JPH11354618A - 処理装置 - Google Patents

処理装置

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JPH11354618A
JPH11354618A JP17394698A JP17394698A JPH11354618A JP H11354618 A JPH11354618 A JP H11354618A JP 17394698 A JP17394698 A JP 17394698A JP 17394698 A JP17394698 A JP 17394698A JP H11354618 A JPH11354618 A JP H11354618A
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達也 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に対する均一な熱処理が可能な処理装置
を提供する。 【解決手段】 プロキシミティピン51に支持されたL
CD基板Gを輻射熱により加熱処理する。プロキシミテ
ィピン51を,LCD基板Gの裏面を支持する支持部5
2と,支持部52を固定自在な基台部53とで構成す
る。支持部52を細く形成することで,支持部52によ
って遮られる輻射熱が従来よりも減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばLCD基板
や半導体ウェハ等の基板を載置台で加熱処理する処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,液晶表示装置(LCD)の製造
工程においては,LCD基板の表面に,例えばITO
(Indium Tin Oxide)の薄膜や電極パ
ターンを形成するために,半導体製造工程の場合と同様
にフォトリソグラフィ技術が用いられている。このフォ
トリソグラフィ技術は,LCD基板の表面にレジスト液
を塗布するレジスト塗布工程と,形成されたレジスト膜
に回路パターンを露光する露光処理工程と,露光処理後
のLCD基板に現像液を供給する現像処理工程とを有し
ている。
【0003】これらの処理工程のうち,レジスト塗布工
程と露光処理工程との間では,レジスト膜中の残留溶剤
を蒸発させてLCD基板とレジスト膜との密着性を向上
させるための加熱処理工程が行われている。そして,か
かる工程の際に使用される加熱処理装置にはLCD基板
を所定の温度に加熱可能な加熱載置台が備えられてお
り,加熱載置台には通常,LCD基板を支持するプロキ
シミティピンが取り付けられている。
【0004】プロキシミティピン100は図10に示す
ように,LCD基板Gの裏面を支持する支持部101を
有しており,支持部101は先端部が滑らかな球面状及
び円錐状に形成されている。かかるプロキシミティピン
100がLCD基板Gを支持した際には,図11に示す
ように,LCD基板Gと加熱載置台103との間に例え
ば0.2〜0.3mm程度の隙間が形成される。そし
て,この隙間を伝わる加熱載置台103からの輻射熱に
よりLCD基板Gに対する所定の加熱処理が行われてき
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来で
は支持部101の形状により輻射熱が遮られる場合があ
り,上記輻射熱が図12の矢印で示すようにLCD基板
Gの全面に対して均一に伝わらないことがあった。その
結果として,LCD基板G上に支持部101の転写跡が
残ってしまい,歩留まりの低下を引き起こす場合があっ
た。
【0006】本発明はかかる点に鑑みて成されたもので
あり,基板に対する均一な加熱処理が可能な新しい処理
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,請求項1に記載の処理装置は,載置台に設けられた
支持部材に基板を支持させた状態で,前記載置台からの
輻射熱により当該基板を加熱処理する処理装置におい
て,前記支持部材は,基板を支持する支持部と,該支持
部を載置台に取り付ける基台部とから構成されており,
前記支持部は,基板に対する輻射熱の伝搬を妨げにくい
形状に形成されたことを特徴としている。
【0008】かかる構成によれば,支持部材の構成要素
である支持部の形状が載置台からの輻射熱の伝搬を妨げ
にくい形状に形成されているために,輻射熱が支持部に
支持された基板に対して均一に供給される。従って,従
来よりも支持部の転写跡が基板上に残ることを抑制する
ことが可能となる。この際,載置台から基板に対する輻
射熱の伝搬を妨げにくくするためには,請求項2のよう
に,前記支持部の直径を1mm以下の柱形状に形成する
とよい。
【0009】また請求項3の発明は,請求項1または2
に記載の処理装置において,前記支持部は,熱伝導性の
低い材質で形成されたことを特徴としている。かかる構
成によれば,支持部の熱伝導性が低いために,載置台の
熱が支持部を通じて基板に伝わることを抑制することが
できる。従って,基板と支持部との接触部分には熱が過
剰に供給されないために,基板に対してより均一な加熱
処理を施すことが可能となる。その結果,支持部の転写
跡が基板上に残ることをより確実に抑制することが可能
となる。
【0010】請求項4の発明は,請求項1,2または3
に記載の処理装置において,前記基台部は,前記載置台
と同一の材質で形成されたことを特徴としている。かか
る構成によれば,載置台からの輻射熱の熱量と,基台部
からの輻射熱の熱量とがより等しくなる。従って,基板
の全面に輻射熱をより均等に行き渡らせることができ
る。その結果,基板に対してより均一な加熱処理を施す
ことが可能となる。
【0011】請求項5の発明は,請求項1,2,3また
は4に記載の処理装置において,前記基台部の表面は,
前記載置台の表面と同色となるように形成されたことを
特徴としている。かかる構成によれば,載置台および基
台部からそれぞれ発せられる熱量がより等しくなるため
に,基板の全面に対して輻射熱をより均等に行き渡らせ
ることができる。
【0012】請求項6に記載の発明は,請求項1,2,
3,4または5に記載の処理装置において,前記基台部
には,該基台部の略中央に位置しかつ前記支持部を取り
付け自在な固定孔と,該固定孔に前記支持部を案内する
誘導溝とが設けられたことを特徴としている。かかる構
成によれば,支持部を固定孔に嵌入させることにより,
支持部を固定孔にしっかりと固定することができる。従
って,支持部を固定するためのフランジ等の固定部材が
不要となり,支持部材の肥大化,複雑化を防止すること
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態を説明する。この実施の形態
は,塗布現像処理装置内に組み込まれた加熱処理装置と
して具体化されている。なお,図1は塗布現像処理装置
の斜視図を,図2は塗布現像処理装置の平面図をそれぞ
れ示している。
【0014】塗布現像処理装置1は図1,2に示すよう
に,例えば矩形状のLCD基板Gを搬入出するローダ部
2と,LCD基板Gを処理する第1の処理部3と,この
第1の処理部3とインターフェイス部4とを介して連設
された第2の処理部5と,この第2の処理部5と例えば
露光装置(図示せず)との間でLCD基板Gを授受する
ためのインターフェイス部7から構成されている。
【0015】ローダ部2にはカセット載置台10が設け
られており,このカセット載置台10には,例えば未処
理のLCD基板Gを収納するカセット11,11と,処
理済みのLCD基板Gが収納されるカセット12,12
とがLCD基板Gの出入口を第1の処理部3側に向けて
一列に載置自在である。またローダ部2には,LCD基
板を搬送自在な副搬送装置13が備えられている。
【0016】副搬送装置13は搬送レール13aに沿っ
た方向(Y方向)と,各カセット11,12内のLCD
基板Gの収納方向(Z方向)に移動自在であり,かつθ
方向にも回転自在となるように構成されている。そし
て,副搬送装置13はLCD基板Gを載置自在な受け渡
し台14に対してもアクセス可能となるように構成され
ている。
【0017】第1の処理部3には,LCD基板Gに対し
て所定の処理を施す各種の処理装置が主搬送装置15の
搬送レール16を挟んだ両側に配置されている。即ち,
搬送レール16の一側には,各カセット11,11から
取り出されたLCD基板Gを洗浄するスクラバ洗浄装置
17と,LCD基板Gに対して現像処理を施す現像処理
装置18とが並んで配置され,搬送レール16の他側に
は紫外線オゾン洗浄装置19と,LCD基板Gを冷却処
理する冷却処理装置20,21と,LCD基板Gを加熱
処理する加熱処理装置22とが適宜多段に配置されてい
る。これら各種の処理装置に対するLCD基板Gの搬入
出は,主搬送装置15に装備された搬送アーム15aに
より行われる。なお,かかる第1の処理部3と後述する
第2の処理部5との間に形成された前記インターフェイ
ス部4には,LCD基板Gを載置自在な受け渡し台23
が備えられている。
【0018】第2の処理部5には,主搬送装置25の搬
送レール26を挟んだ一側に,塗布・周縁部除去装置2
7が配置され,この搬送レール26を挟んだ他側には,
LCD基板Gに疎水化処理を施す疎水化処理装置28
と,LCD基板Gを冷却する冷却処理装置29と,本発
明の実施の形態にかかる加熱処理装置30とが多段に配
置されている。なお,上記主搬送装置25には第2の処
理部5に属する各種処理装置にLCD基板Gを搬入出す
る搬送アーム25aが装備されている。
【0019】インターフェイス部7には塗布現像処理装
置1と露光装置(図示せず)とのタクトを調整するため
に,LCD基板Gを一時的に収納して待機させるカセッ
ト31,31と,LCD基板Gを載置自在な受け渡し台
32と,各カセット31,31,受け渡し台32,露光
装置(図示せず)に対してLCD基板Gを搬送自在な副
搬送装置33とが装備されている。
【0020】塗布現像処理装置1は以上のように構成さ
れている。次に,塗布現像処理装置1に組み込まれた加
熱処理装置30について説明する。
【0021】加熱処理装置30には図3に示すように,
主搬送装置25の搬送アーム25aにより搬入されたL
CD基板Gを加熱処理する処理室40が形成されてい
る。この処理室40には,LCD基板Gを加熱する発熱
体41を内蔵した矩形状の加熱載置台42が備えられて
いる。加熱載置台42はアルミニューム等の材質で形成
されており,加熱載置台42の外周側には当該加熱載置
台42の周辺部を包囲するシャッタ43が備えられてい
る。
【0022】シャッタ43は昇降シリンダ44の作動に
より上下動自在であり,シャッタ43が上昇した際に
は,シャッタ43と上部中央に排気口45を有するカバ
ー46から垂下したストッパ47とが接触して,処理室
40内が気密に維持されるように構成されている。ま
た,ストッパ47には給気口(図示せず)が設けられて
おり,この給気口(図示せず)から処理室40内に流入
した空気は上記排気口45から排気されるように構成さ
れている。なお,かかる給気口(図示せず)から流入さ
れた空気は処理室40内のLCD基板Gに直接触れない
ために,LCD基板Gを所定の処理温度で加熱処理する
ことができるように構成されている。
【0023】また,処理室40内にはLCD基板Gを支
持可能な昇降ピン48が備えられている。昇降ピン48
はモータ49の駆動で上下動自在に形成されており,L
CD基板Gを2点鎖線で示す位置で支持することができ
るように形成されている。また,この状態から昇降ピン
48を下降させると,LCD基板Gは実線で示すように
加熱載置台42上に載置される。この際,LCD基板G
はプロキシミティピン51上に支持される。
【0024】プロキシミティピン51は図4,5に示す
ように,LCD基板Gの裏面を支持する支持部52と,
この支持部52を固定可能な環状の基台部53とから構
成されている。
【0025】支持部52は例えば直径1mm以下の柱形
状に形成されており,フッ素樹脂等の熱伝導性の低い材
質から構成されている。そして支持部52の上端は滑ら
かな曲面に形成されており,支持部52とLCD基板G
との接触面積が極力小さくなるように構成されている。
【0026】基台部53は上記加熱載置台42と同じ材
料で構成されており,加熱載置台42に設けられた凹部
(図示せず)に取り付けられている。そして,加熱載置
台42および基台部53の各表面は同色となるように形
成されており,加熱載置台42から発せられる輻射熱の
熱量と,基台部53から発せられる輻射熱の熱量とが等
しくなるように形成されている。
【0027】さらに基台部53には図6に示すように,
上記支持部52の基端部を取り付け自在な円形状の固定
孔54と,上記支持部52を固定孔54に誘導する誘導
溝55とが形成されている。この固定孔54は基台部5
3の略中央部に設けられており,固定孔54の直径は支
持部52の直径と等しくなるように形成されている。
【0028】そして,LCD基板Gが支持部52に支持
された際には,LCD基板Gと加熱載置台42との間
に,例えば0.2〜0.3mmの隙間,いわゆるプロキ
シミティギャップが形成されるように構成されている。
【0029】本発明の実施の形態にかかる加熱処理装置
30は以上のように構成されている。次に,加熱処理装
置30の作用,効果について説明する。
【0030】カセット載置台10上に未処理のLCD基
板Gを収納したカセット11が載置されると,副搬送装
置13がカセット11にアクセスしてLCD基板Gを1
枚抜き取る。次いで,副搬送装置13はローダ部2に装
備された受け渡し台14までこのLCD基板Gを搬送
し,このLCD基板Gを受け渡し台14上に受け渡す。
【0031】次いで,LCD基板Gは主搬送装置15の
搬送アーム15aに保持された状態で紫外線オゾン洗浄
装置19に搬送され,LCD基板Gに付着した有機汚染
物が除去される。その後,かかるオゾン洗浄が終了した
LCD基板Gは主搬送装置15でスクラバ洗浄装置17
に搬送されてスクラブ洗浄処理が施された後,再び搬送
アーム15aに支持された状態で受け渡し台23に搬送
される。
【0032】受け渡し台23に受け渡されたLCD基板
Gは,主搬送装置25の搬送アーム25aに保持された
状態で疎水化処理装置28に搬送される。そして,疎水
化処理が終了したLCD基板Gは,再び搬送アーム25
aに保持された状態で塗布・周縁部除去装置27に搬送
される。
【0033】この塗布・周縁部除去装置27で表面にレ
ジスト膜が形成されると共に,周縁部の不要なレジスト
膜が除去される。その後,LCD基板Gは搬送アーム2
5aに保持された状態で加熱処理装置30に搬送され
る。
【0034】この際,LCD基板Gは図7に示すよう
に,下降したシャッタ43の上方から搬送アーム25a
と共に処理室40内に進入し,1点鎖線で示す上昇した
昇降ピン48上に支持される。そして,搬送アーム25
aを処理室40から退出させた後にシャッタ43を上昇
させて処理室40内を気密にする。その後,LCD基板
Gを昇降ピン48と共に図8の1点鎖線で示した位置か
ら実線の位置まで下降させて,LCD基板Gをプロキシ
ミティピン51上に支持させる。プロキシミティピン5
1上に支持されたLCD基板Gは,加熱載置台42およ
び基台部53からの輻射熱で加熱処理される。
【0035】かかる加熱処理が終了した後は,昇降ピン
48が上昇すると共にシャッタ43が下降する。次い
で,処理室40内に進入した搬送アーム25aが昇降ピ
ン48からLCD基板Gを受け取り,その後,このLC
D基板Gと共に処理室40内から退出する。
【0036】その後,このLCD基板Gは搬送アーム2
5aに保持された状態で受け渡し台32まで搬送され,
受け渡し台32上に受け渡される。そして,受け渡し台
32上のLCD基板Gは今度は副搬送装置33で露光装
置(図示せず)に搬送された後に所定の露光処理が施さ
れる。
【0037】本発明の実施の形態にかかる加熱処理装置
30では,プロキシミティピン51の支持部52の形状
を従来よりも細く形成している。従って,LCD基板G
に対して与えられる輻射熱のうち,支持部52で遮られ
る輻射熱が減少する。その結果,このLCD基板Gには
図9の矢印で示すように,輻射熱が均等に行き渡るため
に,LCD基板G上に支持部52の転写跡が残ることを
従来よりも抑制することが可能となる。
【0038】また,基台部53は加熱載置台42と同一
の材料で形成されており,加熱載置台42の表面と基台
部53の表面とは各々同色となるように形成されてい
る。従って,加熱載置台42からの輻射熱の熱量と,基
台部53からの輻射熱の熱量とが等しくなるために,L
CD基板Gに対して均一な輻射熱を与えることができ
る。その結果,LCD基板Gに対する均一な加熱処理が
可能となる。
【0039】また,支持部52はフッ素樹脂等の熱伝導
性の低い材質で形成されているために,基台部53の熱
が支持部52を通じてLCD基板Gに伝わることが抑制
される。その結果,LCD基板Gと支持部52との接触
部分に過剰な熱が供給されないために,LCD基板Gに
対する均一な加熱処理を施すことが可能となる。
【0040】そして,支持部52と固定孔54の各直径
が等しくなるように形成されているために,支持部52
を固定孔54に嵌入させた際には,支持部52が基台部
53にしっかりと固定される。従って,固定孔54には
フランジ等の別設した固定孔材が不要となり,プロキシ
ミティピン51の複雑化や肥大化を防止することが可能
となる。
【0041】なお,上記の実施の形態では加熱処理装置
22を例に挙げて説明したが,本発明はこのような例に
限定されず,プロキシミティピンを備えた他の処理装
置,例えば疎水化処理装置等についても適用が可能であ
る。また,使用する基板もLCD基板Gに限らず,本発
明はCD基板や半導体ウェハ等に対しても適用が可能で
ある。
【0042】
【発明の効果】請求項1〜6に記載の発明によれば,支
持部で遮られる輻射熱が従来よりも少なくなるために,
基板に対して均一な輻射熱を与えることができる。従っ
て,基板に対して均一な加熱処理を施すことができ,結
果的に支持部の転写跡が基板上に残ることを従来よりも
抑制することが可能となる。
【0043】特に請求項3によれば,支持部と基板との
接触部分に過剰な熱が供給されないために,基板に対し
てより均一な加熱処理を施すことが可能となる。
【0044】特に請求項4,5によれば,基台部からの
輻射熱の熱量と,載置台からの輻射熱の熱量とがより等
しくなるために,基板に対してより均一な輻射熱を与え
ることが可能となる。
【0045】さらに請求項6によれば,支持部は固定孔
に嵌入された状態で固定されるために,支持部を固定す
るためのフランジ等の固定部材が不要である。従って,
支持部材の複雑化や肥大化を防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる加熱処理装置を有
する塗布現像処理装置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1の塗布現像処理装置の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかる加熱処理装置の断
面図である。
【図4】図3の加熱処理装置に具備されたプロキシミテ
ィピンの外観を示す斜視図である。
【図5】図4のプロキシミティピンにLCD基板が支持
された様子を示す断面図である。
【図6】図4のプロキシミティピンの基台部に設けられ
た誘導溝と固定孔とを示す斜視図である。
【図7】図3の加熱処理装置にLCD基板が搬入される
様子を示す断面図である。
【図8】図7のLCD基板が加熱載置台に載置される様
子を示す断面図である。
【図9】図8のLCD基板に対して輻射熱が伝わる様子
を示す断面図である。
【図10】従来のプロキシミティピンの外観を示す説明
図である。
【図11】従来のプロキシミティピンにLCD基板が支
持された様子を示す断面図である。
【図12】図11のLCD基板に対して輻射熱が伝わる
様子を示す断面図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理装置 15,25 主搬送装置 30 加熱処理装置 42 加熱載置台 51 プロキシミティピン 52 支持部 53 基台部 54 固定孔 55 誘導溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 義隆 熊本県菊池郡大津町大字高尾野字平成272 番地の4 東京エレクトロン九州株式会社 大津事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置台に設けられた支持部材に基板を支
    持させた状態で,前記載置台からの輻射熱により当該基
    板を加熱処理する処理装置において,前記支持部材は,
    基板を支持する支持部と,該支持部を載置台に取り付け
    る基台部とから構成されており,前記支持部は,基板に
    対する輻射熱の伝搬を妨げにくい形状に形成されたこと
    を特徴とする,処理装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部は,直径が1mm以下の柱形
    状をなすことを特徴とする,請求項1に記載の処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記支持部は,熱伝導性の低い材質で形
    成されたことを特徴とする,請求項1または2に記載の
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記基台部は,前記載置台と同一の材質
    で形成されたことを特徴とする,請求項1,2または3
    に記載の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記基台部の表面は,前記載置台の表面
    と同色となるように形成されたことを特徴とする,請求
    項1,2,3または4に記載の処理装置。
  6. 【請求項6】 前記基台部には,該基台部の略中央に位
    置しかつ前記支持部を取り付け自在な固定孔と,該固定
    孔に前記支持部を案内する誘導溝とが設けられたことを
    特徴とする,請求項1,2,3,4または5に記載の処
    理装置。
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