JPH1136102A - ストッキング生地の処理方法及び装置 - Google Patents

ストッキング生地の処理方法及び装置

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JPH1136102A
JPH1136102A JP9202297A JP20229797A JPH1136102A JP H1136102 A JPH1136102 A JP H1136102A JP 9202297 A JP9202297 A JP 9202297A JP 20229797 A JP20229797 A JP 20229797A JP H1136102 A JPH1136102 A JP H1136102A
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JP
Japan
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stocking
pipe
dough
welt
shutter
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JP9202297A
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English (en)
Inventor
Etsuo Nishikawa
悦雄 西川
Shinji Kimura
伸二 木村
Koichi Morioka
晃一 森岡
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Takatori Corp
Original Assignee
Takatori Corp
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Publication date
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Publication of JPH1136102A publication Critical patent/JPH1136102A/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B23/00Sewing apparatus or machines not otherwise provided for
    • D05B23/007Sewing units for assembling parts of knitted panties or closing the stocking toe part
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2207/00Use of special elements
    • D05D2207/02Pneumatic or hydraulic devices
    • D05D2207/04Suction or blowing devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Socks And Pantyhose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気流を利用してストッキング生地の
ウエルト部を開口し、この開口したウエルト部を装着ア
ームに確実に受渡すようにした構造が簡単で短尺化によ
り省スペースのウエルト部開口装置を提供することによ
って、パンティストッキング縫製工程の完全自動化(無
人化)を可能ならしめる。 【解決手段】 収納容器53内のストッキング生地Xを
ピックアップ手段50aで吸引して一枚宛を取り出し、
該手段50aに設けた検出手段54で生地Xのウエルト
部とつま先を検出し、一枚宛のストッキング生地Xを順
次吸気流によって搬送する輸送パイプ100の途中に生
地のウエルト部が先になるよう姿勢を制御するように形
成され、ウエルト部開口機構Zはウエルト部を先にして
供給されたストッキング生地Xを二重パイプ内で吸気流
の作用によってウエルト部を開口し、該開口部を装着ア
ーム上に受渡すように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンティストッ
キングの股上縫製機における咬持部材に、ストッキング
生地を自動的に装着する装着アームに対し、該ストッキ
ング生地のウエルト部を開口した状態で受渡すようにし
たストッキング生地の処理方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パンティストッキングを製造するには、
原糸から編立てられた2本の筒状ストッキング生地のウ
エルト部を左右に合わせてパンティ部となる内股部分を
股上縫製機によって縫製し、次いで、このストッキング
生地の各つま先部分をつま先縫製機で縫製することによ
って1足のパンティストッキングが得られる。
【0003】そして、この縫製作業を完了したパンティ
ストッキングは、更に染色、セット仕上、包装等の各種
の作業工程を経て製品となる。
【0004】上記のように、パンティストッキングは、
股上縫製と、つま先縫製の2工程を経て製造されている
が、この両工程を行なう縫製機としては、本出願人が前
に開発した股上自動縫製機(特公昭52−8734号)
及びつま先自動縫製機(特公昭55−37272号)が
広く実用に供されている。
【0005】また、これらの両縫製機を用いたパンティ
ストッキングの製造において、ストッキング生地のウエ
ルト部を吸気流で開口させるウエルト部開口機構に対し
て、吸気搬送するストッキング生地を一定の姿勢で供給
することができ、ウエルト部開口機構を股上縫製機の装
着アームに接続することにより、パンティストッキング
縫製工程の完全自動化を可能にするためのストッキング
生地の処理装置が特許第2547492号によって提案
されている。
【0006】この処理装置は、ストッキング生地をラン
ダムに収納する収納容器の直上にストッキング生地を吸
着して持ち上げるピックアップ手段を設け、持上げたス
トッキング生地を吸気流によって輸送パイプで搬送し、
この搬送途中でストッキング生地の端部がウエルト部か
つま先かをセンサー手段により、ウエルト部とつま先の
量的な相違によって検出し、この後、ストッキング生地
の姿勢を制御してウエルト部開口機構に送る構造になっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
処理装置におけるピックアップ手段は、ストッキング生
地を吸着するとき、2枚の生地を吸着しないように、上
昇動を二段階的に行い、二段目でストッキング生地を一
枚に振り落すようになっているため、ピックアップ手段
の構造及び作動が複雑であるという問題がある。
【0008】また、輸送するストッキング生地の姿勢を
制御するために、ウエルト部とつま先を量的に検出する
方法は、検出の誤動作が大きく、この検出をストッキン
グ生地の搬送途上で行うと、工程も作業内容も複雑にな
る。
【0009】そこで、この発明の課題は、収納容器内の
ストッキング生地を吸着して持ち上げるピックアップ手
段に、ウエルト部とつま先を厚みによって検出する検出
手段を設け、ストッキング生地を1枚宛取り出すことが
でき、ピックアップ手段の構造を簡略化することができ
ると共に、ストッキング生地のウエルト部とつま先の検
出が精度よく行えるストッキング生地の処理方法と装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため請求項1の発明は、収納容器内にランダムに収
納したストッキング生地を1枚宛取り出し、これを吸気
流によって輸送パイプ内を搬送し、この搬送途上でスト
ッキング生地のウエルト部が先になるよう姿勢を制御し
てウエルト部開口機構に供給し、この開口機構のパイプ
内で吸気流の作用によってウエルト部を開口し、該開口
部を装着アーム上に受渡しするようにしたストッキング
生地の処理方法において、収納容器内からストッキング
生地の取り出しに、該収納容器上で昇降動し、収納容器
内のストッキング生地を吸着保持するピックアップ手段
を用い、このピックアップ手段が生地を持ち上げる過程
でストッキング生地の自由側端部がウエルト部かつま先
であるかを厚みによって検出し、この検出によって輸送
パイプでのストッキング生地の姿勢制御を行なえるよう
にした構成を採用したものである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、輸送パイプの途中にストッキング生地のストック手
段を設け、姿勢制御後に、ウエルト部開口機構に向けて
送られるストッキング生地を一時的にストックするよう
にした構成を採用したものである。
【0012】請求項3の発明は、収納容器内にランダム
に収納したストッキング生地を1枚宛取り出し、これを
吸気流によって輸送パイプ内を搬送し、この搬送途上で
ストッキング生地のウエルト部が先になるよう姿勢を制
御してウエルト部開口機構に供給し、この開口機構のパ
イプ内で吸気流の作用によってウエルト部を開口し、該
開口部を装着アーム上に受渡すようにしたストッキング
生地の処理装置において、収納容器の直上に、垂直のガ
イドパイプ内をストッキング生地の吸着用ノズル部材が
昇降動するピックアップ手段を配置し、このピックアッ
プ手段におけるガイドパイプの下部に、ノズル部材で持
ち上げたストッキング部材の自由端部がウエルト部かつ
ま先であるかを厚みによって検出する検出手段を設け、
該ガイドパイプの検出手段よりも上部の位置に輸送パイ
プを分岐接続した構成を採用したものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、ピックアップ手段が、ガイドパイプ内を昇降動する
ノズル部材の側面にストッキング生地の吸引孔を設けて
形成されている構成を採用したものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、輸送パイプの途中に、該輸送パイプの遮断と開放を
行なうシャッターと、このシャッターの上流側で輸送パ
イプの外側を覆い、該パイプに設けた吸引孔から輸送パ
イプ内を吸引する外筒とからなり、姿勢制御後にウエル
ト開口機構に向けて送られるストッキング生地を一時的
にストックするストック手段を設けた構成を採用したも
のである。
【0015】請求項6の発明は、請求項3乃至5の発明
において、輸送パイプがウエルト部開口機構に達する部
分に生地引き伸しパイプを設け、このパイプの途中に設
けた密閉ボックス内に、生地の挾持と開放が自在とな
り、かつ速度可能となる一対の生地ローラを組み込み、
この密閉ボックスとウエルト部開口機構の間に、2枚の
孔明きシャッターを開閉自在に設け、密閉ボックスと孔
明きシャッターの間にストッキング生地の排出パイプを
接続した構成を採用したものである。
【0016】ここで、収納容器からピックアップ手段で
吸着されて持ち上げられたストッキング生地は、その持
ち上げ過程で下端がウエルト部かつま先かを検出手段が
厚みの違いによって検出し、この検出後にストッキング
生地は輸送パイプに吸引され、ウエルト部が先の場合は
そのままストック手段にまで送られ、つま先が先の場合
は反転手段で姿勢制御されてウエルト部が先になってス
トック手段に送られ、ストック手段から生地引伸しパイ
プに送られたストッキング生地は、孔明きシャッターで
保持された後、密閉ボックスの上下送りローラで挾んで
移動させ、引伸したストッキング生地をウエルト部開口
機構に供給することにより、ウエルト部を開口させるこ
とになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。
【0018】図1は、ストッキング生地の処理装置の全
体構造を示し、この処理装置は、前段のストッキング生
地Xの供給姿勢制御機構Yと、後段のウエルト部開口機
構Zとからなり、供給姿勢制御機構Yは、ストッキング
生地Xをランダムに収納する収納容器53と、この収納
容器53の直上に配置したピックアップ手段50aと、
該ピックアップ手段50aに分岐接続した輸送パイプ1
00と、このパイプ100の途中でピックアップ手段5
0aの近接位置に設けた反転手段60aと、輸送パイプ
100の下流側に設けたストック手段101とで構成さ
れている。
【0019】前記収納容器53は、外周面に摺接するモ
ータ102のローラ103により低速で連続回転すると
共に、ピックアップ手段50aは、収納容器53の直上
に、下端をテーパ状に拡径された上下に長いガイドパイ
プ104を垂直に固定し、このガイドパイプ104内に
収納されたピックアップバー50は、エンドレスチエン
105と結合され、正逆可能なサーボモータで位置制御
できるように上下動するよう駆動される。
【0020】上記ピックアップバー50の下端は図4に
示すように、円錐台形のノズル106に形成され、その
下端面で開口するように設けた空気噴射孔55が配管1
07を介して圧縮空気の供給源に接続され、またノズル
106の傾斜する先端部側面で開口するよう設けた吸引
孔51が配管108を介して真空ポンプに接続されてい
る。
【0021】前記ガイドパイプ104の下端部に、ノズ
ル106で吸着して持ち上げたストッキング生地Xの下
端がウエルト部かつま先であるかを厚みによって検出す
る検出手段54が設けられている。
【0022】この検出手段54は、図17に示すよう
に、ガイドパイプ104の軸心を挾んでシリンダ10
9、110を配置し、シリンダ109、110のピスト
ン杆に挟み具111、112を設けて形成され、一方の
シリンダ109は移動ストロークを一定とし、他方シリ
ンダ110のピストン移動量をエンコーダ又はマグネッ
トスケールで測定することにより、両挟み具111、1
12で挾んでウエルト部又はつま先の厚みの差を検出す
る。
【0023】例えば、両シリンダ109、110のスト
ロークを25mmとした場合、一方シリンダ109は全
ストロークを移動させ、他方シリンダ110は生地厚分
を残して移動し、その移動量が24mm以上であれば、
図17(B)のように薄い厚みのつま先、24mm以下
の場合は図17(C)の如く、ウエルト部と判断するよ
う予め設定(ティーチング)しておく。
【0024】上記ガイドパイプ104と収納容器53の
間、検出手段54の直下位置、ガイドパイプ104の中
間と上部寄りの位置に、ストッキング生地Xを検出する
センサー1、2、3、4が各々配置されている。
【0025】前記ガイドパイプ104の下部で検出手段
54の直上位置に、ノズル106の上昇でガイドパイプ
104内に持ち上げられたストッキング生地Xを吸引し
て搬送する輸送パイプ100が分岐状に接続され、この
輸送パイプ100は途中に反転手段60aと輸送パイプ
110の立上り部113の終端部にストック手段101
が設けられ、ウエルト部開口機構Zにおける生地引き伸
しパイプ114の途中に接続されている。
【0026】前記反転手段60aは、輸送パイプ100
の途中に設けた開閉用シャッター21、24間の位置に
反転パイプ115を接続し、このパイプ115の上端と
上部側面に開閉用のシャッター22、23を設けると共
に、途中に生地保持具60を設けて形成され、反転パイ
プ115の中間部外側と輸送パイプ100のシャッター
24よりも少し下流側に生地検出用のセンサー5、6が
配置され、反転パイプ115はシャッター23を介して
吸引源Aと接続されている。
【0027】前記ストック手段101は、立上り部11
3の端末部に両開きの孔明きシャッター41と開閉シャ
ッター26を設け、これらの上流側に外筒116を外嵌
し、輸送パイプ100の外筒116によって覆われた部
分に多数の吸引孔117を設け、外筒116が開閉シャ
ッター25を介して吸引源Aと接続され、外筒116の
上流側と下流側及び外筒116の外側にストッキング生
地Xを検出するセンサー7、8、9が配置されている。
【0028】前記ウエルト部開口機構Zは、架台118
上に水平に設置された生地引き伸しパイプ114が途中
に設けた密閉ボックス119で前部パイプ114aと後
部パイプ114bに分断され、後部パイプ114bの途
中に輸送パイプ100が接続され、後部パイプ114b
の後端がシャッター27を介して吸引源Aと接続され、
後端部側面がシャッター28を介して外気と連通遮断で
きるようになっており、後部パイプ114bの外側にス
トッキング生地の検出センサー10が配置されている。
【0029】前部パイプ114aの外側に摺動パイプ1
20が軸方向に移動自在となるよう外嵌挿され、その先
端が前部パイプ114aの先端に一致する後退動位置か
ら前方へ所定ストロークを移動するようにエアシリンダ
121で前後が付与される。
【0030】上記摺動パイプ120の外側で先端側寄り
の位置に外嵌し、前部パイプ114aと同軸心状となる
よう固定配置となる大径パイプ122が設けられ、この
大径パイプ122の内径と摺動パイプ120の間に後端
側が閉鎖された吸気通路123を形成し、該吸気通路1
23の先端側には摺動パイプ120に設けた長さの異な
る複数個のフィン124が放射状に設けられ、このフィ
ン124によって吸気通路123を細かく区画してい
る。
【0031】上記大径パイプ122の途中に、強力な吸
引源(B)と接続した吸引パイプ125が吸引通路12
3と連通するよう接続され、この大径パイプ122の先
端は、前部パイプ114aの先端部の位置で開口し、こ
の開口はシリンダ126で作動するフタ90によって開
閉自在になっている。
【0032】このように、長さの異なる複数枚のフィン
124で吸引通路123を細かく区画することにより、
吸引パイプ125を介して通路123に作用する吸気流
は、摺動パイプ120の外周全域における区画された各
通路123内に均等に作用することになり、この結果、
生地Xのウエルト部も同方向、即ちウエルト部が花のつ
ぼみが開花するように外方向に広がり、開口しながら吸
引されることになる。
【0033】なお、大径パイプ122と摺動パイプ12
0の外側には、生地検出用のセンサー12、13、14
が配置されている。
【0034】吸引パイプ125はシャッター32を介し
て専用の吸引源Bと接続され、途中がシャッター31で
外気と連通遮断自在になっている。
【0035】前部パイプ114aの途中で密閉ボックス
119と摺動パイプ120の間に孔明きシャッター42
と43が設けられ、その間の外側に生地検出用のセンサ
ー11が配置され、このシャッター42と密閉ボックス
119の間に、排出パイプ126が分岐接続され、排出
パイプ126の根元側途中と側部とにシャッター29、
30が設けられ、該パイプ126の端部がシャッター3
3を介して吸引源Aに接続され、端部寄りの途中にスト
ッキング生地Xの検出センサー15が設けられている。
【0036】前記密閉ボックス119内に、耐摩耗性の
ゴム材を用いた上下一対の送りローラ127、128が
設けられている。
【0037】図18に示すように、下位の送りローラ1
27は、その軸が軸受を介して密閉ボックス119で支
持され、定位置で回転自在となり、上位の送りローラ1
28は、その軸が密閉ボックス119の両側に設けた上
下方向の長孔129を貫通し、上下に移動自在となると
共に、軸の両端は密閉ボックス119の外面に摺接する
パッキン部材130、130に軸受を介して支持され、
両長孔129は密閉状態になっている。
【0038】この上位の送りローラ128は、両パッキ
ン部材130、130を結合するブラケット131にエ
アシリンダ132を連結し、該エアシリンダ132で上
下動が付与されると共に、両送りローラ127と128
は、ベルト伝達機構を介してモータ等の適宜駆動源によ
り、高速と低速の切替えが可能となるよう相反する方向
に駆動される。
【0039】この発明の処理装置は上記のような構成で
あり、次に図1乃至図16を用いて、その動作を説明す
る。
【0040】初期状態(電源スイッチON) 吸引源A、Bが作動し、ピックアップ手段50aはピッ
クアップバー50が上昇位置に待機し、真空ポンプ(図
示省略)が作動してノズル106の吸引孔51に吸引力
が作用し、ストッキング生地Xの収納容器53がゆっく
りと回転し、厚み検出手段54は開放待機し、反転手段
60aの保持具60が上昇待機し、密閉ボックス119
の送りローラ128、129は回転停止して上側ローラ
128は上昇待機し、摺動パイプ120は後退位置にあ
り、フタ90は閉塞位置にあり、シャッター21乃至3
3は全て閉塞状態、孔明きシャッター41、43は閉塞
状態、孔明きシャッター42は開放状態にある。
【0041】始動スイッチON ピックアップバー50が下降し、ノズル106の吸引孔
51で収納容器53内のストッキング生地Xを一枚吸着
すると、上昇動して、ストッキング生地Xをガイドパイ
プ104内に持ち上げる。
【0042】ノズル106によりストッキング生地Xを
吸着するとき、ガイドパイプ104の下端に設けた複数
個の噴射孔52から空気を噴射して吸着される生地に絡
みつくような別の生地があればそれを排除する。ノズル
106の側面に設けた吸引孔51に生地を吸着するよう
にしたのは、1枚宛吸着する確立を高めるためである。
もし、吸引孔51が下面にあると、収納容器53内の生
地を押えつけるように無理やり吸着させるようにするの
で、2枚〜3枚の生地を吸着する場合がある。
【0043】これに対し、吸引孔51が側面にあると、
収容容器53内にノズル106を下降させたとき、該ノ
ズル106に最も近い生地が横から吸い寄せられるよう
にして吸着されることになるので、2枚以上の生地を吸
着することが殆どなくなる。
【0044】ちなみに、実験データでは、収納容器内に
同一条件でランダムに収納した多数枚の生地に対して、
各1000個づつのテストを行った結果、下面に吸引孔
を設けたときの2枚以上のピックアップ率は3%、側面
の場合は0.5%であった。
【0045】ピックアップバー50の上昇途上でセンサ
ー1が最初に生地有り、次いで生地無しの検知をするこ
とによって、ピックアップバー50の上昇スピードがそ
れ迄の高速移動から低速移動に切替わる。
【0046】その状態で、次にセンサー2が生地無しの
検知をすると、ピックアップバー50が更に最低速で上
昇し、ピックアップした生地端を厚み検出器54の所定
位置にて停止させる。(図5)
【0047】即ち、センサー2の検知位置と厚み検出器
54の所定位置(検出位置)間の距離h(図2参照)は
予め設定された一定距離であるため、センサー2の検知
後、その距離h分だけピックアップバー50を上昇さ
せ、その後ピックアップバー50を停止させるように制
御することにより、ピックアップされた生地端(最下
端)は、該ピックアップバー50の最低速移動とによ
り、検出器54の検出範囲の所定位置に確実に停止され
ることになる。
【0048】生地が完全な2つ折れ(半分)状態でピッ
クアップされた場合(図6参照) この場合は図6からわかるように、生地の両端(つま先
部、ウエルト部)が厚み検知器54で保持されることに
なり、この場合、次の工程の生地搬送に支障をきたすこ
とになる。従ってこのような状態のときは、生地は2つ
折れでその全長が最も短かい状態となり、この場合、生
地端が検出器54の所定位置でピックアップバー50が
停止したとき、そのピックアップされた生地が図6に示
すようにセンサー3に検知されない状態となる。
【0049】なお、このセンサー3は生地の種類(長
さ)に応じて上下方向に調節する。このようにピックア
ップされた生地が、センサー3で検知されないときは、
ピックアップ不良と判断して、それまでの吸着作用を停
止すると共に、ピックアップバー50の下面に設けたノ
ズル55から空気を噴射して、生地を容器内へ落下排出
させる。その後、空気噴射を停止し、吸引孔51に再び
吸引を作用させて、ピックアップ作業を繰返す。
【0050】生地が吸着されずにピックアップバー50
が上昇した場合、(空でピックアップした場合) この場合、ピックアップバー50のみが上昇(センサー
1で生地の有無検知がされないのでピックアップバー5
0は高速のまま上昇)して、その最上昇待機位置まで到
達(図1、図2のピックアップバー50の位置)したと
き、センサー4が生地の存在を検知しないことにより、
ピックアップバー50は、再び下降を開始し、ピックア
ップ作業を繰返す。
【0051】正常な状態で生地がピックアップされた場
合、ガイドパイプ104内に正常な状態で生地が持ち上
げられると、検出手段54で生地の厚みを検出する。図
17(A)乃至(C)で示したように、2個のシリンダ
のピストン移動(変位)量によって測定する。
【0052】シリンダのピストン移動量(寸法)をティ
ーチング機能等によって予め設定する。そしてこの設定
値と実測値をエンコーダ又はマグネスケールによって比
較判別することによって、つま先部かウエルト部かを判
断する。
【0053】つま先部と判断した場合 図5の状態で、ピックアップされた生地はウエルト部側
が吸着され、つま先部は検出器54で保持されている。
【0054】上記の状態から、シャッタ−21、24、
25(図1)開放、ピックアップバー50の吸引停止、
空気噴射開始→シャッター25の開により吸引源Aから
の吸気流が立上りパイプから横パイプ内に作用すると共
に、ウエルト部側の吸着保持が解除されることにより、
生地は解除されたウエルト部側を先頭にして横パイプ→
立上りパイプ内へと搬送される(図7参照)→センサー
6が生地検知→検出器54のつま先部保持解除←生地は
立上りパイプ内を通してストック位置まで搬送され、シ
ャッター41で停止する。(図10参照)
【0055】尚、立上りパイプ内の搬送途上でセンサー
7が生地検知→シャッター21、24、25閉・・・シ
ャッター21、24の閉は横パイプの通路を遮断し、次
のピックアップ作業の開始を可能にする。又、シャッ
ター25の閉は吸引源A からの吸引作用を停止させ
る。
【0056】ウエルト部と判断した場合 図5の状態で、ピックアップされた生地はつま先部側が
吸着され、ウエルト部が検出手段54で保持されてい
る。
【0057】上記の状態から、シャッター21、23開
放、ピックアップバー50の吸引停止、空気噴射開始→
シャッター23の開により吸引源Aからの吸気流が反転
パイプを介して横パイプの前端に作用すると共に、つま
先部側の吸着保持が解除されることにより、生地は解除
されたつま先部側を先頭にして、横パイプ→反転パイプ
内へと搬送され、ストッパーによって停止する。(図8
参照)このときセンサー5が生地検知→保持具60が下
降してつま先部側を保持すると共に、検出器54による
ウエルト部保持解除→これにより生地全体は反転パイプ
内へ搬送され、ストッパーで塊状に貯溜される(図9参
照)
【0058】このように生地がつま先部を先にして反転
パイプ内に塊状に貯溜されると、次に、シャッター2
1、23は閉じ、シャッター22、24、25は開とな
る。シャッター21の閉はピックアップパイプと横パイ
プを遮断することにより、次のピックアップ作業の開始
が可能となる。シャッター23の閉は反転パイプ内への
吸引作用を停止する。
【0059】シャッター24の開は横パイプと立上りパ
イプを連通状態にし、シャッター25の開は、これらパ
イプ内に吸引力を作用させる。尚、シャッター22の開
は空気取入を行う。
【0060】この結果、反転パイプ内に貯溜された生地
は、今度はウエルト部を先頭にして横パイプから立上り
パイプを通して搬送(図9鎖線状態)され、その搬送途
上でセンサー6が生地を検知することにより、保持具が
上昇復帰してそれまでのつま先部側の生地保持を解除す
る。
【0061】従って、生地はウエルト部を先頭にして立
上りパイプを介してストック位置まで搬送され、シャッ
ター41で停止される(図10参照) 尚、立上りパイプ内の搬送途上でセンサー7が生地検知
→シャッター22、24、25が閉→吸引を停止する。
【0062】以上のように、ピックアップされた生地が
ウエルト部又はつま先部のどちらの方向を向いていて
も、ストック位置に搬送される生地は、そのウエルト部
が必ず先頭になるようにして搬送されるように構成され
ている。
【0063】ストック位置に貯溜された生地はセンサー
9で検知される。センサー9が生地を検知すると、シャ
ッター41、26、32、28が開放する。シャッター
32の開は開口パイプと摺動パイプ間を通して生地引き
伸しパイプ114内に吸引力を作用させる。シャッター
28の開は空気取入を行う。
【0064】この結果、シャッター41、26の開によ
ってストック位置に貯溜された生地はウエルト部を先頭
にして生地引き伸しパイプ114内に搬送され、シャッ
ター43で停止される(図10鎖線状態)。
【0065】尚、シャッター41、26の開は、先ずシ
ャッター26を全開し、次にシャッター41を除々に開
放(両開き)していくことによって生地を片寄った状態
で搬送することなく、その先頭(ウエルト部)から確実
に生地引き伸しパイプ114内に搬送するものである。
【0066】生地が2枚ピックアップされたとき この場合、図11に示すように、ストック位置に貯溜さ
れる生地は1枚より2枚の方が量的に多く、従ってこの
場合、センサー9と8の両方が生地を検知することにな
り、結果不良と判断する。
【0067】このようにセンサ9、8が検知すると、シ
ャッター41、26、28、30、33が開となり、結
果シャッター30、33の開で吸引力が生地引き伸しパ
イプ114から排出パイプ側に作用することによって2
枚の生地は図11鎖線に示すようにストック位置から生
地引き伸しパイプ114及び排出パイプを通して容器に
排出処理されることになる。生地排出後シャッター4
1、26、28、30、33は閉にもどる。
【0068】前記シャッター43で生地が停止すると、
該生地はセンサー11で検知される。センサー11の検
知はシャッター42、41、26、32、28を閉にす
ると共に、シャッター27、29を開放する。
【0069】シャッター42の閉は、シャッター43で
停止した生地のウエルト部寄りを保持するそしてシャッ
ター27、29の開は生地引き伸しパイプ114に逆方
向の吸引力を作用させる。
【0070】尚、シャッター29の開は空気の取入れを
行う。この結果、シャッター43で停止している生地
は、その近傍をシャッター42で保持され、残りの生地
部分はつま先部を先にして生地引き伸しパイプ114の
後方へと吸引力によって引き伸ばされる。(図12参
照)
【0071】生地が生地引き伸しパイプ114の後方へ
引き伸ばされると、その生地をセンサー10が検知す
る。センサー10の検知は、ローラー128を下降して
ローラー127間で生地を挾持すると共にこれらローラ
ーを回転せしめる。これと同期してシャッター42、4
3及びシャッター32を開放する。
【0072】シャッター42、43の開は生地の保持を
解放すると共に生地引き伸しパイプ114を連通状態に
する。そしてシャッター32の開は再び開口パイプと摺
動パイプ間を通して生地引き伸しパイプ114の前方側
からの吸引力を作用させる。尚このとき生地引き伸しパ
イプ114の後部側も吸引力の作用が働いており、この
結果、生地は図13に示すようにその中央付近をローラ
128、127で挾持され、ウエルト部は生地引き伸し
パイプ114の前方側へ、またつま先側は生地引き伸し
パイプ114の後方側へと互いに吸引されている状態と
なる。
【0073】上記の状態から、ローラー128、127
の回転作用で生地は強制的に生地引き伸しパイプ114
前方へと搬送され、その搬送途上でセンサー12が生地
を検知するとローラーの回転を低速(最初の1/3)に
減速し、次にセンサー13の検知で更にローラーの回転
を微低速(最初の1/10)に減速した状態で生地のウ
エルト部を生地引き伸しパイプ114の前端側へと搬送
していく。(図13鎖線状態)
【0074】斯くして生地引き伸しパイプ114の前端
部へ生地のウエルト部が搬送されてくると、次にそのウ
エルト部は摺動パイプと開口パイプ間に作用する吸気流
(円周均一に吸気流が作用している)によって該ウエル
ト部はちょうど花が開くように開口されながら摺動パイ
プ上へとメクリ返えされることになる。(図14参照)
【0075】そして摺動パイプ上にウエルト部がメクリ
返えされると、そのウエルト部をセンサー14が検知す
る。(センサー14は円周3〜4等分に3〜4個配置さ
れ、そのすべてが検知することによってメクリ返し良と
判断し、1つでも検知しないと不良と判断する)
【0076】すべてのセンサーが生地を検知するとシャ
ッター32、29、28を閉にして生地引き伸しパイプ
114の前後からの吸引力の作用を停止すると共に、ロ
ーラーの回転を停止し、更に上方のローラ128を上昇
復帰せしめて生地の挾持を解除する。
【0077】次にフタ90を開放した後、摺動パイプ1
20を前進せしめることにより、該摺動パイプ上にメク
リ返された生地のウエルト部はそこに待機する挿入装置
のつめ133に受け渡されることになる(図15参照)
【0078】生地がつめに受渡され、残りの生地部分が
生地引き伸しパイプ114から取除かれると、摺動パイ
プは後退復帰し、次にフタ90は閉、シャッター43は
閉となって初期状態にもどる。
【0079】尚、ウエルト部のメクリ返しが不良と判断
された場合 シャッター32、29、28は閉、ローラーの回転は停
止、ローラー128が上昇し、シャッター30、33、
31が開く。シャッター30、33の開で排出パイプ内
に吸引力を作用させて生地引き伸しパイプ114内にあ
る生地を排出パイプ内を通して容器へ戻す。(図16参
照)
【0080】シャッター31は空気の取入れを行う、生
地排出後シャッター30、33、31及びシャッター4
3が閉となって初期状態となる。
【0081】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、ピッ
クアップ手段で吸着したストッキング生地のウエルト部
とつま先の検出を生地の厚みによって検出するようにし
たので、ウエルト部とつま先の検出精度が大幅に向上
し、ストッキング生地の姿勢制御にまちがいがなくなる
と共に、検出時の誤動作も少なく工程の簡略化が図れ
る。
【0082】また、ピックアップ手段のノズル側面に設
けた吸引孔でストッキング生地を吸着するようにしたの
で、生地のピックアップ時における複数枚の同時吸着の
発生を防止し、1枚宛の吸着の確率を高めることができ
る。
【0083】更に、輸送パイプの途中にストック手段を
設けたので、ピックアップ作業、反転作業、ウエルト部
開口機構への受け渡し作業が同時に併行して同期的に行
え、作業能率の大幅な向上が図れる。
【0084】また、生地引伸しパイプの途中に設けた密
閉ボックス内の一対の送りローラによって生地を強制的
にウエルト部開口側へ送り込むようにしたので、装置の
構造が簡単になると共に装置の長さが短縮でき、設置の
省スペース化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理装置全体の初期状態を示す側面図。
【図2】同上のピックアップ手段の部分を拡大した一部
切欠側面図。
【図3】同上におけるウエルト部開口機構の部分を示す
一部切欠側面図。
【図4】ピックアップ手段のノズルを示す拡大断面図。
【図5】ピックアップ手段の正常な生地のピックアップ
状態を示す一部切欠側面図。
【図6】ピックアップ手段の二つ折り生地のピックアッ
プ状態を示す一部切欠側面図。
【図7】ウエルト部を先にした生地と反転手段との関係
を示す一部切欠側面図。
【図8】つま先を先にした生地と反転手段の関係を示す
一部切欠側面図。
【図9】つま先を先にした生地の反転状態を示す一部切
欠側面図。
【図10】ストック手段とウエルト部開口機構に対する
生地の関係を示す一部切欠側面図。
【図11】不良生地を排出する状態を示す一部切欠側面
図。
【図12】生地引き伸し状態を示す一部切欠側面図。
【図13】ウエルト部開口機構に対する生地の送り込み
途中を示す一部切欠側面図。
【図14】ウエルト部の開口状態を示す一部切欠側面
図。
【図15】生地の受け渡し状態を示す一部切欠側面図。
【図16】ウエルト部開口ミス時の対応状態を示す一部
切欠側面図。
【図17】(A)乃至(C)は検出手段の検出動作を示
す説明図。
【図18】密閉ボックスの縦断面図。
【符号の説明】
X ストッキング生地 Y 供給姿勢制御機構 Z ウエルト部開口機構 11 シャッター 41 孔明きシャッター 42 孔明きシャッター 43 孔明きシャッター 50 ピックアップバー 50a ピックアップ手段 51 吸引孔 54 検出手段 55 噴射孔 60 生地保持具 60a 反転手段 101 ストック手段 106 ノズル 109 シリンダー 110 シリンダー 127 送りローラ 128 送りローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納容器内にランダムに収納したストッ
    キング生地を1枚宛取り出し、これを吸気流によって輸
    送パイプ内を搬送し、この搬送途上でストッキング生地
    のウエルト部が先になるよう姿勢を制御してウエルト部
    開口機構に供給し、この開口機構のパイプ内で吸気流の
    作用によってウエルト部を開口し、該開口部を装着アー
    ム上に受渡しするようにしたストッキング生地の処理方
    法において、収納容器内からストッキング生地の取り出
    しに、該収納容器上で昇降動し、収納容器内のストッキ
    ング生地を吸着保持するピックアップ手段を用い、この
    ピックアップ手段が生地を持ち上げる過程でストッキン
    グ生地の自由側端部がウエルト部かつま先であるかを厚
    みによって検出し、この検出によって輸送パイプでのス
    トッキング生地の姿勢制御を行なえるようにしたことを
    特徴とするストッキング生地の処理方法。
  2. 【請求項2】 輸送パイプの途中にストッキング生地の
    ストック手段を設け、姿勢制御後に、ウエルト部開口機
    構に向けて送られるストッキング生地を一時的にストッ
    クするようにした請求項1記載のストッキング生地の処
    理方法。
  3. 【請求項3】 収納容器内にランダムに収納したストッ
    キング生地を1枚宛取り出し、これを吸気流によって輸
    送パイプ内を搬送し、この搬送途上でストッキング生地
    のウエルト部が先になるよう姿勢を制御してウエルト部
    開口機構に供給し、この開口機構のパイプ内で吸気流の
    作用によってウエルト部を開口し、該開口部を装着アー
    ム上に受渡すようにしたストッキング生地の処理装置に
    おいて、収納容器の直上に、垂直のガイドパイプ内をス
    トッキング生地の吸着用ノズル部材が昇降動するピック
    アップ手段を配置し、このピックアップ手段におけるガ
    イドパイプの下部に、ノズル部材で持ち上げたストッキ
    ング部材の自由端部がウエルト部かつま先であるかを厚
    みによって検出する検出手段を設け、該ガイドパイプの
    検出手段よりも上部の位置に輸送パイプを分岐接続した
    ことを特徴とするストッキング生地の処理装置。
  4. 【請求項4】 ピックアップ手段が、ガイドパイプ内を
    昇降動するノズル部材の側面にストッキング生地の吸引
    孔を設けて形成されている請求項3記載のストッキング
    生地の処理装置。
  5. 【請求項5】 輸送パイプの途中に、該輸送パイプの遮
    断と開放を行なうシャッターと、このシャッターの上流
    側で輸送パイプの外側を覆い、該パイプに設けた吸引孔
    から輸送パイプ内を吸引する外筒とからなり、姿勢制御
    後にウエルト開口機構に向けて送られるストッキング生
    地を一時的にストックするストック手段を設けたことを
    特徴とする請求項4記載のストッキング生地の処理装
    置。
  6. 【請求項6】 輸送パイプがウエルト部開口機構に達す
    る部分に生地引き伸しパイプを設け、このパイプの途中
    に設けた密閉ボックス内に、生地の挾持と開放が自在と
    なり、かつ速度可能となる一対の生地ローラを組み込
    み、この密閉ボックスとウエルト部開口機構の間に、2
    枚の孔明きシャッターを開閉自在に設け、密閉ボックス
    と孔明きシャッターの間にストッキング生地の排出パイ
    プを接続した請求項3乃至5の何れかに記載のストッキ
    ング生地の処理装置。
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