JPH11340134A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH11340134A
JPH11340134A JP15846698A JP15846698A JPH11340134A JP H11340134 A JPH11340134 A JP H11340134A JP 15846698 A JP15846698 A JP 15846698A JP 15846698 A JP15846698 A JP 15846698A JP H11340134 A JPH11340134 A JP H11340134A
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JP
Japan
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substrate
film thickness
unit
chemical
processing apparatus
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Application number
JP15846698A
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English (en)
Inventor
Masami Otani
正美 大谷
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板に供給すべき薬液の種類が変更された場
合においても、その薬液に適した基板の回転速度を容易
に決定することができ、基板の表面に均一な薬液の薄膜
を形成することが可能な基板処理装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 基板処理装置は、基板Wの裏面を吸着保
持して回転するスピンチャック11と、スピンチャック
11に保持された基板Wの表面にレジストを供給するた
めのレジスト供給ノズル12とを有するスピンコータS
Cと、光源部5と、CCDカメラ6と、光学系7と、フ
ィルタ切替手段8と、処理部9とを有し、スピンコータ
SCにおいて基板Wの表面に形成されたレジストの薄膜
の膜厚を、基板Wの表面の所定エリアにおいて一括して
測定するための膜厚測定ユニットTMとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用
マスク基板等の基板を処理する基板処理装置に関し、特
に、基板の表面に薬液の薄膜を形成する回転式薬液塗布
ユニットを備えた基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような基板処理装置の回転式薬液塗
布ユニットは、基板を保持して回転するスピンチャック
と、前記スピンチャックに保持された基板の表面に感光
性レジスト等の薬液を供給するための薬液供給ノズルと
を有している。そして、この回転式薬液塗布ユニットに
おいては、基板を鉛直軸まわりに高速で回転させなが
ら、基板の表面に薬液を供給し、基板の回転に伴う遠心
力により薬液を基板の表面で拡げることにより、基板の
表面に薬液の薄膜を形成する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような回転式薬液
塗布ユニットにより薬液の薄膜を形成するにあたって、
基板面内において例えば基板の回転中心付近と端縁付近
とで膜厚が均一でなければ、その後の処理において基板
全域を均一に処理することが不可能となり、この基板に
より製造される製品の歩留まりを低下させてしまうこと
になる。そこで、基板面内にわたって均一に薄膜が形成
される必要がある。ところが、基板に塗布すべき薬液の
種類によって基板に形成される膜厚特性が異なる。
【0004】このため、使用する薬液に応じてスピンチ
ャックによる基板の回転速度を調整することにより、基
板の表面に所望の均一な膜厚を有する薄膜を形成するよ
うにしている。そして、使用する薬液に適した回転速度
を決定するためには、基板を所定の回転速度で回転させ
ながら薬液を供給することにより基板の表面に薬液の薄
膜を形成し、この基板を膜厚測定装置に運んで薄膜の膜
厚を所定ピッチで測定した後、この測定結果に基づいて
膜厚分布図を作成することを繰り返す作業が必要とされ
る。このため、薬液に適した回転速度を決定するために
多大な時間を要するという問題がある。
【0005】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、基板に供給すべき薬液の種類が変更さ
れた場合においても、その薬液に適した基板の回転速度
を容易に決定することができ、基板の表面に均一な薬液
の薄膜を形成することが可能な基板処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の基板処
理装置は、基板を保持して回転するスピンチャックと、
前記スピンチャックに保持された基板の表面に薬液を供
給するための薬液供給ノズルとを有し、基板の表面に薬
液の薄膜を形成する回転式薬液塗布ユニットと、前記薬
液塗布ユニットにおいて基板の表面に形成された薬液の
膜厚を、基板の表面の所定エリアにおいて一括して測定
する膜厚測定手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の基板処理装置は、請求項
1に記載の基板処理装置において、前記膜厚測定手段
は、少なくとも、基板表面の前記スピンチャックによる
回転中心に対応する位置と基板の端縁部分とに亘るエリ
アにおける薬液の膜厚を一括して測定する。
【0008】請求項3に記載の基板処理装置は、請求項
1または請求項2いずれかに記載の基板処理装置におい
て、前記膜厚測定手段は、前記回転式薬液塗布ユニット
内において、前記スピンチャックに基板を保持した状態
で、この基板の表面に形成された薬液の膜厚を測定す
る。
【0009】請求項4に記載の基板処理装置は、請求項
1または請求項2いずれかに記載の基板処理装置におい
て、前記膜厚測定手段は、前記回転式薬液塗布ユニット
とは別の位置に配設されており、前記回転式薬液塗布ユ
ニットにより薬液の薄膜が形成された基板は、基板搬送
機構により、前記膜厚測定手段に搬送される。
【0010】請求項5に記載の基板処理装置は、請求項
1乃至請求項4いずれかに記載の基板処理装置におい
て、前記膜厚測定手段は、白色光を出射する光源部と、
2次元に配列された複数の受光素子からなる受光手段
と、前記光源部から出射された光を前記基板に導くとと
もに、前記基板表面において反射した光を前記受光手段
に導く光学系と、基板の表面に形成された薬液の薄膜を
感光させない互いに異なる波長の光のみを透過する複数
のフィルタを有し、この複数のフィルタを前記光学系に
おける光路中に選択的に配置するフィルタ切替手段と、
前記フィルタの切替に対応して前記受光手段からの信号
を取得し、この信号に基づいて前記薬液の膜厚を求める
処理部とを備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、この発明の第1実施形
態に係る基板処理装置1を、露光装置2とともに示す平
面概要図である。
【0012】この基板処理装置1は、複数枚の基板を収
納したカセットから処理を行うべき基板を1枚ずつ搬出
するとともに、処理を終えた基板を再度カセット内に搬
入するためのインデクサ部IDと、基板に対して薬液処
理を行う薬液処理部3と、基板に対して熱処理を行う熱
処理部4と、露光装置2との間で基板の受け渡しを行う
インターフェース部IFと、図示しない自走式基板搬送
ロボットを有し、インデクサ部ID、薬液処理部3、熱
処理部4およびインターフェース部IFの間で基板を搬
送する搬送ユニットTRとを備える。
【0013】基板に対して薬液処理を行う薬液処理部3
は、基板に対して薬液としてのレジストを塗布するスピ
ンコータ(回転式薬液塗布ユニット)SCと、露光装置
2により露光を完了した後の基板に対して、薬液として
の現像液を供給することにより、露光後のレジストを現
像処理する第1、第2のスピンデベロッパ(回転式現像
処理ユニット)SD1、SD2とを備える。なお、上記
スピンコータSC内には、後述する膜厚測定ユニットT
Mが内蔵されている。
【0014】基板に対して熱処理を行う熱処理部4は、
基板の表面と薬液としてのレジストとの密着性を良くす
るためにHMDS(ヘキサメチルジシラザン)の雰囲気
下で基板を加熱処理するアドヒージョン部AH、4つの
加熱処理部HP1、HP2、HP3、HP4、露光処理
された後の基板を加熱するポスト・エクスポージャ・ベ
ーク部PEB、および、4つの冷却処理部CP1、CP
2、CP3、CP4を有する。
【0015】なお、図1においては、説明の便宜上、熱
処理部4における複数のユニットが平面的に配置された
ように図示されているが、アドヒージョン部AH、加熱
処理部HP1、HP2、HP3、HP4、ポスト・エク
スポージャ・ベーク部PEB、および、冷却処理部CP
1、CP2、CP3、CP4は、適宜の数、上下方向に
配置されている。
【0016】次に、上述したスピンコータSCの構成に
ついて説明する。図2は、スピンコータSCをスピンコ
ータSC内に配設された膜厚測定ユニットTMとともに
示す側面図である。
【0017】この図に示すように、スピンコータSC
は、基板Wの裏面を吸着保持して回転するスピンチャッ
ク11と、スピンチャック11に保持された基板Wの回
転中心と対向する位置まで移動した後、基板Wの表面に
レジストを供給するレジスト供給ノズル12とを有す
る。このスピンコータSCにおいては、基板Wを鉛直軸
まわりに高速で回転させながら、基板Wの表面にレジス
トを供給し、基板Wの回転に伴う遠心力によりレジスト
を基板Wの表面で拡げることにより、基板Wの表面にレ
ジストの薄膜を形成する構成となっている。
【0018】一方、図2に示す膜厚測定ユニットTM
は、スピンコータSCにおいて基板Wの表面に形成され
たレジストの薄膜の膜厚を、基板Wの表面の所定エリア
において一括して測定するためのものである。
【0019】この膜厚測定ユニットTMは、白色光を出
射する光源部5と、2次元に配列された複数の受光素子
を有するCCDカメラ6と、光源部5から出射された光
をスピンチャック11に保持された基板Wに導くととも
に、この基板Wの表面において反射した光をCCDカメ
ラ6に導く光学系7と、基板の表面に形成されたレジス
トの薄膜を感光させない互いに異なる波長の光のみを透
過する複数のフィルタ13を有し、この複数のフィルタ
13を光学系7における光路中に選択的に配置するフィ
ルタ切替手段8と、フィルタ13の切替に対応してCC
Dカメラ6からの信号を取得し、この信号に基づいて基
板Wの表面に形成されたレジストの薄膜の膜厚を求める
処理部9とを備える。
【0020】光源部5は、ハロゲンランプ21と、ピン
ホール24が形成されたピンホール板23と、ハロゲン
ランプ21からの光をピンホール24上に集光させるレ
ンズ22とを備える。このため、ピンホール24を通過
する光は、点光源からの光としてスピンチャック11に
保持された基板Wに照射されることになる。
【0021】光学系7は、光源部5からの光を基板Wに
導くためのレンズ25、ハーフミラー26、絞り27お
よび凹面鏡28と、基板Wからの反射光をCCDカメラ
6に導くためのレンズ29とを備える。光源部5におけ
るハロゲンランプ21からの光は、レンズ25を通過し
ハーフミラー26で反射した後、絞り27の位置におい
て一旦集光する。そして、この光は、凹面鏡28により
反射した後、平行光となって基板Wの表面全体に垂直に
入射する。また、基板Wからの反射光は、凹面鏡28お
よび絞り27を介してハーフミラー26に至り、ハーフ
ミラー26を通過した後、レンズ29を介してCCDカ
メラ6に基板Wの照射範囲、すなわち、基板Wの表面全
体の像を結ぶ。
【0022】このため、CCDカメラ6により、基板W
の表面全域のエリアを一括して撮像することが可能とな
る。
【0023】フィルタ切替手段8は、軸31を中心に回
転する円盤32と、この円盤32における軸31を中心
とした円周上に配設された互いに異なる波長の光のみを
透過する複数のフィルタ13と、円盤32を軸31を中
心として回転させる回転手段としてのモータ33とを備
える。このため、円盤32がモータ33の駆動により軸
31を中心として回転すると、各フィルタ13が、順
次、光学系7における光路中に選択的に配置される。
【0024】CCDカメラ6により撮像された基板Wの
画像情報とモータ33に付設されたエンコーダから得ら
れる光学系7中に配置されたフィルタの種類の情報は、
処理部9に送られる。そして、各フィルタ13を、順
次、光学系7における光路中に配置し、そのときのCC
Dカメラ6により撮像した基板Wの画像情報を利用する
ことにより、基板Wの分光画像情報が計測され、この分
光画像情報に基づいて、基板Wに形成されたレジストの
膜厚が算出される。
【0025】この膜厚測定ユニットTMによれば、光学
系7の光路中に所定の波長の光のみを透過するフィルタ
13を切り替えて配置するので、所定の波長の光のみを
基板Wに照射することができ、また、基板Wからの反射
光をCCDカメラ6により一括して取得することができ
る。このため、基板Wの表面における広い領域のレジス
トの膜厚を一括して測定することが可能となる。
【0026】なお、上述した膜厚測定ユニットTMの構
成については、特開平10−47926号公報にも記載
されている。
【0027】次に、上述した基板処理装置1により基板
Wを処理する場合の一般的な処理工程について説明す
る。
【0028】複数の基板Wを収納したカセットは、前段
の処理工程からインデクサ部IDに搬入される。そし
て、基板Wは、搬送ユニットTRにより、アドヒージョ
ン部AH、冷却処理部CP1、スピンコータSC、加熱
処理部HP1またはHP2、冷却処理部CP2へと順次
搬送される。アドヒージョン部AH、冷却処理部CP
1、スピンコータSC、加熱処理部HP1、HP2およ
び冷却処理部CP2においては、先に処理が行われた基
板Wと次に搬送された基板Wとを順次交換することによ
り、それぞれの処理ユニットにおいて所定の処理が行わ
れ、基板Wの表面にレジストの薄膜が形成される。
【0029】その表面にレジストの薄膜が形成された基
板Wは、搬送ユニットTRからインターフェース部IF
に受け渡され、露光装置2へ搬入される。そして、露光
装置2において露光処理を完了した基板Wは、インター
フェース部IFを介して搬送ユニットTRに受け渡され
る。
【0030】搬送ユニットTRに戻された基板Wは、ポ
スト・エクスポージャ・ベーク部PEBで加熱され、冷
却処理部CP3で冷却された後、スピンデベロッパSD
1またはSD2、加熱処理部HP3またはHP4、冷却
処理部CP4へと順次搬送されることにより、それぞれ
の処理ユニットにおいて所定の処理が行われ、基板Wの
表面に所望のパターンのレジスト膜が形成される。
【0031】その表面に所望のパターンのレジスト膜が
形成された基板Wは、搬送ユニットTRにより、インデ
クサ部IDのカセット内に収納される。
【0032】次に、上述した基板処理装置1において使
用するレジストの種類が変更された場合に、このレジス
トに適した基板の回転速度を測定する測定工程について
説明する。
【0033】上述した基板処理装置1において使用する
レジストの種類が変更された場合には、測定に使用する
ための基板Wを上述した一般的な処理工程と同様の工程
によりスピンコータSCに搬入する。そして、スピンチ
ャック11を所定の回転速度で回転させながらこの基板
Wの表面にレジストを供給し、基板Wの表面にレジスト
の薄膜を形成する。しかる後、この基板Wの表面に形成
されたレジストの薄膜の膜厚を、スピンコータSCに内
蔵された膜厚測定ユニットTMにより測定する。なお、
測定に使用するための基板Wを上述した一般的な処理工
程と同様の工程によりスピンコータSCに搬入するかわ
りに、この基板Wを直接スピンコータSCに搬入するよ
うにしてもよい。
【0034】続いて、次の測定に使用するための基板W
をスピンコータSCに搬入する。そして、スピンチャッ
ク11を、先の回転速度とは異なる回転速度で回転させ
ながらこの基板Wの表面にレジストを供給し、基板Wの
表面にレジストの薄膜を形成する。しかる後、この基板
Wの表面に形成されたレジストの薄膜の膜厚を、スピン
コータSCに内蔵された膜厚測定ユニットTMにより測
定する。
【0035】以上の動作を、スピンチャック11の回転
数を例えば100rpm程度、順次異ならせた状態で複
数回繰り返す。そして、膜厚測定ユニットTMにより測
定したレジストの膜厚が、基板Wの中央部、すなわち、
スピンチャック11の回転中心に対応する位置から基板
Wの端縁部分に亘って最も均一になる回転速度を求め、
この回転速度をこのレジストに対する最適回転速度と判
断する。
【0036】そして、このレジストを使用して基板Wを
処理する一般的な処理工程においては、スピンチャック
11をこの最適回転速度で回転させた状態で、レジスト
の塗布処理を実行する。
【0037】なお、上述した膜厚測定ユニットTMにお
いては、CCDカメラ6により基板Wの表面全域のエリ
アを一括して撮像することが可能となっていることか
ら、基板Wの表面の必要領域におけるレジストの膜厚を
一度に測定することにより、そのレジストに適した基板
Wの回転速度を迅速に決定することが可能となる。
【0038】ただし、このレジストの膜厚は、基板Wの
中央部、すなわち、スピンチャック11の回転中心に対
応する位置から基板Wの端縁部分に亘って測定されれば
よいことから、膜厚測定ユニットTMは、少なくとも基
板Wの表面のスピンチャック11による回転中心に対応
する位置と基板Wの端縁部分とに亘るエリアにおけるレ
ジストの薄膜の膜厚を一括して測定しうる構成であれば
よい。
【0039】なお、レジストの薄膜の膜厚を一括して測
定するエリアは、上記したものに限らず基板面内の膜厚
の均一性を判断するのに必要なエリアであればよく、そ
れに応じて膜厚測定ユニットTMを構成すればよい。
【0040】次に、この発明の他の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図3は、この発明の第2実施形態に
係る基板処理装置1を、露光装置2とともに示す平面概
要図である。また、図4は、この第2実施形態に係る基
板処理装置における膜厚測定ユニットTMの側面図であ
る。なお、図1および図2に示す第1実施形態と同一の
部材については、同一の符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0041】上述した第1実施形態に係る基板処理装置
においては、スピンコータSC内に膜厚測定ユニットT
Mを内蔵した構成を有するが、この第2実施形態に係る
基板処理装置においては、膜厚測定ユニットをスピンコ
ータSCとは別の位置に配置し、スピンコータSCによ
りレジストの薄膜が形成された基板Wを、搬送ユニット
TRにより、スピンコータSCから膜厚測定ユニットT
Mに搬送するようにした点が、上述した第1実施形態と
異なる。
【0042】すなわち、この第2実施形態においては、
図3に示すように、膜厚測定ユニットTMは熱処理部4
とインターフェース部IFとの間の位置に配置されてい
る。そして、この膜厚測定ユニットTMにおいては、搬
送ユニットTRにより搬送され、テーブル14上に載置
された基板Wの膜厚を測定する構成を有する。
【0043】この第2実施形態に係る基板処理装置にお
いても、第1実施形態に係る基板処理装置と同様、使用
するレジストに適した基板Wの回転速度を迅速に決定す
ることが可能となる。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、基板の
表面に薬液の薄膜を形成する回転式薬液塗布ユニット
と、薬液塗布ユニットにおいて基板の表面に形成された
薬液の膜厚を基板の表面の所定エリアにおいて一括して
測定する膜厚測定手段とを備えたことから、基板に供給
すべき薬液の種類が変更された場合においても、その薬
液に適した基板の回転速度を容易に決定することがで
き、基板の表面に均一な薬液の薄膜を形成することが可
能となる。
【0045】請求項2に記載の発明によれば、膜厚測定
ユニットが、少なくとも、基板表面のスピンチャックに
よる回転中心に対応する位置と基板の端縁部分とに亘る
エリアにおける薬液の膜厚を一括して測定することか
ら、必要な測定領域を一度に測定することができ、薬液
に適した基板の回転速度を迅速に決定することが可能と
なる。
【0046】請求項3に記載の発明によれば、膜厚測定
手段が、回転式薬液塗布ユニット内においてスピンチャ
ックに基板を保持した状態で基板の表面に形成された薬
液の膜厚を測定することから、薬液を塗布した直後に薬
液の膜厚を測定することが可能となる。
【0047】請求項4に記載の発明によれば、膜厚測定
手段が回転式薬液塗布ユニットとは別の位置に配設され
ており、回転式薬液塗布ユニットにより薬液の薄膜が形
成された基板は基板搬送機構により膜厚測定手段に搬送
されることから、通常の基板の処理と並行して薬液の膜
厚を測定することが可能となる。
【0048】請求項5に記載の発明によれば、膜厚測定
手段は、白色光を出射する光源部と、2次元に配列され
た複数の受光素子からなる受光手段と、光源部から出射
された光を基板に導くとともに、基板表面において反射
した光を受光手段に導く光学系と、互いに異なる波長の
光のみを透過する複数のフィルタを有し、この複数のフ
ィルタを光学系における光路中に選択的に配置するフィ
ルタ切替手段と、フィルタの切替に対応して受光手段か
らの信号を取得し、この信号に基づいて薬液の膜厚を求
める処理部とを備えることから、基板の表面における広
い領域の薬液の膜厚を一括して測定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る基板処理装置1
を、露光装置2とともに示す平面概要図である。
【図2】スピンコータSCをスピンコータSC内に配設
された膜厚測定ユニットTMとともに示す側面図であ
る。
【図3】この発明の第2実施形態に係る基板処理装置1
を、露光装置2とともに示す平面概要図である。
【図4】膜厚測定ユニットTMの側面図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 2 露光装置 3 薬液処理部 4 熱処理部 5 光源部 6 CCDカメラ 7 光学系 8 フィルタ切替手段 9 処理部 11 スピンチャック 12 レジスト供給ノズル 13 フィルタ SC スピンコータ TM 膜厚測定ユニット TR 搬送ユニット W 基板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を保持して回転するスピンチャック
    と、前記スピンチャックに保持された基板の表面に薬液
    を供給するための薬液供給ノズルとを有し、基板の表面
    に薬液の薄膜を形成する回転式薬液塗布ユニットと、 前記薬液塗布ユニットにおいて基板の表面に形成された
    薬液の膜厚を、基板の表面の所定エリアにおいて一括し
    て測定する膜厚測定手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記膜厚測定手段は、少なくとも、基板表面の前記スピ
    ンチャックによる回転中心に対応する位置と基板の端縁
    部分とに亘るエリアにおける薬液の膜厚を一括して測定
    する基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2いずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記膜厚測定手段は、前記回転式薬液塗布ユニット内に
    おいて、前記スピンチャックに基板を保持した状態で、
    この基板の表面に形成された薬液の膜厚を測定する基板
    処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2いずれかに記載
    の基板処理装置において、 前記膜厚測定手段は、前記回転式薬液塗布ユニットとは
    別の位置に配設されており、前記回転式薬液塗布ユニッ
    トにより薬液の薄膜が形成された基板は、基板搬送機構
    により、前記膜厚測定手段に搬送される基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4いずれかに記載の
    基板処理装置において、 前記膜厚測定手段は、 白色光を出射する光源部と、 2次元に配列された複数の受光素子からなる受光手段
    と、 前記光源部から出射された光を前記基板に導くととも
    に、前記基板表面において反射した光を前記受光手段に
    導く光学系と、 基板の表面に形成された薬液の薄膜を感光させない互い
    に異なる波長の光のみを透過する複数のフィルタを有
    し、この複数のフィルタを前記光学系における光路中に
    選択的に配置するフィルタ切替手段と、 前記フィルタの切替に対応して前記受光手段からの信号
    を取得し、この信号に基づいて前記薬液の膜厚を求める
    処理部と、 を備える基板処理装置。
JP15846698A 1998-05-22 1998-05-22 基板処理装置 Pending JPH11340134A (ja)

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JP15846698A JPH11340134A (ja) 1998-05-22 1998-05-22 基板処理装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002071152A3 (en) * 2001-02-23 2002-12-27 Advanced Micro Devices Inc Method of controlling the thickness of layers of photoresist
US7041434B2 (en) 2003-08-29 2006-05-09 Advanced Micro Devices, Inc. Technique for enhancing accuracy of critical dimensions of a gate electrode by using characteristics of an ARC layer
USRE39518E1 (en) 1997-05-28 2007-03-13 Advanced Micro Devices, Inc. Run to run control process for controlling critical dimensions
US7737021B1 (en) 2000-12-06 2010-06-15 Globalfoundries Inc. Resist trim process to define small openings in dielectric layers
KR101173124B1 (ko) * 2010-07-01 2012-08-14 주식회사 엔티에스 기판 본딩 장치 및 기판 본딩 장치와 기판 연마 장치를 포함하는 기판 가공 장치

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