JPH1137244A - 方向調整機構を有する支持装置 - Google Patents

方向調整機構を有する支持装置

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JPH1137244A
JPH1137244A JP20862997A JP20862997A JPH1137244A JP H1137244 A JPH1137244 A JP H1137244A JP 20862997 A JP20862997 A JP 20862997A JP 20862997 A JP20862997 A JP 20862997A JP H1137244 A JPH1137244 A JP H1137244A
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JP
Japan
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nut block
screw rod
screw
knurled screw
knurled
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Withdrawn
Application number
JP20862997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Ito
茂春 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH1137244A publication Critical patent/JPH1137244A/ja
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  • Transmission Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガタつきを防止し、スムーズに調整を行うこと
のできる調整機構を有する支持装置を提供する。 【解決手段】支持ポスト1に支持台4,5が固着された
支柱3を回転自在に設け、前記支持ポストにビーム9,
9を介してスクリューロッド11を設け、該スクリュー
ロッドにナットブロック12、ローレット螺子21を螺
合し、前記ナットブロックと前記ローレット螺子との間
に弾性材を介設し、更に前記ナットブロックに前記ロー
レット螺子を固定する固定具を設け、前記ナットブロッ
クと前記支持台とを係合した方向調整機構を有する支持
装置に係り、ナットブロックとローレット螺子との間に
弾性部材を介在させて、ナットブロックとローレット螺
子とを離反方向に付勢しているので、スクリューロッド
とナットブロック間のバックラッシュが抑止され、調整
の際の正確でスムースな動きが実現され、スクリューロ
ッドの動きが正確にナットブロックに伝達されるので、
微調整も容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線機等指向性の
強い電波を送受信する電子機器を支持する方向調整機構
を有する支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】指向性の強い電波を送受信する無線機は
該無線機のアンテナを所望の方向に定める必要があり、
この為無線機の支持装置には方向調整機構が要求され
る。
【0003】以下、図5、図6に於いて従来の方向調整
機構を有する支持装置について説明する。
【0004】図中1は支持ポストを示し、該支持ポスト
1は下端に固定座2を有し、前記支持ポスト1には支柱
3が回転自在に嵌合している。
【0005】該支柱3の上端面に上向きコ字状ブラケッ
ト4がボルト(図示せず)により固着され、該上向きコ
字状ブラケット4には下向きコ字状ブラケット5が外嵌
され、前記上向きコ字状ブラケット4と前記下向きコ字
状ブラケット5とはボルト6,6により固着される。
【0006】該ボルト6,6の挿通孔7(一方は図示せ
ず)は該挿通孔7が図示しない一方の挿通孔の中心を中
心とする円弧孔となっており、前記下向きコ字状ブラケ
ット5は一方の前記ボルト6を中心として前記挿通孔7
の円弧の範囲で起伏調整が可能となっている。
【0007】前記下向きコ字状ブラケット5側面には取
付孔8が穿設され無線機(図示せず)を前記下向きコ字
状ブラケット5側面で止付け、固着する様になってい
る。
【0008】前記支持ポスト1の上端部には該支持ポス
ト1を挾み且平行に該支持ポスト1の軸心と直角に延び
るビーム9がボルト10により1対固着され、該ビーム
9,9の先端には水平なスクリューロッド11が掛渡さ
れている。
【0009】該スクリューロッド11は回転自在に設け
られており、該スクリューロッド11にはナットブロッ
ク12が螺合している。
【0010】該ナットブロック12の上面にはガイドピ
ン13が立設され、該ガイドピン13は前記上向きコ字
状ブラケット4に穿設された長孔14に嵌合される。該
長孔14は前記スクリューロッド11に対して直角方向
に長い長孔となっている。
【0011】前記支持ポスト1には前記支柱3を固定す
るロックボルト15が設けられている。
【0012】上記した支持装置に於いて水平方向の回転
調整を行うには前記ロックボルト15を緩めて、前記支
柱3が前記支持ポスト1に対して回転自在な状態にして
おく。次にスクリューロッド11を回転させナットブロ
ック12を動かし、該ナットブロック12の動きが前記
ガイドピン13を介して前記上向きコ字状ブラケット4
へ伝達され、該上向きコ字状ブラケット4、前記下向き
コ字状ブラケット5、前記無線機(図示せず)が一体と
なって前記支柱3を回転軸として回転する。調整完了
後、前記ロックボルト15を締付けることにより前記支
柱3を固定する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら上記した従来
の方向調整機構を有する支持装置では、支柱3、ガイド
ピン13の螺子部の加工精度が悪く、バックラッシュが
大きい場合等は、スクリューロッド11による調整、ロ
ックボルト15締付け後にスクリューロッド11とナッ
トブロック12のバックラッシュ分だけガイドピン13
が調整後の位置からずれ、従って上向きコ字状ブラケッ
ト4、下向きコ字状ブラケット5、無線機がずれること
となり、無線機が調整位置からずれた場合には該無線機
が電波を送受信する際の感度が低下する虞れがある。
又、調整の際スクリューロッド11を回転させる度にナ
ットブロック12がガタつく等微調整を行うのが困難で
あった。
【0014】本発明は斯かる実情に鑑み、ガタつきを防
止し、スムーズに調整を行うことのできる調整機構を有
する支持装置を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持ポストに
支持台が固着された支柱を回転自在に設け、前記支持ポ
ストにビームを介してスクリューロッドを設け、該スク
リューロッドにナットブロック、ローレット螺子を螺合
し、前記ナットブロックと前記ローレット螺子との間に
波ワッシャ等スプリングを介設し、更に前記ナットブロ
ックに前記ローレット螺子を固定する固定具を設け、前
記ナットブロックと前記支持台とを係合した方向調整機
構を有する支持装置に係り、ナットブロックとローレッ
ト螺子との間に弾性部材を介在させて、ナットブロック
とローレット螺子とを離反方向に付勢しているので、ス
クリューロッドとナットブロック間のバックラッシュが
抑止され、調整の際の正確でスムースな動きが実現さ
れ、スクリューロッドの動きが正確にナットブロックに
伝達されるので、微調整も容易に行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1〜図4中、図5、図6で示したものと
同一のものには同符号を付しその説明を省略する。
【0018】支持ポスト1に支柱3を回転自在に設け、
該支柱3には前述した従来の支持装置と同様に上向きコ
字状ブラケット4が固着され、該上向きコ字状ブラケッ
ト4には下向きコ字状ブラケット5がボルト6を中心と
して挿通孔7の円弧の範囲で回転することにより起伏調
整可能に設けられている。又、支持ポスト1にはロック
ボルト15が設けられている。
【0019】前記支持ポスト1上端には1対のビーム
9,9が固着され該ビーム9,9先端にはスクリューロ
ッド11が回転自在に掛渡されている。
【0020】該スクリューロッド11にはナットブロッ
ク12とローレット螺子21が螺合され、前記ナットブ
ロック12と前記ローレット螺子21の間には波ワッシ
ャ20が介設されている。前記ナットブロック12の上
面にはガイドピン13が立設され、該ガイドピン13は
前記上向きコ字状ブラケット4に穿設された長孔14に
嵌合している。
【0021】前記ナットブロック12の一端面には固定
具22が2本のボルト26、26により固着される。該
固定具22は固着部23と押圧部24とから成ってい
る。前記固定具22には水平方向に長い長孔25が穿設
され、該長孔25に前記2本のボルト26,26を挿通
して前記固定具22に螺着することにより該固定具22
を前記ナットブロック12に固着可能であると共に前記
ボルト26を僅かに緩めた状態で前記固定具22を水平
方向にスライド可能となっている。前記押圧部24はゴ
ム、弾力性のある合成樹脂等摩擦抵抗の大きい部材或は
変形しやすい部材から成り、該押圧部24は前記固着部
23の前記スクリューロッド11側の端面に固着され、
前記ローレット螺子21に密着可能な様に凹曲面が形成
されている。
【0022】図示しない無線機を本実施の形態に係る支
持装置に支持させ、方向調整を行う場合には、先ず、前
記ローレット螺子21を所要の力で締込み、前記波ワッ
シャ20が平らになる程度に変形させる。
【0023】次に前記ボルト26を緩めて前記固定具2
2を前記ローレット螺子21に押しつける。前記押圧部
24と前記ローレット螺子21間に摩擦力を生じさせた
状態で、前記ボルト26を締込み前記固定具22を前記
ナットブロック12に固着する。前記ローレット螺子2
1は前記押圧部24との間の摩擦力によって固定され
る。
【0024】この状態では前記ナットブロック12と前
記ローレット螺子21の間に前記波ワッシャ20の変形
量に相当する反発力が作用し、前記ナットブロック12
と前記スクリューロッド11間のバックラッシュが抑止
された状態となっている。従って、前記スクリューロッ
ド11の回転は正確に前記ナットブロック12に伝達さ
れて、前記ナットブロック12の軸心方向の変位に変換
される。
【0025】方向調整を行う場合には前記ロックボルト
15を緩め前記支柱3が回転自在な状態にし、前記スク
リューロッド11をドライバ等所要の手段を介して回転
させる。該スクリューロッド11の回転により前記ナッ
トブロック12が動き、従って、前記ガイドピン13の
動きが前記長孔14を介して上向きコ字状ブラケット4
に伝えられ、次に下向きコ字状ブラケット5、無線機
(図示せず)に伝えられ、前記下向きコ字状ブラケット
5は前記支柱3を回転軸として回転する。
【0026】無線機が所定の姿勢となったら、前記スク
リューロッド11の回転を止め前記ロックボルト15を
締付け前記支柱3を固定する。
【0027】その後の調整の必要がなくなった場合には
更に前記ローレット螺子21を締付ける。該ローレット
螺子21はロックナットとして機能し、前記ナットブロ
ック12を前記スクリューロッド11に強固に固定す
る。
【0028】尚、前記波ワッシャ20は前記ナットブロ
ック12と前記ローレット螺子21との間に反発力を生
ずる他のものに置換することが可能であって、例えば皿
バネ、コイルスプリング、ゴムリング等が使用可能であ
る。
【0029】而してナットブロック12とローレット螺
子21との間に反発力を与えてバックラッシュを抑止し
ているので方向調整の際のスムースな動きを実現でき、
微調整も確実且容易に行うことができ、バックラッシュ
を抑止可能であるので構成部品について高精度の加工精
度が要求されることがなく、製作費の低減が可能にな
る。
【0030】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によればナットブ
ロックとローレット螺子との間に反発力を与えてバック
ラッシュを抑止しているので方向調整の際のスムースな
動きを実現でき、微調整も確実且容易に行うことがで
き、バックラッシュを抑止可能であるので高精度の加工
精度が要求されることがなく、製作費の低減が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】同前実施の形態を示す右側面図である。
【図3】同前実施の形態の要部を示す正面図である。
【図4】同前実施の形態の要部を示す右側面図である。
【図5】従来例を示す正面図である。
【図6】該従来例を示す右側面図である。
【符号の説明】
1 支持ポスト 3 支柱 4 上向きコ字状ブラケット 5 下向きコ字状ブラケット 9 ビーム 11 スクリューロッド 12 ナットブロック 13 ガイドピン 14 長孔 15 ロックボルト 20 波ワッシャ 21 ローレット螺子 22 固定具 23 固着部 24 押圧部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持ポストに支持台が固着された支柱を
    回転自在に設け、前記支持ポストにビームを介してスク
    リューロッドを設け、該スクリューロッドにナットブロ
    ック、ローレット螺子を螺合し、前記ナットブロックと
    前記ローレット螺子との間に弾性材を介設し、前記ナッ
    トブロックに前記ローレット螺子を固定する固定具を設
    け、前記ナットブロックと前記支持台とを係合したこと
    を特徴とする方向調整機構を有する支持装置。
JP20862997A 1997-07-17 1997-07-17 方向調整機構を有する支持装置 Withdrawn JPH1137244A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20862997A JPH1137244A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 方向調整機構を有する支持装置

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JP20862997A JPH1137244A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 方向調整機構を有する支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH1137244A true JPH1137244A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16559399

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20862997A Withdrawn JPH1137244A (ja) 1997-07-17 1997-07-17 方向調整機構を有する支持装置

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JP (1) JPH1137244A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100404912C (zh) * 2004-03-16 2008-07-23 北京米格通信技术有限公司 方管形丝杠传动升降杆

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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