JPH1137572A - 冷凍コンテナ用冷凍装置 - Google Patents

冷凍コンテナ用冷凍装置

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JPH1137572A
JPH1137572A JP18813697A JP18813697A JPH1137572A JP H1137572 A JPH1137572 A JP H1137572A JP 18813697 A JP18813697 A JP 18813697A JP 18813697 A JP18813697 A JP 18813697A JP H1137572 A JPH1137572 A JP H1137572A
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JP
Japan
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proportional valve
opening
hunting
proportional
width
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JP18813697A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Takaoka
久晃 高岡
Takeshi Kanazawa
剛 金沢
Sadaji Nakabayashi
貞治 中林
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2500/00Problems to be solved
    • F25B2500/15Hunting, i.e. oscillation of controlled refrigeration variables reaching undesirable values

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チルドモード運転時の比例制御中における比
例弁の開度制御幅を小さくすることにより、吹出空気温
度を安定させる。 【解決手段】 圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3、電子
膨張弁4および蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を
備え、前記圧縮機1からの吐出ガス冷媒を前記蒸発器5
の入口側にバイパスさせるバイパス回路11と、前記吐
出ガス冷媒を前記凝縮器2および前記バイパス回路11
へ比例分配する比例弁13とを付設してなる冷凍コンテ
ナ用冷凍装置において、チルドモード運転時での比例制
御中において、比例弁13のハンチングが検知された場
合には、比例弁13の第1開度制御幅MVclが設定さ
れ、該第1開度設定幅MVclでの比例制御中における
所定時間内にサンプリングされた比例弁開度MV1,M
2・・の平均値MVaveに基づいて比例弁13の第
2開度制御幅MValを設定するようにして、比例弁1
3の開度制御幅MValを小さく抑えることにより、吹
出空気温度を安定させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、冷凍コンテナ用
冷凍装置に関するものである
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍コンテナ用冷凍装置は、圧
縮機、凝縮器、レシーバ、電子膨張弁および蒸発器を順
次接続してなる冷媒回路を備えて構成されており、圧縮
機から吐出されたガス冷媒を凝縮器において凝縮液化
し、電子膨張弁で減圧した後蒸発器において蒸発気化さ
せ、その際庫内空気を冷却して冷凍用に供することとな
っている。
【0003】また、このような構成の冷凍コンテナ用冷
凍装置において、前記圧縮機からの吐出ガス冷媒を前記
蒸発器の入口側にバイパスさせるバイパス回路と、前記
吐出ガス冷媒を前記凝縮器および前記バイパス回路へ比
例分配する比例弁とを付設して、該比例弁を制御するこ
とにより吐出ガス冷媒のバイパス量を調整し、もって蒸
発器における蒸発圧力を調整するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
冷凍装置の場合、チルドモード運転時であって前記比例
弁により吐出ガス冷媒をバイパスさせる比例制御中にお
いて、凝縮器用の空冷ファンの発停制御を行うと次のよ
うな不具合が生ずる。
【0005】該空冷ファンの発停制御は、高圧圧力の変
化に対応して行われる(即ち、高圧圧力が高くなり過ぎ
ると空冷ファンを作動させ、高圧圧力が低くなり過ぎる
と空冷ファンを停止させる)こととなっているため、外
気温度が低い場合には、空冷ファンが発停を繰り返すこ
ととなり、これに伴って高圧圧力がハンチングする。す
ると、比例弁の開度もハンチングしてしまい、蒸発器の
分流管温度がハンチングすることとなり、結果として吹
出空気温度がハンチングを起こして不安定となる。
【0006】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、チルドモード運転時の比例制御中における比例弁
の開度制御幅を小さくすることにより、吹出空気温度を
安定させることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成(請
求項1の発明)では、上記課題を解決するための手段と
して、圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3、電子膨張弁4
および蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を備え、前
記圧縮機1からの吐出ガス冷媒を前記蒸発器5の入口側
にバイパスさせるバイパス回路11と、前記吐出ガス冷
媒を前記凝縮器2および前記バイパス回路11へ比例分
配する比例弁13とを付設してなる冷凍コンテナ用冷凍
装置において、チルドモード運転時であって前記比例弁
13による吐出ガス冷媒のバイパスが行われている比例
制御中における前記比例弁13のハンチングを検知する
ハンチング検知手段と、該ハンチング検知手段によりハ
ンチングが検知された場合に前記比例弁13の第1開度
制御幅MVclを設定する第1開度制御幅設定手段と、
該第1開度制御幅設定手段により設定された第1開度制
御幅MVclでの比例制御中における所定時間内にサン
プリングされた前記比例弁13の開度MV1,MV2・・
の平均値MVaveに基づいて前記比例弁13の第2開
度制御幅MValを設定する第2開度制御幅設定手段と
を付設している。
【0008】上記のように構成したことにより、チルド
モード運転時での比例制御中において、比例弁13のハ
ンチングが検知された場合には、比例弁13の第1開度
制御幅MVclが設定され、該第1開度設定幅MVcl
での比例制御中における所定時間内にサンプリングされ
た比例弁開度MV1,MV2・・の平均値MVaveに基
づいて比例弁13の第2開度制御幅MValが設定され
ることとなり、比例弁13の開度制御幅MValを小さ
く抑えることができる。従って、比例弁13のハンチン
グ幅が抑制されることとなり、結果として吹出空気温度
を安定させることができる。
【0009】請求項2の発明におけるように、前記第1
開度幅設定手段を、ハンチング検知後の所定時間内にお
ける前記比例弁13の最大開度MVmaxと最小開度M
Vminとの中間値MVcに基づいて前記第1開度制御
幅MVclを設定するものとした場合、その時の比例弁
13のハンチング幅に対応させた第1開度制御幅MVc
lの設定が行えることとなり、実態に適合した第1開度
制御幅MVclが得られる。
【0010】請求項3の発明におけるように、前記ハン
チング検知手段を、前記比例弁13の最大開度MVma
xと最小開度MVminとの差が所定のシキイ値以上の
場合にハンチング検知とするものとした場合、比例弁1
3の最大開度MVmaxと最小開度MVminとの検知
によりハンチング検知を行うことができることとなり、
ハンチング検知が容易且つ確実となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0012】この冷凍コンテナ用冷凍装置は、図1に示
すように、圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3、電子膨張
弁4および蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を備
え、前記レシーバ3から導かれる液冷媒と前記蒸発器5
から導かれるガス冷媒とを熱交換させて前記液冷媒に過
冷却を付与する過冷却用熱交換器6を付設して構成され
ている。符号7は凝縮器2を冷却するための庫外ファ
ン、8は蒸発器3に庫内空気を供給するための庫内ファ
ンである。
【0013】前記冷媒回路には、前記レシーバ3から導
かれる液冷媒の一部を前記圧縮機1の吸入側にインジェ
クションするリキッドインジェクション回路9が付設さ
れている。符号10はリキッドインジェクション時に開
作動される開閉弁として作用する電磁開閉弁である。
【0014】また、前記冷媒回路には、前記圧縮機1か
らの吐出ガス冷媒の一部を前記凝縮器2、前記レシーバ
3および前記電子膨張弁4を側路するとともにドレンパ
ンヒータ12を経て前記蒸発器5の入口側に導くバイパ
ス回路11と、該バイパス回路11と前記凝縮器2側と
にガス冷媒を比例分配する比例弁13と、前記吐出ガス
冷媒を前記ドレンパンヒータ12を側路して前記蒸発器
5の入口側へ供給するための三方弁14とが付設されて
いる。
【0015】また、冷凍コンテナ用冷凍装置には、前記
蒸発器5の吸込空気温度Trを検出する庫内温度検出手
段として作用する温度センサー15と、前記蒸発器5の
吹出空気温度Tsを検出する吹出温度検出手段として作
用する温度センサー16と、前記蒸発器5の入口冷媒温
度Tiを検出する入口冷媒温度検出手段として作用する
温度センサー17と、前記蒸発器5の出口冷媒温度To
を検出する出口冷媒温度検出手段として作用する温度セ
ンサー18と、前記圧縮機1の吐出圧力(換言すれば、
高圧圧力)Phを検出する高圧圧力検出手段として作用
する圧力センサー19とが付設されている。
【0016】そして、前記温度センサー15〜18によ
り検出された吸込空気温度Tr、吹出空気温度Ts、入
口冷媒温度Tiおよび出口冷媒温度To、前記圧力セン
サー19により検出された高圧圧力Phは、コントロー
ラ20に入力され、該コントローラ20は、前記各情報
に基づいて各種演算処理を行い、その結果を制御信号と
して圧縮機1、庫外ファン7、庫内ファン8、電子膨張
弁4、比例弁13および三方弁14へ出力することとな
っている。
【0017】つまり、前記コントローラ20は、圧縮機
1の運転制御、庫外ファン7および庫内ファン8の運転
制御、電子膨張弁4の過熱度制御、比例弁13の比例制
御、三方弁14の切換制御を行うとともに、チルドモー
ド運転時であって前記比例弁13による吐出ガス冷媒の
バイパスが行われている比例制御中における前記比例弁
13のハンチングを検知するハンチング検知手段として
の機能と、該ハンチング検知手段によりハンチングが検
知された場合に前記比例弁13の第1開度制御幅MVc
lを設定する第1開度制御幅設定手段としての機能と、
該第1開度制御幅設定手段により設定された第1開度制
御幅MVclでの比例制御中における所定時間内にサン
プリングされた前記比例弁13の開度MV1,MV2・・
の平均値MVaveに基づいて前記比例弁13の第2開
度制御幅MValを設定する第2開度制御幅設定手段と
しての機能とを有している。なお、前記第1開度幅設定
手段は、ハンチング検知後の所定時間(例えば、1分
間)内における前記比例弁13の最大開度MVmaxと
最小開度MVminとの中間値MVcに基づいて前記第
1開度制御幅MVcl(例えば、MVcl=MVc±5
%)とされ、前記ハンチング検知手段は、前記比例弁1
3の最大開度MVmaxと最小開度MVminとの差が
所定のシキイ値(例えば、15%)以上の場合にハンチ
ング検知とするものとされている。
【0018】ついで、図2に示すフローチャートを参照
して、本実施の形態にかかる冷凍コンテナ用冷凍装置に
おけるハンチング幅縮小制御について詳述する。
【0019】ステップS1において温度センサー15〜
18からの温度情報(Tr,Ts,Ti,To)および
圧力センサー19からの高圧圧力Phが入力され、ステ
ップS2において比例制御中か否かの判定がなされる。
つまり、チルドモード運転時であって比例弁13による
吐出ガス冷媒のバイパスが行われているか否かの判定が
行われるのである。ここで肯定判定された場合には、ス
テップS3において30分が経過したか否かの判定が行
われる。該判定は、比例制御が安定するまで以下の制御
を行わない方が運転状態の安定が得られるためである。
ここでも肯定判定されると、ステップS4に進み、比例
弁13の開度MVのサンプリングが行われる。なお、ス
テップS2およびステップS3において否定判定された場
合には、ステップS1へリターンし、ハンチング幅縮小
制御は最初からやり直される。
【0020】ステップS4におけるサンプリングによっ
て、1秒間に1回の頻度で行われ、1分間のサンプリン
グデータ(即ち、60個のデータ)が蓄えられる。そし
て、ステップS5においてサンプリングデータの取得が
完了したか否か(換言すれば、サンプリング開始後1分
間が経過したか否か)の判定がなされ、ここで否定判定
された場合には、ステップS6において比例制御中か否
かの判定がなされ、比例制御中であれば(即ち、肯定判
定された場合には)ステップS4に戻り、サンプリング
を継続するが、デフロストや比例制御以外の制御に移行
していると判定された場合(即ち、否定判定された場
合)には、ステップS1へリターンし、ハンチング幅縮
小制御は最初からやり直される。
【0021】ステップS5においてサンプリングデータ
の取得が完了したと判定(換言すれば、肯定判定)され
た場合には、ステップS7において該サンプリングデー
タ中における最大開度MVmaxと最小開度MVmin
との差と所定のシキイ値(例えば、15%)との比較が
なされ、ここでMVmax−MVmin≧15%と判定
された場合(即ち、比例弁13の開度がハンチングして
いると判定された場合)には、ステップS8に進み、前
記最大開度MVmaxと最小開度MVminの中間値M
Vc=(MVmax+MVmin)/2が算出され、比
例弁13の上限開度MVcol=MVc+5%および下
限開度MVcul=MVc−5%が算出される。つま
り、比例弁13の第1開度制御幅MVcl=MVcol
−MVculが設定されるのである。つまり、第1開度
制御幅MVclでの比例制御が実行されることとなるの
である。なお、ステップS7においてMVmax−MV
min<15%と判定された場合には、ステップS4
戻り、比例弁開度のサンプリングがやり直される。
【0022】ついで、ステップS9において上記開度制
御幅MVclでの比例制御中における比例弁13の開度
MVのサンプリングが行われる。ステップS9における
サンプリングによって、1秒間に1回の頻度で行われ、
5分間のサンプリングデータ(即ち、300個のデー
タ)が蓄えられる。そして、ステップS10においてサン
プリングデータの取得が完了したか否か(換言すれば、
サンプリング開始後5分間が経過したか否か)の判定が
なされ、ここで否定判定された場合には、ステップS11
において比例制御中か否かの判定がなされ、比例制御中
であれば(即ち、肯定判定された場合には)ステップS
9に戻り、比例弁開度MVのサンプリングを継続する
が、デフロストや比例制御以外の制御に移行していると
判定された場合(即ち、否定判定された場合)には、ス
テップS1へリターンし、ハンチング幅縮小制御は最初
からやり直される。
【0023】ステップS10においてサンプリングデータ
の取得が完了したと判定(換言すれば、肯定判定)され
た場合には、ステップS12においてサンプリングデータ
の平均値MVave=(MV1+MV2+・・MV299
MV300)/300が算出され、比例弁13の上限開度
MVaol=MVave+5%および下限開度MVau
l=MVave−5%が算出される。つまり、比例弁1
3の第2開度制御幅MVal=MVaol−MVaul
が設定されるのである。つまり、第2開度制御幅MVa
lでの比例制御が実行されることとなるのである。
【0024】ついで、ステップS13において比例制御中
か否かの判定がなされ、肯定判定された場合には、ステ
ップS9に戻り、比例弁開度MVのサンプリングを再度
行い、比例弁13の第2開度制御幅MVal=MVao
l−MVaulが再設定される。なお、ステップS13
おいて否定判定された場合(即ち、デフロストや比例制
御以外の制御に移行していると判定された場合)には、
ステップS1へリターンし、ハンチング幅縮小制御は最
初からやり直される。
【0025】上記のようなハンチング幅縮小制御によ
り、図3に示すように、比例弁13の開度制御幅が縮小
されることとなる。しかも、第1開度制御幅MVclに
よる比例制御においては比例弁13の開度MVが上限開
度MVcolあるいは下限開度MVculに張り付いて
しまうおそれがあるが、第2開度制御幅MValによる
比例制御とすることにより、上記張り付きが防止され
る。
【0026】また、上記したハンチング幅縮小制御を行
うことにより、図4に示すように、蒸発器5の吹出空気
温度Tsが±0.3℃の幅をもちながら、設定温度SP
±0.5℃を保つことが可能となる。
【0027】上記したように、本実施の形態において
は、チルドモード運転時での比例制御中において、比例
弁13のハンチングが検知された場合には、比例弁13
の第1開度制御幅MVclが設定され、該第1開度設定
幅MVclでの比例制御中における所定時間(例えば、
5分間)内にサンプリングされた比例弁開度MV1,M
2・・の平均値MVaveに基づいて比例弁13の第
2開度制御幅MValが設定されることとなり、比例弁
13の開度制御幅MValを小さく抑えることができ
る。従って、比例弁13のハンチング幅が抑制されるこ
ととなり、結果として吹出空気温度を安定させることが
できる。
【0028】また、ハンチング検知後の所定時間内にお
ける前記比例弁13の最大開度MVmaxと最小開度M
Vminとの中間値MVcに基づいて前記第1開度制御
幅MVclを設定するようにしているため、その時の比
例弁13のハンチング幅に対応させた第1開度制御幅M
Vclの設定が行えることとなり、実態に適合した第1
開度制御幅MVclが得られる。
【0029】さらに、前記比例弁13の最大開度MVm
axと最小開度MVminとの差が所定のシキイ値(例
えば、15%)以上の場合にハンチング検知とするよう
にしているため、比例弁13の最大開度MVmaxと最
小開度MVminとの検知によりハンチング検知を行う
ことができることとなり、ハンチング検知が容易且つ確
実となる。
【0030】
【発明の効果】本願発明(請求項1の発明)によれば、
圧縮機1、凝縮器2、レシーバ3、電子膨張弁4および
蒸発器5を順次接続してなる冷媒回路を備え、前記圧縮
機1からの吐出ガス冷媒を前記蒸発器5の入口側にバイ
パスさせるバイパス回路11と、前記吐出ガス冷媒を前
記凝縮器2および前記バイパス回路11へ比例分配する
比例弁13とを付設してなる冷凍コンテナ用冷凍装置に
おいて、チルドモード運転時であって前記比例弁13に
よる吐出ガス冷媒のバイパスが行われている比例制御中
における前記比例弁13のハンチングを検知するハンチ
ング検知手段と、該ハンチング検知手段によりハンチン
グが検知された場合に前記比例弁13の第1開度制御幅
MVclを設定する第1開度制御幅設定手段と、該第1
開度制御幅設定手段により設定された第1開度制御幅M
Vclでの比例制御中における所定時間内にサンプリン
グされた前記比例弁13の開度MV1,MV2・・の平均
値MVaveに基づいて前記比例弁13の第2開度制御
幅MValを設定する第2開度制御幅設定手段とを付設
して、チルドモード運転時での比例制御中において、比
例弁13のハンチングが検知された場合には、比例弁1
3の第1開度制御幅MVclが設定され、該第1開度設
定幅MVclでの比例制御中における所定時間内にサン
プリングされた比例弁開度MV1,MV2・・の平均値M
Vaveに基づいて比例弁13の第2開度制御幅MVa
lを設定するようにしているので、比例弁13の開度制
御幅MValを小さく抑えることができることとなり、
比例弁13のハンチング幅が抑制されることとなり、結
果として吹出空気温度を安定させることができるという
優れた効果がある。
【0031】請求項2の発明におけるように、前記第1
開度幅設定手段を、ハンチング検知後の所定時間内にお
ける前記比例弁13の最大開度MVmaxと最小開度M
Vminとの中間値MVcに基づいて前記第1開度制御
幅MVclを設定するものとした場合、その時の比例弁
13のハンチング幅に対応させた第1開度制御幅MVc
lの設定が行えることとなり、実態に適合した第1開度
制御幅MVclが得られる。
【0032】請求項3の発明におけるように、前記ハン
チング検知手段を、前記比例弁13の最大開度MVma
xと最小開度MVminとの差が所定のシキイ値以上の
場合にハンチング検知とするものとした場合、比例弁1
3の最大開度MVmaxと最小開度MVminとの検知
によりハンチング検知を行うことができることとなり、
ハンチング検知が容易且つ確実となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナ用
冷凍装置の冷媒回路図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナ用
冷凍装置におけるハンチング幅縮小制御を説明するフロ
ーチャートである。
【図3】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナ用
冷凍装置におけるハンチング幅縮小制御による比例弁の
開度変化を示すタイムチャートである。
【図4】本願発明の実施の形態にかかる冷凍コンテナ用
冷凍装置におけるハンチング幅縮小制御による吹出空気
温度の変化を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1は圧縮機、2は凝縮器、3はレシーバ、4は電子膨張
弁、5は蒸発器、11はバイパス回路、13は比例弁、
16は吹出温度検出手段(温度センサー)、20はコン
トローラ、Tsは吹出空気温度、MVは開度、MVma
xは最大開度、MVminは最小開度、MVcは中間
値、MVclは第1開度制御幅、MVaveは平均値、
MValは第2開度制御幅。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(2)、レシーバ
    (3)、電子膨張弁(4)および蒸発器(5)を順次接
    続してなる冷媒回路を備え、前記圧縮機(1)からの吐
    出ガス冷媒を前記蒸発器(5)の入口側にバイパスさせ
    るバイパス回路(11)と、前記吐出ガス冷媒を前記凝
    縮器(2)および前記バイパス回路(11)へ比例分配
    する比例弁(13)とを付設してなる冷凍コンテナ用冷
    凍装置であって、チルドモード運転時であって前記比例
    弁(13)による吐出ガス冷媒のバイパスが行われてい
    る比例制御中における前記比例弁(13)のハンチング
    を検知するハンチング検知手段と、該ハンチング検知手
    段によりハンチングが検知された場合に前記比例弁(1
    3)の第1開度制御幅(MVcl)を設定する第1開度
    制御幅設定手段と、該第1開度制御幅設定手段により設
    定された第1開度制御幅(MVcl)での比例制御中に
    おける所定時間内にサンプリングされた前記比例弁(1
    3)の開度(MV1),(MV2)・・の平均値(MVa
    ve)に基づいて前記比例弁(13)の第2開度制御幅
    (MVal)を設定する第2開度制御幅設定手段とを付
    設したことを特徴とする冷凍コンテナ用冷凍装置。
  2. 【請求項2】 前記第1開度幅設定手段を、ハンチング
    検知後の所定時間内における前記比例弁(13)の最大
    開度(MVmax)と最小開度(MVmin)との中間
    値(MVc)に基づいて前記第1開度制御幅(MVc
    l)を設定するものとしたことを特徴とする前記請求項
    1記載の冷凍コンテナ用冷凍装置。
  3. 【請求項3】 前記ハンチング検知手段を、前記比例弁
    (13)の最大開度(MVmax)と最小開度(MVm
    in)との差が所定のシキイ値以上の場合にハンチング
    検知とするものとしたことを特徴とする前記請求項1お
    よび請求項2のいずれか一項記載の冷凍コンテナ用冷凍
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002327963A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

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JP2002327963A (ja) * 2001-05-01 2002-11-15 Daikin Ind Ltd 冷凍装置

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