプタを参照しているかを管理す
るために使用される。プログラマブルシーケンサーによ
りセットされ、0からスタートしディスクリプタ終了ご
とにインクリメントされる。
【0017】受信DMAコントローラの各種のレジスタ
を図5の(b)に示す。図5の(b)において、21は
受信コントロール・ステイタス・レジスタ、22は受信
データ・バイト・カウンタ、23は受信バッファー・サ
イズ・レジスタ、24は受信フレームサイズ・カウン
タ、25は受信フレームサイズ・レジスタ、26は受信
データ・アドレス・レジスタ、27は受信ディスクリプ
タ・先頭アドレス・レジスタ、28は最大受信ディスク
リプタ・カウンタ、29は受信カレント・ディスクリプ
タ・カウンタである。これらの受信DMAコントローラ
は、周辺の機能ブロックのメモリからメインメモリME
Oへデータを転送するDMAを実行する。
【0018】その具体的な制御の内容は下記の通りであ
る。 21.受信コントロール・ステイタス・レジスタ 端数ビットフレーム受信エラー、長すぎるフレームの受
信、アボード信号検出、FCS・エラー発生、オーバラ
ンエラー発生、受信中断、受信完了等のステイタスの内
容をDMA終了時にプログラマブルシーケンサーがセッ
トする。 22.受信データ・バイト・カウンタ DMA受信したデータのバイト数が示される。DMA転
送中、1バイト受信ごとにカレントアップする。ディス
クリプタ終了時にカレントディスクリプタの受信データ
・サイズ・レジスタにカウント値を書き込む。デイスク
リプタの更新ごとにリセットされる。
【0019】23.受信バッファー・サイズ・レジスタ 受信バッファーサイズ(バイト数)を示す。DMA開始
時にマイクロプロセッサC PUにより4の倍数の数の
値がセットされる。 24.受信フレームサイズ・カウンタ受信したフレーム
中のバイト数が示される。DMA転送中フラグ及びFC
Sを 除いたデータ1バイト受信ごとにカウントアップする。
フレームの受信が完了するとリセットされる。 25.受信フレームサイズ・レジスタ 1フレームの受信可能な(フラグ及びFCSを除いた)
最大データサイズ(バイト数)を示す。DMA開始時に
マイクロプロセッサCPUによりセットされる。
【0020】26.受信データ・アドレス・レジスタ 受信データをDMA転送するデータ領域の先頭アドレス
が示される。DMA開始後、カレントディスクリプタの
受信バッハァ先頭アドレス・レジスタからプログラマブ
ルシーケンサーがデータを読みだし、このレジスタにコ
ピーする。DMA転送中は1バイト受信ごとにインクリ
メントする。 27.受信ディスクリプタ・先頭アドレス・レジスタ ディスクリプタテーブルの先頭アドレスを示す。DMA
開始時にマイクロプロセッサCPUによりセットされ
る。 28.最大受信ディスクリプタ・カウンタ ディスクリプタの最大数を示す。DMA開始時にマイク
ロプロセッサCPUによりセットされる。 29.受信カレント・ディスクリプタ・カウンタ 現在何番目のディスクリプタを参照しているかを管理す
るために使用される。プログラマブルシーケンサーによ
りセットされ、0からスタートしカレント・ディスクリ
プタ終了事にインクリメントされる。
【0021】例えば、メインメモリMEOと、機能ブロ
ックHDLCのメモリとの間でDMAによるデータの伝
送を行なう場合には、先ず、マイクロプロセッサCPU
が、DMAコントロールレジスタDCRのDMAスター
トレジスタの中の機能ブロックHDLCに対応したビッ
トに1を書き込み、機能ブロックHDLCの送信DMA
の起動を要求する。これに応じて、プログラマブルシー
ケンサーPSQは、ROM又はRAMに保持されている
DMAプログラムを実行しメインメモリMEOと、機能
ブロックHDLCのメモリとの間でDMAによるデータ
の伝送を行なう。このDMAプログラムを実行過程にお
いて、マイクロプロセッサCPUとプログラマブルシー
ケンサーPSQはデュアルポートメモリにセットされ
た、送信DMAコントローラと受信DMAコントローラ
を介して必要な情報の交換を行なうことにより、DMA
を実行する。
【0022】上記のように、本発明では、マイクロプロ
セッサのサブ命令セットを備えるスレーブ型シーケンサ
ー使用してDMAを構成して、プログラマブルシーケン
サーの制御を行なうマイクロプロセッサとマイクロプロ
セッサにより制御されるDMAコントロールレジスタ、
DMAコントロールレジスタによりその動作が制御され
るプログラマブルシーケンサーにより、データの読み込
みと読みだしの行われるメインメモリとそれぞれメモリ
を持った複数の機能ブロックのメモリの間でDMAを行
うようにプログラマブルシーケンサーを制御している。
これにより、マイクロプロセッサとシーケンサーとの交
信を、コントロールレジスタとデュアルポート・メモリ
と双方の割り込みを使用して行なうことが出来るので高
機能のDMAコントローラを容易に実現することが出来
る。このために、本発明では、メインメモリーの周辺に
各種の機能デバイスを配置すれば、どのような周辺デバ
イスにも対応できるDMAコントローラが構成出来る。
【0023】尚、上記の説明ではISDN用LSIのハ
イレベルデータリンク制御回路のHDLCブロック、P
HSインターネットフォーラムスタンダードのPIAF
Sブロック、トランスペアレントのTranspare
ntブロック等のメモリFIFOが、メインメモリME
Oとの間のDMAを行なうようにした例について説明し
たが、他の応用例として、ISDN用LSIにおいてL
ayer一1の通信呼制御シーケンサなども簡単に実現
することが出来る。又、本発明の適用は、ISDN用L
SIに限定される物ではなく、この方式を用いれば、他
のLSIや一般のDMAへも簡単に応用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のプログラマブルシーケンサーを
使用したDMAコントローラは、マイクロプロセッサの
サブ命令セットを備えるスレーブ型シーケンサー使用し
てDMAを構成し、プログラマブルシーケンサーの制御
を行なうマイクロプロセッサとマイクロプロセッサによ
り制御されるDMAコントロールレジスタを使用し、D
MAコントロールレジスタによりその動作が制御される
プログラマブルシーケンサーにより、メインメモリとそ
れぞれメモリを持った複数の機能ブロックのメモリの間
でDMAを行うように制御するようにしたものである。
【0025】従来は、このような用途に使用されるDM
Aコントローラは、複雑なリスト方式やテーブル方式の
ランダムシーケンサーを使用して製作されていた。これ
に対して、本発明のDMAコントローラは開発期間が短
縮され、又論理修正や設計変更の対応にかける時間が少
なくてすむめに、そのコストも従来比1/l0以下減少
する。本発明のDMAコントローラは、マイクロプログ
ラム制御方式であるめ、DMAのプログラムはプログラ
マブルシーケンサーの内蔵命令メモリにマイクロプロセ
ッサからダウンロードする方法を用いているために、マ
イクロプロセッサのプログラム開発環境が簡単に扱える
ので、高機能のDMAコントローラを容易に実現するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラマブルシーケンサーを使用し
たDMAコントローラの構成を示すブロック線図であ
る。
【図2】複数の機能ブロックPBKの構成の一例を示し
たものである。
【図3】プログラマブルシーケンサーPSQを制御する
制御レジスタの構成をを示したものである。
【図4】DMAコントロールレジスタDCRの内容を示
したものである。
【図5】送信DMAコントローラと受信DMAコントロ
ーラの内容を示したものである。
【符号の説明】
CPU・・・マイクロプロセッサ, PSQ・・・
プログラマブルシーケンサー, ROM,RAM・
・・プログラマブルシーケンサーの内部メモリ,MEO
・・・DRAM又はSRAMのメインメモリ, M
EC・・・メモリコントローラ, DCR・・・D
MAコントロールレジスタ,DPM・・・デュアルポー
トメモリ, PBus・・・マイクロプロセッサC
PUと情報のやり取りを行なうデータバス, SB
us・・・プログラマブルシーケンサーPSQと情報の
やり取りを行なうデータバス, PBK・・・複数
の機能ブロック, FIFO・・・機能ブロックの
メモリー,HDLC・・・ハイレベルデータリンク制御
回路, PIAFS・・・PHSの信号を処理する
PHSインターネットフォーラムスタンダードの機能を
持つブロック, Transparent・・・音
声データ等の即時性を持ったデータを処理するトランス
ペアレントの機能を持つブロック, PIAFS・
・・PHSインターネットフォーラムスタンダードのブ
ロック

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラマブルシーケンサーの制御を行な
    うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサにより制
    御されるDMAコントロールレジスタ、該DMAコント
    ロールレジスタによりその動作が制御されるプログラマ
    ブルシーケンサー、データの読み込みと読み出しの行わ
    れるメインメモリ、それぞれメモリを持った複数の機能
    ブロックを具備し、DMAコントロールレジスタにより
    プログラマブルシーケンサーを制御してメインメモリと
    複数の機能ブロックのメモリの間でDMAを行うように
    したプログラマブルシーケンサーを使用したDMAコン
    トローラ。
  2. 【請求項2】プログラマブルシーケンサーの制御を行な
    うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサにより制
    御されるDMAコントロールレジスタ、該DMAコント
    ロールレジスタによりその動作が制御されるプログラマ
    ブルシーケンサー、データの読み込みと読み出しの行わ
    れるメインメモリ、マイクロプロセッサとプログラマブ
    ルシーケンサーの双方からアクセスが可能なデュアルポ
    ートメモリ、それぞれメモリを持った複数の機能ブロッ
    クを具備し、DMAコントロールレジスタによりプログ
    ラマブルシーケンサーとデュアルポートメモリを制御し
    てメインメモリと複数の機能ブロックのメモリの間でD
    MAを行うようにしたプログラマブルシーケンサーを使
    用したDMAコントローラ。
  3. 【請求項3】プログラマブルシーケンサーの制御を行な
    うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサにより制
    御されるDMAコントロールレジスタ、該DMAコント
    ロールレジスタによりその動作が制御されるプログラマ
    ブルシーケンサー、データの読み込みと読み出しの行わ
    れるメインメモリ、マイクロプロセッサとプログラマブ
    ルシーケンサーの双方からアクセスが可能なデュアルポ
    ートメモリ、それぞれメモリを持ったISDN用LSI
    のインターフェイスのハイレベルデータリンク制御回路
    の機能を持つHDLCブロック,PHSの信号を処理す
    るPHSインターネットフォーラムスタンダードの機能
    を持つPIAFSブロック,音声データ等の即時性を持
    ったデータを処理するトランスペアレントの機能を持つ
    Transparentブロック等の複数の機能ブロッ
    クを具備し、DMAコントロールレジスタによりプログ
    ラマブルシーケンサーとデュアルポートメモリを制御し
    てメインメモリと複数の機能ブロックのメモリの間でD
    MAを行うようにしたプログラマブルシーケンサーを使
    用したDMAコントローラ。
  4. 【請求項4】プログラマブルシーケンサーの制御を行な
    うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサにより制
    御されるDMAスタートレジスタ,DMAランレジス
    タ,DMAイベントレジスタ,DMA割り込みマスクレ
    ジスタ,DMAストップレジスタ,DMA割り込み優先
    レジスタにより構成されているDMAコントロールレジ
    スタ、該DMAコントロールレジスタによりその動作が
    制御されるプログラマブルシーケンサー、データの読み
    込みと読みだしの行われるメインメモリ、それぞれメモ
    リを持った複数の機能ブロックを具備し、DMAコント
    ロールレジスタにより各機能ブロックに対するDMAの
    条件の設定を行うことによりプログラマブルシーケンサ
    ーを制御してメインメモリと複数の機能ブロックのメモ
    リの間でDMAを行うようにしたプログラマブルシーケ
    ンサーを使用したDMAコントローラ。
  5. 【請求項5】プログラマブルシーケンサーの制御を行な
    うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサにより制
    御されるDMAスタートレジスタ,DMAランレジス
    タ,DMAイベントレジスタ,DMA割り込みマスクレ
    ジスタ,DMAストップレジスタ,DMA割り込み優先
    レジスタにより構成されているDMAコントロールレジ
    スタ、該DMAコントロールレジスタによりその動作が
    制御されるプログラマブルシーケンサー、データの読み
    込みと読みだしの行われるメインメモリ、それぞれメモ
    リを持ったISDN用LSIのインターフェイスのハイ
    レベルデータリンク制御回路の機能を持つHDLCブロ
    ック,PHSの信号を処理するPHSインターネットフ
    ォーラムスタンダードの機能を持つPIAFSブロッ
    ク,音声データ等の即時性を持ったデータを処理するト
    ランスペアレントの機能を持つTransparent
    ブロック等の複数の機能ブロックを具備し、DMAコン
    トロールレジスタにより各機能ブロックに対するDMA
    の条件の設定を行うことによりプログラマブルシーケン
    サーを制御してメインメモリと複数の機能ブロックのメ
    モリの間でDMAを行うようにしたプログラマブルシー
    ケンサーを使用したDMAコントローラ。
  6. 【請求項6】プログラマブルシーケンサーの制御を行な
    うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサにより制
    御されるDMAスタートレジスタ,DMAランレジス
    タ,DMAイベントレジスタ,DMA割り込みマスクレ
    ジスタ,DMAストップレジスタ,DMA割り込み優先
    レジスタにより構成されているDMAコントロールレジ
    スタ、該DMAコントロールレジスタによりその動作が
    制御されるプログラマブルシーケンサー、データの読み
    込みと読みだしの行われるメインメモリ、それぞれメモ
    リを持った複数の機能ブロックを具備し、DMAコント
    ロールレジスタにより各条件を、 1.DMAスタートレジスタ マイクロプロセッサがDMAスタートレジスタの特定の
    ビットに1を書き込むことにより、特定のビットにに対
    応する機能ブロックのDMAの起動をプログラマブルシ
    ーケンサーに要求する。 2.DMAランレジスタ 機能ブロックのDMAの起動の状態が登録され、特定の
    ビットにに対応するブロックのDMAの起動されラン状
    態にある場合、そのビットはプログラマブルシーケンサ
    ーにより1にセットされ、DMAが終了すると0にリセ
    ットされることにより、各ブロックのDMAの起動状態
    が示される。 3.DMAイベントレジスタ 特定のビットに対応するブロックのDMAの中断を含む
    フレーム送受信DMA終了後、セットされる。 4.DMA割り込みマスクレジスタ 特定のビットに対応するブロックのDMAイベントレジ
    スタのビットが1の場合にマイクロプロセッサCPUに
    対して割り込みを発生する。 5.DMAストップレジスタ マイクロプロセッサCPUが特定のビットに1を書き込
    むことにより、対応する機能ブロックのDMAの中止を
    プログラマブルシーケンサーに要求する。 6.DMA割り込み優先レジスタ 各機能ブロックの割り込みが登録され、同時に複数の割
    り込みが発生した場合、レジスタの値の小さい方がプラ
    イオリティが高い。のように設定することにより、プロ
    グラマブルシーケンサーを制御してメインメモリと複数
    の機能ブロックのメモリの間でDMAを行うようにした
    プログラマブルシーケンサーを使用したDMAコントロ
    ーラ。
  7. 【請求項7】プログラマブルシーケンサーの制御を行な
    うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサにより制
    御されるDMAスタートレジスタ,DMAランレジス
    タ,DMAイベントレジスタ,DMA割り込みマスクレ
    ジスタ,DMAストップレジスタ,DMA割り込み優先
    レジスタにより構成されているDMAコントロールレジ
    スタ、該DMAコントロールレジスタによりその動作が
    制御されるプログラマブルシーケンサー、データの読み
    込みと読みだしの行われるメインメモリ、それぞれメモ
    リを持ったISDN用LSIのインターフェイスのハイ
    レベルデータリンク制御回路の機能を持つHDLCブロ
    ック,PHSの信号を処理するPHSインターネットフ
    ォーラムスタンダードの機能を持つPIAFSブロッ
    ク,音声データ等の即時性を持ったデータを処理するト
    ランスペアレントの機能を持つTransparent
    ブロック等の複数の機能ブロックを具備し、DMAコン
    トロールレジスタにより各機能ブロックに対するDMA
    の条件の設定を、 1.DMAスタートレジスタ マイクロプロセッサがDMAスタートレジスタの特定の
    ビットに1を書き込むことにより、特定のビットにに対
    応する機能ブロックのDMAの起動をプログラマブルシ
    ーケンサーに要求する。 2.DMAランレジスタ 機能ブロックのDMAの起動の状態が登録され、特定の
    ビットにに対応するブロックのDMAの起動されラン状
    態にある場合、そのビットはプログラマブルシーケンサ
    ーにより1にセットされ、DMAが終了すると0にリセ
    ットされることにより、各ブロックのDMAの起動状態
    が示される。 3.DMAイベントレジスタ 特定のビットに対応するブロックのDMAの中断を含む
    フレーム送受信DMA終了後、セットされる。 4.DMA割り込みマスクレジスタ 特定のビットに対応するブロックのDMAイベントレジ
    スタのビットが1の場合にマイクロプロセッサCPUに
    対して割り込みを発生する。 5.DMAストップレジスタ マイクロプロセッサCPUが特定のビットに1を書き込
    むことにより、対応する機能ブロックのDMAの中止を
    プログラマブルシーケンサーに要求する。 6.DMA割り込み優先レジスタ 各機能ブロックの割り込みが登録され、同時に複数の割
    り込みが発生した場合、レジスタの値の小さい方がプラ
    イオリティが高い。ように設定することにより、プログ
    ラマブルシーケンサーを制御してメインメモリと複数の
    機能ブロックのメモリの間でDMAを行うようにしたプ
    ログラマブルシーケンサーを使用したDMAコントロー
    ラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9323700B2 (en) 2012-03-27 2016-04-26 Socionext Inc. Semiconductor integrated circuit and DMA control method of the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9323700B2 (en) 2012-03-27 2016-04-26 Socionext Inc. Semiconductor integrated circuit and DMA control method of the same

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