JPH05190410A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH05190410A JPH05190410A JP304092A JP304092A JPH05190410A JP H05190410 A JPH05190410 A JP H05190410A JP 304092 A JP304092 A JP 304092A JP 304092 A JP304092 A JP 304092A JP H05190410 A JPH05190410 A JP H05190410A
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Abstract
ことができ、半導体デバイスの高集積化に対応すること
のできる半導体装置の製造方法を提供する。 【構成】 塗布装置の基板保持台20の接触部21は、
露光装置の基板保持機構30の溝32内に位置するよう
になっている。すなわち、接触部21と接触部31と
は、半導体ウエハ1裏面の異なる位置で半導体ウエハ1
と接触するよう設定されている。
Description
に関する。
半導体ウエハやLCD基板等の基板上に塗布装置によっ
てフォトレジスト膜を形成し、ベーキング工程等を経た
後、露光装置によってフォトレジスト膜の露光を行い、
所定の回路パターンを転写することが行われている。
に示すように、半導体ウエハ1の裏面を真空チャック等
で吸着保持し、この半導体ウエハ1を高速回転可能に構
成された基板保持台2を備え、この基板保持台2上に吸
着保持された半導体ウエハ1表面にレジスト供給ノズル
3からフォトレジスト液を供給し、この後半導体ウエハ
1を回転させることにより、遠心力で拡散させ、全面に
均一に塗布するいわゆるスピンコーティング装置が知ら
れている。なお、回転によるフォトレジスト液の飛散を
防止するため、半導体ウエハ1の周囲を囲む如く、カッ
プ4が設けられている。このような塗布装置は、例えば
特開昭61-294819 号公報、特開昭62-45378号公報等に開
示されている。
体ウエハ1を高速回転させることから、半導体ウエハ1
が基板保持台2上でスリップを起こし、これらの接触部
において塵埃が発生することが知られている。このた
め、例えば図8に示すように、塗布装置の基板保持台2
の半導体ウエハ1との接触部2aを、車輪のスポーク状
に細く形成し、半導体ウエハ1との接触面積を減らして
塵埃発生量を低減させることが行われている。
クルに形成されたパターンを光学系によって縮小し、例
えば真空チャック等により基板保持機構上に保持された
半導体ウエハに露光するいわゆるステッパーが知られて
いる。このような露光装置では、前工程で回路パターン
を形成された半導体ウエハ上に、さらに他の回路パター
ンを転写して層状に回路パターンを形成することが行わ
れることから、非常に高い位置決め精度を要求される。
の半導体装置の製造工程においては、塗布装置における
塗布工程において、半導体ウエハの裏面に塵埃が発生す
る。このため、露光工程において、図9に示すように、
露光装置の基板保持機構10の半導体ウエハ1との接触
部11と、半導体ウエハ1の裏面との間に塵埃12が介
在した状態で露光工程が実施されることになり、半導体
ウエハ1の水平度および高さの精度等が悪化して回路パ
ターンの転写精度が悪化するという問題がある。
比較的集積度の低いメモリデバイス等の製造ではあまり
問題とならないが、例えば64M等の高集積化されたメモ
リデバイス等の製造では、大きな問題となる。
されたもので、回路パターン転写における精度の向上を
図ることができ、半導体デバイスの高集積化に対応する
ことのできる半導体装置の製造方法を提供しようとする
ものである。
体装置の製造方法は、塗布装置の基板保持台上に吸着保
持した基板表面にフォトレジスト液を供給し、この後前
記基板を回転させて遠心力で前記フォトレジスト液を前
記基板表面に拡散させてフォトレジスト膜を形成する工
程と、前記基板を露光装置の基板保持機構によって保持
し、前記フォトレジスト膜を露光して所定パターンの転
写を行う工程とを具備した半導体装置の製造方法におい
て、前記塗布装置の基板保持台の前記基板との接触部
と、前記露光装置の基板保持機構の前記基板との接触部
を、互いに異なる位置で、前記基板と接触するように配
置することを特徴とする。
は、塗布装置の基板保持台の基板との接触部と、露光装
置の基板保持機構の基板との接触部を、互いに異なる位
置で基板と接触するように配置する。
触によって基板裏面に発生(付着)した塵埃が、露光装
置の基板保持機構の基板との接触部と、基板との間に介
在する可能性を大幅に低減することができ、回路パター
ン転写における精度の向上を図ることができる。これに
より、半導体デバイスの高集積化に対応することが可能
となる。
を参照して説明する。
装置の概略構成を示すもので、半導体ウエハ1を吸着保
持する基板保持台20の上面には、ほぼ円板状に形成さ
れた半導体ウエハ1の周縁部近傍を保持する如く、環状
に突出する接触部21が設けられている。この接触部2
1および基板保持台20内には、真空チャック用の排気
流路22が形成されており、接触部21上に半導体ウエ
ハ1を載置した状態で、真空チャックにより半導体ウエ
ハ1を吸着保持するよう構成されている。また、基板保
持台20の下面中心部には、シャフト23が設けられて
おり、このシャフト23は、図示しない回転駆動機構に
接続されている。そして、基板保持台20とともに半導
体ウエハ1を高速回転させることができるよう構成され
ている。
は、後述するように半導体ウエハ1の所定部位を保持す
るよう構成されている。また、図2に点線で示すよう
に、半導体ウエハ1には通常オリエンテーションフラッ
ト1aが形成されているので、接触部21は、半導体ウ
エハ1よりやや小径に設定されている。このようにすれ
ば、オリエンテーションフラットの位置合せをすること
なく、半導体ウエハ1を基板保持台20上に載置するこ
とができる。
いフォトレジスト液ボトルからフォトレジスト液を供給
するためのレジスト供給ノズル24が設けられている。
また、基板保持台20の周囲には、フォトレジスト液の
飛散を防止するため、半導体ウエハ1の周囲を囲む如く
カップ25が設けられている。
る露光装置の概略構成を示すもので、半導体ウエハ1を
吸着保持する基板保持機構30の上面には、同心円状に
接触部31が形成されており、これらの接触部31間に
形成された溝32内を図示しない排気流路を介して真空
排気することにより、接触部31上に半導体ウエハ1を
吸着保持するよう構成されている。また、この基板保持
機構30は図示しない駆動機構により、移動可能に構成
されている。さらに、基板保持機構30の上部には、縮
小光学系および位置決め用光学系等からなる光学系33
が設けられており、半導体ウエハ1を撮像して位置決め
を行うとともに、図示しないレティクルを介してビーム
状の光34を、半導体ウエハ1に向けて照射し、露光を
実施することができるよう構成されている。
0の接触部21と、露光装置の基板保持機構30の接触
部31との位置関係を示すもので、基板保持台20の接
触部21は、基板保持機構30の溝32内に位置するよ
うになっている。すなわち、接触部21と接触部31と
は、半導体ウエハ1裏面の異なる位置で半導体ウエハ1
と接触するよう設定されている。
示すようなレジスト塗布現像処理装置40に配置され
る。レジスト塗布現像処理装置40は、処理部41およ
びロ―ダ―部42から構成されている。処理部41は、
被処理体例えば半導体ウエハ1にフォトリソグラフィ―
のための一連の処理を施す各処理ユニット43a〜43
fと、半導体ウエハ1をに搬送するための搬送ユニット
44を組み合せて構成されている。塗布装置は、これら
の処理ユニット43a〜43fの一つ、例えば処理ユニ
ット43aとして配置される。なお、他の処理ユニット
43b〜43fは、例えば現像処理ユニット、ポストベ
―ク処理ユニット、ポストエクスポ―ジャ―ベ―クユニ
ット、冷却温調処理ユニット等である。そして、ロ―ダ
―部42に設けたウエハカセット45から搬送機構46
によって半導体ウエハ1を取り出し、受け渡し機構47
を介して搬送ユニット44に受け渡し、処理ユニット4
3a〜43fに搬送して、順次処理を施すよう構成され
ている。
導体ウエハ1を載置し、真空チャックにより半導体ウエ
ハ1を吸着保持する。そして、レジスト供給ノズル24
から半導体ウエハ1にフォトレジスト液を供給し、この
後半導体ウエハ1を高速回転させることにより、フォト
レジスト液を遠心力で拡散させ、均一な膜厚のフォトレ
ジスト膜を形成する。
べーキング処理等を施し、しかる後、半導体ウエハ1を
露光装置の基板保持機構30上に載置する。そして、真
空チャックにより半導体ウエハ1を吸着保持し、光学系
33によって位置決めを行い、図示しないレティクルを
介して光34を半導体ウエハ1に向けて照射して露光を
実施する。なお、このような露光は、基板保持機構30
を移動させ、半導体ウエハ1の位置を変えて所定回数行
う。
部21との接触により、半導体ウエハ1の裏面の接触部
位には塵埃が発生するが、図5に示したように、基板保
持台20の接触部21は、基板保持機構30の溝32内
に相当する位置に配置されている。したがって、ここに
塵埃50が付着しても、この塵埃50が基板保持機構3
0の接触部31と半導体ウエハ1との間に挟まれた状態
となることがない。なお、通常塵埃は、半導体ウエハ1
の発生部位に強固に付着して移動することはない。
高さの精度等が悪化することがなく、回路パターンの転
写精度が悪化することもない。したがって、高精度で回
路パターン転写を行うことができ、例えば、64M等の半
導体デバイスの高集積化にも対応することが可能とな
る。
持台20の接触部21を、半導体ウエハ1の周縁部を保
持する如く環状に形成したが、このようにすれば、少な
い接触面積で十分な吸着保持力を得ることができる。結
果として接触部21と半導体ウエハ1との接触面積を低
減することができ、塵埃の発生量を低減することができ
るが、露光装置の接触部31と同様に環状に形成しても
よく、さらに、これらをそれぞれスポーク上にする等ど
のような形状にしてもよい。
回路パターン転写における精度の向上を図ることがで
き、半導体デバイスの高集積化に対応することのできる
半導体装置の製造方法を提供することができる。
す図。
す図。
図。
関係を示す図。
Claims (2)
- 【請求項1】 塗布装置の基板保持台上に吸着保持した
基板表面にフォトレジスト液を供給し、この後前記基板
を回転させて遠心力で前記フォトレジスト液を前記基板
表面に拡散させてフォトレジスト膜を形成する工程と、 前記基板を露光装置の基板保持機構によって保持し、前
記フォトレジスト膜を露光して所定パターンの転写を行
う工程とを具備した半導体装置の製造方法において、 前記塗布装置の基板保持台の前記基板との接触部と、前
記露光装置の基板保持機構の前記基板との接触部を、互
いに異なる位置で、前記基板と接触するように配置する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記塗布装置の基板保持台の前記基板と
の接触部は、該基板の周縁部を保持する如く環状に形成
されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP304092A JP2978619B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 半導体装置の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP304092A JP2978619B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 半導体装置の製造方法及び製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05190410A true JPH05190410A (ja) | 1993-07-30 |
JP2978619B2 JP2978619B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP304092A Expired - Fee Related JP2978619B2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 半導体装置の製造方法及び製造装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2978619B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107527855A (zh) * | 2016-06-22 | 2017-12-29 | 细美事有限公司 | 基板处理装置 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP304092A patent/JP2978619B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107527855A (zh) * | 2016-06-22 | 2017-12-29 | 细美事有限公司 | 基板处理装置 |
CN107527855B (zh) * | 2016-06-22 | 2024-01-26 | 细美事有限公司 | 基板处理装置 |
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JP2978619B2 (ja) | 1999-11-15 |
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