JPH1139150A - マイクロコントローラ - Google Patents

マイクロコントローラ

Info

Publication number
JPH1139150A
JPH1139150A JP19821697A JP19821697A JPH1139150A JP H1139150 A JPH1139150 A JP H1139150A JP 19821697 A JP19821697 A JP 19821697A JP 19821697 A JP19821697 A JP 19821697A JP H1139150 A JPH1139150 A JP H1139150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
flash memory
mode
erase
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP19821697A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Sakakibara
光晴 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP19821697A priority Critical patent/JPH1139150A/ja
Publication of JPH1139150A publication Critical patent/JPH1139150A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な工夫でフラッシュメモリ消去サイクル
中のCPUアクセス対策を図る。 【解決手段】 フラッシュメモリの消去又は書き込みモ
ードへの移行を検出するモード検出手段と、前記モード
への移行時、前記フラッシュメモリに格納された制御プ
ログラムの実行手段であるCPUのプログラムカウンタ
の値を変化させない特定の命令コードを発生して該CP
Uに出力するコード発生手段とを備える。フラッシュメ
モリが消去又は書き込みモードに移行中、CPUに対し
てプログラムカウンタの値を変化させない特定の命令コ
ード(HOLD命令等)が出力され続け、CPUの内部
状態が保持され、ハングアップを招かない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコントロ
ーラ、特にフラッシュメモリを搭載したマイクロコント
ローラに関する。フラッシュメモリは、長期にわたるデ
ータ保持や適宜のデータ消去及び書き換えが可能であ
り、例えば、マイクロコントローラの制御プログラム格
納用デバイスに用いると、ブート処理を簡素化してシス
テム起動を早めたり、プログラムのバージョンアップや
入れ替え容易性を高めたりすることができる。しかし、
消去サイクルが相当に長く(SRAMのナノオーダに対
して“秒”オーダ)、特にマイクロコントローラの制御
プログラム格納用デバイスに用いた場合には、消去サイ
クル中のCPU(Central Processing Unit)のアクセ
ス対策を欠かせない。消去サイクル中のフラッシュメモ
リは外部アクセスを受け付けないため、CPUに制御コ
ードを渡すことができず、正常な動作を期待できない
(CPUがハングアップする)からである。
【0002】
【従来の技術】図2は、フラッシュメモリを搭載した従
来のマイクロコントローラの要部構成図である。フラッ
シュメモリ1にはCPU2の動作に必要な制御プログラ
ムが格納されており、CPU2は、バス3及び制御部4
を介してフラッシュメモリ1をアクセスし、必要な制御
コードをフェッチして所要の処理を実行するが、フラッ
シュメモリ1の消去サイクル中は、メインメモリ5をア
クセスするようになっている。すなわち、フラッシュメ
モリ1からメインメモリ5に制御コードをコピーしてお
けば、消去サイクル中でもCPUに必要な制御コードを
渡すことができ、ハングアップを招かない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のマイクロコントローラにあっては、メインメモリ
の容量を圧迫するうえ、制御コードのコピー処理やCP
Uのアクセス先変更処理を行う必要があり、それだけプ
ログラムサイズが増えるという問題点があった。そこ
で、本発明は、簡単な工夫でフラッシュメモリ消去サイ
クル中のCPUアクセス対策を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
フラッシュメモリの消去又は書き込みモードへの移行を
検出するモード検出手段と、前記モードへの移行時、前
記フラッシュメモリに格納された制御プログラムの実行
手段であるCPUのプログラムカウンタの値を変化させ
ない特定の命令コードを発生して該CPUに出力するコ
ード発生手段と、を備えたことを特徴とする。
【0005】請求項1に係る発明では、フラッシュメモ
リが消去又は書き込みモードに移行中、CPUに対し
て、プログラムカウンタの値を変化させない特定の命令
コード(例えばHOLD命令等)が出力され続ける。し
たがって、CPUの内部状態が保持され、ハングアップ
を招かない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係るマイクロコントロ
ーラの一実施例を示す図である。図1において、10は
CPU、11はバス、12は制御部(フラッシュメモリ
インタフェースとも言う)、13はフラッシュメモリで
ある。
【0007】ここで、フラッシュメモリ13は、「プロ
グラムベリファイ」、「プログラム」、「イレース」及
び「イレースベリファイ」という四つのシーケンスから
なる“消去モード”を有する。すなわち消去モードで
は、プログラムベリファイでプログラム状態(“0”書
き込み状態)の記憶セルを調べ、非プログラム状態の記
憶セルに“0”を書き込んですべての記憶セルをプログ
ラム状態にした後、イレースですべての記憶セルに
“1”を書き込み(データ消去)、最後にイレースベリ
ファイを実行して正しく消去されたか否かを確認すると
いう一連の動作を実行する。新たなデータを書き込む場
合は、この消去モードに続けて書き込みモードを実行す
る。これらの動作を総称して“自動プログラム”と言う
こともある。
【0008】一般に、フラッシュメモリの自動プログラ
ムの実行/非実行は、特定の信号をモニタすることによ
って検知できる。図示の“Ready/Busy信号”
はその信号である。この信号がアクティブの場合は自動
プログラム実行中、インアクティブの場合は自動プログ
ラム非実行である。本実施例のポイントは、フラッシュ
メモリ13の動作全般を制御する制御部12の内部に、
Ready/Busy信号のアクティブ(すなわちフラ
ッシュメモリの自動プログラムの実行)を検出するため
の第1の機能12aと、同信号のアクティブを検出する
と“特定の命令コード”を発生してバス11に出力する
ための第2の機能12bとを備えた点にある。
【0009】ここで、特定の命令コードとは、要する
に、CPU10のプログラムカウンタの値を変化させな
い命令コードであり、CPU10のアーキテクチャによ
っても異なるが、典型的には、HOLD命令などのコー
ドである。したがって、第1の機能12aは、請求項1
に記載された“モード検出手段”に相当し、第2の機能
12bは、請求項1に記載された“コード発生手段”に
相当する。
【0010】このような構成において、Ready/B
usy信号がインアクティブの場合、すなわちフラッシ
ュメモリ13が自動プログラムを実行していない場合
は、フラッシュメモリ13のアクセスが許容されるた
め、例えば、図中の破線(イ)で示すように、フラッシ
ュメモリ13から制御データが読み出され、バス11を
介してCPU10に渡される。
【0011】一方、Ready/Busy信号がアクテ
ィブの場合、すなわちフラッシュメモリ13が自動プロ
グラムを実行中の場合は、フラッシュメモリ13のアク
セスが禁止されるため、フラッシュメモリ13からの制
御データの読み出しが不可能になるが、本実施例では、
特定の命令コードがバス11上に出力(破線(ロ)参
照)されるため、CPU10はこの特定の命令コードを
実行することになる。
【0012】したがって、本実施例によれば、Read
y/Busy信号のアクティブを検知し、このアクティ
ブに応答して特定の命令コードを出力するという簡単な
工夫だけで、フラッシュメモリ13の自動プログラムの
実行中は、CPU10の内部状態をそのまま保持してハ
ングアップを確実に回避できるという、システム動作の
安定上、格別な効果が得られる。
【0013】なお、本実施例では、第1の機能12aと
第2の機能12bを制御部12の内部に設けているがこ
れに限らない。別回路にしてもよいし、CPU10の内
部に設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な工夫でフラッシ
ュメモリ消去サイクル中のCPUアクセス対策を図るこ
とができ、メインメモリの容量圧迫やプログラムサイズ
の増加を招かない有益な技術を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略構成図である。
【図2】従来例の概略構成図である。
【符号の説明】
10:CPU 12a:第1の機能(モード検出手段) 12b:第2の機能(コード発生手段) 13:フラッシュメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フラッシュメモリの消去又は書き込みモー
    ドへの移行を検出するモード検出手段と、 前記モードへの移行時、前記フラッシュメモリに格納さ
    れた制御プログラムの実行手段であるCPUのプログラ
    ムカウンタの値を変化させない特定の命令コードを発生
    して該CPUに出力するコード発生手段と、を備えたこ
    とを特徴とするマイクロコントローラ。
JP19821697A 1997-07-24 1997-07-24 マイクロコントローラ Withdrawn JPH1139150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19821697A JPH1139150A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 マイクロコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19821697A JPH1139150A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 マイクロコントローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1139150A true JPH1139150A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16387436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19821697A Withdrawn JPH1139150A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 マイクロコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1139150A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8245220B2 (en) 1999-09-06 2012-08-14 Fujitsu Limited Method and apparatus for updating software in radio terminal device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8245220B2 (en) 1999-09-06 2012-08-14 Fujitsu Limited Method and apparatus for updating software in radio terminal device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6201739B1 (en) Nonvolatile writeable memory with preemption pin
US5592641A (en) Method and device for selectively locking write access to blocks in a memory array using write protect inputs and block enabled status
JP4317604B2 (ja) フラッシュメモリにおける書込み/消去機能を拡張するためのデータプロセシングシステム、不揮発性メモリ、および方法
KR100444537B1 (ko) 데이타처리장치
KR100492714B1 (ko) 마이크로 컴퓨터
JP2009517741A (ja) マイクロコントローラによるフラッシュメモリデジタルコントローラシステム
US20030093612A1 (en) Microcomputer
US5940861A (en) Method and apparatus for preempting operations in a nonvolatile memory in order to read code from the nonvolatile memory
JP3875139B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置、そのデータ書き込み制御方法およびプログラム
US6189070B1 (en) Apparatus and method for suspending operation to read code in a nonvolatile writable semiconductor memory
US5307470A (en) Microcomputer having EEPROM provided with detector for detecting data write request issued before data write operation responsive to preceding data write request is completed
US7096351B2 (en) Single-chip microcomputer and boot region switching method thereof
KR970066888A (ko) 불 휘발성 메모리를 사용한 마이크로컴퓨터
JP3152535B2 (ja) データ処理装置
TW567412B (en) Method and apparatus to provide real-time access to flash memory features
JPH1139150A (ja) マイクロコントローラ
JP2002288999A (ja) 半導体メモリ
JPH09146767A (ja) プログラム書き換え方法
JP2005078489A (ja) マイクロコントローラ装置及びその制御方法
JPH11272472A (ja) マイクロコンピュータ
JP2000276461A (ja) マイクロコンピュータ
JP3028567B2 (ja) Eeprom内蔵マイクロコンピュータ
JPH0337897A (ja) マイクロコンピュータ
JP2005302134A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH0496122A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005