JPH1139975A - 電磁開閉器の可動接触子 - Google Patents
電磁開閉器の可動接触子Info
- Publication number
- JPH1139975A JPH1139975A JP9208669A JP20866997A JPH1139975A JP H1139975 A JPH1139975 A JP H1139975A JP 9208669 A JP9208669 A JP 9208669A JP 20866997 A JP20866997 A JP 20866997A JP H1139975 A JPH1139975 A JP H1139975A
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- Japan
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- movable contact
- moving contact
- contact piece
- contact
- electromagnetic switch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可動接触子の変形をなくする。
【解決手段】 銅を含む金属材料に可動接触子２０に可
動接点２１をロー付けした電磁開閉器の可動接触子にお
いて、可動接点２１をロー付けした前記可動接触子２０
の表面を塑性加工して表面硬化をするようにしている。
したがって、可動接触子２０の硬度が増し、可動接触子
２０の変形をなくすことができる。
動接点２１をロー付けした電磁開閉器の可動接触子にお
いて、可動接点２１をロー付けした前記可動接触子２０
の表面を塑性加工して表面硬化をするようにしている。
したがって、可動接触子２０の硬度が増し、可動接触子
２０の変形をなくすことができる。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁開閉器の可動
接触子に関するものである。
接触子に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電磁開閉器は、図３に示す構成に
なっている。図において、１０は固定接触子で、Ｕ字状
に折り曲げた固定電極１１に取付けられている。１２は
小径の筒体１２ａと大径の筒体１２ｂを有する導電材よ
りなる筒体で、前記固定電極１１と絶縁を保って取付け
られている。１３は筒体１２の小径の筒体１２ａの外周
に巻装したアーク駆動コイルで、一端が前記固定電極１
１に接続され、他端を筒体１２ａに接続されている。１
４は永久磁石で、前記筒体１２の大径の筒体１２ｂの外
周に取付けられている。１５は器枠（図示せず）に回動
しうるように支持された操作軸で、この操作軸１５に絶
縁材よりなるレバー１６が固定されている。１７は接触
子支えで、前記レバー１６にボルト１８で固定されてい
る。１９は前記接触子支え１７に取付けたピンで、断面
を円形に形成されている。２０は可動接触子で、先端に
可動接点２１を有し、基部に半円の凹部２２を設けてい
る。前記可動接触子２０の凹部２２は接触子支え１７に
取付けたピン１９に係合されている。２３は接圧ばね
で、前記レバー１６と可動接触子２０との間に装架され
ている。２４は編み導線で、一端が前記可動接触子２０
に接続され、他端が引き出し端子（図示せず）に接続さ
れている。つぎに、電磁開閉器の開閉動作について説明
をする。図３は、電磁開閉器が開路している状態を示
す。この開路状態から閉路指令により操作軸１５が時計
方向に回動すると、この操作軸１５に取付けたレバー１
６と一体に可動接触子２０が時計方向に回動して、前記
可動接触子２０の可動接点２１が固定接触子１０に接触
する。さらに、操作軸１５が時計方向に回動すると、レ
バー１６に取付けたピン１９を支点に可動接触子２０が
接圧ばね２３のばね力に抗して接触子支え１７から離
れ、固定接触子１０を大きな力で可動接触子２０が押圧
して電路を閉路する。この閉路状態における電流は、引
き出し端子（図示せず）に接続した固定電極１１より固
定接触子１０を通り可動接点２１を経て可動接触子２０
を通り編み導線２４から引き出し端子に流れる。
なっている。図において、１０は固定接触子で、Ｕ字状
に折り曲げた固定電極１１に取付けられている。１２は
小径の筒体１２ａと大径の筒体１２ｂを有する導電材よ
りなる筒体で、前記固定電極１１と絶縁を保って取付け
られている。１３は筒体１２の小径の筒体１２ａの外周
に巻装したアーク駆動コイルで、一端が前記固定電極１
１に接続され、他端を筒体１２ａに接続されている。１
４は永久磁石で、前記筒体１２の大径の筒体１２ｂの外
周に取付けられている。１５は器枠（図示せず）に回動
しうるように支持された操作軸で、この操作軸１５に絶
縁材よりなるレバー１６が固定されている。１７は接触
子支えで、前記レバー１６にボルト１８で固定されてい
る。１９は前記接触子支え１７に取付けたピンで、断面
を円形に形成されている。２０は可動接触子で、先端に
可動接点２１を有し、基部に半円の凹部２２を設けてい
る。前記可動接触子２０の凹部２２は接触子支え１７に
取付けたピン１９に係合されている。２３は接圧ばね
で、前記レバー１６と可動接触子２０との間に装架され
ている。２４は編み導線で、一端が前記可動接触子２０
に接続され、他端が引き出し端子（図示せず）に接続さ
れている。つぎに、電磁開閉器の開閉動作について説明
をする。図３は、電磁開閉器が開路している状態を示
す。この開路状態から閉路指令により操作軸１５が時計
方向に回動すると、この操作軸１５に取付けたレバー１
６と一体に可動接触子２０が時計方向に回動して、前記
可動接触子２０の可動接点２１が固定接触子１０に接触
する。さらに、操作軸１５が時計方向に回動すると、レ
バー１６に取付けたピン１９を支点に可動接触子２０が
接圧ばね２３のばね力に抗して接触子支え１７から離
れ、固定接触子１０を大きな力で可動接触子２０が押圧
して電路を閉路する。この閉路状態における電流は、引
き出し端子（図示せず）に接続した固定電極１１より固
定接触子１０を通り可動接点２１を経て可動接触子２０
を通り編み導線２４から引き出し端子に流れる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、可動接触子
２０に可動接点２１をロー付けにより接着しており、可
動接触子２０にロー付けする際に可動接触子２０を加熱
するため可動接触子２０が焼きなまし状態となり硬度が
低下する。このため可動接点２１が固定接触子１０に接
触する接触力で可動接触子２０が曲がり固定接触子との
接触圧力が低下して十分に通電することができなかっ
た。そこで、本発明は、可動接触子の表面の硬度を上げ
て可動接触子の変形をなくすることを目的とする。
２０に可動接点２１をロー付けにより接着しており、可
動接触子２０にロー付けする際に可動接触子２０を加熱
するため可動接触子２０が焼きなまし状態となり硬度が
低下する。このため可動接点２１が固定接触子１０に接
触する接触力で可動接触子２０が曲がり固定接触子との
接触圧力が低下して十分に通電することができなかっ
た。そこで、本発明は、可動接触子の表面の硬度を上げ
て可動接触子の変形をなくすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、銅を含む金属材料に、可動接点をロー
付けした電磁開閉器の可動接触子において、前記可動接
点をロー付けした前記可動接触子の表面の長手方向に塑
性加工して補強リブおよび可動接触子の基部に凹部を形
成するようにしている。
めに、本発明は、銅を含む金属材料に、可動接点をロー
付けした電磁開閉器の可動接触子において、前記可動接
点をロー付けした前記可動接触子の表面の長手方向に塑
性加工して補強リブおよび可動接触子の基部に凹部を形
成するようにしている。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
基づいて説明する。図１は本発明の実施例を示す電磁開
閉器の説明図、図２は可動接触子の説明図である。図３
と同一のものには同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。図において、１は銅を含む金属材料よりなる可動接
触子２０に可動接点２１をロー付けした後、前記可動接
触子２０の基部に設けた凹部で、プレス加工等の塑性加
工して設けたものである。２は可動接触子２０の長手方
向の表面にプレス加工又はロール加工等の塑性加工して
設けた補強リブである。この補強リブは可動接触子２０
の長手方向に複数個設けている。前記可動接触子２０に
塑性加工して形成することにより可動接触子２０の表面
が硬化されて硬度が増し、したがって、可動接触子２０
が曲がるなどの変形を生じることがない。さらに、補強
リブ２より可動接触子に発生した損失熱を放散して可動
接触子を冷却する。
基づいて説明する。図１は本発明の実施例を示す電磁開
閉器の説明図、図２は可動接触子の説明図である。図３
と同一のものには同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。図において、１は銅を含む金属材料よりなる可動接
触子２０に可動接点２１をロー付けした後、前記可動接
触子２０の基部に設けた凹部で、プレス加工等の塑性加
工して設けたものである。２は可動接触子２０の長手方
向の表面にプレス加工又はロール加工等の塑性加工して
設けた補強リブである。この補強リブは可動接触子２０
の長手方向に複数個設けている。前記可動接触子２０に
塑性加工して形成することにより可動接触子２０の表面
が硬化されて硬度が増し、したがって、可動接触子２０
が曲がるなどの変形を生じることがない。さらに、補強
リブ２より可動接触子に発生した損失熱を放散して可動
接触子を冷却する。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば可動
接点をロー付けした可動接触子を塑性加工したので可動
接触子硬度が増し可動接触子が変形しなくなる。また、
塑性加工により、可動接触子の長手方向に補強リブを形
成するとともに、可動接触子の基部に凹部を形成したの
で、可動接触子の硬度が向上し、使用中に曲がるなどの
変形を生じることがない。
接点をロー付けした可動接触子を塑性加工したので可動
接触子硬度が増し可動接触子が変形しなくなる。また、
塑性加工により、可動接触子の長手方向に補強リブを形
成するとともに、可動接触子の基部に凹部を形成したの
で、可動接触子の硬度が向上し、使用中に曲がるなどの
変形を生じることがない。
【図１】本発明の実施例を示す電磁開閉器の説明図であ
る。
る。
【図２】本発明の可動接触子の説明図であり、（ａ）は
本発明の実施例を示す可動接触子の斜視図で、（ｂ）は
可動接触子の底面図である。
本発明の実施例を示す可動接触子の斜視図で、（ｂ）は
可動接触子の底面図である。
【図３】従来の電磁開閉器の説明図である。
１ 凹部、 ２ 補強リブ、 １０ 固定接触子、 １
１ 固定電極、１２ 筒体、 １２ａ、１２ｂ 筒体、
１３ アーク駆動コイル、１４ 永久磁石、 １５
操作軸、 １６ レバー、 １７ 接触子支え、１８
ボルト、 １９ ピン、 ２０ 可動接触子、 ２１
可動接点、２２ 凹部、 ２３ 接圧ばね、 ２４ 編
み導線
１ 固定電極、１２ 筒体、 １２ａ、１２ｂ 筒体、
１３ アーク駆動コイル、１４ 永久磁石、 １５
操作軸、 １６ レバー、 １７ 接触子支え、１８
ボルト、 １９ ピン、 ２０ 可動接触子、 ２１
可動接点、２２ 凹部、 ２３ 接圧ばね、 ２４ 編
み導線
Claims (3)
- 【請求項１】 銅を含む金属材料よりなる可動接触子に
可動接点をロー付けした電磁開閉器の可動接触子におい
て、 前記可動接点をロー付けした前記可動接触子の表面を塑
性加工したことを特徴とする電磁開閉器の可動接触子。 - 【請求項２】 前記可動接触子の表面を塑性加工して長
手方向に補強リブを形成したことを特徴とする請求項１
記載の電磁開閉器の可動接触子。 - 【請求項３】 前記可動接触子の表面を塑性加工して可
動接触子の基部に凹部を形成したことを特徴とする請求
項１又は２記載の電磁開閉器の可動接触子。 【０００１】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208669A JPH1139975A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 電磁開閉器の可動接触子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208669A JPH1139975A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 電磁開閉器の可動接触子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1139975A true JPH1139975A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16560103
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9208669A Pending JPH1139975A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 電磁開閉器の可動接触子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1139975A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8367708B2 (en) | 2006-12-01 | 2013-02-05 | Msd K.K. | Phenyl-isoxazol-3-ol derivative |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9208669A patent/JPH1139975A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8367708B2 (en) | 2006-12-01 | 2013-02-05 | Msd K.K. | Phenyl-isoxazol-3-ol derivative |
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