JPH1136797A - ワークの中継装置およびそれを用いたワーク搬送設備 - Google Patents

ワークの中継装置およびそれを用いたワーク搬送設備

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JPH1136797A
JPH1136797A JP9188757A JP18875797A JPH1136797A JP H1136797 A JPH1136797 A JP H1136797A JP 9188757 A JP9188757 A JP 9188757A JP 18875797 A JP18875797 A JP 18875797A JP H1136797 A JPH1136797 A JP H1136797A
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健治 渡辺
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正男 相馬
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慎二 越原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セグメント等のワークの供給を効率よくかつ
安全に行い、工期の短縮化、コスト低減、スペース拡大
等の効果を得ることのできるワークの中継装置およびそ
れを用いたワーク搬送設備を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 ワーク搬送設備を、軌道上を走行可能に
設けられた搬送台車と、軌道の側方に所定間隔ごとに設
けられたストッカー17とを備える構成とし、ストッカ
ー17を構成するセグメントストック台18を、軌道の
側方に設置された基台20と、基台20から突出可能に
設けられて、その先端部のトップフォーク32にワーク
載置台22を備えた伸縮フォーク21と、ワーク載置台
22を昇降させるリフト機構25とを備える構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトンネルの
坑内に設けられて、セグメント等のワークの搬送を行う
ときに用いて好適なワークの中継装置およびそれを用い
たワーク搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年トンネルの構築には
シールド工法が多用されており、このシールド工法で
は、シールド機で掘削した坑内を、予め所定形状に成形
されたセグメントを組み立てることによって覆工してい
る。組立に用いるセグメントは、発進立坑からトンネル
坑内に搬入した後、坑内に配置した搬送台車で立坑の直
下からトンネル掘削先端部の切羽近傍まで搬送してい
る。
【0003】セグメント(ワーク)を切羽近傍に搬送す
るに当たり、切羽近傍には1日の工程に必要な数のセグ
メントをストックしておくのが一般的である。しかし、
一編成の搬送台車には限られた数のセグメントしか搭載
できず、しかも立坑直下から切羽までの距離が長くなる
につれて1回の往復にも時間がかかるので、トンネルの
掘進に遅れをとることなくセグメントを効率よく搬送す
るために複数編成の搬送台車を利用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のワーク搬送設備には、以下のような問題
が存在する。上記したように、複数編成の搬送台車を用
いてセグメントを搬送するには、図10に示すように、
複数編成の搬送台車1のすれ違いを可能とするため、往
路用と復路用とにそれぞれ軌道2A,2Bを敷設して複
線化を図るか、図11に示すように、軌道3を単線とし
て、途中に搬送台車1のすれ違い用の分岐部4を設ける
必要がある。
【0005】図10に示したように、軌道2A,2Bを
複線化した場合には、軌道2A,2Bの敷設コストと工
期がかかるうえに、狭い坑内の空間が軌道2A,2Bに
よって占められてしまい、作業員の往来などがしにくく
なるという問題がある。また、図11に示したように、
軌道3を単線化して要所々々に分岐部4を設ける場合、
分岐部4の増設は使用中の軌道3の変更を要するため、
その間、掘進作業自体も停止させるを得ず、工期短縮化
の妨げとなっていた。さらにこの場合、すれ違う一方の
搬送台車1に、作業の遅延や搬送台車の故障等、何らか
のトラブルが生じた場合には、他方の搬送台車1は分岐
部4で待機するしかなく、セグメント搬送スケジュール
全体に影響を及ぼすという問題もある。
【0006】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、セグメント等のワークの供給を効率よくか
つ安全に行い、工期の短縮化、コスト低減、スペース拡
大等の効果を得ることのできるワークの中継装置および
それを用いたワーク搬送設備を提供することを課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ワークの搬送経路の側方に設置された基台と、該基台上
に設けられて、前記基台から前記ワークの搬送方向と直
交する方向に向けて伸縮可能とされ、その先端部にワー
クを保持するワーク載置台を備えた伸縮アームと、前記
ワーク載置台を昇降させるリフト機構としている。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載のワ
ークの中継装置において、前記リフト機構が前記伸縮ア
ームよりも前記基台側に備えられていることを特徴とし
ている。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のワークの中継装置において、前記伸縮アームが複
数段に伸縮可能な構成とされていることを特徴としてい
る。
【0010】請求項4に係る発明は、ワークを搭載する
複数編成の搬送台車が軌道に沿って走行可能に設けられ
るとともに、請求項1〜3のいずれかに記載の前記ワー
クの中継装置が、前記軌道の側方に設けられていること
を特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るワークの中継
装置およびそれを用いたワーク搬送設備の実施の形態の
一例を、図1ないし図8を参照して説明する。ここで
は、取り扱うワークとして、トンネル覆工用のセグメン
トを例に挙げて説明する。
【0012】図1は本実施形態のトンネル坑内に配備し
た資材(ワーク)の搬送設備を示す図である。この設備
では、トンネル坑内10の坑口付近に設けられたストッ
クヤード11から切羽10aまでの範囲に軌道12が敷
設され、ストックヤード11から受け取った資材(ワー
ク:ここではシールド用のセグメントを想定している)
Wを切羽10aまで運ぶ機能を果たすため、軌道12上
を走行できる搬送台車13が設けられている。
【0013】図2に示すように、搬送台車13は、軌道
12上を車輪14で走行可能な複数の搬送車13Aが、
バッテリー駆動の駆動車13Bに連結された構成となっ
ている。搬送台車13の各搬送車13Aには、所定数の
資材Wを載せて支持するワーク載置部15が設けられて
いる。
【0014】図1に示したように、搬送台車13の軌道
12は基本的に単線で、その側方には所定間隔毎にスト
ッカー17が設置されている。各ストッカー17は、軌
道12の側方に設置された複数のセグメントストック台
(ワークの中継装置)18から構成されている。
【0015】図3および図4に示すように、各セグメン
トストック台18は、トンネル坑内10(図4参照)が
連続する方向と直交するよう設けられた枕木19,19
上に一体に固定された基台20と、水平方向に伸縮可能
な伸縮フォーク(伸縮アーム)21と、この伸縮フォー
ク21に設けられて資材Wを載置するためのワーク載置
台22とを主体構成としている。
【0016】図3(b)、(c)に示したように、基台
20は、枕木19,19に緊結された下部フレーム23
と、上部フレーム24と、これら下部フレーム23と上
部フレーム24との間に設けられたリフト機構25とか
ら構成されている。リフト機構25は、上下方向に伸縮
可能なリンク部26が、リフト駆動装置27によって伸
縮駆動される構成となっている。これにより、ワーク載
置台22はリフト機構25によって昇降されるようにな
っている。
【0017】図3(c)、図5、および図6に示すよう
に、伸縮フォーク21は、二本一対で、それぞれ枕木1
9[図3(c)参照]が延在する方向と同方向に軸線を
有し、ベースフォーク30,センターフォーク31,ト
ップフォーク32からなる3段構造とされている。
【0018】図6に示したように、ベースフォーク30
は、断面略C字状の鋼材からなるガイドレール33,3
3を、その開放部33aどうしが所定寸法を隔てて対向
するよう、ベースプレート34を介して上部フレーム2
4上に取付けたものである。
【0019】センターフォーク31は、ベースフォーク
30のガイドレール33,33間に配置されており、断
面略矩形で、その上部と下部の両側面には、それぞれ複
数のガイドローラ35,35,…が回転自在に備えられ
ている。そして、下部のガイドローラ35,35,…
は、ベースフォーク30のガイドレール33,33の開
放部33a,33aの内側に位置するようになってお
り、これによりセンターフォーク31はベースフォーク
30に沿ってその軸線方向にスライド可能となってい
る。
【0020】トップフォーク32は、ベースフォーク3
0と同様、所定寸法を隔てて対向する断面視略C字状の
鋼材からなるガイドレール36,36が、その上面をト
ッププレート37に固定することによって一体化された
構成となっている。そして、これらガイドレール36,
36は、その開放部36a,36aがセンターフォーク
31の上部のガイドローラ35,35,…の外側に位置
するようになっており、これによりトップフォーク32
は、センターフォーク31の上部のガイドローラ35,
35,…にガイドされてその軸線方向に相対的にスライ
ド可能となっている。
【0021】図3(c)中に二点鎖線で示したように、
これらベースフォーク30,センターフォーク31,ト
ップフォーク32からなる伸縮フォーク21は、通常時
においては、基台20から側方に突出しないよう収納さ
れた状態となっている。図3(c)中に実線で示したよ
うに、この伸縮フォーク21は、上記したような構造に
より基台20から側方に向けて伸縮可能となっており、
その伸縮駆動のために、以下に示すような構成のフォー
ク駆動機構40を備えている。
【0022】図5(c)および図6に示したように、二
本の伸縮フォーク21のベースフォーク30,30に
は、ブラケット41,41を介して、伸縮フォーク21
と直交する水平方向に軸線を有する駆動シャフト42が
回転自在に支持されている。この駆動シャフト42は、
図示しない駆動モータにより回転駆動されるようになっ
ている。
【0023】駆動シャフト42には、各伸縮フォーク2
1に対応した所定の位置に、それぞれ駆動ギヤ43が設
けられている。図6に示したように、駆動ギヤ43の両
側にはそれぞれ、ハウジングプレート44が、駆動シャ
フト42の回転が伝達されないようベアリング45を介
して設けられている。図6および図7に示すように、こ
れら二枚のハウジングプレート44,44には、二本の
支持軸46,46が駆動シャフト42よりも上方位置に
固定されており、各支持軸46には、駆動ギヤ43に噛
み合うピニオンギヤ47が、ベアリング48を介して回
転自在に設けられている。これら二個一対のピニオンギ
ヤ47は、その上部が、ベースフォーク30のベースプ
レート34に形成された開口部34aから上方に突出す
るよう設けられている。
【0024】一方、センターフォーク31の下面側に
は、ラックギヤ50がピニオンギヤ47に対応した位置
に取り付けられている。
【0025】図6および図8に示すように、このセンタ
ーフォーク31には、中空部31aが形成され、この中
空部31aに配設された二枚一対のブラケットプレート
51,51間に、複数の大径伝動ギヤ52と小径伝動ギ
ヤ53(図8参照)とが交互に設けられている。これら
大径伝動ギヤ52,小径伝動ギヤ53は、それぞれ同一
高さに設けられた支持軸54,55(図8参照)にベア
リング56(図6参照)を介して回転自在に設けられて
おり、互いに隣接する大径伝動ギヤ52と小径伝動ギヤ
53は互いに噛み合っている。
【0026】そして、ベースフォーク30のベースプレ
ート34の上面には、センターフォーク31の大径伝動
ギヤ52,52,…に対応した位置に、これらに噛み合
うラックギヤ49が固定されている。一方、トップフォ
ーク32のトッププレート37の下面にも、センターフ
ォーク31の大径伝動ギヤ52,52,…に対応した位
置に、これらに噛み合うラックギヤ60が固定されてい
る。
【0027】これにより、上記構成からなる伸縮フォー
ク21のフォーク駆動機構40では、図6および図7に
示したように、図示しない駆動モータにより駆動シャフ
ト42を一方向に回転駆動させると、その回転が駆動ギ
ヤ43からピニオンギヤ47,47を介してラックギヤ
50に伝達され、それによりセンターフォーク31がベ
ースフォーク30に対して一方の側にスライドし突出す
ることとなる。さらに、図6および図8に示したよう
に、センターフォーク31のスライドにより、ベースフ
ォーク30に固定されたラックギヤ49に噛み合ってい
る大径伝動ギヤ52が回転し、その回転がトップフォー
ク32のラックギヤ60に伝達され、それによりトップ
フォーク32がセンターフォーク31に対してこのセン
ターフォーク31の移動方向と同方向にスライドして突
出することとなる。
【0028】すなわち、フォーク駆動機構40では、駆
動シャフト42を回転駆動させるとベースフォーク30
に対してセンターフォーク31,トップフォーク32が
それぞれスライドし、これにより、基台20の上部フレ
ーム24に固定された二本一対の伸縮フォーク21が伸
長駆動されるようになっている。そして、駆動シャフト
42を上記とは逆方向に回転させれば、伸縮フォーク2
1が短縮駆動されるようになっている。
【0029】そして、図5に示すように、資材Wを搭載
するための前記ワーク載置台22は、伸縮フォーク21
のトップフォーク32の上面にそれぞれ取り付けられて
いる。したがって、図4に示したように、伸縮フォーク
21を伸縮駆動させることにより、ワーク載置台22上
に搭載した資材Wを、基台20上の位置と、基台20か
ら軌道12側に突出させた位置との間で移動できるよう
になっている。
【0030】なお、このセグメントストック台18や搬
送台車13には、図示しないが、各種の位置検出装置や
制御装置が設けられており、可動部分の動きを最適に制
御できるようになっている。
【0031】次に、上記構成からなるワークの搬送設備
における資材Wの搬送方法について説明するが、それに
先立ち、搬送台車13とストッカー17のセグメントス
トック台18との間での資材Wの受け渡し方法について
説明する。
【0032】ここではまず、搬送台車13上に搭載した
資材Wをセグメントストック台18上に受け渡す動作に
ついて説明する。手順は以下の通りである。
【0033】(1)図2に示したように、搬送台車13
の各搬送車13Aを、受け渡したいセグメントストック
台18に対向させて所定位置に停止させる。
【0034】(2)図4に示したように、伸縮フォーク
21を伸ばし、ワーク載置台22を、搬送車13Aのワ
ーク載置部15上に支持された資材Wの下方に差し込
む。
【0035】(3)その位置にて、セグメントストック
台18のリフト機構25によりワーク載置台22を上昇
させ、資材Wを持ち上げ、ワーク載置台22に乗り移ら
せる。〔図4中、(イ)→(ロ)の動作〕
【0036】(4)伸縮フォーク21を縮め、ワーク載
置台22をセグメントストック台18上の所定位置に戻
し停止させる。〔図4中、(ロ)→(ハ)の動作〕
【0037】(5)リフト機構25でワーク載置台22
を下降させる。〔図4中、(ハ)→(ニ)の動作〕
【0038】以上により、搬送台車13上に搭載された
資材Wのセグメトストック台18への受け渡し動作が完
了する。
【0039】次に、セグメントストック台18上に支持
された資材Wの搬送台車13への受け渡し動作について
説明する。手順は以下の通りである。
【0040】(1)搬送台車13の各搬送車13Aを所
定のセグメントストック台18に対向した位置で停止さ
せる。
【0041】(2)セグメントストック台18のリフト
機構25でワーク載置台22を上昇させ、支持した資材
Wを、搬送車13Aのワーク載置部15の高さ以上に持
ち上げる。〔図4中、(ニ)→(ハ)の動作〕
【0042】(3)伸縮フォーク21を伸ばし、搬送車
13A上の所定位置で停止させる。〔図4中、(ハ)→
(ロ)の動作〕
【0043】(4)リフト機構25でワーク載置台22
を下降させ、支持していた資材Wを搬送車13Aのワー
ク載置部15に預ける。〔図4中、(ロ)→(イ)の動
作〕
【0044】(5)伸縮フォーク21を縮め、ワーク載
置部15に支持された資材Wの下方から引き抜き、基台
20の所定位置に戻し停止させる。
【0045】以上によりセグメントストック台18上に
支持された資材Wの搬送台車13への受け渡し動作を完
了する。
【0046】次に、前記構成からなるワークの搬送設備
における資材Wの搬送方法について説明する。ここで、
搬送台車13とストッカー17のセグメントストック台
18との間での資材Wの受け渡しは上記方法によるもの
であり、以下の説明ではその詳細を省略する。
【0047】資材Wは、順次搬送台車13で切羽10a
側に搬送するが、このとき、図1に示したように、予
め、ストックヤード11と、その前方の第1番目のスト
ッカー17との間、及びそれ以降互いに前後するストッ
カー17,17間には、それぞれ一編成ずつの搬送台車
13を配しておく。
【0048】そしてまず、立坑からトンネル坑内10に
降ろしてストックヤード11に一旦入庫し、保管してお
いた資材Wを、各種ハンドリング装置やクレーン等で、
第1番目の搬送台車13に搭載する。
【0049】次いで、この搬送台車13を第1番目のス
トッカー17Aまで走行させ、ストッカー17Aのセグ
メントストック台18,18,…に対向させた位置で停
止させる。続いて、前記方法により、搬送台車13上に
搭載された資材Wを各セグメントストック台18に受け
渡す。これにより、資材Wはストッカー17Aにストッ
クされた状態となる。搭載した資材Wを移載して空とな
った搬送台車13は、再びストックヤード11に戻す。
【0050】続いて、第1番目のストッカー17Aと第
2番目のストッカー17Bとの間に配しておいた第2番
目の搬送台車13を、第1番目のストッカー17Aに対
向する位置まで移動させる。そして、前記方法に示した
手順で、ストッカー17Aの各セグメントストック台1
8にストックされた資材Wを、第2番目の搬送台車13
に受け渡し、この搬送台車13を、第2番目のストッカ
ー17Bに向けて走行させていく。
【0051】この後は、上記と同様にして、資材Wを第
2番目の搬送台車13で第2番目のストッカー17Bに
移載し、続いてこれを第3番目の搬送台車13で第2番
目のストッカー17Bから受け取って第3番目のストッ
カー17Cに搬送して移載する。以下、これを繰り返
し、最終的には、資材Wを第n番目の搬送台車13で第
n番目のストッカー17nから切羽10aのセグメント
組立現場に搬送する。これにより、搬送台車13一編成
分の分量の資材Wが、ストックヤード11からセグメン
ト組立現場に搬送されたこととなる。
【0052】そして、上記工程を順次繰り返し、各搬送
台車13を複数回往復させることによって、ストックヤ
ード11から切羽10aのセグメント組立現場に、所定
数(例えば1日に工程に必要な数)の資材Wを搬送する
ようにする。
【0053】また、トンネル構築の進行による切羽10
aの位置の前進に伴って、搬送台車13の軌道12を切
羽10a側に延長していく必要がある。このとき、軌道
12を所定長さ延長する毎に、その側方にストッカー1
7を設けていく。そして、搬送台車13についてもスト
ッカー17を一カ所増設する毎に一編成を追加するが、
その追加は坑口側で行い、既に軌道12上にある搬送台
車13,13,…については、順次切羽10a側に移動
させていくようにする。
【0054】そして、軌道12の延長、ストッカー17
の増設、搬送台車13の追加を行った後は、上記と同様
にして資材Wをストックヤード11から切羽10a近傍
のセグメント組立現場に搬送していく。
【0055】上述したワーク搬送設備では、軌道12上
を走行可能に設けられた搬送台車13と、軌道12の側
方に所定間隔ごとに設けられたストッカー17とを備え
た構成となっている。このような構成の設備によれば、
ストッカー17を中継することにより資材Wを坑口側の
搬送台車13から切羽10a側の搬送台車13に受け渡
すことができ、これにより資材Wを搬送していくことが
できる。しかも、トンネル坑内10には、単線の軌道1
2を敷設し、その側方にストッカー17を設置するのみ
でよいので、軌道敷設コストを削減することができる。
またトンネル坑内10のスペースを拡大することもでき
るので、狭い坑内スペースの有効利用を図ることがで
き、作業員の往来等も安全かつ容易に行うことが可能と
なる。さらに、各搬送台車13は、互いに前後するスト
ッカー17,17間を往復するのみでよく、トンネル坑
内10の総延長が長くなってもサイクルタイムを短縮す
ることができ、セグメント搬送を効率よく行うことが可
能となる。しかも、従来のようにすれ違いのための分岐
部もなく、ストッカー17がバッファーとして機能する
ため、互いに前後する他の搬送台車13の動きに干渉さ
れることがなく、この点においてもセグメント搬送作業
を効率よく行うことができる。
【0056】さらに、軌道12の延長及びストッカー1
7の増設に際しては、軌道12の側方にストッカー17
を設置するのみでよく、その間軌道12の仕様に支障を
来すことがないので、トンネル掘進作業に何ら影響を及
ぼさずに作業を進行させることができる。
【0057】また、上述したセグメントストック台18
では、軌道12の側方に設置された基台20と、基台2
0から突出可能に設けられて、その先端部のトップフォ
ーク32にワーク載置台22を備えた伸縮フォーク21
と、ワーク載置台22を昇降させるリフト機構25とを
備えた構成となっている。このようにしてワーク載置台
22を伸縮フォーク21で水平移動させるとともにリフ
ト機構25で昇降させることによって資材Wの受け渡し
を行うので、クレーンを用いた場合のように吊り荷の揺
れ等の問題が全く生じず、人手の介添えをほとんど必要
とせずに作業を行うことができる。従って、安全性を高
めることができると共に、省力化ひいては無人化が可能
になる。
【0058】加えて、さらに、このセグメントストック
台18では、リフト機構25が基台20に備えられた構
成となっている。これにより、リフト機構25を伸縮フ
ォーク21とワーク載置台22との間に設ける場合に比
較して、伸縮フォーク21が重量化するのを防止し、特
に重量物であるセグメント等の資材Wを取り扱う場合に
セグメントストック台18のマスの集中化を図り、安定
性を高めることができる。
【0059】さらに加えて、伸縮フォーク21がベース
フォーク30,センターフォーク31,トップフォーク
32の3段からなる構成となっている。これにより、伸
縮フォーク21を小型化してセグメントストック台18
のコンパクト化を図るとともに、その伸縮ストロークを
大きくとることができる。しかも、例えば伸縮フォーク
21を、これを縮めた状態から2倍程度に伸ばすとして
も、ベースフォーク30とセンターフォーク31,セン
ターフォーク31とトップフォーク32は、それぞれそ
の全長の半分程度が重なり合うので、ワーク載置台22
に載置した資材Wの荷重による曲げモーメントに対して
高い強度を発揮することができる。
【0060】なお、上記実施の形態に挙げた各構成につ
いては、本願発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば他
の構成を適宜採用しても良い。例えば、セグメントスト
ック台18のワーク載置台22の形態については取り扱
うワークの形状等に応じたものとすればよい。また、搬
送台車13やセグメントストック台18等の具体的な構
造については、本願発明が意図する機能を発揮すること
ができるのであれば、他のいかなる構造のものを用いて
も良い。具体的な例を挙げれば、伸縮フォーク21につ
いては、伸縮することによりワーク載置台22を突出さ
せることができるのであれば、他のいかなる構造のもの
であっても良い。また、リフト機構25を基台20に備
える構成としたが、取り扱うワークが軽量なものである
場合には、リフト機構を伸縮アームの先端部に備える構
成としても良い。
【0061】さらに、大径のトンネル等において坑内ス
ペースに余裕がある場合には、上記したような軌道12
を複数組並設するようにしても良い。さらに加えて、軌
道12を完全な単線とせず、例えば搬送台車13の故障
時対応などのために、図9に示すような分岐部70を設
けておくようにしても良い。このような分岐部70は通
常時は使用せず、搬送台車13の故障や作業の遅れなど
が生じた場合のみ使用するようにする。そのような場合
には、ストッカー17で資材Wを中継せずに、この分岐
部70で空の搬送台車13と資材Wを搭載した搬送台車
13とをすれ違わせることによって、作業の遅れの回復
を図ることが可能となる。
【0062】加えて、上記実施形態においては、坑口近
傍にストックヤード11を設け、軌道12をストックヤ
ード11から切羽10aまでの区間に敷設する構成とし
たが、これに限らず、軌道12をワーク搬入口となる坑
口まで延長敷設し、さらに坑口近傍にはセグメントスト
ック台18を多数設置する構成としても良い。このよう
な構成とすれば、セグメントストック台18をストック
ヤード11として機能させることができ、より一層のコ
スト低減及びスペースの有効利用を図ることが可能とな
る。
【0063】なお、上記実施の形態において、セグメン
トストック台18およびそれを用いた搬送設備をトンネ
ル坑内10に配備した例を示したが、その他の建設現場
や製造工場等に適用して、無人によるワーク搬送を実現
することもできる。特に工場等でセグメントストック台
18と同様の中継装置を用いる場合には、走行路を必ず
しも軌道12にする必要はなく、いわゆるAGV(Au
to GuidedVehicle)等とすることも可
能である。これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない範
囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また上
記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものとし
ても良いのは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るワ
ークの中継装置によれば、ワークの搬送経路の側方に設
置された基台と、基台上に設けられて、ワークの搬送方
向と直交する方向に向けて伸縮可能とされ、その先端部
にワーク載置台を備えた伸縮アームと、ワーク載置台を
昇降させるリフト機構とを備えた構成となっている。こ
のようにしてワーク載置台を伸縮アームで水平移動させ
るとともにリフト機構で昇降させることによってワーク
の受け渡しを行うようにしているので、安定した作業が
可能となる。従って、安全性が高まると共に、省力化あ
るいは無人化が可能となる。
【0065】請求項2に係るワークの中継装置によれ
ば、リフト機構が伸縮アームよりも基台側に備えられた
構成となっている。これにより、リフト機構を伸縮アー
ムとワーク載置台との間に設けた場合に比較して、伸縮
アームが重量化するのを防止し、特に重量物を取り扱う
場合に装置のマスの集中化を図り、安定性を高めること
ができる。
【0066】請求項3に係るワークの中継装置によれ
ば、伸縮アームが複数段に伸縮可能な構成となってい
る。これにより、伸縮アームを小型化して装置のコンパ
クト化を図るとともに、その伸縮ストロークを大きくと
ることができる。
【0067】請求項4に係るワーク搬送設備によれば、
複数編成の搬送台車が軌道に沿って走行可能に設けられ
るとともに、請求項1〜3のいずれかに記載のワークの
中継装置が軌道の側方に設けられた構成となっている。
このような構成により、中継装置を中継することにより
ワークを一の搬送台車から他の搬送台車に受け渡すこと
ができ、これにより、ワークを複数の搬送台車に順次受
け渡して搬送していくことができる。しかも、単線の軌
道を敷設し、その側方に中継装置を設置するのみでよい
ので、軌道敷設コストを削減することができる。また周
囲の有効スペースを拡大することもできるので、スペー
スが狭い場合であっても作業員の往来等も安全かつ容易
に行うことが可能となる。さらに、実際の搬送作業に際
しては、各搬送台車は、互いに前後する中継装置間を往
復するのみでよく、搬送距離の総延長が長くなってもサ
イクルタイムを短縮することができ、ワークの搬送を効
率よく行うことが可能となる。しかも、従来のようにす
れ違いのための分岐部もなく、中継装置がバッファーと
して機能するため、他の搬送台車の動きに左右されるこ
とがなく、この点においても搬送作業を効率よく行うこ
とができる。さらに軌道の延長に伴う中継装置の増設に
際しても、他の作業に何ら影響を及ぼすことはない。そ
して、このような設備を用いることにより、ワークの搬
送・保管作業を無人で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るワークの中継装置およびそれを
用いたワーク搬送設備を適用したトンネルにおける搬送
設備を示す平面図である。
【図2】 前記ワーク搬送設備を構成するワークの中継
装置と搬送台車を示す平面図である。
【図3】 前記ワークの中継装置の構造を示す三面図で
ある。
【図4】 前記ワーク搬送設備の正面図である。
【図5】 前記ワークの中継装置に備えた伸縮アームを
示す図であって、(a)平面図、(b)側面図、(c)
正断面図である。
【図6】 前記伸縮アームの駆動機構を示す正断面図で
ある。
【図7】 図6のA−A断面図である。
【図8】 図6のB−B断面図である。
【図9】 本発明に係るワークの中継装置およびそれを
用いたワーク搬送設備を適用したトンネルにおける搬送
設備の他の一例を示す平面図である。
【図10】 従来のワーク搬送設備の一例を示す平面図
である。
【図11】 従来のワーク搬送設備の他の一例を示す平
面図である。
【符号の説明】
12 軌道 13 搬送台車 18 セグメントストック台(ワークの中継装置) 20 基台 21 伸縮フォーク(伸縮アーム) 25 リフト機構 W 資材(ワーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 健治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 相馬 正男 東京都港区赤坂5丁目4番14号 トレード 赤坂ビル7階 株式会社コシハラ内 (72)発明者 越原 慎二 東京都港区赤坂5丁目4番14号 トレード 赤坂ビル7階 株式会社コシハラ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの搬送経路の側方に設置された基
    台と、 該基台上に設けられて、前記基台から前記ワークの搬送
    方向と直交する方向に向けて伸縮可能とされ、その先端
    部にワークを保持するワーク載置台を備えた伸縮アーム
    と、 前記ワーク載置台を昇降させるリフト機構とを備えたこ
    とを特徴とするワークの中継装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のワークの中継装置におい
    て、前記リフト機構が前記伸縮アームよりも前記基台側
    に備えられていることを特徴とするワークの中継装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のワークの中継装
    置において、前記伸縮アームが、複数段に伸縮可能な構
    成とされていることを特徴とするワークの中継装置。
  4. 【請求項4】 ワークを搭載する複数編成の搬送台車が
    軌道に沿って走行可能に設けられるとともに、請求項1
    〜3のいずれかに記載の前記ワークの中継装置が、前記
    軌道の側方に設けられていることを特徴とするワーク搬
    送設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108750967A (zh) * 2018-07-18 2018-11-06 湖南进军隧道智能装备有限公司 一种开挖立架吊装车
CN108857310A (zh) * 2018-07-18 2018-11-23 湖南进军隧道智能装备有限公司 一种开挖立架移动安装车

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CN108857310A (zh) * 2018-07-18 2018-11-23 湖南进军隧道智能装备有限公司 一种开挖立架移动安装车
CN108750967B (zh) * 2018-07-18 2023-08-15 湖南进军隧道智能装备有限公司 一种开挖立架吊装车
CN108857310B (zh) * 2018-07-18 2023-11-21 湖南进军隧道智能装备有限公司 一种开挖立架移动安装车

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