JPH1138862A - 地震被害対策支援装置 - Google Patents

地震被害対策支援装置

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JPH1138862A
JPH1138862A JP19573897A JP19573897A JPH1138862A JP H1138862 A JPH1138862 A JP H1138862A JP 19573897 A JP19573897 A JP 19573897A JP 19573897 A JP19573897 A JP 19573897A JP H1138862 A JPH1138862 A JP H1138862A
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聖之 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】地域内の地震動の大きさから建物、道路等の構
造物の倒壊被害やこれによる死傷者被害を推定すること
で、救援に必要な初動対策を行うことにある。 【解決手段】観測地域内に地震計1aを複数か所設置し、
地震発生時その地震波形をセンタにそれぞれ伝送する地
震計測装置1と、センタ側に設置され、地震計測装置よ
り伝送されてくる各観測点の地震波形を取込んでメモリ
4に保存する地震波形取込み手段2と、この取込まれた
各観測点の地震波形からP波とS波の到達時刻を検出す
るP波/S波検測装置5と、この検出されたP波とS波
の到達時刻から震源位置を決定する震源位置決定装置6
と、この決定された震源位置に基いて観測地域内の震度
分布を推定する震度分布推定装置7と、この推定された
震度分布から建物、人、道路などの被害状況を推定する
被害推定装置8と、この推定された被害状況を表示する
支援情報表示装置10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域内の地震観測
を行って、地震災害時に防災担当者が被害状況を把握す
ることにより、緊急対策本部の設置や、消防・警察の動
員・待機など初動体制でいち早く確率するための地震被
害対策支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震が発生した場合には、直ちに被害状
況を把握して適切な救援活動や支援活動を行う必要があ
る。この場合、地震防災担当者にとっては地震による被
害が何処でどれくらいの規模で生じているかが分からな
いと、限られた職員や消防・警察の隊員を何処にどれだ
け配置してよいか判断できない。また、被害の重大さに
応じて職員の招集や、緊急対策本部の設置の必要性が判
断できない。
【0003】従って、災害発生直後から緊急対策本部の
設置や、消防・警察の動員・待機など初動体制が確率す
るまでの間は、被害状況の情報収集が重要である。従
来、被害状況の情報収集は被害者からの通報や警察や消
防からの部分的な連絡に依存しているケースが殆どであ
り、全容が分かるまでにはかなりの時間を要するため、
その間に被害が拡大してしまい、救援対策が後手に回っ
てしまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の地震
による災害発生直後の情報収集は、部分的な情報収集に
は期待できるが、全域に渡る被害状況を把握することは
できない。そこで、このような災害発生直後の情報の空
白状態を埋めるには、地域内に発生する各種被害を地震
発生直後に予測し、これに基づいて緊急対策本部の設置
や、消防・警察の動員・待機など初動体制の確立を的確
かつ迅速に行えるようにすることが要求されている。
【0005】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、地域内の地震動の大きさから建物、
道路等の構造物の倒壊被害やこれによる死傷者被害を推
定することで、救援に必要な初動対策を行うことができ
る地震被害対策支援装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により地震被害対策支援装
置を構成するものである。請求項1に対応する発明は、
観測地域内に地震計を複数か所設置し、地震発生時その
地震波形をセンタにそれぞれ伝送する地震計測手段と、
センタ側に設置され、前記地震計測手段より伝送されて
くる地震波形を取込んで保存する地震波形取込み手段
と、この地震波形取込み手段に取込まれた各観測点の地
震波形から震源の位置を決定する震源位置決定手段と、
この震源位置決定手段で求められた震源位置に基いて観
測地域内の震度分布を推定する震度分布推定手段と、震
度分布推定手段により推定された震度分布から建物、
人、道路などの被害状況を推定する被害推定手段とを備
える。
【0007】上記のような構成の地震被害対策支援装置
にあっては、地域内の複数の観点地点での地震波形が観
測し、これらの波形信号をセンター側に取込んで保存す
ると共に、その波形信号の到達時刻を検出することで地
震の位置(緯度、経度、深さ)を決定し、さらに地域内
の震度分布を推定することにより建物、人、道路等の被
害状況を推定して表示することができ、これにより救援
に必要な初動対策を行うことが可能となる。
【0008】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の地震被害対策支援装置において、地震波形
取込み手段は、震源位置決定に用いる観測点信号として
観測地域内にある複数の観測点から適宜の観測点の信号
を選択する信号選択手段を備える。
【0009】上記のような構成の地震被害対策支援装置
にあっては、請求項1に対応する発明の作用効果に加え
て、震源決定に用いる観測点信号を地域内にある複数の
観測点から適切に信号を選択するため、震源位置の決定
精度を向上させることができる。
【0010】請求項3に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の地震被害対策支援装置において、地震波形
取込み手段は、震源位置決定に用いる観測点信号として
観測地域内にある複数の観測点から必要最低限の信号だ
けに制限する信号数制限手段を備える。
【0011】上記のような構成の地震被害対策支援装置
にあっては、請求項1に対応する発明の作用効果に加え
て、震源決定に用いる観測点信号を地域内にある複数の
観測点から必要最低限の信号だけに制限するため、震源
位置の決定に要する時間を短縮することができる。
【0012】請求項4に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の地震被害対策支援装置において、地震波形
取込み手段は、震源位置決定に用いる観測点信号として
観測地域内にある複数の観測点から所定の時間内に到達
した信号だけに制限するタイマ制限手段を備える。
【0013】上記のような構成の地震被害対策支援装置
にあっては、請求項1に対応する発明の作用効果に加え
て、震源決定に用いる観測点信号を地域内にある複数の
観測点から所定の時間内に到達したもののみに制限する
ため、震源位置の決定に要する時間を短縮することがで
きる。
【0014】請求項5に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の地震被害対策支援装置において、地震波形
取込み手段は、オンラインでの被害推定処理からオフラ
インでの被害推定処理に切替て前記記憶装置に保存した
地震波データを用いてシミュレーション機能で地震被害
の教育訓練を行うためのシミュレーション切替手段を備
える。
【0015】上記のような構成の地震被害対策支援装置
にあっては、請求項1に対応する発明の作用効果に加え
て、オンラインでの被害推定処理からオフラインでの被
害推定処理に切替えられるため、記憶装置に保存した地
震波データを用いて地震被害をシミュレーションを通し
て実感することができ、防災担当者の教育訓練の手段と
して効果が期待できる。
【0016】請求項6に対応する発明は、観測地域内に
地震計を複数か所設置し、地震発生時その地震波形をセ
ンタにそれぞれ伝送する地震計測手段と、センタ側に設
置され、前記地震計測手段より伝送されてくる各観測点
の地震波形を取込んで保存する地震波形取込み手段と、
この地震波形取込み手段に取込まれた各観測点の地震波
形から地震源の位置を決定する震源位置決定手段と、こ
の震源位置決定手段で決定した震源位置がある誤差の収
束範囲に入っているか否かを判定し、収束範囲に入って
いなければ決定精度が良好でないとして震源位置の決定
に用いなかった観測点信号を選択し直して前記震源位置
決定手段で再度震源位置を決定させる震源位置決定精度
評価手段と、この震源位置決定精度評価手段により震源
位置がある誤差の収束範囲に入れっていると判定される
とその震源位置に基いて観測地域内の震度分布を推定す
る震度分布推定手段と、震度分布推定手段により推定さ
れた震度分布から建物、人、道路などの被害状況を推定
する被害推定手段とを備える。
【0017】上記のような構成の地震被害対策支援装置
にあっては、請求項1に対応する発明の作用効果に加え
て、震源位置決定手段で決定した震源位置がある誤差の
収束範囲に入っているか否かを判定し、収束範囲に入っ
ていなければ決定精度が良好でないとして震源位置の決
定に用いなかった観測点信号を選択して再度震源位置を
決定し直すようにしているので、震源位置の決定精度の
向上に期待することができる。
【0018】請求項7に対応する発明は、観測地域内に
地震計を複数か所設置し、地震発生時その地震波形をセ
ンタにそれぞれ伝送する地震計測手段と、センタ側に設
置され、前記地震計測手段より伝送されてくる各観測点
の地震波形を取込んで保存する地震波形取込み手段と、
この地震波形取込み手段に取込まれた各観測点の地震波
形から地震源の位置を決定する震源位置決定手段と、こ
の震源位置決定手段で求められた震源位置に基いて観測
地域内の震度分布を推定する震度分布推定手段と、この
震度分布推定手段で面的に推定した震度が観測点の実績
値と異なっているかどうかを判定し、異なる場合には推
定した震度分布が実績値と合うように修正する震度分布
実績修正手段と、この震度分布実績修正手段により震度
が観測点の実績と合っていると判定されるとそのときの
震度分布から建物、人、道路などの被害状況を推定する
被害推定手段とを備える。
【0019】上記のような構成の地震被害対策支援装置
にあっては、請求項1に対応する発明の作用効果に加え
て、震度分布推定装置で面的に推定した震度が観測点の
実績値と異なっているかどうかを判定し、異なる場合に
は推定した震度分布が実績値と合うように修正するよう
にしているので、震度分布推定精度の改善を図ることが
できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明による地震被害対策支
援装置の第1の実施の形態を示すブロック構成図であ
る。
【0021】図1において、1は地域内の複数の観測地
点に設置された地震計測装置で、この地震計測装置1は
地震波形を観測する地震計1a、この地震計1aで観測
された地震波形を信号処理する信号処理部1b、この信
号処理された地震波形を防災センタに送信する送信部1
cを備えている。この場合、地震計1aには地震発生時
だけ地震波を観測するよう地震動以外の震動、即ちノイ
ズによる観測開始を行わないようにトリガーレベル設定
部1dに観測開始のためのトリガレベルが設定され、こ
のトリガーレベル設定部1dよりトリガが地震計1aに
入力されたときのみ地震波の観測が行われるようにして
ある。
【0022】一方、2は防災センタに設置された地震波
形取込み装置で、この地震波形取込み装置2は観測点側
から伝送される地震波形を受信する受信部2aと、この
受信部2aで受信された地震波形を信号処理する信号処
理部2bとから構成され、この信号処理された地震波形
は地震被害対策支援装置3に入力される。
【0023】この地震被害対策支援装置3は信号処理さ
れた地震波形を一旦記憶するメモリ4(RAM)と、信
号処理されて入力される地震波形からP波とS波の到達
時刻を検出するP波/S波険測装置5と、このP波とS
波の到達時刻及びメモリ9(ROM)より取込んだパラ
メータをもとに演算を実行すると共に、メモリ9からの
地図情報に基いて地震の位置(緯度、経度、深さ)を決
定する震源位置決定装置6と、この決定された地震の位
置(緯度、経度、深さ)とメモリ9の地図情報とから震
度分布を推定する震度分布推定装置7と、この推定され
た震度分布とメモリ9からの被害推定に必要なデータを
取込んで建物、人、道路等の被害状況を推定する被害推
定装置8とから構成され、被害推定装置8で推定された
被害状況を支援情報表示装置10に表示して防災担当者
に情報を提供する。
【0024】次に上記のように構成された第1の実施の
形態による地震被害対策支援装置3の作用を述べる。地
震計測装置1は、地域内の複数の観測地点に設置された
地震波形を観測するもので、地震計1aの多くは地震動
の地表面加速度を測定している。観測成分は通常、垂直
1成分、水平2成分(東西、南北)である。また、地震
計1aは地震発生時にだけ地震動を観測するようにトリ
ガレベル設定部1dにより観測開始のためのトリガレベ
ルが設定されている。
【0025】地震の発生によりトリガレベル設定部1d
より地震計1aにトリガが加わると始動され、地震波形
が計測されると共に、信号処理部1bにより信号処理さ
れて送信部1cにより防災センター側に送信される。
【0026】一方、防災センター側で各観測点に設置さ
れている地震計測装置1より送信された地震波形信号が
ネットワークを介して地震波形取込み装置2に取込ま
れ、地震波形信号受信部2aで受信されると、この信号
波形は信号処理部2bにより信号処理されて地震被害対
策支援装置3に取込まれる。
【0027】この地震被害対策支援装置3では被害推定
処理の即時性が要求されるため、高速伝送装置を用いて
全ての観測点から送られてくる波形信号を取込んで、一
旦この観測データをメモリ4に保存する。これにより、
震源位置決定のために再計算するためのデータを取出す
ことができる。
【0028】まず、メモリ4より観測データをP波/S
波検測装置5に読込まれると、このP波/S波検測装置
5ではその観測データから次のような原理によりP波と
S波の観測時刻が検出される。
【0029】地震波形はよく知られているように、地震
動は震源から地中を伝わって観測点に達する。図8に示
すように、最初に縦波と呼ばれるP波が到達し、少し遅
れて横波と呼ばれるS波が到達する。従って、原理的に
は地中の伝搬速度が分かれば震源位置までの距離が分か
る。
【0030】このP波/S波検測装置5で検測されたP
波、S波の到達時間は、震源位置決定装置6に取込ま
れ、ここで地震の位置(緯度、経度、深さ)が次のよう
に決定される。
【0031】即ち、図9に示すように観測点iの座標を
(xi ,yi ,0)、震源位置の座標を(x0 ,y0
0 )とする。深さ方向の座標(z)軸原点は地表面に
とり、鉛直下方をZの正の方向とする。また、地表面は
水平で、波の伝わる速さは至るところで一定とする。
【0032】各観測点にP波が到達した時刻をti 、発
震時をt0 、P波の速度をVp とすると、震源〜観測点
間の距離に関する方程式は、 (xi −x02 +(yi −y02 +Z0 2 =(ti −t02 =Vp 2 (i=1,2,…n) ……(1) となる。
【0033】但し、nは観測点の数 ここで、速度Vp は経験値として与えられるものとす
る。また、発震時t0 は地震波形データから読取ったP
波及びS波の到達時刻から、図10により求められる。
【0034】図10において、横軸はP波の到達時刻、
縦軸はS波の到達時刻からP波の到達時刻を引いたもの
(初期微動継続時間)である。P波とS波は同じ震源位
置で同時に発生したと考えると縦軸がゼロとなる点が発
震時t0 になる。
【0035】(1)式より、未知パラメータは震源位置
(x0 ,y0 ,Z0 )の3つであるから、3か所以上の
観測点で地震波形が得られれば連立方程式を解くことに
より解が得られる。
【0036】但し、観測データは常に誤差を含んでいる
ため、実際には各観測点での誤差を最小とするような
(1)式を満たす解を求めることになる。この解法には
非線形最小自乗法(NLLSM:Non-Linear Least Square Me
thod) を用いる。NLLSM による解法では、(1)式を変
形し、 fi (x0 ,y0 ,Z0 )=(xi −x02 +(yi −y02 +Z0 2 −(ti −t02p 2 (i=1,2,…n) ……(2) とおいたとき、これらの自乗和の関数、
【0037】
【数1】 を最小にする解(x0 ,y0 ,Z0 )を求めればよい。
【0038】さらに、震源位置決定の精度を上げるため
に、距離と走時の関係を、地震基板と地表面の間の地盤
特性や伝搬プロセスに応じてその地域特性を表した標準
走時表と呼ばれるものを作成し、震源の緯度、経度、深
さについての連立方程式を繰返し計算で解くことにより
求めることができる。
【0039】このようにして震源位置決定装置6で震源
位置が求められると、震度分布推定装置7ではこの震源
位置に基づいて地域内の震度分布を求める。地点jでの
震度分布Ijの推定方法は、地盤が均一ならば、震央か
らの距離に応じて地震動が減衰するため、距離減衰の式
から算定でき、等震度線は図11に示すように同心円に
なる。
【0040】Ij=f{M,Rj} ……(4) 但し、Mはマグニチュード(−)、Rjは震央から地点
jまでの距離(km)で、 M=f{最大振幅} ……(5) この震度分布推定装置7で震度分布が求められると、被
害推定装置8ではこの震度分布から建物、人、道路等の
被害状況を次のように推定する。
【0041】地震による被害は、基本的に地震動の大き
さ、即ち震度に依存する。例えば、 建物被害数=建物個数×建物被害率 建物被害率関数=f{震度Ij} ……(6) 死傷者人数=人口×死傷者率関数 ……(7) 死傷者率関数=g{建物被害率関数}…(8) 道路被害件数=道路距離×道路被害関数……(9) 道路被害関数=h{震度Ij} ……(10) で与えられる。
【0042】このように被害推定装置8で推定された被
害状況に関する情報を支援情報表示装置10に表示し、
防災担当者に知らせる。ここで、その情報の内容につい
て列挙すると次の通りである。
【0043】・観測点の送信状況(地域の地図上に表
示) ・震源位置(地域の地図上に表示) ・震動分布(地域の地図上に表示) ・被害状況(地域の地図上に表示) ・初動体制(対策本部の設置有無、動員率) 地域の地図は、被害推定を行う単位に境界線で分割して
おき、被害数、死傷者数、比率を数値と色で表示する。
初動体制の決め方は、地震の大きさや被害状況に応じて
対策本部を設けるなど現状の防災マニュアルで決められ
ている内容に応じて判定テーブルを組込んでおく。例え
ば、 ・対策本部の設置の有無 → 震度×以上で設置 ・職員の動員 → 震度×以上で全員、震度×で5割待
機 ・消防体制 → 死傷者××人以上で全員待機 などが考えられる。
【0044】このように本発明の第1の実施の形態によ
る地震被害対策支援装置にあっては、地域内に発生する
各種被害を地震発生直後に予測することにより、災害発
生直後の情報の空白状態を埋めることができると共に、
各種被害の予測に基づいて緊急対策本部の設置や、消防
・警察の動員や待機など初動体制の確率を的確に且つ迅
速に行うことができる。
【0045】図2は本発明による地震被害対策支援装置
の第2の実施の形態を示すブロック構成図で、図1と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここで
は異なる部分について述べる。
【0046】第2の実施の形態では、図2に示すように
地震波形取込み装置2において、観測点側から伝送され
る地震波形を受信部2aにより受信し、この受信部2a
で受信された地震波形を信号処理部2bにより信号処理
した後、信号選択部2cに入力し、この信号選択部2c
により震源決定に用いる観測点信号を地域内にある複数
の観測点から適切に信号を選択して地震被害対策支援装
置3に入力するようにしたものである。
【0047】この場合、観測点の選択は図12に示すよ
うに支援情報表示装置10として使用されているCRT
画面から容易に操作可能となっている。このような構成
の地震被害対策支援装置とすれば、複数の観測点から送
られてくる信号のうち、適宜の観測点からの信号を選択
的に使用することができるので、地震計の設置状態、震
源からの距離、伝送路による信号の信頼度が少しずつ異
なっていても、予め震源決定に用いる観測点を決めてお
くことにより、震源位置の決定精度の向上を図ることが
できる。
【0048】図3は本発明による地震被害対策支援装置
の第3の実施の形態を示すブロック構成図で、図1と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここで
は異なる点について述べる。
【0049】第3の実施の形態では、図3に示すように
地震波形取込み装置2において、観測点側から伝送され
る地震波形を受信部2aにより受信し、この受信部2a
で受信された地震波形を信号処理部2bにより信号処理
した後、信号数制限部2dに入力して地域内にある複数
の観測点から必要最低限の信号数に制限して地震被害対
策支援装置3に入力するようにしたものである。
【0050】このような構成の地震被害対策支援装置と
すれば、震源決定に必要な観測点数として最低3か所に
制限すればよいので、最初に到達した信号の観測点から
N番目(N≧3)に到達した信号観測点までを採用すれ
ことにより、全観測点から震源位置を決定する場合に比
較して震源位置の決定に要する計算時間を短縮すること
ができる。
【0051】図4は本発明による地震被害対策支援装置
の第4の実施の形態を示すブロック構成図で、図1と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここで
は異なる点について述べる。
【0052】第4の実施の形態では、図4に示すように
地震波形取込み装置2において、観測点側から伝送され
る地震波形を受信部2aにより受信し、この受信部2a
で受信された地震波形を信号処理部2bにより信号処理
した後、タイマ制限部2eに入力し、地域内にある複数
の観測点から所定の時間内に到達したもののみに制限し
て地震被害対策支援装置3に入力するようにしたもので
ある。
【0053】このような構成の地震被害対策支援装置と
すれば、タイマ制限部2eに設定された一定時間内に受
信された観測点からの信号のみを取込んで震源位置の決
定を行うようにしているので、全ての観測点からの信号
が集まってくるのを待って震源位置を決定する場合に比
較して、大幅に計算時間を短縮することができ、支援情
報を迅速に提供することができる。
【0054】図5は本発明による地震被害対策支援装置
の第5の実施の形態を示すブロック構成図で、図1と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここで
は異なる点について述べる。
【0055】第5の実施の形態では、図5に示すように
地震被害対策支援装置3において、震源位置決定装置6
で決定した震源位置がある誤差の収束範囲に入れってい
るか否かを判定する震源位置決定精度評価装置11を設
け、この震源位置決定精度評価装置11により震源位置
がある誤差の収束範囲に入っていなければ、決定精度が
良好でないと判定してその旨をP波/S波検測装置5に
伝え、震源位置の決定に用いなかった観測点信号を選択
し直して震源位置決定装置6で再度計算させ、また震源
位置決定精度評価装置11で決定精度が良好と判定され
た場合にはその震源位置を震度分布推定装置7に渡すよ
うにしたものである。
【0056】このような構成の地震被害対策支援装置と
すれば、震源位置決定精度評価装置11により震源位置
がある誤差の収束範囲に入っているか否かにより震源位
置の決定精度を評価し、収束範囲に入っていなければ震
源決定に用いなかった観測点信号を選択し直すため、震
源位置の決定精度を向上させることができる。
【0057】図6は本発明による地震被害対策支援装置
の第6の実施の形態を示すブロック構成図で、図1と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここで
は異なる点について述べる。
【0058】第6の実施の形態では、図6に示すように
地震被害対策支援装置3において、震度分布推定装置7
で面的に推定した震度が地震計観測点の実績値と異なっ
ているかどうかを判定し、異なる場合には推定した震度
分布が実績値と合うように修正する震度分布実績修正装
置12を設け、この震度分布実績修正装置12より実績
値と合った震度分布を被害推定装置8に入力するように
したものである。この場合、震度分布実績修正装置12
において、各観測点の実績値はメモリ4より取込まれ
る。
【0059】ここで、震度分布実績修正装置12におい
て、修正の方法は推定した震度分布推定値が観測点の震
度実績値と誤差の自乗和が最小となるように補正比率を
決める方法が考えられる。
【0060】 {α・IiC −IiA }→min …… (11) 但し、 α:補正比率 IiC :観測点i震度分布推定値(計算値) IiA :観測点iの震度実績値(観測値) このような構成の地震被害対策支援装置とすれば、震度
分布推定装置7で推定された震度分布推定値が実績値と
合わない場合には、震度分布実績修正装置12により推
定した震度分布が実績値と合うように修正されるので、
震度分布推定精度の改善が期待できる。
【0061】図7は本発明による地震被害対策支援装置
の第7の実施の形態を示すブロック構成図で、図1と同
一部分には同一符号を付してその説明を省略し、ここで
は異なる点について述べる。
【0062】第7の実施の形態では、図7に示すように
地震波形取込み装置2において、観測点側から伝送され
る地震波形を受信部2aにより受信し、この受信部2a
で受信された地震波形を信号処理部2bにより信号処理
した後、シミュレーション切替部2fに入力し、このシ
ミュレーション切替部2fがオンラインになっているい
るときは図1に示す第1の実施の形態と同様の被害推定
処理が行われ、またシミュレーション切替部2fがオフ
ラインに切替えられているときはオフラインとしてメモ
リ4に保存した過去の地震波データを用いてシミュレー
ションを実現可能にしたものである。
【0063】このような構成の地震被害対策支援装置と
すれば、シミュレーション切替部2fがオフラインに切
替られることにより、メモリ4に保存されている過去の
地震波データを用いて、過去の地震被害状況を再現した
り、震源位置の違いによる被害の大きさへの影響度合に
応じた評価を疑似的に体験することができ、防災担当者
の教育訓練の手段として効果が期待できる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、観測
地域内に地震計を複数か所設置し、その地震波形を防災
センタにそれぞれ伝送して各観測点での観測信号を収集
し、これらの観測信号をもとに地震波形を解析して地域
内の地震動の大きさから建物、道路などの構造物の倒壊
被害やこれによる死傷者被害を推定しているので、地震
災害時に防災担当者が被害状況を把握することができ、
緊急対策本部の設置や、消防、警察の動員、待機など初
動体制をいち早く確立することができる地震対策支援装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による地震対策支援装置の第1の実施の
形態を示すブロック構成図。
【図2】本発明による地震対策支援装置の第2の実施の
形態を示すブロック構成図。
【図3】本発明による地震対策支援装置の第3の実施の
形態を示すブロック構成図。
【図4】本発明による地震対策支援装置の第4の実施の
形態を示すブロック構成図。
【図5】本発明による地震対策支援装置の第5の実施の
形態を示すブロック構成図。
【図6】本発明による地震対策支援装置の第6の実施の
形態を示すブロック構成図。
【図7】本発明による地震対策支援装置の第7の実施の
形態を示すブロック構成図。
【図8】地震波伝搬におけるP波とS波を示す波形図。
【図9】地震モデルを示す図。
【図10】発震時を求める方法を説明するための図。
【図11】震度分布推定の方法を説明するための図
【図12】観測点を選択するためのスイッチを示す図。
【符号の説明】
1……地震計測装置 1a……地震計 1b……信号処理部 1c……送信部 1d……トリガレベル設定部 2……地震波形取込み部 2a……受信部 2b……信号処理部 2c……信号選択部 2d……信号数制限部 2e……タイマ制限部 2f……シミュレーション切替装置 3……地震被害対策支援装置 4……メモリ(RAM) 5……P波/S波検測装置 6……震源位置決定装置 7……震度分布推定装置 8……被害推定装置 9……メモリ(ROM) 10……支援情報表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G08B 21/00 G08B 21/00 F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観測地域内に地震計を複数か所設置し、
    地震発生時その地震波形をセンタにそれぞれ伝送する地
    震計測手段と、 センタ側に設置され、前記地震計測装置より伝送されて
    くる地震波形を取込んで保存する地震波形取込み手段
    と、この地震波形取込み手段に取込まれた各観測点の地
    震波形から地震源の位置を決定する震源位置決定手段
    と、この震源位置決定手段で求められた震源位置に基い
    て観測地域内の震度分布を推定する震度分布推定手段
    と、震度分布推定手段により推定された震度分布から建
    物、人、道路などの被害状況を推定する被害推定手段と
    を備えたことを特徴とする地震被害対策支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の地震被害対策支援装置に
    おいて、地震波形取込み手段は、震源位置決定に用いる
    観測点信号として観測地域内にある複数の観測点から適
    宜の観測点の信号を選択する信号選択手段を備えたこと
    を特徴とする地震被害対策支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の地震被害対策支援装置に
    おいて、地震波形取込み手段は、震源位置決定に用いる
    観測点信号として観測地域内にある複数の観測点から必
    要最低限の信号だけに制限する信号数制限手段を備えた
    ことを特徴とする地震被害対策支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の地震被害対策支援装置に
    おいて、地震波形取込み手段は、震源位置決定に用いる
    観測点信号として観測地域内にある複数の観測点から所
    定の時間内に到達した信号だけに制限するタイマ制限手
    段を備えたことを特徴とする地震被害対策支援装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の地震被害対策支援装置に
    おいて、地震波形取込み手段は、オンラインでの被害推
    定処理からオフラインでの被害推定処理に切替て前記記
    憶装置に保存した地震波データを用いてシミュレーショ
    ン機能で地震被害の教育訓練を行うためのシミュレーシ
    ョン切替手段を備えたことを特徴とする地震被害対策支
    援装置。
  6. 【請求項6】 観測地域内に地震計を複数か所設置し、
    地震発生時その地震波形をセンタにそれぞれ伝送する地
    震計測手段と、 センタ側に設置され、前記地震計測手段より伝送されて
    くる各観測点の地震波形を取込んで保存する地震波形取
    込み手段と、この地震波形取込み手段に取込まれた各観
    測点の地震波形から地震源の位置を決定する震源位置決
    定手段と、この震源位置決定手段で決定した震源位置が
    ある誤差の収束範囲に入っているか否かを判定し、収束
    範囲に入っていなければ決定精度が良好でないとして震
    源位置の決定に用いなかった観測点信号を選択し直して
    前記震源位置決定手段で再度震源位置を決定させる震源
    位置決定精度評価手段と、この震源位置決定精度評価手
    段により震源位置がある誤差の収束範囲に入れっている
    と判定されるとその震源位置に基いて観測地域内の震度
    分布を推定する震度分布推定手段と、震度分布推定手段
    により推定された震度分布から建物、人、道路などの被
    害状況を推定する被害推定手段とを備えたことを特徴と
    する地震被害対策支援装置。
  7. 【請求項7】 観測地域内に地震計を複数か所設置し、
    地震発生時その地震波形をセンタにそれぞれ伝送する地
    震計測手段と、 センタ側に設置され、前記地震計測手段より伝送されて
    くる各観測点の地震波形を取込んで保存する地震波形取
    込み手段と、この地震波形取込み手段に取込まれた各観
    測点の地震波形から地震源の位置を決定する震源位置決
    定手段と、この震源位置決定手段で求められた震源位置
    に基いて観測地域内の震度分布を推定する震度分布推定
    手段と、この震度分布推定手段で面的に推定した震度が
    観測点の実績値と異なっているかどうかを判定し、異な
    る場合には推定した震度分布が実績値と合うように修正
    する震度分布実績修正手段と、この震度分布実績修正手
    段により震度が観測点の実績と合っていると判定される
    とそのときの震度分布から建物、人、道路などの被害状
    況を推定する被害推定手段とを備えたことを特徴とする
    地震被害対策支援装置。
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