JPH1138379A - 表示装置の駆動方法、これを用いた表示装置および電子機器 - Google Patents

表示装置の駆動方法、これを用いた表示装置および電子機器

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JPH1138379A
JPH1138379A JP19432097A JP19432097A JPH1138379A JP H1138379 A JPH1138379 A JP H1138379A JP 19432097 A JP19432097 A JP 19432097A JP 19432097 A JP19432097 A JP 19432097A JP H1138379 A JPH1138379 A JP H1138379A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路で液晶ディスプレイの液晶セルの
プリチャージを行う。 【解決手段】 図3のクロックCLYは水平走査期間の
2倍の周期を有する。液晶ディスプレイの第2ラインの
データ信号は、時刻t3〜t4の期間に供給される。しか
し、走査信号Y2は、時刻t2から“H”になってい
る。時刻t2〜t3においては第1ラインのデータ信号が
供給されるから、第2ラインの液晶セルは第1ラインに
対するデータ信号によってプリチャージされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
に用いて好適な表示装置の駆動方法、およびこの駆動方
法により表示制御される表示装置および電子機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】
(1)反転方式について まず、液晶パネルの概要を図10を参照し説明する。図
において116a,116b,……は液晶セルであり、
縦横方向に所定間隔で多数配列されている。液晶セル1
16a,116b,……には、非選択期間内において液
晶セルの端子電圧を保持する保持容量(図示せず)が並
列に接続されている。各液晶セルの一端(図において下
側端)は共通電極であり、そこには共通電位が印加され
ている。また、他端は、各画素毎に配置された画素電極
であり、画素電極と共通電極により挟持される液晶層に
より各液晶セルが構成されている。なお、画素電極は各
々薄膜トランジスタ(以下、TFTという)114a,
114b,……のドレイン電極に接続されている。
【0003】TFT114a,114b,……のゲート
電極には走査信号線110a,110b,……が接続さ
れ、ソース電極にはデータ信号線112aが接続されて
いる。ここで、走査信号線110aに所定の走査電圧を
印加するとTFT114aがオン状態になる。このと
き、データ信号線112aに表示色(白、黒、その中間
色)に対応する駆動電圧を印加すると、液晶セル116
aがその駆動電圧にチャージされる。同様に、走査信号
線110bに走査電圧を印加してデータ信号線112a
に駆動電圧を印加すると、液晶セル116bがチャージ
されることになる。
【0004】表示色は駆動電圧と共通電極の電位との差
の絶対値によって変化し、ノーマリーホワイトモードで
駆動する場合、絶対値が高いほど黒色に近くなる。従っ
て、例えば黒色を表示させるために必要な電圧の絶対値
が|VB|であったとすると、駆動電圧は±VBの何れであ
ってもよい。ところで、液晶セル内に直流電流が流れる
と液晶が劣化するため、フィールド(またはフレーム)
毎に共通電極に対する駆動電圧の極性を反転させること
が一般的である。「1」フィールド(またはフレーム)
内で各液晶セルに同一極性の駆動電圧を供給しつつフィ
ールド毎に極性を反転させる方式をフィールド(または
フレーム)反転方式という。
【0005】さらに、フリッカーを目立たなくし、階調
特性を改善するために、1ソース((縦の並び)毎、1
ライン毎、あるいは1ドット毎に駆動電圧の極性を反転
させると好適である。このような駆動方式を、各々ソー
ス反転方式、ライン反転方式およびドット反転方式とい
う。各方式における極性の例を図7に示す。図7におい
て、+は正極性、−は負極性の駆動電圧を液晶セルに印
加することを示す。
【0006】(2)走査側駆動回路について また、図10において101aおよび102aはクロッ
クド・インバータであり、制御入力端に“H”信号が供
給されると、信号入力端に供給された信号を反転し出力
する。また、制御入力端に“L”信号が入力されると、
出力端がハイ・インピーダンス状態になる。クロックド
・インバータ101aの制御入力端には所定周期(水平
走査期間の2倍)のクロックCLYが供給され、信号入
力端には水平同期信号DYが供給される。なお、水平同
期信号DYは、常時は“L”であってクロックCLYの
「1周期」相当の時間だけ“H”になる信号である。
【0007】103aはインバータであり、クロックC
LYが“H”である半周期(水平走査期間)においては
クロックド・インバータ101aの出力信号を反転して
出力する。反転された信号はクロックド・インバータ1
02aの信号入力端に供給される。クロックド・インバ
ータ102aは、クロック−CLY(クロックCLYの
反転信号)が“H”である場合にインバータ103aの
出力信号を反転し出力する。
【0008】ここで、クロックド・インバータ101
a,102aの出力端はワイアードオアされている。従
って、クロック−CLYが“H”である半周期において
は、クロックド・インバータ102aの出力信号がイン
バータ103aに供給されることになる。
【0009】次に、クロックド・インバータ101b,
102bおよびインバータ103bは、各々クロックド
・インバータ101a,102aおよびインバータ10
3aと同様に接続され、インバータ103aの出力信号
がクロックド・インバータ101bに供給される。但
し、クロックド・インバータ101bの制御入力端には
クロック−CLYが、クロックド・インバータ102b
の制御入力端にはクロックCLYが各々供給される点
で、クロックド・インバータ101a,102aと相違
している。
【0010】以下同様に、使用されるクロック(CLY
または−CLY)を1段毎に逆転させつつ同様の回路が
多数接続されている。
【0011】これらの信号のタイミングチャートを図1
1に示す。図中、時刻t1において水平同期信号DYが
“H”になり、クロックCLYが“H”になると、水平
同期信号DYを反転した“L”信号がクロックド・イン
バータ101aから出力される。この信号は、さらにイ
ンバータ103aを介して反転されるから、結局インバ
ータ103aから“H”信号が出力される。なお、図1
1におけるクロックド・インバータ101a,102
a,101b,102bの「×」印の期間は、クロック
ド・インバータの出力がハイインピーダンス状態になる
期間を示す。なお、この「×」印の意味は各タイミング
チャートにおいても同様である。
【0012】次に、時刻t2においてクロック−CLY
が“H”になると、インバータ103aから出力されて
いた“H”信号がクロックド・インバータ102aによ
って反転され、反転された“L”信号が再びインバータ
103aの信号入力端に供給される。これにより、イン
バータ103aから引き続き“H”信号が出力されるこ
とになる。また、インバータ103aの出力信号は、ク
ロックド・インバータ101bにおいて反転され、クロ
ックド・インバータ101bから“L”信号が出力され
る。この“L”信号は、さらにインバータ103bを介
して反転され、ここから“H”信号が出力される。
【0013】次に、時刻t3においては、クロックCL
Yが“H”になるとともに、水平同期信号DYが“L”
になる。この“L”信号はクロックド・インバータ10
1aにおいて反転され、ここから“H”信号が出力され
る。従って、これを反転して成るインバータ103aの
出力信号は“L”になる。一方、クロックド・インバー
タ102bによってインバータ103bの出力信号が反
転され、ここから“L”信号が出力される。従って、イ
ンバータ103bの出力信号は“H”に保持される。
【0014】次に、時刻t4においてクロック−CLY
が“H”になると、インバータ103aから出力されて
いた“L”信号がクロックド・インバータ101bによ
って反転され、反転された“H”信号がインバータ10
3bの信号入力端に供給される。これにより、インバー
タ103bの出力信号は“L”になる。
【0015】以下同様に、インバータ103b,103
c,……からは、水平同期信号DYをクロック信号CL
Kの半周期づつ順次遅延させた信号が出力される。
【0016】図10に戻り、104aはアンド回路であ
り、インバータ103a,103bの出力信号の論理積
を、走査信号Y1として走査信号線110aに出力す
る。同様に、アンド回路104bはインバータ103
b,103cの論理積を、アンド回路104cはインバ
ータ103c,103dの論理積を、各々走査信号Y2
およびY3として出力する。従って、図11に示すよう
に、各走査信号Y1,Y2,……は、各々クロックCL
Yの半周期幅のパルスであり、相互に重複して“H”に
なる期間は無い。
【0017】(3)点順次駆動方式について 図10においてはデータ信号線を一本(112a)のみ
示しているが、実際にはこれと平行に同様のデータ信号
線が多数設けられている。これらのデータ信号線にデー
タ信号を供給する方式として、線順次方式と点順次方式
とがある。線順次方式は、シフトレジスタおよび2段の
ラッチ等を用いてデータ信号を蓄積し、「1」ライン相
当分のデータ信号が蓄積された時点で各データ信号線に
同時に信号を供給する方式である。一方、点順次方式
は、各画素のデータ信号が得られた時点で対応するデー
タ信号線にこれを逐次供給する方式である。
【0018】線順次方式は液晶セルにデータ信号を印加
する時間を比較的長く(水平走査期間程度)かつ一律に
確保できる点で有利であるが、シフトレジスタおよび2
段のラッチ等が不可欠であるため回路が大型化する欠点
がある。一方、点順次方式は回路を小規模にできる点で
有利であるが、画素の液晶セルの充電時間を確保するた
めに水平走査期間を長くせざるを得ない問題がある。
【0019】その詳細を図5を参照し説明しておく。同
図(a)は液晶ディスプレイの画面であり、図上で左から
右に向かって水平走査される。すなわち、点A,点B,
点Cの順で、対応する液晶セルにデータ信号が供給され
ることになる。このデータ信号すなわち電圧によって液
晶セルが充電されるのであるが、同図(b)に示す波形図
にあっては、点Cに対して充分な充電時間が確保されて
いない。
【0020】すなわち、データ信号自体は点A,点B,
点C共に同一レベルであったとしても、他の点に比べて
点Cの充電電圧が低くなっており、液晶ディスプレイの
右端部分で画像が白っぽくなるという不具合が生ずる。
点Cに対しても充分な充電時間を確保して、かかる不具
合を回避するために、結局は水平走査期間を長くせざる
を得ないのである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶パネル
は、例えば直視型の小型モニタや投影型の大型モニタに
用いられるが、何れにおいてもパーソナルコンピュータ
の表示能力の向上やハイビジョンの普及に合わせて高精
細度が要求されている。このため、必然的に動作周波数
が高くなり、各液晶セルに駆動電圧を印加する時間も短
くならざるを得ない。
【0022】一方、各液晶セルの駆動電圧はフィールド
毎に反転するため、各フィールド毎に液晶セルを逆極性
方向にチャージする必要がある。従って、液晶セルを所
望の電圧にチャージするまでに要する時間を確保するこ
とが困難になった。この問題は、点順次方式を採用する
場合に一層深刻になる。
【0023】これに対して、データ信号線が空いている
期間(例えば前のラインの走査から次のラインの走査に
移る帰線消去期間)において、次の駆動電圧の極性と同
一極性の電圧(プリチャージ電圧)をデータ信号線に印
加し、予め液晶セルの電圧を反転させておくことも考え
られるが、本来の駆動回路とは別個のプリチャージ回路
を設ける必要が生じ、回路構成が複雑化するという問題
がある。
【0024】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、きわめて簡単な構成で高精細度を確保でき
る表示装置の駆動方法、これを用いた表示装置および電
子機器を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
この発明にあっては、基準電位に対して正および負極性
のデータ信号を伝送する複数のデータ信号線と、これら
データ信号線と交差する走査信号線と、前記データ信号
線と前記走査信号線の交差に対応してマトリクス状に設
けられ、対応する走査信号線に所定の走査信号が供給さ
れると対応するデータ信号線上のデータ信号によって充
電されるセルとを具備する表示装置を駆動する表示装置
の駆動方法であって、前記各走査信号線に対して、第1
の走査期間に前記走査信号を供給するとともに、この第
1の走査期間より前の走査期間であってデータ信号の極
性が前記第1の走査期間におけるデータ信号の極性と同
一となる第2の走査期間において前記走査信号を供給す
ることを特徴とする。
【0026】なお、本明細書において、データ信号の極
性とは、データ信号の振幅の中心電位に対するデータ信
号の電位極性を示す。但し、データ信号の振幅の中心電
位と液晶セルの共通電極電位とは異なる場合が多い。両
電位を異ならせる理由は、TFTの寄生容量により液晶
セルに印加される電圧がシフトしてしまう現象を補償す
るために、予め共通電極電位を上記データ信号の中心電
位に対してバイアスしておくためである。
【0027】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態 1.1.実施形態の構成 次に、本発明の第1実施形態の液晶表示装置の全体構成
を図1を参照し説明する。この液晶表示装置は、電子機
器例えば液晶プロジェクタのライトバルブとして用いら
れる液晶パネルであり、液晶パネルブロック10と、タ
イミング回路ブロック20と、データ処理ブロック30
とから構成されている。
【0028】タイミング回路ブロック20は、クロック
信号CLKと同期信号SYNCとが入力されると、所定
のタイミング信号(詳細は後述する)を出力する。デー
タ処理ブロック30の内部において、32は相展開回路
であり、一系統の画像信号Dataが入力されると、こ
れをN相(図示の例ではN=6)の画像データData
1〜6に展開し出力する。なお、画像信号DataをN
相に展開する理由は、後述するサンプルホールドスイッ
チ106a〜fを介して各TFT114のソース電極に
画像データ信号を印加する時間をN倍に延長することに
より、サンプルホールド時間および液晶セル116の充
電時間を確保するためである。
【0029】また、34は増幅・反転回路であり、画像
データData1〜6のうち反転が必要なものを反転さ
せ、しかる後に適宜反転された画像データData1〜
6を増幅し出力する。なお、「反転が必要なもの」は、
採用される反転方式と、フィールド番号が偶数か奇数か
に基づいて決定される(図7参照)。但し、本実施形態
において採用される反転方式は、各データ信号の極性が
「1」ライン前の極性と同一になる方式、すなわちフィ
ールド反転またはソース反転である。
【0030】液晶パネルブロック10においては、図1
の行方向に沿って平行に配列された複数の走査信号線1
10と、これらと直交する方向に沿って平行に配列され
た複数のデータ信号線112とを有する画素部100が
形成されている。なお、本実施形態においては、走査信
号線110の総数は「492本」であり、データ信号線
112の総数は「652本」である。
【0031】図上で走査信号線110とデータ信号線1
12の各交点に対応して、図10の回路と同様に、画素
が形成されている。各画素は、走査信号線110にゲー
ト電極が接続され、データ信号線112にソース電極が
接続されるTFT114と、TFT114のドレイン電
極に接続される画素電極と、画素電極に接続される保持
容量とから成る。画素電極と、これに対応する共通電極
と、両電極間に挟まれた液晶層とにより、液晶セル11
6が構成される。
【0032】106a〜fはTFTから成るサンプルホ
ールドスイッチであり、各データ信号線112に対応し
て設けられ、所定のホールド信号が供給されると、その
時点における画像データData1〜6の電圧レベルを
対応するデータ信号線112に出力する。なお、保持さ
れた電圧は、再度ホールド信号が供給されるまで保持さ
れる。
【0033】124はシフトレジスタと、その出力の論
理を組む論理回路とを含むデータ駆動回路であり、タイ
ミング回路ブロック20から水平走査期間の最初に供給
されるシフトデータDXを、シフトクロックに応じて順
次シフトし、そのシフトに応じて各サンプルホールドス
イッチ106a〜fに対して、対応する画像データDa
ta1〜6が出力されるタイミングでホールド信号を順
次供給する。この結果、1走査期間において、サンプル
ホールドスイッチ106a〜fは、図上で右から左に向
かって、対応する画像データ信号を順次ホールドするこ
とになる。なお、データ信号線112、サンプルホール
ドスイッチ106a〜fおよび画像データData1〜
6の対応関係は、データ信号線のN本(6本)周期で繰
返される。
【0034】次に、120は走査側駆動回路であり、各
走査信号線110に対して走査信号Y1,Y2,……を
順次供給する。この走査側駆動回路120の詳細構成を
図2(a)に示す。図示のように、本実施形態の走査側駆
動回路120は、従来のもの(図10)よりアンド回路
104a,104b,……を除去したシフトレジスタに
より構成され、インバータ103a,103b,……の
出力信号をそのまま走査信号Y1,Y2,……として用
いたものである。従って、図3に示すように、各走査信
号Y1,Y2,……は「1」ライン前の走査信号と重複
して“H”になる。
【0035】1.2.実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を図3を参照しつつ説明する。
まず、時刻t1において、水平同期信号と同期してシフ
トレジスタに入力されるシフトデータDYが“H”にな
ると、走査信号Y1も“H”になる。従って、第1ライ
ンの液晶セルに対してプリチャージが開始される。但
し、実際の第1ラインのデータ信号が未だ得られていな
いため、第1ラインのデータ信号と同一極性の電圧が各
データ信号線112に印加される。なお、データ信号の
極性とは、データ信号の振幅に中心電位に対する極性を
指す。(以下、各実施形態でも同様)次に、時刻t2
3の期間においては、画像データ信号Dataに基づ
いて、第1ラインの各画素値に対応するデータ信号がデ
ータ駆動回路124、サンプルホールドスイッチ106
a〜f、データ信号線112、TFT114を順次介し
て、第1ラインの各液晶セル116に供給される。ここ
で、各液晶セル116はデータ信号と同一極性の電圧に
よってプリチャージされているから、これら液晶セル1
16は速やかに充電される。
【0036】このように、時刻t2〜t3の期間において
は、第1ラインの液晶セルに対する充電が行われるので
あるが、この期間には走査信号Y2も“H”になってい
るため、第2ラインの液晶セルに対しても書込みが行わ
れる。本実施形態においては、各液晶セルに対応するデ
ータ信号の極性は「1」ライン前の極性と同一であるか
ら、第2ラインの液晶セルは本来のデータ信号と同一極
性の電圧によってプリチャージされることになる。
【0037】1.3.実施形態の効果 以上のように、本実施形態においては、液晶表示装置の
極性反転駆動方式が、フィールド反転(またはフレーム
反転)、あるいはソースライン反転であって各ラインの
液晶セルに「1」ライン前のデータ信号が供給されるか
ら、本来のデータ信号が供給される前に、これと同一極
性で各液晶セルをプリチャージすることができる。これ
により、簡易な構成で液晶セルの充電時間を短縮するこ
とができ、高精細度の液晶パネルを安価に実現すること
が可能になる。特に、本実施形態のように点順次方式を
採用する場合においては、図6に示すように、画面端部
(点C)の液晶セルに対しても充分な充電時間を確保す
ることができる。
【0038】2.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実
施形態の全体構成は第1実施形態(図1)と同様である
が、第1実施形態の走査側駆動回路120に代えて図2
(b)に示す走査側駆動回路が用いられる。
【0039】図においてクロックド・インバータ101
aの前段にクロックド・インバータ201,202およ
びインバータ203から成る遅延回路が設けられてい
る。そして、クロックド・インバータ201には、水平
同期信号に同期するシフトデータDYをクロックCLY
の半周期だけ早めたシフトデータDY-1が供給される。
従って、本実施形態においては、インバータ203から
水平同期信号に同期した本来のシフトデータDYが出力
されることになる。
【0040】105a,105b,……はイクスルクー
シブ・オア回路であり、各々シフトデータDY-1とDY
との排他的論理和,シフトデータDYとインバータ10
3aの出力信号との排他的論理和,インバータ103
a,103bの出力信号の排他的論理和,……を走査信
号Y1,Y2,……として出力する。従って、各走査信
号Y1,Y2,……の波形は図4に示す通りになる。
【0041】すなわち、本実施形態においては、各液晶
セルは本来のデータ信号の「2」ライン前のデータ信号
によってプリチャージされることになる。ここで、図7
を参照すると、図7に示したいずれの極性反転駆動方式
においても、本来のデータ信号の極性と、「2」ライン
前のデータ信号の極性とは、反転方式にかかわらず同一
である。すなわち、本実施形態は図7に示す全ての反転
方式に対応できる点で第1実施形態よりも適用範囲が広
くなる利点を有する。
【0042】3.第3実施形態 次に、第1または第2実施形態の液晶パネルを液晶プロ
ジェクタに適用した例を図8を参照し説明する。
【0043】図において1100は液晶プロジェクタで
あり、その内部に白色光源のランプユニット1102が
設けられている。ランプユニット1102から射出され
た投写光はライトガイド1104内の複数のミラー11
06,1106,……および2枚のダイクロイックミラ
ー1108によってRGBの3原色に分離され、それぞ
れの原色に対応付けられた3枚の液晶パネル1110
R,1110Gおよび1110Bに放射される。
【0044】液晶パネル1110R,1110Gおよび
1110Bの構成は第1または第2実施形態において説
明した通りである。さて、これら液晶パネルによって変
調された光は、ダイクロイックプリズム1112に3方
向から入射される。ダイクロイックプリズム1112に
おいては、レッド(R)およびブルー(B)の光が「90
°」曲げられ、グリーン(G)の光は直進する。従っ
て、各色の画像が合成され、投写レンズ1114を介し
て、スクリーン等にカラー画像が投写される。
【0045】4.第4実施形態 次に、第1または第2実施形態の液晶パネルをパーソナ
ルコンピュータに適用した例を図9を参照し説明する。
【0046】図においてパーソナルコンピュータ120
0は、キーボード1202を備えた本体部1204と、
液晶ディスプレイ1206とから構成されている。液晶
ディスプレイ1206は、第1または第2実施形態の液
晶パネルにカラーフィルタとバックライトとを付加する
ことにより、構成されている。
【0047】5.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば以下のように種々の変形が可能である。
【0048】5.1.上記各実施形態において反転方式
としてフィールド(またはフレーム)反転方式あるいは
ライン反転方式が採用される場合は、画像データDat
a1〜6の極性が同一になる。かかる場合は、相展開回
路32と増幅・反転回路34の位置を逆転させてもよ
い。すなわち、画像信号Dataを必要に応じて反転し
増幅した後に相展開してもよい。
【0049】5.2.上記各実施形態においては、スイ
ッチング素子としてTFT114を用いたが、これに代
えてMIM(金属−絶縁層−金属)、MIS(金属−絶
縁層−半導体層)等、スイッチングを行い得る各種の素
子を採用してもよい。
【0050】5.3.上記各実施形態においては、点順
次方式を採用したが、線順次方式の液晶パネルに本発明
を適用してもよい。また、線順次方式によってデータ信
号が供給される場合は、プリチャージ期間は水平走査期
間よりも短くしてもよい。これは、プリチャージされる
液晶セルに対して、同時にプリチャージが開始されるた
めである。
【0051】5.4.第3および第4実施形態において
は電子機器の例として液晶プロジェクタ1100とパー
ソナルコンピュータ1200とを挙げたが、これら以外
に各種の電子機器に液晶パネルを適用してもよいことは
言うまでもない。
【0052】5.5.第1実施形態にあっては各液晶セ
ルに「1」ライン前のデータ信号を供給し、第2実施形
態にあっては「2」ライン前のデータ信号を供給するこ
とによってプリチャージを行った。しかし、反転方式と
してフィールド反転またはソース反転が採用される場合
は、プリチャージに用いられるデータ信号はそれ以外の
ライン(例えば「3」ライン前、「4」ライン前、…
…)のものであってもよい。同様に、反転方式としてラ
イン反転またはドット反転が採用される場合は、奇数ラ
イン前の任意のデータ信号をプリチャージに用いること
ができる。なお、ライン反転駆動においては、「2」ラ
イン毎に極性を反転する場合もあるが、その場合は、
「3」または「4」ライン前(一般式にすると「2*N
−1」または「2*N」ライン前)のデータ信号をプリ
チャージに用いればよい。
【0053】5.6.第1または第2実施形態にて説明
した点順次方式の駆動においては、図1の各走査信号線
110aに接続される画素に対して1つずつ順番にサン
プルホールドスイッチ106a〜fを介して、データ信
号を印加するものであったが、点順次方式とはこれに限
られるものではなく、同一の走査線に接続される複数に
画素(3画素単位、または6画素単位など)単位で単位
毎に同時に、それに対応する複数のサンプルホールドス
イッチを介してデータ信号を印加するようにしてもよ
い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
走査信号線に対して第2の走査期間において走査信号を
供給するから、この第2の走査期間におけるデータ信号
を流用してセルのプリチャージを行うことができる。こ
れにより、簡易な構成で第1の走査期間におけるセルの
充電時間を短縮することができ、高精細度の表示装置を
安価に実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】 走査側駆動回路120の回路図である。
【図3】 第1実施形態のタイミングチャートである。
【図4】 第2実施形態のタイミングチャートである。
【図5】 従来技術の点順次方式の動作説明図である。
【図6】 第1実施形態の動作説明図である。
【図7】 各種反転方式の説明図である。
【図8】 第3実施形態の液晶プロジェクタ1100の
平面図である。
【図9】 第4実施形態のパーソナルコンピュータ12
00の正面図である。
【図10】 従来の液晶パネルの回路図である。
【図11】 従来の液晶パネルのタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
10 液晶パネルブロック 20 タイミング回路ブロック 30 データ処理ブロック 32 相展開回路 34 増幅・反転回路 100 液晶パネル 101a,102a クロックド・インバータ 101b,102b クロックド・インバータ 103a,103b インバータ 104a,104b アンド回路 105a,105b イクスルクーシブ・オア回路 106a〜f サンプルホールドスイッチ 110 走査信号線 112 データ信号線 114 TFT 116 液晶セル 120 走査側駆動回路 124 データ駆動回路 201 クロックド・インバータ 201,202 クロックド・インバータ 203 インバータ 1000 表示情報出力源 1100 液晶プロジェクタ 1102 ランプユニット 1104 ライトガイド 1106,1106 ミラー 1108 ダイクロイックミラー 1110R,1110Gおよび1110B 液晶パネル 1112 ダイクロイックプリズム 1114 投写レンズ 1200 パーソナルコンピュータ 1202 キーボード 1204 本体部 1206 液晶ディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電位に対して正および負極性のデー
    タ信号を伝送する複数のデータ信号線と、これらデータ
    信号線と交差する走査信号線と、前記データ信号線と前
    記走査信号線の交差に対応してマトリクス状に設けら
    れ、対応する走査信号線に所定の走査信号が供給される
    と対応するデータ信号線上のデータ信号によって充電さ
    れるセルとを具備する表示装置を駆動する表示装置の駆
    動方法であって、 前記各走査信号線に対して、第1の走査期間に前記走査
    信号を供給するとともに、この第1の走査期間より前の
    走査期間であってデータ信号の極性が前記第1の走査期
    間におけるデータ信号の極性と同一となる第2の走査期
    間において前記走査信号を供給することを特徴とする表
    示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の走査期間は、前記第1の走査
    期間より1ラインまたは2ライン前の走査期間であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の表示装置の駆動
    方法により駆動されることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の表示装置を有することを
    特徴とする電子機器。
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