JPH1141168A - 携帯電話装置の省電力システム - Google Patents

携帯電話装置の省電力システム

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JPH1141168A
JPH1141168A JP9210204A JP21020497A JPH1141168A JP H1141168 A JPH1141168 A JP H1141168A JP 9210204 A JP9210204 A JP 9210204A JP 21020497 A JP21020497 A JP 21020497A JP H1141168 A JPH1141168 A JP H1141168A
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JP
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power
mobile phone
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JP9210204A
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Shinichi Sato
慎一 佐藤
Katsuhiro Taura
克浩 田浦
Atsushi Harada
敦 原田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基地局のサービス圏外の理由で電源切断の後任
意時間経過後に自動的に電源が入ることにより自動的に
電池寿命を長くしうる携帯電話装置を提供する。 【解決手段】電源切断期間の経過後に電源スイッチをオ
ンしサービス圏外でオフするタイマ回路2と、RF部5
で受信した情報から位置登録情報を検出する位置登録情
報検出部4と、電源切断期間の設定、位置登録情報の受
信状態の判定及び現在位置がシステムのサービス圏内か
圏外かの判断制御を行う制御部3と、タイマ回路の制御
の基に投入/切断する電源スイッチ6と、電源切断期間
の記憶、受信待ち受け動作中の位置登録情報の検出結果
の記憶等各情報を記憶するデータ記憶部7とからなり、
現在位置が携帯電話システムのサービス圏外と認定され
た場合、タイマ回路により電源スイッチをオフし、電源
切断期間経過後に電源スイッチをオンして自動的に電源
投入を行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用しないときに
電源をオフして電源の消費を抑える携帯電話装置の省電
力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯電話装置の省電力シ
ステムとしては、例えば、特開平6−22633号に記
載され、図3に示すようなディジタルコードレス電話装
置に搭載されるバッテリの節約機構が知られている。以
下、図3を参照して、上記従来のバッテリの節約機構の
構成を説明する。図3において、6は携帯電話装置が電
源投入時あるいは通話切断時に、親機あるいは基地局か
ら送信されてくる報知チャンネル情報を受信しているか
どうかを判定する判定手段、8は携帯電話装置に対する
電源供給を切断する電源切断手段である。
【0003】すなわち、このディジタルコードレス電話
装置のバッテリの節約機構は、ディジタルコードレス電
話装置の子機が電源投入時或いは通話切断時に親機或い
は基地局から送信された制御情報チャンネルまたは報知
チャネル情報(移動局の位置確認等のために使用する情
報)を受信しているかどうかを判定手段6で判定し、報
知チャネル情報を受信していないと判定された場合に
は、電源切断手段8を駆動して、子機の電源を切断させ
る電源切断制御機能を有することを特長とするものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のディジタルコードレス電話装置に搭載されるバッテ
リの節約機構(本発明の携帯電話装置の省電力システム
に対応する)においては、一度電源が切断されると、使
用者が再度必要に応じて電源を投入しなければならず、
親機或いは基地局(または携帯電話システム)のサービ
ス圏内エリアに移動しても電源が切断されたままなの
で、その間は着信できないという問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、基地局からのサービス圏外と判断さ
れて電源を切断後、使用者が操作せずとも、予め設定さ
れた任意の時間経過後に自動的に電源が投入されて、携
帯電話装置が受信可能状態、すなわち、受信待ち受け状
態に遷移するようにしたことにより、移動局に搭載され
た電池の寿命を長くしうる携帯電話装置の省電力システ
ムを提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、使用者が予め設定した電
源復帰までの設定時間を、移動局に接続された電池の残
量や過去の受信待ち受け動作中に記憶した位置登録情報
の記録を統計処理した結果を使用して、自動的に変化さ
せるようにしたことにより、使用者毎の使用状況や行動
パターンに合わせた電源のオン/オフ制御を可能にする
携帯電話装置の省電力システムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による携帯電話装
置の省電力システムは、設定された電源切断期間の経過
後に電源スイッチをオンし制御部の制御により電源スイ
ッチをオフするタイマ回路と、高周波信号受信部で受信
した情報から位置登録情報を検出する位置登録情報検出
部と、少なくとも電源切断期間の設定及び変更、位置登
録情報の受信状態の判定及びその判定から現在位置が携
帯電話システムのサービス圏内か圏外かを判断する等の
制御を行う制御部と、タイマ回路の制御の基に携帯電話
装置の各部に対する電源の供給を投入/切断する電源ス
イッチと、前記制御部の制御に基づき少なくとも操作に
よりまたは自動設定した電源切断期間の記憶、受信待ち
受け動作中の位置登録情報の検出結果の記憶等各情報を
記憶するデータ記憶部とからなり、受信した位置登録情
報に基づき現在位置が携帯電話システムのサービス圏外
と認定された場合、前記タイマ回路により電源スイッチ
をオフして電源を切断し、前記タイマ回路による設定さ
れた電源切断期間の経過後にオンして自動的に電源投入
を行なうようにしたものである。
【0008】本発明によれば、基地局からのサービス圏
外と判断されて電源を切断後、使用者が操作せずとも、
予め設定された任意の時間経過後に自動的に電源が投入
されて、携帯電話装置が受信待ち受け状態に遷移するよ
うにしたことにより、携帯電話装置に搭載された電池の
消費電力を大幅に削減してその寿命を長くすることがで
きる携帯電話装置の省電力システムが得られる。
【0009】本発明による携帯電話装置の省電力システ
ムは、操作手段の操作により予め設定された電源切断期
間を変更し、前記タイマ回路における前記電源切断期間
のカウントの結果によるそのタイムアウト毎に位置登録
情報をモニタし、前記位置登録情報をモニタした時刻と
位置登録情報の検出結果とを記憶し、記憶した過去の検
出結果を統計処理し、統計処理された結果に基づき予め
設定された電源切断期間を自動的に変更するようにした
ものである。
【0010】本発明によれば、使用者が予め設定した電
源復帰までの設定時間を、移動局に接続された電池の残
量や過去の受信待ち受け動作中に記憶した位置登録情報
の記録を統計処理した結果を使用して自動的に変化させ
るようにしたことにより、使用者毎の使用状況や行動パ
ターンに合わせた電源のオン/オフ制御を可能にする携
帯電話装置の省電力システムが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、設定された電源切断期間の経過後に電源スイッチを
オンし制御部の制御により電源スイッチをオフするタイ
マ回路と、高周波信号受信部で受信した情報から位置登
録情報を検出する位置登録情報検出部と、少なくとも電
源切断期間の設定及び変更、位置登録情報の受信状態の
判定及びその判定から現在位置が携帯電話システムのサ
ービス圏内か圏外かを判断する等の制御を行う制御部
と、タイマ回路の制御の基に携帯電話装置の各部に対す
る電源の供給を投入/切断する電源スイッチと、前記制
御部の制御に基づき少なくとも手動操作によりまたは自
動設定した電源切断期間を記憶し、受信待ち受け動作中
の位置登録情報の検出結果の記憶等各種情報を記憶する
データ記憶部とからなり、受信した位置登録情報に基づ
き現在位置が携帯電話システムのサービス圏外と認定さ
れた場合、前記タイマ回路により電源スイッチをオフし
て電源を切断し、前記タイマ回路による設定された電源
切断期間の経過後にオンして自動的に電源投入を行なう
ようにしたものであり、基地局からのサービス圏外と判
断されて電源を切断後、使用者が操作せずとも、予め設
定された任意の時間経過後に自動的に電源が投入され
て、携帯電話装置が受信可能状態、すなわち、受信待ち
受け状態に遷移するようにしたことにより、携帯電話装
置に搭載された電池の消費電力を大幅に削減してその寿
命を長くすることができるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、操作に
使用する事項等を表示する表示手段と、手動操作により
所望の電源切断期間等を設定する操作手段とを含み、携
帯電話システムのサービス圏外に出たことによる電源切
断からタイマ回路のタイムアウトによる電源投入までの
電源切断期間を前記操作手段を用いて任意に設定するよ
うにしたものであり、使用者の使用頻度及びニーズ等に
合わせて電源切断期間を設定することができるという作
用を有する。
【0013】本発明の請求項3に記載の発明は、操作に
使用する事項等を表示する表示手段と、手動操作により
所望の電源切断期間等を設定する操作手段とを含み、前
記操作手段により電源切断期間を任意設定して電源切断
−投入−切断の周期かまたは電源投入−切断−投入の周
期の動作実行サイクル数を任意に設定するようにしたも
のであり、使用者の使用頻度及びニーズ等に合わせて電
源切断期間を設定することができるという作用を有す
る。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、前記制
御部の制御により、携帯電話システムのサービス圏外に
出たことにより電源スイッチをオフしたときにその電源
切断条件を記憶し、前記電源スイッチがオンされたとき
に、前記記憶してある電源切断条件を読み出し、前記電
源スイッチをオンしたときに検出した電源投入条件に従
い、前記記憶した電源切断条件を維持するかあるいは他
の電源切断条件に遷移するようにしたものであり、携帯
電話システムのサービス圏外に出たことによる電源切断
か携帯電話装置の使用者の操作による電源切断かを区別
することができ、再電源投入後もこの省電力システムに
おける電源切断期間を維持することができるという作用
を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、前記制
御部の制御により、携帯電話装置に内蔵若しくは接続さ
れた電池の電池残量を検出し、検出された電池残量に対
応して前記設定された電源切断期間を自動的に変更する
ようにしたものであり、電池残量が少ない場合は電源切
断期間を長くするなど制御して、電池寿命を延長するこ
とができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、前記デ
ータ記憶部が、前記制御部の制御により、過去の受信待
ち受け動作中に受信した位置登録情報の検出結果を記憶
し、前記制御部は前記データ記憶部に記憶した過去の位
置登録情報の検出結果を統計処理し、統計処理された結
果に基づき予め設定された電源切断期間を自動的に変更
するようにしたものであり、使用者毎の使用状況や行動
パターン等を推測し、それに基づき電源切断期間を変更
することにより使用者毎の使用頻度や行動パターン等に
合わせた適正な電源制御を行なうことができるという作
用を有する。
【0017】本発明の請求項7に記載の発明は、前記携
帯電話装置の省電力システムが操作手段を含み、前記操
作手段の操作により予め設定された電源切断期間を変更
し、前記制御部の制御により、前記タイマ回路における
前記電源切断期間のカウントの結果によるそのタイムア
ウト毎に位置登録情報をモニタし、前記位置登録情報を
モニタした時刻と位置登録情報の検出結果とを記憶し、
記憶した過去の検出結果を統計処理し、統計処理された
結果に基づき予め設定された電源切断期間を自動的に変
更するようにしたものであり、使用者毎の時間単位での
使用状況や行動パターンを推測し、それに基づき電源切
断期間を変更することにより使用者毎の使用頻度や行動
パターンに合わせた適正な電源制御を行なうことができ
るという作用を有する。
【0018】本発明の請求項8に記載の発明は、前記携
帯電話装置の省電力システムが表示手段を含み、所望に
より、過去の受信待ち受け動作中に受信した位置登録情
報の検出結果を表示するようにしたものであり、使用者
が電源切断期間を設定する際、過去の電源切断期間を参
考して好みの電源切断期間を設定することができるとい
う作用を有する。
【0019】本発明の請求項9に記載の発明は、携帯電
話システムにおいて、基地局または親機から受信した位
置登録情報を検出して現在位置が携帯電話システムのサ
ービス圏外か圏内かを判断し、現在位置が携帯電話シス
テムのサービス圏外と判断された場合、携帯電話装置の
電源を切断し、電源切断から手動で任意にまたは自動的
に設定された電源切断期間の経過後に電源を自動投入す
るようにしたものであり、基地局からのサービス圏外と
判断されて電源を切断後、使用者が操作せずとも、予め
設定された任意の時間経過後に自動的に電源が投入され
て、携帯電話装置が受信可能状態、すなわち、受信待ち
受け状態に遷移するようにしたことにより、携帯電話装
置に搭載された電池の消費電力を大幅に削減してその寿
命を長くすることができるという作用を有する。
【0020】以下、添付図面、図1及び図2に基づき、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における携帯電話装置の省電力システ
ムの構成を示すブロック図、図2は本発明の第2の実施
の形態における携帯電話装置の省電力システムにおいて
電源復帰までの電源切断期間を自動的に変更する手順を
示すフローチャートである。
【0021】(第1の実施の形態)まず、図1を参照し
て、本発明の第1の実施の形態における携帯電話装置の
省電力システムの構成を説明する。図1において、1は
携帯電話装置に付属されている電池(内部電池でも外部
電池でもよい)、2は設定された電源切断(オフ)期間
の経過後に電源スイッチをオンし制御部3の制御により
電源スイッチをオフするタイマ回路、3は少なくとも電
源切断期間の設定、制御情報チャネルの位置登録情報
(制御情報チャネルの受信レベル、周波数、復調データ
等)の受信状態の判定及び位置登録情報の受信状態から
携帯電話システムのサービス圏内か圏外かを判断する等
の制御を行う制御部,4はRF部(高周波信号受信部)
で受信した情報から制御情報チャネルの受信レベル、周
波数、復調データ等を検出する為の位置登録情報検出部
である。
【0022】また、5は携帯電話装置のRF部、6はタ
イマ回路2の制御の基に携帯電話装置の各部に対する電
源供給を選択して供給する電源スイッチ、7は電源復帰
までの電源切断期間の記憶、受信待ち受け動作中に位置
登録情報の検出結果の記憶等各情報を記憶するデータ記
憶部であり、この位置登録情報の検出結果の記憶には、
例えば、電源切断期間の算定に必要な、使用者による電
源オン/オフの頻度や携帯電話システムのサービス圏外
に出た回数など使用者の行動パターンの記憶も含まれ
る。
【0023】また、8は電源切断期間、位置登録情報、
電池残量等使用者の操作に使用する事項などを表示する
表示手段、9は使用者が操作して所望の電源切断期間等
を設定する操作手段である。尚、表示手段8及び操作手
段9は携帯電話装置内に装備されたもののみでなく、例
えば、パソコン等携帯電話装置の外部のものを使用して
もよく、また光もしくは音声手段を用いるものでもよ
い。また、電池残量は制御部3で検査しても、または他
の適当な電池残量検査手段(図示せず)を用いて検査し
てもよい。
【0024】次に、図1を参照して、図1に示す本実施
の形態における携帯電話装置の省電力システムの動作を
説明する。 1.制御部3はRF部5から受信した制御情報チャネル
の位置登録情報(受信レベル、周波数、復調データ等)
を位置登録情報検出部4の受信レベル検出手段(図示せ
ず)を介して確認し、位置登録情報の受信レベルなどか
ら携帯電話装置の使用されている環境(現在地)が携帯
電話システムの親機かあるいは基地局のサービス圏内な
のか、圏外なのかを判断する。
【0025】2.携帯電話装置の現在地が携帯電話シス
テムのサービス圏外と判断された場合は、制御部3によ
ってその電源切断条件(この例では、携帯電話装置の現
在地が携帯電話システムのサービス圏外であるというこ
と)をデータ記憶部7に保存した後、タイマ回路2を介
し電源スイッチ6を制御して、タイマ回路2を除き他の
各ブロックに対する電源の供給を切断する。尚、電源切
断条件としては、上記の他、例えば、使用者が電源スイ
ッチ6を切断する、電池が搭載されていない、電圧が規
定の電圧以下である等、その他が考えられる。
【0026】3.タイマ回路2は、電源切断期間に入る
と、携帯電話装置あるいは子機の使用者が予め登録して
ある電源切断期間かあるいは携帯電話装置に初期値とし
て登録されている電源切断期間のカウントを開始する。
タイマ回路2は登録されている電源切断期間のカウント
を終了(カウントアップまたはカウントダウンして電源
切断期間をタイムアウトする)すると、電源スイッチ6
を制御して他の各ブロックに対する電源供給をオンにす
る。
【0027】4.制御部3は、電源が復帰した後、デー
タ記憶部7に保存してある電源切断条件(上記の例で
は、携帯電話装置の現在地が携帯電話システムのサービ
ス圏外であるということ)から電源が投入された原因を
認識することができる。その場合、例えば、電源スイッ
チ6を手動でオンする等、今電源を投入した条件が前の
電源切断条件に対応するものでないということを知るこ
とができるため、本モード(サービス圏外による電源切
断条件)を維持しようとする。
【0028】5.本実施の形態における携帯電話装置の
省電力システムは、携帯電話システムのサービス圏外に
おいて、上記1〜4に示すような基本的動作を繰り返す
ことによって消費電流を削減することができるため、携
帯電話装置に搭載された電池の寿命を長くすることがで
きる。
【0029】(第2の実施の形態)以下、図2を参照し
て、本発明の第2の実施の形態における携帯電話装置の
省電力システムについて説明する。図2は本実施の形態
における携帯電話装置の省電力システムにおいて電源復
帰までの設定期間である電源切断期間を自動的に変更設
定する手順を示すフローチャートである。本実施の形態
における省電力システムの構成は図1に示すものと同様
のため、再度の説明は省略する。
【0030】次に、図1及び図2を参照し、主に図2に
示す電源切断期間を自動的に変更設定する手順を示すフ
ローチャートを用いて、図1に示す携帯電話装置の省電
力システムの第2の実施の形態における動作を説明す
る。 1.予め、使用者により設定され自動的に変更されてデ
ータ記憶部7のメモリエリア「0」にセットされている
電源切断期間(以下、αと称する)をタイマ回路2にセ
ットする。携帯電話装置の現在地が携帯電話システムの
サービス圏外に入ると、制御部3はタイマ回路2を介し
電源スイッチ6を制御して、タイマ回路2を除き他の各
ブロックに対する電源の供給を切断し、電源切断期間α
のカウント手順を開始してステップ101に進む。
【0031】2.ステップ101において、タイマ回路
2は、セットされた電源切断期間αをカウントアップま
たはカウントダウンし、例えば、カウントダウンした場
合、0までタイムアウトするとステップ102に進み、
電源スイッチ6をオンにして、他の各ブロックに対し電
池1から電源を投入する。
【0032】3.ステップ103に進み、電源投入後の
受信待ち受け動作中に、制御部3は、RF部5を介し位
置登録情報検出部4部により検出された制御情報チャネ
ルの周波数、受信レベル、復調データ等の位置登録情報
を基に、移動局本体である携帯電話装置が携帯電話シス
テムのサービス圏内にあるか圏外にあるかを判断する。
【0033】4.携帯電話装置の現在地が携帯電話シス
テムのサービス圏外にあると判断された場合には、ステ
ップ104に進み、制御部3はデータ記憶部7のメモリ
エリア「1」に対し+1を書き込み、この電源切断期間
αの自動設定手順を終了する。従って、携帯電話装置の
現在地が携帯電話システムのサービス圏外にある間は全
てステップ104に進み、データ記憶部7のメモリエリ
ア「1」の記憶に対し+1が加算される。
【0034】5.ステップ103において、携帯電話装
置の現在地が携帯電話システムのサービス圏内にあると
判断された場合には、ステップ105に進み、制御部3
はデータ記憶部7のメモリエリア「1」の値をメモリエ
リア「2」に移動して格納し、メモリエリア「1」のデ
ータを初期化する。但し、メモリエリア「2」内の格納
すべきエリアに、既に何らかの値がセットされている場
合(前回サービス圏外にあったときの値)には、メモリ
エリア「2」内の次に記憶するべき位置に格納する。
【0035】6.次に、ステップ106に進み、制御部
3は過去データ記憶部7のメモリエリア「2」に格納し
たn個の値について統計処理を行い、電源切断期間αを
算出してステップ107に進む。 7.ステップ107において、制御部3は算出された電
源切断期間αをデータ記憶部7のメモリエリア「0」に
上書きまたは更新して、この電源切断期間αの自動設定
手順を終了する。
【0036】以上説明した電源切断期間を自動的に変更
設定する手順を実行することにより使用者毎の使用状況
や行動パターンを推測し、それに基づき電源切断期間を
変更するようにしたことにより使用者毎の使用頻度や行
動パターンに合わせた適正な電源制御を行なうことがで
きる。
【0037】本発明の実施の形態における携帯電話装置
の省電力システムにおいて、その動作は、例えば、制御
部内に装備されているCPU(図示せず)の制御により
行われるが、実行する各手段はソフトウェアで構成して
も、ハードウェアで構成してもどちらでもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成し、特に基
地局からのサービス圏外と判断されて電源を切断後、使
用者が操作せずとも、予め設定された任意の時間経過後
に自動的に再び電源が投入されて、携帯電話装置が受信
待ち受け状態に遷移するようにしたことにより、携帯電
話装置に搭載された電池の消費電力を大幅に削減してそ
の寿命を長くすることができる携帯電話装置の省電力シ
ステムを提供することができる。
【0039】また、本発明は、上記のように構成し、特
に使用者が予め設定した電源復帰までの設定時間を、移
動局に接続された電池の残量や過去の受信待ち受け動作
中に記憶した位置登録情報の記録を統計処理した結果を
使用して、自動的に変化させるようにしたことにより、
使用者毎の使用状況及び行動パターンに合わせた電源の
オン/オフ制御を可能にする携帯電話装置の省電力シス
テムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯電話装
置の省電力システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態における携帯電話装
置の省電力システムにおいて電源復帰までの電源切断期
間を自動的に変更する手順を示すフローチャート
【図3】従来のディジタルコードレス電話装置に搭載さ
れるバッテリの節約機構の構成を示す図
【符号の説明】
1 電池 2 タイマ回路 3 制御部 4 位置登録情報検出部 5 RF部 6 電源スイッチ 7 データ記憶部 8 表示手段 9 操作手段 11 アンテナ 12 RF・IF部 13 変復調部 14 ディジタル信号処理部 15 音声信号処理部 16 制御部 17 警告音発生部 18 電源切断手段 19 電源部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定された電源切断期間の経過後に電源ス
    イッチをオンし制御部の制御により電源スイッチをオフ
    するタイマ回路と、高周波信号受信部で受信した情報か
    ら位置登録情報を検出する位置登録情報検出部と、少な
    くとも電源切断期間の設定及び変更、位置登録情報の受
    信状態の判定及びその判定から現在位置が携帯電話シス
    テムのサービス圏内か圏外かを判断する等の制御を行う
    制御部と、タイマ回路の制御の基に携帯電話装置の各部
    に対する電源の供給を投入/切断する電源スイッチと、
    前記制御部の制御に基づき少なくとも手動操作によりま
    たは自動設定した電源切断期間を記憶し、受信待ち受け
    動作中の位置登録情報の検出結果の記憶等各種情報を記
    憶するデータ記憶部とからなり、受信した位置登録情報
    に基づき現在位置が携帯電話システムのサービス圏外と
    認定された場合、前記タイマ回路により電源スイッチを
    オフして電源を切断し、前記タイマ回路による設定され
    た電源切断期間の経過後にオンして自動的に電源投入を
    行なうようにしたことを特徴とする携帯電話装置の省電
    力システム。
  2. 【請求項2】操作に使用する事項等を表示する表示手段
    と、手動操作により所望の電源切断期間等を設定する操
    作手段とを含み、携帯電話システムのサービス圏外に出
    たことによる電源切断からタイマ回路のタイムアウトに
    よる電源投入までの電源切断期間を前記操作手段を用い
    て任意に設定するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の携帯電話装置の省電力システム。
  3. 【請求項3】操作に使用する事項等を表示する表示手段
    と、手動操作により所望の電源切断期間等を設定する操
    作手段とを含み、前記操作手段により電源切断期間を任
    意設定して電源切断−投入−切断の周期かまたは電源投
    入−切断−投入の周期の動作実行サイクル数を任意に設
    定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯
    電話装置の省電力システム。
  4. 【請求項4】前記制御部の制御により、携帯電話システ
    ムのサービス圏外に出たことにより電源スイッチをオフ
    したときにその電源切断条件を記憶し、前記電源スイッ
    チがオンされたときに、前記記憶してある電源切断条件
    を読み出し、前記電源スイッチをオンしたときに検出し
    た電源投入条件に従い、前記記憶した電源切断条件を維
    持するかあるいは他の電源切断条件に遷移するようにし
    たことを特徴とする請求項1、2または3記載の携帯電
    話装置の省電力システム。
  5. 【請求項5】前記制御部の制御により、携帯電話装置に
    内蔵若しくは接続された電池の電池残量を検出し、検出
    された電池残量に対応して前記設定された電源切断期間
    を自動的に変更するようにしたことを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の携帯電話装置の省電力システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記データ記憶部は、前記制御部の制御に
    より、過去の受信待ち受け動作中に受信した位置登録情
    報の検出結果を記憶し、前記制御部は前記データ記憶部
    に記憶した過去の位置登録情報の検出結果を統計処理
    し、統計処理された結果に基づき予め設定された電源切
    断期間を自動的に変更するようにしたことを特徴とする
    請求項1、2、3、4または5記載の携帯電話装置の省
    電力システム。
  7. 【請求項7】前記携帯電話装置の省電力システムは操作
    手段を含み、前記操作手段の操作により予め設定された
    電源切断期間を変更し、前記制御部の制御により、前記
    タイマ回路における前記電源切断期間のカウントの結果
    によるそのタイムアウト毎に位置登録情報をモニタし、
    前記位置登録情報をモニタした時刻と位置登録情報の検
    出結果とを記憶し、記憶した過去の検出結果を統計処理
    し、統計処理された結果に基づき予め設定された電源切
    断期間を自動的に変更するようにしたことを特徴とする
    請求項6記載の携帯電話装置の省電力システム。
  8. 【請求項8】前記携帯電話装置の省電力システムは表示
    手段を含み、所望により、過去の受信待ち受け動作中に
    受信した位置登録情報の検出結果を表示するようにした
    ことを特徴とする請求項6または7記載の携帯電話装置
    の省電力システム。
  9. 【請求項9】携帯電話システムにおいて、基地局または
    親機から受信した位置登録情報を検出して現在位置が携
    帯電話システムのサービス圏外か圏内かを判断し、現在
    位置が携帯電話システムのサービス圏外と判断された場
    合、携帯電話装置の電源を切断し、電源切断から手動で
    任意にまたは自動的に設定された電源切断期間の経過後
    に電源を自動投入する各工程からなることを特徴とする
    携帯電話装置の省電力方法。
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