JPH11354430A - 基板処理装置および基板製造方法 - Google Patents

基板処理装置および基板製造方法

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JPH11354430A
JPH11354430A JP17666598A JP17666598A JPH11354430A JP H11354430 A JPH11354430 A JP H11354430A JP 17666598 A JP17666598 A JP 17666598A JP 17666598 A JP17666598 A JP 17666598A JP H11354430 A JPH11354430 A JP H11354430A
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JP
Japan
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substrate
cooling
heating
exposure
heat treatment
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JP17666598A
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English (en)
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Masami Otani
正美 大谷
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工程数を増加させることなく基板に対して周
辺露光を実行することができる基板処理装置および基板
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 冷却/露光処理部CP2は、その表面に
配設された3個の球体15を介して基板Wを支持するク
ールプレート14と、クールプレート14を鉛直方向を
向く軸まわりに回転させるモータと、クールプレート1
4上に載置されて回転する基板Wの周辺部に対しその上
方から光を照射する光照射機構20とを備える。冷却/
露光処理部CP2に搬送された基板Wは、クールプレー
ト14上に載置されて冷却処理される。また、光照射機
構20から出射された光が、基板Wの周辺部に向けて照
射される。この状態において、基板Wがクールプレート
14とともに回転することにより、基板Wの周辺部全域
に光が照射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ等
の基板を処理する基板処理装置および基板製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】基板の製造工程においては、カセットに
収納された状態で基板製造装置に搬送された基板は、加
熱装置および冷却装置により順次加熱処理および冷却処
理がされた後、塗布装置によりその表面にフォトレジス
トの薄膜が形成される。そして、この基板は、再度、加
熱装置および冷却装置により順次加熱処理および冷却処
理された後、ステッパ等と呼称される露光装置によりパ
ターン露光される。パターン露光が施された基板は、加
熱装置および冷却装置により順次加熱処理および冷却処
理がされた後、現像装置により現像処理される。そし
て、この基板は、再度、加熱装置および冷却装置により
順次加熱処理および冷却処理がされた後、再度カセット
に収納されて、後工程に搬送される。
【0003】また、上述したようなフォトリソグラフィ
工程においては、フォトレジストの薄膜が形成された基
板を搬送する際に、基板の周辺部が基板の搬送機構やカ
セット等との接触部分に対して摺動することにより、フ
ォトレジストが基板の表面から剥がれてパーティクルと
なり、このパーティクルが基板に付着することにより、
この基板により製造された製品の歩留まりを低下させる
という問題が発生する。このため、パターン形成のため
の露光工程とは別に、パターン露光工程と現像工程との
間に基板の周辺部に対して光を照射する周辺露光工程を
設け、基板の周辺部の不要なレジストを予め除去するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の基板処理工程に
おけるスループットの向上の要請から、基板の処理に要
する工程数は、できうる限り少ないことが好ましい。し
かしながら、上述したように、基板の周辺部に対して光
を照射する周辺露光工程を単独で設定した場合には、周
辺露光のために基板の処理に要する工程数が一つ増加す
ることになってしまい、基板処理のスループットが低下
する。
【0005】また、近年、フォトレジストとして化学増
幅型のものが使用されている。この化学増幅型のフォト
レジストを使用する際には、基板に塗布されたフォトレ
ジストの薄膜に所望のパターンを露光することでそのフ
ォトレジスト膜中に酸触媒を発生させ、ポストエクスポ
ージャーベーク(PEB)と呼ばれる基板の加熱処理を
行い、この酸触媒を拡散させて反応を進めることにより
高い感度を得る。そして、基板を冷却することにより反
応を停止させた後、現像処理を行うことによって微細な
パターンを得ている。
【0006】このような化学増幅型のフォトレジスト
は、露光によってフォトレジスト内部に酸を発生させ、
加熱処理によってフォトレジストの化学反応を促進させ
るものであることから、雰囲気中にアルカリ物質が存在
するとフォトレジストの内部に発生した酸が中和され、
フォトレジストの化学反応が阻害されることになる。こ
のため、フォトレジスト中の酸とアルカリ物質との中和
反応を極力抑えるため、パターン露光行程から現像行程
まで、特に、パターン露光行程から冷却行程による反応
停止までの時間を、短く、かつ、正確に管理する必要が
ある。
【0007】しかしながら、上述したように、パターン
露光行程から現像行程までの間に周辺露光を行うと、パ
ターン露光行程と現像行程との間の時間が長くなるとと
もに、エッジ露光行程に起因する時間変動も加わり、正
確な時間管理が困難となる。
【0008】このため、本出願人は、周辺露光行程の後
にパターン露光行程を行い、さらにその後に現像行程を
行うことにより、基板に形成された化学増幅型のフォト
レジストの薄膜にパターンを形成する際に重要なパター
ン露光行程から現像行程までの時間を短くすることがで
き、かつ、正確に時間管理することができる基板処理方
法を提案している(特願平9−141557号)。
【0009】このような基板処理方法を採用した場合に
おいては、化学増幅型のフォトレジストを使用して正確
なパターンを形成することが可能となるが、パターン露
光行程の前に周辺露光行程を別途実行する必要があるこ
とから、パターン露光前の処理工程数がパターン露光後
の処理工程数に比べて多くなり、基板の製造工程全体の
処理バランスが悪くなるという問題が生ずる。
【0010】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたものであり、工程数を増加させることなく基板に対
して周辺露光を実行することができる基板処理装置およ
び基板製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の基板処
理装置は、その表面にフォトレジストの薄膜が形成され
た基板を加熱または冷却することにより熱処理する熱処
理プレートと、前記熱処理プレートを鉛直軸まわりに回
転させる回転手段と、前記熱処理プレート上に載置され
て回転する基板の周辺部に対してその上方から光を照射
する光照射手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の基板処理装置は、請求項
1に記載の基板処理装置において、前記熱処理プレート
を熱伝導性部材により構成するとともに、この熱処理プ
レートを加熱または冷却する手段をさらに配設してい
る。
【0013】請求項3に記載の基板製造方法は、基板を
加熱する第1の加熱行程と、前記第1の加熱行程におい
て加熱された基板を冷却する第1の冷却行程と、前記第
1の冷却行程において冷却された基板に対して化学増幅
型のフォトレジストを塗布することにより、基板の表面
にフォトレジストの薄膜を形成する塗布工程と、前記塗
布工程において前記フォトレジストの薄膜が形成された
基板を加熱する第2の加熱工程と、前記第2の加熱工程
において加熱された基板を冷却するとともに、この基板
の周辺部に対してその上方から光を照射する第2の冷却
工程と、前記第2の冷却工程において冷却および光照射
された基板に対しパターン露光を行う露光工程と、前記
露光工程においてパターン露光された基板を加熱する第
3の加熱行程と、前記第3の加熱行程において加熱され
た基板を冷却する第3の冷却行程と、前記第3の冷却行
程において冷却された基板を現像する現像工程と、前記
現像行程において現像された基板を加熱する第4の加熱
行程と、前記第4の加熱行程において加熱された基板を
冷却する第4の冷却行程とを備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態で
ある基板製造装置の斜視図であり、図2はその平面図で
ある。なお、図2においては、説明の便宜上、熱処理部
4における複数の処理装置を平面的に配置したように図
示している。
【0015】この基板製造装置は、基板に対して一連の
処理を行う処理ユニット1と、基板に対してパターン露
光を行う露光ユニット2とから構成される。
【0016】処理ユニット1は、複数枚の基板Wを収納
したカセット5から処理を行うべき基板Wを1枚ずつ搬
出するとともに、処理を終えた基板Wを再度カセット5
内に搬入するための搬送ロボット6を備えるインデクサ
部IDと、基板Wに対して薬液処理を行う薬液処理部3
と、基板Wに対して熱処理を行う熱処理部4と、露光ユ
ニット2との間で基板Wの受け渡しを行うための図示し
ない搬送ロボットを備えるインターフェース部IFと、
インデクサ部ID、薬液処理部3、熱処理部4およびイ
ンターフェース部IFの間で基板Wを搬送する搬送ロボ
ット7を備えた搬送ユニットTRとを有する。
【0017】基板Wに対して薬液処理を行う薬液処理部
3は、基板Wに対して化学増幅型のフォトレジストを塗
布するスピンコータ(回転式フォトレジスト塗布装置)
SCと、露光ユニット2により露光を完了した後の基板
Wに対して、現像液を供給することにより、パターン露
光後のフォトレジストを現像処理する第1、第2のスピ
ンデベロッパ(回転式現像装置)SD1、SD2とを備
える。
【0018】基板Wに対して熱処理を行う熱処理部4
は、基板Wの表面とフォトレジストとの密着性を良くす
るためにHMDS(ヘキサメチルジシラザン)の雰囲気
下で基板Wを加熱処理する加熱装置としてのアドヒージ
ョン部AHと、パターン露光後のフォトレジスト膜の反
応促進のため基板を加熱する加熱装置としてのポストエ
クスポージャベーク部PEBと、他の加熱装置としての
3つの加熱処理部HP1、HP2、HP3と、4つの冷
却処理部CP1、CP3、CP4、CP5と、基板Wに
対して冷却処理と周辺露光処理とを行う処理装置として
の冷却/露光処理部CP2とを有する。
【0019】図3は、上記冷却/露光処理部CP2の要
部を示す斜視図であり、図4はその側面概要図である。
【0020】この冷却/露光処理部CP2は、その表面
に配設された3個の球体15を介して基板Wを支持する
クールプレート14と、伝熱部材13と、冷却部材12
と、クールプレート14を鉛直方向を向く軸16まわり
に回転させるモータ17と、クールプレート14を軸1
6を介して微少距離だけ昇降させるアクチュエータ18
と、クールプレート14上に載置されて回転する基板W
の周辺部に対しその上方から光を照射する光照射機構2
0とを備える。
【0021】上記クールプレート14は、基板を冷却処
理する熱処理プレートとして機能するものであり、高い
熱伝導率を有する熱伝導性部材から構成される。また、
冷却部材12は、伝熱部材13を介してクールプレート
14を冷却する降温手段として機能するものであり、そ
の内部にはペルチェ素子等の冷却機構が内蔵されてい
る。伝熱部材13は、クールプレート14と冷却部材1
2との間で熱を伝達するためのものであり、クールプレ
ート14と同様、高い熱伝導率を有する熱伝導性部材か
ら構成される。
【0022】クールプレート14の表面には、3個の球
体15が埋設されている。この球体15は、例えば、ア
ルミナ等の低伝熱部材から構成される。この球体15の
上端は、クールプレート14の表面より微小量だけ突出
する状態で配設されており、基板Wとクールプレート1
4表面との間にいわゆるプロキシミティギャップと称さ
れる微小間隔を保った状態で、基板Wをクールプレート
14の球体15上に載置、支持して、この基板Wを冷却
するよう構成されている。
【0023】このクールプレート14は、伝熱部材13
および冷却部材12を貫通する軸16を介して、上述し
たモータ17およびアクチュエータ18と接続されてい
る。このクールプレート14は、回転していない状態に
おいては、冷却部材12により冷却される伝熱部材13
と接触している。また、このクールプレート14が回転
を開始する場合には、アクチュエータ18の作用により
伝熱部材13の表面より微小距離だけ上昇した後に、モ
ータ17の駆動により回転する。
【0024】また、上記光照射機構20は、水銀キセノ
ンランプ21と、楕円鏡22と、紫外線透過フィルタ2
3と、シャッター24とを有する光源25と、この光源
25と光を出射するための出射端26とを接続する光フ
ァイバー27とを備える。水銀キセノンランプ21から
出射された光は、楕円鏡22により集光され、紫外線透
過フィルタ23および光ファイバー27を介して出射端
26から基板Wの周辺部に向けて照射される。
【0025】光の照射を受けた基板Wの周辺部のフォト
レジストは、後工程である現像処理時に基板Wから除去
される。このため、フォトレジストの薄膜が基板Wを収
納するカセット5や基板Wの搬送装置等に接触すること
により基板Wから飛散することを未然に防止することが
できる。
【0026】次に、上述した処理ユニット1により基板
Wに対して一連の処理を行うとともに、露光ユニット2
によりパターン露光を行う、基板製造装置による基板W
の製造工程について説明する。図5は、この基板製造装
置による基板Wの製造工程を示す説明図である。
【0027】複数の基板Wを収納したカセット5は、前
段の処理工程からインデクサ部IDに搬入される。そし
て、基板Wは、インデクサ部IDの搬送ロボット6から
搬送ユニットTRの搬送ロボット7に受け渡され、アド
ヒージョン部AHに搬入される。そして、基板Wは、ア
ドヒージョン部AHにおいて、HMDSの雰囲気下で加
熱され、密着強化処理される。
【0028】なお、搬送ユニットTRにおける搬送ロボ
ット7は、上下一対の搬送アームを備える。そして、搬
送ロボット7とアドヒージョン部AH等の各処理装置と
の間の基板Wの受け渡しは、各処理装置から処理済の基
板Wを取り出した後、未処理基板Wを各処理装置内に搬
送することにより実行される。
【0029】密着強化処理を完了した基板Wは、冷却処
理部CP1へ搬送され、常温程度まで冷却される。そし
て、この基板Wは、スピンコータSCへ搬送され、その
表面に化学増幅型のフォトレジストを塗布される。
【0030】その表面にフォトレジストの薄膜が形成さ
れた基板Wは、加熱処理部HP1に搬送されて加熱され
る。そして、この基板Wは、冷却/露光処理部CP2に
おいて冷却処理および周辺露光処理される。
【0031】すなわち、冷却/露光処理部CP2に搬送
された基板Wは、クールプレート14上に載置されて冷
却処理される。また、水銀キセノンランプ21から出射
された光が、楕円鏡22により集光され、紫外線透過フ
ィルタ23および光ファイバー27を介して出射端26
から基板Wの周辺部に向けて照射される。この状態にお
いて、クールプレート14がアクチュエータ18の作用
により伝熱部材13の表面より微小距離だけ上昇した後
に、モータ17の駆動により回転する。これにより基板
Wが回転し、基板Wの周辺部全域に光が照射される。
【0032】従って、この冷却/露光処理部CP2にお
いては、基板Wの冷却処理と周辺露光処理とを、同時に
一括して実行することが可能となる。
【0033】冷却/露光処理部CP2での処理を完了し
た基板Wは、搬送ユニットTRにおける搬送ロボット7
からインターフェース部IFにおける図示しない搬送ロ
ボットに受け渡され、露光装置としての露光ユニット2
(図5においては「ST」と表示)に搬送され、パター
ン露光される。
【0034】パターン露光が完了した基板Wは、インタ
ーフェース部IFにおける図示しない搬送ロボットから
搬送ユニットTRにおける搬送ロボット7に受け渡さ
れ、ポストエクスポージャベーク部PEBに搬送され
る。そして、この基板Wは、ポストエクスポージャベー
ク部PEBにおいて加熱され、パターン露光後のフォト
レジスト膜の反応促進がなされる。
【0035】ポストエクスポージャベーク部PEBで加
熱された基板Wは、冷却処理部CP3へ搬送され、常温
程度まで冷却される。そして、この基板Wは、第1、第
2のスピンデベロッパSD1、SD2のいずれか一方に
搬送され、パターン露光後のフォトレジストが現像され
ることにより、基板Wの表面に所望のパターンのレジス
ト膜が形成される。このとき、冷却/露光処理部CP2
において光の照射を受けた基板Wの周辺部のフォトレジ
ストは、基板Wから除去される。
【0036】その表面に所望のパターンのレジスト膜が
形成された基板Wは、加熱処理部HP2、HP3のいず
れか一方に搬送されて加熱された後、冷却処理部CP
4、CP5のいずれか一方に搬送されて常温程度まで冷
却される。
【0037】そして、この基板Wは、搬送ユニットTR
の搬送ロボット7からインデクサ部IDの搬送ロボット
6へ受け渡され、搬送ロボット6によりインデクサ部I
Dのカセット内に収納される。
【0038】以上のように、上述した基板製造装置によ
れば、周辺露光行程の後にパターン露光行程を行い、さ
らにその後に現像行程を行う構成であることから、基板
Wに形成された化学増幅型のフォトレジストに対するパ
ターン露光行程から現像行程までの時間を短くすること
ができ、かつ、正確に時間管理することができる。この
とき、図5から明らかなように、基板Wに対する冷却処
理と周辺露光処理とを同時に実行することにより、パタ
ーン露光前の処理工程数とパターン露光後の処理工程数
とを同一にすることが可能となる。
【0039】なお、上述した実施の形態においては、熱
処理プレートとしてのクールプレート14により基板W
を冷却しながら周辺露光を行う冷却/露光処理部CP2
を採用しているが、基板Wを加熱しながら周辺露光を行
うようにしてもよい。また、基板Wに対して加熱と冷却
との両方の熱処理を実行しうる熱処理プレートを使用
し、この熱処理プレートによる基板Wの熱処理中に周辺
露光を行うようにしてもよい。
【0040】また、上述した冷却/露光処理部CP2に
おいては、クールプレート14を冷却部材12および伝
熱部材13により冷却しているが、クールプレート14
内部に直接冷却機構を配設してもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、その表
面にフォトレジストの薄膜が形成された基板を加熱また
は冷却することにより熱処理する熱処理プレートと、熱
処理プレートを鉛直軸まわりに回転させる回転手段と、
熱処理プレート上に載置されて回転する基板の周辺部に
対してその上方から光を照射する光照射手段とを備えた
ことから、基板の熱処理と周辺露光処理とを同時に実行
することが可能となる。このため、基板の処理に要する
工程数を減らすことができ、スループットを向上させる
ことが可能となる。
【0042】請求項2に記載の発明によれば、熱処理プ
レートを熱伝導性部材により構成するとともに、この熱
処理プレートを加熱または冷却する手段をさらに配設し
ていることから、熱処理プレートの加熱または冷却と回
転とを簡易な構成で実現することができ、装置の構成を
簡易なものとすることが可能となる。
【0043】請求項3に記載の発明によれば、基板の熱
処理と周辺露光処理とを同時に実行することから、基板
の処理に要する工程数を減らすことが可能となり、スル
ープットを向上させることが可能となる。また、周辺露
光行程の後にパターン露光行程を行い、さらにその後に
現像行程を行うことから、基板に形成された化学増幅型
のフォトレジストに対するパターン露光行程から現像行
程までの時間を短くすることができ、かつ、正確に時間
管理することができる。このとき、基板Wに対する冷却
処理と周辺露光処理とを同時に実行することにより、パ
ターン露光前の処理工程数とパターン露光後の処理工程
数とが同一になり、基板の処理をバランスよく実行する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基板製造装置の斜視図である。
【図2】基板製造装置の平面図である。
【図3】冷却/露光処理部CP2の要部を示すである。
【図4】冷却/露光処理部CP2の要部を示す側面概要
図である。
【図5】基板製造装置による基板Wの製造工程を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 処理ユニット 2 露光ユニット 3 薬液処理部 4 熱処理部 5 カセット 6 搬送ロボット 7 搬送ロボット 14 クールプレート 16 軸 17 モータ 20 光照射機構 W 基板 ID インデクサ部 IF インターフェース部 TR 搬送ユニット SC スピンコータ SD1 第1のスピンデベロッパ SD2 第2のスピンデベロッパ AH アドヒージョン部 PEB ポストエクスポージャ部 CP2 冷却/露光処理部 HP1、HP2、HP3 加熱処理部 CP1、CP3、CP4、CP5 冷却処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その表面にフォトレジストの薄膜が形成
    された基板を加熱または冷却することにより熱処理する
    熱処理プレートと、 前記熱処理プレートを鉛直軸まわりに回転させる回転手
    段と、 前記熱処理プレート上に載置されて回転する基板の周辺
    部に対してその上方から光を照射する光照射手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記熱処理プレートを熱伝導性部材により構成するとと
    もに、この熱処理プレートを加熱または冷却する手段を
    さらに配設した基板処理装置。
  3. 【請求項3】 基板を加熱する第1の加熱行程と、 前記第1の加熱行程において加熱された基板を冷却する
    第1の冷却行程と、 前記第1の冷却行程において冷却された基板に対して化
    学増幅型のフォトレジストを塗布することにより、基板
    の表面にフォトレジストの薄膜を形成する塗布工程と、 前記塗布工程において前記フォトレジストの薄膜が形成
    された基板を加熱する第2の加熱工程と、 前記第2の加熱工程において加熱された基板を冷却する
    とともに、この基板の周辺部に対してその上方から光を
    照射する第2の冷却工程と、 前記第2の冷却工程において冷却および光照射された基
    板に対しパターン露光を行う露光工程と、 前記露光工程においてパターン露光された基板を加熱す
    る第3の加熱行程と、 前記第3の加熱行程において加熱された基板を冷却する
    第3の冷却行程と、 前記第3の冷却行程において冷却された基板を現像する
    現像工程と、 前記現像行程において現像された基板を加熱する第4の
    加熱行程と、 前記第4の加熱行程において加熱された基板を冷却する
    第4の冷却行程と、 を備えたことを特徴とする基板製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013077641A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Sokudo Co Ltd 光照射装置、基板処理装置および光照射装置の制御方法
JP2013172120A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Tokyo Electron Ltd 周辺露光方法及び周辺露光装置

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