JPH1139746A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH1139746A
JPH1139746A JP9192882A JP19288297A JPH1139746A JP H1139746 A JPH1139746 A JP H1139746A JP 9192882 A JP9192882 A JP 9192882A JP 19288297 A JP19288297 A JP 19288297A JP H1139746 A JPH1139746 A JP H1139746A
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roller
drive roller
cartridge
transport roller
rollers
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JP9192882A
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Inventor
Haruichi Nagai
晴一 永井
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/116,108 priority patent/US6081405A/en
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/26Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
    • G11B15/6751Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading
    • G11B15/67521Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side, i.e. front loading of cassette with internal belt drive

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の磁気記録再生装置は、カートリッジが
装着されると、板バネの強い弾性力により、カートリッ
ジの搬送ローラが駆動ローラに強い力で圧接し、駆動ロ
ーラ27の起動トルクが大きくなっていた。そのため
に、駆動ローラを回転させる駆動モータを高トルクのモ
ータを使わなければならなかった。このような高トルク
のモータを使用すると、磁気記録装置がコストアップに
なり、また、消費電力も大きくなる問題があった。 【解決手段】 本発発明の磁気記録再生装置は、搬送ロ
ーラ14と駆動ローラ12とが圧接後、スライド部材3
をスライドさせて前記搬送ローラ14を前記駆動ローラ
12から離れる方向に移動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気録再生装置に
関し、特に磁気テープを収納するカートリッジの保持機
構に関する
【0002】
【従来の技術】従来の磁気記録再生装置21を、図15
の平面図と、この図15のA−A断面図である図16
(a)と、その要部側面図である図16(b)とを参考
に説明する。まず、従来の磁気記録再生装置21(以下
装置21と称する)は、ベースプレート21aにコ字状
溝を有する一対のガイド部材21b、21cが、図15
に示す上下の端部寄りに対向して取り付けられている。
また、図16(a)に示すように、前記一対のガイド部
材21b、21cが位置する部分の、前記ベースプレー
ト21aの一部に、一対の開口21dが形成されてい
る。また、図16(a)に示す右側端部に、後述するカ
ートリッジ23を装置21内部に挿入するための挿入口
21eが形成されている。また装置21内部には磁気ヘ
ッド26、および駆動モータ(図示せず)の回転に追従
して回転する駆動ローラ27等がそれぞれ配設されてい
る。また、前記ベースプレート21a上の前記ガイド部
材21b、21cが位置する部分の裏面には、一方がネ
ジ止めされ、他方が自由端になって、強い弾性力を有す
る一対の板バネ22が配設されている。そして、この板
バネ22の自由端先端に係止部22aが形成され、該係
止部22aに係止ローラ22bが回転自在に保持されて
いる。そして、前記ベースプレート21aの開口21d
に前記係止ローラ22bが挿入され、該係止ローラ22
bは、前記板バネ22の強い弾性力により、係止ローラ
22bに加わる押し下げ力により、ネジ止め部を支点と
して開口21d内部を上下動できるようになっている。
【0003】また、前記挿入口21eから挿入され、前
記ガイド部材21a、21bに案内されて装置21内部
に装着される図示2点鎖線で示すカートリッジ3は、内
部に磁気テープ23aを収納し、その両側面には、図1
6(b)に示すように、コ字状の一対の案内溝23bが
形成されている。そして、この一対の案内溝23bが前
記ガイド部材21b、21cにガイドされて、カートリ
ッジ23を装置21内部に案内するようになっている。
また、前記カートリッジ23の案内溝23bを構成する
底板23cの一部に切り欠き部23dが形成されてい
る。また、カートリッジ23の内部には搬送ローラ23
fと、磁気テープ23aを巻回するリール24、25と
が配設されている。そして、搬送ローラ23fが回転す
ると図示しない伝達手段により前記リール24、25が
回転して、磁気テープ23aを搬送することができるよ
うになっている。
【0004】前記カートリッジ23を装置21に装着す
る動作は、まず、カートリッジ23の先端部を、装置2
1の挿入口21eから矢印B方向に手作業で挿入する。
そして、カートリッジ23の底板23cの先端部が、前
記板バネ22の係止ローラ22bにぶつかり、カートリ
ッジ23が挿入途中でストップする。そして、更に強い
力でカートリッジ23を装置21の内部に押し込むと、
係止ローラ22bが下方に押し下げられて、カートリッ
ジ23が矢印B方向に移動し装置21内部に挿入され
る。そして、前記駆動ローラ27に搬送ローラ23fが
圧接し、カートリッジ23の矢印B方向への移動がスト
ップし、磁気ヘッド26は磁気テープ23aの表面に接
した状態になる。
【0005】また、前記係止ローラ22bは、カートリ
ッジ23の切り欠き部23dに位置し、板バネ22の弾
性力で上昇し、図16(a)に示すように、前記切り欠
き部23dの一端側に係止ローラ22bが弾接する。そ
して、該係止ローラ22bにより切り欠き部23dの一
端が矢印A方向(45゜)に押圧されて、カートリッジ
23は、装置21内部に抜け止めされて保持される。こ
のとき、前記駆動ローラ27には搬送ローラ23fの押
圧力が略0.5〜1Kgf加わるようになっている。そ
して、前記搬送ローラ23fが駆動ローラ27に圧接す
ると、図示しないカートリッジ検出センサが作動し、外
部のコンピュータ(図示せず)等からの指示で、図示し
ない駆動モータの回転により駆動ローラ27が回転し、
該駆動ローラ27の回転が搬送ローラ23fを介してリ
ール24、25に伝達され、該リール24、25の回転
で磁気テープ23aが送られて記録、あるいは再生する
ことができる。また、装置21からカートリッジ23を
抜き取るときは、図15に示す装置21の外部に出っ張
っている、カートリッジ23の後端部23eを、強く矢
印C方向に引っ張ると、前記係止部22aの係止ローラ
22bが、カートリッジ23の切り欠き部23dから外
れて、カートリッジ23を装置21から抜き取ることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来の磁気記録再生装置21に、カートリッジ23が
装着されると、前記板バネ22の強い弾性力により、カ
ートリッジ23の搬送ローラ23fが駆動ローラ27に
強い力で圧接するので、駆動ローラ27の起動トルクが
大きくなり、駆動ローラ27を正常に回転起動させるこ
とができなかった。そのために、駆動ローラ27を回転
させる駆動モータ(図示せず)に高トルクのモータを使
わなければならなかった。このような高トルクのモータ
を使用すると、磁気記録再生装置21がコストアップに
なり、また、消費電力も大きくなるという問題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するする
ための第1の手段として本発明の磁気記録再生装置は、
磁気テープを収納し該磁気テープを搬送する搬送ローラ
を有するカートリッジと、前記搬送ローラに圧接して該
搬送ローラを回転駆動させる駆動ローラと、前記カート
リッジを係止してスライド移動させるスライド部材とを
備えて、該スライド部材に前記カートリッジを係止した
状態で該カートリッジを前記駆動ローラ側にスライド移
動させて前記搬送ローラと前記駆動ローラとを圧接し、
しかる後、該駆動ローラと前記搬送ローラとを離間、あ
るいは前記双方のローラの圧接力を弱めるようにした構
成とした。
【0008】また、前記課題を解決するするための第2
の手段として、前記駆動ローラと前記搬送ローラとを離
間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱めた後、前
記駆動ローラを所定数回転させ、その後再度前記駆動ロ
ーラと前記搬送ローラとの圧接力を強めるように双方の
ローラを近づけて、前記駆動ローラの回転で前記搬送ロ
ーラを回転させるようにした構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するするための第3
の手段として、前記駆動ローラと前記搬送ローラとを離
間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱める動作、
または/および、前記駆動ローラと前記搬送ローラとの
圧接力を強めるように双方のローラを近づける動作を、
前記スライド部材のスライドによる前記搬送ローラの移
動によって行わしめた構成とした。
【0010】また、前記課題を解決するするための第4
の手段として、前記駆動ローラと前記搬送ローラとを離
間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱める動作、
または/および、前記駆動ローラと前記搬送ローラとの
圧接力を強めるように双方のローラを近づける動作を、
前記駆動ローラの移動によって行わしめた構成とした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の磁気記録再生装置1(以
下装置1と称する)の1実施の形態の概略構成は、図
1、図2の斜視図に示すように、外形が略矩形に形成さ
れて、内部に後述する各種部品を取り付けた筺体2と、
該筺体2の上部を蓋閉するカバー13を取り付け、前方
のカートリッジ挿入口1aには開閉可能な蓋体が取り付
けられて、筺体2の内部にゴミ等が侵入しないようにな
っている。また、この装置1に装着するカートリッジ4
の側面には、該カートリッジを装置1の内部に案内する
ガイド部4e、4fが上下に形成されている。そして、
下方のガイド部4eには、後述するスライド部材3の係
止部が係合してカートリッジ4を装置1に係止するため
の係合部4gが設けられている。また、図2は後述する
スライド部材3の係止部を、カートリッジ4の係合部4
gに係合させて、カートリッジ4を装置1に係止して装
着したときの外観図である。
【0012】前述したような装置1の詳細構成を図3〜
図14に基づいて説明する。まず、金属板等から成る筺
体2は、図3の平面図、および図4の側面図に示すよう
に、外形が矩形に形成され、底板2aと、該底板2aの
図示上下の両端部を対向させて同一側に折り曲げた側板
2b、2bとが形成されている。そして、図3に示す底
板2aの図示左寄りの上下2箇所にプレス等で打ち抜き
された一対の開口2c、2cが形成され、この開口2
c、2cには舌片状のカム部2d、2dが形成されてい
る。このカム部2d、2dは図5に示すように、底板2
aから斜め下方に突出形成されている。
【0013】また、図3に示す前記2つの開口2c、2
cの間の、図示下方側の開口2c近傍には、略矩形のヘ
ッド位置決め孔2eが打ち抜き加工により形成されて、
該ヘッド位置決め孔2eの図示左側の面には、2個のス
トッパ2fが上方に切り起こしされて形成されている。
また、図3に示す右端部寄りの略中央には、円弧状のガ
イド溝2gが貫通状態で形成されている。また、開口2
c、2cと円弧状のガイド溝2gの近傍の底板2aに
は、リベット取付孔2jがそれぞれ形成されている。ま
た、前記ガイド溝2gの周辺には複数の小径の丸孔が形
成されている。また、前記底板2aの裏面2h側にはス
ライド部材3が、前記裏面2hに接した状態で配設され
ている。
【0014】前記スライド部材3は、ステンレス等のバ
ネ性のある金属板から成り、図6の斜視図に示すよう
に、基部3aの左右両側から前方に延びるアーム部3
b、3cが同一長さで形成されて、外形が略コ字状にな
っている。前記アーム部3b、3c先端は、該アーム部
3b、3cの延長方向と直交する方向に直線状の端部3
j、3kが形成され、該端部3j、3kが接するアーム
部3b、3cのそれぞれの外側には、一対のローラ保持
部3dがそれぞれ図示上方に対抗状態で直角に折り曲げ
形成されている。そして、このローラ保持部3d、3d
は端部3j、3kより前方側に延びて形成されている。
また、この一対のローラ保持部3d、3dの先端には係
止部が形成され、この係止部は金属から成るコロ状の係
止ローラ3e、3eから成りそれぞれ回転自在に軸止さ
れている。また、前記アーム部3b、3cの端部3j
h、3k近傍には、一対の打ち抜き形成された細長のス
ライド溝3f、3fが、それぞれ平行状態で形成されて
いる。また、前記基部3aの略中央部に、前記スライド
溝3f、3fと平行方向に打ち抜き形成されたスライド
溝3gが設けられている。また、該スライド溝3gの図
示右側近傍には前記スライド溝3gと直交する方向に楕
円状の開口溝3hが形成されている。
【0015】このような構成のスライド部材3は、図1
0、図11に示すように、筺体2の底板2aの裏面2h
側に配設されて、リベット2kにより底板2aにスライ
ド可能に取り付けられている。このスライド部材3を底
板2aに取り付けるには、図3に示す筺体2を裏返し、
その裏面2hを上にし、該底板2aの2つの開口2c
に、スライド部材3の係止ローラ3eが取り付けられた
ローラ保持部3dを位置合わせして挿入する。そして、
スライド部材3の前方の端部3j,3kが底板2aのカ
ム部2dの傾斜部に乗り上げないように位置合わせし、
スライド部材3のそれぞれのスライド溝3f,3f,3
gに前記3個のリベット取付孔2jを位置合わせして、
スライド溝3f、3f、3gと前記3個のリベット取付
孔2jに、図12に示すような頭部の径が大きいリベッ
ト2kの先端を挿入する。そして図示しないカシメ治具
で、筺体2のリベット取付孔2jに挿入されているリベ
ット2kをカシメ付けると、リベット2kが筺体2の底
板2aに固定されて取り付けられる。そして、前記スラ
イド部材3は筺体2の裏面2h側に、スライド可能に取
り付けられる。
【0016】また、装置1に装着されるカートリッジ4
は、図7(A)に示すように、周囲が覆われたケース4
a内部に、磁気テープ4dが回転自在の一対のリール4
b、4bに巻回されて収納されている。また、前記ケー
ス4aの前面側4c中央部に切り欠き部4jが形成さ
れ、この切り欠き部4jに搬送ローラ14の外周部の一
部がはみ出して配接されている。また、この搬送ローラ
14が後述する回転手段により回転すると、この回転が
図示しない伝達手段によって前記リール4b、4bに伝
達されて所定方向に回転して、磁気テープ4dがリール
4bに巻取られて搬送されるようになっている。また、
前記ケース4aの外側の左右両側面には、カートリッジ
4を装置1の内部に案内するためのガイド部4e、4f
が図示上下に形成されている。また、前記下方側のガイ
ド部4eには、切り欠き形成された係合部4gが左右両
側のガイド部4eにそれぞれ形成されている。また、カ
ートリッジ4の前面側4cの図示右側には、カートリッ
ジ4の右前側面を開閉することができる回動可能なリッ
ド4hが配設されている。このリッド4hは、カートリ
ッジ4を装置1内部に挿入すると前方に開き、カートリ
ッジ4の前面側4cの一部が開放され、この開放部に磁
気テープ4dが露出して、後述する磁気ヘッド11が摺
接できるようになっている。また前記搬送ローラ14は
図7(B)に示すように、外形が円形で階段状のこま状
に形成され、上部に外径の大きい鍔部14aと、この鍔
部14a下方には該鍔部14aの外径寸法より小さい段
部14bが形成されている。また、鍔部14aの上面と
段部14bの下面には、それぞれ支持部14cが突出形
成され、該支持部14cにより前記ケース4a内部に、
前記搬送ローラ14が回転自在に取り付けられている。
【0017】また、前記筺体2には、図10に示すよう
に底板2aの右側に取付板5がネジ等で取り付けられ、
この取付板5に、前記スライド部材3をスライド移動さ
せるための駆動源である、例えばモータ6が取り付けら
れている。このモータ6のシャフトにはピニオンギア6
aが取り付けられ、モータ6の回転が前記ピニオンギア
6aを介して歯車群7に伝達されるようになっている。
この歯車群7は、ピニオンギア7aに一体形成されたウ
オームギア7b、および、それぞれ径の異なる2つのピ
ニオンギアが一体に形成されたピニオンギア7c,7d
が噛み合って、筺体2の底板2aのガイド溝2g周辺の
小径の孔に軸止されている。そして、前記モータ6が回
転すると、歯車群7を介して、平歯車9を有するカム機
構8に伝達されるようになっている。
【0018】また、カム機構8は、平歯車9とカム板1
0とから成り、平歯車9は図8に示すように、外形が円
形で外周に複数の歯山9aが形成されて、該歯山9aに
は前記ピニオンギャ7dの小径の歯車が噛み合って、前
記モータ6の回転が前記カム機構8に伝達されるように
なっている。また、平歯車9の表面の外周寄りに略三角
形状の突部9bが突出形成されている。また、平歯車9
の裏面には、略円弧状のカム溝9cが、一端側9eが中
心孔9d近傍に、他端側9fが外周の歯山9a近傍に形
成され、一端側9eから他端側9fまで所定の幅と深さ
とで形成されている。また、このカム溝9cの他端側9
fは、前記歯山9a近傍の最外周から前記中心孔9d方
向に若干折れ曲がって形成されている。また、前記カム
機構8には平歯車9の回転運動を直線運動に変える、回
転可能なカム板10が、前記平歯車9と筺体2の底板2
aとの間に配設されている。そして、このカム板10は
図9に示すように、外形が略L字状に形成され、一方側
の端部に円形のピン10aが上方側に、また、カム板1
0が回転する回転中心には支持軸10bが下方側に、ま
た、他方側の端部に円形のピン10cが前記支持軸10
bと同方向の下方側に、それぞれ突出してカム板10に
カシメ等により取り付けられている。
【0019】このような構成のカム板10は筺体2の底
板2aの上面に配設され、支持軸10bがカシメ等で底
板2aに抜け止めされて回転可能に取り付けられてい
る。また、前記他方側のピン10cは、前記底板2aの
円弧状のガイド溝2gに移動自在に嵌合して、その先端
はスライド部材3の楕円形の開口溝3hに挿入されてい
る。この開口溝3hから下方に出っ張ったピン10cの
先端にワッシャ(図示せず)がカシメ付けられ、前記ス
ライド部材3が底板2aの裏面2hに沿ってスライド可
能に取り付けられている。また、ピン10aは前記平歯
車9のカム溝9cに摺動自在に嵌合している。このよう
なカム機構8は、前記平歯車9が回転すると、カム溝9
cに倣ってピン10aが移動し、このピン10aの移動
に伴って支持軸10bを回転中心としてカム板10が回
転し、他方側のピン10cが筺体2の円弧状のガイド溝
2gの内部を移動して、前記スライド部材3が筺体2の
裏面2hに沿って図10、11に示す矢印E、F方向に
スライド移動できるようになっている。
【0020】また、図10に示すように、前記筺体2の
ヘッド位置決め孔2e上部に磁気ヘッド11が取り付け
られて、該磁気ヘッド11の隣の図示中央寄りには、前
記カートリッジ4の搬送ローラ14の回転手段である駆
動ローラ12が配設されている。この駆動ローラ12は
図示しない駆動モータ等から回転が伝達され、外周に滑
りどめのためにゴム等が嵌着され、前記カートリッジ4
の搬送ローラ14が圧接されると該搬送ローラ14が回
転して、磁気テープ4dの搬送ができるようになってい
る。また、前記筺体2の上方には、図1に示すようにカ
バー13が取り付けられて磁気記録再生装置1の内部を
蓋閉するようになっている。
【0021】前述のような構成の本発明の磁気記録再生
装置1の動作を図10〜図14に基づいて説明する。ま
ず、カートリッジ4が挿入される前の、待機状態の装置
1は、図12に示すように、筺体2の底板2aのカム部
2dの傾斜部に、スライド部材3の端部3j(3k)が
乗り上げ、アーム部3b(3c)のリベット2kから先
端側が下方側に撓み、係止ローラ3eが開口2cの略半
分程度下方に沈んだ状態になっている。即ち、前記カム
部2dにより前記スライド部材3の端部3j(3k)を
上下動させて、前記係止部である係止ローラ3eを前記
カートリッジ4の係合部4gに係脱することができる。
このような装置1に、図10に示すように2点鎖線で示
すカートリッジ4を、装置1の前面のカートリッジ挿入
口1aから手作業で矢印D方向に軽く押し込む。
【0022】すると、筺体2の内部の左右両側に配設さ
れているガイド部材(図示せず)に、カートリッジ4の
上下に形成されているガイド部4e、4fが案内され、
カートリッジ4を装置1の内部に挿入することができ
る。そして、該ガイド部4eの先端が係止ローラ3eに
ぶつかるが、この係止ローラ3eは前記カム部2dの作
用で下方に沈んでいるので、カートリッジ4は軽い力
で、更に装置1の内部に押し込むことができ、前記ガイ
ド部4eの裏面に係止ローラ3eが位置する。そして、
カートリッジ4を装置1内に更に押し込むと、図13に
示すように前記係止ローラ3eが、カートリッジ4のガ
イド部4eの裏面から外れて係合部4gに位置し、係止
ローラ3eは係合部4gの端部に軽く接して、カートリ
ッジ4を軽く仮止め係止することができる。このとき、
カートリッジ4にクリック感が生じて、このクリック感
を操作者が感じるのとほぼ同時に、筺体2内部のカート
リッジ検出センサ(図示せず)がONされる。そして、
操作者がクリック感を感じとると、カートリッジ4は前
述のように係止ローラ3eで軽く仮止め係止されている
ので、操作者がカートリッジ4から手を離しても装置1
の外部に戻されることはない。そして、カートリッジ4
の装置21内部への挿入作業は、前記カートリッジ検出
センサのONによりモータ6の回転が開始して、スライ
ド部材3のスライド移動が開始し、手作業から電動に切
り替わる。
【0023】次に、前記モータ6の回転が開始すると、
歯車群7を介してカム機構8の平歯車9が、図10に示
す反時計方向に回転する。そして、平歯車9のカム溝9
cに倣ってカム板10が支持軸10bを回転中心とし
て、反時計方向に回転する。すると、カム板10のピン
10cが筺体2のガイド溝2gに沿って、図示右方向に
移動して、スライド部材3の矢印E方向への移動が始ま
る。すると、図14に示すように、スライド部材3の弾
性力により、筺体2のカム部2dの傾斜部から、スライ
ド部材3の端部3j(3k)が滑り降りて、アーム部3
b、3cが底板2aの裏面2hと平行状態になる。する
と、図14に示すように係止ローラ3eが、カートリッ
ジ4の係合部4gに完全に係合してカートリッジ4を係
止し、スライド部材3を、更に、矢印E方向へスライド
させて、カートリッジ4を装置1の内部に引き込む。
【0024】次に、平歯車9を更に反時計方向に回転さ
せて、カム板10のピン10aを、前記カム溝9cのほ
ぼ最外周側に位置させると、図11に示すようにピン1
0cが筺体2のガイド溝2gの図示最右側まで移動し、
スライド部材3が装置1の一番奥まで引き込まれた状態
になる。このとき、前記カートリッジ4の搬送ローラ1
4の鍔部14aの外周が駆動ローラ12の外周に強い力
(0.5〜1Kgf)で圧接して、カートリッジ4の装
置1の内部方向(矢印E方向)への移動が停止する。こ
の状態から前記平歯車9を更に反時計方向に回転させる
と、ピン10aはカム溝9cの前記中心孔9d方向に若
干折れ曲がった他端側9fに位置する。すると、カム板
10が若干時計方向に回転し、スライド部材3が矢印F
方向に若干戻される。すると、前述したような駆動ロー
ラ12に圧接していたカートリッジ4の搬送ローラ14
が駆動ローラ12から離れる方向に移動して、駆動ロー
ラ12の外周と搬送ローラ14の外周とに若干の隙間が
形成される。即ち、本発明の装置1は、前記搬送ローラ
14と駆動ローラ12とを圧接し、しかる後、該駆動ロ
ーラ12と前記搬送ローラ14とを離間、あるいは前記
双方のローラ12、14の圧接力を弱めるようにしてい
る。この駆動ローラ12と前記搬送ローラ14とを離
間、あるいは前記双方のローラ12、14の圧接力を弱
めるようにする動作は、前記スライド部材3のスライド
による前記搬送ローラ14の移動によって行っている。
【0025】また、前記駆動ローラ12と前記搬送ロー
ラ14とを離間、あるいは前記双方のローラ12、14
の圧接力を弱めるような状態になると、平歯車9のカム
溝9cの他端側9fにピン10aが位置し、平歯車9の
三角状の突部9bの頂部が上方のカバー13側のプリン
ト基板(図示せず)に取り付けているスイッチ(図示せ
ず)をONして、モータ6の回転が停止する。同時に駆
動ローラ12を回転するための駆動モータ(図示せず)
が回転し、駆動ローラ12の回転が起動する。このと
き、前記駆動ローラ12と搬送ローラ14とには若干の
隙間が形成されて離間しているので、駆動ローラ12を
小さいトルクで回転起動させることができる。
【0026】前記駆動ローラ12が所定数回転すると、
図示しない制御回路からの指令により再度図11に示す
モータ6を回転させ、歯車9を時計方向に回転する。そ
して、前記カム板10のピン10aがカム溝9cの他端
側9fからカム溝9cの最外周の位置まで移動させる
と、スライド部材3が再度矢印E方向に若干スライド移
動する。すると、前記回転状態の駆動ローラ12と搬送
ローラ14との圧接力が強まるように前記双方のローラ
12、14が近づき、前記駆動ローラ12の回転で前記
搬送ローラ14が回転するようになっている。即ち、前
記駆動ローラ12と前記搬送ローラ14とを離間、ある
いは前記双方のローラ12、14の圧接力を弱めた後、
前記駆動ローラを所定数回転させ、その後再度前記駆動
ローラ12と前記搬送ローラ14との圧接力を強めるよ
うに前記双方のローラ12、14を近づけて、前記駆動
ローラ12の回転で前記搬送ローラ14を回転するよう
にしている。なお、前記カートリッジ4の搬送ローラ1
4が回転状態の駆動ローラ12に強い力(0.5〜1K
gf)で圧接しても、駆動ローラ12の回転の慣性力で
駆動ローラ12の回転が停止することなく、容易に搬送
ローラ14を回転させることができる。そして、搬送ロ
ーラ14の回転で、リール4b、4bを回転させて磁気
テープ4dを搬送し、この磁気テープ4dは磁気ヘッド
11の表面に摺接して記録・再生することができる。
【0027】また、装置1からカートリッジ4を取り出
すには、図示しない制御回路等からの指令により、カー
トリッジ4を装着するときの回転と逆方向に前記モータ
6を回転させて、平歯車9を図11の状態から時計方向
に回転させる。そしてカム板10を時計方向に回転させ
ると、ピン10cが図示左方向に移動し、スライド部材
3が左方向の矢印F方向にスライド移動して、スライド
部材3が図10、および図13に示す位置まで戻る。す
ると、前記平歯車9の三角状の突部9bの頂部が、上方
のカバー13側のプリント基板(図示せず)に取り付け
ている、スイッチ(図示せず)をONさせて、モータ6
の回転を停止させ、スライド部材3の矢印F方向の移動
が停止する。
【0028】このとき、スライド部材3の係止ローラ3
eは図13に示すように、カートリッジ4の係合部4g
から、ほぼ外れた状態になっているので、この状態か
ら、カートリッジ4を操作者が軽い力で容易に取り出す
ことができる。そして、カートリッジ4の取り出し動作
が終了すると同時に、装置1はカートリッジ4が挿入さ
れるのを待つ待機状態になる。また、本発明のその他の
実施の形態として、平歯車9にカム溝9cの他端側9f
を設けず、駆動ローラ12を回転させる駆動モータの起
動前に平歯車9を時計方向に若干回転させるようにして
もよい。この場合でも、スライド部材3が矢印F方向へ
若干移動するので、駆動ローラ12と搬送ローラ14と
に若干の隙間が形成される。そして、この状態で駆動モ
ータを起動させて所定の回転数だけ回転後、あるいはタ
イマー(図示せず)により、所定時間経過後に正規の当
接位置に駆動ローラ12と搬送ローラ14とが位置する
ようにスライド部材3を操作してもよい。
【0029】また、本発明のその他の実施の形態とし
て、前記駆動ローラ12と前記搬送ローラ14とを離
間、あるいは前記双方のローラ12、14の圧接力を弱
める動作、または/および、前記駆動ローラ12と搬送
ローラ14との圧接力を強めるように前記双方のローラ
12、14を近づける動作を、前記駆動ローラ12の移
動によって行ってもよい。この駆動ローラを移動させる
1手段として、前記駆動ローラ12を移動可能な部材
(図示せず)に取り付け、該移動可能な部材をソレノイ
ド(図示せず)等に取り付ける方法でもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明の磁気記録再生装置は、スライド
部材に前記カートリッジを係止した状態で該カートリッ
ジを前記駆動ローラ側スライド移動さて前記搬送ローラ
と前記駆動ローラとを圧接し、しかる後、該駆動ローラ
と前記搬送ローラとを離間、あるいは前記双方のローラ
の圧接力を弱めるようにしたので、駆動ローラに加わる
搬送ローラの圧接力が小さくなり、駆動ローラの起動ト
ルクを小さくでき、駆動ローラを回転させる駆動モータ
を低トルクのモータを使うことができ、コスト低減がで
きる。また、低トルクのモータを使うことにより、低消
費電力の磁気録再生装置を提供することができる。
【0031】また、前記駆動ローラと前記搬送ローラと
を離間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱めた
後、前記駆動ローラを所定数回転させ、その後再度前記
駆動ローラと前記搬送ローラとの圧接力を強めるように
双方のローラを近づけて、前記駆動ローラの回転で前記
搬送ローラを回転させるようにしたので、回転している
駆動ローラに圧接力の大きい搬送ローラが圧接しても、
駆動ローラの慣性力で容易に搬送ローラを回転させこと
ができ、低トルクのモータで圧接力の大きい搬送ローラ
を確実に回転させることができる高性能の磁気記録再生
装置を提供することができる。
【0032】また、前記駆動ローラと前記搬送ローラと
を離間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱める動
作、または/および、前記駆動ローラと前記搬送ローラ
との圧接力を強めるように双方のローラを近づける動作
を、前記スライド部材のスライドによる前記搬送ローラ
の移動によって行わしめので、前記搬送ローラの移動を
スライド部材をスライド移動させるカム機構と兼用する
ことができ、部品点数を増やすことなく本発明の磁気記
録再生装置を提供できる。
【0033】また、前記駆動ローラと前記搬送ローラと
を離間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱める動
作、または/および、前記駆動ローラと前記搬送ローラ
との圧接力を強めるように双方のローラを近づける動作
を、前記駆動ローラの移動によって行わしめたので、駆
動ローラの移動をソレノイド等を使って簡単な構造で行
うことができ、低コストの磁気記録再生装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録再生装置の概略斜視図。
【図2】本発明の磁気記録再生装置にカートリッジを装
着した概略斜視図。
【図3】本発明の磁気記録再生装置の筺体の平面展開
図。
【図4】本発明の磁気記録再生装置の筺体の側面図。
【図5】本発明の磁気記録再生装置の筺体のカム部の要
部断面図。
【図6】本発明の磁気記録再生装置のスライド部材の斜
視図。
【図7】本発明の磁気記録再生装置に用いられるカート
リッジの外観斜視図と搬送ローラの側面図。
【図8】本発明の磁気記録再生装置の平歯車の正面図、
側面図、下面図。
【図9】本発明の磁気記録再生装置のカム板の斜視図。
【図10】本発明の磁気記録再生装置の動作を説明する
要部平面図。
【図11】本発明の磁気記録再生装置の動作を説明する
要部平面図。
【図12】本発明の磁気記録再生装置の筺体のカム部の
働きを説明する要部断面図。
【図13】本発明の磁気記録再生装置のカートリッジ装
着動作を説明する要部断面図。
【図14】本発明の磁気記録再生装置のカートリッジ装
着動作を説明する要部断面図。
【図15】従来の磁気記録再生装置の概略平面図。
【図16】従来の磁気記録再生装置の要部断面図と要部
側面図。
【符号の説明】
1 本発明の磁気記録再生装置 1aカートリッジ挿入口 2 筺体 2a底板 2dカム部 2c開口 2dカム部 2gガイド溝 2h裏面 2jリベット取付孔 3 スライド部材 3a基部 3b、3cアーム部 3d係止部 3e係止ローラ 3f、3gスライド溝 3h開口溝 3j、3k端部 4 カートリッジ 4a筺体 4bリール 4c前面側 4d磁気テープ 4e、4fガイド部 4g係合部 5 モータ取付板 6 モータ 6aピニオンギア 7 歯車群 8 カム機構 9 平歯車 9a歯山 9b突部 9cカム溝 9d中心孔 9e一端側 9f他端側 10 カム板 11 磁気ヘッド 12 駆動ローラ 13 カバー 14 搬送ローラ 14a鍔部 14b段部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを収納し該磁気テープを搬送
    する搬送ローラを有するカートリッジと、前記搬送ロー
    ラに圧接して該搬送ローラを回転駆動させる駆動ローラ
    と、前記カートリッジを係止してスライド移動させるス
    ライド部材とを備えて、該スライド部材に前記カートリ
    ッジを係止した状態で該カートリッジを前記駆動ローラ
    側にスライド移動させて前記搬送ローラと前記駆動ロー
    ラとを圧接し、しかる後、該駆動ローラと前記搬送ロー
    ラとを離間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱め
    るようにしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動ローラと前記搬送ローラとを離
    間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱めた後、前
    記駆動ローラを所定数回転させ、その後再度前記駆動ロ
    ーラと前記搬送ローラとの圧接力を強めるように双方の
    ローラを近づけて、前記駆動ローラの回転で前記搬送ロ
    ーラを回転させるようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動ローラと前記搬送ローラとを離
    間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱める動作、
    または/および、前記駆動ローラと前記搬送ローラとの
    圧接力を強めるように双方のローラを近づける動作を、
    前記スライド部材のスライドによる前記搬送ローラの移
    動によって行わしめたことを特徴とする請求項1、ある
    いは2記載の磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動ローラと前記搬送ローラとを離
    間、あるいは前記双方のローラの圧接力を弱める動作、
    または/および、前記駆動ローラと前記搬送ローラとの
    圧接力を強めるように双方のローラを近づける動作を、
    前記駆動ローラの移動によって行わしめたことを特徴と
    する請求項1、あるいは2記載の磁気記録再生装置。
JP9192882A 1997-07-17 1997-07-17 磁気記録再生装置 Withdrawn JPH1139746A (ja)

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EP98304916A EP0892402B1 (en) 1997-07-17 1998-06-23 Method of operating a magnetic recording and reproducing device
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