JPH1140786A - 半導体基板及びその製造方法 - Google Patents

半導体基板及びその製造方法

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JPH1140786A
JPH1140786A JP19416397A JP19416397A JPH1140786A JP H1140786 A JPH1140786 A JP H1140786A JP 19416397 A JP19416397 A JP 19416397A JP 19416397 A JP19416397 A JP 19416397A JP H1140786 A JPH1140786 A JP H1140786A
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single crystal
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bonded
semiconductor
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JP19416397A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Onoda
邦広 小野田
Shoichi Yamauchi
庄一 山内
Masaki Matsui
正樹 松井
Hisazumi Oshima
大島  久純
Tadao Ooka
忠雄 大岡
Akitoshi Yamanaka
山中  昭利
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベース基板上に単結晶半導体層を設けたもの
にあって、十分なコストダウンを図る。 【解決手段】 高品質の単結晶シリコン基板からなる貼
合せ基板25に対する水素ガスのイオン注入により、所
定深さ位置に、表面に単結晶薄膜層25aを確保した状
態で剥離用の欠陥層26を形成する。次に、貼合せ基板
25よりも品質の劣る単結晶シリコン基板からなるベー
ス基板22に対して、絶縁膜23を介して貼合せ基板2
5を貼合わせ、引続き欠陥層26にて剥離する。この
後、高温アニール及び剥離面の表面研磨を行う。これに
て、ベース基板22上に絶縁膜23を介して単結晶半導
体層24を有した半導体基板21が得られる。剥離工程
を経た貼合せ基板25を、表面の平坦化しながら繰返し
て使用し、所定厚み以下まで薄くなったときには、同材
質の新たな単結晶シリコン基板を貼合わせて新たな貼合
せ基板25とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベース基板上に素
子形成用の単結晶半導体層をそのベース基板との絶縁状
態に設けてなる半導体基板及びその製造方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の半導体基板と
して、例えばシリコン基板上に絶縁膜を介してシリコン
単結晶層を設けて構成されるSOI(Silicon On Insul
ator)基板がある。このSOI基板を製造するための方
法として、例えば特開平5−211128号公報に示さ
れるような、貼合わせを用いた製造方法(本出願人にお
いて「プロトンスライス」と呼称している方法)が提案
されている。
【0003】この方法では、図5に示すように、3つの
段階(工程)を経てSOI基板が製造される。即ち、第
1段階では、図5(a)に示すように、シリコン単結晶
基板からなる第1シリコン基板1に対し、例えば水素ガ
スをイオン化して所定の注入エネルギーで加速して注入
する工程が行われ、これにて第1シリコン基板1の所定
深さ位置に欠陥層2が形成される。この場合、第1シリ
コン基板1のうち欠陥層2の上部の層が、最終的に得た
いシリコン単結晶薄膜層1aとなる。
【0004】次の第2段階では、図5(b)に示すよう
に、例えばシリコン単結晶基板からなるベース基板3の
上面に、上記第1シリコン基板1を上下反転した状態で
貼合わせる工程が行われる。このとき、前記ベース基板
3の表面には予め酸化膜からなる絶縁膜4が形成されて
いる。そして、第3段階では、図5(c)に示すよう
に、熱処理によって、前記第1シリコン基板1からシリ
コン単結晶薄膜層1aを欠陥層2に沿って剥離させる工
程が行われる。
【0005】これにて、ベース基板3上に絶縁膜4を介
してシリコン単結晶薄膜層1aが貼合わされた形態とな
り、剥離面が研磨されることにより、品質の高いシリコ
ン単結晶薄膜層1aを有するSOI基板5が得られるの
である。一方、シリコン単結晶薄膜層1aが剥離された
第1シリコン基板1は、図5(d)に示すように、その
表面が平坦化され、絶縁膜(酸化膜)6が形成されて次
のベース基板1′とされる。そして、新たなシリコン単
結晶基板からなる第2シリコン基板7に対して、上記と
同様にシリコン単結晶薄膜層7aを確保した状態で欠陥
層8が形成された上で、ベース基板1′に対する貼合わ
せ及び剥離が行われて、図5(e)に示すように、シリ
コン単結晶薄膜層7aを有するSOI基板9が得られ
る。
【0006】さらに、シリコン単結晶薄膜層7aが剥離
された第2シリコン基板7は、表面が平坦化され絶縁膜
(酸化膜)10が形成されて次のベース基板7′とされ
る。そして、同様に、新たなシリコン単結晶基板からな
り欠陥層11が形成された第3シリコン基板12が、ベ
ース基板7′に貼合わせられて剥離が行われ、シリコン
単結晶薄膜層12aを有するSOI基板13が得られる
のである(図5(f),(g)参照)。
【0007】このように、シリコン単結晶薄膜層1a,
7aが剥離されたシリコン基板1,7を、順次次回のベ
ース基板1′,7′としながら製造が繰返されることに
より、シリコン基板1,7,12を無駄なく使用するこ
とができるようになる。この場合、ベース基板とシリコ
ン基板(シリコン単結晶薄膜層)とを同等の材料から構
成することによって、熱処理中に熱膨張率の差によって
生ずる反り等を未然に防止することができるのである。
【0008】しかしながら、上記従来の方法により製造
されたSOI基板5,9,13にあっては、シリコン基
板1,7,12を無駄なく使用することができるとはい
うものの、ベース基板3,1′,7′の材質及び、その
上面に設けられるシリコン単結晶薄膜層1a,7a,1
2aの材質が、共に高品質なシリコン単結晶からなるた
め、コスト的にはさほど有利なものではなかった。従来
のこの種の半導体基板(SOI基板)においては、高価
であるという事情があり、大幅なコストダウンが要望さ
れるのである。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ベース基板上に単結晶半導体層を設け
てなるものにあって、十分なコストダウンを図ることが
できる半導体基板及びその製造方法を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体基板は、
ベース基板上に、絶縁膜を介して素子形成用の単結晶半
導体層を貼合わせにより設けてなるものにあって、前記
ベース基板を、前記単結晶半導体層よりも品質の劣る材
料から構成したところに特徴を有する(請求項1の発
明)。
【0011】ここで、ベース基板上に、絶縁膜を介して
素子形成用の単結晶半導体層を貼合わせにより設けてな
る半導体基板にあっては、ベース基板は、素子形成には
関与せず単結晶半導体層を支持するために設けられるの
で、高品質の材料である必要はなく、また、貼合わせに
よるものであるから、ベース基板の材質が単結晶半導体
層側に影響を及ぼしてその品質を低下させるといったこ
ともない。
【0012】従って、本発明の請求項1の半導体基板に
よれば、ベース基板は、単結晶半導体層よりも品質の劣
る言換えればより安価な材料から構成されるので、安価
に済ませることができ、この結果、従来のようなベース
基板及び単結晶薄膜層の双方が高品質な材料から構成さ
れるものと比べて、大幅なコストダウンを図ることがで
きるという実用上極めて有効な効果を得ることができる
ものである。
【0013】この場合、前記ベース基板を、抵抗値が製
品規格から外れた単結晶半導体から構成することができ
る(請求項2の半導体基板)。これによれば、ベース基
板を安価な材料から構成することができ、これと共に、
ベース基板と単結晶半導体層(貼合せ基板)とを同等の
熱膨張率を有する材料から構成することができて、熱処
理における反り等の発生を未然に防止することができる
ようになる。また、製品規格外の単結晶半導体を製品の
一部に用いることができ、資源の有効活用を図ることが
できる。
【0014】そして、本発明の半導体基板の製造方法
は、ベース基板上に、素子形成用の単結晶半導体層を絶
縁膜を介して設けてなる半導体基板を製造するための方
法であって、単結晶半導体からなる貼合せ基板の表面部
の所定深さにイオン注入を行うことにより、該貼合せ基
板の表層部に単結晶半導体層となるべき単結晶薄膜層を
確保した状態に剥離用の欠陥層を形成する欠陥層形成工
程と、前記貼合せ基板よりも品質の劣る材料からなるベ
ース基板に対し、前記単結晶薄膜層が形成された貼合せ
基板をその単結晶薄膜層の表面にて絶縁膜を介して貼合
わせる貼合せ工程と、前記ベース基板上に貼合わされた
貼合せ基板を前記欠陥層にて切離す剥離工程とを含むと
共に、前記剥離工程を経た貼合せ基板を繰返し使用する
ところに特徴を有する(請求項3の発明)。
【0015】これによれば、欠陥層形成工程において、
貼合せ基板の表層部に欠陥層により仕切られた形態の単
結晶薄膜層が形成され、貼合せ工程において、その貼合
せ基板よりも品質の劣る材料からなるベース基板に対し
て貼合せ基板がその単結晶薄膜層の表面にて貼合わさ
れ、剥離工程において、貼合せ基板から欠陥層にて単結
晶薄膜層が切離されるようになる。これにて、もって、
貼合せ基板から前記単結晶薄膜層が切離されることによ
る単結晶半導体層を、品質の劣る言換えればより安価な
材料からなるベース基板上に有する半導体基板が得られ
る。
【0016】従って、本発明の請求項3の半導体基板の
製造方法によれば、ベース基板上に単結晶半導体層を設
けてなる半導体基板を安価に製造することができるとい
う優れた実用的効果を奏する。そして、単結晶薄膜層が
切離された貼合せ基板は、繰返して使用に供されるの
で、高品質な貼合せ基板を何度も繰返して使用すること
ができ、比較的高価となる貼合せ基板を有効に使用する
ことができ、量産性に優れるものである。
【0017】この場合、前記剥離工程を経た貼合せ基板
の表面部は、微細な凹凸(欠陥)等が生じているため、
繰返し使用する際には表面を平坦化することが必要とな
るが、このとき、貼合せ基板の表面部に対し、熱酸化又
は窒化を行って酸化膜又は窒化膜を形成し、その後エッ
チングによりその酸化膜又は窒化膜を除去する工程を実
行すれば、より効果的となる(請求項4の発明)。これ
によれば、貼合せ基板の表面部に酸化膜又は窒化膜が形
成されることによって、結晶内の汚染不純物や微小欠陥
等がゲッタリングされ、その酸化膜又は窒化膜が除去さ
れることにより、不純物汚染や欠陥が効果的に取除かれ
た表面状態が得られるようになる。
【0018】また、上記貼合せ基板は、1回の使用にお
いて少なくとも単結晶薄膜層(単結晶半導体層)及び欠
陥層の分だけ厚みが減少するので、繰返し使用により次
第に厚みが薄くなって強度が低下していき、遂には使用
に耐え得ない程度まで厚みが薄くなってしてまうことに
なる。そこで、貼合せ基板が所定厚み以下となったとき
には、その裏面側に同材質の単結晶半導体を貼合わせて
一体化することにより、新たな貼合せ基板として使用す
ることができる(請求項5の発明)。これによれば、貼
合せ基板をほとんど無駄なく使用することができるよう
になり、より一層のコストダウンを図ることができるも
のである。
【0019】ところで、この種半導体基板にあっては、
素子形成のために、単結晶半導体層を所定の面積の小領
域に分離することが行われるが、貼合せ基板からの分離
後に、単結晶半導体層にエッチング加工を施すもので
は、1枚の半導体基板毎にエッチング加工を行わなけれ
ばならないため、加工回数が多くなってしまうことにな
る。そこで、貼合せ基板の表面部に対し、エッチング等
によりイオン注入深さ以上の深さの加工を予め施すよう
にすることができる(請求項6の発明)。これによれ
ば、剥離工程を行うことによって既にエッチング等の加
工済みの単結晶半導体層を得ることができ、貼合せ基板
に対して予め単結晶半導体層の複数枚分の深さの加工を
行うことにより、貼合せ基板に対する1回の加工にて、
半導体基板の複数枚に対する加工を予め行っておくこと
ができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、シリコン基板上
に絶縁膜を介してシリコン単結晶層を設けたSOI(Si
licon On Insulator)基板の製造に適用した一実施例
(請求項1,2,3,5に対応)について、図1及び図
2を参照しながら説明する。
【0021】まず、本実施例に係る半導体基板(SOI
基板)21は、図1(d)などに示すように、例えば単
結晶シリコン基板(シリコンウエハ)からなるベース基
板22上に、シリコン酸化膜からなる絶縁膜23を介し
て、シリコン単結晶からなる素子形成用の単結晶半導体
層24を有して構成される。この半導体基板21は、後
述する方法によって製造されるようになっている。
【0022】このとき、前記素子形成用の単結晶半導体
層24は、高品質なシリコン単結晶から構成されてお
り、これに対し、前記ベース基板22は、前記単結晶半
導体層24よりも品質の劣る材料から構成されている。
この場合、ベース基板22には、シリコンウエハの製造
過程で抵抗値が製品規格から外れたダミーグレードと称
されるものが用いられており、このダミーグレードのシ
リコンウエハは、正規の製品の半額程度で市販されてい
る。尚、前記単結晶半導体層24の厚み寸法は、例えば
1μmとされている。
【0023】さて、上記半導体基板21の製造方法につ
いて、以下順を追って述べる。図2は、本実施例に係る
半導体基板21の製造の工程を概略的に示している。即
ち、まず、工程P1では、貼合せ基板25(図1参照)
に対する欠陥層形成工程が実行される。この貼合せ基板
25は、正規の高品質な単結晶シリコン基板(シリコン
ウエハ)からなり、初期の状態で厚さ寸法が例えば60
0μm程度とされている。この工程P1では、図1
(a)に示すように、貼合せ基板25に対し、その表面
部に例えば水素ガスをイオン化して所定の注入エネルギ
ーで加速して注入することが行われる。
【0024】これにて、貼合せ基板25の所定深さ位置
(例えば表面から1μmの位置)に、注入イオンによっ
て剥離用の欠陥層26が形成される。また、貼合せ基板
25のうち表層部には、シリコン単結晶からなる薄い単
結晶薄膜層25a(後に単結晶半導体層24となる)
が、前記欠陥層26によって仕切られた形態に形成され
ることになる。尚、前記イオン注入に用いる材料として
は、水素ガス以外にも、ヘリウム,ネオン等の希ガス
や、フッ素ガス,塩素ガスなどを採用することができ
る。
【0025】また、このとき、図示はしていないが、貼
合せ基板25の表面には、イオン注入時の汚染を極力防
止するための酸化膜が形成されており、イオン注入はそ
の酸化膜を通して行われるようになっている。イオン注
入により欠陥層26が形成された後、例えばHF水溶液
による化学的エッチング等により、その酸化膜が除去さ
れるようになっている。
【0026】工程P2では、上記ベース基板(シリコン
基板)22に対して、貼合せ基板25を貼合わせる貼合
せ工程が実行される。この工程P2では、図1(b)に
示すように、ベース基板22の表面には、予め絶縁膜
(酸化膜)23が熱酸化あるいはPVD,CVD等の堆
積法により予め形成されており、且つ鏡面研磨がなされ
ている。このベース基板22に対し、貼合せ基板25が
図1(a)とは上下反転された状態つまり単結晶薄膜層
25aの表面にて接着される。
【0027】周知のように、この貼合わせに際しては、
前記ベース基板22及び貼合せ基板25の表面に対し、
例えば硫酸と過酸化水素水の4:1の混合溶液による洗
浄及び純水洗浄を順次行った後、スピン乾燥で吸着水分
量を制御して貼合わせ面を密着させる。これにより、ベ
ース基板22及び貼合せ基板25は、貼合わせ面に形成
されたシラノール基、及び表面に吸着した水分子の水素
結合によって接着されるのである。これにて、図示はし
ないが、ベース基板22上に絶縁膜23を介して、単結
晶薄膜層25a、欠陥層26及び貼合せ基板25のバル
ク部分が積層された形態に一体化される。
【0028】次の工程P3では、ベース基板22に貼合
わされた貼合せ基板25を前記欠陥層26にて切離す剥
離工程が実行される。この工程P3は、例えば500℃
の高温熱処理を行うことにより、図1(c)に示すよう
に、貼合せ基板25内部の欠陥層26での割れが発生す
ることに基づくものである。これにて、貼合せ基板25
の欠陥層26上に設けられていた単結晶薄膜層25aが
剥離されてベース基板22の表面側にいわば転写された
如き形態となり、ベース基板22上に絶縁膜23を介し
て、単結晶半導体層24(単結晶薄膜層25a)を有し
た半導体基板21が得られるのである。
【0029】引続き、工程P4では、得られた半導体基
板21に対して、例えば1000℃〜1200℃の温度
にて高温アニール処理が実行される。これにて、剥離面
の結合が強化されると共に、欠陥回復、表面酸化物の除
去、及びシリコン流動に伴う部分平坦化等が図られるの
である。さらに、工程P5にて、図1(d)に示すよう
に、得られた半導体基板21及び単結晶薄膜層25aが
剥離された貼合せ基板25の表面(剥離面)に対する表
面研磨が実行される。これにて、剥離面の微細な凹凸が
除去されるのである。
【0030】このようにして製造された半導体基板21
においては、ベース基板22が単結晶半導体層24より
品質の劣るものであっても、単結晶半導体層24を支持
する役割を十分に果たすことができ、また、貼合わせに
よるものであるから、ベース基板22に含まれている不
純物等が単結晶半導体層24側に悪影響を及ぼすといっ
たこともない。特に本実施例では、ベース基板22と単
結晶半導体層24(貼合せ基板25)とは同等の熱膨張
率を有する材料(単結晶シリコン)から構成されるの
で、熱処理を伴う工程における反り等の発生を未然に防
止することができる。
【0031】ここで、上記のような半導体基板21を大
量生産する場合には、上記工程P1〜P5が繰返される
のであるが、このとき、剥離工程を経た貼合せ基板25
は、それ以降の半導体基板21の製造に繰返して使用さ
れる。即ち、図1(e)に示すように、前記貼合せ基板
25には、同様にイオン注入により欠陥層26(単結晶
薄膜層25a)が形成され、絶縁膜23を有する新たな
ベース基板22に対して貼合わせが行われる。その後、
図1(f)に示すように、剥離工程が行われて半導体基
板21が得られる。剥離工程を経た貼合せ基板25は、
表面の平坦化が行われた後、更に次の半導体基板21の
製造に使用されるのである。
【0032】しかして、上記貼合せ基板25は、1回の
使用において少なくとも単結晶薄膜層25a(単結晶半
導体層24)及び欠陥層26の分だけ厚みが減少(例え
ば2μm)するので、繰返し使用により次第に厚みが薄
くなって強度が低下していき、遂には使用に耐え得ない
程度まで厚みが薄くなってしてまうことになる。そこ
で、本実施例では、図2に示すように、貼合せ基板25
が所定厚み(例えば500μm)以下となったかどうか
を判断し、所定厚みを越えていればそのまま次の使用に
供され、所定厚み以下となったとき(言換えれば貼合わ
せ基板25の繰返し使用回数が所定回数に至ったとき)
には、次の工程P6にて、その裏面側に元の貼合せ基板
25と同材質(高品質)の新たな単結晶シリコン基板を
貼合わせにより一体化して新たな貼合せ基板25とする
ことが行われる。
【0033】この貼合せの工程については、上記工程P
2とほぼ同様にして行われるので説明を省略するが、こ
れにより、厚みが薄くなった古い貼合せ基板25と新し
い貼合せ基板25とがいわば継ぎ足された形態となり、
厚みの大きい(600μmを越えた)新たな貼合せ基板
25として使用することができるようになる。これに
て、高品質の単結晶シリコン基板からなる貼合せ基板2
5を、ほとんど無駄なく使用することができるようにな
るのである。
【0034】このように本実施例によれば、ベース基板
22上に絶縁膜23を介して単結晶半導体層24を有す
るものにあって、ベース基板22を、単結晶半導体層2
4よりも品質の劣る言換えればより安価な材料から構成
するようにしたので、半導体基板21として安価に製造
することができ、この結果、従来のようなベース基板3
及び単結晶薄膜層1aの双方が高品質な材料から構成さ
れるものと比べて、大幅なコストダウンを図ることがで
きるという実用上極めて有効な効果を得ることができる
ものである。
【0035】また、本実施例では、ベース基板22をい
わゆるダミーグレードのシリコンウエハから構成したの
で、貼合せ基板25側との熱膨張率差はなく、熱処理を
伴う工程における反り等の発生を未然に防止することが
でき、しかも本来製品規格外のダミーグレードの単結晶
半導体を製品の一部に用いることができ、資源の有効利
用を図ることができるものである。
【0036】そして、単結晶半導体層24となるべき高
品質な貼合せ基板25は、厚みを少しずつ減少させなが
ら繰返し使用することができるので、比較的高価となる
貼合せ基板25を有効に使用することができ、量産性に
優れるものである。特に本実施例では、貼合せ基板25
が所定厚み以下となったときには、その裏面側に同材質
の単結晶シリコン基板を貼合わせて一体化することによ
り、新たな貼合せ基板25として使用するようにしたの
で、高価な貼合せ基板25をほとんど無駄なく使用する
ことができるようになり、より一層のコストダウンを図
ることができるものである。
【0037】尚、上記単結晶半導体層24を形成するた
めの貼合せ基板25として、例えばシリコンのインゴッ
ト(ウエハとしてスライスする前の円柱状のシリコン)
や、厚さ数mmまたは数cmの厚い単結晶シリコンを用いて
も良い。これによれば、上記実施例における、貼合せ基
板25が所定厚み以下となったときに実施される貼合せ
(継ぎ足し)の回数が低減されるため、コストダウンの
効果は大きくなる。
【0038】図3は、本発明の他の実施例(請求項4に
対応)を示すものであり、上記実施例と異なる点は、剥
離工程P3を経た貼合せ基板25に対する表面処理の工
程にある。即ち、剥離工程P3において欠陥層26にて
切離された貼合せ基板25は、図3(a)に示すよう
に、表面部に微細な凹凸(欠陥)を有した形態となって
おり(図では誇張して示している)、また、多少ではあ
るものの、上記イオン注入時における重金属等の不純物
による汚染が生じている。
【0039】そこで、この実施例では、上記貼合せ基板
25の表面部に対し、まず、図3(b)に示すように、
熱酸化(又は窒化)を行ってシリコン酸化膜27(又は
シリコン窒化膜)を形成する。このとき、結晶内の汚染
不純物や微小欠陥等がゲッタリングされて、シリコン酸
化膜27内に取込まれるようになる。その後、図3
(c)に示すように、化学的エッチングもしくはドライ
エッチングにより、表面のシリコン酸化膜27(又はシ
リコン窒化膜)を除去することにより、不純物や欠陥が
効果的に取除かれ、また平坦化された表面状態が得られ
るようになるのである。
【0040】従って、上記した処理を経た貼合せ基板2
5は、表面の不純物汚染や微小欠陥が極めて少ないもの
となり、高品質な状態に回復した上で、次の半導体基板
21の製造に供されるようになり、ひいては常に高品質
な単結晶半導体層24を形成することができるようにな
るのである。
【0041】図4は、本発明の異なる他の実施例(請求
項6に対応)を示している。この実施例では、貼合せ基
板25の表面部に対して、予め、エッチング等によるト
レンチ加工を施し、溝28を形成するようにしている。
この場合、溝28は、単結晶半導体層24を素子形成の
ために所定の面積の小領域に分離する位置に対応して形
成されており、この際のトレンチ加工は、イオン注入深
さ以上の深さ、例えば10μmの深さにて行われてい
る。また、溝28は、イオン注入深さ等を均一化するた
め、内部が絶縁膜29を介して多結晶シリコンの積層膜
30により埋め戻されている。
【0042】そして、この状態から、貼合せ基板25の
表面にイオン注入がなされて例えば0.5μmの深さ位
置に欠陥層26が形成され(図4(a))、その後、図
示しないベース基板に対する貼合せ工程、剥離工程等が
実行され(図4(b))、表面の研磨工程が実行される
(図4(c))。これにて、素子形成領域毎に予め分割
された単結晶半導体層24を有する半導体基板(図示せ
ず)が得られるのである。
【0043】一方、貼合せ基板25に対する表面研磨が
実行されることにより、前回よりも約1μm程度厚みが
薄くなった、つまり溝28の深さが9μmに減少した貼
合せ基板25となり(図4(c))、その後、同様に、
イオン注入による欠陥層26の形成(図4(e))以下
の工程が繰返されるのである。2回目の工程でも、やは
り素子形成領域毎に予め分割された単結晶半導体層24
を有する半導体基板が得られるようになる。
【0044】このようにして、貼合せ基板25に対する
1回の溝28の加工につき、予め分割された単結晶半導
体層24(半導体基板)が10枚得られるようになる。
従って、この実施例によれば、貼合せ基板からの分離後
に単結晶半導体層に1枚ずつエッチング加工を施す場合
に比べて、エッチング処理等の回数を大幅に削減するこ
とができ、工程の簡素化を図ることができるものであ
る。
【0045】尚、上記した各実施例では、ベース基板2
2として、抵抗値が製品規格から外れたいわゆるダミー
グレードのシリコンウエハを採用したが、その他にも、
LSI製造工場や研究所等で、製造装置や試験装置の調
整,検査等管理を目的として消費された後の廃棄される
べきウエハや、出荷前の検査等で不合格となったり、工
程途中で何らかの原因でロットアウトとなったウエハ等
も用いることができる。これらウエハは、洗浄、エッチ
ング、表面研磨等の工程を経て表面を清浄にした上で使
用することができ、さらには、それらウエハの清浄化の
ために水素イオン注入により表面を剥離する技術を用い
ることもできる。
【0046】その他、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、例えばベース基板の材質としてはセ
ラミック基板や石英基板などであっても良い。また、上
述のようにイオン注入に用いるガスとしても種々のもの
が採用でき、この場合、用いたイオンの種類等によって
適切な剥離温度等が異なってくる。さらには、ベース基
板や貼合せ基板の材質により各工程における適切な処理
温度等が異なってくることも勿論である。各部の厚み寸
法等も一例に過ぎない等、要旨を逸脱しない範囲内で適
宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、製造工程にお
ける様子を順に示す模式的な縦断面図
【図2】半導体基板の製造工程を概略的に示す図
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、剥離工程を
経た貼合せ基板に対する表面処理の手順を示す模式的な
縦断面図
【図4】本発明の異なる他の実施例を示すもので、貼合
せ基板に対する処理の様子を順に示す模式的な縦断面図
【図5】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、21は半導体基板、22はベース基板、23は
絶縁膜、24は単結晶半導体層、25は貼合せ基板、2
5aは単結晶薄膜層、26は欠陥層、27はシリコン酸
化膜を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大島 久純 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 大岡 忠雄 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 山中 昭利 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース基板(22)上に、絶縁膜(2
    3)を介して素子形成用の単結晶半導体層(24)を貼
    合わせにより設けてなるものであって、 前記ベース基板(22)は、前記単結晶半導体層(2
    4)よりも品質の劣る材料からなることを特徴とする半
    導体基板。
  2. 【請求項2】 前記ベース基板(22)は、抵抗値が製
    品規格から外れた単結晶半導体からなることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体基板。
  3. 【請求項3】 ベース基板(22)上に、絶縁膜(2
    3)を介して素子形成用の単結晶半導体層(24)を設
    けてなる半導体基板(21)を製造するための方法であ
    って、 単結晶半導体からなる貼合せ基板(25)の表面部の所
    定深さにイオン注入を行うことにより、該貼合せ基板
    (25)の表層部に単結晶半導体層(24)となるべき
    単結晶薄膜層(25a)を確保した状態に剥離用の欠陥
    層(26)を形成する欠陥層形成工程(P1)と、 前記貼合せ基板(25)よりも品質の劣る材料からなる
    ベース基板(22)に対し、前記単結晶薄膜層(25
    a)が形成された貼合せ基板(25)をその単結晶薄膜
    層(25a)の表面にて絶縁膜(23)を介して貼合わ
    せる貼合せ工程(P2)と、 前記ベース基板(22)上に貼合わされた貼合せ基板
    (25)を前記欠陥層(26)にて切離す剥離工程(P
    3)とを含むと共に、 前記剥離工程を経た貼合せ基板(25)を、繰返し使用
    することを特徴とする半導体基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記剥離工程を経た貼合せ基板(25)
    の表面部に対し、熱酸化又は窒化を行って酸化膜(2
    7)又は窒化膜を形成し、その後エッチングによりその
    酸化膜(27)又は窒化膜を除去する工程を実行するこ
    とを特徴とする請求項3記載の半導体基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記貼合せ基板(25)が所定厚み以下
    となったときには、同材質の単結晶半導体を貼合わせて
    一体化することにより、新たな貼合せ基板(25)とし
    て使用することを特徴とする請求項3又は4記載の半導
    体基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記貼合せ基板(25)の表面部に対
    し、エッチング等によりイオン注入深さ以上の深さの加
    工を予め施すことを特徴とする請求項3ないし5のいず
    れかに記載の半導体基板の製造方法。
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