JPH1141128A - アンテナブースタ - Google Patents

アンテナブースタ

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JPH1141128A
JPH1141128A JP21140297A JP21140297A JPH1141128A JP H1141128 A JPH1141128 A JP H1141128A JP 21140297 A JP21140297 A JP 21140297A JP 21140297 A JP21140297 A JP 21140297A JP H1141128 A JPH1141128 A JP H1141128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
transistor
antenna booster
output
receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP21140297A
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English (en)
Inventor
Ryo Horie
涼 堀江
Yuuichi Kagoshima
裕一 鹿子島
Haruhisa Uchida
晴久 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokowo Co Ltd
Original Assignee
Yokowo Co Ltd
Yokowo Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokowo Co Ltd, Yokowo Mfg Co Ltd filed Critical Yokowo Co Ltd
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Priority to EP05004972A priority patent/EP1545014B1/en
Priority to ES98900417T priority patent/ES2251068T3/es
Priority to PCT/JP1998/000170 priority patent/WO1998032234A1/ja
Priority to DE69832635T priority patent/DE69832635T2/de
Priority to ES05004972T priority patent/ES2267081T3/es
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強電界下でも歪み特性に優れたアンテナブー
スタ40を提供する。 【解決手段】 アンテナ10の出力信号を、トランジス
タTr2のベースに与え、そのエミッタをインダクタン
スL2を介して接地するとともにFM帯域信号を通過さ
せるバンドパスフィルタ42を介してFM受信機30の
入力端子に接続する。トランジスタTr2のコレクタ
を、抵抗R7を介して電源端子Vccに接続するととも
に、コンデンサC6を介して接地する。トランジスタT
r2は、エミッタに高周波負荷を設けたコレクタ接地型
トランジスタ増幅回路であって、高入力インピーダンス
であるとともに低出力インピーダンスの電流増幅型増幅
器を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナと受信機
の間に介装されるアンテナブースタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のFM帯域信号用のアンテナブース
タの一例を図3に示す。図3において、アンテナ10の
出力端子がアンテナブースタ20の入力端子20aに接
続され、このアンテナブースタ20の出力端子20bが
FM受信機30に接続される。そして、このアンテナブ
ースタ20は、以下のごとく構成されている。
【0003】入力端子20aは、コンデンサC1を介し
てトランジスタTr1のベースに接続される。このベー
スは抵抗R1を介して接地されるとともに、抵抗R2
と、コンデンサC2と抵抗R3の並列接続体との直列接
続体を介してトランジスタTr1のコレクタに接続され
る。このコレクタは、コンデンサC3を介してアンテナ
ブースタ20の出力端子20bに接続され、またインダ
クタンスL1と抵抗R5の直列接続体を介して電源端子
Vccに接続される。そして、インダクタンスL1と抵
抗R5の接続点が、コンデンサC4を介して接地され
る。さらに、トランジスタTr1のエミッタが、抵抗R
4とコンデンサC0を並列に介して接地される。
【0004】かかる構成にあっては、トランジスタTr
1は、コレクタに高周波負荷を設けたエミッタ接地型ト
ランジスタ増幅回路を構成し、電圧増幅型増幅器として
作用する。そして、このトランジスタTr1の電圧増幅
作用によって、入力信号が電圧増幅される。また、上記
従来のアンテナブースタ20の回路構成では、入力イン
ピーダンスと出力インピーダンスがほぼ等しく、アンテ
ナ10との間およびFM受信機30との間でそれぞれに
整合が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のごと
き従来のアンテナブースタ20にあっては、増幅しよう
とする入力信号電圧が入力端子としてのトランジスタT
r1のベースとエミッタ間に直接印加され、また増幅出
力の信号電圧がトランジスタTr1のコレクタとエミッ
タ間に直接印加される。そこで、これらの入力信号と出
力信号がともに大きなものとなると、トランジスタTr
1の増幅能力とバイアス条件等で定まる増幅特性が直線
性を示す所定範囲を越え、高周波歪みや相互変調歪みが
発生していた。そして、この入・出力信号振幅特性は、
図2に丸印で示すごとく、入力信号振幅の増大に対して
出力信号振幅が飽和した状態となる。
【0006】そこで、FM放送信号送信所の近くなどの
強電界下にあっては、相互変調歪みが強くなり一部で混
信などの不具合が生ずる。
【0007】本発明は、上述のごとき従来のアンテナブ
ースタの強電界下における特性を改善するようにしたア
ンテナブースタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のアンテナブースタは、高入力インピーダ
ンスであるとともに低出力インピーダンスの電流増幅型
増幅器の入力端子に、アンテナの出力信号を印加し、前
記電流増幅型増幅器の出力端子を所定の周波数帯域を通
過させるバンドパスフィルタの入力端子に接続し、この
バンドパスフィルタの出力端子から受信機に信号を出力
するように構成されている。
【0009】そして、前記電流増幅型増幅器を、エミッ
タに負荷を設けたコレクタ接地型トランジスタ増幅回路
またはソースに負荷を設けたドレイン接地型FET増幅
回路で構成することもできる。
【0010】また、前記バンドパスフィルタがFM帯域
信号を通過させ、前記受信機をFM受信機で構成するこ
とも可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1お
よび図2を参照して説明する。図1は、本発明のアンテ
ナブースタの一実施例の回路図である。図2は、本発明
と従来例のアンテナブースタの入・出力信号振幅特性を
比較した特性図である。
【0012】図1において、アンテナ10の出力端子が
アンテナブースタ40の入力端子40aに接続され、こ
のアンテナブースタ40の出力端子40bがFM受信機
30に接続される。そして、この本発明のアンテナブー
スタ40は、以下のごとく構成されている。
【0013】入力端子40aは、コンデンサC5を介し
てトランジスタTr2のベースに接続される。このベー
スは抵抗R6を介してトランジスタTr2のコレクタに
接続される。このコレクタは、コンデンサC6を介して
接地されるとともに、抵抗R7を介して電源端子Vcc
に接続される。また、トランジスタTr2のエミッタ
は、インダクタンスL2を介して接地されるとともに、
コンデンサC7を介してバンドパスフィルタ42の入力
端子に接続される。このバンドパスフィイルタ42の出
力端子が、コンデンサC8を介してアンテナブースタ4
0の出力端子40bに接続される。ここで、バンドパス
フィルタ42は、FM帯域信号を通過させ他の周波数帯
域信号の通過を阻止する特性を有する。
【0014】かかる構成にあっては、トランジスタTr
2は、エミッタに高周波負荷を設けたコレクタ接地型ト
ランジスタ増幅回路を構成し、電流増幅型増幅器として
作用する。そして、このトランジスタTr2の電流増幅
作用によって、入力信号が電流増幅される。ここで、こ
の電流増幅型増幅器は、高入力インピーダンスであると
ともに低出力インピーダンス特性を有する。そこで、ア
ンテナ10の出力インピーダンスに比較してアンテナブ
ースタ40の入力インピーダンスが充分に高いために、
アンテナ10の開放出力信号電圧が減衰されることなし
にアンテナブースタ40の入力端子40aに与えられ
る。また、このアンテナブースタ40の出力インピーダ
ンスがFM受信機30の入力インピーダンスに比較して
充分に低いために、アンテナブースタ40の出力端子4
0bに現れる出力信号電圧が減衰されることなくFM受
信機30の入力端子に与えられる。そこで、アンテナ1
0の開放出力信号電圧がそのまま減衰されることなし
に、FM受信機30の入力端子に与えられることとな
る。
【0015】ところで、例えば50オームまたは75オ
ームで整合が図られた系における利得「1」(0dB)
とは、アンテナ10の開放出力信号電圧に対して、アン
テナ10の出力インピーダンスとFM受信機30側の入
力インピーダンスとで分圧された約1/2の電圧が、F
M受信機30の入力端子に与えられる状態である。この
ことからすると、FM受信機30の入力端子にアンテン
10の開放出力信号電圧が分圧されることなくそのまま
与えられる本発明では、従来の約2倍の信号電圧がFM
受信機30の入力端子に与えられることとなる。そこ
で、本発明にあっては、見かけ上は利得「2」(6d
B)である。実際上は、電流増幅型増幅器の電流増幅率
は有限であり、また入力インピーダンスは無限大でな
く、さらに出力インピーダンスは零でないことから、見
かけ上の利得は5〜6dBのあいだである。
【0016】さらに、本発明で用いる電流増幅型増幅器
にあっては、負荷の端子間に発生する出力信号電圧がト
ランジスタTr2に帰還電圧として作用するため、入力
信号電圧と帰還電圧の小さな差電圧がトランジスタTr
2のベースとエミッタ間に加わる。また、出力インピー
ダンスが低いために、トランジスタTr2のコレクタと
エミッタ間の電圧も、従来の電圧増幅型増幅器に比較し
て小さなものとなる。そこで、本発明で用いる電流増幅
型増幅器は、従来の電圧増幅型増幅器に比較して歪み特
性の優れたものである。
【0017】図2は、トランジスタTr1,2に同じも
のを用いて、本発明で用いる電流増幅型増幅器と従来の
電圧増幅型増幅器をそれぞれ制作して比較測定した入・
出力特性データである。図2で、三角印で本発明の特性
を示し、丸印で従来例の特性を示す。図2から明らかな
ように、入力信号振幅の増大に対する出力信号振幅の関
係が、従来例では飽和してしまう範囲であっても、本発
明ではかなりの範囲で直線性が維持されている。もっ
て、本発明にあっては、強電界下での歪み特性に大幅な
改善が図られている。
【0018】さらに、本発明にあっては、電流増幅型増
幅器の出力端子としてのトランジスタTr2のエミッタ
を、バンドパスフィルタ42を介して出力端子40bに
接続しているので、FM帯信号以外は通過が阻止され
て、FM受信機30で遅延反射されることがなく、この
遅延反射信号がトランジスタTr2のエミッタに正帰還
で印加されて発振を生ずる虞がない。もって、バンドパ
スフィルタ42を介装することで、安定した増幅作用を
得ることができる。
【0019】なお、上記実施例では、電流増幅型増幅器
としてトランジスタTr2を用いたものを説明したが、
これに限られず、電界効果トランジスタを用いて、ゲー
トに信号を与え、ソースに高周波負荷を設けたドレイン
接地型FET増幅回路であっても良い。また、バンドパ
スフィルタ42は、所望の周波数帯域信号のみを通過さ
せるものであれば良く、その回路構成はいかなるもので
あっても良い。さらに、上記実施例では、FM帯受信用
のアンテンブースタ40を説明したが、これに限られ
ず、使用周波数帯域に応じてバンドパスフィルタ42の
通過帯域を適宜に設定することで、いかなる信号帯域の
アンテナブースタとしても応用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明のアンテナブースタは以下のごとき格別な効
果を奏する。
【0021】請求項1記載のアンテナブースタにあって
は、高入力インピーダンスであるとともに低出力インピ
ーダンスの電流増幅型増幅器を用いることで、アンテナ
の開放出力信号電圧を受信機の入力端子に減衰すること
なく与えることができ、見かけ上の利得を約「2」とす
ることができる。しかも、強電界下での歪み特性が大幅
に改善されている。さらに、バンドパスフィルタを設け
ることで、不要な発振を生じさせることが無く、安定し
た増幅特性を得ることができる。
【0022】そして、請求項2記載のアンテナブースタ
にあっては、電流増幅型増幅器として、コレクタ接地型
トランジスタ増幅回路またはドレイン接地型FET増幅
回路を用いるので、回路構成が簡単であって、市販の回
路チップなどを用いて構成することも可能である。
【0023】また、請求項3記載のアンテナブースタに
あっては、バンドパスフィルタをFM帯域信号を通過さ
せるように設定したので、FM帯受信用アンテナブース
タとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナブースタの一実施例の回路図
である。
【図2】本発明と従来例のアンテナブースタの入・出力
信号振幅特性を比較した特性図である。
【図3】従来のアンテナブースタの一例の回路図であ
る。
【符号の説明】
10 アンテナ 30 FM受信機 40 アンテナブースタ 40a 入力端子 40b 出力端子 42 バンドパスフィルタ R1〜R7 抵抗 C0〜C8 コンデンサ L1,L2 インダクタンス Tr1,Tr2 トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高入力インピーダンスであるとともに低
    出力インピーダンスの電流増幅型増幅器の入力端子に、
    アンテナの出力信号を印加し、前記電流増幅型増幅器の
    出力端子を所定の周波数帯域を通過させるバンドパスフ
    ィルタの入力端子に接続し、このバンドパスフィルタの
    出力端子から受信機に信号を出力するように構成したこ
    とを特徴とするアンテナブースタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナブースタにおい
    て、前記電流増幅型増幅器を、エミッタに負荷を設けた
    コレクタ接地型トランジスタ増幅回路またはソースに負
    荷を設けたドレイン接地型FET増幅回路で構成したこ
    とを特徴とするアンテナブースタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナブースタにおい
    て、前記バンドパスフィルタがFM帯域信号を通過さ
    せ、前記受信機をFM受信機で構成したことを特徴とす
    るアンテナブースタ。
JP21140297A 1997-01-20 1997-07-22 アンテナブースタ Pending JPH1141128A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21140297A JPH1141128A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 アンテナブースタ
DE69834966T DE69834966T2 (de) 1997-01-20 1998-01-19 Antennenschaltung
EP98900417A EP1026830B1 (en) 1997-01-20 1998-01-19 Antenna circuit
EP05004972A EP1545014B1 (en) 1997-01-20 1998-01-19 Antenna circuit
ES98900417T ES2251068T3 (es) 1997-01-20 1998-01-19 Circuito de antena.
PCT/JP1998/000170 WO1998032234A1 (fr) 1997-01-20 1998-01-19 Circuit d'antenne
DE69832635T DE69832635T2 (de) 1997-01-20 1998-01-19 Antennenschaltung
ES05004972T ES2267081T3 (es) 1997-01-20 1998-01-19 Circuito de antena.
US09/357,128 US6456832B1 (en) 1997-01-20 1999-07-20 Antenna circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21140297A JPH1141128A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 アンテナブースタ

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JPH1141128A true JPH1141128A (ja) 1999-02-12

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ID=16605375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21140297A Pending JPH1141128A (ja) 1997-01-20 1997-07-22 アンテナブースタ

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JP (1) JPH1141128A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1973196A1 (en) * 2007-03-22 2008-09-24 Laird Technologies AB Antenna device and portable radio communication device comprising such antenna device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1973196A1 (en) * 2007-03-22 2008-09-24 Laird Technologies AB Antenna device and portable radio communication device comprising such antenna device

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