JPH1138745A - 現像剤残量検出装置と画像形成装置 - Google Patents

現像剤残量検出装置と画像形成装置

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JPH1138745A
JPH1138745A JP9202602A JP20260297A JPH1138745A JP H1138745 A JPH1138745 A JP H1138745A JP 9202602 A JP9202602 A JP 9202602A JP 20260297 A JP20260297 A JP 20260297A JP H1138745 A JPH1138745 A JP H1138745A
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Akira Domon
彰 土門
Yasushi Shimizu
康史 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号検出手段の位置決め精度に大きく依存せ
ずに現像剤量の検出精度を向上させ、ユーザビリティー
に優れた現像剤残量検出装置と画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 所定の周期Sで回転運動する現像剤残量
検出部材1を、画像形成装置内に配置された現像容器3
内に配置し、現像剤残量検出用部材1の現像剤残量検出
回路40を接続する。現像剤残量検出回路40は、現像
スリーブ6に現像バイアスを印加した際に、現像容器3
内の現像剤2の残量に応じて現像剤残量検出用部材1に
発生する電流値を電圧値Vdcとして検出し、現像剤残
量検出用部材1の所定の周期S内でのVdcが所定の基
準電圧値Vth以下となる時間T1をカウンタ−14に
より算出し、コンパレータ15により時間T1と任意に
設定された時間Tthとを比較して時間Tth以下にな
ったときにCPU16に信号を発信して現像剤無しをユ
ーザーに報知するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンターや複写機などの電子写真方式で画像を形成する際
の現像剤残量検出装置と画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザービームプリンターや複写機とい
った電子写真方式による電子写真画像形成装置では、像
担持体の表面に形成された静電潜像を粉体状の現像剤を
使用して現像することによって可視像化され、像担持体
の表面に画像が形成される。現像剤は、現像剤収容室で
ある現像容器内に収容されており、現像剤搬送手段によ
り現像剤を担持する現像剤担持体へ搬送されるとともに
現像剤担持体上に保持される。現像剤担持体上に保持さ
れた現像剤は、現像剤層厚規制部材により層厚が規制さ
れるとともに所定の電荷が付与され、像担持体と現像剤
担持体とが対向する現像領域へ搬送される。そして、現
像領域で現像剤担持体上の現像剤が像担持体上の静電潜
像形成部へ移動することにより現像し、像担持体上の静
電潜像を可視化している。
【0003】現像された可視像は、転写手段により紙等
の転写材へ転写され、定着装置により加熱および加圧さ
れるなどして定着される。以上の一連の画像形成プロセ
スにより、ユーザーは所望の画像を得ることができる。
【0004】上記のような画像形成装置は、印字回数を
重ねていくと、現像容器内の現像剤が消費されて残量が
少なくなる。現像剤の残量が少なくなったり、無くなる
などすると、現像領域に現像剤が十分に供給されず画像
が白抜け等の画像形成不良や印字不可能な状態となる。
そこで、画像形成装置に、現像剤量が少なくなったこと
を警告するための現像剤残量検出装置に設け、印字不可
能な状態等に達する以前に、ユーザーに現像剤量が少な
くなったことを警告するようにしている。現像剤残量検
出方式は、例えば、現像容器内にある現像剤量の変化を
静電容量変化として捉え、現像剤量を検出するものが公
知である。
【0005】図10を用いて、上記の現像剤量の変化を
静電容量変化として捉えることによって現像剤量を検出
する現像剤残量検出方式について説明する。像担持体3
0上の静電潜像を現像する現像装置に、現像剤を収容す
る現像容器と、現像容器の像担持体と対向する位置に配
置されて現像剤を担持する現像剤担持体である現像スリ
ーブ6とが設けられ、現像スリーブ6に、所定の現像バ
イアスを印加する交流電源7が接続されて、交流電源7
から直流電圧に交流電圧を重畳させた現像バイアスが現
像スリーブ6に印加できるようになっている。
【0006】現像容器内で像担持体と所定間隔を開けて
対向する位置に、現像スリーブ6と平行に配置された棒
状の導電性材料からなる信号検出手段18が配置されて
いる。信号検出手段18には、信号検出手段18と、現
像バイアスが印加された現像スリーブ6との間に存在す
る現像剤量に応じて変化する静電容量による現像剤残量
検出信号によって現像剤量を検出する現像剤残量検出回
路140が接続されて、信号検出手段18と現像剤残量
検出回路140とで現像容器内の現像剤の残量を検出す
る現像剤残量検出装置が構成されている。
【0007】現像剤残量検出回路140には、信号検出
手段18と現像スリーブ6の問にある現像剤量に応じて
信号検出手段18に誘起された電流を整流する整流回路
8、整流回路8で発生する電流信号を電圧Vdcに変換
する電流一電圧変換回路9、交流電源7に対して現像ス
リーブ6と並列に接続された所定の容量Csをもつコン
デンサ21、コンデンサ21に直列に接続された整流回
路10、整流回路10で発生する電流信号を電圧Vsに
変換する電流一電圧変換回路11が設けられているとと
もに、電流一電圧変換回路9からの出力電圧Vdcと電
流一電圧変換回路11からの出力電圧Vsとを比較して
VdcとVsとが一致したときに出力を生じるコンパレ
ータ19、コンパレータからの検出信号を受けるCPU
20が設けられている。
【0008】上記構成の現像剤残量検出回路140によ
り、現像スリーブ6と信号検出手段18問の現像剤量に
応じて発生する出力電圧Vdcと、コンデンサ21の容
量Csに応じた基準電圧Vsとを比較して、VdcとV
sとが一致したときに生じるコンパレータ19からの検
出信号を利用してCPU20が現像剤量の警告を表示す
るなどの処理を行うものである。そして、検出したい現
像剤量に応じた容量をもつコンデンサを選択することに
より、任意の検出レベルを設定することができるのであ
る。
【0009】現像剤量が少ないという警告により、ユー
ザーが現像剤を現像容器に補給したり、現像容器を含む
プロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り出
し、プロセスカートリッジを振って、再び画像形成装置
に挿入するなどして、現像に十分な現像剤が現像領域に
供給されるようにして、画像白抜け等の画像形成不良や
印字不可能な状態となることを未然に防止している。
【0010】このような静電容量検出式の現像剤残量検
出装置は、単純な構成で安価に製造できるため広く用い
られている。この方式で検出精度を向上させるために
は、出力電圧のダイナミックレンジを大きくすることが
重要である。そのためには信号検出手段を極力、現像ス
リーブ近傍に配置することが望ましい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、信号検
出手段を現像スリーブに近づけすぎると、信号検出手段
が、現像スリーブヘの現像剤供給を阻害しやすくなり、
画像濃度が低下するなどの弊害を生じ易くなるという問
題がある。また、信号検出手段を現像スリーブから遠ざ
けてしまうと、前述のような画像弊害は発生しにくくな
る反面、出力電圧のダイナミックレンジが小さくなり、
検出精度が低下してしまう。検出精度が低下すると、ユ
ーザーに現像剤量が少ないことを警告する以前に画像の
白抜けが発生したり、これとは逆に、現像容器内にまだ
現像剤が十分に存在するに関わらず、ユーザーに現像剤
量が少ないことを警告してしまうことがある。したがっ
て、信号検出手段の位置決め精度は非常に厳しく管理す
る必要があり、設計時のマージンが小さくなる。
【0012】そこで、本発明は、信号検出手段の位置決
め精度に大きく依存せずに現像剤量の検出精度を向上さ
せて、画像弊害を伴うことなく、かつ簡単な構成で高精
度な現像剤残量検出を行うことができるとともに、現像
装置内に存在する現像剤量を段階的にユーザーに告知で
きるユーザビリティーに優れた現像剤残量検出装置と画
像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願にかかる第1の発
明によれば、上記目的は、現像剤を収容する現像剤収容
室内に導電部材で形成されて現像剤収容室内の現像剤の
残量を検出するための現像剤残量検出用部材が配置さ
れ、現像剤残量検出用部材と、現像剤収容室内に配置さ
れて現像バイアスが印加された現像剤担持体との間に存
在する現像剤量に応じて変化する静電容量による現像剤
残量検出信号によって現像剤収容室内の現像剤量を検出
する現像剤残量検出装置において、現像剤残量検出用部
材を所定の周期Sで運動可能に配置し、現像剤残量検出
用部材に、現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での
現像剤残量検出信号が所定の値Vth以下となる時間T
1、もしくは、時間S−T1と、任意数設定された時間
Tthとを比較することにより現像剤収容室内の現像剤
量を検出できる現像剤残量検出回路を接続することによ
り達成される。
【0014】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、上記目的は、現像剤を収容する現像剤収容室内に導
電部材で形成されて現像剤収容室内の現像剤の残量を検
出するための現像剤残量検出用部材が配置され、現像剤
残量検出用部材と、現像剤収容室内に配置されて現像バ
イアスが印加された現像剤担持体との間に存在する現像
剤量に応じて変化する静電容量による現像剤残量検出信
号によって現像剤収容室内の現像剤量を検出する現像剤
残量検出装置において、現像剤残量検出用部材を所定の
周期Sで運動可能に配置し、現像剤残量検出用部材に、
現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での現像剤残量
検出信号が所定の値Vth以上となる時間T2、もしく
は、時間S−T2と、任意数設定された時間Tthとを
比較することにより現像剤収容室内の現像剤量を検出で
きる現像剤残量検出回路を接続することにより達成され
る。
【0015】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、上記目的は、現像剤を収容する現像剤収容室内に導
電部材で形成されて現像剤収容室内の現像剤の残量を検
出するための現像剤残量検出用部材が配置され、現像剤
残量検出用部材と、現像剤収容室内に配置されて現像バ
イアスが印加された現像剤担持体との間に存在する現像
剤量に応じて変化する静電容量による現像剤残量検出信
号によって現像剤収容室内の現像剤量を検出する現像剤
残量検出装置において、現像剤残量検出用部材を所定の
周期Sで運動可能に配置し、現像剤残量検出用部材に、
現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での現像剤残量
検出信号の最大値Vmaxおよび最小値Vminを検出
するとともに、最大値Vmaxおよび最小値Vmin
と、任意数設定された所定の値Vthとを比較すること
により現像剤収容室内の現像剤量を検出できる現像剤残
量検出回路を接続することにより達成される。
【0016】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、上記目的は、現像剤残量検出用部材を、現像剤担持
体と所定間隔を離した現像剤収容室内に回転可能に軸支
することにより達成される。
【0017】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、上記目的は、現像剤残量検出用部材を、現像剤収容
室内に収容された現像剤を搬送できる現像剤搬送手段と
することにより達成される。
【0018】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、上記目的は、表面に静電潜像を担持する像担持体
と、像担持体上の静電潜像を現像剤で現像する現像装置
と、現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤を収容す
る現像剤収容室とを有する画像形成装置において、画像
形成装置内に、第1の発明から第5の発明の現像剤残量
検出装置のうちいずれか1つを設けることにより達成さ
れる。
【0019】つまり、本出願にかかる第1の発明によれ
ば、所定の周期Sで運動する現像剤残量検出用部材に接
続された現像剤残量検出回路により、現像剤残量検出用
部材と、現像バイアスが印加された現像剤担持体との間
の静電容量に応じた現像剤残量検出信号をモニターし、
現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での現像剤残量
検出信号が所定の値Vth以下となる時間T1、もしく
は、時間S−T1と、任意数設定された時間Tthとを
比較することにより現像剤収容室内の現像剤量が検出さ
れる。具体的には、現像剤残量検出信号が所定の値Vt
h以下となる時間T1、もしくは、時間S−T1が時間
Tthよりも少ないときに現像剤残量がユーザーに報知
される。このとき、時間Tthを複数設定することによ
り段階的に現像剤の残量が検出される。
【0020】つまり、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、所定の周期Sで運動する現像剤残量検出用部材に接
続された現像剤残量検出回路により、現像剤残量検出用
部材と、現像バイアスが印加された現像剤担持体との間
の静電容量に応じた現像剤残量検出信号をモニターし、
現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での現像剤残量
検出信号が所定の値Vth以上となる時間T2、もしく
は、時間S−T2と、任意数設定された時間Tthとを
比較することにより現像剤収容室内の現像剤量が検出さ
れる。具体的には、現像剤残量検出信号が所定の値Vt
h以上となる時間T2、もしくは、時間S−T2が時間
Tthよりも大きいときに現像剤残量がユーザーに報知
される。このとき、時間Tthを複数設定することによ
り段階的に現像剤の残量が検出される。
【0021】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、所定の周期Sで運動する現像剤残量検出用部材に接
続された現像剤残量検出回路により、現像剤残量検出用
部材と、現像バイアスが印加された現像剤担持体との間
の静電容量に応じた現像剤残量検出信号の最大値Vma
xおよび最小値Vminをモニターして、最大値Vma
xおよび最小値Vminと、任意数設定された所定の値
Vthとを比較することにより現像剤収容室内の現像剤
量が現像剤残量検出信号の最大値と最小値とに応じて段
階的に検出され、ユーザーに的確な現像剤の残量が段階
的に報知される。
【0022】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、現像剤担持体と所定間隔を離した現像剤収容室内に
回転可能に軸支した現像剤残量検出用部材により、現像
剤収容室内の現像剤の残量に応じた現像剤残量検出信号
が的確に検出され、簡単な構成で現像剤残量検出用部材
の位置決めマージンが大きくなる。
【0023】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、現像剤収容室内に収容された現像剤を搬送できる現
像剤搬送手段が現像剤残量検出用部材を兼用することに
より、部品点数が削減され、低コストの装置が提供され
る。
【0024】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、第1の発明から第5の発明のうちいずれか1つの現
像剤残量検出装置により、画像形成装置の現像剤収容室
内の現像剤残量を検出させることにより、正確な現像剤
の残量の報知が行われ、ユーザビリティに優れた画像形
成装置が提供される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0026】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1〜図5により説明する。図1に、本実施
形態の現像剤残量検出装置が設けられた画像形成装置の
概略構成図を示す。
【0027】画像形成装置は、電子写真プロセスによっ
て大別すると、帯電装置、潜像担持体、露光手段、現像
装置、転写装置、クリーニング装置、定着装置、現像剤
残量検出装置等から構成される。なお、本実施形態で
は、これらのうち帯電手段たる帯電ローラ101、潜像
担持体たる感光ドラム30、現像装置50、クリーニン
グ装置119をコンパクトに一体化したプロセスカート
リッジを使用した場合を例示して説明する。
【0028】プロセスカートリッジ内には、感光ドラム
30の周囲に、感光ドラム30の表面を帯電させる帯電
ローラ101、感光ドラム30上に形成された静電潜像
を現像する現像装置50、転写工程の後に感光ドラム3
0上に残留した現像剤を回収するクリーニング装置11
9等が配置されている。
【0029】感光ドラム30は、アルミニウムで中空円
筒形状に形成された基体の上に有機感光層を塗布したも
ので、表面に静電潜像が形成される。また、感光ドラム
30は、画像形成装置本体側に設けられた駆動系(図示
せず)により図1の矢印c方向に回転できるようになっ
ている。
【0030】帯電ローラ101は、両端から加圧されて
感光ドラム30に対して圧接させられ、感光ドラム30
と帯電ローラ101とが所定の当接幅で接している。ま
た、帯電ローラ101は、感光ドラム30の回転に従動
して、図1の矢印d方向に回転できるようになってお
り、帯電バイアス電源(図示せず)から帯電ローラ10
1に所定のバイアスを印加することにより、感光ドラム
30の表面を所望の電位に帯電させることができるよう
になっている。
【0031】現像装置50は、感光ドラム30上に形成
された静電潜像を顕像化するための絶縁性一成分磁性現
像剤を用いた現像剤2を収容する現像剤収容室である現
像容器3と、現像容器3の感光ドラム30と対向する位
置に配置されるとともに、感光ドラム30と一定間隔を
保持して現像剤2を表面に担持しながら図1の矢印b方
向に回転できる中空円筒状の現像剤担持体である現像ス
リーブ6と、現像スリーブ6の内部に配置されたマグネ
ットローラ4と、現像スリーブ6に当接して現像スリー
ブ6上の現像剤2のコート層厚さを規制する現像剤規制
部材たる弾性ゴムブレード5と、現像容器3内に回転可
能に配置された現像剤残量検出用部材1とから構成され
ている。なお、現像剤残量検出用部材1は、現像容器3
内の現像剤2を現像スリーブ6方向に撹拌しながら搬送
する現像剤搬送手段を兼ねており、現像剤残量検出用部
材1が回転することによって現像容器3内の現像剤2を
現像スリーブ6に供給できるようになっている。
【0032】現像装置50の現像スリーブ6には、交流
電源7が接続されており、現像スリーブ6の表面に担持
した現像剤2を感光ドラム30上の潜像部へと飛翔させ
るために交流電源7より所定のAC電圧にDC電圧が重
畳された現像バイアスが印加されるようになっている。
なお、本実施形態では、DC電圧−500Vに、200
0Vppで2000Hzの矩形波を重畳した交流波形を
用いて現像スリーブ6に印加される現像バイアスとして
いる。
【0033】現像容器3内の現像剤残量検出用部材1
は、例えば棒状に形成された導電性部材を断面略コ字形
状に組み合わせて構成されており、現像剤残量検出用部
材1の基端が現像容器3内に現像スリーブ6と平行にな
るようにして配置された回転軸に回転可能に軸支され
て、所定の周期Sで回転できるようなっている。なお、
本実施形態では、現像剤残量検出用部材1として、φ2
mmの非磁性金属であるアルミニウム棒が用いられてい
る。
【0034】また、回転軸の端部は、画像形成装置本体
に設けられた回転運動するための駆動ギア(図示せず)
に連結しており、ギア列を介して、現像剤残量検出用部
材1が回転半径20mmで図1の矢印a方向に、所定の
周期Sで1回転するようになっている。なお、本実施形
態では、周期S=3secとし、現像剤残量検出用部材
1の回転中心は現像スリーブ6中心から30mmの距離
に設けられている。
【0035】また、現像剤残量検出用部材1の基端に電
気接点が設けられ、電気接点と現像剤残量検出回路40
が電気的に接続されて、現像スリーブ6に現像バイアス
を印加した際に、現像容器3内の現像剤2の残量に応じ
て現像剤残量検出用部材1に発生する電流値を現像剤残
量検出回路40で現像剤残量検出信号として検出し、現
像剤残量検出信号を用いて現像剤収容室内の現像剤量を
検出できるようになっており、現像容器3に設けられた
現像剤残量検出用部材1と、現像剤残量検出用部材1に
接続された現像剤残量検出回路40とにより現像剤残量
検出装置が構成されている。
【0036】この現像剤残量検出装置は、現像剤残量検
出用部材1の所定の周期S内での現像剤残量検出信号が
所定の値Vth以下となる時間T1、もしくは、時間S
−T1と、任意数設定された時間Tthとを比較するこ
とにより現像剤収容室内の現像剤量を検出できるように
なっている。なお、現像剤残量検出回路40は、交流電
源7に対して現像スリーブ6と並列に接続されており、
交流電源7からコンデンサ、整流回路、電流一電圧変換
回路などを介して基準となる電圧Vthを得ることがで
きるようになっている。
【0037】図2に示すように、現像剤残量検出用部材
1に発生する現像剤残量検出信号を検出する現像剤残量
検出回路40は、現像剤残量検出用部材1から直列に接
続された整流回路8、整流回路8に接続されて現像剤量
に応じた所定の電圧Vdcを出力する電流一電圧変換回
路9、電流一電圧変換回路9から出力された電圧値Vd
cを所定の周期でサンプリングするサンプリング手段1
2、交流電源7に対して現像スリーブ6と並列に接続さ
れた所定の容量Cthのコンデンサ17、コンデンサ1
7に接続された整流回路10、整流回路10に接続され
て基準電圧となるVthを出力する電流一電圧変換回路
11を有するとともに、サンプリング手段12と電流−
電圧変換回路11とに接続されて、サンプリング手段1
2から出力された出力電圧Vdcが基準電圧Vth以下
となる場合に信号を発するコンパレータ13、コンパレ
ータ13から信号が発せられた回数をカウントするとと
もに、このカウント数を基に時間T1を計算し、現像剤
残量検出用部材1の運動周期S毎に時間T1をコンパレ
ータ15に出力した後、リセットを行うという動作を繰
り返すカウンター14、カウンター14で計測された時
間T1が、あらかじめ設定された時間Tthと比較し、
一致したときに信号を発するコンパレータ15、コンパ
レータ15から発せられた信号を検出するCPU16か
ら構成される。
【0038】CPU16は、コンパレータ15から発せ
られた信号を利用して現像剤量の警告を、図示を省略し
た表示パネルに表示するなどの処理を行うことができる
ようになっている。ここで、基準電圧であるVthは、
コンデンサ17の容量により決定され、ユーザーに報知
したい現像剤の残量に応じてコンデンサ17の容量を変
更することにより基準電圧Vthを任意に設定すること
ができる。なお、本実施形態においては、Vth=1.
3Vとした。
【0039】また、コンパレータ15のCPU16への
信号発信の動作を決定するTthの値は、図示を省略し
た記憶メモリ内に、上記Vthの値や使用される現像剤
等に応じて任意に設定されており、本実施形態では、T
th=2.0secとした。整流回路8及び10、電流
一電圧変換回路9及び11の作用は従来例で述べたとお
りであるが、現像剤残量検出用部材1に発生した電流が
整流回路8に入力され、整流回路8で整流された電流
が、電流−電圧変換回路9で電圧値Vdcに変換され
る。また、整流回路10に入力されたコンデンサ17の
容量に応じた電流が電流−電圧変換回路11で基準電圧
Vthに変換されるようになっている。
【0040】現像剤残量検出用部材1には、現像スリー
ブ6に印加される交流波形の立ち上がり時に電流が誘起
され、現像剤残量検出用部材1で発生した電流が整流回
路8と電流一電圧回路10により、出力電圧Vdcに変
換される。この出力電圧Vdcは、現像剤残量検出用部
材1と現像スリーブ6間に存在する現像剤量に概ね比例
し、現像剤残量検出用部材1と現像スリーブ6間の距離
に反比例するものであり、本発明において現像剤残量検
出信号の役割を担うものとなる。
【0041】上記の画像形成装置により画像を形成する
には、帯電ローラ101により所望の帯電電位に帯電さ
せられた感光ドラム30表面に、レーザースキャナーユ
ニット120から発せられたレーザー光110を照射す
ることにより、感光ドラム30の表面に静電潜像が形成
される。感光ドラム30の表面に形成された静電潜像
は、現像装置50の現像剤2により現像されて可視化さ
れ、感光ドラム30上の可視化された現像剤像は、転写
手段116により転写材Pに転写される。
【0042】現像剤像を担持した転写材Pは、定着装置
125方向に搬送され、定着手段125により転写材P
上の現像剤像が定着されて転写材P上に画像が形成さ
れ、転写材Pが画像形成装置から排出される。転写工程
終了後に感光ドラム30上に残存した現像剤2は、クリ
ーニングブレード109により掻き落とされ、クリーニ
ング容器115内に貯蔵される。以上のような工程を繰
り返すことにより、ユーザーは所望の画像を得ることが
できるのである。
【0043】次に、本実施形態における現像剤量の検出
方法について図3から図5を用いて詳しく説明する。図
3は、現像容器内の現像剤の残量変化を示す概略説明図
を、図4は、現像容器内の現像剤量による出力電圧Vd
cの変化を表わすグラフを、図5は、現像容器内の現像
剤残量による前述の時間T1の変化を表わすグラフであ
る。
【0044】図3に示すように、プロセスカートリッジ
の使用初期及び現像剤補給直後においては、現像容器3
内に現像剤が約300g充填されており、図3の実線H
で示す高さまで現像剤2が存在する。このとき現像剤残
量検出用部材1は完全に現像剤2に埋没した状態のまま
図3の矢印a方向に回転運動する。図4に示すように、
現像剤残量検出用部材1が現像剤2内に埋没した状態で
回転した場合、出力電圧Vdcは図3の実線Hのごとく
に、約2.0V付近を現像剤残量検出用部材1の回転周
期3.0secで推移することとなり、Vth=1.3
V以下となる時間T1は0secである。
【0045】現像剤が約300g充填された状態から、
画像形成回数を重ね、現像容器3内の現像剤消費が進ん
で、現像剤量が約150gとなると、現像剤2の現像容
器3内での高さは実線Hより低い実線Mの高さまで低下
してくる。この状態では、現像剤残量検出用部材1は、
現像剤残量検出用部材1が回転して先端が現像スリーブ
6に対する最近接点Aから最遠点Bに達する問に、現像
剤残量検出用部材1の先端部分が現像剤2の外に出てし
まう箇所が生じる。
【0046】現像剤残量検出用部材1の先端部が現像剤
2の外に出てしまうと、現像スリーブ6と現像剤残量検
出用部材1問の静電容量が急激に小さくなるため、出力
電圧Vdcも急激に小さくなる。その後、現像剤残量検
出用部材1の回転が進み、再び現像剤残量検出用部材1
が現像剤2に埋没すると、現像剤残量検出用部材1と現
像スリーブ6間の静電容量が急激に大きくなるため、出
力電圧Vdcも急激に大きくなる。そして現像スリーブ
6との最近接点で出力電圧Vdcは最大となる。このよ
うに出力電圧Vdcは、現像剤量が少なくなって現像剤
残量検出用部材1が一部でも現像剤2の外に出るように
なると、図4の実線Mのごとくに、出力電圧Vdcが、
現像剤残量検出用部材1の回転周期毎に大きな振幅で変
化し、基準電圧Vthを下回るVdc値となる時間が生
じるようになる。
【0047】この、現像剤残量検出用部材1からの検出
電流による出力電圧Vdcが基準電圧Vthを下回る時
間T1は、現像剤残量検出用部材1の1周期内において
出力電圧Vdcが基準電圧Vthを下回る度にコンパレ
ータ13から発せられる信号をカウントすることによっ
て検出されており、この時間T1が所定のTth以上に
なるとコンパレータ15からCPU16に信号が発せら
れて所定の現像剤の残量の報知がおこなわれることとな
る。なお、本実施形態では、現像剤量が約150gの状
態では、T1は約1.0secであり、Tthとして設
定された2.0secを下回っているので報知は行われ
ない。
【0048】図3に示すように、さらに現像剤2を消費
し、現像剤量が約50gになると、現像剤2の高さは実
線Mより低い実線Lの位置まで減じる。このとき現像剤
残量検出用部材1は現像剤2に埋没せずに回転する。よ
って、出力電圧Vdcの最大値と最小値とはともに小さ
くなり、T1は更に増加し、2.0secになる。これ
は予め設定したTth=2.0secと一致する。この
とき、コンパレータ15からCPU16に信号が発せら
れ、CPU16の所定の動作によりユーザーに現像剤量
が少なくなったことを警告するのである。この警告によ
り、ユーザーは現像容器3に現像剤を補給したり、現像
容器3を含むプロセスカートリッジを振って再度使用す
るか、新しいプロセスカートリッジに交換するなどし
て、画像の白抜け等を防ぐようにするのである。
【0049】以上のように本実施形態では、回転運動す
る現像剤残量検出用部材に誘起される電流に基づいて発
せられる出力電圧Vdcを常時モニターし、現像剤残量
検出用部材の回転1周期内で所定の出力値Vth以下と
なる時間T1が、所定の時間Tth以上となったとき
に、ユーザーに現像剤量が少なくなったことを警告す
る。従って、現像剤残量検出用部材が回転運動している
ため、静止している場合に比べて、現像剤残量検出用部
材の位置決め精度のマージンが大きくなるとともに、電
気的な瞬時のノイズの影響を非常に受けにくくなるた
め、誤検出の可能性がほとんどなく、現像剤量検出精度
を安定かつ向上させることが可能になるのである。
【0050】また、現像剤残量検出用部材が現像容器内
を運動するため、静止している場合に比べて、多くの位
置で現像剤残量の検出を行っていることになる。したが
って現像容器内の現像剤の残り方をより正確に反映した
現像剤残量検出が可能になるのである。
【0051】本実施形態においては、現像剤残量検出用
部材の出力電圧Vdcが回転1周期内で所定の出力値V
th以下となる時間T1が、所定の時間Tth以上とな
ったときにユーザーに現像剤量が少なくなったことを警
告するものとしたが、逆に現像剤残量検出用部材の出力
電圧Vdcが回転1周期内で所定の出力値Vth以上と
なる時間T2が、所定の時間Tth以下となったとき
に、ユーザーに現像剤量が少なくなったことを警告して
もかまわない。
【0052】また、現像剤残量検出用部材の周期Sから
時間T1もしくは時間T2を引いた時間と、所定のTt
hとを比較して現像剤の残量を検出するようにしてもか
まわない。この場合、例えば、現像剤残量検出用部材の
出力電圧Vdcが回転1周期内で所定の出力値Vth以
下となる時間T1を用いるときは、時間S−T1が所定
の時間Tth以下となったときにユーザーに現像剤量が
少なくなったことを警告し、現像剤残量検出用部材の出
力電圧Vdcが回転1周期内で所定の出力値Vth以上
となる時間T2を用いるときは、時間S−T2が所定の
時間Tth以上となったときにユーザーに現像剤量が少
なくなったことを警告する。
【0053】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態を図6と図7により説明する。本実施形態は、出力電
圧Vdcが任意の値Vth以下となる時間T1の検出レ
ベルTthを、第1の実施形態の1つに代えて複数設定
し、複数のTthに対応して複数のコンパレータをCP
Uとカウンターとの間に設けることにより、現像剤の残
量に応じて段階的にCPUに信号を発信できるようにし
て、現像容器内に残存する現像剤量をユーザーに逐次告
知可能としたことである。その他の構成については、第
1の実施形態と同様であるので、重複する説明は省略す
る。
【0054】図6は、本実施形態の現像剤残量検出装置
の構成を示す概略構成図である。図6に示すように、記
憶素子(図示せず)にTthが複数設定されているとと
もに、現像剤残量検出回路41内のカウンター14とC
PU16との間に、各Tthに対応させた複数のコンパ
レータが並列に設けられており、各コンパレータには複
数のTthのうちいずれか1つが入力されるようにし
て、カウンター14で計測された時間T1が複数のTt
hと一致するときに、所定のコンパレータからCPU1
6に信号が発せられるようになっている。
【0055】具体的には、Tthl=2.0sec、T
th2=1.5ec、Tth3=1.0sec、Tth
4=0.5secをそれぞれ設定する。また、現像剤残
量検出回路41には、設定された4つのTthと同数の
コンパレータ42,43,44,45を配置して、各コ
ンパレータがカウンターに接続されるとともに、コンパ
レータ42にTth1が入力され、コンパレータ43に
はTth2が入力され、コンパレータ44にはTth3
が入力され、コンパレータ45にはTth4が入力され
るといように各コンパレータに複数のTthのうちのい
ずれか1つが入力されるようにする。
【0056】そして、カウンターにて計測された時間T
1が4つのコンパレータに入力されて、Tthl、Tt
h2、Tth3、Tth4のいずれかと一致したとき、
T1と一致したTthが入力されているコンパレータか
らCPU16に信号が発信され、CPU16は信号が発
信されたコンパレータに応じた現像剤の残量をユーザー
に報知するものである。その他の、現像装置50、現像
剤残量検出用部材1、現像剤残量検出回路内の整流回路
8,10や電流−電圧変換回路9,11などの構成につ
いては、実施形態1と同様なので説明は省略する。
【0057】次に、本実施形態の現像剤残量検出装置に
よる現像剤の残量検出方法について図7を用いて説明す
る。図7は、現像容器内に存在する現像剤量と時間T1
の関係を示すグラフである。本実施形態では、現像剤量
を5段階で表示することとし、画像形成装置の使用初期
(現像剤が現像容器内に満ちている状態)には、CPU
16の作動により図示を省略した表示装置に現像剤量レ
ベル5を表示するようにした。なお、現像剤量レベルは
レベル数が小さくなるにつれ、現像剤量が少なくなるこ
とを示すこととした。
【0058】現像剤量レベル5の状態から画像形成を重
ね、現像容器3内の現像剤量が減少し、約200gとな
ったときに、現像剤残量検出用部材1の回転周期内での
検出電流による出力電圧Vdcが基準電圧Vthを下回
る時間T1がT=0.5secとなる。このとき、Tt
h1=0.5secが入力されているコンパレータ42
からCPU16に信号が発せられ、現像剤量表示パネル
に、現像剤量レベル4を表示する。
【0059】以下同様に、現像剤2が約150gまで減
じ、T1=1.0secに達すると、現像剤量レベル3
を、現像剤2が約100gまで減じ、T1=1.5se
cに達すると、現像剤量レベル2を、現像剤2が約50
gまで減じ、T1=2.0secに達すると、現像剤量
レベル1を現像剤量表示パネルに表示する。
【0060】ユーザーは、現像剤量レベル1となったと
きに、現像容器3に新たに現像剤を補給したり、現像容
器3を含むプロセスカートリッジを振って再度使用する
か、新しいプロセスカートリッジに交換するようにす
る。
【0061】以上のように本実施形態の現像剤残量検出
装置は、現像剤残量検出用部材の出力電圧Vdcを常時
モニターし、現像剤残量検出用部材の回転1周期内で所
定の出力値Vth以下となる時間T1を、複数個設定し
た所定の時間Tthと比較することにより、現像容器内
に残存する現像剤量を多段階にユーザーに告知すること
ができるものである。また、現像剤残量検出用部材が回
転運動しているため、静止している場合に比べて、現像
剤残量検出用部材の位置決め精度のマージンが大きくな
り、かつ電気的な瞬時のノイズの影響を非常に受けにく
くなるため、誤検出の可能性がほとんどなく、非常に正
確に現像剤量を段階的にユーザーに告知でき、ユーザビ
リティに優れた画像形成装置を提供できるものである。
【0062】なお、本実施形態においても、上記の第1
の実施形態と同様に、現像剤残量検出用部材の出力電圧
Vdcが回転1周期内で所定の出力値Vth以上となる
時間T2が、所定の時間Tth以下となったときに、ユ
ーザーに現像剤量が少なくなったことを警告してもかま
わない。
【0063】また、現像剤残量検出用部材の周期Sから
時間T1もしくは時間T2を引いた時間と、所定のTt
hとを比較して現像剤の残量を検出するようにしてもか
まわない。この場合、例えば、現像剤残量検出用部材の
出力電圧Vdcが回転1周期内で所定の出力値Vth以
下となる時間T1を用いるときは、時間S−T1が所定
の時間Tth以下となったときにユーザーに現像剤量が
少なくなったことを警告し、現像剤残量検出用部材の出
力電圧Vdcが回転1周期内で所定の出力値Vth以上
となる時間T2を用いるときは、時間S−T2が所定の
時間Tth以上となったときにユーザーに現像剤量が少
なくなったことを警告する。
【0064】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態を図8と図9により説明する。本実施形態は、現像剤
残量検出用部材の1回転の周期内において、現像剤残量
検出用部材1からの出力電圧Vdcの最小値および最大
値を検出し、これらVdcの最大値および最小値と、現
像剤残量検出回路に複数設けられた検出レベルVthと
を比較することで、現像容器内に残った現像剤量をユー
ザーに逐次告知することができるようにしたものであ
る。また、上記の各実施形態の現像剤残量検出回路内に
設けられていた、現像スリーブに現像バイアスを印加す
る交流電源に対して現像スリーブと並列に接続された所
定の容量Csをもつコンデンサ、コンデンサに直列に接
続された整流回路とその整流回路で発生する電流信号を
電圧に変換する電流一電圧変換回路とで構成された基準
電圧を得る回路部分を必要としないことを特徴としてい
る。その他の構成については、第1の実施形態と同様で
あるので、重複する説明は省略する。
【0065】図8に示す、本実施形態の現像剤残量検出
装置の構成を示す概略構成図により、現像剤残量検出装
置の現像剤残量検出回路の構成について説明する。本実
施形態の現像剤残量検出装置は、現像剤残量検出用部材
1と現像剤残量検出回路60とから構成されており、現
像剤残量検出用部材1に現像剤残量検出回路60内の整
流回路8が接続されている。現像剤残量検出回路60内
には、整流回路8、電流一電圧変換回路9、サンプリン
グ手段12、記憶素子66、判定手段67、4つのコン
パレータ61,62,63,64、CPU16とで構成
されている。
【0066】現像スリーブ6と現像剤残量検出用部材1
との間に存在する現像剤量に応じて現像剤残量検出用部
材1に誘起される電流は、現像剤残量検出回路60内に
設けられた整流回路8と電流一電圧変換回路9とによ
り、出力電圧Vdcに変換される。出力電圧Vdcは、
サンプリング手段12によりサンプリングされ、サンプ
リングされた出力電圧Vdcは、記憶素子66により、
現像剤残量検出用部材1の回転周期分のみ記憶される。
この記憶内容は、現像剤残量検出用部材1の回転周期S
毎に更新される。
【0067】記憶素子66に接続された判定手段67
は、記憶素子66に記憶された出力電圧Vdcの中の、
最大値Vmaxと最小値Vminを判定し、最大値Vm
axをコンパレータ63,64に出力するとともに、最
小値Vminをコンパレータ61,62に出力するよう
になっている。判定手段67は、上記の記憶素子66に
記憶された出力電圧Vdcの中の、最大値Vmaxと最
小値Vminの判定を現像剤残量検出用部材1の回転周
期S毎に行って、現像剤残量検出用部材1の1回転周期
におけるVmaxおよびVminを出力する。
【0068】4つのコンパレータ61,62,63,6
4には、図示を省略した記憶素子にあらかじめ記憶され
た複数のVthのうちいずれか1つが入力されるように
なっており、判定手段67からの最大値Vmaxもしく
は最小値VminがVthと一致したときにCPU61
に信号を送信できるようになっている。具体的には、コ
ンパレータ61に判定手段67からの最小値Vminと
Vth1が入力され、コンパレータ62に判定手段67
からの最小値VminとVth2が入力され、コンパレ
ータ63に判定手段67からの最小値VmaxとVth
1が入力され、コンパレータ64に判定手段67からの
最小値VmaxとVth2が入力されるようになってい
る。
【0069】判定手段67からVminを受信したコン
パレータ61,62は、Vminと、コンパレータ6
1,62に入力されているVth1あるいはVth2と
を比較し、一致したときに信号を発する。また、判定手
段67からVmaxを受信したコンパレータ63,64
は、Vmaxと、コンパレータ63,64に入力されて
いるVth1あるいはVth2とを比較し、一致したと
きに信号を発する。Vth1とVth2は任意に設定可
能であり、本実施形態においてはVth1=1.0V、
Vth2=0.3Vとした。
【0070】CPU16は、4つのコンパレータ61,
62,63,64のうちいずれか1つから信号を受けた
ときに、信号を受けたコンパレータに応じた現像剤量レ
ベルを、現像剤量表示パネル等に表示させることができ
るようになっており、これにより、コンパレータからの
信号を受けていない状態を合わせて現像剤量レベルを5
段階でユーザーに告知できるようになっている。
【0071】次に、図9に示す、現像剤残量による最大
値Vmaxおよび最小値Vminの変化を示すグラフに
より、本実施形態の現像剤残量検出装置による現像剤量
検出方法について説明する。プロセスカートリッジの使
用初期においては、現像剤2は現像容器3内に300g
存在している。
【0072】このとき、VmaxとVminとは、両者
ともに約2.0Vと大きな値で推移している。この状態
では、4つのコンパレータからは信号が発信されておら
ず現像剤量表示パネルには、現像剤量レベル5を表示し
ておく。なお、現像剤量レベルはレベル数が小さくなる
ほど、現像剤量が少ないことを示すこととする。
【0073】現像剤量レベル5の状態から画像形成を重
ね、現像剤量が減じると、Vminが小さくなり始め、
現像剤量が約200gになると、Vminは1.0Vと
なる。これは予め設定したVth1=1.0Vと一致
し、コンパレータ61からCPUに信号が発せられる。
【0074】CPU61がコンパレータ61から信号を
受信すると、CPU61から命令が発せられ、不図示の
現像剤畳表示パネルに、現像剤量レベル4が表示され
る。さらに現像剤が減少し、約150gになると、Vm
inは更に小さくなり、0.3Vとなる。これは予め設
定したVth2=0.3Vに一致するため、コンパレー
タ62からCPU16に信号が発せられる。コンパレー
タ62からの信号を受信したCPU61は、現像剤量表
示パネルに、現像剤量レベル3を表示させる。
【0075】その後、画像形成を重ねて現像剤2の残量
が減少すると、Vmaxが減少しはじめ、現像剤2が1
00gまで減ると、Vmaxは1.0Vとなる。これは
Vth1=1.0Vと一致するため、コンパレータ63
からCPU16に信号が発せられる。これを受けたCP
U61は、現像剤量表示パネルに、現像剤量レベル2を
表示する。さらに現像剤2が減ると、Vmaxがさらに
減少し、現像剤2が50gまで減ると、VmaxはVt
h2=0.3Vと一致する。このときコンパレータ64
から、CPU16に信号が発せられ、これを受けたCP
U61は、現像剤量表示パネルに、現像剤量レベル1を
表示する。現像剤量レベル1を確認したユーザーは、現
像容器3に新たに現像剤を補給したり、現像容器3を含
むプロセスカートリッジを振って再度使用するか、新し
いプロセスカートリッジに交換することにより画像の白
抜け等を防止するようにする。
【0076】以上のように本実施形態では、現像剤残量
検出用部材の出力電圧Vdcを常時モニターし、現像剤
残量検出用部材の回転1周期内で所定の出力値の最大値
及び最小値を、複数個設定した所定値と比較することに
より、ユーザーに現像剤量レベルを多段階に告知するも
のである。よって本発明によれば、上記の各実施形態と
同様にユーザビリティに優れた画像形成装置を提供でき
るのである。
【0077】なお、上記の各実施形態においては、現像
剤残量検出用部材が回転運動している例を挙げたが、こ
のほか、現像剤残量検出用部材が直線的な往復運動を行
うものなど、現像剤残量検出用部材は周期的な運動を行
うものであればよい。また、現像剤残量検出用部材が現
像剤搬送手段を兼ねているが、これに限るものではな
く、現像剤搬送手段とは別体に現像剤残量検出用部材を
現像容器内に配置したり、現像剤を撹拌する撹拌手段と
現像剤残量検出用部材を兼用するようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
1の発明によれば、所定の周期Sで運動する現像剤残量
検出用部材に接続された現像剤残量検出回路により、現
像剤残量検出用部材と、現像バイアスが印加された現像
剤担持体との間の静電容量に応じた現像剤残量検出信号
をモニターできるので現像剤残量検出用部材の位置決め
マージンが大きいとともに設計時の自由度が高く、ノイ
ズの影響等を受け難い精度の高い現像剤残量検出装置と
することができる。また、現像剤残量検出用部材の所定
の周期S内での現像剤残量検出信号が所定の値Vth以
下となる時間T1、もしくは、時間S−T1と、任意数
設定された時間Tthとを比較することにより現像剤収
容室内の現像剤量を正確に検出することができる。ま
た、時間Tthを複数設定すれば、段階的に現像剤の残
量が検出され、ユーザビリティに優れた装置とすること
ができる。
【0079】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、第1の発明と同様に、現像剤残量検出用部材の位置
決めマージンが大きいとともに設計時の自由度が高く、
ノイズの影響等を受け難い精度の高い現像剤残量検出装
置とすることができる。また、現像剤残量検出用部材の
所定の周期S内での現像剤残量検出信号が所定の値Vt
h以上となる時間T2、もしくは、時間S−T2と、任
意数設定された時間Tthとを比較することにより現像
剤収容室内の現像剤量を正確に検出することができる。
また、時間Tthを複数設定すれば、段階的に現像剤の
残量が検出され、ユーザビリティに優れた装置とするこ
とができる。
【0080】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、所定の周期Sで運動する現像剤残量検出用部材に接
続された現像剤残量検出回路により、現像剤残量検出用
部材と、現像バイアスが印加された現像剤担持体との間
の静電容量に応じた現像剤残量検出信号の最大値Vma
xおよび最小値Vminをモニターして、最大値Vma
xおよび最小値Vminと、任意数設定された所定の値
Vthとを比較することにより現像剤収容室内の現像剤
量を現像剤残量検出信号の最大値と最小値とに応じて段
階的に検出することができ、現像剤残量検出用部材の位
置決めマージンが大きいとともに設計時の自由度が高
く、ノイズの影響等を受け難い精度の高い現像剤残量検
出装置となるとともに、ユーザーに的確な現像剤の残量
を段階的に報知できるユーザビリティに優れた装置とす
ることができる。
【0081】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、現像剤担持体と所定間隔を離した現像剤収容室内に
回転可能に軸支した現像剤残量検出用部材により、現像
剤収容室内の現像剤の残量に応じた現像剤残量検出信号
を的確に検出でき、簡単な構成で現像剤残量検出用部材
の位置決めマージンが大きく設計時の自由度の高い現像
剤残量検出装置とすることができる。
【0082】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、現像剤収容室内に収容された現像剤を搬送できる現
像剤搬送手段が現像剤残量検出用部材を兼用することに
より、部品点数を削減することができ、ユーザビリティ
に優れているとともに、低コストで設計時の自由度の高
い現像剤残量検出装置とすることができる。
【0083】また、本出願にかかる第6の発明によれ
ば、第1の発明から第5の発明のうちいずれか1つの現
像剤残量検出装置により、画像形成装置の現像剤収容室
内の現像剤残量を検出させることにより、正確な現像剤
の残量の報知を行うことができ、ユーザビリティに優れ
た画像形成装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態1の現像剤残量検出装置を備え
た画像形成装置を示す概略構成図である。
【図2】第1の実施形態の現像剤残量検出装置の構成を
示す概略構成図である。
【図3】現像容器内の現像剤の残量変化を示す概略説明
図である。
【図4】現像容器内の現像剤量による出力電圧Vdcの
変化を表わすグラフである。
【図5】現像容器内の現像剤残量による時間T1の変化
を表わすグラフである。
【図6】第2の実施形態の現像剤残量検出装置の構成を
示す概略構成図である。
【図7】現像容器内に存在する現像剤量と時間T1の関
係を示すグラフである。
【図8】第3の実施形態の現像剤残量検出装置の構成を
示す概略構成図である。
【図9】現像剤残量による最大値Vmaxおよび最小値
Vminの変化を示すグラフ。
【図10】従来の現像剤残量検出装置の構成を示す概略
構成図である。
【符号の説明】 1 現像剤残量検出用部材 2 現像剤 3 現像容器(現像剤収容室) 6 現像スリーブ(現像剤担持体) 7 現像バイアス用交流電源 40,41,60 現像剤残量検出回路 50 現像装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤収容室内に導電
    部材で形成されて現像剤収容室内の現像剤の残量を検出
    するための現像剤残量検出用部材が配置され、現像剤残
    量検出用部材と、現像剤収容室内に配置されて現像バイ
    アスが印加された現像剤担持体との間に存在する現像剤
    量に応じて変化する静電容量による現像剤残量検出信号
    によって現像剤収容室内の現像剤量を検出する現像剤残
    量検出装置において、現像剤残量検出用部材が所定の周
    期Sで運動可能に配置され、現像剤残量検出用部材に、
    現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での現像剤残量
    検出信号が所定の値Vth以下となる時間T1、もしく
    は、時間S−T1と、任意数設定された時間Tthとを
    比較することにより現像剤収容室内の現像剤量を検出で
    きる現像剤残量検出回路が接続されていることを特徴と
    する現像剤残量検出装置。
  2. 【請求項2】 現像剤を収容する現像剤収容室内に導電
    部材で形成されて現像剤収容室内の現像剤の残量を検出
    するための現像剤残量検出用部材が配置され、現像剤残
    量検出用部材と、現像剤収容室内に配置されて現像バイ
    アスが印加された現像剤担持体との間に存在する現像剤
    量に応じて変化する静電容量による現像剤残量検出信号
    によって現像剤収容室内の現像剤量を検出する現像剤残
    量検出装置において、現像剤残量検出用部材が所定の周
    期Sで運動可能に配置され、現像剤残量検出用部材に、
    現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での現像剤残量
    検出信号が所定の値Vth以上となる時間T2、もしく
    は、時間S−T2と、任意数設定された時間Tthとを
    比較することにより現像剤収容室内の現像剤量を検出で
    きる現像剤残量検出回路が接続されていることを特徴と
    する現像剤残量検出装置。
  3. 【請求項3】 現像剤を収容する現像剤収容室内に導電
    部材で形成されて現像剤収容室内の現像剤の残量を検出
    するための現像剤残量検出用部材が配置され、現像剤残
    量検出用部材と、現像剤収容室内に配置されて現像バイ
    アスが印加された現像剤担持体との間に存在する現像剤
    量に応じて変化する静電容量による現像剤残量検出信号
    によって現像剤収容室内の現像剤量を検出する現像剤残
    量検出装置において、現像剤残量検出用部材が所定の周
    期Sで運動可能に配置され、現像剤残量検出用部材に、
    現像剤残量検出用部材の所定の周期S内での現像剤残量
    検出信号の最大値Vmaxおよび最小値Vminを検出
    するとともに、最大値Vmaxおよび最小値Vmin
    と、任意数設定された所定の値Vthとを比較すること
    により現像剤収容室内の現像剤量を検出できる現像剤残
    量検出回路が接続されていることを特徴とする現像剤残
    量検出装置。
  4. 【請求項4】 現像剤残量検出用部材は、現像剤担持体
    と所定間隔を離した現像剤収容室内に回転可能に軸支さ
    れていることとする請求項1から請求項3のうちいずれ
    か1つに記載の現像剤残量検出装置。
  5. 【請求項5】 現像剤残量検出用部材は、現像剤収容室
    内に収容された現像剤を搬送できる現像剤搬送手段であ
    ることとする請求項1から請求項4までのうちいずれか
    1つに記載の現像剤残量検出装置。
  6. 【請求項6】 表面に静電潜像を担持する像担持体と、
    像担持体上の静電潜像を現像剤で現像する現像装置と、
    現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤を収容する現
    像剤収容室とを有する画像形成装置において、画像形成
    装置内に、請求項1から請求項5までのうちいずれか1
    つに記載の現像剤残量検出装置が設けられていることを
    特徴とする画像形成装置。
JP9202602A 1997-07-14 1997-07-14 現像剤残量検出装置と画像形成装置 Pending JPH1138745A (ja)

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