JPH11355347A - ネットワークファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ネットワークファクシミリ装置の制御方法

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JPH11355347A
JPH11355347A JP15420098A JP15420098A JPH11355347A JP H11355347 A JPH11355347 A JP H11355347A JP 15420098 A JP15420098 A JP 15420098A JP 15420098 A JP15420098 A JP 15420098A JP H11355347 A JPH11355347 A JP H11355347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイレクトメールのような不正な電子メール
に影響されないネットワークファクシミリ装置の制御方
法を提供することを目的としている。 【解決手段】 受信する電子メールの送信元メールアド
レス、または、送信元メールアドレスのドメイン名を制
限しているので、例えば、ダイレクトメールなど不要な
電子メールを受信するような事態を回避することがで
き、適切な通信サービスを提供することができるという
効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ローカルエリアネットワーク
に接続され、電子メールを用いてデータ伝送する機能を
備えるとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との
間で所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリ
データをやりとりする機能を備えたネットワークファク
シミリ装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ローカルエリアネットワークに接
続され、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備え
るとともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で
所定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデー
タをやりとりする機能を備えたネットワークファクシミ
リ装置が実用されるようになってきた。
【0003】このようなネットワークファクシミリ装置
を用いると、ローカルエリアネットワーク、または、イ
ンターネットに接続された複数のワークステーション装
置と、公衆網に接続されているファクシミリ装置との間
で、画情報のやりとりを行うことができるので、非常に
便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ネットワー
クファクシミリ装置のメールアドレスが公開されると、
ダイレクトメールの電子メールが配布されてくることが
考えられる。通常、ネットワークファクシミリ装置は、
転送指定されていない自端末宛の電子メールを受信する
と、その内容をプリントアウトするので、このようなダ
イレクトメールが頻繁に送りつけられると、通常の業務
に差し障りができるとともに、記録紙が無駄に消費され
て、好ましくない。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ダイレクトメールのような不正な電子メール
に影響されないネットワークファクシミリ装置の制御方
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ローカルエリ
アネットワークに接続され、電子メールを用いてデータ
伝送する機能を備えるとともに、公衆網を介し、ファク
シミリ装置との間で所定のファクシミリ伝送手順を用い
てファクシミリデータをやりとりする機能を備えたネッ
トワークファクシミリ装置の制御方法において、電子メ
ールを受信許容する相手メールアドレスを記憶した許容
メールアドレス記憶手段を備え、受信した電子メールの
送信元メールアドレスの値が上記許容メールアドレス記
憶手段に含まれていないときには、その受信した電子メ
ールを破棄する一方、上記送信元メールアドレスの値が
上記許容メールアドレス記憶手段に含まれているときに
は、その受信した電子メールの内容に対応した処理を実
行するようにしたものである。
【0007】また、ローカルエリアネットワークに接続
され、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備える
とともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所
定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータ
をやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ
装置の制御方法において、電子メールを受信許容するド
メインアドレスを記憶した許容ドメインアドレス記憶手
段を備え、受信した電子メールの送信元メールアドレス
のうちのドメインの部分の値が上記許容ドメインアドレ
ス記憶手段に含まれていないときには、その受信した電
子メールを破棄する一方、上記ドメインの部分の値が上
記許容ドメインアドレス記憶手段に含まれているときに
は、その受信した電子メールの内容に対応した処理を実
行するようにしたものである。
【0008】また、ローカルエリアネットワークに接続
され、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備える
とともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所
定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータ
をやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ
装置の制御方法において、電子メールを受信許容する相
手メールアドレスを記憶した許容メールアドレス記憶手
段と、電子メールを受信許容するドメインアドレスを記
憶した許容ドメインアドレス記憶手段を備え、受信した
電子メールの送信元メールアドレスの値が上記許容メー
ルアドレス記憶手段に含まれていないとき、または、上
記送信元メールアドレスのうちのドメインの部分の値が
上記許容ドメインアドレス記憶手段に含まれていないと
きには、その受信した電子メールを破棄する一方、上記
送信元メールアドレスの値が上記許容メールアドレス記
憶手段に含まれているとき、および、上記送信元メール
アドレスのうちのドメインの部分の値が上記許容ドメイ
ンアドレス記憶手段に含まれているときには、その受信
した電子メールの内容に対応した処理を実行するように
したものである。
【0009】また、ローカルエリアネットワークに接続
され、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備える
とともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所
定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータ
をやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ
装置の制御方法において、電子メールを受信許容する相
手メールアドレスを記憶した許容メールアドレス記憶手
段と、不正な電子メールを受信した際にその電子メール
を転送する転送宛先を記憶した転送先メールアドレス記
憶手段を備え、受信した電子メールの送信元メールアド
レスの値が上記許容メールアドレス記憶手段に含まれて
いないときには、上記転送先メールアドレスに対してそ
の受信した電子メールを転送するとともに、その受信し
た電子メールを破棄する一方、上記送信元メールアドレ
スの値が上記許容メールアドレス記憶手段に含まれてい
るときには、その受信した電子メールの内容に対応した
処理を実行するようにしたものである。
【0010】また、ローカルエリアネットワークに接続
され、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備える
とともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所
定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータ
をやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ
装置の制御方法において、電子メールを受信許容するド
メインアドレスを記憶した許容ドメインアドレス記憶手
段と、不正な電子メールを受信した際にその電子メール
を転送する転送宛先を記憶した転送先メールアドレス記
憶手段を備え、受信した電子メールの送信元メールアド
レスのうちのドメインの部分の値が上記許容ドメインア
ドレス記憶手段に含まれていないときには、上記転送先
メールアドレスに対してその受信した電子メールを転送
するとともに、その受信した電子メールを破棄する一
方、上記ドメインの部分の値が上記許容ドメインアドレ
ス記憶手段に含まれているときには、その受信した電子
メールの内容に対応した処理を実行するようにしたもの
である。
【0011】また、ローカルエリアネットワークに接続
され、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備える
とともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所
定のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータ
をやりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ
装置の制御方法において、電子メールを受信許容する相
手メールアドレスを記憶した許容メールアドレス記憶手
段と、電子メールを受信許容するドメインアドレスを記
憶した許容ドメインアドレス記憶手段と、不正な電子メ
ールを受信した際にその電子メールを転送する転送宛先
を記憶した転送先メールアドレス記憶手段を備え、受信
した電子メールの送信元メールアドレスの値が上記許容
メールアドレス記憶手段に含まれていないとき、また
は、上記送信元メールアドレスのうちのドメインの部分
の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段に含まれてい
ないときには、上記転送先メールアドレスに対してその
受信した電子メールを転送するとともに、その受信した
電子メールを破棄する一方、上記送信元メールアドレス
の値が上記許容メールアドレス記憶手段に含まれている
とき、および、上記送信元メールアドレスのうちのドメ
インの部分の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段に
含まれているときには、その受信した電子メールの内容
に対応した処理を実行するようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるネット
ワークシステムを示している。
【0014】同図において、ローカルエリアネットワー
クLANには、複数のワークステーション装置WS1〜
WSn、メールサーバ装置SM、および、ネットワーク
ファクシミリ装置FXが接続されている。また、ローカ
ルエリアネットワークLANは、ルータ装置RTを介し
てインターネットへと接続されており、それにより、ロ
ーカルエリアネットワークLANに接続されているワー
クステーション装置WS1〜WSn、メールサーバ装置
SM、および、ネットワークファクシミリ装置FXは、
インターネットを介して、他のローカルエリアネットワ
ークなどに接続された他のホスト装置などとの間でデー
タのやりとりを行うことができる。
【0015】ここで、メールサーバ装置SMは、ローカ
ルエリアネットワークLANに接続されているワークス
テーション装置WS1〜WSnを利用するユーザ、およ
び、ネットワークネットワークファクシミリ装置FXに
対して、周知の電子メールの収集および配布のサービス
を提供するものである。
【0016】また、ワークステーション装置WS1〜W
Snには、グループ3ファクシミリ伝送手順処理を実行
するとともに、ファクシミリ画情報を作成および表示出
力するファクシミリアプリケーションソフトウェア(フ
ァクシミリ通信手段)、および、ローカルエリアネット
ワークLANを介して種々のデータのやりとりを行うた
めの種々のソフトウェアなどの種々のプログラムが導入
されており、特定のユーザにより使用されるものであ
る。ここで、特定のユーザは、一人または複数人のユー
ザであってよい。
【0017】また、ネットワークファクシミリ装置FX
は、ローカルエリアネットワークLANに接続したワー
クステーション装置WS1〜WSnに対して、ファクシ
ミリモデム機能等を提供するためのサーバ機能、画情報
や、操作マニュアルあるいはネットワークファクシミリ
装置FXをローカルエリアネットワークLANを介して
設定操作するためのサービスプログラムデータなどの配
布ファイルを電子メールとしてやりとりするための電子
メール処理機能、および、公衆網(PSTN)に接続
し、この公衆網を伝送路として用いてグループ3ファク
シミリ伝送手順による画情報伝送を行う伝送機能を備え
ている。
【0018】図2は、ネットワークファクシミリ装置F
Xの構成例を示している。
【0019】同図において、システム制御部1は、この
ネットワークファクシミリ装置FXの各部の制御処理、
および、ファクシミリ伝送制御手順処理などの各種制御
処理を行うものであり、システムメモリ2は、システム
制御部1が実行する制御処理プログラム、処理プログラ
ムを実行するときに必要な各種データ、および、操作マ
ニュアルあるいはネットワークファクシミリ装置FXを
ローカルエリアネットワークLANを介して設定操作す
るためのサービスプログラムデータなどの配布ファイル
などを記憶するとともに、システム制御部1のワークエ
リアを構成するものであり、パラメータメモリ3は、こ
のネットワークファクシミリ装置FXに固有な各種の情
報を記憶するためのものであり、時計回路4は、現在時
刻情報を出力するものである。
【0020】スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ6は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
7は、このネットワークファクシミリ装置FXを操作す
るためのもので、各種の操作キー、および、各種の表示
器からなる。
【0021】符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置9は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0022】グループ3ファクシミリモデム10は、グ
ループ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのも
のであり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデ
ム機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をや
りとりするための高速モデム機能(V.17モデム、
V.34モデム、V.29モデム、V.27terモデ
ムなど)を備えている。
【0023】網制御装置11は、このファクシミリ装置
を公衆網(PSTN)に接続するためのものであり、自
動発着信機能を備えている。
【0024】ローカルエリアネットワークインターフェ
ース回路12は、このネットワークファクシミリ装置F
XをローカルエリアネットワークLANに接続するため
のものであり、ローカルエリアネットワーク伝送制御部
13は、ローカルエリアネットワークLANを介して、
他のデータ端末装置との間で種々のデータをやりとりす
るための各種所定のプロトコルスイートの通信制御処理
を実行するためのものである。
【0025】これらの、システム制御部1、システムメ
モリ2、パラメータメモリ3、時計回路4、スキャナ
5、プロッタ6、操作表示部7、符号化復号化部8、画
像蓄積装置9、グループ3ファクシミリモデム10、網
制御装置11、および、ローカルエリアネットワーク伝
送制御部13は、内部バス14に接続されており、これ
らの各要素間でのデータのやりとりは、主としてこの内
部バス14を介して行われている。
【0026】また、網制御装置11とグループ3ファク
シミリモデム10との間のデータのやりとりは、直接行
なわれている。
【0027】さて、本実施例において、基本的には、ロ
ーカルエリアネットワークLANに接続されている端末
相互間でのデータのやりとりは、いわゆるTCP/IP
と呼ばれるトランスポートレイヤまでの伝送プロトコル
と、それ以上の上位レイヤの通信プロトコルとの組み合
わせ(いわゆるプロトコルスイート)が適用して行われ
る。例えば、電子メールのデータのやりとりでは上位レ
イヤの通信プロトコルとしてSMTP(Simple
Mail Transfer Protocol)とい
う通信プロトコルが適用される。
【0028】また、各端末がメールサーバ装置SMに対
して、ユーザ宛の電子メールの受信確認や送信要求など
のために適用するプロトコルとしては、いわゆるPOP
(Post Office Protocol)などを
適用することができる。
【0029】また、TCP/IP,SMTP,POPな
どの通信プロトコル、および、電子メールのデータ形式
やデータ構造などについては、それぞれIETF(In
ternet Engineering Task F
orce)というインターネットに関する技術内容をま
とめている組織から発行されているRFC(Reque
st For Comments)文書により規定され
ている。例えば、TCPはRFC793、IPはRFC
793、SMTPはRFC821、電子メールの形式
は、RFC822,RFC1521,RFC1522
(MIME(Multi Purpose Mail
Extension)形式)などでそれぞれ規定されて
いる。
【0030】そして、ネットワークファクシミリ装置F
Xは、読み取った原稿画像を公衆網PSTNを介して他
のグループ3ファクシミリ装置へ、または、ローカルエ
リアネットワークLAN(さらには、インターネット)
を介してワークステーション装置WS1〜WSnのユー
ザへ送信するとともに、公衆網PSTNを介して他のグ
ループ3ファクシミリ装置より受信した画情報を、その
ときに指定されたサブアドレスに対応したユーザに対し
て、電子メールを用いて転送したり、あるいは、ローカ
ルエリアネットワークLANのワークステーションWS
より、電子メールで受信した画情報を、指定された短縮
ダイアルに対応した公衆網PSTNのグループ3ファク
シミリ装置へ転送する転送サービス機能等を備えてい
る。
【0031】また、自端末宛に受信した電子メールにつ
いては、本文情報に配置される画情報を取り出して、記
録出力するようにしている。
【0032】ここに、ファクシミリ画情報はバイナリデ
ータであり、電子メールには、直接バイナリデータを含
ませることができないので、所定の変換方法(例えば、
Base64符号化方法)を適用して可読情報(7ビッ
トのキャラクタコード)に変換した状態で、電子メール
に含められる。このような電子メールの本文情報の形式
をMIME形式という。
【0033】また、このMIME形式の本文情報を作成
する際の変換方法は、上述したBase64符号化方式
以外に、UUENCODE、Quated−Print
ableなどの符号化方法を適用することができる。
【0034】さて、このようなネットワークファクシミ
リ装置FXでは、そのサービスの受付のためにメールア
ドレスを公開するが、このメールアドレスが公開されて
いることを利用し、ダイレクトメールの電子メールが送
りつけられてくることが考えられる。
【0035】ダイレクトメールの電子メールを配布する
業者は、インターネット上で非常に多く存在するので、
ダイレクトメールの電子メールが集中すると、通常のネ
ットワークサービス業務に支障を来すおそれがある。
【0036】そこで、本実施例では、図3に示すよう
に、電子メールの受信を許容するメールアドレスを記憶
した許容メールアドレステーブルと、図4に示すよう
に、電子メールの受信を許容するメールアドレスのドメ
インアドレス(ドメイン名)を記憶した許容ドメインア
ドレステーブルを備え、電子メールを受信する相手先を
制限するようにしている。
【0037】この電子メールの受信を制限する際に、許
容メールアドレステーブルまたは許容ドメインテーブル
のいずれを適用するかは、システムに対する設定により
判別する。なお、許容メールアドレステーブルによる判
断と、許容ドメインテーブルによる判断の両方を組み合
わせることもできる。
【0038】また、それ以外のユーザからの電子メール
を受信したとき、その不正な電子メールを転送するモー
ドも設けており、図5に示すように、その転送を行うか
否かを記憶するための転送フラグと、転送先メールアド
レスも記憶している。
【0039】以上の構成で、ネットワークファクシミリ
装置FXは、電子メールの受信時には、図6に示すよう
な処理を実行する。
【0040】まず、メールサーバ装置SMへ、自端末宛
の電子メールが受信されているかどうかを問い合わせ
て、受信している場合には(判断101の結果がYE
S)、そのときに、特定アドレス受信モードが設定され
ているか、または、特定ドメイン受信モードが設定され
ているかを調べる(判断102,103)。
【0041】どちらのモードも設定されておらず、判断
103の結果がNOになるときには、メールサーバ装置
SMより受信した電子メールを取得して(処理10
4)、その取得した電子メールの内容に応じた処理(処
理105)を実行する。
【0042】ここで、処理105では、電子メールが転
送要求の電子メールである場合には、本文情報に含まれ
る画情報を、指定された短縮ダイアルに対応した公衆網
PSTNのグループ3ファクシミリ装置、あるいは、メ
ールアドレスのユーザへ、ファクシミリ通信、あるい
は、電子メールを用いて転送する転送サービスを実行す
る。また、また、電子メールが転送要求でないものであ
る場合には、本文情報に配置される画情報を取り出し
て、記録出力するようにしている。
【0043】また、メールアドレスのドメイン名を判断
する特定ドメインモードが設定されている場合で、判断
103の結果がYESになるときには、受信した電子メ
ールのヘッダ情報を取得して、そのヘッダ情報に含まれ
る送信元メールアドレス(Fromフィールドの値)を
取り出し、その送信元メールアドレスのドメイン名を抽
出し、その抽出したドメイン名が、記憶している許容ド
メインアドレステーブルに記憶されているかどうかを調
べる(処理106)。
【0044】ドメイン名が許容ドメインアドレステーブ
ルに記憶されている場合で、判断107の結果がYES
になるときには、処理104へ移行し、受信した電子メ
ールを取得して、その電子メールの内容に対応した処理
を実行する。
【0045】また、ドメイン名が許容ドメインアドレス
テーブルに記憶されていない場合で、判断107の結果
がNOになるときには、メールサーバ装置SMより受信
した電子メールを取得して画像蓄積装置9にいったん保
存し(処理108)、そのときの転送フラグがセットさ
れていて、破棄メールの転送が指定されているかどうか
を調べる(判断109)。
【0046】判断109の結果がYESになるときに
は、画像蓄積装置9に保存した電子メールを、そのま
ま、転送先メールアドレスに対して転送し(処理11
0)、画像蓄積装置9に保存した電子メールを破棄する
(処理111)。また、判断109の結果がNOになる
ときには、処理111へ進み、電子メールを破棄する。
【0047】また、メールアドレスを判断する特定アド
レスモードが設定されている場合で、判断102の結果
がYESになるときには、受信した電子メールのヘッダ
情報を取得して、そのヘッダ情報に含まれる送信元メー
ルアドレス(Fromフィールドの値)を取り出し、そ
の送信元メールアドレスが、記憶している許容メールア
ドレステーブルに記憶されているかどうかを調べる(処
理112)。
【0048】送信元メールアドレスが許容メールアドレ
ステーブルに記憶されている場合で、判断113の結果
がYESになるときには、処理104へ移行し、受信し
た電子メールを取得して、その電子メールの内容に対応
した処理を実行する。
【0049】また、送信元メールアドレスが許容メール
アドレステーブルに記憶されていない場合で、判断11
3の結果がNOになるときには、処理108へ移行し、
メールサーバ装置SMから電子メールを取得して、それ
以降の処理を実行する。
【0050】このようにして、本実施例では、受信する
電子メールの送信元メールアドレス、または、送信元メ
ールアドレスのドメイン名を制限しているので、例え
ば、ダイレクトメールなど不要な電子メールを受信する
ような事態を回避することができ、適切な通信サービス
を提供することができる。
【0051】また、破棄する電子メールの転送先を登録
し、破棄した電子メールは、その転送先へ転送するの
で、不用意に必要な電子メールを破棄するような事態を
回避でき、効率的な運用が可能となる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信する電子メールの送信元メールアドレス、または、
送信元メールアドレスのドメイン名を制限しているの
で、例えば、ダイレクトメールなど不要な電子メールを
受信するような事態を回避することができ、適切な通信
サービスを提供することができるという効果を得る。
【0053】また、破棄する電子メールの転送先を登録
し、破棄した電子メールは、その転送先へ転送するの
で、不用意に必要な電子メールを破棄するような事態を
回避でき、効率的な運用が可能となるという効果も得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるネットワークシステ
ムを示したブロック図。
【図2】ネットワークファクシミリ装置FXの構成例を
示したブロック図。
【図3】許容メールアドレステーブルの一例を示した概
略図。
【図4】許容ドメインアドレステーブルの一例を示した
概略図。
【図5】転送フラグおよび転送先アドレスを記憶した情
報の一例を示した概略図。
【図6】電子メールの受信時にネットワークファクシミ
リ装置FXが実行する処理の一例を示したフローチャー
ト。
【符号の説明】
FX ネットワークファクシミリ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れ、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備えると
    ともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所定
    のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータを
    やりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装
    置の制御方法において、 電子メールを受信許容する相手メールアドレスを記憶し
    た許容メールアドレス記憶手段を備え、 受信した電子メールの送信元メールアドレスの値が上記
    許容メールアドレス記憶手段に含まれていないときに
    は、その受信した電子メールを破棄する一方、上記送信
    元メールアドレスの値が上記許容メールアドレス記憶手
    段に含まれているときには、その受信した電子メールの
    内容に対応した処理を実行することを特徴とするネット
    ワークファクシミリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れ、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備えると
    ともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所定
    のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータを
    やりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装
    置の制御方法において、 電子メールを受信許容するドメインアドレスを記憶した
    許容ドメインアドレス記憶手段を備え、 受信した電子メールの送信元メールアドレスのうちのド
    メインの部分の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段
    に含まれていないときには、その受信した電子メールを
    破棄する一方、上記ドメインの部分の値が上記許容ドメ
    インアドレス記憶手段に含まれているときには、その受
    信した電子メールの内容に対応した処理を実行すること
    を特徴とするネットワークファクシミリ装置の制御方
    法。
  3. 【請求項3】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れ、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備えると
    ともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所定
    のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータを
    やりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装
    置の制御方法において、 電子メールを受信許容する相手メールアドレスを記憶し
    た許容メールアドレス記憶手段と、 電子メールを受信許容するドメインアドレスを記憶した
    許容ドメインアドレス記憶手段を備え、 受信した電子メールの送信元メールアドレスの値が上記
    許容メールアドレス記憶手段に含まれていないとき、ま
    たは、上記送信元メールアドレスのうちのドメインの部
    分の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段に含まれて
    いないときには、その受信した電子メールを破棄する一
    方、上記送信元メールアドレスの値が上記許容メールア
    ドレス記憶手段に含まれているとき、および、上記送信
    元メールアドレスのうちのドメインの部分の値が上記許
    容ドメインアドレス記憶手段に含まれているときには、
    その受信した電子メールの内容に対応した処理を実行す
    ることを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制
    御方法。
  4. 【請求項4】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れ、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備えると
    ともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所定
    のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータを
    やりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装
    置の制御方法において、 電子メールを受信許容する相手メールアドレスを記憶し
    た許容メールアドレス記憶手段と、 不正な電子メールを受信した際にその電子メールを転送
    する転送宛先を記憶した転送先メールアドレス記憶手段
    を備え、 受信した電子メールの送信元メールアドレスの値が上記
    許容メールアドレス記憶手段に含まれていないときに
    は、上記転送先メールアドレスに対してその受信した電
    子メールを転送するとともに、その受信した電子メール
    を破棄する一方、上記送信元メールアドレスの値が上記
    許容メールアドレス記憶手段に含まれているときには、
    その受信した電子メールの内容に対応した処理を実行す
    ることを特徴とするネットワークファクシミリ装置の制
    御方法。
  5. 【請求項5】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れ、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備えると
    ともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所定
    のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータを
    やりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装
    置の制御方法において、 電子メールを受信許容するドメインアドレスを記憶した
    許容ドメインアドレス記憶手段と、 不正な電子メールを受信した際にその電子メールを転送
    する転送宛先を記憶した転送先メールアドレス記憶手段
    を備え、 受信した電子メールの送信元メールアドレスのうちのド
    メインの部分の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段
    に含まれていないときには、上記転送先メールアドレス
    に対してその受信した電子メールを転送するとともに、
    その受信した電子メールを破棄する一方、上記ドメイン
    の部分の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段に含ま
    れているときには、その受信した電子メールの内容に対
    応した処理を実行することを特徴とするネットワークフ
    ァクシミリ装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 ローカルエリアネットワークに接続さ
    れ、電子メールを用いてデータ伝送する機能を備えると
    ともに、公衆網を介し、ファクシミリ装置との間で所定
    のファクシミリ伝送手順を用いてファクシミリデータを
    やりとりする機能を備えたネットワークファクシミリ装
    置の制御方法において、 電子メールを受信許容する相手メールアドレスを記憶し
    た許容メールアドレス記憶手段と、 電子メールを受信許容するドメインアドレスを記憶した
    許容ドメインアドレス記憶手段と、 不正な電子メールを受信した際にその電子メールを転送
    する転送宛先を記憶した転送先メールアドレス記憶手段
    を備え、 受信した電子メールの送信元メールアドレスの値が上記
    許容メールアドレス記憶手段に含まれていないとき、ま
    たは、上記送信元メールアドレスのうちのドメインの部
    分の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段に含まれて
    いないときには、上記転送先メールアドレスに対してそ
    の受信した電子メールを転送するとともに、その受信し
    た電子メールを破棄する一方、上記送信元メールアドレ
    スの値が上記許容メールアドレス記憶手段に含まれてい
    るとき、および、上記送信元メールアドレスのうちのド
    メインの部分の値が上記許容ドメインアドレス記憶手段
    に含まれているときには、その受信した電子メールの内
    容に対応した処理を実行することを特徴とするネットワ
    ークファクシミリ装置の制御方法。
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